JP2006086763A - 携帯電話機における電子メール自動受信方法およびシステム - Google Patents

携帯電話機における電子メール自動受信方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 無線状態の悪いエリアで取得できなかった電子メールを上記エリアの外に出たことを検知して、自動的に取得する手段を提供する。
【解決手段】 非接触ICを搭載した携帯電話機1が入場ゲート2から入場すると、携帯電話機1は駅構内や電車の中など無線状態の悪い空間におかれた状態(状態2)となる。状態2では、電子メールサーバーに自分宛のメール着信通知が届かなかった、あるいは届いたが無線状態が悪いために電子メール受信に失敗することがある。携帯電話機1搭載の非接触ICにより退場ゲート3を通過したことが検知されると、携帯電話機1は、携帯電話機1が、無線状態が安定した環境になったものと判断して電子メールサーバーに問い合わせを行い、上記エリア内で受信できなかった電子メールの取得要求を始動し、電子メールサーバーに蓄積されているメールの自動受信を実行する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、非接触IC等の近距離無線通信機能を搭載した携帯電話機における電子メールの自動受信処理および制御方法に関する。
携帯電話機は、電波の届く範囲内であればいつでもどこでも通信を行うことが出来るが、地下鉄等の電波伝播状態の悪い場所や、電波は届いているが新幹線乗車中等の高速移動中においては、通信を安定して行うことが困難である。
例えば、携帯電話機における電子メールは、自分宛の電子メールがサーバーに到着したときに、サーバーから携帯電話機に対して電子メール着信通知を行うと、携帯電話機はメールの受信処理を行うが、無線状態が悪く安定して通信を行うことが出来ない環境にいる携帯電話機宛ての電子メールが電子メールサーバーに到着した場合、電子メールサーバー及び携帯電話基地局は、この携帯電話機に対して電子メール着信通知を行っても、電子メールの配信を失敗するケースがある。
そのような場合、以後においてサーバーから携帯電話機に対して電子メール着信通知は行われない。このため、携帯電話機ユーザーは、サーバーに対してメールが蓄積されていないかを問い合わせ、また、無線状態が回復し安定して通信を行うことができる環境に移行してから、手動で電子メールの受信操作を行い電子メールの受信を行う必要があり、ユーザーの手を煩わせていた。
このような問題を解消するために、例えば特許文献1には、携帯用メール端末に、電波状態を適宜監視する無線電波監視手段を備え、電子メールの受信時あるいは受信中に前記無線電波監視手段において電波状態が悪いことを検出した場合には、メールの受信を中止もしくは中断するとともに、定期的に電波状態を監視し、その後電波の状態が良好になったことを検出したときに、中止もしくは中断していた前記電子メールの再送依頼を行うことにより、電波状態が悪い状態であってもユーザーの手を煩わせることなく自動的にメールを受信することが出来る技術が開示されている。
また、近年、電車内、病院等の公衆の場において、無暗に電波を発信すると、バースト波が心臓ペースメーカー等の医療機器に、誤差などの悪影響を及ぼしてしまうことが問題視され始めており、そのため、そのような場所の入口および出口に、Bluetoothや赤外線等の近距離無線通信が可能な無線通信端末装置あるいは非接触型ICカードリーダ/ライタが設置された入場ゲートおよび退場ゲートを設け、携帯電話機が入場ゲートを通過するときに、前記近距離無線通信が可能な無線通信端末装置あるいは非接触型ICカードリーダ/ライタと通信を行うことによって、例えば携帯電話機に対してマナーモードを設定することにより電波の発信を自動的に自粛させる技術も従来から種々提案されている(特許文献2〜3等)。
例えば特許文献2では、外部端末装置との間で無線通信を行うことにより所定のサービスの利用を可能とする非接触ICカード部を備えた携帯電話機において、該携帯電話機が入場ゲートを通過時に、前記非接触ICカード部が前記外部端末装置と無線通信を行うことにより携帯電話機に対してマナーモードを設定し、退場ゲートを通過時に、前記非接触ICカード部が前記外部端末装置と無線通信を行うことにより携帯電話機に設定されているマナーモードを解除するようにしている。
特開平11−163920号公報 特開2003−069670号公報 特開2003−070067号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、携帯電話機が無線レベル測定を行うことで無線状態が回復したと判断し、電子メールの受信処理を自動的に開始することが可能であるが、受信再開後に電波状態が悪化した場合には電子メールの受信処理を再度中断しなければならなくなる。特に、新幹線乗車中等のように高速移動中においては、偶々無線状態が良くて電子メールの受信処理を開始しても、また直ぐに無線状態の悪い環境に移行してしまい電子メール受信が失敗してしまうという堂々巡りに陥る可能性がある。また、その都度メール再送要求がなされるため電力が無駄に消費される虞もある。
また、特許文献2に記載の技術により、マナーモードが設定されている場合であっても、電子メールの受信は可能であるので、例えばマナーモードが設定されている状態において電子メールを受信したとき、その場所の無線状態が悪く安定して通信を行うことが出来ないような環境である場合、上記特許文献1に記載の技術のように、無線状態が復帰したことを検知して、安易に受信メールの再送要求を繰り返すと、その都度携帯電話機から電波が送信されるため、周囲の医療機器等に悪影響を及ぼす危険性もある。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、無線状態の悪いエリアあるいはマナーモード設定エリア内における電子メールの取得に対して所定の制限を設定可能にし、無線状態の悪いエリアあるいはマナーモード設定エリアの外に出たとき、前記制限により取得できなかった電子メールを自動的に取得することを可能にする手段を提供することにある。
本発明の携帯電話機における電子メール自動受信方法は、携帯電話機に搭載された、入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能によって該携帯電話機が前記所定のエリアから退場したことが検知されたときにメールサーバーに対して自分宛てのメール取得要求を送信し、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信することを特徴としている。
また本発明の携帯電話機における電子メール自動受信方法の他の実施形態では、携帯電話機に搭載された、入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能によって該携帯電話機が前記所定のエリアに入場していることが検知されている最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、自分宛てのメールが前記メールサーバーに存在することを内蔵メモリに記憶しておき、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことが検知されたとき前記内蔵メモリを参照して前記メールの取得要求を前記メールサーバーに送信し、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信することを特徴としている。
また本発明の携帯電話機における電子メール自動受信方法の他の実施形態では、携帯電話機に搭載された、入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能によって該携帯電話機が前記所定のエリアに入場していることが検知されている最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信し、該メール取得要求に対する前記メールサーバーからのメール受信に失敗したとき前記メール取得要求の送信を停止するとともに、該受信に失敗したメールが前記メールサーバーに存在することを内蔵メモリに記憶しておき、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことが検知されたとき前記内蔵メモリを参照して前記受信に失敗したメールの取得要求を再度前記メールサーバーに送信し、前記メールサーバーから配信された前記受信に失敗したメールを受信することを特徴としている。
また本発明の携帯電話機における電子メール自動受信方法の他の実施形態では、入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機が前記所定のエリアに入場中に、該携帯電話機宛てのメール着信があり、かつ未配信のままとなっている電子メールの蓄積情報を、メールサーバーから前記退場ゲートに通知し、前記携帯電話機が前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことを検知するとともに、前記退場ゲートの近距離無線通信装置を介して自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対して前記自分宛てのメール取得要求を自動的に送信し、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信することを特徴としている。
また、本発明の携帯電話機は、入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能と、該近距離無線機能により前記携帯電話機が前記所定のエリアから退場したことが検知されたときにメールサーバーに対して自分宛てのメール取得要求を自動的に送信する手段と、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信する手段とを備えたことを特徴としている。
また本発明の他の実施形態による携帯電話機は、入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能と、該近距離無線機能によって携帯電話機が前記所定のエリアに入場していることが検知されている最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、自分宛てのメールが前記メールサーバーに存在することを内蔵メモリに記憶する手段と、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことが検知されたときに前記内蔵メモリを参照して前記メールの取得要求を前記メールサーバーに自動的に送信する手段と、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信する手段とを備えたことを特徴としている。
また本発明の他の実施形態による携帯電話機は、入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能と、該近距離無線機能によって携帯電話機が前記所定のエリアに入場していることが検知されている最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信する手段と、該メール取得要求に対する前記メールサーバーからのメール受信に失敗したとき前記メール取得要求の送信を停止するとともに、該受信に失敗したメールが前記メールサーバーに存在することを内蔵メモリに記憶する手段と、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことが検知されたときに前記内蔵メモリを参照して前記受信に失敗したメールの取得要求を再度前記メールサーバーに送信する手段と、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信する手段とを備えたことを特徴としている。
また本発明の他の実施形態による携帯電話機は、入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能と、該近距離無線機能によって該携帯電話機が前記所定のエリアから退場したことが検知され、かつ前記退場ゲートの近距離無線通信装置を介して自分宛てのメール着信通知を受けたときにメールサーバーに対して前記自分宛てのメール取得要求を送信する手段と、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信する手段とを備えていることを特徴としている。
前記近距離無線機能は、前記入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置としての非接触型ICカードリーダ/ライタとの間で通信を行う非接触型ICカードによって、あるいは、前記入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置としてのBluetoothまたは赤外線送受信装置との間で通信を行うBluetoothまたは赤外線送受信装置によって構成することができる。
近年、非接触ICカード機能を携帯電話機に内蔵し、携帯電話機に乗車券、定期券の機能や、コンサートチケットの機能を持たせることが検討されている。従って、このような非接触ICカード機能を備えた携帯電話によれば、非接触ICカード機能を利用するための電車等の入場ゲート及び退場ゲートにおいて、携帯電話が退場ゲートを通過したことを検知する手段として利用することができる。
携帯電話機が非接触IC等を用いた自動改札機を通過することで携帯電話が退場ゲートを通過したことを検知したとき、地下鉄や高速移動等による無線状態の悪い環境から抜け出して、無線状態の良い環境に移動したものと判定する。また、人込みの中から抜け出し、電波の送受信を行っても問題ない(例えば、受信メールの再送要求を繰り返すことによる弊害が無い)環境に移行したと判定して、高速移動中のために受信に失敗した電子メールや、新たに届いている電子メールについて、自動的に電子メールサーバーに問い合わせ、電子メール受信を実行する。
また、本発明のメール受信システムは、近距離無線通信装置を備えて所定のエリアの出入り口に設けられた入場ゲート及び退場ゲートと、前記近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機と、メールサーバーとから構成され、前記携帯電話機は、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場する際に前記退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置を介してサーバー蓄積メールがある旨の通知を受信したとき、当該メールの取得要求を前記メールサーバーに送信する手段を備えており、前記入場ゲートは、前記近距離無線通信装置により前記携帯電話機が前記所定のエリアに入場したことを検出したとき、前記メールサーバーに対して前記携帯電話機が前記所定のエリア内に存在することを通知する手段を備えており、前記メールサーバーは、前記入場ゲートから前記所定のエリア内にいる旨の通知を受けた携帯電話機宛てのメールを受信したとき、当該メールの着信通知を前記退場ゲートに送信する手段を備えており、前記退場ゲートは、前記メールサーバーから送信されたメール着信通知を携帯電話機と対応させて記憶する手段と、前記携帯電話機が当該退場ゲートを通過する際に、該携帯電話機宛てのメール着信通知を検索する手段と、該携帯電話機宛てのメール着信通知が存在するとき、前記近距離無線通信装置を介して前記メール着信通知を前記携帯電話機に送信する手段とを備えていることを特徴とする。
また、本発明のメール受信システムにおける他の実施形態は、近距離無線通信装置を備えて所定のエリアの出入り口に設けられた入場ゲート及び退場ゲートと、前記近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機と、メールサーバーとから構成され、前記携帯電話機は、前記近距離無線機能により前記所定のエリアに入場していることが検知されている最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信する手段と、該メール取得要求に対する前記メールサーバーからのメール受信に失敗したとき前記メール取得要求の送信を停止する手段と、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場する際に前記退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置を介してサーバー蓄積メールがある旨の通知を受信したとき、当該メールの取得要求を前記メールサーバーに送信する手段とを備えており、前記入場ゲートは、前記近距離無線通信装置により前記携帯電話機が前記所定のエリアに入場したことを検出したとき、前記メールサーバーに対して前記携帯電話機が前記所定のエリア内に存在することを通知する手段を備えており、前記メールサーバーは、前記携帯電話機宛てのメール着信通知を送信するとともに該携帯電話機からのメール取得要求に対して該メールを送信する手段と、前記携帯電話機から前記メールの受信完了通知が得られなかったとき、当該メール着信通知を前記退場ゲートに送信する手段を備えており、前記退場ゲートは、前記メールサーバーから送信されたメール着信通知を携帯電話機と対応させて記憶する手段と、前記携帯電話機が当該退場ゲートを通過する際に、該携帯電話機宛てのメール着信通知を検索する手段と、該携帯電話機宛てのメール着信通知が存在するとき、前記近距離無線通信装置を介して前記メール着信通知を前記携帯電話機に送信する手段とを備えていることを特徴とする。
本発明は、携帯電話機が、無線状態の悪いエリア、あるいは発呼が抑制されているエリア等においてサーバーからのメール着信通知に対するメール受信ができないような状況であっても、該携帯電話機が上記エリアから退場したことをトリガーとして、前記サーバーに蓄積されている電子メールを自動的に取得する手段を備えているので、ユーザーが前記電子メールを取得するための送信操作を行わなくても前記メールを受信することが可能となる。
また、時々刻々と変化する無線レベル測定等による判断により電子メールの取得要求を行うのではなく、携帯電話機に搭載した非接触IC等の近距離無線通信手段を用いて改札を出たことを検知することにより、地下鉄や高速移動中の状態から無線状態が安定した環境に移動したことを判断して電子メールの受信を実行するので、サーバーに蓄積されている電子メールを短時間に確実に、かつ周囲に悪影響を及ぼすことなく受信することが可能となる。
図1は、本発明の実施形態を示す携帯電話機のブロック構成図である。本実施形態では、無線状態の良くないあるいはマナーモードを設定する必要のある所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能として、改札ゲート等に設けられた非接触型ICカードリーダ/ライタとの間での通信が可能な非接触ICを実装している。
本実施形態の携帯電話機は、制御部15を中心として、無線部12、音声処理部13、音声入出力部14、及び、メモリ18、表示部19、操作部20、非接触IC21が接続されて構成されている。携帯電話用の送受信アンテナ11で受信された受信波は、無線部12で復調され、音声処理部13でデコードなどの処理がなされ、得られた受話音が音声入出力部14から出力され利用者に伝えられる。
また、音声処理部13、無線部12は、音声入出力部14から入力された送信すべき音声のエンコード、変調等の処理も行って送受信アンテナ11から送信する機能も有している。さらに、無線部12は電子メールやインターネットブラウジング時の信号送受信にも利用される。これらの携帯電話機の通信に関する構成、動作については周知であるので詳細説明は省略する。
制御部15は携帯電話の機能を実行する中核であり、本実施形態においては、電子メールの送受信および保存、読み出し制御を行う電子メール制御部16と、非接触IC21との間でコマンドやデータの送受信を行う非接触IC制御部17を含んでいる。メモリ18は、メモリダイヤル等を保存するメモリであり、本実施形態においては、サーバーに蓄積されているメールがあることを示す情報を保存しておく領域でもある。操作部20は、電子メール編集や送受信を行うためのボタンで構成されており、操作部20によりボタンが押下されると、その情報が表示部19に表示される。
非接触IC部21は、制御部15に含まれている非接触IC制御部17と接続され、内部に専用のメモリ22、CPU23、リーダ/ライタ24を備え、非接触ICの無線通信のためのアンテナ25を介して、外部端末26との間でデータの送受信を行う。外部端末に含まれるリーダ/ライタ27は、携帯電話に搭載された非接触IC21との間で、コマンドやデータを授受するためのものである。例えば、本実施の形態においては、外部端末26は電車の駅の改札ゲートに設けられており、乗車券、定期券を読み取る端末と兼用可能である。
図2は、非接触ICを搭載した本実施形態の携帯電話機による電子メールの自動受信方法を説明するための概略図である。
図2では、無線状態の悪いエリアとして、駅構内や電車の中などを想定しており、携帯電話は後述する状態1から状態3までの何れかの状態に置かれる。入場ゲート2、退場ゲート3は、例えば駅の改札ゲートである。これらの入退場ゲートには図1における外部端末26の機能が備えられており、電車の乗車券や定期券をチェックし、利用者をエリア内へ入場、またはエリアから退場させるなどのサービスを提供している。
利用者は、非接触ICを搭載した携帯電話機1を用いて、入場ゲート2から入場し、退場ゲート3から退場する。状態1は初期状態であり、携帯電話機1が入場ゲート2からエリア内に入場する前の状態である。状態1では無線状態に問題はなく、音声による会話や電子メールの送受信について問題なく実行することができる。この状態1から、携帯電話機1に搭載された非接触IC21を用いて、入場ゲート2を通過すると、携帯電話機1は駅構内や電車の中など無線状態の悪い空間におかれた状態(状態2)となる。
状態2のエリアは、例えば地下鉄や、新幹線乗車中による高速移動中等の電波の届きにくい場所であり、携帯電話による通信が安定して行えない場所である。本状態2において、電子メールサーバーに自分宛のメール着信通知が届かなかった、あるいは届いたが無線状態が悪いために電子メール受信に失敗したとする。この状態において、やがて電車であれば目的地に到達し、上述の入場ゲート2を通過したときと同様に、携帯電話機1に搭載された非接触IC21を用いて退場ゲート3を通過すると、携帯電話機1は搭載している非接触IC21から退場ゲート3を通過したことを検知し、状態3となる。
これにより携帯電話機1の電子メール制御部16は、携帯電話機1が、地下鉄や新幹線乗車中による高速移動中等の電波の届きにくい場所から抜け出し、無線状態が安定した環境になったものと判断して電子メールサーバーに問い合わせを行い、前記受信に失敗した電子メールを受信するための制御を自動的に始動する。そして電子メールサーバーに蓄積されているメールの受信を完了すると状態1に戻る。
図3は、図2における携帯電話機1が状態2から状態3を経由して状態1に戻るときの携帯電話の動作例を表すフローチャートである。以下、図1〜図3を参照して本実施形態の動作について説明する。
非接触ICを搭載した本実施形態の携帯電話機1が、入場ゲート2から駅構内や電車の中など無線状態の悪いエリアに入場しているときに、メールサーバーからこの携帯電話機1宛ての電子メール着信通知を受けた場合、着信通知を受けた電子メールの受信がすべて成功するとは限らず、また電子メール着信通知自体を受信することが出来ない場合もあり得る。
携帯電話機1の非接触IC制御部17が、非接触IC21により携帯電話機1が状態2に移行したことを検知した後にメールサーバーからのメール着信通知を受信したとき、電子メール制御部16は無線部12を介してメール取得要求を例えば1回送信し、メールの受信に成功した場合は受信したメールを内蔵メモリに記憶する、あるいは、メール取得要求は行わない等、適宜の制御を行うことが可能である。
非接触IC制御部17は、携帯電話機1が状態2に移行したことを検知した後、携帯電話機1が退場ゲート3を通過したか否かを非接触IC21により監視しており(S1)、非接触IC21により携帯電話機1が退場ゲート3を通過したことが検出される(S1−YES)と、その情報を電子メール制御部16へ送出する。この情報を受けた電子メール制御部16は、無線部12を介してメールサーバーにこの携帯電話機宛てのサーバー蓄積メールがあるか否かを問い合わせることにより、未受信メールの配信要求を行い(S2)、この要求に従ってサーバーから配信されたメールを受信する(S3)。
本実施形態によれば、携帯電話機1が無線状態の悪いエリアに入場しているときに、メールサーバーからこの携帯電話機1宛ての電子メール着信通知を受信することが出来ない場合であっても、携帯電話機1が無線状態の良好なエリアに戻ったときに必ずメールサーバーにこの携帯電話機宛てのサーバー蓄積メールがあるか否かを問い合わせるので、ユーザーの手を煩わせることなく自動的かつ確実にメールを受信することが可能となる。
図4は、図2における携帯電話機1が状態1から状態3に至る際の、携帯電話機と電子メールサーバー(基地局も含む)間で行われるメール伝送制御手順の第2の実施形態を示すタイミングチャートである。
上記図3に示す実施形態では、携帯電話機1が無線状態の良好なエリアに戻ったときに無条件でメールサーバーにこの携帯電話機宛てのサーバー蓄積メールがあるか否かを問い合わせているが、本実施形態では、携帯電話機1が電子メールを安定して受信できない状態2において、メールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信し、該メール取得要求に対して前記メールサーバーから配信されたメールを受信できたときは受信した該メールは内蔵メモリに格納するようにしている。
一方、該メール取得要求に対する前記メールサーバーからのメール受信に失敗したときには、それ以上メール取得要求は行わずに、該受信に失敗したメールが前記メールサーバーに存在することを内蔵メモリに記憶しておく。そして、携帯電話機1が退場ゲート3を通過して規制エリア内から退場したことが検知されたとき前記内蔵メモリを参照して前記受信に失敗したメールの取得要求を再度前記メールサーバーに送信することにより、電子メールを自動的に受信するようにしている。
なお、図4に示す実施形態において、電子メールを安定して受信できない状態2の携帯電話機1が、メールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、メール取得要求は行わずに、自分宛てのメールが前記メールサーバーに存在することを内蔵メモリに記憶しておき、携帯電話機1が退場ゲート3を通過して規制エリア内から退場したことが検知されたとき前記内蔵メモリを参照して前記自分宛てのメールの取得要求を前記メールサーバーに送信することにより、電子メールを自動的に受信するようにしてもよい。
図5は、図3に示すフローチャートに対して、図4に示す実施形態を付加した場合における、携帯電話機1が状態2から状態1に至るまでのメール取得動作例を表すフローチャートである。以下、図1〜図5を参照して本実施形態の動作について説明する。
非接触ICを搭載した本実施形態の携帯電話機1が、入場ゲート2から駅構内や電車の中など無線状態の悪いエリアに入場しているときに、メールサーバーからこの携帯電話機1宛ての電子メール着信通知を受けた場合、メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信し、メール受信に成功したときは該受信メールを内蔵メモリに格納し、メール受信に失敗したらそれ以上メール取得要求は行わずに、該受信に失敗したメールがメールサーバーに存在することを内蔵メモリに記憶しておく。あるいはメール取得要求は行わずに、自分宛てのメールが前記メールサーバーに存在することを内蔵メモリに記憶しておく。
携帯電話機1の非接触IC制御部17は、携帯電話機1が状態2に移行したことを検知した後、携帯電話機1が退場ゲート3を通過したか否かを非接触IC21により監視しており(S1)、携帯電話機1が退場ゲート3を通過したことが検出される(S1−YES)と、その情報を電子メール制御部16へ送出する。この情報を受けた電子メール制御部16は、ユーザーにより「無条件問合せ」が設定されているか否かを判定し(S2)、「無条件問合せ」が設定されている場合(S2−YES)には、図3に示すフローチャートの場合と同様の制御を行う。
一方、「無条件問合せ」が設定されていない(S2−NO)場合には、内蔵メモリを参照することによりサーバーに自分宛ての未受信メールが存在するか否かを判定し(S3)、自分宛ての未受信メールが存在する場合(S3−YES)には、無線部12を介して未受信メールの配信要求を行い(S4)、この要求に従ってサーバーから配信されたメールを受信する(S5)。
本実施形態では、退場ゲート通過後のサーバーへの問合せを、ユーザー設定により実行するようにし、「無条件問合せ」を設定しないで、携帯電話機1がサーバーに蓄積メールがあることを認識している場合のみサーバーにメールの配信要求を行うようにすることができるので、不要な通信を抑えることが可能となる。
図6は、図2における携帯電話機1が状態1から状態3に至る際の、携帯電話機と電子メールサーバー(基地局も含む)間で行われるメール伝送制御手順の第3の実施形態を示すタイミングチャートである。
上記図5に示すフローチャートで示される実施例の場合、携帯電話機1が無線状態の良好なエリアに戻ったときに無条件でメールサーバーにこの携帯電話機宛てのサーバー蓄積メールがあるか否かを問い合わせることにより自分宛ての未受信メールを取得するか、あるいは、状態2において受信できなかった自分宛てのメールがサーバーに蓄積されていることを内蔵メモリに記憶しておくことで無線状態の良好なエリアに戻ったときに内蔵メモリを参照して自分宛ての未受信メールをサーバーから取得しているが、無条件でメールサーバーに問い合わせる方法では、不必要な通信が行われる場合があり、また、携帯電話機がサーバーに蓄積メールがあることを認識している場合のみサーバーにメールの配信要求を行う方法では、携帯電話機がサーバーに蓄積メールが存在することを認識している場合しかメールを自動受信することが出来ず、例えば着信通知を受信できなかったメールの自動受信ができない場合もあり得る。
そこで本実施形態では、携帯電話機1が規制エリア内に入場中に、該携帯電話機宛てのメール着信があり、このメールを携帯電話機1に配信できなかった場合に、メールサーバーが当該携帯電話機1宛ての着信メールを蓄積(保存)していることを改札ゲート(退場ゲート3)に通知しておき、携帯電話機1が改札ゲート(退場ゲート3)を通過したとき、外部端末26から非接触IC21を介して携帯電話機1に対して未受信メールが存在することを通知し、携帯電話機1は、この通知を受けたときだけメールサーバーに対して前記自分宛てのメール取得要求を自動的に送信するようにしている。
図7は、本実施形態における、携帯電話機1が状態2から状態1に至るまでのメール取得動作例を表すフローチャートである。以下、図1〜図2,図6〜図7を参照して本実施形態の動作について説明する。
非接触ICを搭載した本実施形態の携帯電話機1が、改札ゲート(入場ゲート2)から駅構内や電車の中など無線状態の悪いエリアに入場すると、改札ゲート(入場ゲート2)は、携帯電話機1が当該エリア内に居ることをメールサーバー(基地局を含む)に通知する。携帯電話機1が当該エリア内にいるときに、携帯電話機1宛てのメール着信があると、メールサーバーは携帯電話機1に対してメール着信通知を送信する。
携帯電話機1は、メールサーバーから自分宛ての電子メール着信通知を受けた場合、メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信し、メール受信に成功すれば、該受信メールは携帯電話機1の内蔵メモリに格納される。メール受信に失敗した場合は、メールサーバーは、携帯電話機1宛ての未配信メールが蓄積されている旨の通知を改札ゲート(退場ゲート3)に送出する。改札ゲート(退場ゲート3)はこの通知を携帯電話機1と対応付けてメモリに保存するとともに、携帯電話機1が改札ゲート(退場ゲート3)を通過するのを監視する。
なお、携帯電話機1が当該エリア内にいるとき(状態2)に、携帯電話機1宛てのメール着信があった場合、メールサーバーは携帯電話機1に対してはメール着信通知を送信しないで、改札ゲート(退場ゲート3)に対してのみ、携帯電話機1宛ての未配信メールが蓄積されている旨の通知を行っても良い。
一方、携帯電話機1の非接触IC制御部17は、携帯電話機1が状態2に移行したことを検知した後、携帯電話機1が退場ゲート3を通過したか否かを非接触IC21により監視しており(S1)、携帯電話機1が退場ゲート3を通過したことが検出される(S1−YES)と、退場ゲート3から、サーバーに蓄積されているメールがある旨の通知を受信したか否かを判定し(S2)、退場ゲート3から、自分宛ての蓄積メールがサーバーにある旨の通知を受信した場合(S2−YES)には、その情報を電子メール制御部16へ送出する。この情報を受けた電子メール制御部16は、サーバーに対して無線部12を介して未受信メールの配信要求を行い(S4)、この要求に従ってサーバーから配信されたメールを受信する(S5)。
本実施形態によれば、改札ゲート(退場ゲート)を通過するときに、改札ゲートからサーバー蓄積メールが存在することの情報を受け取り、その情報を元に、サーバーに対して電子メールの配信要求を送信するので、サーバーへの不要な問い合わせを行わなくて済み、無駄な通信を行わずに確実にサーバーに対してメール配信要求を行うことが出来る。
なお、上記各実施例では、入場ゲートおよび退場ゲートに非接触型ICカードリーダ/ライタを配置し、携帯電話機1に非接触ICを搭載することにより、携帯電話機1と入場ゲートおよび退場ゲートとの間で近距離無線通信を行っているが、近距離無線通信手段として、規制エリアの入口および出口に、Bluetoothや赤外線等の近距離無線通信が可能な無線通信端末装置を配置し、携帯電話機1に、このBluetoothや赤外線等を用いた無線通信端末装置と通信可能な近距離無線通信機能を備えた構成とすることも可能である。
本発明の実施形態において用いられる携帯電話機のブロック構成図である。 本実施形態の携帯電話機による電子メールの自動受信方法を説明するための概略図である。 本発明の携帯電話における第1実施形態の動作例を表すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における携帯電話と電子メールサーバー(基地局も含む)の動作タイミングチャートである。 本発明の携帯電話における第2実施形態の動作例を表すフローチャートである。 本発明の第3実施形態における携帯電話と電子メールサーバー(基地局も含む)の動作タイミングチャートである。 本発明の携帯電話における第3実施形態の動作例を表すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
2 入場ゲート
3 退場ゲート
11、25 アンテナ
12 無線部
13 音声処理部
14 音声入力部
15 制御部
16 電子メール制御部
17 非接触IC制御部
18、22 メモリ
19 表示部
20 操作部
21 非接触IC
23 CPU
24、27 リーダ/ライタ
26 外部端末(改札ゲート)

Claims (14)

  1. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機における電子メール自動受信方法であって、
    前記携帯電話機が前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことを検知したときに、メールサーバーに対して自分宛てのメール取得要求を送信し、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信することを特徴とする携帯電話機における電子メール自動受信方法。
  2. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機における電子メール自動受信方法であって、
    前記携帯電話機が前記近距離無線機能により前記所定のエリアに入場していることを検知している最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、該自分宛てのメールが前記メールサーバーに蓄積されていることを内蔵メモリに記憶し、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことを検知したときに、前記内蔵メモリを参照して前記メールの取得要求を前記メールサーバーに自動的に送信し、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信することを特徴とする携帯電話機における電子メール自動受信方法。
  3. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機における電子メール自動受信方法であって、
    前記携帯電話機が前記近距離無線機能により前記所定のエリアに入場していることを検知している最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信し、該メール取得要求に対する前記メールサーバーからのメール受信に失敗したとき前記メール取得要求の送信を停止するとともに、該受信に失敗したメールが前記メールサーバーに蓄積されていることを内蔵メモリに記憶し、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことを検知したときに、前記内蔵メモリを参照して前記受信に失敗したメールの取得要求を再度前記メールサーバーに自動的に送信し、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信することを特徴とする携帯電話機における電子メール自動受信方法。
  4. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機における電子メール自動受信方法であって、
    前記携帯電話機が前記所定エリアに入場中に着信し、かつ未配信となっている前記携帯電話機宛ての電子メールの蓄積情報をメールサーバーから前記退場ゲートに通知し、前記携帯電話機が前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことを検知し、かつ前記退場ゲートの近距離無線通信装置を介して自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対して前記自分宛てのメール取得要求を自動的に送信し、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信することを特徴とする携帯電話機における電子メール自動受信方法。
  5. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機において、
    前記携帯電話機に、前記近距離無線機能により前記携帯電話機が前記所定のエリアから退場したことが検知されたときにメールサーバーに対して自分宛てのメール取得要求を自動的に送信する手段と、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信する手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  6. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機において、
    前記携帯電話機に、前記近距離無線機能により前記携帯電話機が前記所定のエリアに入場していることを検知している最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、自分宛てのメールが前記メールサーバーに蓄積されていることを内蔵メモリに記憶する手段と、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことを検知したときに前記内蔵メモリを参照して前記メールの取得要求を前記メールサーバーに自動的に送信する手段と、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信する手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  7. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機において、
    前記携帯電話機に、前記近距離無線機能により前記携帯電話機が前記所定のエリアに入場していることを検知している最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信する手段と、該メール取得要求に対する前記メールサーバーからのメール受信に失敗したとき前記メール取得要求の送信を停止するとともに、該受信に失敗したメールが前記メールサーバーに蓄積されていることを内蔵メモリに記憶する手段と、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場したことを検知したときに前記内蔵メモリを参照して前記受信に失敗したメールの取得要求を再度前記メールサーバーに自動的に送信する手段と、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信する手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  8. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機において、
    前記携帯電話機に、前記近距離無線機能により前記携帯電話機が前記所定のエリアから退場したことを検知し、かつ前記退場ゲートの近距離無線通信装置を介して自分宛てのメール着信通知を受けたとき、メールサーバーに対して前記自分宛てのメール取得要求を自動的に送信する手段と、前記メールサーバーから配信された前記自分宛てのメールを受信する手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。
  9. 前記近距離無線機能は、前記入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置としての非接触型ICカードリーダ/ライタとの間で通信を行う非接触型ICカードによって構成されていることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の携帯電話機。
  10. 前記近距離無線機能は、前記入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置としてのBluetoothまたは赤外線送受信装置との間で通信を行うBluetoothまたは赤外線送受信装置によって構成されていることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の携帯電話機。
  11. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置と、該近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機と、メールサーバーとからなるメール受信システムにおいて、
    前記携帯電話機は、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場する際に前記退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置を介してサーバー蓄積メールがある旨の通知を受信したとき、当該メールの取得要求を前記メールサーバーに自動的に送信する手段を備えており、
    前記入場ゲートは、前記近距離無線通信装置により前記携帯電話機が前記所定のエリアに入場したことを検出したとき、前記メールサーバーに対して前記携帯電話機が前記所定のエリア内に存在することを通知する手段を備えており、
    前記メールサーバーは、前記入場ゲートから前記所定のエリア内にいる旨の通知を受けた携帯電話機宛てのメールを受信したとき、当該メールの着信通知を前記退場ゲートに送信する手段を備えており、
    前記退場ゲートは、前記メールサーバーから送信されたメール着信通知を携帯電話機と対応させて記憶する手段と、前記携帯電話機が当該退場ゲートを通過する際に、該携帯電話機宛てのメール着信通知を検索する手段と、該携帯電話機宛てのメール着信通知が存在するとき、前記近距離無線通信装置を介して前記メール着信通知を前記携帯電話機に送信する手段とを備えている、
    ことを特徴とするメール受信システム。
  12. 入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置と、該近距離無線通信装置との間で通信を行うことにより所定のエリアに対する入場または退場を検知する近距離無線機能を搭載した携帯電話機と、メールサーバーとからなるメール受信システムにおいて、
    前記携帯電話機は、前記近距離無線機能により前記所定のエリアに入場していることが検知されている最中にメールサーバーから自分宛てのメール着信通知を受けたとき、前記メールサーバーに対してメール取得要求を1回送信する手段と、該メール取得要求に対する前記メールサーバーからのメール受信に失敗したとき前記メール取得要求の送信を停止する手段と、前記近距離無線機能により前記所定のエリアから退場する際に前記退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置を介してサーバー蓄積メールがある旨の通知を受信したとき、当該メールの取得要求を前記メールサーバーに自動的に送信する手段とを備えており、
    前記入場ゲートは、前記近距離無線通信装置により前記携帯電話機が前記所定のエリアに入場したことを検出したとき、前記メールサーバーに対して前記携帯電話機が前記所定のエリア内に存在することを通知する手段を備えており、
    前記メールサーバーは、前記携帯電話機宛てのメール着信通知を送信するとともに該携帯電話機からのメール取得要求に対して該メールを送信する手段と、前記携帯電話機から前記メールの受信完了通知が得られなかったとき、当該メール着信通知を前記退場ゲートに送信する手段を備えており、
    前記退場ゲートは、前記メールサーバーから送信されたメール着信通知を携帯電話機と対応させて記憶する手段と、前記携帯電話機が当該退場ゲートを通過する際に、該携帯電話機宛てのメール着信通知を検索する手段と、該携帯電話機宛てのメール着信通知が存在するとき、前記近距離無線通信装置を介して前記メール着信通知を前記携帯電話機に送信する手段とを備えている、
    ことを特徴とするメール受信システム。
  13. 前記入場ゲート及び退場ゲートは、鉄道の改札ゲートとして構成されていることを特徴とする請求項11または12に記載のメール受信システム。
  14. 前記近距離無線機能は、前記入場ゲート及び退場ゲートに設けられた近距離無線通信装置としての非接触型ICカードリーダ/ライタとの間で通信を行う非接触型ICカードによって構成されていることを特徴とする請求項11〜13のいずれかに記載のメール受信システム。
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