JP2006085662A - 圧力制御弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の圧力制御弁10によれば、芯だし突部50Aと芯だし凹部44Bとによりダイヤフラム44の円形襞44Aの中心に突当部材50が位置決めされているので、円形襞44Aの中心に軸力がかかり、円形襞44Aが全周に亘って均等に変形し、ダイヤフラム44の弾発力が安定する。これにより、弁体33による弁口39の開閉動作が安定する。
【選択図】 図2
Description
請求項1の構成によれば、芯だし突部(50A)と芯だし凹部(44B,65A)とにより、ダイヤフラム(44)の円形襞(44A)の中心に突当部材(50,50V,110)が位置決めされるので、円形襞(44A)の中心に突当部材(50,50V,110)からの軸力がかかり、円形襞(44A)が全周に亘って均等に変形し、ダイヤフラム(44)の弾発力が安定する。これにより、弁体(33,53,110A)による弁口(39)の開閉動作が安定する。
請求項2の構成では、芯だし突部(50A)の外面及び/又は芯だし凹部(44B,65A)の内面が共に略半球面であるから応力集中が防がれる。
請求項3の構成では、内側密着盤(63)をダイヤフラム(44)の内面に密着させたことによりダイヤフラム(44)が補強される。
請求項4の構成では、ダイヤフラム(44)の外面に外側密着盤(65)を密着させたことによりダイヤフラム(44)が補強される。
請求項5の構成では、内側密着盤(63)と外側密着盤(65)との間にダイヤフラム(44)を挟み、内側密着盤(63)と外側密着盤(65)とに設けた凹凸係合部(63A,65B)を、ダイヤフラム(44)を間に挟んで凹凸係合したので、外側密着盤(65)とダイヤフラム(44)との組み付け精度を向上させることができる。
請求項6の構成によれば、圧力検知部屋(28)の内部にダイヤフラム(44)を備え、そのダイヤフラム(44)に備えた中心当接部(44D)と、ボディ(11)に設けた終端壁(24,24V)との間で突当部材(50,50V)が突っ張り状態になる。ここで、ダイヤフラム(44)は、圧力検知部屋(28)内の流体圧力(Ps)を受けて弾性変形し、圧力検知部屋(28)内の流体圧力(Ps)が低くなるに従って終端壁(24,24V)側に近づくように復元すると共に、突当部材(50,50V)から受ける反力も増加する。そして、圧力検知部屋(28)内の流体圧力(Ps)が所定の基準圧力より低くなったときに、ダイヤフラム(44)が突当部材(50,50V)から受けた反力により弁体(33,53)が開放側に移動して弁口(39)が開放し、分岐孔(17)から前記弁口(39)へと流体が流れる。
請求項7の構成によれば、突当部材(50,50V)の基端部を終端壁(24,24V)の固定孔(24A)に嵌合することで、突当部材(50,50V)の基端部が保持されて位置決めされる。
請求項8の構成では、ソレノイド(22)の励磁状態を変更することで、弁体(33,53)を閉じるための付勢力を容易に変更することができる。
請求項9の構成では、可動軸部(30)の両端部に設けた傾動規制部(19D,46T)により可動軸部(30)の傾きが規制され、可動軸部(30)が直動する際の摺接抵抗が抑えられ、弁体(33,53)による弁口(39)の開閉動作が安定する。
請求項10の構成によれば、可動軸部(30)が、中心当接部(44D)を支点として傾動した場合に、軸孔シール部材(80)に以外の部分に当接することが防がれ、可動軸部(30)が直動した際の摺接抵抗を、可動軸部(30)とシール部材(80)との間の摺接抵抗のみに留めることができる。ここで、正規の組み付け状態においても可動軸部(30)とシール部材(80)とは摺接するから、正規の組み付け状態と可動軸部(30)が傾いた状態との間で、摺接抵抗の増加を抑えることができる。
請求項11の構成によれば、プランジャ(46V)の長さをソレノイド(22)の半分以下にしたので、プランジャ(46V)の長さがソレノイド(22)の半分以上である場合と比較して、正規の組み付け状態と可動軸部(30)が傾いて組み付けられた状態との間で、終端壁(24V)とプランジャ(46V)との磁気吸引力の変化を抑えることができる。
請求項12の構成によれば、弁体(33,53)が閉じた状態における終端壁(24,24V)とダイヤフラム(44)との距離に組み付け上のばらつきが生じても、調整手段(32N,33N,51N,52N,60N,61N)によってそれら終端壁(24,24V)とダイヤフラム(44)との間の距離を変更して、突当部材(50,50V)に対するダイヤフラム(44)の弾発力を調整することができる。これにより、圧力検知部屋(28)内の流体圧力(Ps)と弁体(33,53)の開閉との対応関係のばらつきを抑えることができる。
請求項13の圧力制御弁(10,89,100)では、弁体(33)及び連絡軸(32)の螺子部(32N,33N)同士の螺合深さを変更することで、終端壁(24,24V)とダイヤフラム(44)との距離を調整することができる。また、請求項14の圧力制御弁(90)では、感圧用筒部材(42)及び連絡軸(51)の螺子部(51N,52N)同士の螺合深さを変更することで、終端壁(24)とダイヤフラム(44)との距離を調整することができる。さらに、請求項15の圧力制御弁(91)では、第1及び第2の連絡軸構成部(60,61)の螺子部(60N,61N)同士の螺合深さを変更することで、終端壁(24)とダイヤフラム(44)との距離を調整することができる。
請求項16の圧力制御弁(10,89,90,91,100)では、ボディ(11)のうち分割部分に備えた嵌合部(13K,25K)の圧入嵌合深さを変更することで、終端壁(24,24V)とダイヤフラム(44)との距離を調整することができる。
請求項17の構成によれば、圧力検知部屋(28)内の流体圧力(Ps)が低くなるに従ってダイヤフラム(44)が弁口(39)側に近づくように復元し、流体圧力(Ps)が所定の基準値より低くなると、ダイヤフラム(44)によって突当部材(110)が押されて直動し、突当部材(110)の一端に備えた弁体(110A)が弁口(39)から離間して、弁口(39)が開かれ、分岐孔(17)から弁口(39)へと流体が流れる。
請求項18の構成によれば、突当部材(110)が、中心当接部(44D)を支点として傾動した場合に、軸孔シール部材(80)に以外の部分に当接することが防がれ、突当部材(110)が直動した際の摺接抵抗を、突当部材(110)とシール部材(80)との間の摺接抵抗のみに留めることができる。ここで、正規の組み付け状態においても突当部材(110)とシール部材(80)とは摺接するから、正規の組み付け状態と突当部材(110)が傾いた状態との間で、摺接抵抗の増加を抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図10に基づいて説明する。本実施形態の圧力制御弁10は、図1の上下方向に延びた軸状のボディ11の内部に、可動軸部30を直動可能に収容してなる。ボディ11は、軸方向の中間部を堺にして先端ボディ13と基端ボディ20とに分割可能となっている。
=f1+f2+S2'・Pc・・・・(1)
本実施形態の圧力制御弁10は、例えば、図2に示すようにエアコンの流路70に取り付けられる。具体的には、エアコンに備えた弁挿入孔(図示せず)に圧力制御弁10が挿入組み付けされる。弁挿入孔の内面には、流路70に備えた流体供給路92と、流体排出路93と、制御用流路94の各端部とが開放しており、流体排出路93が圧力制御弁10のうちキャップ19の内部空間に連絡され、流体供給路92が分岐孔17に連絡され、制御用流路94が圧力検知部屋28に連絡される。
本実施形態では、図11に示すように、ダイヤフラム44の外面の中心に外側密着盤65が固定されている点が前記第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、第1実施形態と同一の構成に関しては同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態では、図12に示すように、弁体53と連絡軸51とが一体形成されており、感圧用筒部材42と連絡軸51とが別部品になっている。そして、感圧用筒部材42の底壁42Tに形成された本発明に係る「調整手段」としての雌螺子部52Nに、連絡軸51の一端に形成された本発明に係る「調整手段」としての雄螺子部51Nが螺合している点が前記第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、第1実施形態と同一の構成に関しては同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態は、図13に示すように、連絡軸62の構造が第1及び第2の実施形態と異なる。以下、第1及び第2の実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、第1及び第2の実施形態と同一の構成に関しては同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態の圧力制御弁100は、図14〜図16に示されており、主として可動軸部30の構造が第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、第1実施形態と同一の構成に関しては同一符号を付して重複した説明は省略する。
本実施形態は、図17に示されている。以下、第1〜第5の実施形態と異なる構成に関してのみ説明し、第1〜第5の実施形態と同一の構成に関しては同一符号を付して重複した説明は省略する。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11,11W ボディ
13K,25K 嵌合部(調整手段)
16 軸孔
17 分岐孔
18 流体導入孔
19D ガイド孔(傾動規制部)
22 ソレノイド
24,24V,24W 終端壁
24A 固定孔
25T 底壁
26 ガイド筒(傾動規制部)
28 圧力検知部屋
30 可動軸部
32,51,62 連絡軸
32N,33N,51N,52N,60N,61N 螺子部(調整手段)
33,53,110A 弁体
39 弁口
42,42W 感圧用筒部材
42T 底壁
44 ダイヤフラム
44A 円形襞
44B,65A 芯だし凹部
44C 半球状膨出部
44D 中心当接部
46,46V,111 プランジャ
46T 大径部(傾動規制部)
50,50V,110 突当部材
50A 芯だし突部
63A 半球状凹部(凹凸係合部)
65B 凸係合部(凹凸係合部)
80 シール部材
Ps 流体圧力
Claims (18)
- 弁体(33,53,110A)が直動可能に組み付けられたボディ(11,11W)と、前記ボディ(11,11W)に形成された圧力検知部屋(28)と、一端有底で筒状の感圧用筒部材(42,42W)と、前記感圧用筒部材(42,42W)の開口端に張られて、前記圧力検知部屋(28)内の圧力に応じて弾性変形するダイヤフラム(44)と、前記ダイヤフラム(44)に突き当てられ、前記ダイヤフラム(44)の弾性変形に応じて前記弁体(33,53,110A)を直動させるための突当部材(50,50V,110)と、前記ボディ(11,11W)に形成されて前記弁体(33,53,110A)によって開閉される弁口(39)とを備えた圧力制御弁(10,89,90,91,100,101,102)において、
前記ダイヤフラム(44)に形成された円形襞(44A)と、
前記ダイヤフラム(44)のうち前記円形襞(44A)の中心に設けられた中心当接部(44D)と、
前記突当部材(50,50V,110)及び前記中心当接部(44D)の一方に形成されて、先細り状になった芯だし突部(50A)と、
前記突当部材(50,50V,110)及び前記中心当接部(44D)の他方に形成されて、前記芯だし突部(50A)を受容し、前記ダイヤフラム(44)の中心に前記突当部材(50,50V,110)の軸芯を一致させるように案内する芯だし凹部(44B,65A)とを備えたことを特徴とする圧力制御弁(10,89,90,91,100,101,102)。 - 前記芯だし突部(50A)の外面及び/又は前記芯だし凹部(44B,65A)の内面の形状が、略半球面であることを特徴とする請求項1に記載の圧力制御弁(10,89,90,91,100,101,102)。
- 前記感圧用筒部材(42,42W)内に内側密着盤(63)を収容すると共に、その内側密着盤(63)を前記ダイヤフラム(44)の内面に密着させ、前記ダイヤフラム(44)及び前記内側密着盤(63)の相互に密着した部分を陥没させて前記芯だし凹部(44B)としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力制御弁(10,90,91,100,101)。
- 前記ダイヤフラム(44)の外面のうち前記突当部材(50,50V,110)が突き当てられる部分に外側密着盤(65)を密着させ、その外側密着盤(65)に前記芯だし凹部(65A)を形成したことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の圧力制御弁(89,102)。
- 前記感圧用筒部材(42,42W)に内側密着盤(63)を収容すると共に、その内側密着盤(63)を前記ダイヤフラム(44)の内面に密着させて、前記内側密着盤(63)と前記外側密着盤(65)との間に前記ダイヤフラム(44)を挟み、
前記内側密着盤(63)と前記外側密着盤(65)とには、前記ダイヤフラム(44)を間に挟んだ状態で凹凸係合した凹凸係合部(63A,65B)が設けられたことを特徴とする請求項4に記載の圧力制御弁(89,102)。 - 前記感圧用筒部材(42)は、前記圧力検知部屋(28)に収容され、
前記ボディ(11)のうち前記圧力検知部屋(28)を囲む壁部に貫通形成されかつ前記圧力検知部屋(28)から離れた側に前記弁口(39)を備えた軸孔(16)と、
前記軸孔(16)に挿通されて、前記弁口(39)から突出した一端に前記弁体(33,53)を備えかつ、前記圧力検知部屋(28)内に突出した他端に前記感圧用筒部材(42)の底壁(42T)が固定された連絡軸(32,51,62)と、
前記弁体(33,53)を、前記弁口(39)の開口縁に向けて付勢する弁体閉塞付勢手段(22,46,46V)と、
前記軸孔(16)の中間部分から分岐した分岐孔(17)と、
前記軸孔(16)のうち前記分岐孔(17)より前記圧力検知部屋(28)側の内面と前記連絡軸(32,51,62)との間の隙間をシールした軸孔シール部材(80)と、
前記ボディ(11)のうち前記ダイヤフラム(44)との対向位置に設けられかつ前記突当部材(50,50V)の基端部を保持した終端壁(24,24V)とを備え、
前記圧力検知部屋(28)内の流体圧力(Ps)が所定の基準圧力より低くなった場合に、前記弁体(33,53)が前記弁口(39)を開き、前記圧力検知部屋(28)内の流体圧力(Ps)が所定の基準圧力より高くなった場合に、前記弁体(33,53)が前記弁口(39)を閉じるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の圧力制御弁(10,89,90,91,100)。 - 前記終端壁(24,24V)には、前記突当部材(50,50V)の基端部(50B)を嵌合固定した固定孔(24A)が形成されたことを特徴とする請求項6に記載の圧力制御弁(10,89,90,91,100)。
- 前記感圧用筒部材(42)から前記連絡軸(32,51,62)と反対側に延びかつ中心部に前記突当部材(50,50V)が挿通された筒状のプランジャ(46,46V)と、
前記プランジャ(46,46V)に、磁力による軸力を付与可能なソレノイド(22)とを設け、
前記プランジャ(46,46V)と前記ソレノイド(22)とから前記弁体閉塞付勢手段(22,46,46V)を構成したことを特徴とする請求項6又は7に記載の圧力制御弁(10,89,90,91,100)。 - 前記連絡軸(32,51,62)及び前記プランジャ(46)を含みかつ前記ボディ(11)に対して直動する可動軸部(30)の側面と、前記ボディ(11)の内面との間の隙間を部分的に狭くして前記可動軸部(30)の傾動を規制する傾動規制部(19D,46T)を、前記可動軸部(30)の両端部の2箇所に設けたことを特徴とする請求項8に記載の圧力制御弁(10,89,90,91)。
- 前記連絡軸(32,51,62)及び前記プランジャ(46V)を含みかつ前記ボディ(11)に対して直動する可動軸部(30)が、前記中心当接部(44D)を支点として傾動することを、前記軸孔シール部材(80)によって規制したことを特徴とする請求項8に記載の圧力制御弁(100)。
- 前記プランジャ(46V)の長さを、前記ソレノイド(22)の半分以下にしたことを特徴とする請求項10に記載の圧力制御弁(100)。
- 前記弁体(33,53)が前記弁口(39)を閉じた状態における前記終端壁(24,24V)と前記ダイヤフラム(44)との距離を調整するための調整手段(32N,33N,51N,52N,60N,61N)を備えたことを特徴とする請求項6乃至11の何れかに記載の圧力制御弁(10,89,90,91,100)。
- 前記弁体(33,53)は、前記連絡軸(32)が貫通した筒状をなし、前記弁体(33,53)と前記連絡軸(32)との間に、雌雄の螺子部(32N,33N)を設け、
前記雌雄の螺子部(32N,33N)により前記調整手段(32N,33N)が構成されたことを特徴とする請求項12に記載の圧力制御弁(10,89,100)。 - 前記感圧用筒部材(42)と前記連絡軸(51)とを別体にして、それら感圧用筒部材(42)と連絡軸(51)とに互いに螺合する雌雄の螺子部(51N,52N)を設け、前記雌雄の螺子部(51N,52N)により前記調整手段(51N,52N)が構成されたことを特徴とする請求項12に記載の圧力制御弁(90)。
- 前記連絡軸(62)は、前記感圧用筒部材(42)から前記軸孔(16)内の途中部分まで延びた第1連絡軸構成部(60)と、前記弁体(33,53)に一体形成されて前記軸孔(16)内の途中部分まで延びた第2連絡軸構成部(61)とからなり、
前記第1及び第2の連絡軸構成部(60,61)に互いに螺合する雌雄の螺子部(60N,61N)を設け、
前記雌雄の螺子部(60N,61N)により前記調整手段(60N,61N)が構成されたことを特徴とする請求項12に記載の圧力制御弁(91)。 - 前記ボディ(11)を分割しかつ、その分割部分に互いに圧入嵌合される嵌合部(13K,25K)を設け、これら嵌合部(13K,25K)により前記調整手段(13K,25K)が構成されたことを特徴とする請求項12乃至15の何れかに記載の圧力制御弁(10,89,90,91,100)。
- 前記感圧用筒部材(42W)は、前記ボディ(11W)に固定されると共に、前記ダイヤフラム(44)を挟んで、前記感圧用筒部材(42W)の内部空間と前記圧力検知部屋(28)とが区画され、
前記ボディ(11W)のうち前記圧力検知部屋(28)を挟んで前記感圧用筒部材(42W)と反対側の壁部に貫通形成され、前記圧力検知部屋(28)から離れた側に前記弁口(39)を有しかつ前記突当部材(110)が直動可能に貫通した軸孔(16)と、
前記軸孔(16)の中間部分から分岐した分岐孔(17)と、
前記軸孔(16)のうち前記分岐孔(17)より前記圧力検知部屋(28)側の内面と前記突当部材(110)との間の隙間をシールする軸孔シール部材(80)とを備え、
前記突当部材(110)のうち前記弁口(39)から外側に突出した部分に前記弁体(110A)を有しかつその弁体(110A)を前記弁口(39)側に付勢する弁体閉塞付勢手段(22,111)を設け、
前記圧力検知部屋(28)内の流体圧力(Ps)が所定の基準圧力より低くなった場合に、前記弁体(110A)が前記弁口(39)を開き、前記圧力検知部屋(28)内の流体圧力が所定の基準圧力より高くなった場合に、前記弁体(110A)が前記弁口(39)を閉じるように構成されたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の圧力制御弁(101,102)。 - 前記突当部材(110)が、前記中心当接部(44D)を支点として傾動することを前記軸孔シール部材(80)によって規制したことを特徴とする請求項17に記載の圧力制御弁(101,102)。
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