JP2006092832A - 機器の操作パネル部アース構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作ツマミに印加された静電気が内部の制御基板に流れ込まないようにアースさせ、筒状発光部材に側方から入射された光源の光の多くを前方側に向かわせるようにする機器の操作パネル部アース構造を実現する。
【解決手段】 操作ツマミ10Bの外周囲に配置される筒状発光部材14の裏側部に環状アース部材16を設ける。環状アース部材16は、筒状発光部材14の裏側部に配置されて筒状発光部材14の後方側に向かう作動表示用光源15Sの光を前方側に反射させる円形の環状板161と、環状板161に連設されて筒状発光部材14のツマミ挿通孔142a内に配置され、操作ツマミ10Bにおける円筒小径部101の外周面に接触または接近する大きさの円形筒部162と、環状板161から延長形成されて前面の金属製の操作パネル板8Rに接触させるアーム部163とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、操作ツマミの外周囲に沿って機器の作動時に発光する筒状発光部材を配置した機器の操作パネル部のアース構造に関するものである。
従来、この種の機器として、例えば、加熱調理器は、その本体前面には、金属製等の操作パネル板に設けられた操作ツマミと、この加熱調理器の燃焼作動時に側方からの光源の光によって発光される樹脂等の透孔材料からなる筒状発光部材とを有し、上記操作ツマミを上記筒状発光部材のツマミ挿通孔に挿通させて上記操作ツマミの外周囲に沿って上記筒状発光部材を配置した操作パネル部を備えるものがある(特許文献1)。これによると、加熱作動表示を行うスペースが上記筒状発光部材に集約されるため、操作パネル部に窓孔等による加熱作動用の表示部を形成せずに済み、操作部がスッキリして加熱調理器の本体前面の体裁が良好になる。従って、加熱調理器の本体前面のデザイン性を向上させる上で有利である。
実開昭58−186301号公報(第1図、第3図)
ところで、上記加熱調理器は、操作パネル部にスッキリ感を表出させて本体前面のデザイン性を向上できるが、操作ツマミの周囲を樹脂製等の上記筒状発光部材で囲うため、操作者等のタッチ操作により操作ツマミに印加された静電気は、この筒状発光部材に遮られて周囲の金属製の操作パネル板等に流されなくなる。そのため、操作ツマミに印加された静電気が内部の電装部品等を介して制御基板に流れ込み、機器の誤動作を起こしたり制御基板の一部の部品を破壊し故障させる等のおそれが生じる。
また、筒状発光部材に対しては光源の光をその側方から入射させるようにするため、この入射された光が筒状発光部材の後方側にも拡散し、本体前面側となる前方側に向かう光量が十分に確保されないおそれがある。そうすると、この加熱調理器を設置する台所の照明具合等によっては、上記筒状発光部材による作動表示の点灯がはっきり識別できない場合も起こり得る。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、操作ツマミに印加された静電気が内部の制御基板に流れ込まないようにアースさせ、しかも、筒状発光部材に側方から入射された光源の光の多くを前方側に向かわせるようにする機器の操作パネル部アース構造を実現することを課題とする。
本発明に係る機器の操作パネル部アース構造は、機器の操作パネル板に設けられた操作ツマミと、機器の作動時に側方からの光源の光によって発光される透孔材料からなる筒状発光部材とを有し、上記操作ツマミを上記筒状発光部材のツマミ挿通孔に挿通させて上記操作ツマミの外周囲に沿って上記筒状発光部材を配置した操作パネル部を備え、上記筒状発光部材の裏側部に配置される金属製の部材であって、上記筒状発光部材の後方側に向かう光源の光を前方側に反射させ、且つ上記操作ツマミの外周面に接触または接近させると共に金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板に接触させるように構成した環状アース部材を設けたことを特徴とする。
これにより、操作ツマミに印加した静電気は、上記の金属製の環状アース部材を通して金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板に流される。しかも、上記金属製の環状アース部材は、筒状発光部材の後方側に向かう光源の光を前方側に反射させる構成とするので、筒状発光部材の前方側を一層明るく光らせることができる。
また、上記環状アース部材は、上記筒状発光部材の裏側部に配置されて筒状発光部材の後方側に向かう光源の光を前方側に反射させる環状板と、上記環状板に連設されて上記筒状発光部材のツマミ挿通孔内に配置され、上記操作ツマミの外周面に接触または接近する大きさの筒部と、上記環状板から延長形成されて金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板に接触させるアーム部とを備えるものである。
これにより、上記筒部は、上記操作ツマミの外周面に接触または接近する大きさに構成されているので、操作ツマミに蓄積された静電気がこの筒部に流れ込むようになる。この筒部は、環状板に連設され、そして、環状板からアーム部が延長形成されているので、筒部に流れ込んだ静電気がアーム部に流れる。さらに、このアーム部は、金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板に接触させているので、アーム部に流れ込んだ静電気が金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板に流される。従って、操作ツマミに印加した静電気は、金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板にアースされることとなる。
しかも、上記環状板によって、筒状発光部材の後方側に向かう光源の光を前方側に反射させ、筒状発光部材の前方側を一層明るく光らせることができる。
また、上記操作ツマミは、回動操作のための摘み部分となる前側の小径部と、回動操作時に筒状発光部材の裏側部に対向する前端面を設ける後側の大径部とを有し、上記環状アース部材の環状板には、上記操作ツマミの前端面と対接する部位に膨出部が形成されていてもよい。これにより、操作ツマミの回動操作時、環状板の膨出部によって操作ツマミにおける大径部の前端面が受けられることとなり、操作ツマミが回動操作されるときに操作者の手に伝わる回動感触のガタツキ感を無くすことができる。
以上のように、本発明によれば、操作ツマミに印加した静電気は、上記の金属製の環状アース部材を通して金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板に流される。従って、操作ツマミに印加された静電気が制御基板に流れ込まないようにすることができ、操作ツマミを通した静電気による機器の誤動作や制御基板の部品破壊等を防止することができる。
しかも、上記金属製の環状アース部材は、筒状発光部材の後方側に向かう光源の光を前方側に反射させる構成とするので、筒状発光部材の前方側を一層明るく光らせることができる。従って、機器の作動時においては、筒状発光部による作動表示の点灯がはっきり識別することができ、操作者に対して機器の作動を確実に認識させることができる。
以下に、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態では、機器として加熱調理器のガスコンロを挙げて説明する。
図1は、ガスコンロの外観構成を示す斜視図である。図1に示すように、このガスコンロは、システムキッチンのカウンタトップCTに落とし込んだ状態で設置される所謂ドロップイン式ガスコンロであり、上面開放の箱形のコンロ本体1と、コンロ本体1の上部に配置されるガラス天板2とを有している。このガスコンロは、ガラス天板2に加熱部となるコンロ部3が前側の左右に2個と後側に1個の合計3個設置され、コンロ本体1内部にグリル部4が設置されている。また、コンロ本体1の本体前面1aは、高級感を持たせるため、アルミニウム材をベースにした外観構成にされている。
そして、この本体前面1aは、ほぼ中央(やや左寄り)にグリル部4のグリル扉4aが設置され、向かって右側に3個のコンロ部3に対応するコンロ用操作パネル部80Rとコンロ用スイッチボックス11Bが配設され、向かって左側にグリル部4に対応するグリル用操作パネル部80Lとグリル用スイッチボックス11Gが配設されている。
上記コンロ用スイッチボックス11Bは、前面にアルミニウム板112が貼着され(図2参照)、上面に各コンロ部3での湯沸し、揚げ物、炊飯等の調理モードを設定するスイッチや表示部等が設けられ、また、上記グリル用スイッチボックス11Gは、前面にアルミニウム板が貼着され、上面にグリル部4でのオートグリル(自動焼物器)の各種設定スイッチや表示部等が設けられている。これらのスイッチボックス11B,11Gは、プッシュプッシュ機構が組み込まれており、不使用時は本体前面1aと面一に設置され、使用時にはその前部を押し込むと引き出し式に前方に飛び出して各スイッチ類が露出されるようになっている。
上記コンロ用操作パネル部80Rには、金属製の操作パネル板8Rに上記3個のコンロ部3のそれぞれに対応した3つの操作ツマミ10Bや電源ボタン12が配設され、一方、上記グリル用操作パネル部80Lには、金属製の操作パネル板8Rに上記グリル部4に対応した操作ツマミ10Gが配設されている。また、各操作ツマミ10B,10Gの外周囲には、加熱作動時に光って加熱作動表示を行う筒状発光部材14が操作ツマミ10B,10Gを囲うように配置されている。さらに、各筒状発光部材14には、後方側に向かう光源の光を前方側に反射させ、且つ操作ツマミ10B,10Gに印加等した静電気を本体前面1aの金属製の操作パネル板8R,8Lにアースさせるための環状アース部材16が取付けられている(図2、図3を参照)。
次に、上記操作パネル部80R,80Lの内部構造について図2および図3を参照して説明する。なお、右側に位置するコンロ用操作パネル部80Rの内部構造と、左側に位置するグリル用操作パネル部80Lの内部構造とは、基本的には同様の構造を有するので、以下ではコンロ用操作パネル部80Rの内部構造について説明する。
図2は、コンロ本体1におけるコンロ用操作パネル部80Rの配置側の一部縦断面図であり、図3は、操作ツマミ10B、筒状発光部材14および環状アース部材16を示す分解斜視図である。
図2に示すように、コンロ用操作パネル部80Rの前面を構成する操作パネル板8Rは、高級感を表出させるため、金属、例えば、アルミニウムの押出し成形材で形成され、各操作ツマミ10Bの配置箇所に円形のツマミ開口部82を3つ設けている(図1も参照)。そして、操作パネル板8Rの裏側には、操作ツマミ10Bおよび筒状発光部材14を支持する支持枠13が取付けられている。
上記支持枠13は、後方に開口する樹脂製の箱体131と、箱体131の後端開口面に取付けられる基板135と、基板135を覆って箱体131の後端開口面に取付けられる蓋板132とで構成され、上記箱体131に上記筒状発光部材14が装着され、上記基板132に各操作ツマミ10Bが支持されている。
箱体131の前面部には、上記操作パネル板8Rのツマミ開口部82に対応してこのツマミ開口部82よりも一回り大きい円形の円形装着孔134が3つ設けられている。また、この箱体131の前面部の上下には、一対の凸状係合部133が形成されている。そして、操作パネル板8Rの裏面の上下に形成された上下一対の溝状係合部81に、上記凸状係合部133を横方向にスライドさせて係合させ、これにより、支持枠13の箱体131が操作パネル板8Rの裏面に取付けられる。なお、操作パネル板8Rに凸状係合部を形成し、支持枠13の箱体131に溝状係合部を形成するようにしてもよい。
次に、操作ツマミ10Bについて説明する。
各操作ツマミ10Bは、図2に示すように、支持枠13の後端開口に取付けられる基板132に固定したロータリーエンコーダ102に対し、プッシュプッシュ機構を組み込んだ中継部材103を介して連結される。操作ツマミ10Bは、常時は後方の没入位置に存し、没入位置から一度押し込むとプッシュプッシュ機構の働きで前方の突出位置に前進する。そして、この操作ツマミ10Bは、突出位置に前進された状態でダイヤル式に回動操作される。
操作ツマミ10Bは、図3に示すように、後側の円筒大径部105と、この円筒大径部105の前端面105aに連設された前側の円筒小径部101とを有する。この円筒小径部101にはアルミニウム製のキャップ101aが嵌着されているが(図2参照)、このようなキャップ101aが嵌着されなくてもよい。また、この円筒小径部101は、コンロ部3の燃焼作動時に操作パネル板8Rのツマミ開口部82から前方に突出されて操作者がダイヤル式に回動操作する摘み部分となり、一方、後側の円筒大径部105は、操作ツマミ10Bの突出・没入によって基板132に固定されたリミットスイッチ104(インタラプタスイッチ)をON・OFFする機能部分を構成する。そして、操作ツマミ10Bの突出位置への前進がリミットスイッチ104で検出されると、対応するコンロ部3が点火され、さらに、突出位置での操作ツマミ10Bの回動操作により、ロータリーエンコーダ102からの信号が制御基板のマイコン等(図示せず)に送信されて対応するコンロ部3の火力が調節される。
次に、上記筒状発光部材14について説明する。
筒状発光部材14は、LED(発光素子)からなる光源の光が側面141aから入射されることによって発光されるポリカーボネート樹脂等の透光材料からなり、図3に示すように、中心に操作ツマミ10Bを挿通させるツマミ挿通孔142aが設けられ、後側の大径リング部141と前側の小径リング部142とを有する段付形状に形成されている。
この筒状発光部材14は、大径リング部141の側面141aにおいて下方に配置される作動表示用光源15Sに対向する部分に凹欠部143が形成され、LEDからなる作動表示用光源15Sの光をこの凹欠部143から入射させて筒状発光部材14内で反射拡散させて小径リング部142の周方向全域から前方に照射させる。
また、筒状発光部材14は、上方に配置された複数の加熱量表示用光源15K(LEDで構成)に対応して大径リング部141の周方向に間隔を存して略L字状の導光部材144が複数嵌め込まれ、各導光部材144は、一方側端部の入射部を大径リング部141の側面141aに露出させて加熱量表示用光源15Kに対向させ、他方側端部の出射部を小径リング部142に至らせて筒状発光部材14の前方に向けるようにし、各加熱量表示用光源15Kからの光を各導光部材144を介して前方に照射させる。
そして、上記作動表示用光源15Sは、操作ツマミ10Bの突出位置への前進がリミットスイッチ104によって検出されると発光される。従って、各コンロ部3の燃焼時は、対応する操作ツマミ10Bを囲う筒状発光部材14が光り、筒状発光部材14が光っているか否かで対応するコンロ部3が燃焼作動状態にあるか否かを明瞭に識別することができる。また、上記各加熱量表示用光源15Kは、突出位置での操作ツマミ10Bの回動操作に応じたロータリーエンコーダ102からの信号によって順次発光される。すると、加熱量表示用光源15Kからの光が導光部材144によって拡散することなく筒状発光部材14内に導かれ、導光部材144の先端が明るく光る。従って、加熱量表示用光源15Kからの光を、作動表示用の光と明確に分離して視認できるようになり、加熱量表示が明瞭化される。
また、この筒状発光部材14の大径リング部141には、図3に示すように、側面141aから前端面105aに至って上記環状アース部材16を取付けるための係合凹部141bが左右にそれぞれ設けられている。
次に、上記筒状発光部材14に取付けられる環状アース部材16について説明する。
環状アース部材16は、ステンレス等の金属製であり、プレス加工によって形成され、図3に示すように、上記筒状発光部材14の裏側部に配置され、筒状発光部材14の後方側に向かう加熱作動用光源15Sの光を前方側に反射させる円形の環状板161と、環状板161に連設されて上記筒状発光部材14のツマミ挿通孔142a内に配置され、上記操作ツマミ10Bの外周面に接触または接近する大きさの円形筒部162と、環状板161の外縁部から延長形成されて前方側に突出され、金属製の操作パネル板8Rに接触させる左右一対のアーム部163とを有する。
また、この環状アース部材16の環状板161の裏面、即ち、操作ツマミ10Bが突出位置にあるときに操作ツマミ10Bの円筒大径部105の前端面105aが当接される部分には、この前端面105aに向く裏側に突出した膨出部161aが全周的に形成されている。なお、この膨出部161aは、環状板161の裏面に部分的に突出形成されたものでもよい。
また、環状アース部材16における一対のアーム部163は、環状板161外縁部から外方に張り出された基端部163aと、基端部163aに連設されて前方側に屈曲された側部163bと、側部163bに連設されて内方に屈曲された前部163cとを有し、基端部163aと側部163bとの境界の屈曲部分にはプレス曲げし易くするための孔部hが設けられている。そして、この左右一対のアーム部163を筒状発光部材14の大径リング部141に設けた左右の係合凹部141bに係合させ、これによって、環状アース部材16が筒状発光部材14の裏側部、即ち、操作ツマミ10Bの円筒大径部105に対向する側に取付けられる。
そして、上記のような環状アース部材16を取付けた筒状発光部材14は、支持枠13を構成する箱体131の前面部の円形装着孔134にその大径リング部141を後方から着脱自在に装着させて支持枠13に取付けられる。すると、筒状発光部材14の大径リング部141の前端面105aと環状アース部材16のアーム部163の前部163cとが操作パネル板8Rの裏面に当接されると共に、筒状発光部材14の小径リング部142が操作パネル板8Rのツマミ開口部82に嵌合される。これにより、操作パネル板8Rが支持枠13に対し筒状発光部材14を介して横方向に位置決めされ、また、ツマミ開口部82に対し操作ツマミ10Bが筒状発光部材14を介して芯決めされることとなり、操作ツマミ10Bがツマミ開口部82に対し偏心して体裁を損なうこともない。
次いで、支持枠13の箱体131内には、3個の操作ツマミ10Bに対応する3個の筒状発光部材14を後方から押える作用を兼ねる表示用基板15が取付けられる。この表示用基板15には、筒状発光部材14で囲われる操作ツマミ10Bに対応するコンロ部3の燃焼作動時に点灯する作動表示用光源15Sが筒状発光部材14の下側に位置させて取付けられ、また、対応するコンロ部3の火力(加熱量)に応じて順次点灯する複数の加熱量表示用光源15Kが筒状発光部材14の上側に位置させて取付けられている。なお、加熱量表示用光源15Kは、作動表示用光源15Sとは異なる色の光を発光するLEDで構成される。
そして、操作ツマミ10Bを連結させた基板135を箱体131の後端開口面に取付け、さらに、この基板135を覆って蓋板132が箱体131の後端開口面に取付けられる。すると、操作ツマミ10Bの円筒小径部101が筒状発光部材14のツマミ挿通孔142aに挿通されて、このツマミ挿通孔142aに配置された環状アース部材16の円形筒部162に操作ツマミ10Bにおける円筒小径部101の外周面が接触または接近するように配置される。また、操作ツマミ10Bが突出位置にあるときは、操作ツマミ10Bの円筒大径部105の前端面105aが筒状発光部材14の裏側部163bに配置された環状アース部材16における環状板161の膨出部161aに当接される。
以上のように、上記操作パネル部80Rにおいては、上記環状アース部材16の円形筒部162は、上記操作ツマミ10Bにおける円筒小径部101の外周面に接触または接近する大きさに構成されているので、操作ツマミ10Bに印加された静電気は、この円形筒部162に流れ込むようになる。この円形筒部162は、環状アース部材16の環状板161に連設され、そして、環状板161からアーム部163が延長形成されているので、円形筒部162に流れ込んだ静電気がアーム部163に流れる。さらに、このアーム部163は、前面の金属製の操作パネル板8Rに接触させているので、アーム部163に流れ込んだ静電気が金属製の操作パネル板8Rに流される。従って、操作ツマミ10Bに印加した静電気は、上記環状アース部材16によって金属製の操作パネル板8Rにアースされることとなる。よって、操作ツマミ10Bに印加された静電気が制御基板(図示せず)に流れ込まないようにすることができ、操作ツマミ10Bを通した静電気による機器の誤動作や制御基板の部品破壊等を防止することができる。
また、上記環状アース部材16における上記環状板161によって、筒状発光部材14の後方側に向かう作動表示用光源15Sの光を前方側に反射させ、筒状発光部材14の前方側を一層明るく光らせることができる。従って、コンロ部3の燃焼作動時においては、筒状発光部材14による作動表示の点灯がはっきり識別することができ、操作者に対してコンロ部3の燃焼作動状態(コンロ部3が実際に燃焼されているか否か問わず、操作ツマミ10Bが突出位置に前進された状態)を確実に認識させることができる。
さらに、上記環状アース部材16の環状板161には、操作ツマミ10Bが突出位置にあるとき操作ツマミ10Bにおける円筒大径部105の前端面105aと対接する部位に膨出部161aが形成されているので、操作ツマミ10Bの回動操作時、この膨出部161aによって操作ツマミ10Bの上記前端面105aが受けられることとなる。従って、突出位置にある操作ツマミ10Bが回動操作されるときに操作者の手に伝わる回動感触のガタツキ感を無くすことができる。
なお、以上のコンロ用操作パネル部80Rにおける作用効果は、左側のグリル用操作パネル部80Lについても同様である。
(その他)
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されることはなく、例えば、上記環状アース部材16のアーム部163を前面の金属製の操作パネル板8R,8Lの裏面に接触させるようにするが、操作パネル板8R,8Lの裏側に金属製裏板を配置し、この金属製裏板に接触させるようにしてもよい。
この場合、例えば、前面の操作パネル板8R,8Lにおける操作ツマミ10B,10Gを配置する一部領域等を樹脂で形成したものに対しても金属製裏板に対して確実に操作ツマミ10B,10Gに印加した静電気をアースさせることができる。
また、上記実施の形態は、上記筒状発光部材14において加熱量表示を行うため導光部材144や加熱量表示用光源15Kを配置する構成とするが、このような加熱量表示のための構成を設けないものでもよい。
また、上記実施の形態は、ドロップイン式ガスコンロの操作パネル部に適用するが、ガスコンロ以外の加熱調理器、例えば、熱源として電気ヒータを用いる電気コンロや、熱源として電磁誘導コイルを用いるIH調理器等の操作パネル部のアース構造に採用してもよい。
ガスコンロの外観構成を示す斜視図である。 コンロ本体におけるコンロ用操作パネル部の配置側の一部縦断面図 操作ツマミ、筒状発光部材および環状アース部材を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 コンロ本体
2 ガラス天板
3 コンロ部
4 グリル部
8L グリル用操作部の操作パネル板
8R コンロ用操作部の操作パネル板
10B コンロ用の操作ツマミ
10G グリル用の操作ツマミ
14 筒状発光部材
15S 作動表示用光源
16 環状アース部材
80L グリル用操作部
80R コンロ用操作部
101 操作ツマミの円筒小径部
105 操作ツマミの円筒大径部
105a 操作ツマミの前端面
141 筒状発光部材の大径リング部
141a 筒状発光部材の側面
141b 係合凹部
142 筒状発光部材の小径リング部
142a ツマミ挿通孔
161 環状板
161a 膨出部
162 円形筒部
163 アーム部

Claims (3)

  1. 機器の操作パネル板に設けられた操作ツマミと、機器の作動時に側方からの光源の光によって発光される透孔材料からなる筒状発光部材とを有し、上記操作ツマミを上記筒状発光部材のツマミ挿通孔に挿通させて上記操作ツマミの外周囲に沿って上記筒状発光部材を配置した操作パネル部を備え、
    上記筒状発光部材の裏側部に配置される金属製の部材であって、
    上記筒状発光部材の後方側に向かう光源の光を前方側に反射させ、且つ上記操作ツマミの外周面に接触または接近させると共に金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板に接触させるように構成した環状アース部材を設けたことを特徴とする機器の操作パネル部アース構造。
  2. 請求項1に記載の機器の操作パネル部アース構造において、
    上記環状アース部材は、
    上記筒状発光部材の裏側部に配置されて筒状発光部材の後方側に向かう光源の光を前方側に反射させる環状板と、
    上記環状板に連設されて上記筒状発光部材のツマミ挿通孔内に配置され、上記操作ツマミの外周面に接触または接近する大きさの筒部と、
    上記環状板から延長形成されて金属製の操作パネル板または操作パネル板の裏側に配置された金属製裏板に接触させるアーム部とを備える機器の操作パネル部アース構造。
  3. 請求項1または2に記載の機器の操作パネル部アース構造において、
    上記操作ツマミは、回動操作のための摘み部分となる前側の小径部と、回動操作時に筒状発光部材の裏側部に対向する前端面を設ける後側の大径部とを有し、
    上記環状アース部材の環状板には、上記操作ツマミの前端面と対接する部位に膨出部が形成されている機器の操作パネル部アース構造。

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