JP2006092375A - 交通情報出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両事故が発生する危険性を低減する交通情報出力装置を提供する。
【解決手段】 車両に搭載されるナビゲーション装置を用いた交通情報出力装置1は、ワイパがオン状態であるか否かを判定し(S201)、ワイパがオン状態であると判定した場合(S201:YES)、ワイパの動作回数が所定回数を超えているか否かを判定し(S202)、所定回数を超えていると判定したとき(S202:YES)、第3記録手段15に記録されている未出力の交通情報データの中で最も新しい交通情報データを抽出し(S205)、抽出した交通情報データに基づく交通情報を出力する(S205〜S211)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、交通情報データを受信し、受信した交通情報データに基づく交通情報を出力する交通情報出力装置に関し、特に車両に搭載され気象状況に応じて交通情報を出力する交通情報出力装置に関する。
車両の現在地から目的地までの経路を表示した地図を出力するナビゲーション装置が普及している。ナビゲーション装置では、記録媒体に記録されている地図データに含まれた道路情報に基づく計算条件に従って、現在地から目的地までの経路を導出し、導出した経路を地図上に表示すると共に、画像及び音声を出力することで走行を補助する機能を有する。またナビゲーション装置には様々な機能が付加されており、特許文献1には、降雨状況を検出し、検出した降雨状況に応じた経路を導出する機能が提案されている。
特開平8−210865号公報
しかしながら特許文献1に開示されたナビゲーション装置では、単に経路を表示するのみであり、車両を運転する運転者にとって経路以上の情報を得ることは無く、十分な危険予知を行うことができないため、漫然運転になり勝ちであり、事故が発生する危険性が高まるという問題を含んでいる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、例えばワイパ機構の動作状況に基づいて降雨を検出した場合に、VICS(Vehicle Information and Communication System)等の道路交通情報サービスにて提供される交通情報データに基づく交通情報を出力することにより、運転者は、交通に関する様々な状況を把握して、交通に関する危険を予測することができ、事故を回避し易くなるナビゲーション装置等の交通情報出力装置の提供を目的とする。
さらに本発明では、FM多重放送により送信される交通情報データ、ビーコンにより発信される交通情報データ等の複数系統の交通情報データを用いるという構成をとることにより、運転者は、様々な範囲の交通情報を把握することが可能な交通情報出力装置の提供を他の目的とする。
第1発明に係る交通情報出力装置は、交通情報データを受信する受信手段を備え、該受信手段が受信した交通情報データに基づく交通情報を出力する車載型の交通情報出力装置において、受信手段が受信した交通情報データを記録する記録手段と、気象状況を検出する検出手段と、該検出手段が特定の気象状況を検出している場合に、記録手段に記録している交通情報データに基づく交通情報を出力させる交通情報出力手段とを備えることを特徴とする。
本発明では、降雨、濃霧、降雪等の特定の気象状況を検出した場合にVICS等の道路交通情報サービスにて提供される交通情報データに基づく交通情報を出力することにより、車両を運転する運転者は、交通に関する渋滞、規制、事故、旅行時間等の様々な状況を把握することができるので、交通に関する危険を予測した上での運転を行うことができるため、予測した危険に注意を払うことで漫然運転を防止し、事故を起こす危険性、事故に巻き込まれる危険性を低減することが可能である。
第2発明に係る交通情報出力装置は、第1発明において、前記記録手段に記録している交通情報データの中で未出力の交通情報データの有無を判定する手段を更に備え、前記交通情報出力手段は、未出力の交通情報データが有ると判定したときに、未出力の交通情報データに基づく交通情報を出力するように構成してあることを特徴とする。
本発明では、未出力の交通情報データに基づく交通情報を出力することにより、同じ交通情報が繰り返し出力されることを防止するので、繰り返し出力される交通情報に運転者が気を取られることがなく運転の妨げとならない。
第3発明に係る交通情報出力装置は、第1発明又は第2発明において、交通情報を出力する出力時間間隔を記録する手段と、交通情報を前回出力してからの経過時間が、記録している出力時間間隔に到達したか否かを判定する手段とを更に備え、前記交通情報出力手段は、経過時間が出力時間間隔に到達したと判定したときに、交通情報データに基づく交通情報を出力するように構成してあることを特徴とする。
本発明では、所定の出力時間間隔で交通情報データに基づく交通情報を出力することにより、運転者は一定の出力時間間隔で交通情報を把握することができるので、交通情報を忘れることなく把握することが可能である。
第4発明に係る交通情報出力装置は、第1発明乃至第3発明のいずれかにおいて、前記受信手段は、複数であり、夫々の受信手段は、異なる周波数帯の電磁波に重畳された異なる系統の交通情報データを受信するように構成してあり、前記記録手段は、複数の系統の交通情報データを、個別に記録するように構成してあることを特徴とする。
本発明では、FM多重放送により送信される交通情報データ、ビーコンにより発信される交通情報データ等の複数系統の交通情報データを用いることにより、運転者は、様々な範囲の交通情報を把握することが可能である。
第5発明に係る交通情報出力装置は、第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記検出手段は、車両のワイパ機構の動作状況に基づいて降雨を検出するように構成してあることを特徴とする。
本発明では、車両に搭載されているワイパ機構の揺動回数、動作時間等の動作状況に基づいて降雨を検出することにより、特別な装置を追加しなくても、気象状況を検出することが可能であるので、安価で容易に実用化を行うことができ、しかも検出される気象状況が渋滞、規制、事故等の交通状況が発生し易い状況であるため、事故を起こす危険性等の低減を効果的に実現することが可能である。
本発明に係る交通情報出力装置は、ナビゲーション装置等の車載装置に適用され、降雨等の特定の気象状況を、例えばワイパ機構の動作状況に基づいて検出した場合に、VICS等の道路交通情報サービスにて提供される交通情報データに基づく交通情報を出力する。
この構成により、車両を運転する運転者は、道路交通情報サービスにて提供される交通に関する渋滞、規制、事故、旅行時間等の様々な状況を把握することができるので、交通に関する危険を予知した上での運転を行うことができるため、予測した危険に注意を払うことで漫然運転を防止し、事故を起こす危険性、事故に巻き込まれる危険性を低減することが可能である等、優れた効果を奏する。
さらに本発明では、気象状況の検出を、車両に搭載されているワイパ機構の動作状況、例えばワイパの動作回数又は動作時間に基づいて行う場合、特別な装置を追加しなくても、気象状況を検出することができるので、安価で容易に実用化を行うことが可能である等、優れた効果を奏する。しかも検出される気象状況が渋滞、規制、事故等の交通状況が発生し易い状況であるため、事故を起こす危険性等の低減を効果的に実現することが可能である等、優れた効果を奏する。
また本発明では、FM多重放送により送信される交通情報データ、ビーコンにより発信される交通情報データ等の複数系統の交通情報データを用いるという構成をとることにより、FM多重放送により送信される交通情報データに基づいて比較的広い範囲の交通情報を出力させ、ビーコンにより発信される交通情報データに基づいて比較的狭い範囲の交通情報を出力させることができるので、運転者は、様々な範囲の交通情報を把握することが可能である等、優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明の交通情報出力装置の構成を示すブロック図である。図1中1は、車両に搭載されて動作する車載型のナビゲーション装置を用いた本発明の交通情報出力装置であり、交通情報出力装置1は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit) 及びその周辺回路等の制御手段10と、制御手段10により実行されるコンピュータプログラム及びデータ等の各種情報を記録しているROM(Read Only Memory)等の第1記録手段11と、第1記録手段11に記録されているコンピュータプログラムの実行時に一時的に発生するデータを記録するSRAM(Static Random Access Memory) 等の第2記録手段12とを備えている。そして第1記録手段11に記録しているコンピュータプログラムを第2記録手段12に記録して制御手段10により実行することで、ナビゲーション装置は本発明の交通情報出力装置1としての様々な処理を実行する。
さらに交通情報出力装置1は、VICS等の道路交通情報サービスにて提供される交通情報データを取得する手段として、交通情報データを重畳したFM多重放送を受信し、受信したFM多重放送の電波から交通情報データを抽出する第1受信手段13と、高速道路及び一般道路に設置されたビーコンと呼ばれる発信装置から電波又は光波として発信される交通情報データを受信する第2受信手段14とを備えている。第1受信手段13にて受信する交通情報データは、FM放送に用いられる80MHz前後の周波数帯の電磁波に重畳されている。第2受信手段14にて受信する交通情報データは、電波ビーコンの場合、2.4997GHz等の周波数帯の電磁波に重畳されており、光波ビーコンの場合、0.353THz前後の周波数帯(850nm前後の波長)の電磁波(光)に重畳されている。このように第1受信手段13及び第2受信手段14は、異なる周波数帯の電磁波に重畳された異なる系統の交通情報データを夫々受信する。
第1受信手段13及び第2受信手段14により受信された複数系統の交通情報データは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の第3記録手段15に系統毎に個別に記録される。第1受信手段13又は第2受信手段14により受信され第3記録手段15に記録される交通情報データには、交通に関する渋滞、規制、事故、旅行時間等の情報が含まれており、リアルタイムで24時間休み無く提供されている。なお交通情報データは、5分等の所定間隔で更新されるデータであり、更新時刻を示す時刻データが付与されている。
さらに交通情報出力装置1は、車両の現在地を取得するGPS(Global Positioning System) 、加速度センサ、ジャイロセンサ、車速パルス装置等の現在地取得手段16と、地図を出力させる地図データを記録するHDD(Hard Disk Drive)、DVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体2から地図データを読み取る記録媒体アクセス手段17と、液晶モニタ等の表示装置3に画像を表示させる画像データを記録するVRAM(Video Random Access Memory) 等の第4記録手段18と、スピーカ等の音声出力装置4から音声を出力させる音声データを制御する音声制御手段19とを備えている。そして交通情報出力装置1では、記録媒体2から読み取った地図データに基づく地図に、現在地取得手段16が取得した現在地を示すポインタを重畳した画像を第4記録手段18に記憶させて表示装置3に表示させる。また交通情報出力装置1では、予め目的地の入力を受け付け、地図データに含まれた道路情報に基づく計算条件に従って、現在地から目的地までの経路を導出し、導出した経路を地図上に表示すると共に、走行を補助するための画像及び音声を出力する機能を有する。
さらに交通情報出力装置1は、イルミネーション用電源、カーアクセサリ、制動機構の等の各種機構の通電状況又は動作状況を取得する車両情報取得手段20と、気象状況を検出する気象状況検出手段21とを備えている。気象状況検出手段21とは、ワイパ機構の動作状況に基づいて降雨を検出する降雨検出手段、雨滴センサ等の検出手段であり、例えば降雨検出手段では、ワイパ機構のモータ駆動部の接続端子に接続して通電状況、モータの駆動状況、ワイパの揺動動作の回数等の動作状況を検出する。
次に本発明の交通情報出力装置1の処理について説明する。図2は、本発明の交通情報出力装置1の交通情報データ記録処理を示すフローチャートである。本発明の交通情報出力装置1は、記録手段11に記録しているコンピュータプログラムを第1記憶手段12に記憶させて制御手段10により実行することで以下に示す交通情報データ記録処理を実行する。交通情報出力装置1は、制御手段10の制御により、第1受信手段13及び/又は第2受信手段14により、交通情報データを受信し(S101)、受信した交通情報データを第3記録手段15に記録する(S102)。第1受信手段13により受信したFM多重放送の電波に重畳されている交通情報データは、比較的広い範囲の道路に係る交通情報であり、第2受信手段14により受信した交通情報データは比較的狭い範囲の道路に係る交通情報である。なお第1受信手段13により受信した交通情報データ及び第2受信手段14による受信した交通情報データは、夫々異なる系統の交通情報データとして夫々個別に扱われる。これらの交通情報データは、夫々異なる系統の交通情報データとして第3記録手段15に個別に記録されるのであるが、新たに交通情報データを受信した場合、受信した交通情報データが既に記録されている交通情報データより新しい場合、既に記録されている交通情報データは新たに受信した交通情報データに更新される。但し履歴として所定個数、例えば過去5回分の交通情報データを保持する様にしても良い。なお交通情報データは、5分等の所定間隔で更新されるデータであり、更新時刻を示す時刻データが付与されており、時刻データにより、新旧及び更新の要否を判定することができる。
図3は、本発明の交通情報出力装置1の交通情報出力処理を示すフローチャートである。本発明の交通情報出力装置1は、記録手段11に記録しているコンピュータプログラムを第1記憶手段12に記憶させて制御手段10により実行することで以下に示す交通情報出力処理を実行する。交通情報出力装置1は、制御手段10の制御に基づいて、10秒等の所定の間隔で、気象状況検出手段21により、ワイパ機構の通電状況の判定、ここではワイパがオン状態であるか否かを判定し(S201)、ワイパがオン状態であると判定した場合(S201:YES)、ワイパの動作回数が10回等の所定回数を超えているか否かを判定し(S202)、ワイパの動作回数が所定回数を超えていると判定したとき(S202:YES)、その時の気象状況が降雨であると判定して以下に示すステップS203以降の処理を行う。
ステップS201においてワイパがオフ状態であると判定した場合(S201:NO)、又はステップS202においてワイパの動作回数が所定回数を超えていないと判定したとき(S202:NO)、交通情報出力装置1では、降雨ではなく、車両の前面のガラスの汚れ落とし等の理由による動作であると判断し、所定時間待機後ステップS201へ戻り、以降の処理を繰り返す。なおステップS202にて、ワイパの動作回数を判定するのではなく、ワイパを動作させるモータの駆動時間が所定時間以上であるか否かを判定する様にしても良い。
このようにステップS201〜S202の処理は、気象状況検出手段21により気象状況を検出し、検出した気象状況が特定の気象状況、ここでは降雨であるか否かを判定する処理である。なお気象状況検出手段21としては、ワイパ機構の動作状況を検出するのではなく、雨滴センサを用いる様にしても良い。
ステップS202において、その時の気象状況が降雨であると判定した場合、交通情報出力装置1では、制御手段10の制御により、第3記録手段15に交通情報データが記録されているか否か判定し(S203)、交通情報データが記録されていると判定した場合(S203:YES)、交通情報として未だ出力されていない交通情報データが記録されているか否かを判定し(S204)、交通情報として未だ出力されていない交通情報データが記録されていると判定したとき(S204:YES)、記録されている交通情報データの中で最も新しい交通情報データを抽出する(S205)。なおステップS204の判定及びステップS205にて最も新しいとして抽出される交通情報データの選択は、交通情報データに含まれる時刻データに基づいて行われる。
ステップS203において、第3記録手段15に交通情報データが記録されていないと判定した場合(S203:NO)、又はステップS204において交通情報として未だ出力されていない交通情報データが記録されていないと判定したとき(S204:NO)、所定時間待機後ステップS201へ戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS205にて交通情報データを抽出した交通情報出力装置1は、制御手段10の制御により、抽出した交通情報データに含まれる渋滞状況に関する情報を取得し(S206)、取得した渋滞状況に関する情報を、交通情報データに基づく交通情報として出力する(S207)。
そして交通情報出力装置1は、制御手段10の制御により、抽出した交通情報データに含まれる規制状況・事故状況に関する情報を取得し(S208)、取得した規制状況・事故状況に関する情報を、交通情報データに基づく交通情報として出力する(S209)。
そして交通情報出力装置1は、制御手段10の制御により、抽出した交通情報に含まれる旅行時間に関する情報を取得し(S210)、取得した旅行時間に関する情報を、交通情報データに基づく交通情報として出力し(S211)、所定時間待機後ステップS201へ戻り、以降の処理を繰り返す。ステップS207、S209及びS211における出力とは、表示装置3に画像を表示させる画像出力処理及び/又は音声出力手段4から音声を出力させる音声出力処理を示す。
なお交通情報データの更新如何に関わらず所定の時間間隔で交通情報を出力する様にしても良い。図4は、本発明の交通情報出力装置1の交通情報出力処理の他の形態を示すフローチャートである。図4を用いて説明する交通情報出力処理においては、15分等の出力時間間隔の設定を予め記録する手段としてDRAM等の第3記録手段15を用い、交通情報を前回出力してからの経過時間を計測する。なお第3記録手段15に記録されている出力時間間隔は、運転者の操作により設定を変更することも可能である。交通情報出力装置1は、制御手段10の制御に基づいて、10秒等の所定の間隔で、気象状況検出手段21により、ワイパ機構の通電状況の判定、ここではワイパがオン状態であるか否かを判定し(S301)、ワイパがオン状態であると判定した場合(S301:YES)、交通情報を前回出力してからの経過時間が、第3記録手段15に記録されている設定された出力時間間隔に到達したか否かを判定し(S302)、経過時間が出力時間間隔として設定されている時間に到達していると判定したとき(S302:YES)、以下に示すステップS303以降の処理を行う。
ステップS301においてワイパがオフ状態であると判定した場合(S301:NO)、又はステップS302において交通情報を前回出力してからの経過時間が出力時間間隔に到達していないと判定したとき(S302:NO)、交通情報出力装置1は、所定時間待機後ステップS301へ戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS302において、経過時間が出力時間間隔として設定されている時間に到達していると判定したとき、交通情報出力装置1では、制御手段10の制御により、第3記録手段15に交通情報データが記録されているか否かを判定し(S303)、交通情報データが記録されていると判定した場合(S303:YES)、記録されている交通情報データの中で最も新しい交通情報データを抽出し(S304)、抽出した交通情報データに基づく交通情報を出力し(S305)、所定時間待機後ステップS301へ戻り、以降の処理を繰り返す。なおステップS305に示す交通情報を出力する処理の詳細については、図3のフローチャートを用いて説明したステップS206〜S211の処理を参照されたい。
ステップS303において、交通情報データが記録されていないと判定した場合(S303:NO)、所定時間待機後ステップS301へ戻り、以降の処理を繰り返す。
前記実施の形態では、特定の気象状況として降雨であるか否かを判定する形態を示したが、本発明はこれに限らず、フォグランプへの通電状況を検出する気象状況検出手段を用いて特定の気象状況として濃霧であるか否かを判定する様にしても良く、また温度計を併用して特定の気象状況として降雪であるか否かを判定する様にしても良く、更にはラジオ放送等の放送電波から気象に関する情報を抽出する様にしても良い等、様々な形態に展開することが可能である。
また前記実施の形態では、ナビゲーション装置を交通情報出力装置として用いる形態を示したが、本発明はこれに限らず、ナビゲーション装置以外の車載装置を交通情報出力装置として用いてもよい。
さらに前記実施の形態では、FM多重放送を受信する第1受信手段とビーコンから発信される電磁波を受信する第2受信手段との両方を備える形態を示したが、本発明はこれに限らず、いずれか一方のみでも、また3以上の受信手段を用いる形態であっても良い。
本発明の交通情報出力装置の構成を示すブロック図である。 本発明の交通情報出力装置の交通情報データ記録処理を示すフローチャートである。 本発明の交通情報出力装置の交通情報出力処理を示すフローチャートである。 本発明の交通情報出力装置の交通情報出力処理の他の形態を示すフローチャートである。
符号の説明
1 交通情報出力装置
2 記録媒体
3 表示装置
4 音声出力装置
10 制御手段
11 第1記録手段
12 第2記録手段
13 第1受信手段
14 第2受信手段
15 第3記録手段
16 現在地取得手段
17 記録媒体アクセス手段
18 第4記録手段
19 音声制御手段
20 車両情報取得手段
21 気象状況検出手段

Claims (5)

  1. 交通情報データを受信する受信手段を備え、該受信手段が受信した交通情報データに基づく交通情報を出力する車載型の交通情報出力装置において、
    受信手段が受信した交通情報データを記録する記録手段と、
    気象状況を検出する検出手段と、
    該検出手段が特定の気象状況を検出している場合に、記録手段に記録している交通情報データに基づく交通情報を出力させる交通情報出力手段と
    を備えることを特徴とする交通情報出力装置。
  2. 前記記録手段に記録している交通情報データの中で未出力の交通情報データの有無を判定する手段を更に備え、
    前記交通情報出力手段は、未出力の交通情報データが有ると判定したときに、未出力の交通情報データに基づく交通情報を出力するように構成してある
    ことを特徴とする請求項1に記載の交通情報出力装置。
  3. 交通情報を出力する出力時間間隔を記録する手段と、
    交通情報を前回出力してからの経過時間が、記録している出力時間間隔に到達したか否かを判定する手段と
    を更に備え、
    前記交通情報出力手段は、経過時間が出力時間間隔に到達したと判定したときに、交通情報データに基づく交通情報を出力するように構成してある
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の交通情報出力装置。
  4. 前記受信手段は、複数であり、
    夫々の受信手段は、異なる周波数帯の電磁波に重畳された異なる系統の交通情報データを受信するように構成してあり、
    前記記録手段は、複数の系統の交通情報データを、個別に記録するように構成してある
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の交通情報出力装置。
  5. 前記検出手段は、車両のワイパ機構の動作状況に基づいて降雨を検出するように構成してあることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の交通情報出力装置。
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