JP2006091199A - ブリック作成支援方法及びブリック作成支援装置、並びにプログラムおよびプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ブリック作成支援方法及びブリック作成支援装置、並びにプログラムおよびプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract


【課題】対象地域を効率よく区割りするためのブリック作成支援方法及びブリック作成支援装置を提供する。
【解決手段】コンピュータを用いて区割り対象地域を所定の医療関連施設の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を支援するブリック作成支援方法において、予め区割り対象地域を地図データに基づいて区割りし、区割りしたエリアをブリックとして初期設定しデータ格納部に格納しておき、区割り対象地域のブリックの編集要求に応じて、データ格納部からデータを読み出して地図画面上にブリックを重ねたブリック編集画面を作成し、当該ブリック編集画面には各ブリックの医療関連施設数が予め定めた適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を付加して表示手段に表示し、ブリック編集画面上で、ブリックの結合,分割を行うことによりブリックのエリアを修正することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ある地域を所定の医療関連施設の数が所定範囲に収まるように区割りしてブリックを作成するブリック作成支援方法及びブリック作成支援装置、並びにプログラムおよびプログラムを記録した記録媒体に関する。
従来から、本出願人は、地域の開業医や薬局等、さらに病院等の医療関連施設に着目し、区割り対象地域を医療関連施設の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を行ってきたが、それらは全て手作業であった。
しかし、区割り対象地域が狭い範囲であればよいが、全国にまたがる広範な地域の場合、膨大な労力と時間を費やしていた。
地域の複数のエリアに区割りする方法としては、たとえば特許文献1,2等のように種々の方法が提案されているが、所定の施設数が所定範囲に収まるように区割りする方法については見当たらない。
特開2004−191466 特開2004−184563
本発明は上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、対象地域を効率よく区割りするためのブリック作成支援方法及びブリック作成支援装置、並びにプログラムおよびプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、コンピュータを用いて区割り対象地域を所定の医療関連施設の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を支援するブリック作成支援方法において、
予め区割り対象地域を地図データに基づいて区割りし、区割りしたエリアをブリックとして初期設定しデータ格納部に格納しておき、区割り対象地域のブリックの編集要求に応じてデータ格納部に格納されたデータを読み出し、行政界にブリックのエリアを重ねた地図画面に各ブリックについての適合状態の情報を付加したブリック編集画面を作成して表示手段に表示し、
ブリック編集画面上で、ブリックの結合,分割してブリック内の医療関連施設数が所定範囲に収まるように修正可能とすることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、区割り対象地域の自動的な区割りは、予め定めた行政界レベルで自動的に区割りすることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ブリックの結合は、ブリック編集画面上での施設数不足のブリックの選択と結合開始要求に応じて当該ブリックに隣接する結合候補となるブリックを表示し、施設数不足のブリックと結合候補ブリックとの結合確定要求に応じてブリックを結合してデータ格納部のブリックのデータを修正する。
請求項4に係る発明は、結合候補となるブリックを表示する際に、結合した場合の医療関連施設数および医療関連施設数の判定結果を表示することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、ブリックの分割は、ブリック編集画面上での施設数過分のブリックの選択と分割開始要求に応じて分割ラインを入力してブリックを分割し、分割確定要求に応じてデータ格納部のブリックのデータを修正することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、分割ラインを入力すると、分割したエリアの情報を入力するためのダイアログを作成して表示することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、ブリック分割手段は、背景画像として分割する際の補助となる地図上の分割補助画像を表示することを特徴とする。
請求項8に係る発明は、医療関連施設は、病院,開業医および薬局等のうちの少なくとも一つである。本明細書で「薬局等」とは、薬局,その他を扱う施設を含むものとする。
請求項9に係る発明は、コンピュータを用いて区割り対象地域を所定の医療関連施設の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を支援するブリック作成支援装置において、
予め区割り対象地域を地図データに基づいて自動的に区割りし、区割りしたエリアをブリックとしてデータ格納部に格納するブリック自動作成手段と、
ブリック内の医療関連施設数の適合範囲を設定する適合条件設定手段と、
各ブリックの医療関連施設数が前記適合条件設定手段により設定された適合範囲入っているか、過分か、不足かを判定する判定手段と、
区割り対象地域のブリックの編集要求に応じて、データ格納部に格納されたデータを読み出し行政界にブリックのエリアを重ねた地図画面に各ブリックについての適合状態の情報を付加したブリック編集画面を作成して表示手段に表示するブリック編集画面作成手段とを備えていることを特徴とする。
請求項10に係る発明は、ブリック作成手段は区割り対象地域を地図データに基づいて予め定めた行政界レベルで自動的に区割りすることを特徴とする。
請求項11に係る発明は、ブリック編集画面におけるブリック適合状態の表示は適合状態に応じて異なる識別パターンをブリックのエリアに表示するパターン表示である。
請求項12に係る発明は、施設数不足のブリックの選択と結合開始要求に応じて当該ブリックに隣接する結合候補となるブリックを表示すると共に結合した場合の医療関連施設数および前記判定手段による適合判定結果を表示し、施設数不足のブリックと結合候補ブリックとの結合確定要求に応じてブリックを結合し、データ格納部のブリックのデータを修正するブリック結合手段を備えていることを特徴とする。
請求項13に係る発明は、結合候補ブリックの表示は、選択した不足のブリックから隣接する周辺のブリックに向けて表示される矢印であることを特徴とする。
請求項14に係る発明は、施設数が過分状態のブリックの選択と分割開始要求に応じて分割ラインを入力してブリックを分割し、分割確定要求に応じてデータ格納部のブリックの情報を修正するブリック分割手段を備えていることを特徴とする。
請求項15に係る発明は、ブリック分割手段は、過分のブリックに分割ラインを入力すると、表示画面上に分割したエリアの識別情報を入力するためのダイアログを作成して表示することを特徴とする。
請求項16に係る発明は、ブリック分割手段は、背景画像として分割する際の補助となる地図上の分割補助画像を表示することを特徴とする。
請求項17に係るプログラムは、予め区割り対象地域を地図データに基づいて区割りし、区割りしたエリアをブリックとしてデータ格納部に格納しておき、
区割り対象地域のブリックの編集要求に応じて、データ格納部に格納されたデータを読み出し、行政界にブリックのエリアを重ねた地図画面に各ブリックについての適合状態の情報を付加したブリック編集画面を作成して表示手段に表示する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項18に係る発明は、ブリック編集画面における適合状態の情報は、適合状態に応じて異なる識別パターンをブリックのエリアに表示するパターン表示であることを特徴とする。
請求項19に係る発明は、上記プログラムに加え、さらに、施設数不足のブリックの選択と結合開始要求に応じて当該ブリックに隣接する結合候補となるブリックを表示すると共に結合した場合の医療関連施設数および前記判定手段による適合判定結果を表示し、
施設数不足のブリックと結合候補ブリックとの結合確定要求に応じてブリックを結合し、データ格納部のブリックのデータを修正する手順をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項20に係る発明は、結合候補ブリックの表示は、選択した不足のブリックから隣接する周辺のブリックに向けて表示される矢印であることを特徴とする。
請求項21に係る発明は、請求項17または18のプログラムに加え、施設数が過分状態のブリックの選択と分割開始要求に応じて分割ラインを入力してブリックを分割し、分割確定要求に応じてデータ格納部のブリックの情報を修正する手順を備えたコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項22に係る発明は、過分のブリックに分割ラインを入力すると、表示画面上に分割したエリアの識別情報を入力するためのダイアログを作成して表示することを特徴とする。
請求項23に係る発明は、分割ラインを入力する際に、背景画像として分割補助画像を表示することを特徴とする。
請求項24に係るコンピュータ読取可能な記録媒体は、請求項15乃至21のいずれかの項に記載のプログラムを記録したものである。
請求項25に係るGPブリック及びPOブリックの区割り地図データは、所定の行政界レベルでの区割りエリアを基礎単位エリアとし、基礎単位エリアを結合,分割することにより構成されるブリックの区割り地図データであって、開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として、開業医のGPブリックであり薬局等のPOブリックでもある共有のブリックに区割りしたことを特徴とする。
請求項26に係るGPブリック及びPOブリックの区割り地図データは、開業医または薬局等の施設数が適合範囲の最低数の倍以上あるGPブリックまたはPOブリックについて、細分化したことを特徴とする。
請求項27に係るHPブリックの区割り地図データは、病院の数が予め定めた適合範囲に入るように、請求項25に記載のGPブリックでありPOブリックである共有のブリックを結合して構成されていることを特徴とする。
請求項28に記載の発明は、コンピュータを用いて区割り対象地域について開業医および薬局等の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を支援するブリック作成支援方法において、
開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として、開業医のGPブリックであり薬局等のPOブリックでもあるコアブリックに区割りしてデータ格納部に格納しておき、
細分化要求に応じてデータ格納部からコアブリックの地図データおよび開業医および薬局等の施設数のデータを読み出して地図画面上にコアブリックを重ねた細分化ブリック選択画面を作成し、当該細分化ブリック選択画面には開業医と薬局等の数において、さらに細分化可能か否かについての判定結果の情報を付加して表示手段に表示し、
細分化対象のコアブリックの選択と開業医と薬局等のうちの一方の作業モードの指定に応じて、指定されたGPブリックまたはPOブリックの細分化を行うための細分化編集画面を作成し、当該細分化編集画面にはGPブリックまたはPOブリックを所定の行政界レベルのエリアに細分化した画像と、各細分化エリアについて開業医または薬局等の数が適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を表示し、
細分化エリアの結合,分割によってGPブリックまたはPOブリックを適合条件に適合するように細分化処理可能としたことを特徴とする。
請求項29に係る発明は、GPブリックおよびPOブリックについての所定の行政界レベルのエリアへの細分化処理は、細分化編集前に自動的に行うことを特徴とする。
請求項30に係る発明は、コアブリックの範囲内で編集された開業医と薬局等について、個別のブリックが互いに部分的に重複しないかどうかを判定することを特徴とする。
請求項31に係るブリック作成支援装置は、区割り対象地域を、開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として、開業医のGPブリックであり薬局等のPOブリックでもあるコアブリックに区割りした区割りデータについて、コアブリック内の開業医または薬局等の個別の施設数において、さらに細分化可能であればGPブリックおよびPOブリックを区割りする作業を支援するブリック作成支援装置であって、
GPブリックまたはPOブリックを細分化したエリア内の施設数が適合範囲に入っているか、過分か、不足かの適合状態を判定する判定手段と、
細分化要求に応じてデータ格納部からコアブリックの地図データおよび開業医および薬局等の施設数のデータを読み出して地図画面上にコアブリックを重ねた細分化ブリック選択画面を作成し、当該細分化ブリック選択画面には開業医と薬局等の数において、さらに細分化可能か否かについての判定結果の情報を付加して表示手段に表示する細分化ブリック選択画面作成手段と、
細分化対象のコアブリックの選択と開業医と薬局等のうちの一方の作業モードの指定に応じて、指定されたGPブリックまたはPOブリックの細分化を行うための細分化編集画面を作成し、当該細分化編集画面にはGPブリックまたはPOブリックを所定の行政界レベルのエリアに細分化した画像と、各細分化エリアについて開業医または薬局等の数が適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を表示する細分化編集画面作成手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項32に係る発明は、GPブリックおよびPOブリックを所定の行政界レベルの基礎単位エリアへ細分化する細分化手段を備えていることを特徴とする。
請求項33に係る発明は、コアブリック内で細分化したGPブリックとPOブリックが互いに部分的に重複しないかどうかを判定する判定手段を備えていることを特徴とする。
請求項34に係る発明は、区割り対象地域について、開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として、開業医のGPブリックであり薬局等のPOブリックでもある共有のブリックに区割りし、当該共有のブリックに基づいて病院についてのHPブリックを作成する作業を支援するブリックの作成支援方法において、
予めGPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックを所定の行政界レベルで結合してHPブリックを自動的に作成してデータ格納部に格納しておき、
データ格納部からデータを読み出して地図画面上にHPブリックを重ねたHPブリック編集画面を作成し、当該HPブリック編集画面には各ブリックの病院数が予め定めた適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を付加して表示手段に表示し、
HPブリック編集画面上で、ブリックの結合をしてブリック内の病院数が所定範囲に収まるように修正可能とすることを特徴とする。
請求項35に係る発明は、区割り対象地域について、開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として、開業医のGPブリックであり薬局等のPOブリックでもある共有のブリックに区割りし、当該共有のブリックに基づいて病院についてのHPブリックを作成する作業を支援するブリックの作成支援装置において、
予めGPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックを所定の行政界レベルで結合してHPブリックを自動的に作成してデータ格納部に格納するHPブリック自動作成手段と、
HPブリック内の病院数の適合範囲を設定する適合条件設定手段と、
各HPブリックの病院数が前記適合条件設定手段により設定された適合範囲に入っているか、過分か、不足かの適合状態を判定してデータ格納部に格納する判定手段と、
HPブリックの編集要求に応じて、データ格納部からデータを読み出して地図画面上にHPブリックを重ねたHPブリック編集画面を作成し、当該HPブリック編集画面には各ブリックの病院数が予め定めた適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を付加して表示手段に表示するHPブリック編集画面作成手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、予め区割り対象地域を地図データに基づいて区割りするようにしたので、初期設定が簡単にできる。
その後、ブリック編集画面を作成し、ブリック内の医療関連施設数の適合状態を表示するようになっているので、適合状態を見ながらブリックの結合,分割をすればよく、ブリック編集の省力化を図ることができる。
また、ブリックの初期設定を予め定めた行政界レベルで区割りするようにすれば、行政区画のデータを有効に利用することができる。
また、結合開始要求に応じて結合候補となるブリックを表示するようになっているので、ブリックの選択が容易にできる。
さらに、結合候補となるブリックを表示する際に、結合した場合の医療関連施設数および医療関連施設数の判定結果が自動的に表示されるので、操作者は結合候補のブリックを選択して判定結果を確認するだけでよく、結合作業がより簡単になる。
また、分割ラインの入力に応じてブリックを分割するようになっているので、分割作業が簡単にできる。
分割ラインを入力すると、分割したエリアの識別情報を入力するためのダイアログが表示されるので、分割データの登録が簡単にできる。
分割する際に、背景画像として分割する際の補助となる地図上の分割補助画像を表示するようにすれば、分割ラインの入力が容易となる。
区割りされたすべてのエリアについて、開業医と薬局等の数が共にそれぞれの適合範囲に入っているか、開業医(GP)と薬局等(PO)のいずれか一方が適合範囲に入っているようなGPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックとなるデータ構造とすれば、開業医と薬局等についての薬の流通量等について、統一的な統計を取ることができる
さらに、共有のブリックの範囲でGPブリックあるいはPOブリックを細分化するようにすれば、きめ細かいデータを取ることができる。
病院の数が予め定めた適合範囲に入るように、GPブリック,POブリックを結合して構成すれば、薬の流通量について、地域単位で統一的に評価することができる。
また、GPブリックとPOブリックを細分化する際に、GPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックをコアブリックとし、細分化ブリック選択画面上の各コアブリックに細分化可能か否かの判定情報を付加して表示するようにしたので、細分化対象のGPブリックまたはPOブリックの選択を容易に行うことができる。さらに、細分化対象のコアブリックを選択し、GPブリックかPOブリックの作業モードを指定することにより、GPブリックおよびPOブリックの細分化編集画面が表示されるので、編集作業を迅速に行うことができる。
また、細分化編集画面には、所定の行政界レベルのエリアに細分化した画像と、各細分化エリアについて開業医数または薬局等の施設数が適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を表示するので、判定情報に基づいて、細分化エリアの結合,分割をするだけで、GPブリックあるいはPOブリックの細分化処理を簡単に行うことができる。
GPブリックおよびPOブリックについての所定の行政界レベルのエリアへの細分化処理を細分化編集前に自動的に行うようにすれば、ブリックの作成手順がより簡単になる。
コアブリックの範囲内で作成された開業医と薬局等のGPブリックとPOブリックについて、個別のブリックが互いに部分的に重複しないかどうかを判定するようにすれば、開業医と薬局等についての薬の流通量等について、統一的な統計を取ることができる
以下に本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1に係るブリック作成支援装置を示している。
このブリック作成支援装置1は、コンピュータを用いて区割り対象地域を所定の医療関連施設の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を支援するもので、区割り対象地域を自動的に区割りし区割りしたエリアをブリックとしてデータ格納部100に格納するブリック自動作成部10と、ブリック内の医療関連施設数の適合範囲を設定する適合条件設定部20と、各ブリックの医療関連施設数が予め定めた判定基準に合致しているかどうかを判定するブリック判定部30と、ブリックの手動での確定作業を支援する手動確定支援部40と、ブリック情報出力部50と、判定ルール確認部60とを備えている。
この実施の形態では、医療関連施設は、病院(HP),開業医(GP)および薬局等(PO)であり、ブリックとして、開業医のGPブリック、薬局等のPOブリック、病院のHPブリックを作成する。GPブリックとPOブリックは同一エリアであり、GPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックを作成する。HPブリックについてはGPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックの集合として作成される。ここで、薬局等とは、薬局,その他を扱う医療関連施設を含むものとする。
データ格納部100はコンピュータのRAM,ハードディスク,外部記憶装置等の記憶装置に記憶される。
一方、ブリック作成部10,適合条件設定部20,ブリック判定部30,手動確定支援部40,ブリック情報出力部50および判定ルール確認部60はコンピュータの主制御部200において処理される。主制御部200は、特に図示しないが、通常のコンピュータのマイクロプロセッサ(CPU)とRAM等の主記憶装置を含む構成で、主記憶装置に読み込まれたプログラムに従ってデータが処理される。プログラムは一般的にはハードディスク等の補助記憶装置に記憶され、処理実行時に主記憶装置に読み出されて実行される。
主制御部200には、キーボード,マウス等の入力装置70および表示装置80が接続されている。
ブリック自動作成部10は、GPブリック,POブリック自動作成部11と、HPブリック自動作成部12を備えている。
GPブリック,POブリック自動作成部11は、地図データが格納された地図データ格納部300と医療関連施設の情報が格納されたショップポイントリスト格納部301から処理対象地域の地図データおよび医療関連施設のデータを読み出し、予め定めた行政界レベルで区割りしてブリックとし、データ格納部100に格納する。たとえば、市区については町丁目レベルまで区割りする。この区割りレベルは、医療関連施設の種別、適合条件設定部で定める適合条件に応じて定めるもので、なるべく適合エリアが多いレベルで区割りするようにすればよい。
地図データ格納部300は、市区郡,町丁目,町村等の行政区画の名称,ポリゴンデータ等の形状情報や位置情報等の一般的な地図データが格納されている。
ショップポイントリスト格納部301は、医療関連施設(病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)等)の種別,住所等の情報が格納されている。
HPブリック自動作成部12は、GPブリック,POブリックの集合として設定されるもので、GPブリック,POブリックが作成されていることが前提で、所定の行政界レベルの大きさでGPブリック,POブリックの集合として自動的に設定される。たとえば、市区郡のレベルで自動設定する。
データ格納部100は、行政界データが格納された行政界データ格納部101と、ブリックを行政界データと関連付けて格納するブリックデータ格納部102と、医療関連施設のデータがブリックおよび行政区画と関連付けて格納されたショップデータ格納部103が設けられている。
行政界データ格納部101には、所定対象地域毎に、少なくとも地図データの行政区画名と行政区画の形状等の幾何学データを関連付けて格納される。この実施の形態では、汎用的な地図データ格納部300から区割り対象地域の行政界データを読み出して行政界データ格納部101に格納する。たとえば、市区郡の区画形状としてのポリゴンと座標位置、市区については町丁目の区画形状としてのポリゴンと座標位置、郡については町村の区画形状としてのポリゴンと座標位置が格納されている。また、行政区画の形状だけでなく、分割する際の補助となる河川,鉄道,道路などの情報が格納される。
この実施の形態では、町丁目データを基礎単位とし、各医療関連施設、病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)の数をカウントして属性情報として格納されている。また、図示していないが、町丁目データを基礎単位とし、病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)の数施設およびHPブリック,GPブリック,POブリックの各ブリックコードのデータを格納したテーブルをマスターターテーブルとして格納されている。
ブリックデータ格納部102には、処理対象地域毎に、行政区画名及び分割細分名,ブリックの識別コード、対応する行政区画の識別コード、ブリックエリア内の病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)の数、各施設数の適合状態などが格納される。
ショップデータ格納部103には、処理対象地域毎に、医療関連施設コード、病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)の種別、住所等が格納される。
適合条件設定部20は、病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)について、それぞれ独自の適合条件を設定するもので、たとえば、病院についてn1〜n2の範囲、開業医についてはm1〜m2の範囲、薬局等についてはo1〜o2の範囲として設定する。n1,n2,m1,m2,o1,o2は任意に設定可能である。
ブリック判定部30は、各ブリックを予め定めた判定基準によって、医療関連施設数の数が適合範囲か否かを判定するもので、GPブリック,POブリックについては、開業医(GP)と薬局等(PO)の双方について適合条件に適合していることを条件とし、適正範囲、過分、不足、ゼロの4種類に分けている。また、開業医と薬局等のいずれかが0の場合には「OR」条件の設定とする。
手動確定支援部40は、GPブリック,POブリック手動確定支援部410と、HPブリック手動確定支援部420とを備えている。GPブリック,POブリック手動確定支援部410は、区割り対象地域のブリックの編集要求に応じてブリック編集画面を作成して表示装置80の表示するブリック編集画面作成部411と、ブリックを結合するブリック結合部412と、ブリックを分割するブリック分割部413と、を有している。
ブリック編集画面作成部411は、区割り対象地域のブリックの編集要求に応じて、データ格納部100から編集用のデータを読み出し、行政区画が表示された地図画面上にGPブリック,POブリックのエリアを重ね、各ブリックについてブリック判定部30により判定された適合状態の情報を付加してブリック編集画面を作成し、表示装置80に表示する。
ブリック結合部412は、GPブリック,POブリックの選択と結合開始要求に応じてブリックに隣接する結合候補となるブリックを表示すると共に結合した場合の開業医(GP)および薬局等(PO)の数およびブリック判定部30による適合判定結果を表示し、結合対象ブリックと結合候補ブリックとの結合確定要求に応じてブリックを結合し、データ格納部100のGPブリックおよびPOブリックのデータを修正する。
ブリック分割部413は、施設数が過分状態の分割対象ブリックの選択と分割開始要求に応じて分割ラインを入力してブリックを分割し、分割確定要求に応じてデータ格納部100のブリックの情報を修正する。
HPブリック手動確定支援部420は、区割り対象地域のブリックの編集要求に応じてHPブリック編集画面を作成して表示装置80に表示するブリック編集画面作成部421と、ブリックを結合するブリック結合部422とを有している。HPブリックはGPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックの集合として構成されるので、エリアの分割はしない。
HPブリック編集画面作成部421は、HPブリックの編集要求に応じてデータ格納部100から自動作成されたHPブリック編集用のデータを読み出し、行政区分にGPブリック,POブリックおよびHPブリックのエリアを重ねた地図画面に、各HPブリックについてブリック判定部30による判定された適合状態の情報を付加してブリック編集画面を作成し、表示装置80に表示する。
HPブリック結合部421は、結合対象のHPブリックの選択と結合開始要求に応じてブリックに隣接する結合候補となるブリックを表示すると共に結合した場合の病院(HP)の数および判定部30による適合判定結果を表示し、結合対象HPブリックと結合候補HPブリックとの結合確定要求に応じてHPブリックを結合し、データ格納部のHPブリックのデータを修正する。
ブリック情報出力部50は、作業途中のブリック情報を出力する作業途中情報出力機能と、作業が完了したブリックデータを出力する作業完了情報出力機能と、医療関連施設の追加削除差分による更新対象ブリックリストを出力する更新情報出力機能とを備えている。
作業途中情報出力機能は、作業途中のブリック情報について仮IDを付与し、そのブリックが保持する町丁目情報を出力ファイル500にテキスト出力する機能である。
作業完了情報出力機能は、作業が完了したブリック情報とマスターデータの関連性の取得およびシーケンシャルブリックコードの付与を行う機能である。
更新情報出力機能は、各ブリックに対して病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)の数が変動した場合、その追加削除の差分が生じた更新対象ブリックリストを出力する機能である。
判定ルール確認部60は、ブリックの結合,分割の際の判定ルール確認に用いる。結合,分割処理のルールについては、ナレッジデータベースとしてデータベース400を構築し、またインターネットやLAN等の通信ネットワーク401を通じてデータベース400にアクセス可能となっている。これにより、ブリックの作成を統一的な基準で作成することが可能となる。
次に、GPブリック,POブリックを手動確定する作業手順について、図2の概念図および図4のフローチャートに基づいて説明する。
図4に示すように、入力装置70からGPブリック,POブリックの編集要求が入力されると、GPブリック,POブリック編集画面作成部411によってブリック編集画面が作成され、表示装置80に表示される(S1)。
ブリック編集画面は、図2(A)に示すように、行政区画の上にブリック(Br1,Br2,・・・)を重ねた編集用地図画像1001と共に、開業医(GP)と薬局等(PO)の位置がマークされ、ブリックとしての適合状況が情報として表示される。図示例では、開業医(GP)を丸、薬局等(PO)を三角のマークで表示している。
また、編集用地図画像1001では、行政区画だけでなく鉄道1002,水系1003も区割りの境界線として利用して区割りされている。
GPブリック,POブリックとしての適合状況の情報は、各ブリックに吹き出し形式の適合状況表示欄1004が設けられ、この適合状況表示欄1002に開業医(GP)と薬局等(PO)の施設数と、適合(OK)か不適合(NG)かの適合状況が表示されている。さらに、各ブリックBrの領域は、色分けや網掛け等の識別パターン表示によって視覚を通じて直感的に識別可能としている。たとえば、施設数が適合している場合は緑、不足エリアについては朱色、施設数が過分のエリアについては黄色というように色分けされる。
図示例では、区割り対象地域を8つのエリアに区割りしたもので、5つのエリアがブリックとして適合し、3つのエリアが施設数不足の不適合エリアとなっている。図には過分のエリアは表示していない。
この施設数不足エリアについては、ブリックの適合条件を満足するように隣接するエリアと結合を繰り返す。
結合処理は、施設数不足の結合対象エリアA1を選択すると共に、結合開始要求を入力する(図4,S2,S3参照)。この結合開始要求によりブリック結合部412は結合対象エリアA1の隣接エリアのうち判定ルールに従うブリックを矢印1005で表示させる(図2(B),図4,S4参照)。
この結合候補ブリックのうち、河川,湖沼,鉄道,道路等から考慮して×印のエリアには結合しない(図2(C)参照)。この選択は、オペレータが判断する。判定ルールは、判定ルール確認部60を通じて判定ルールを格納したデータベース400にアクセスすることにより、参照することができる。
図示例では、結合エリアはGPブリック,POブリックBr1に絞り込まれるので、GPブリック,POブリックBr1を選択すると(図4,S5参照)、図2(D)に示すように、結合した場合の開業医(GP),薬局等(PO)の施設数と判定結果のダイアログ1006が表示される(図4,S6参照)。
このダイアログ1006を確認して適合している場合には、ダイアログ1006に設けられた作成ボタン1007を押すことにより確定したブリックデータが作成される(図4,S7,S8参照)。
次に、閾値オーバー(過分)のエリアを分割する手順について説明する。
表示装置80に表示されたブリック編集画面で、図3(A)に示すような過分のエリアB1を選択して分割開始を指示する(図4,S9,S10参照)。図示例では、開業医(GP)が25、薬局等(PO)が20である。
このエリアについて、背景に地形および街路図等の補助画像を表示し、河川,鉄道,道路などを考慮して分割ラインLを入力する(図4,S11,図3(B)参照)。
分割ラインLを入力すると、分割処理支援部422は分割情報入力ダイアログ1010を画面上に表示する。この分割情報入力ダイアログ1010には、分割後の分割情報入力欄1011,1012と、作成ボタン1013およびキャンセルボタン1014が設けられている。
分割情報入力欄1011,1012には、分割名称を入力し、作成ボタン1013をクリックすると分割情報がデータ格納部100に格納される(図4,S13,S14参照)。
エリア分割後、その結果が画面に表示され(図3(C),図4,S15参照)、分割した各エリアB11,B12には、吹き出しの適合状況表示欄1004が設けられる。
以上の結合,分割を繰り返し、条件に適合するGPブリック,POブリックを確定していく。
次に、具体的なブリック作成手順について説明する。
図5はGPブリック,POブリックを自動作成する場合の画面構成である。
GPブリック,POブリック自動作成画面2000は、各種データパスの指定欄2010と、ブリック自動作成モードか、中間データ初期化モードを選択するチェックボックス2021,2022と、適合条件を表示すると共に設定変更ボタン2031が設けられた適合条件表示欄2030と、処理を行う60区分の指定欄2040と、処理実行用のOKボタン2050と、処理中止用のキャンセルボタン2060と、が設けられている。
データパス指定欄2010は、ショップポイントテーブルの指定欄2011と、町丁目行政界地図データパッケージの指定欄2012と、中間データの出力先ディレクトリの指定欄2013を備えている。
ショップポイントテーブルはショップポイントリスト格納部301に対応し、行政界地図データパッケージは、図1に記載の地図データ格納部300に対応する。
中間データは、図1に記載のデータ格納部101に対応し、処理区分毎に行政界データと、作成するブリックおよび医療関連施設を互いに関連付けて格納する。
チェックボックス2021,2022については、中間データ、すなわちデータ格納部100の初期化のみを行う場合(ブリックの自動作成を行わない場合)はブリック自動作成を行うチェックボックス2022を外し、ブリックの自動作成のみを行う場合(既に中間データの初期化が完了している場合)は中間データの初期化のチェックボックス2021を外す。
適合条件表示欄2030には、現在設定されている開業医(GP)と薬局等(PO)の施設数が表示されている。適合条件を変更する場合は、設定変更ボタン2031を押す。
設定変更ボタン2031を押すと、図5(B)に示すような適合条件設定ダイアログ2032が表示される。適合条件設定ダイアログ2032には、病院(HP)の適合範囲設定欄2033と、開業医(GP)の適合範囲設定欄2034と、薬局等(PO)の適合範囲設定欄2035と、処理実行用のOKボタン2036と、処理中止用のキャンセルボタン2037が設けられている。
適合条件は、病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)について、それぞれ独立に任意に最小値,最大値を設定できるようになっている。適合条件の表示欄には、GPとPOの適合条件についてのみ表示される。
処理を行う60区分の指定欄2040では、全国を60の処理対象地域に区分しており、処理対象となる区分を指定するようになっている。処理対象区分の指定は、図5(C)に示すように、左側の区分コードリスト2041から処理をかけたい区分名称を選択し、ボタンを押すことにより処理対象区分コード欄2042に処理対象区分名称が表示される。
GPブリック,POブリックの自動作成を実行する場合には、ブリック自動作成のチェックボックスをチェックし、適合条件表示欄2030で適合条件を確認し、処理対象区分コード欄2042を確認し、OKボタン2050を押す。
OKボタン2050が押されると、GPブリック,POブリック自動作成部11によって自動作成処理がなされ、中間データの出力先に指定されたデータ格納部100に、処理区分毎に、行政界データ格納部101,ショップデー格納部102およびブリックデータ格納部103が作成され、地図データ格納部300から処理区分内の町丁目行政界地図のデータを読み出して行政界データ格納部101に格納し、ショップポイントリスト格納部301から医療施設データを読み出してショップデータ格納部103に格納する。
また、ブリックデータ格納部102には、予め設定された行政界レベルで区割りされたエリアをブリックとして登録する。60区分を最大単位とし、町丁目レベルまで作成する。
この例では、所定対象区分は北海道1〜6,岩手の7区分を所定対象地域とし、それぞれの処理区分毎にそれぞれデータが作成される。
処理が終了すると、図5(D)に示すように、処理が終了ダイアログが表示され、OKボタン2071を押すと自動作成画面を閉じる。
図6はGPブリック,POブリックの手動確定用の初期画面の構成である。
この手動確定用初期画面3000には、中間データの格納ディレクトリパスの指定欄3010と、処理対象の区分指定欄3020と、処理を実行するOKボタン3030と、処理を中止するキャンセルボタン3040が設けられている。
この中間データの格納ディレクトリパス指定欄3010でデータ格納部100のディレクトリを指定し、区分指定欄3020で処理区分を指定し、OKボタン3030を押すと、図6(B)に示すようなブリック編集画面3100が表示される。
ブリック編集画面3100は、ブリックの情報が付加された処理対象地域の地図画面3110と、各ブリックの適合状況を表示する適合状況表示欄3120と、医療関連施設の種別毎の色分けと区分内の数を表示するショップデータ表示欄3130と、結合,分割用のツール表示欄3140が設けられている。
地図画面3110は、行政区分が表示された地図上に、ブリックのエリアを重ねて表示したもので、各ブリックエリアの境界線が行政区画と区別できるように色を変えて太線で表示され、各エリアのGPブリック,POブリックとしての適合状況が色分け等のパターン分け表示されている。この実施の形態では、過分,不足,ショップ無し,適合,不足(確定),過分(確定)の6種類に分けられている。パターンについては適宜設定される。ここで、不足(確定),過分(確定)というのは、適合条件を満たさない状態で結合を確定したエリアである。
ブリック適合状況表示欄3120には、過分,不足,ショップ無し,適合,不足(確定),過分(確定)のエリアのパターンサンプルと、数が示されている。
この実施の形態では、GPブリック,POブリックとしての適合条件は、開業医(GP)と薬局等(PO)の数が共に適合範囲に入っている場合と、どちらか一方の施設が適合していて他方がゼロの場合である。
ショップデータ表示欄3130には、地図画面3110上の住所地に表示される医療関連施設の識別マークについて、たとえば、病院(HP)を赤、開業医(GP)を青、薬局等(PO)を緑と色別表示をし、処理対象地域全体の数を表示している。
編集用ツール表示欄3140には、条件設定ボタン3141、データ保存ボタン3142,結合解除ボタン3143,結合開始ボタン3144、結合確定ボタン3145、分割開始ボタン3146、分割線入力ボタン3147、分割確定ボタン3148、分割解除ボタン3149が設けられている。
条件設定ボタン3141は、病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)の施設数の適合範囲を設定するもので、図5(B)に示した適合条件設定ダイアログと同じダイアログが表示され、適合条件の変更が可能である。
次に、ブリックの結合操作について説明する。
図7(A)は、地図画面の結合するエリア周辺を拡大した画面で、結合対象エリアを選択し、ブリック結合開始ボタンを押した状態を示している。
この状態では、施設数が不足のブリックのエリアを表すポリゴンA10が強調表示され、いくつかの結合候補となるブリックのポリゴンが自動的に表示される。この結合候補となるブリックについては、地図画面上に病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)の数と郵便番号の情報が表示される。この例では、選択したポリゴンA10の図中上下に位置するエリアのポリゴンA11,A12,図中左に位置するエリアのポリゴンA13が候補として表示されている。
選択したポリゴンA10は、開業医(GP)の数がゼロ、薬局等(PO)の数が1で、施設数が不足するエリアである。隣接するエリアのポリゴンA11,A12も施設数が不足するエリアで、エリアA13がGPブリック,POブリックとして適合するエリアである。
地図画面と別に、メッセージウィンドウ3150が表示され、メッセージウィンドウ3150には、選択したエリアA10についてのGPブリック,POブリックとして適合,不適合の区別、開業医(GP)の数、薬局等(PO)の数、郵便番号、結合候補のエリア数が表示される。
図7(B)は、結合候補のエリアのポリゴンA11,A12を選択し、さらにポリゴンA13を選択した状態を示している。
このポリゴンA13を選択した状態で、次の結合候補としてポリゴンA13の図中右に位置するポリゴンA14,A15が表示されると共に、選択したすべてのポリゴンA10,A11,A12,A13の領域内の開業医(GP)数、薬局等(PO)数が表示され、メッセージウィンドウ3150に適合,不適合の判定状態が表示される。図示例では、開業医(GP)数が9、薬局等(PO)数が12となり、GPブリック,POブリックとして適合することが表示されている。
図8(A)は、メッセージウィンドウ3150で条件に合致したことを確認し、結合確定ボタン3145を押した状態で、結合処理についての確認ウィンドウ3160が表示され、結合されたエリアが強調表示される。確認ダイアログのOKボタン3161を押すと、結合処理が実行され、図8(B)に示すように、一つのポリゴンA101として表示される。
なお、この実施の形態では、ポリゴン結合時に、GPブリック,POブリックとしての適合条件を満たしていない場合でも、結合確定ができるようになっている。結合確定ボタン3145を押した際に、条件に適合していない場合には、「条件が不適合なため結合できません。一時的に確定しますか?」というメッセージが入ったダイアログが表示され、OKボタンを押すと一時的な確定処理が実行される。
図9はブリックの結合を解除する操作画面を示している。
図9(A)は、ブリックの結合を解除させるポリゴンA101を選択した状態、図9(B)は結合解除ボタン3143を押した状態を示している。結合解除ボタン3143を押すと、地図画面は結合解除のプレビュー画面となり、結合を解除した場合の、すべてのブリックについて、病院(HP),開業医(GP),薬局等(PO)の数と郵便番号の情報が表示され、結合解除の確認ダイアログが表示される。結合解除のプレビュー画面を確認した後、確認ダイアログでOKボタンを押すと解除処理が実行されてブリックの結合が解除される。
図10は、上記GPブリック,POブリック結合処理手順のフローチャート例を示している。
すなわち、区割り対象地域のブリックの編集要求に応じて、ブリック編集画面作成部411がデータ格納部100からデータを読み出してブリック編集画面3100を作成して表示装置80に表示する(S21)。
ブリック編集画面3100上で、オペレータがマウス等の入力装置70によってGPブリック,POブリックとして施設数が不足のポリゴンA10を選択し(S22)、結合開始ボタンを押すと(S23)、ブリック結合部412が隣接する結合候補エリアの情報をデータ格納部100から検索し、ブリック編集画面3100の地図画面3110上に結合候補エリアのポリゴンA11,A12,A13を表示する(S24)。
同時に、選択しているポリゴンについての開業医(GP)数および薬局等(PO)数を表示すると共に、開業医数および薬局等数がGPブリック,POブリックとして適合しているか否かがブリック判定部30によって判定され、判定結果がブリック編集画面3100のメッセージウィンドウ3150に表示される(S25)。
最初に選択したポリゴンは不足エリアなので、結合候補のポリゴンの中から一つ選択する(S26,S27)。この選択によって先に選択されたポリゴンと次に選択されたポリゴンのエリア全体について、開業医(GP)数および薬局等(PO)数を加算して表示すると共に、開業医数および薬局等数がGPブリック,POブリックとして適合しているか否かが判定部によって判定され、判定結果がメッセージウィンドウ3150に表示される。
選択した全体のエリア内の開業医数および薬局等数がGPブリック,POブリックとして適合範囲に入るまで、結合候補ポリゴンの選択を繰り返す。結合候補ポリゴンは、最初に表示された複数の結合候補エリアの選択が終了すると、次の結合候補エリアが表示される。
選択した全体のエリア内の開業医数および薬局等数がGPブリック,POブリックとして適合範囲に入り、結合確定ボタン3145が押されると(S28)、ブリック結合部412は選択された全てのエリアをGPブリック,POブリックとして、ポリゴンデータを結合すると共に新たな識別情報を付し、データ格納部100に登録する(S29)。
結合をキャンセルすると、不足エリアの選択に戻る(S30)。
次に、ブリックを分割する場合について説明する。
図11(A)は、あるエリアを分割する場合を示している。まず、分割したいエリアと合致するブリックエリアB100を選択し、分割開始ボタン3146を押す。
分割可能のブリックを選択していれば、メッセージウィンドウ3150に分割可能である旨が表示される。
ドローツールを用いて分割線Lを入力すると分割結果がプレビューされ、各分割エリア内の病院(HP)の数、開業医(GP)の数および薬局等(PO)の数、郵便番号が表示される。
次いで、分割確定ボタン3147を押すと、細分化地域名の入力ダイアログ3160が表示される。
この細分化地域入力ダイアログ3160には、分割地域について細分化地域コード入力欄3161,3162が設けられ、参考として、町域名、市町村コード、町丁目コード、グループコード、郵便番号が表示される。
ダイアログで細分化地域コード入力欄3161,3162に分割情報を入力し、OKボタン3163を押すと、該当する細分化地域が強調表示され分割情報がデータ格納部に格納される。すなわち、該当エリアが分割ポリゴンとしてデータに追加され、分割ポリゴンを基本としてブリックデータが登録される。
分割開始ボタンを解除すると次の作業に移行する。
次に、分割したエリアを元(初期状態)に戻す場合について説明する。
図12(A)に示すように、分割したエリアB101を選択して分割解除ボタン3148を押すと、図12(B)に示すように、分割解除対象となるエリアB100がプレビューされ、解除確認ウィンドウ3170が表示され、OKボタン3171を押すと分割が解除される。
次に、図13,図14を参照して、病院に関するHPブリックの作成ツールについて説明する。
HPブリックの作成ツールは、次の2つの機能を備えている。
第1に、確定作業済みのGPブリック,POブリックデータを元にしてHPブリックを自動作成する。
第2に、自動作成したHPブリックデータを元に手動確定作業を行う。
図13(A)は、HPブリックを自動作成する場合の画面構成である。
HPブリック自動作成画面4000は、中間データとしてのデータ格納部100の格納ディレクトリパスの指定欄4010と、HPブリックの初期化を行うかどうかのチェックボックス4020と、処理を行う60区分の指定欄4030と、処理実行用のOKボタン4040と、処理中止用のキャンセルボタン4050と、が設けられている。
まず、中間データディレクトリの指定欄4010の指定と、60区分の処理対象区分を指定し、OKボタン4040を押す。
OKボタン4040が押されると、HPブリック自動作成部12によって、データ格納部100が参照され、確定作業済みのGPブリック,POブリックデータを元にしてHPブリックが自動的に区割りされ、HPブリックとGPブリック,POブリックと対応付けたテーブルが作成される。処理が終了すると、自動的に手動確定の画面へと移行する。
図13(B)はHPブリックの手動確定用の編集画面の構成である。
このHPブリック編集画面4100は、GPブリック,POブリックの手動確定画面と同様に、処理区分指定欄で指定した処理区分の地図画面4110と、各HPブリックのブリック適合状況を表示する適合状況表示欄4120と、医療関連施設の種別毎の色分けと区分内の数を表示するショップデータ表示欄4130と、結合用のツール表示欄4140が設けられている。
処理区分の地図画面4110は、行政区画およびGPブリック,POブリックが表示された地図上に、HPブリックのエリアを重ねて表示されている。各ブリックの境界線は行政区画と区別できるように色を変えて太線で表示され、各ブリックの適合状況が色分け表示されている。
適合条件表示欄4120では、過分,不足,ショップ無し,適合,過分(確定),不足(確定)の状態の色分け等の表示パターンのサンプルと、該当するエリアの数を示している。
また、ショップデータ表示欄では、地図画面上に表示される病院(HP)、開業医(GP)、薬局等(PO)の識別マーク(色分け等)と、その数を表示している。
ツール表示欄4140には、条件設定ボタン4141、データ保存ボタン4142,結合解除ボタン3143,結合開始ボタン3144、結合確定ボタン3145が設けられている。HPブリックについてはGPブリック,POブリックの集合であることから、分割機能はない。HP手動確定上不都合が生じた場合には、該当する個所のGPブリック,POブリックの再構成が必要となる。
HPブリックの結合は、GP/POの結合処理の作業手順と同様なので詳細には説明しないが、編集画面4110上で、オペレータがマウス等の入力装置によってHPブリックとして施設数が不足のエリアを選択し、結合開始ボタン4144を押すと、ブリック結合部422が隣接する結合候補エリアの情報をデータ格納部100から検索し、表示画面上に結合候補エリアの情報を表示する。同時に、選択しているエリアについての病院(HP)数を表示すると共に病院数がHPブリックとして適合しているか否かが判定部30によって判定され、判定結果が表示画面上に表示される。
選択した全体のエリア内の開業医数および薬局等数がHPブリックとして適合範囲に入るまで、結合候補エリアの選択を繰り返し、選択した全体のエリア内の病院数がHPブリックとして適合範囲に入り、結合確定ボタン4145が押されると、ブリック結合部422は選択された全てのエリアをHPブリックとして、ポリゴンデータを結合すると共に新たな識別情報を付し、データ格納部100に登録する。
結合解除については、図13に示すように、結合解除対象のHPブリックC10を選択して結合解除ボタン4143を押す。すると、ブリック結合解除についてのメッセージウィンドウ4150が表示され、OKボタン4151を押すと結合が解除される。
次に、ブリック情報出力部50の機能について説明する。
このブリック情報出力部50は、次の3つの機能を備えている。
第1に、作業途中のブリックデータについて仮IDを付与し、そのブリックが保持する町丁目情報をテキスト出力する。
作業途中のブリックデータとは、手動確定前の未確定のブリックのデータ、および適合条件に合致していない状態で一時的に確定したブリックのデータである。
第2に、作業が完了したブリックデータについて、市区郡等のマスターデータとの関連性を取得し、シーケンシャルなブリックコードを付与する。
第3に、一旦ブリック作業が完了したブリックデータに対してショップ(医療関連施設)データの追加削除により、更新が必要となった場合、差分処理を行い、その更新対象ブリックを出力する。
図15は、出力情報設定画面を示している。
この出力情報設定画面5000は、各種データパス設定欄5010と、出力情報の種類を設定するラジオボタン5021,5022,5023と、適合条件を表示すると共に設定変更ボタン5031が設けられた適合条件表示欄5030と、処理を行う60区分の指定欄5040と、処理実行用のOKボタン5050と、処理中止用のキャンセルボタン5060と、チェックインのチェックボックス5070が設けられている。
各種データパス設定欄5010は、ショップポイントテーブルの指定欄5011と、結果の出力先ディレクトリの指定欄5012と、中間データ出力先指定欄5013と、を備えている。
ショップポイントテーブルの指定欄5011と中間データ出力先指定欄5013は、図5に示したGPブリック,POブリック自動作成画面2000の、ショップポイントテーブルの指定欄2011と中間データの出力先ディレクトリの指定欄2013と同じであり、地図データベース300のショップリスト格納部302とデータ格納部100のディレクトリである。
出力情報の種類を設定するラジオボタンは、差分出力のラジオボタン5021、途中経過出力のラジオボタン5022、結果出力のラジオボタン5023となっている。
作業途中のブリックデータの情報をテキスト出力する手順は次の通りである。
途中経過週出力のラジオボタン5022をチェックする。
次に、テキストファイルの出力先ディレクトリを指定し、作業中の中間データの格納先のディレクトリを指定する。
処理を行う60区分名称を選んで右側のリストボックスに追加し、OKボタン5050を押すと、作業中のブリックの情報をテキストファイルに書き出す。
処理が完了すると終了のダイアログが表示される。
出力結果については、出力先ディレクタの直下に、図16に示すような内容のテキストファイルを出力する。
すなわち、ブリックに仮に付与した仮IDと、そのエリアが所属する市区郡名,市区町村コード,町村名,町大字名,町大字コード,町丁目名,町丁目コード,町丁目の飛び地シーケンシャル番号であるグループコード,細分化地域名および郵便番号、そのエリアに所属する病院(HP),開業医(GP)および薬局等(PO)の施設数、該当するブリックの適合状態を示すステイタスフラッグ(StatusFlg)等が出力される。
次に、作業結果のブリックデータの情報をテキスト出力する手順は次の通りである。
中間データディレクトリにHPブリックが作成されていれば自動的にHPブリックデータについてもリストへ書き出しを行う。
まず、結果出力を行うラジオボタン5023をチェックする。
次に、「チェックイン」のチェックボックス5070にチェックを入れるとシーケンシャル番号の更新,マスターテーブルへの反映処理を行う。
次いで、ディレクトリ指定欄で、テキストファイルの出力先ディレクトリを指定する。
また、出力先ディレクトリの作業結果の中間データの格納先のディレクトリを指定する。
処理を行う60区分名称を選んで右側のリストボックスに追加する。
OKボタン5050を押すと作業結果のブリックの情報をテキストファイルに書き出す。
処理が完了すると終了のダイアログが表示される。
出力結果は、コントロールで設定したディレクトリ直下に以下の内容のテキストファイルを出力する。
作業結果は、図17(A)に示すように、GPブリックに対する町丁目リスト、POブリックに対する町丁目リスト、ショップデータに対するブリックコード、HPブリックに対する町丁目リストである。
GPブリックに対する町丁目リストは、図17(B)に示すように、GPブリックに付与したGPブリックコードと、そのエリアが所属する市区郡名,市区町村コード,町村名,町大字名,町大字コード,町丁目名,町丁目コード,町丁目の飛び地シーケンシャル番号であるグループコード、そのエリアが所属する細分化地域名および郵便番号である。
POブリックに対する町丁目リストは、図17(C)に示すように、POブリックに付与したGPブリックコードと、そのエリアが所属する市区郡名,市区町村コード,町村名,町大字名,町大字コード,町丁目名,町丁目コード,町丁目の飛び地シーケンシャル番号であるグループコード、そのエリアが所属する細分化地域名および郵便番号である。
ショップデータ情報は、図17(D)に示すように、ショップコード(SHOP−CODE)、そのショップ(医療関連施設)が所属するブリックコード(BRICK−CODE)、ポリゴン上の町丁目コード,住所文字列,都道府県名称、市区町村名称、町大字名称、丁目名称、細分化地域名称および60区分コードである。
HPブリックに対する町丁目リストは、図17(E)に示すように、HPブリックに付与したHPブリックコードと、そのエリアが所属する市区郡名,市区町村コード,町村名,町大字名,町大字コード,町丁目名,町丁目コード,町丁目の飛び地シーケンシャル番号であるグループコード、そのエリアが所属する細分化地域名および郵便番号である。
次に、ブリックデータとショップデータの追加削除差分による更新対象ブリックのリスト書き出しを行う手順を説明する。
差分出力ラジオボタン5021にチェックを入れる。ラジオボタン5021をチェックすると、新しいショップデータを指定するコントロールおよび適合条件設定の設定変更ボタンが有効になる。
コントロールで更新されたショップデータテーブルのパスを指定する。
コントロールで中間データの保存先ディレクトリのパスを指定する。
処理を行う区分を指定し、OKボタンを押すと処理が開始される。
処理が完了すると終了のダイアログが表示される。
出力結果は、コントロールで設定したディレクトリ直下に以下の内容のテキストファイルを出力する。
出力結果としては、図18(A)に示すように、GPブリック,POブリック内でショップデータの増減があるブリックリストと、HPブリック内でショップデータの増減があるブリックリストと、行政界及び細分化レベル内でショップデータの増減分リストである。
GPブリック,POブリック内でショップデータの増減があるブリックリストは、変更情報として、ショップ数の変化のみの場合には“ショップ数が更新されました”、条件合致状況の変化がある場合には“適合状況が更新されました”と表示する。
さらに、該当するGPブリックコード、該当するPOブリックコード、新しく集計したHP数,GP数およびPO数、新しく集計したショップ数で判定した適合状況コード、元のHP数,GP数およびPO数が出力される。
HPブリック内でショップデータの増減があるブリックリストは、変更情報として、ショップ数の変化のみの場合には“ショップ数が更新されました”、条件合致状況の変化がある場合には“適合状況が更新されました”と表示する。
さらに、該当するHPブリックコード、新しく集計したHP数,GP数およびPO数、新しく集計したショップ数で判定した適合状況コード、元のHP数,GP数およびPO数が出力される。
行政界及び細分化レベル内でショップデータの増減分リストは、変更情報として、ショップ数の変化のみの場合には“ショップ数が更新されました”、条件合致状況の変化がある場合には“適合状況が更新されました”と表示する。
さらに、その町域が所属する町丁目コード,町丁目の飛び地シーケンシャル番号であるグループコードおよびその町域が所属する細分化地域コード、新しく集計したHP数,GP数およびPO数、その町域が所属するHPブリックコード,GPブリックコードおよびPOブリックコード、新しく集計したショップ数で判定した適合状況コード、元のHP数,GP数およびPO数が出力される。
判定ルール確認支援部は、判定ルールのデータが格納されたデータベースを構築しておき、また、このデータベースにインターネットやLAN等の通信ネットワークを通じてアクセス可能としたものである。
以上の説明では、医療関連施設として、病院,開業医,薬局等を例にとって説明したが、その他看護、介護関連の施設等にも適用可能である。
また、ブリックの作成単位として、GPブリックとPOブリックを互いに独立して作成(OR条件)してもよいが、本実施の形態のように、GPブリック,POブリックとして作成(AND条件)すれば、GPブリックとPOブリックが同じエリアとして処理することができ、開業医(GP)と薬局等(PO)についての薬の流通量等について、地域的に重複のない統計を取ることができる。
また、病院のHPブリックについても、GPブリック,POブリックと無関係に行政区画を元にして作成してもよいが、本実施の形態のようにGPブリック,POブリックと関連付けておけば、薬の流通量について、地域単位で統一的に評価することができる。
図19乃至図30は本発明の実施の形態2に係るブリック作成支援方法及び支援装置を示している。
実施の形態1ではGPブリックとPOブリックを同一地域で作成しているが、実施の形態2では、GPブリックとPOブリックをそれぞれの適合条件の範囲内で、お互いにオーバーラップしないことを条件に極力細分化するようにしたものである。
図19には、このブリック作成支援装置の全体構成を示している。以下の説明では主として実施の形態1と異なる点について説明し、同様の構成部分については同一の符号を付して説明は省略するものとする。
すなわち、適合条件設定部20と、ブリック判定部30と、コアブリック自動作成部11′と、コアブリック手動確定部410′と、細分化ブリック選択画面作成部600と、GPブリック自動細分化部700と、GPブリック手動確定部710と、POブリック自動細分化部800と、POブリック手動確定部810と、HPブリック自動作成部12と、HPブリック手動確定部420と、ブリック情報出力部50と、判定ルール確認部60と、を備えている。
コアブリック自動作成部11′およびコアブリック手動確定部410′は、実施の形態1のGPブリック,POブリック自動作成部11およびGPブリック,POブリック手動確定部410と同じ手順で作成されるものであるが、データ格納部100のブリックデータとして、GPブリックおよびPOブリックのデータテーブルとは別にコアブリックのデータテーブルが追加される。
適合条件設定部20は、コアブリックについての適合条件、GPブリックについての適合条件、POブリックについての適合条件、HPブリックについての適合条件がそれぞれ設定される。
細分化ブリック選択画面作成部600は、ブリックの細分化要求に応じてデータ格納部100からコアブリックの地図データおよび開業医(GP),薬局等(PO)の数のデータを読み出して地図画面上にコアブリックを重ねた細分化ブリック選択画面6000を作成し、細分化ブリック選択画面6000には開業医(GP)と薬局等(PO)の数において、さらに細分化可能か否かについての適合状態を付加して表示装置80に表示する。
GPブリック自動細分化部700は、開業医(GP)について細分化可能なコアブリックを予め定めた行政界レベルまで自動的に細分化する機能を有する。この例では、市区についてはマスターテーブルで基礎単位としている町丁目レベルのポリゴンデータまで区割りする。
GPブリック手動確定部710は、細分化ブリック選択画面6000上での細分化可能のコアブリックの選択と、開業医の指定に応じて、GPブリックの細分化を行う細分化編集画面7000を作成する細分化編集画面作成部711と、細分化したエリアを結合するブリック結合部712と、ポリゴンを分割するブリック分割部713とを備えている。細分化編集画面7000にはコアブリックを所定の行政界レベルのエリアに細分化した画像と、各細分化エリアについて指定された開業医数が適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報が表示される。
POブリック自動細分化部800についても、薬局等(PO)について細分化可能なコアブリックを予め定めた行政界レベルまで自動的に細分化する機能を有する。この例では、市区については町丁目レベルまで区割りする。
POブリック手動確定部810は、細分化ブリック選択画面上での細分化可能のコアブリックの選択と薬局等の指定に応じて、POブリックの細分化を行う細分化編集画面8000を作成する細分化編集画面作成部811と、細分化したエリアを結合するブリック結合部812と、ポリゴンを分割するブリック分割部813とを備えている。細分化編集画面8000にはコアブリックを所定の行政界レベルのエリアに細分化した画像と、各細分化エリアについて指定された薬局等数が適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を表示する。
ブリック判定部30は、コアブリックについての適合状態、GPブリックについての適合状態、POブリックについての適合状態、HPブリックについての適合状態をそれぞれ判定する機能に加えて、GPブリックおよびPOブリックを細分化したエリア内の施設数が適合範囲に入っているか、過分か、不足かの適合状態を判定する。さらに、コアブリックの範囲内で編集された開業医と薬局等について、GPブリックとPOブリックが互いに部分的に重複しないかどうかを判定する機能を備えている。
HPブリック自動作成部12と、HPブリック手動確定部420と、ブリック情報出力部50と、判定ルール確認部60は、実施の形態1と同様である。HPブリック自動作成部12はコアブリックの集合として作成される。
次に、具体的なブリック作成手順について説明する。
図20乃至図28は、コンピュータの表示装置の操作画面の遷移状態を示している。
図20(A)はGPブリック,POブリックの細分化作業をする場合の作業環境指定ダイアログ6010の画面構成である。
作業環境指定画面6010は、中間データの格納先ディレクトリパスの指定欄6011と、GPブリック,POブリックの自動細分化を行うかどうかを選択するチェックボックス6012と、処理を行う60区分の指定欄6013と、処理実行用のOKボタン6014と、処理中止用のキャンセルボタン6015と、が設けられている。
中間データは、図1に記載のデータ格納部101に対応し、区割り対象地域を開業医および薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として区割りしたコアブリックのデータが格納されている。
チェックボックス6012については、「GPブリック,POブリックの自動細分化を行う」にチェックをいれておく。
処理を行う60区分の指定欄6013で、処理対象となる区分を指定し、OKボタン6014を押す。
OKボタン6014が押されると、細分化可能なコアブリックについて、GPブリック自動細分化処理部700およびPOブリック自動細分化処理部800によってGPブリック,POブリックの自動細分化処理がなされ、本実施例では町丁目レベルのポリゴンまで細分化される。
処理が終了すると、図20(B)に示すように、GPブリック,POブリックの細分化ブリック選択画面6000が表示される。
この細分化ブリック選択画面6000には、処理対象地域の地図画面6100 と、各コアブリックについての適合状況を表示する適合状況表示欄6200と、各コアブリックについて開業医と薬局等の数において、さらに細分化可能か否かについての細分化適合状況表示欄6300と、医療関連施設の種別毎の色分けと区分内の数を表示するショップデータ表示欄6400と、結合,分割用のツール表示欄6500が設けられている。
地図画面6100は、行政区分が表示された地図上に、コアブリックのエリアを重ねて表示したもので、各ブリックエリアの境界線が行政区画と区別できるように色を変えて太線で表示され、各エリアのコアブリックとしての適合状況、各コアブリックについて細分化可能か否かについて細分化適合状況が色分け等によってパターン分け表示されている。この実施の形態では、過分,開業医(GP)過分,薬局等(PO)についての過分、不足,ショップ無し,適合,不足(確定),過分(確定)、GPについて細分化可能、OPについて細分化可能、GPブリック,POブリック共に細分化可能に分けられる。パターンについては適宜設定される。ここで、不足(確定),過分(確定)というのは、適合条件を満たさない状態で結合を確定したエリアである。
ブリック適合状況表示欄3120には、これらのパターン分けについてのパターンサンプルと、数が示されている。
この実施の形態では、コアブリックの条件は、開業医(GP)と薬局等(PO)の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲である。
細分化可能の場合は、GPまたはPOの数が最小数の2倍以上の場合である。
ショップデータ表示欄6400には、地図画面6100上の住所地に表示される医療関連施設の識別マークについて、たとえば、病院(HP)を赤、開業医(GP)を青、薬局等(PO)を緑と色別表示をし、処理対象地域全体の数を表示している。
編集用ツール表示欄6500には、図6(B)に示したツールと同じ、条件設定ボタン6501、データ保存ボタン6502,結合解除ボタン6503,結合開始ボタン6504、結合確定ボタン6505、分割開始ボタン6506、分割線入力ボタン6507、分割確定ボタン6508、分割解除ボタン6509に加えて、GP作業ボタン6510、PO作業ボタン6511、クリッピングボタン6512が設けられている。
次に、コアブリックの細分化操作について説明する。
図21(A)に示すように、画面を拡大して細分化可能のコアブリックC1を選択した状態を示している。この状態で選択されたコアブリックC1が強調表示される。
図21(B)は、コアブリックC1を選択した状態でGP作業ボタン6510およびクリッピングボタン6512を押した状態を示している。この状態で、作業対象のGPブリックG1が表示されたGP細分化編集画面7000が生成される。
図22(A)は、PO作業ボタン6511およびクリッピングボタン6512を押した状態を示している。この状態では、作業対象のPOブリックP1が表示されたPO細分化編集画面8000が生成される。
クリッピングされたGP細分化編集画面7000あるいはPO細分化編集画面8000では、作業対象のブリックのみが表示され、GPもしくはPOブリックの適合状況が色分けして表示される。また、結合解除ボタン6503、結合開始ボタン6504、分割開始ボタン6506、分割解除ボタン6509が有効化される。
図22(B)はクリッピングボタン6512を解除した状態で、対象ブリックの周辺が表示される。
次に、実施の形態1のブリックデータの手動確定の場合と同様に、結合解除,結合,分割ツールを用いて、手動確定対象となるGPブリックG1,POブリックP1の細分化操作を行う。
図23(A)は、結合解除ボタン6503を用いて細分化可能なPOブリックP1の結合状態を解除した状態である。自動分離されている場合には、結合解除は不要である。
この状態では、ブリックの基礎単位となる町丁目ポリゴンの細分化ブリック領域に分割され、各細分化ブリックpiについて、POブリックとしての適合状態が色分け表示される。
図23(B)は、色分け表示を参考にして、施設数が不足の細分化ブリックp0を選択し、結合開始ボタン6504を押した状態を示しており、結合候補p1,p2が表示される。適合状態となるまで結合作業を繰り返し、結合確定ボタン6505を押して結合を確定する。
図24(A)は、結合を確定した状態を示している。この状態で、さらに細分化可能のブリックP013が存在しており、分割作業によって細分化を行う。
図24(B)は細分化可能なPOブリックPO13を選択して、分割開始ボタン6504を押し、分割線Lを入力した状態を示している。分割結果に問題無ければ、分割確定ボタン6507を押す。
図25(A)は分割作業を確定し、POブリックPO13がPO131とPO132に分割された状態を示している。
図25(B)は、上記一連の作業で一通りPOブリックPO1の細分化確定が終了し、PO作業モードボタン6511を解除した状態を示しており、画面はコアブリックの細分化ブリック選択画面6000に切り替わっている。このケースの場合、さらにGPブリックについても細分化の可能性があるため、図25(B)に示すように、GPブリックの細分化が可能であることが地図画面上に色分け表示される。
図26(A)はGPブリックの作業ボタンおよびクリッピングボタンを押して、細分化ブリック選択画面6000からGPブリック細分化画面7000に切り替わった状態を示している。細分化されたPO11,PO12,PO131,PO132の境界線が背景に表示されている。
図26(B)は、自動分離あるいは結合解除ボタン6503を押してGPブリックG1の結合状態を解除した図である。
この場合、細分化されたGPブリックG1がPOブリックPO1と、お互いに部分的に重ならないようにする必要があるので、GPブリックは、このPO11,PO12,PO131,PO132を単位として、結合,分割してGPブリックを細分化する必要がある。
たとえば、5≦GP≦15,5≦PO≦30、コアブリックがGP=15,PO=32で、POを3つのエリアに細分化して、PO1=7,PO2=10,PO3=15としてPOブリックを確定したとすると、PO1,PO2,PO3に対応するエリアのGPについては、細分化できない。細分化すると、オーバーラップを招く。
GPとして細分化可能な状態で確定する場合、図27(A)に示すように、問い合わせダイアログ7010が表示され、「細分化可能ですが、確定してもよろしいですか?」と表示される。この場合、POブリックPO1との関係により、GPブリックG1を細分化して作成することができないので、OKボタン7011を押して適合状態として認定する。
この状態で問題なければ、図27(B)に示すように、GP作業ボタンを解除する。
そして、コアブリックとしての適合ステータスもGPブリックG1については細分化不要として、図28に示すように、更新された状態に変遷する。以下、別の細分化可能なコアブリックをターゲットにして同様の作業を繰り返すことで、GPブリック,POブリックの細分化作業を完了させる。
図29は、実施の形態2におけるシステム全体の処理の流れを概略的に示している。
処理の流れとしては、大きく分けて、コアブリックの自動作成を含む初期設定行程S100と、コアブリックの手動確定処理行程S200と、GPブリックおよびPOブリックの細分化処理行程S300と、HPブリック作成処理行程S400と、作成したデータの出力処理行程S500とに分けられる。
初期設定行程S100では、開業医,薬局等,病院についての元データを地図データと関連付けた情報を中間データとしてデータ格納部100のショップデータテーブル103に格納する(S101)。
元の地図データの町丁目データに開業医(GP),薬局等(PO),病院(HP)の数をカウントして、マスターテーブル104に格納する(S102)。すべてのブリックは、このマスターテーブル104に格納されているポリゴンを基礎単位として成立する。町丁目データは細分化可能である。マスターテーブル104はデータ格納部101に格納されている。
次に、地図データの町丁目データを基礎単位として、所定の行政界レベルでコアブリックを自動作成する(S103)。
コアブリック手動確定処理行程(S200)では、自動作成したコアブリックを手動で修正して確定し、確定したコアブリックのデータをコアブリックテーブル1021に格納する(S201)。
GPブリックおよびPOブリックの細分化処理行程(S300)では、コアブリックテーブル1021に格納されたコアブリックを適宜細分化し、GPブリックの自動分離とGPブリックの手動確定を行ってGPブリックテーブル1022に格納し、POブリックの自動分離とPOブリックの手動確定をし(S301,S302)、確定したGPブリックをデータ格納部100のPOブリックテーブル1023に格納する。コアブリックテーブル1021,GPブリックテーブル1022,POブリックテーブル1023は、データ格納部101のブリックデータ格納部102に設けられている。
HPブリック作成処理行程(S400)では、コアブリックデータテーブル1021からコアブリックのデータを読み出してHPブリックを自動作成してHPブリックデータテーブル1024に格納し(S401、自動生成したHPブリックのデータを読み出して手動で確定し(S402)、HPブリックデータテーブル1024に格納する。
HPブリックデータテーブル1024は、HPブリックを表すポリゴンとその中に含まれる施設数を格納したテーブルであり、データ格納部101のブリックデータ格納部102に設けられている。
データの出力処理行程(S500)では、マスターテーブルの更新処理をし(S501)、HPブリックの履歴データ、コアブリックの履歴データ、GPブリックの履歴データ、POブリックの履歴データがデータ格納部100に設けられた各履歴テーブル1051,1052,1053,1054に格納される。
更新処理は、コアブリックデータテーブル1021、GPブリックデータテーブル1022、POブリックデータテーブル1023、HPブリックデータテーブル1024の各テーブルに格納されているデータに基づいて、ブリックマスタテーブル104のデータを更新し、更新時にHPブリックの履歴データ、コアブリックの履歴データ、GPブリックの履歴データ、POブリックの履歴データを各履歴データテーブル1051,1052,1053,1054に格納する。
図30は、GPブリックおよびPOブリックの細分化処理行程の処理手順を示すフローチャートである。
処理をスタートすると、表示装置80の画面上に作業環境指定ダイアログ6010が表示される(S51,図20(A)参照)。
作業環境設定ダイアログ601に基づいて作業環境の設定を行う(S52)。
この作業環境の設定は、図22(A)に示したように、中間データの格納先ディレクトリパスの指定欄6010と、GPブリック,POブリックの自動細分化選択のチェックと、処理を行う60区分の指定を行ってOKボタンを押す。
GPブリック,POブリックの自動細分化処理のチェックが入っている場合には、GPブリック自動細分化部700またはPOブリック自動細分化部800によって自動的に細分化処理がなされる(S53)。
作業環境の設定が終了すると、細分化ブリック選択画面作成部600によって細分化ブリック選択画面が作成され、図22(B)に示したように、表示装置80の画面に細分化ブリック選択画面6100が表示される(S54)。
細分化ブリック選択画面6100の地図上には、コアブリックが表示されると共に、コアブリックについての適合状態が色分けして表示される。色を参照してコアブリックの細分化候補を選択する。
オペレータが細分化対象のコアブリックを指定し(S55)、GPかPOの作業モードボタンを押すと(S56)、GP細分化編集画面作成部711あるいはPO細分化編集画面作成部811によってGP細分化編集画面7000あるいはPO細分化編集画面8000が作成されて表示装置80に表示される(図21(B),図22(A)参照)。細分化対象のGPブリックあるいはPOブリックは町丁目ポリゴンに細分化されて表示され(図23(A)参照)、各細分化エリアについて、適合状況を色分けして表示する(S57)。
オペレータが対象とする細分化エリアのポリゴンを選択し(S58)、結合処理、分割処理あるいは結合解除を行い(S59)、ブリック判定部30によってコアブリックの範囲で他方のブリック領域とオーバークロスしないか検査する(S60)。
オーバークロスしていない場合には、データ格納部100の各テーブルに格納されたGPブリック,POブリックの適合状況を更新し(S61)、GPブリック,POブリックの細分化データGPブリック,POブリックの各テーブルに格納する(S62)。
細分化処理が終了すると、オペレータはGPブリック,POブリックの作業モードボタンを解除し(S63)、他方のブリックの細分化状況を確認する(S64)。
図1は本発明の実施の形態1に係るブリック作成支援装置の概略構成図である。 図2(A)乃至(E)は本発明のブリック作成支援方法によるGPブリック,POブリックの結合処理を行う作業手順を概念的に示す図である。 図3(A)乃至(C)は本発明のブリック作成支援方法によるGPブリック,POブリックの分割処理を行う作業手順を概念的に示す図である。 図4は本発明のブリック作成支援方法によるGPブリック,POブリックの結合,分割処理の作業手順を概念的に示すフローチャートである。 図5(A)乃至(D)は本発明のブリック作成支援装置によるGPブリック,POブリックの自動作成用画面の遷移状態を示す図である。 図6(A)は本発明のブリック作成支援装置によるGPブリック,POブリックの手動確定のための初期設定画面を示す図、図6(B)はGPブリック,POブリックの手動確定のための編集画面を示す図である。 図7はGPブリック,POブリックの結合作業を行う編集画面の遷移状態を示す図である。 図8は図7の遷移状態に続く遷移状態を示す図である。 図9は結合したGPブリック,POブリックの結合を解除する画面の遷移状態を示す図である。 図10は図7,図8に示した結合作業手順を示すフローチャート例である。 図11はGPブリック,POブリックの分割作業を行う際の編集画面の遷移状態を示す図である。 図12は図11の分割したブリックの分割解除作業を行う際の編集画面の遷移状態を示す図である。 図13(A)はHPブリックの自動作成を行う操作画面を示す図、図13(B)はHPブリックの結合作業を行う編集画面を示す図である。 図14はHPブリックの結合を解除する編集画面を示す図である。 図15はブリック情報を出力する際の操作画面を示す図である。 図16は作業途中のブリック情報のデータ出力項目を示す図である。 図17は作業完了のブリック情報のデータ出力項目を示す図である。 図18は医療関連施設の数が変動した場合の更新対象ブリック情報のデータ出力項目を示す図である。 図19は本発明の実施の形態2に係るブリック作成支援装置の概略構成図である。 図20(A)は細分化の初期設定ダイアログを示す図、同図(B)は細分化ブリック選択画面を示す図である。 図21(A)は細分化可能なコアブリックを示す図、同図(B)はGPブリックの細分化編集画面を示す図である。 図22(A)はPOブリックの細分化編集画面を示す図、同図(B)は同図(A)のクリッピングを解除した状態の図である。 図23(A)はPOブリックの細分化編集画面の結合解除状態を示す図、同図(B)は同図(A)の結合処理途中の図である。 図24(A)は過分状態の細分化ブリックの分割開始時点の図、同図(B)は分割ライン入力状態の図である。 図25(A)はPOブリックの分割確定状態を示す図、同図(B)はPO作業モードを解除した細分化ブリック選択画面に戻った図である。 図26(A)はGPブリックの細分化編集画面を示す図、同図(B)は同図(A)のGPブリックの結合を解除した状態を示す図である。 図27(A)は結合可能状態で細分化しないで確定する場合の細分化編集画面を示す図、同図(B)は細分化しないで確定した状態を示す図である。 図28はGP作動ボタンを解除し細分化ブリック選択画面に戻った状態を示す図である。 図29は本発明の実施の形態2に係るブリック作成処理手順を概略的に示す図である。 図30は図29のGPブリック,POブリックの細分化処理行程のフローチャートである。
符号の説明
1 ブリック作成支援装置
100 データ格納部
101 行政界データ格納部
102 ブリックデータ格納部
103 医療関連施設データ格納部
10 ブリック自動作成部
11 GPブリック,POブリック作成部
12 HPブリック作成部
20 適合条件設定部
30 ブリック判定部
40 手動確定支援部
410 GPブリック,POブリック手動確定支援部
411 ブリック編集画面作成部
412 ブリック結合部
413 ブリック分割部
420 HPブリック手動確定支援部
421 ブリック編集画面作成部
422 ブリック結合部
50 ブリック情報出力部
60 判定ルール確認部
70 入力装置
80 表示装置
300 地図データベース
1000 ブリック編集画面
1001 編集用地図画像
1002 鉄道
1002の1 道路
1003 水系
1004 適合状況表示欄
1005 矢印
1006 判定結果の表示欄
2000 GPブリック,POブリック自動作成画面
2010 各種データパスの指定欄
2011 ショップポイントテーブルの指定欄
2012 町丁目行政界地図データパッケージの指定欄
2013 中間データの出力先ディレクトリの指定欄
2021,2022 チェックボックス
2030 適合条件表示欄
2031 設定変更ボタン
2032 適合条件設定ダイアログ
2033 病院(HP)適合範囲設定欄
2034 開業医(GP)の適合範囲設定欄
2035 薬局等(PO)の適合範囲設定欄
2036 OKボタン
2037 キャンセルボタン
2040 処理を行う60区分の指定欄
2050 OKボタン、2060 キャンセルボタン
3000 手動確定用初期画面
3010 中間データの格納ディレクトリパスの指定欄
3020 処理対象区分指定欄
3030 OKボタン
3040 キャンセルボタン
3100 ブリック編集画面
3110 地図画面
3120 適合状況表示欄
3130 ショップデータ表示欄
3140 ツール表示欄
3141 条件設定ボタン
3142 データ保存ボタン
3143 結合解除ボタン
3144 結合開始ボタン
3145 結合確定ボタン
3146 分割開始ボタン
3147 分割線入力ボタン
3148 分割確定ボタン
3149 分割解除ボタン
4000 HPブリック自動作成画面
4010 格納ディレクトリパスの指定欄
4020 チェックボックス
4030 処理を行う60区分の指定欄
4040 OKボタン、4050 キャンセルボタン
4110 地図画面
4120 適合状況表示欄
4130 ショップデータ表示欄
4140 ツール表示欄
4141 条件設定ボタン
4142 データ保存ボタン
4143 結合解除ボタン
4144 結合開始ボタン
4145 結合確定ボタン
410 コアブリック手動確定部
600 細分化ブリック選択画面作成部
700 GPブリック自動細分化部
710 GPブリック手動確定部
712 ブリック結合部
713 ブリック分割部
800 POブリック自動細分化部
810 POブリック手動確定部
812 ブリック結合部
813 ブリック分割部
6000 細分化ブリック選択画面
6100 処理対象地域の地図画面
6200 適合状況表示欄
6300 細分化適合状況表示欄
6400 ショップデータ表示欄
6500 結合,分割用のツール表示欄
6503 結合解除ボタン、
6510 GP作業ボタン
6511 PO作業ボタン
6512 クリッピングボタン
7000 GP細分化編集画面
8000 PO細分化編集画面
HP 病院,GP 開業医,PO 薬局等(薬局,その他を扱う施設を含む)


Claims (35)

  1. コンピュータを用いて区割り対象地域を所定の医療関連施設の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を支援するブリック作成支援方法において、
    予め区割り対象地域を地図データに基づいて自動的に区割りし、区割りしたエリアをブリックとしてデータ格納部に格納しておき、
    区割り対象地域のブリックの編集要求に応じて、データ格納部からデータを読み出して地図画面上にブリックを重ねたブリック編集画面を作成し、当該ブリック編集画面には各ブリックの医療関連施設数が予め定めた適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を付加して表示手段に表示し、
    ブリック編集画面上で、ブリックの結合,分割をしてブリック内の医療関連施設数が所定範囲に収まるように修正可能とすることを特徴とするブリック作成支援方法。
  2. 区割り対象地域の自動的な区割りは、予め定めた行政界レベルで自動的に区割りすることを特徴とする請求項1に記載のブリック作成支援方法。
  3. ブリックの結合は、ブリック編集画面上での施設数不足のブリックの選択と結合開始要求に応じて当該ブリックに隣接する結合候補となるブリックを表示し、施設数不足のブリックと結合候補ブリックとの結合確定要求に応じてブリックを結合してデータ格納部のブリックのデータを修正することを特徴とする請求項1または2に記載のブリック作成支援方法。
  4. 結合候補となるブリックを表示する際に、結合した場合の医療関連施設数および医療関連施設数の判定結果を表示することを特徴とする請求項3に記載のブリック作成支援方法。
  5. ブリックの分割は、ブリック編集画面上での施設数過分のブリックの選択と分割開始要求に応じて分割ラインを入力してブリックを分割し、分割確定要求に応じてデータ格納部のブリックのデータを修正することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載のブリックの作成支援方法。
  6. 分割ラインを入力すると、分割したエリアの情報を入力するためのダイアログを作成して表示することを特徴とする請求項5に記載のブリック作成支援方法。
  7. 背景画像として分割する際の補助となる地図上の分割補助画像を表示することを特徴とする請求項5または6に記載のブリック作成支援方法。
  8. 医療関連施設は、病院,開業医および薬局等のうちの少なくとも一つである請求項1乃至7のいずれかの項に記載のブリック作成支援方法。
  9. コンピュータを用いて区割り対象地域を所定の医療関連施設の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を支援するブリック作成支援装置において、
    予め区割り対象地域を地図データに基づいて自動的に区割りし、区割りしたエリアをブリックとしてデータ格納部に格納するブリック自動作成手段と、
    ブリック内の医療関連施設数の適合範囲を設定する適合条件設定手段と、
    各ブリックの医療関連施設数が前記適合条件設定手段により設定された適合範囲入っているか、過分か、不足かの適合状態を判定する判定手段と、
    区割り対象地域のブリックの編集要求に応じて、データ格納部に格納されたデータを読み出し行政界にブリックのエリアを重ねた地図画面に各ブリックについての適合状態の情報を付加したブリック編集画面を作成して表示手段に表示するブリック編集画面作成手段とを備えていることを特徴とするブリック作成支援装置。
  10. ブリック自動作成手段は区割り対象地域を地図データに基づいて予め定めた行政界レベルで自動的に区割りすることを特徴とする請求項9に記載のブリック作成支援装置。
  11. ブリック編集画面におけるブリック適合状態の情報は適合状態に応じて異なる識別パターンをブリックのエリアに表示するパターン表示である請求項9または10に記載のブリック作成支援装置。
  12. 施設数不足のブリックの選択と結合開始要求に応じて当該ブリックに隣接する結合候補となるブリックを表示すると共に結合した場合の医療関連施設数および前記判定手段による適合判定結果を表示し、施設数不足のブリックと結合候補ブリックとの結合確定要求に応じてブリックを結合し、データ格納部のブリックのデータを修正するブリック結合手段を備えている請求項9乃至11のいずれかの項に記載のブリック作成支援装置。
  13. 結合候補ブリックの表示は、選択した不足のブリックから隣接する周辺のブリックに向けて表示される矢印である請求項12に記載のブリック作成支援装置。
  14. 施設数が過分状態のブリックの選択と分割開始要求に応じて分割ラインを入力してブリックを分割し、分割確定要求に応じてデータ格納部のブリックの情報を修正するブリック分割手段を備えている請求項9乃至13のいずれかの項に記載のブリック作成支援装置。
  15. ブリック分割手段は、過分のブリックに分割ラインを入力すると、表示画面上に分割したエリアの識別情報を入力するためのダイアログを作成して表示することを特徴とする請求項14に記載のブリック作成支援装置。
  16. ブリック分割手段は、背景画像として分割する際の補助となる地図上の分割補助画像を表示することを特徴とする請求項14または15に記載のブリック作成支援装置。
  17. 予め区割り対象地域を地図データに基づいて区割りし、区割りしたエリアをブリックとして初期設定しデータ格納部に格納しておき、
    区割り対象地域のブリックの編集要求に応じて、データ格納部に格納されたデータを読み出し行政界にブリックのエリアを重ねた地図画面に各ブリックについての適合状態の情報を付加したブリック編集画面を作成して表示手段に表示する手順をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  18. ブリック編集画面におけるブリック適合状態の情報は適合状態に応じて異なる識別パターンをブリックのエリアに表示するパターン表示である請求項17に記載のプログラム。
  19. 請求項17または18のプログラムに加え、さらに、施設数不足のブリックの選択と結合開始要求に応じて当該ブリックに隣接する結合候補となるブリックを表示すると共に結合した場合の医療関連施設数および判定手段による適合判定を表示し、
    施設数不足のブリックと結合候補ブリックとの結合確定要求に応じてブリックを結合し、データ格納部のブリックのデータを修正する手順を備えたコンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. 結合候補ブリックの表示は、選択した不足のブリックから隣接する周辺のブリックに向けて表示される矢印である請求項19に記載のプログラム。
  21. 請求項17または18のプログラムに加え、施設数が過分状態のブリックの選択と分割開始要求に応じて分割ラインを入力してブリックを分割し、分割確定要求に応じてデータ格納部のブリックの情報を修正する手順を備えたコンピュータに実行させるためのプログラム。
  22. 過分のブリックに分割ラインを入力すると、表示画面上に分割したエリアの識別情報を入力するためのダイアログを作成して表示すること請求項21に記載のプログラム。
  23. 分割ラインを入力する際に、背景画像として分割補助画像を表示することを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  24. 請求項17乃至23のいずれかの項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  25. 所定の行政界レベルでの区割りエリアを基礎単位エリアとし、基礎単位エリアを結合,分割することにより構成されるブリックの区割り地図データであって、開業医と薬局等の数が共にそれぞれの適合範囲に入っているか、開業医と薬局等のいずれか一方が適合範囲に入っており他方がゼロであることを適合条件として、開業医のGPブリックであり薬局等のPOブリックでもある共有のブリックに区割りしたことを特徴とする区割り地図データ。
  26. 開業医または薬局等の施設数が適合範囲の最低数の倍以上あるGPブリックまたはPOブリックについて細分化したことを特徴とする請求項25に記載の区割り地図データ。
  27. 病院の数が予め定めた適合範囲に入るように、請求項25に記載のGPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックを結合して構成されたことを特徴とするHPブリックの区割り地図データ。
  28. コンピュータを用いて区割り対象地域について開業医および薬局等の数が所定範囲に収まるように複数のブリックに区割りする作業を支援するブリック作成支援方法において、
    開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として、コアブリックに区割りしてデータ格納部に格納しておき、
    細分化要求に応じてデータ格納部からコアブリックの地図データおよび開業医および薬局等の施設数のデータを読み出して地図画面上にコアブリックを重ねた細分化ブリック選択画面を作成し、当該細分化ブリック選択画面には開業医と薬局等の数において、さらに細分化可能か否かについての判定結果の情報を付加して表示手段に表示し、
    細分化対象のコアブリックの選択と開業医と薬局等のうちの一方の作業モードの指定に応じて、指定されたGPブリックまたはPOブリックの細分化を行うための細分化編集画面を作成し、当該細分化編集画面にはGPブリックまたはPOブリックを所定の行政界レベルのエリアに細分化した画像と、各細分化エリアについて開業医または薬局等の数が適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を表示し、
    細分化エリアの結合,分割によってGPブリックまたはPOブリックを適合条件に適合するように細分化処理可能としたことを特徴とするブリック作成支援方法。
  29. GPブリックおよびPOブリックについての所定の行政界レベルのエリアへの細分化処理は細分化編集前に自動的に行うことを特徴とする請求項27に記載のブリック作成支援方法。
  30. コアブリックの範囲内で編集された開業医と薬局等について、個別のブリックが互いに部分的に重複しないかどうかを判定することを特徴とする請求項27に記載のブリック作成支援方法。
  31. 区割り対象地域を、開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件としてコアブリックに区割りした区割りデータについて、コアブリック内の開業医または薬局等の個別の施設数において、さらに細分化可能であればGPブリックおよびPOブリックを区割りする作業を支援するブリック作成支援装置であって、
    GPブリックまたはPOブリックを細分化したエリア内の施設数が適合範囲に入っているか、過分か、不足かの適合状態を判定する判定手段と、
    細分化要求に応じてデータ格納部からコアブリックの地図データおよび開業医および薬局等の施設数のデータを読み出して地図画面上にコアブリックを重ねた細分化ブリック選択画面を作成し、当該細分化ブリック選択画面には開業医と薬局等の数において、さらに細分化可能か否かについての判定結果の情報を付加して表示手段に表示する細分化ブリック選択画面作成手段と、
    細分化対象のコアブリックの選択と開業医と薬局等のうちの一方の作業モードの指定に応じて、指定されたGPブリックまたはPOブリックの細分化を行うための細分化編集画面を作成し、当該細分化編集画面にはGPブリックまたはPOブリックを所定の行政界レベルのエリアに細分化した画像と、各細分化エリアについて開業医または薬局等の数が適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を表示する細分化編集画面作成手段と、を備えていることを特徴とするブリック作成支援装置。
  32. GPブリックおよびPOブリックを所定の行政界レベルの基礎単位エリアへ細分化する細分化手段を備えていることを特徴とする請求項31に記載のブリック作成支援装置。
  33. コアブリック内で細分化したGPブリックとPOブリックが互いに部分的に重複しないかどうかを判定する判定手段を備えていることを特徴とする請求項31に記載のブリック作成支援装置。
  34. 区割り対象地域について、開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として開業医のGPブリックであり薬局等のPOブリックでもある共有のブリックに区割りし、当該共有のブリックに基づいて病院についてのHPブリックを作成する作業を支援するブリックの作成支援方法において、
    予めGPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックを所定の行政界レベルで結合してHPブリックを自動的に作成してデータ格納部に格納しておき、
    データ格納部からデータを読み出して地図画面上にHPブリックを重ねたHPブリック編集画面を作成し、当該HPブリック編集画面には各ブリックの病院数が予め定めた適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を付加して表示手段に表示し、
    HPブリック編集画面上で、ブリックの結合をしてブリック内の病院数が所定範囲に収まるように修正可能とすることを特徴とするブリック作成支援方法。
  35. 区割り対象地域について、開業医と薬局等の数が共に設定した範囲の下限値以上であり、開業医と薬局等の双方の施設又はどちらか一方の施設が最大の数の範囲であることを条件として、開業医のGPブリックであり薬局等のPOブリックでもある共有のブリックに区割りし、当該共有のブリックに基づいて病院についてのHPブリックを作成する作業を支援するブリックの作成支援装置において、
    予めGPブリックでありPOブリックでもある共有のブリックを所定の行政界レベルで結合してHPブリックを自動的に作成してデータ格納部に格納するHPブリック自動作成手段と、
    HPブリック内の病院数の適合範囲を設定する適合条件設定手段と、
    各HPブリックの病院数が前記適合条件設定手段により設定された適合範囲に入っているか、過分か、不足かの適合状態を判定してデータ格納部に格納する判定手段と、
    HPブリックの編集要求に応じて、データ格納部からデータを読み出して地図画面上にHPブリックを重ねたHPブリック編集画面を作成し、当該HPブリック編集画面には各ブリックの病院数が予め定めた適合範囲に入っているかどうかを判定した判定結果の情報を付加して表示手段に表示するHPブリック編集画面作成手段と、を備えていることを特徴とするブリック作成支援装置。

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