JP2006091247A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像剤担持体を像形成体よりも上方に配置した場合、トナー飛散が起きやすいと言う問題を解決し、高画質の画像を形成する画像形成装置を実現する。
【解決手段】 前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、下流側に磁束ピークを形成するように主磁極が形成されるとともに、前記水平線L2に対して、95°≦θ3≦105°の角度θ3で、磁束ピークを形成するように、下流側で前記主磁極の直ぐ下流に位置する下流側磁極が形成され、更に、
前記下流側磁極が、前記現像領域を形成するハウジング開口の下端部縁と前記回転中心P2とを結ぶ線よりも下流側に形成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの機能の2以上を合わせ持つ複合機等の画像形成装置に関し、特に、電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、一般に、感光体等の像形成体上に静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像してトナー像を形成し、形成されたトナー像を記録紙等の記録材に転写し、転写されたトナー像を定着することにより、記録材上に画像を形成する。
また、カラー画像形成装置では、像形成体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写し、中間転写体から記録材にトナー像を転写し、記録材に転写されたトナー像を定着することにより記録材上に画像を形成する画像形成プロセスが多く用いられている。
装置を小型化するために像形成体として円筒状のものを用い、且つ、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体として円筒状のものを用いた画像形成装置が一般に用いられている。
特許文献1、2では、像形成体に対して、現像剤担持体を水平位置に又は現像剤担持体を下方に配置している。すなわち、像形成体の回転中心に対して、現像剤担持体の回転中心を同じ高さ又は下方に配置している。
このような配置に対して、更に装置を小型化するためや、カラー画像形成装置において、複数の現像装置を配置するために、像体形成体に対して、現像剤担持体を上方に配置した装置構成が必要となる場合がある。
特開2002−6635号公報 特開平7−12892号公報
前記のように、現像剤担持体が像形成体よりも上方に配置される構成では、トナー飛散が起こりやすいという問題がある。
高画質を目的として、小粒径トナーを用いる場合には、トナー飛散に加えて、更に、前記の配置が原因で像形成体にキャリアが付着するキャリア付着や現像領域において現像剤が詰まって滞留する現像剤詰まり等が発生しやすくなる。
本発明は、像形成体に対して現像剤担持体を上方に配置した場合に生ずる前記の問題を解決することを目的とする。
本発明の前記目的は、下記の発明のいずれかにより達成される。
(請求項1)
回転可能に支持された像形成体、
該像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、
回転により現像領域に現像剤を搬送し、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体及び該現像剤担持体の内側に配置され、複数の磁極を有する磁界発生手段を有し、静電潜像を現像して前記像形成体上にトナー像を形成する現像装置を有する画像形成装置において、
(1)前記像形成体の回転中心P1が前記現像剤担持体の回転中心P2よりも下方に位置し、
前記回転中心P1と前記回転中心P2とを結ぶ直線L1の水平線L2に対する角度θ1が、25°≦θ1≦45°、を満たすように、前記像形成体及び前記現像剤担持体が配置され、
(2)前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、下流側に主磁極が形成され、
(3)前記水平線L2に対して、95°≦θ3≦105°の角度θ3で、前記主磁極の直ぐ下流に位置する下流側磁極が形成され、且つ、
(4)前記下流側磁極が、前記現像領域を形成するハウジング開口の下端部縁と前記回転中心P2とを結ぶ直線L3よりも下流側に形成された、
ことを特徴とする画像形成装置。
(請求項2)
回転可能に支持された像形成体、
該像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、
回転により現像領域に現像剤を搬送し、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体及び該現像剤担持体の内側に配置され、複数の磁極を有する磁界発生手段を有し、静電潜像を現像して前記像形成体上にトナー像を形成する現像装置を有する画像形成装置において、
(1)前記像形成体の回転中心P1が前記現像剤担持体の回転中心P2よりも下方に位置し、
前記回転中心P1と前記回転中心P2とを結ぶ直線L1の水平線L2に対する角度θ1が、25°≦θ1≦45°、を満たすように前記像形成体及び前記現像剤担持体が配置され、
(2)前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、下流側に主磁極が形成され、且つ、
(3)前記現像剤担持体上に現像剤の層を形成する層形成磁極と前記主磁極との間に1又は2の磁極が配置された
ことを特徴とする画像形成装置。
(請求項3)
回転可能に支持された像形成体、
該像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、
回転により現像領域に現像剤を搬送し、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体及び該現像剤担持体の内側に配置され、複数の磁極を有する磁界発生手段を有し、静電潜像を現像して前記像形成体上にトナー像を形成する現像装置を有する画像形成装置において、
(1)前記現像装置は、体積平均粒径が25μm〜35μmであり、100mTの磁界下での磁化が55〜65emu/gの磁性キャリアを有する現像剤を用いて現像を行い、
(2)前記像形成体の回転中心P1が前記現像剤担持体の回転中心P2よりも下方に位置し、
前記回転中心P1と前記回転中心P2とを結ぶ直線L1の水平線L2に対する角度θ1が、25°≦θ1≦45°、を満たすように、前記像形成体及び前記現像剤担持体が配置され、
(3)前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、磁束密度が110mT以上の磁束ピークを下流側に形成するように主磁極が配置され、
(4)前記水平線L2に対して、95°≦θ3≦105°の角度θ3で、前記主磁極の直ぐ下流側に下流側磁極が配置され、且つ、
(5)前記下流側磁極が、前記現像領域を形成するハウジング開口の下側端縁と前記回転中心P2とを結ぶ線L3よりも下流側に形成された、
ことを特徴とする画像形成装置。
(請求項4)
回転可能に支持された像形成体、
該像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、
回転により現像領域に現像剤を搬送し、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体及び該現像剤担持体の内側に配置され、複数の磁極を有する磁界発生手段を有し、静電潜像を現像して前記像形成体上にトナー像を形成する現像装置を有する画像形成装置において、
(1)前記現像装置は、体積平均粒径が25μm以上35μm以下であり、100mTの磁界下での磁化が55emu/g以上65emu/g以下の磁性キャリアを有する現像剤を用いて現像を行い、
(2)前記像形成体の回転中心P1が前記現像剤担持体の回転中心P2よりも下方に位置し、
前記回転中心P1と前記回転中心P2とを結ぶ線L1の水平線L2に対する角度θ1が、25°≦θ1≦45°、を満たすように、前記像形成体及び前記現像剤担持体が配置され、
(3)前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、且つ、磁束密度が110mT以上の磁束ピークを下流側に形成するように、主磁極が配置され、
(4)前記主磁極の直ぐ上流側に、前記主磁極に対して、45°≦θ4≦60°の角度θ4で上流側磁極が形成され、且つ、
(5)前記上流側磁極が、前記現像領域を形成するハウジング開口の上側端縁と前記回転中心P2とを結ぶ線L4よりも上流側に配置された、
ことを特徴とする画像形成装置。
本明細書において、上流、下流とは、現像剤担持体の回転方向を基準として用いられる。
請求項1の発明により、像形成体を現像剤担持体よりも下方に配置した装置構成において、発生しやすいトナー飛散が良好に防止されるとともに、カブリ等の画質低下が少なく高画質の画像を形成する画像形成装置が実現される。特に、現像領域の下方からのトナー飛散が良好に防止される。
請求項2の発明により、像形成体を現像剤担持体よりも下方に配置した装置構成において、発生しやすいトナー飛散が良好に防止されるとともに、カブリ等の画質低下が少なく高画質の画像を形成する画像形成装置が実現される。特に、現像領域の上方からのトナー飛散が良好に防止される。
請求項3の発明により、像形成体を現像剤担持体よりも下方に配置した装置構成において、発生しやすいトナー飛散が良好に防止されるとともに、現像領域における現像剤の詰まりやキャリア付着が良好に防止され、高画質の画像を形成する画像形成装置が実現される。特に、ハーフトーンの再現性に優れた画像形成装置が実現される。
請求項4の発明により、像形成体を現像剤担持体よりも下方に配置した装置構成において、発生しやすいトナー飛散が良好に防止されるとともに、現像領域における現像剤の詰まりやキャリア付着が良好に防止され、高画質の画像を形成する画像形成装置が実現される。特に、現像領域の上方からのトナー飛散が良好に防止されるとともに、ハーフトーンの再現性に優れた画像形成装置が実現される。
<画像形成装置>
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図である。
図1において、10は像形成体としての感光体、11は帯電装置、12は露光装置、13は現像装置、14は感光体10の表面を清掃するためのクリーニング装置、16は現像装置13を構成する現像剤担持体としての現像スリーブ、20は中間転写ベルトをそれぞれ示す。画像形成手段1は感光体10、帯電装置11、露光装置12、現像装置13及びクリーニング装置14等からなっており、各色毎の画像形成手段1の機械的な構成は同じであるので、図1ではY(イエロー)系列のみの構成について参照符号を付けており、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK(黒)の構成要素については参照符号を省略した。帯電装置11及び露光装置12は像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段を構成する。
各色毎の画像形成手段1の配置は中間転写ベルト20の走行方向に対して、Y、M、C、Kの順に配置されており、各感光体10は中間転写ベルト20の張設面に接触し、接触点で中間転写ベルト20の走行方向と同方向、かつ、同線速度で回転する。
中間転写ベルト20は駆動ローラ21、アースローラ22、テンションローラ23、従動ローラ24に張架され、これらのローラと中間転写ベルト20、転写装置25、クリーニング装置28等でベルトユニット3を構成する。
中間転写ベルト20の走行は不図示の駆動モータによる駆動ローラ21の回転によって行われる。
感光体10は、例えばアルミ材によって形成される円筒状の金属基体の外周に導電層、a−Si層あるいは有機感光体(OPC)等の感光層を形成したものであり、導電層を接地した状態で図1の矢印で示す反時計方向に回転する。
読み取り装置80又は外部機器からの画像データに対応する電気信号は画像形成レーザで光信号に変換され、露光装置12によって感光体10が像露光される。
現像装置13は、感光体10の周面に対し所定の間隔を保ち、感光体10の回転方向と最接近位置において逆方向に回転する円筒状の非磁性ステンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリーブ16を有している。なお、現像装置13の詳細については後述する。
中間転写ベルト20は、体積抵抗率106〜1012Ω・cmの無端ベルトであり、例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散した、厚さ0.015〜0.05mmの半導電性シームレスベルトである。
25は転写装置であり、トナーと反対極性の直流が印加され、感光体10上に形成されたトナー画像を中間転写ベルト20上に転写させる機能を有する。転写装置25としてはコロナ放電器の他に転写ローラを用いることもできる。
26はアースローラ22から当接および当接解除可能な転写ローラからなる転写装置であり、中間転写ベルト20上に形成されたトナー画像を記録材Pに再転写する。
28はクリーニングブレード29を有するクリーニング装置であり、中間転写ベルト20を挟んで従動ローラ24に対向して設けられている。トナー画像を記録材Pに転写後、中間転写ベルト20はクリーニング装置28を通過し、クリーニングブレード29によって周面上に残ったトナーが清掃される。
70は紙送り出しローラ、71はタイミングローラ、72は紙カセット、73は搬送ローラである。
4は定着装置で、中間転写ベルト20上のトナー像が転写された記録材P上のトナー像を、加熱ローラ41と加圧ローラ42とで形成されるニップ部Tにおいて加熱加圧して定着する。81は排紙ローラで、定着された記録材を排紙皿82へ排紙する。
<現像装置>
次に、現像装置13について説明する。
現像装置13としては、キャリアとトナーとを主成分とする二成分現像剤を用いる現像装置又はキャリアの含まず、トナーを主成分とする一成分現像剤を用いる現像装置が用いられるが、小粒径トナーを用いた二成分現像装置が好ましい。また、正規現像で現像を行うもの又は反転現像を行うものを現像装置に用いることができるが、現像スリーブ16に感光体1の帯電と同極性の現像バイアスを印加し、感光体の帯電と同極性に帯電されたトナーで現像を行う反転現像が好ましく、本実施の形態では、負帯電トナーを用いた反転現像により現像が行われる。
小粒径トナーとしては、体積平均粒径が4.5μm〜6.0μmのものが好ましい。
体積平均粒径は、体積基準の平均粒径であって、湿式分散機を備えた「コールターカウンターTA−II」又は「コールターマルチサイザー」(いずれもコールター社製)により測定した値である。
このような小粒径トナーにより高解度、高画質の画像を形成することができる。体積平均粒径が6.0μmより大のトナーでは、高画質の特徴が弱まる。
体積平均粒径が4.5μmよりも小さいトナーを用いた場合、かぶり等による画質の低下が起きやすくなる。
また、本発明においては、球形トナーが望ましく、その球形化度が0.95以上、0.98以下であることが望ましい。
球形化度=(粒子投影像と同一面積の円の周囲長)/(粒子投影像の周囲長)
前記球形化度は、500個の樹脂粒子について、走査型電子顕微鏡又はレーザ顕微鏡により500倍に拡大した樹脂粒子の写真を撮影し、画像解析装置「SCANNING IMAGE ANALYSER」(日本電子社製)を使用して写真画像の解析を行って円形度を測定し、その算術平均値を求めることにより算出することができる。また簡便な測定方法としては、「FPIA−1000」(東亜医用電子株式会社製)により測定することができる。
球形化度が0.95より小の場合は、現像装置内で強いストレスを受ける結果、粉砕され、カブリやトナー飛散が発生し易くなる。また、球形化度が0.98よりも大の場合には、クリーニング性能を高く維持することが困難になる場合がある。
前記のような小粒径、且つ、球形化度の高いトナーには重合トナーを用いることが望ましい。
重合トナーは、トナー用バインダー樹脂の生成とトナー形状がバインダー樹脂の原料モノマー又はプレポリマーの重合及びその後の化学的処理により形成されて得られるトナーを意味する。より具体的には、懸濁重合又は乳化重合等の重合反応と必要によりその後に行われる粒子同士の融着工程を経て得られるトナーを意味する。重合トナーでは、原料モノマー又はプレポリマーを水系で均一に分散した後に重合させトナーを製造することから、トナーの粒度分布及び形状の均一なトナーが得られる。
具体的には懸濁重合法により作製されるものや、乳化液を加えた水系媒体の液中にて単量体を乳化重合して微粒の重合粒子を製造し、その後に、有機溶媒、凝集剤等を添加して会合する方法で製造することができる。会合の際にトナーの構成に必要な離型剤や着色剤などの分散液と混合して会合させ調製する方法や、単量体中に離型剤や着色剤などのトナー構成成分を分散した上で乳化重合する方法などがあげられる。ここで会合とは樹脂粒子および着色剤粒子が複数個融着することをいう。
キャリアの磁気粒子としては、鉄、フェライト、マグネタイト等の金属、それらの金属とアルミニウム、鉛等の金属との合金等の従来から公知の材料を用いる。特にフェライト粒子が好ましい。
キャリアは、磁気粒子が更に樹脂により被覆されているもの、あるいは樹脂中に磁気粒子を分散させたいわゆる樹脂分散型キャリアが好ましい。コーティング用の樹脂組成としては、特に限定は無いが、例えば、オレフィン系樹脂、スチレン系樹脂、スチレン−アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、エステル系樹脂或いはフッ素含有重合体系樹脂等が用いられる。また、樹脂分散型キャリアを構成するための樹脂としては、特に限定されず公知のものを使用することができ、例えば、スチレンアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素系樹脂、フェノール樹脂等を使用することができる。なお、キャリアの粒径等については後に説明するが、キャリアの粒径も前記したトナーの粒径と同様な方法で測定された値である。
<実施の形態1>
図2は本発明の実施の形態1に係る現像装置であり、図1における現像装置13の断面を拡大した図である。
図3は、現像装置13全体を上方から視た断面図、図4は感光体10の回転中心P1、現像スリーブ16の回転中心P2に対する磁極等の配置関係を示す図である。
図2において、130はトナーとキャリアとからなる2成分現像剤を収容するケーシングで、現像スリーブ16の内側には、磁界発生手段としての固定のマグネットロール132が内設される。マグネットロール132はN1、N2で示す2つのN極及びS1〜S3で示す3つのS極を有する。
マグネットロール132の着磁中心、即ち、各磁極の着磁方向の中心は現像スリーブ16の回転中心P2にほぼ一致する。
N1極は現像スリーブ16が感光体10に対向する現像領域Gにおいて現像剤の磁気ブラシを形成する主磁極、S1極とS2極は反発磁界を形成する磁極であり、該反発磁界により、現像スリーブ16上の現像剤が剥離される。S1極は主磁極であるN1極の直ぐ下流側に形成された下流側磁極である。S2極は、現像スリーブ16に現像剤を付着させ、層を形成する層形成極でる。現像シリーブ16は矢印W1で示すように回転して現像剤を搬送するが、搬送方向に順に形成されたS2、N2、S3、N1は交互に異極が配列された搬送磁極列であり、現像剤は該搬送磁極列により搬送されて現像領域Gに供給される。S2極とN2極の間に規制部材133が現像スリーブ16に対向して配置され、層形成磁極としてのS2極と規制部材133との規制作用により、現像スリーブ16上を搬送される現像剤の量が規制され、現像スリーブ16上に均一な現像剤の層が形成される。
135は現像剤を攪拌搬送する第1スクリューである。第1スクリュー135は図2の矢印W2で示すように回転し、図3において矢印W4で示す回転軸右方向に現像剤を攪拌しつつ現像剤を搬送する。136は図2の矢印W3で示すように回転し、図3において矢印W5で示すように、回転軸左方向に現像剤を攪拌しつつ搬送する第2スクリューである。
トナーは図3において140で示す開口(図2におけるハウジング130に対する上蓋138に設けられた開口)から現像装置13内に供給され、図3における矢印W4で示す搬送過程において現像剤に混合される。
第1スクリュー135が配置された攪拌室bと第2スクリュー136が配置された供給回収室cとは仕切131により隔てられ、仕切131には、現像剤が通過する通過穴f、hが設けられる。
ハウジング130には、現像スリーブ16が感光体1に対向する部分で開口が形成され現像領域Gが形成される。
現像は次のようにして行われる。
図2において、感光体10がW0で示すように、現像スリーブ16がW1で示すように、第1スクリュー135が矢印W2で示すように、第2スクリュー136が矢印W3で示すようにそれぞれ回転して、現像剤が第1スクリュー135→第2スクリュー136→現像スリーブ16のように搬送され、現像領域Gにおいて、現像が行われる。なお、現像スリーブ16には、電源E1及びE2により交流電圧に直流電圧が重畳された現像バイアスが印加される。
現像剤は感光体10と同極性に帯電されるトナーを含有し、現像バイアスとしては、感光体10の帯電極性と同極性の直流成分を有す現像バイアスが印加される。
現像領域Gを通過した現像剤は、S1極とS2極とにより形成される反発磁界の作用で、現像スリーブ16から剥離され、剥離された現像剤は第2スクリュー136により搬送されて第1スクリュー135に還流する。
現像工程における現像剤の流れを図3により更に説明する。
攪拌室b内の現像剤は矢印W4で示すように、右方向に搬送され、通過穴fから供給回収室cに供給される。供給回収室c内で現像剤は、第2スクリューにより矢印W5で示すように左方向に搬送され、搬送の過程で現像スリーブ16に供給される。
前記に説明したように、現像後の現像剤は現像スリーブ16から第2スクリュー136に搬送されるが、第2スクリュー136により図3の左方向に搬送された現像剤は通過穴hから攪拌室bに供給される。攪拌室bにおいては、開口140からトナーが供給され、現像において消費された分のトナーが現像剤に供給され、第1スクリュー135の攪拌作用によって、現像剤中に均一に混合される。
図2に示すように、現像スリーブ16は感光体10よりも上方に配置される。ここに、現像スリーブ16が感光体10よりも上方とは、現像スリーブ16の回転中心P2が感光体10の回転中心P1よりも上方にあると言うことである。
磁界発生手段132における磁極配置を中心とした現像装置の構造について、図2、図4により説明する。
現像領域Gにおいて、例えば、W0で示すように移動する感光体10に対して、例えば、W1で示すように現像スリーブ10が反対方向に移動し、感光体10の回転中心P1と現像スリーブ16の回転中心P2とを結ぶ直線L1が水平線L2となす角度θ1が、25°≦θ1≦45°の範囲内にある。
このような配置においては、トナーが現像装置13の外に漏れるトナー飛散が起きやすい。本実施の形態においては、次のような手段により、現像剤飛散を防止している。
(1)主磁極N1が角度θ2に設定される。
θ2は直線線L1に対する主磁極としてのN1極の角度であり、現像スリーブ16の回転方向を正とし、3°≦θ2≦13°の範囲内の値に設定される。
θ2が下限よりも小さいと、カブリが発生しやすくなり、上限よりも大きいとベタ画像の均一性が低下する、いわゆる、粒状性の悪化が生じやすくなる。
(2)主磁極N1の直ぐ下流に形成される下流側極であるS1極はその下流に形成される層形成極であるS2極との間に反発磁界を形成し、現像剤を現像スリーブ16から剥離する。
S1極は水平線L2に対して、現像スリーブ16の回転方向、90°≦θ3≦105°の角度θ3で形成され、且つ、S1極は感光体10対向するハウジング130の開口の下端部縁137と現像スリーブ16の回転中心P2とを結ぶ線L3よりも下流側に配置される。
このようなS1極の配置により、良好な現像とともに、トナー飛散、特に、現像領域Gの下方におけるトナー飛散が防止される。90°未満であり、下端部縁137よりも上流側にS1極が形成されると、トナー飛散が起きやすくなり、105°を超えると、現像領域における現像剤の搬送性が不安定になって、現像ムラが起きやすくなる。
また、S1極が線L3の上流側に形成された場合、現像領域Gの下方におけるトナー飛散が発生しやすくなる。
<実施の形態2(請求項2の発明の例)>
本実施の形態に係る現像装置における磁極等の配置を図5に示す。
図5において、
(1)主磁極としてのN1極が角度θ2に設定される。
θ2は直線線L1に対する主磁極としてのN1極の角度であり、現像スリーブ16の回転方向を正とし、3°≦θ2≦13°の範囲内の値に設定される。
θ2が下限よりも小さいと、カブリが発生しやすくなり、上限よりも大きいとベタ画像の均一性が低下する、いわゆる、粒状性の悪化が生じやすくなる。
(2)規制部材133の直ぐ上流にあって、規制部材133とともに、現像スリーブ16上を搬送される現像剤の量を規制する層形成磁極としてのS2極から、現像スリーブ16の回転方向に主磁極としてのN1極までの間に、1又は2の磁極を配置する。
図5の例では、N1極から下流に向かって、S1極、N2極、N3極、S2極、N4極、S3極がこの順に配置され、層形成極としてのS2極と、主磁極としてのN1極との間にN4極、S3極の2極が配置される。
このような磁極の配置により、カブリが少なく、トナー飛散が良好に防止される。
S2極とN1極との間に磁極がない場合、現像剤の搬送力が不足する。また、S2極とN1極との間に3以上の磁極があるのと、感光体10と対向するハウジング130の開口の上端部からトナー飛散が起きやすくなる。層形成磁極と主磁極との間に3磁極を形成した比較例を図6に示す。
<実施の形態3(請求項3の発明の例)>
図2、図4は本発明の実施の形態3に係る現像装置を示す。
図2、図4の現像装置において、
(1)主磁極としてのN1極が角度θ2に設定される。
θ2は直線線L1に対する主磁極としてのN1極の角度であり、現像スリーブ16の回転方向を正とし、3°≦θ2≦13°の範囲内の値に設定される。
θ2が下限よりも小さいと、カブリが発生しやすくなり、上限よりも大きいとベタ画像の均一性が低下する、いわゆる、粒状性の悪化が生じやすくなる。
(2)N1極の直ぐ下流に形成される下流側磁極としてのS1極はその下流に形成されるS2極との間に反発磁界を形成し、現像剤を現像スリーブ16から剥離する。
S1極は水平線L2に対して、現像スリーブ16の回転方向に90°≦θ3≦105°の角度θ4で形成され、且つ、S1極は、感光体10に対向するハウジング130の開口の下端部縁137と現像スリーブ16の回転中心P2とを結ぶ線L3よりも下流側に配置される。
このS1極の配置により、良好な現像とともに、トナー飛散が防止される。90°未満であり、縁部137よりも上流側に剥離極S1が形成されると、トナー飛散が起きやすくなり、105°を超えると、現像領域における現像剤の搬送性が不安定になって、現像ムラが起きやすくなる。
(3)主磁極としてのN1極の磁束密度が110mT以上である。
現像スリーブ16上での現像剤搬送力が低下して、装置設計上の制限が厳しくなる等の問題がある。
図7はN1極の磁束密度に対する各現像間隔(Ds)における現像剤搬送量の関係に関する実験データを示す。図において、○は搬送性良好、×は現像領域における現像剤の詰まりによる搬送不良を示し、△は許容範囲内の搬送性を示し、点線CV1は、使用可能な搬送量の上限を示し、実線CV2は下限を示す。CV1−CV2は、使用可能な現像剤搬送量の範囲を示し、CV1ーCV2が大きいと、許容できる現像剤搬送量の変動幅が大きくなり、装置設計の自由度が増すと共に、環境の変化、経時変化等に対して安定し、装置の安定性が向上する。
図7(a)に示すように、NI極の磁束密度が120mTでは、使用可能な現像剤搬送量の幅CV1−CV2が約20mg/cm2であり、設計の自由度や安定性の点で十分であったのに対して、図7(b)に示すNI極の磁束密度が105mTでは、使用可能な現像剤搬送量の幅CV1−CV2が約10mg/cm2であり、問題があった。
図8はN1極の磁束密度とカブリマージンの関係を示す。カブリマージンは感光体の帯電電位Vhと現像バイアス電位Vbの差である。なお、現像バイアス電位Vbは、直流バイアスの場合は、直流バイアス電位であり、直流に交流が重畳された現像バイアスの場合は、直流成分の電位である。
図示のように、N1極の磁束密度が120mTの場合は、カブリマージンの幅が105mTの場合に比較して広くなり、環境の変化や経時変化等に対する安定性が向上していることが分かる。
また、N1極の磁束密度が110mTよりも低い場合、ハーフトーンの再現性が低下する。
(4)磁性キャリアとして、体積平均粒径が25μm以上35μm以下であり、100mTの磁界下における磁化が55emu/g以上65emu/g以下のものを用いる。また、キャリアの粒径が25μmよりも小さい場合、ハーフトーンの再現性の低下やキャリア付着が起きやすくなり、35μmよりも大きい場合、ハーフトーンの再現性が低下する。
キャリアの磁化が55emu/gよりも低い場合、キャリア付着が起きやすくなる。また、65emu/gよりも大きい場合、ハーフトーンの再現性が低下する。
<実施の形態4(請求項4の発明の例)>
図2、図4は本発明の実施の形態4に係る現像装置を示す。
図2、図4の現像装置において、
(1)主磁極としてのN1極が角度θ2に設定される。
θ2は直線線L1に対する主磁極としてのN1極の角度であり、現像スリーブ16の回転方向を正とし、3°≦θ2≦13°の範囲内の値に設定される。
θ2が下限よりも小さいと、カブリが発生しやすくなり、上限よりも大きいとベタ画像の均一性が低下する、いわゆる、粒状性の悪化が生じやすくなる。
(2)N1極の磁束密度が110mT以上である。
(3)磁性キャリアとして、体積平均粒径が25μm以上35μm以下であり、100mTの磁界下における磁化が55emu/g以上65emu/g以下のものを用いる。
N1極の磁束密度が110mTよりも低い場合、ハーフトーンの再現性が低下する。また、キャリアの粒径が25μmよりも小さい場合、ハーフトーンの再現性の低下やキャリア付着が起きやすくなり、35μmよりも大きい場合、ハーフトーンの再現性が低下する。
キャリアの磁化が55emu/gよりも低い場合、キャリア付着が起きやすくなる。また、65emu/gよりも大きい場合、ハーフトーンの再現性が低下する。
(4)図4に示すように、N1極に対して、その直ぐ上流の上流側磁極であるS3極がN1極に対して45°≦θ4≦60°の角度θ4で配置され、且つ、感光体10と対向するハウジング130の開口の上端部縁139と現像スリーブ16の回転中心とを結ぶ直線L4よりも上流側に位置するように形成される。
(4)の条件により、トナー飛散が防止されるとともに、キャリア付着がなく、良好な現像が行われる。
図4におけるS4極が直線L4よりも下流側にあると、トナー飛散が起きやすくなる。また、S4極のN1極に対する角度θ4が前記(4)の範囲外の角度になると、現像領域Gにおける現像剤の搬送性が不安定になる。
共通条件
感光体:負帯電性OPC
感光体帯電電位:−600V
現像バイアス:DCー400V
AC1.0kV(p−p)
周波数5kHz
トナー:体積平均粒径5.5μmの負帯電性トナー
キャリア:体積平均粒径30μmの磁性キャリア
<実施例1(請求項1の発明の実施例)>
図2〜図4に示す現像装置において、
θ1=36°に設定するとともに、
表1に示すN1極の直線L1に対する角度θ2
S1極の水平線L2に対する角度θ3:95°
S2極の直線L1に対する角度:170°
N2極の直線L1に対する角度:245°
S3極の直線L1に対する角度315°
のように、各磁極を設定した。
表1に示すように、θ2は本発明の範囲内では良好な現像が行われたが、範囲外では、粒状性の悪化が見られた。
Figure 2006091247
<実施例2(請求項1の発明の実施例)>
図2〜図4に示す現像装置において、
θ1=36°に設定いするとともに、
N1極の直線L1に対する角度θ2:5°
表2に示すS1極の水平線L2に対する角度θ3
S2極の直線L1に対する角度:170°
N2極の直線L1に対する角度:245°
S3極の直線L1に対する角度:315°
のように各磁極を設定した。
また、直線L3に対して、S1極を下流側と上流側とになるように設定した。
表2に示すように、θ3は本発明の範囲内では良好な現像が行われたが、下限を下回った場合、トナー飛散が発生した。また、上限を超えた場合、現像領域Gの下流部における搬送力が不足して濃度ムラが発生した。そして、S1極を直線L3よりも下流側に配置した場合、トナー飛散がほとんどないが、上流側に配置した場合、トナー飛散が発生した。
Figure 2006091247
<実施例3(請求項2の発明の実施例)>
図5の現像装置において、
θ1=36°に設定するとともに、
N1極の直線L1に対する角度:5°
S1極の直線L1に対する角度:54°
N2極の直線L1に対する角度:95°
N3極の直線L1に対する角度:185°
S2極の直線L1に対する角度:220°
N4極の直線L1に対する角度:265°
S3極の直線L1に対する角度:315°
のように各磁極を設定した。
他に層形成磁極と主磁極との間に1磁極を配置した実施例及び層形成磁極と主磁極との間に3磁極を配置した比較例を用いて現像実験を行った。層形成磁極と主磁極との間に3磁極を配置した比較例における磁極配置を図6に示す。
その結果。層形成磁極と主磁極間に1又は2の磁極を配置した例では、トナー飛散がなかったが、3磁極の配置した場合、現像領域Gの上方からのトナー飛散があった。
<実施例4(請求項3の発明の実施例)
図2〜4の現像装置において、
θ1=36°に設定するとともに、
N1極の直線L1に対する角度:5°
S1極の直線L1に対する角度:54°
S2極の直線L1に対する角度:170°
N2極の直線L1に対する角度:245°
S3極の直線L1に対する角度:315°
のように、各磁極を設定した。
さらに、キャリアの粒子径、キャリア磁化及び主磁極の磁束密度を表3に示すように設定した。なお、表3において、「100/110」は、磁束密度100mT及び110mTについてそれぞれ実験したことを意味する。
表3に示すように、キャリアの粒子径が40μm超えると、ハーフトーンの再現性が悪化する傾向が見られ、キャリア磁化が60を超えた場合、特に、ハーフトーンの悪化が顕著であった。
また、キャリアの粒子径が20μmでは、キャリア付着が発生した。さらに、主磁極の磁束密度が100では、許容範囲内ではあるが、現像領域において、感光体と現像スリーブとの間に現像剤が詰まる傾向があった。
Figure 2006091247
<実施例5(請求項4の発明の実施例)>
図2〜図4の現像装置において、
θ1=36°に設定するとともに、
N1極の直線L1に対する角度:5°
S1極の直線L1に対する角度:54°
S2極の直線L1に対する角度:170°
N2極の直線L1に対する角度:245°
S3極の直線L1に対する角度:315°
のように、各磁極を設定した。
更に、主磁極であるN1とのその直ぐ上流側のS3極間の角度θ4を表4に示ように設定するとともに、直線L4に対して、S4極を上流側又は下流側に設定した。
θ4を45°よりも小さくすることは、装置の構成上困難であり、また、60°よりも大きくした場合、現像剤の搬送力が不足してキャリア付着が発生した。
表4に示すように、S3極を端部139よりも上流側に配置することにより、トナー飛散が防止され、下流が側に配置した場合トナー飛散が発生した。
Figure 2006091247
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図である。 本発明の実施の形態1、3、4における現像装置の断面を拡大した図である。 図2に示す現像装置全体を上方から視た断面図である。 感光体の回転中心と現像スリーブの回転中心及び現像スリーブの回転中心に対する磁極等の配置関係を示す図である。 本発明の実施の形態2における磁極等の配置を示すス図である。 比較例における磁極配置を示す図である。 N1極の磁束密度に対する各現像間隔(Ds)における現像剤搬送量の関係に関する実験データを示す図である。 N1極の磁束密度とカブリマージンの関係を示す図である。
符号の説明
10 感光体
13 現像装置
16 現像スリーブ
132 磁界発生手段
N1 N1極
N2 N2極
N3 N3極
N4 N4極
S1 S1極
S2 S2極
S3 S3極
S4 S4極

Claims (4)

  1. 回転可能に支持された像形成体、
    該像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、
    回転により現像領域に現像剤を搬送し、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体及び該現像剤担持体の内側に配置され、複数の磁極を有する磁界発生手段を有し、静電潜像を現像して前記像形成体上にトナー像を形成する現像装置を有する画像形成装置において、
    (1)前記像形成体の回転中心P1が前記現像剤担持体の回転中心P2よりも下方に位置し、
    前記回転中心P1と前記回転中心P2とを結ぶ直線L1の水平線L2に対する角度θ1が、25°≦θ1≦45°、を満たすように、前記像形成体及び前記現像剤担持体が配置され、
    (2)前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、下流側に主磁極が形成され、
    (3)前記水平線L2に対して、95°≦θ3≦105°の角度θ3で、前記主磁極の直ぐ下流に位置する下流側磁極が形成され、且つ、
    (4)前記下流側磁極が、前記現像領域を形成するハウジング開口の下端部縁と前記回転中心P2とを結ぶ直線L3よりも下流側に形成された、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 回転可能に支持された像形成体、
    該像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、
    回転により現像領域に現像剤を搬送し、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体及び該現像剤担持体の内側に配置され、複数の磁極を有する磁界発生手段を有し、静電潜像を現像して前記像形成体上にトナー像を形成する現像装置を有する画像形成装置において、
    (1)前記像形成体の回転中心P1が前記現像剤担持体の回転中心P2よりも下方に位置し、
    前記回転中心P1と前記回転中心P2とを結ぶ直線L1の水平線L2に対する角度θ1が、25°≦θ1≦45°、を満たすように前記像形成体及び前記現像剤担持体が配置され、
    (2)前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、下流側に主磁極が形成され、且つ、
    (3)前記現像剤担持体上に現像剤の層を形成する層形成磁極と前記主磁極との間に1又は2の磁極が配置された
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 回転可能に支持された像形成体、
    該像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、
    回転により現像領域に現像剤を搬送し、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体及び該現像剤担持体の内側に配置され、複数の磁極を有する磁界発生手段を有し、静電潜像を現像して前記像形成体上にトナー像を形成する現像装置を有する画像形成装置において、
    (1)前記現像装置は、体積平均粒径が25μm〜35μmであり、100mTの磁界下での磁化が55〜65emu/gの磁性キャリアを有する現像剤を用いて現像を行い、
    (2)前記像形成体の回転中心P1が前記現像剤担持体の回転中心P2よりも下方に位置し、
    前記回転中心P1と前記回転中心P2とを結ぶ直線L1の水平線L2に対する角度θ1が、25°≦θ1≦45°、を満たすように、前記像形成体及び前記現像剤担持体が配置され、
    (3)前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、磁束密度が110mT以上の磁束ピークを下流側に形成するように主磁極が配置され、
    (4)前記水平線L2に対して、95°≦θ3≦105°の角度θ3で、前記主磁極の直ぐ下流側に下流側磁極が配置され、且つ、
    (5)前記下流側磁極が、前記現像領域を形成するハウジング開口の下側端縁と前記回転中心P2とを結ぶ線L3よりも下流側に形成された、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 回転可能に支持された像形成体、
    該像形成体上に静電潜像を形成する潜像形成手段並びに、
    回転により現像領域に現像剤を搬送し、現像領域において現像剤を担持する現像剤担持体及び該現像剤担持体の内側に配置され、複数の磁極を有する磁界発生手段を有し、静電潜像を現像して前記像形成体上にトナー像を形成する現像装置を有する画像形成装置において、
    (1)前記現像装置は、体積平均粒径が25μm以上35μm以下であり、100mTの磁界下での磁化が55emu/g以上65emu/g以下の磁性キャリアを有する現像剤を用いて現像を行い、
    (2)前記像形成体の回転中心P1が前記現像剤担持体の回転中心P2よりも下方に位置し、
    前記回転中心P1と前記回転中心P2とを結ぶ線L1の水平線L2に対する角度θ1が、25°≦θ1≦45°、を満たすように、前記像形成体及び前記現像剤担持体が配置され、
    (3)前記直線L1に対して、3°≦θ2≦13°の角度θ2で、且つ、磁束密度が110mT以上の磁束ピークを下流側に形成するように、主磁極が配置され、
    (4)前記主磁極の直ぐ上流側に、前記主磁極に対して、45°≦θ4≦60°の角度θ4で上流側磁極が形成され、且つ、
    (5)前記上流側磁極が、前記現像領域を形成するハウジング開口の上側端縁と前記回転中心P2とを結ぶ線L4よりも上流側に配置された、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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