JP2006085640A - 電子データ管理システム、電子データ管理システムの制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムに関し、実際の利用状況を考慮して行うグループ情報の編集を比較的簡易にできるよう支援する電子データ管理システムを提供すること。
【解決手段】 利用状況情報記憶部32は、グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶する。表示部36は、少なくとも1つグループ情報についてグループ対応画像を表示する。表示態様決定部34は、表示部36に表示されるグループ対応画像の表示態様を、そのグループ情報に対応づけて記憶される第1の所定期間に係る利用状況情報と第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定する。
【選択図】 図4
【解決手段】 利用状況情報記憶部32は、グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶する。表示部36は、少なくとも1つグループ情報についてグループ対応画像を表示する。表示態様決定部34は、表示部36に表示されるグループ対応画像の表示態様を、そのグループ情報に対応づけて記憶される第1の所定期間に係る利用状況情報と第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定する。
【選択図】 図4
Description
本発明は電子データ管理システム、電子データ管理システムの制御方法及びプログラムに関する。
複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムが知られている。このような電子データ管理システムとしては、かかるグループ情報を参照及び編集するためのユーザインタフェースを備えるものが知られている。例えば、複数の電子データを階層構造を有するディレクトリ(フォルダ)に分けて保持するとともに、かかるディレクトリ構造を参照及び編集するためのユーザインタフェースを備える電子データ管理システムが知られている(非特許文献1)。
宍倉幸則著「Windows(登録商標)XP Bible」技術評論社、2002年7月
宍倉幸則著「Windows(登録商標)XP Bible」技術評論社、2002年7月
以上のような電子データ管理システムでは、実際の利用状況に適したものとなるように、グループ情報を編集する必要がある。しかしながら、従来の電子データ管理システムに備えられるユーザインタフェースでは、かかる編集を行うことが容易ではなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムに関し、実際の利用状況を考慮して行うグループ情報の編集を比較的簡易にできるよう支援する電子データ管理システム、電子データ管理システムの制御方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子データ管理システムは、複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムにおいて、前記グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶する利用状況情報記憶手段と、前記複数のグループ情報のうちの少なくとも1つについて、そのグループ情報に対応するグループ対応画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されるグループ対応画像の表示態様を、そのグループ対応画像に係るグループ情報に対応づけて前記利用状況情報記憶手段に記憶される前記第1の所定期間に係る利用状況情報と前記第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定する表示態様決定手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る電子データ管理システムの制御方法は、複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムの制御方法において、前記複数のグループ情報のうちの少なくとも1つについて、そのグループ情報に対応するグループ対応画像を表示手段に表示させるためのステップと、前記グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶してなる利用状況情報記憶手段の記憶内容を読み出し、前記表示手段に表示されるグループ対応画像の表示態様を、そのグループ対応画像に係るグループ情報に対応づけて前記利用状況情報記憶手段に記憶される前記第1の所定期間に係る利用状況情報と前記第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定するための表示態様決定ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、前記グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶する利用状況情報記憶手段、前記複数のグループ情報のうちの少なくとも1つについて、そのグループ情報に対応するグループ対応画像を表示する表示手段、及び、前記表示手段に表示されるグループ対応画像の表示態様を、そのグループ対応画像に係るグループ情報に対応づけて前記利用状況情報記憶手段に記憶される前記第1の所定期間に係る利用状況情報と前記第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定する表示態様決定手段、として前記コンピュータを機能させるプログラムである。
本発明は、複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムに関するものである。本発明では、グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報が記憶される。また、複数のグループ情報のうちの少なくとも1つについて、そのグループ情報に対応するグループ対応画像が表示される。このとき、グループ対応画像の表示態様が、そのグループ対応画像に係るグループ情報に対応づけて記憶される第1の所定期間に係る利用状況情報と第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定される。本発明によれば、実際の利用状況を考慮して行うグループ情報の編集を比較的簡易にできるよう支援することが可能となる。
また、本発明の一態様では、前記グループ対応画像は、第1のグループ対応画像要素と第2のグループ対応画像要素とを含んで構成され、前記表示態様決定手段は、前記第1のグループ対応画像要素の表示態様を前記第1の所定期間に係る利用状況情報に基づいて決定し、前記第2のグループ対応画像要素の表示態様を前記第2の所定期間に係る利用状況情報に基づいて決定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様では、前記グループ対応画像は、前記第1のグループ対応画像要素と前記第2のグループ対応画像要素とを重ねてなる画像であり、前記表示態様決定手段は、前記第1のグループ対応画像要素の大きさを前記第1の所定期間に係る利用状況情報に基づいて決定し、前記第2のグループ対応画像要素の大きさを前記第2の所定期間に係る利用状況情報に基づいて決定するようにしてもよい。
以下、本発明の好適な実施の一形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る文書管理システムの全体構成を示す図である。同図に示すように、この文書管理システム10は、文書管理装置12とクライアント装置14とを含んで構成される。文書管理装置12とクライアント装置14とは、LAN(Local Area Network)16によって相互にデータ授受可能に通信接続される。なお、文書管理装置12とクライアント装置14とは、インターネットなどの他の通信ネットワークを介して通信接続されるようにしてもよい。
文書管理装置12は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ハードディスク記憶装置、ディスプレイ及び入力装置を備えた公知のサーバコンピュータを含んで構成される。文書管理装置12には、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体や通信ネットワークを介して供給されるプログラムがインストールされている。特に、文書管理装置12は文書管理プログラムがインストールされており、文書データ(電子データ)の管理機能を有している。すなわち、文書管理装置12は、クライアント装置14から送信される文書データを保持したり、クライアント装置14からの要求に応じて文書データを送信するようになっている。また、クライアント装置14からの要求に応じて、文書データの保持状況を表すデータを送信するようになっている。
クライアント装置14は、例えばCPU、ハードディスク記憶装置、ディスプレイ及び入力装置を備えた公知のパーソナルコンピュータを含んで構成される。クライアント装置14には、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体や通信ネットワークを介して供給されるプログラムがインストールされている。特に、クライアント装置14は、文書管理システムのクライアントプログラムをインストールされており、文書管理システムのクライアント機能を有している。すなわち、クライアント装置14は、文書管理装置12との間で文書データなどの各種データを送受信したり、文書データを参照及び編集したり、その他の各種データ(例えば、文書データの保持状況を表すデータ)を表示したりできるようになっている。
なお、文書管理装置12とクライアント装置14との間における各種データの送受信は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に則って行われるようになっている。すなわち、文書管理装置12は文書管理プログラムとして、HTTPD(Hyper Text Transfer Protocol Daemon)と所定のサーブレットプログラムとがインストールされており、Webサーバとしての機能を有している。また、クライアント装置14は文書管理システムのクライアントプログラムとして、Webブラウザがインストールされている。
文書管理装置12では、階層構造を有するよう関連づけられた複数のディレクトリ(グループ情報)の少なくとも1つに各文書データが関連づけて保持されるようになっている。文書管理システム10では、かかるディレクトリ階層構造を実際の利用状況を考慮して変更する場合において、そのような変更を比較的簡易に行えるようにするためのユーザインタフェースが用意されている。以下、この点について詳しく説明する。
文書管理システム10では、クライアント装置14においてWebブラウザを起動し、所定のサーブレットプログラムにアクセスすると、文書管理装置12からHTMLデータが返信され、そのHTMLデータに基づいて、例えば図2に示すような通常表示モードのディレクトリ階層表示画面(以下、通常表示画面と呼ぶ。)がWebブラウザに表示される。
同図に示すように、この通常表示画面には、文書管理装置12において保持される複数のディレクトリの少なくとも一部について、各ディレクトリに対応するディレクトリアイコン20が表示されるようになっている。各ディレクトリアイコン20は、ディレクトリ階層構造に従って他のディレクトリアイコン20と関連づけられている。すなわち、ディレクトリ階層構造に従って各ディレクトリアイコン20がツリー表示されており、ユーザ(文書管理システムの管理者など)が文書管理装置12におけるディレクトリ階層構造を一見して把握できるようになっている。
また、通常表示画面では、各ディレクトリアイコン20がそのディレクトリの所定期間における利用状況に基づいて決定される大きさで表示されるようになっている。具体的には、所定日数(例えば10日)前から前日までの期間におけるそのディレクトリの参照回数に基づいて決定される大きさで表示されるようになっている。このため、このディレクトリ階層表示画面では、ユーザが各ディレクトリの最近の利用状況を一見して把握できるようになっている。
なお、通常表示画面では、最近(所定日数前から前日までの期間)の参照回数が所定回数に満たないディレクトリについては、ディレクトリアイコン20を特に異なる表示態様で表示するようにしてもよい。このようにして、かかるディレクトリをユーザが確実に認識できるようになり、かかるディレクトリの削除や他のディレクトリへの統合をユーザに促すことができるようにしてもよい。
通常表示画面では、ユーザが注目ディレクトリを指定する操作(例えば、ディレクトリアイコンをクリックする操作)を行うと、比較対象期間選択メニュー22が表示される。この比較対象期間選択メニュー22には、例えば「1週間前」や「1ヶ月前」などの過去の基準日を示す選択肢が表示される。ユーザがいずれかの選択肢を選択すると、その選択内容を示す情報が注目ディレクトリを特定するための情報とともに文書管理装置12に送信される。この場合、文書管理装置12では、例えば図3に示すような利用状況表示モードのディレクトリ階層表示画面(以下、利用状況表示画面と呼ぶ。)を表すHTMLデータが生成され、クライアント装置14に返信される。クライアント装置14では、このHTMLデータに基づいてディレクトリ階層表示画面が更新される。
利用状況表示画面では、注目ディレクトリのディレクトリアイコン24(グループ対応画像)として、第1アイコン要素26(第1のグループ対応画像要素)と第2アイコン要素28(第2のグループ対応画像要素)とを重ねてなる画像が表示される。第1アイコン要素26と第2アイコン要素28とが区別可能に異なる色又は模様で表示される。特に、第1アイコン要素26は、所定日数前から前日までの期間(第1の所定期間)における注目ディレクトリの利用状況(例えば参照回数)に基づいて決定される大きさとなっており、第2アイコン要素28は、「比較対象期間選択メニュー22において選択された基準日直前の所定日数分の期間(第2の所定期間)」における注目ディレクトリの利用状況(例えば参照回数)に基づいて決定される大きさとなっている。このため、この画面では、注目ディレクトリの最近の利用状況と過去のある期間の利用状況との比較結果をユーザが一見して把握できるようになっている。
なお、利用状況表示画面では、2つの期間における利用状況の比較結果に基づいて、注目ディレクトリアイコン24の表示態様を決定するようにしてもよい。例えば、所定日数前から前日までの期間における注目ディレクトリの参照回数が、「比較対象期間選択メニュー22において選択された基準日直前の所定日数分の期間」における注目ディレクトリの参照回数よりも高い場合には、上矢印の図形を含んでなる画像を注目ディレクトリアイコン24として表示するようにしてもよい。また例えば、所定日数前から前日までの期間における注目ディレクトリの参照回数が、比較対象期間選択メニュー22において選択された基準日直前の所定日数分の期間」における注目ディレクトリの参照回数よりも低い場合には、下矢印の図形を含んでなる画像を注目ディレクトリアイコン24として表示するようにしてもよい。
ここで、文書管理システム10において実現される機能ブロックについて説明する。図4は、文書管理システム10において実現される機能ブロックのうち、本発明に関連するものを中心として示す図である。同図に示すように、文書管理システム10は保持部30と、利用状況情報記憶部32と、表示態様決定部34と、表示部36とを含んで構成される。これらの機能は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体や通信ネットワークを介して供給されるプログラムが文書管理装置12やクライアント装置14によって実行されることによって実現される。
なお、ここでは、保持部30、利用状況情報記憶部32や表示態様決定部34が文書管理装置12に設けられ、表示部36がクライアント装置14に設けられることとして説明するが、これらの機能は文書管理装置12又はクライアント装置14のいずれに設けられるようにしてもよい。例えば、表示部36は文書管理装置12に設けられるようにし、すべての機能が文書管理装置12に設けられるようにしてもよい。
[1.保持部]
保持部30は、例えば公知のハードディスク記憶装置やデータベースマネジメントシステムを含んで構成され、複数の文書データ(電子データ)の各々を複数のディレクトリ(グループ情報)のうちの少なくとも1つに関連づけて記憶する。ディレクトリには上位又は下位階層のディレクトリが関連づけられており、保持部30は複数の文書データを階層構造を有するディレクトリに関連づけて保持する。
保持部30は、例えば公知のハードディスク記憶装置やデータベースマネジメントシステムを含んで構成され、複数の文書データ(電子データ)の各々を複数のディレクトリ(グループ情報)のうちの少なくとも1つに関連づけて記憶する。ディレクトリには上位又は下位階層のディレクトリが関連づけられており、保持部30は複数の文書データを階層構造を有するディレクトリに関連づけて保持する。
保持部30では文書データ自体が公知のファイルシステムに則して記憶される。また、保持部30は属性情報データベースを含んでいる。属性情報データベースは、公知のデータベースマネジメントシステムによって構成され、文書データやディレクトリの属性情報が記憶される。文書データの属性情報としては、例えば文書データID、タイトル、概要、説明、所有者、作成日時、最終更新日時、当該文書データが関連づけられるディレクトリのディレクトリIDや当該文書データの記憶位置を示す情報が記憶される。また、ディレクトリの属性情報としては、例えばディレクトリID、ディレクトリ名、所有者や当該ディレクトリが関連づけられるディレクトリのディレクトリIDを示す情報が記憶される。
[2.利用状況情報記憶部]
利用状況情報記憶部32は、ディレクトリに対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶する。利用状況情報としては、例えば第1の所定期間における利用履歴と第2の所定期間における利用履歴とを示す利用履歴情報が記憶される。また例えば、第1の所定期間における利用回数と第2の所定期間における利用回数とを示す利用回数情報が記憶されるようにしてもよい。また例えば、第1の所定期間における利用頻度と第2の所定期間における利用頻度とを示す利用頻度情報が記憶されるようにしてもよい。なお、「ディレクトリの利用」とは、「ディレクトリを参照すること」を指すこととしてもよいし、「ディレクトリに含まれる文書データを参照すること」を指すこととしてもよい。
利用状況情報記憶部32は、ディレクトリに対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶する。利用状況情報としては、例えば第1の所定期間における利用履歴と第2の所定期間における利用履歴とを示す利用履歴情報が記憶される。また例えば、第1の所定期間における利用回数と第2の所定期間における利用回数とを示す利用回数情報が記憶されるようにしてもよい。また例えば、第1の所定期間における利用頻度と第2の所定期間における利用頻度とを示す利用頻度情報が記憶されるようにしてもよい。なお、「ディレクトリの利用」とは、「ディレクトリを参照すること」を指すこととしてもよいし、「ディレクトリに含まれる文書データを参照すること」を指すこととしてもよい。
また、第1の所定期間と第2の所定期間とは、期間の初日及び末日のいずれもが特定されているものであってもよいし、少なくとも一方が特定されているものであってもよい。第1の所定期間と第2の所定期間とは重なるものであってもよい。例えば、第1の所定期間は「所定日数前から前日までの期間」であり、第2の所定期間は「比較対象期間選択メニュー22において選択され得る基準日直前の所定日数分の期間」である。
利用状況情報記憶部32は、例えば図5に示すような利用履歴テーブルを記憶する。同図に示すように、利用履歴テーブルはディレクトリID欄とユーザID欄と参照日時欄とを含んでいる。ディレクトリID欄には、ディレクトリを識別するディレクトリIDが記憶される。ユーザID欄には、そのディレクトリを参照したユーザのユーザIDが記憶される。参照日時欄には、そのディレクトリの参照が行われた日(又は日時)を示す情報が記憶される。利用履歴テーブルには、ユーザによってディレクトリが参照された場合に、そのディレクトリのディレクトリIDと、そのユーザのユーザIDと、その参照が行われた日を示す情報との組み合わせが追加登録される。
[3.表示態様決定部]
表示態様決定部34は、通常表示画面(図2)において比較対象期間選択メニュー22からいずれかの選択肢が選択された場合、利用状況表示画面(図3)を表示するためのHTMLデータを生成し、クライアント装置14に送信する。
表示態様決定部34は、通常表示画面(図2)において比較対象期間選択メニュー22からいずれかの選択肢が選択された場合、利用状況表示画面(図3)を表示するためのHTMLデータを生成し、クライアント装置14に送信する。
特に、表示態様決定部34は、利用状況表示画面の表示対象となる複数のディレクトリのうちの少なくとも1つについて、そのディレクトリに対応するディレクトリアイコンの表示態様を、そのディレクトリに対応づけて利用状況情報記憶部32に記憶される第1の所定期間に係る利用状況情報と第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定する。なお、ディレクトリアイコンの表示態様とは、例えばディレクトリアイコンの色、大きさ、模様や形状などである。
ここで、表示態様決定部34によって実行される処理についてさらに具体的に説明する。
通常表示画面(図2)において比較対象期間選択メニュー22からいずれかの選択肢が選択されると、その選択肢を特定するための情報と、注目ディレクトリを特定するための情報とを含んでなるHTTPリクエスト・メッセージが文書管理装置12に送信される。表示態様決定部34は、このHTTPリクエスト・メッセージに基づいて、注目ディレクトリ及びユーザによって選択された選択肢(比較対象期間の基準日)を判断する。
まず、表示態様決定部34は、注目ディレクトリ以外の各ディレクトリのディレクトリアイコンの大きさを決定する。すなわち、表示態様決定部34は、利用状況表示画面(図3)の表示対象となるディレクトリのうちの注目ディレクトリ以外の各ディレクトリについて、所定日数前から前日までの期間におけるそのディレクトリの参照履歴を利用履歴テーブルから読み出す。表示態様決定部34は、各ディレクトリについて読み出されたレコード数をその期間におけるそのディレクトリの参照回数として取得する。そして、表示態様決定部34は、各ディレクトリについて取得した参照回数に基づいて、各ディレクトリのディレクトリアイコンの大きさを決定する。
次に、表示態様決定部34は、注目ディレクトリの第1アイコン要素の大きさを決定する。すなわち、表示態様決定部34は、所定日数前から前日までの期間(第1の所定期間)における注目ディレクトリの参照履歴を利用履歴テーブルから読み出す。表示態様決定部34は、読み出されたレコード数をその期間における注目ディレクトリの参照回数として取得する。そして、表示態様決定部34は、その参照回数に基づいて、第1アイコン要素の大きさを決定する。
次に、表示態様決定部34は、注目ディレクトリの第2アイコン要素の大きさを決定する。すなわち、表示態様決定部34は、「比較対象期間選択メニュー22において選択された基準日直前の所定日数分の期間(第2の所定期間)」における注目ディレクトリの参照履歴を利用履歴テーブルから読み出す。表示態様決定部34は、読み出されたレコード数をその期間における注目ディレクトリの参照回数として取得する。そして、表示態様決定部34は、その参照回数に基づいて、第2アイコン要素の大きさを決定する。
なお、表示態様決定部34は、第1アイコン要素や第2アイコン要素の大きさを決定する場合に、かかる決定を注目ディレクトリの下位階層のディレクトリの利用状況情報にさらに基づいて行うようにしてもよい。例えば、第1アイコン要素の大きさを、所定日数前から前日までの期間における「注目ディレクトリ及びその下位階層のディレクトリの参照回数」に基づいて決定するようにしてもよい。また例えば、第2アイコン要素の大きさを、「比較対象期間選択メニュー22において選択された基準日直前の所定日数分の期間」における「注目ディレクトリ及びその下位階層のディレクトリの参照回数」に基づいて決定するようにしてもよい。
表示態様決定部34は、注目ディレクトリ以外のディレクトリアイコンの大きさ、注目ディレクトリの第1アイコン要素及び第2アイコン要素の大きさを決定したら、それらの大きさで各ディレクトリアイコンを表示する利用状況表示画面のHTMLデータを生成し、これをクライアント装置14に送信する。
[4.表示部]
表示部36は、表示態様決定部34によって生成されたHTMLデータに基づいて、利用状況表示画面(図3)を表示する。
表示部36は、表示態様決定部34によって生成されたHTMLデータに基づいて、利用状況表示画面(図3)を表示する。
以上に説明したように、文書管理システム10では、ディレクトリ階層表示画面(利用状況表示画面)において、ディレクトリ階層構造に従って各ディレクトリのディレクトリアイコンが表示されるところ、注目ディレクトリについては、最近の利用状況に基づく大きさの画像と、過去のある期間における利用状況に基づく大きさの画像とを重ねてなる画像がディレクトリアイコンとして表示される。このため、例えば文書管理システムの管理者などのユーザは、注目ディレクトリの最近の利用状況と過去のある期間の利用状況との比較結果を一見して把握できるようになっている。その結果として、実際の利用状況を考慮して行うディレクトリ階層構造の変更を比較的容易に行うことができるようになる。
なお、本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、表示部36は文書管理装置12において設けられるようにしてもよい。すなわち、ディレクトリ階層表示画面(図2及び図3)は文書管理装置12に備えられるディスプレイに表示されるようにしてもよい。この場合、かかる画面は文書管理装置12にインストールされた文書管理プログラムの機能の一部として表示されるようにしてもよい。
例えば、以上では、HTTPに則った文書管理システム10を例として説明したが、文書管理システム10はHTTPに則ったものでなくてもよい。
また例えば、以上では、文書管理システム10に本発明を提供する場合の例として説明したが、本発明は文書管理システム10に限らず他の電子データ管理システムにも適用できるものである。
10 文書管理システム、12 文書管理装置、14 クライアント装置、16 LAN、20 ディレクトリアイコン、22 比較対象期間選択メニュー、24 注目ディレクトリアイコン、26 第1アイコン要素、28 第2アイコン要素、30 保持部、32 利用状況情報記憶部、34 表示態様決定部、36 表示部。
Claims (5)
- 複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムにおいて、
前記グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶する利用状況情報記憶手段と、
前記複数のグループ情報のうちの少なくとも1つについて、そのグループ情報に対応するグループ対応画像を表示する表示手段と、
前記表示手段に表示されるグループ対応画像の表示態様を、そのグループ対応画像に係るグループ情報に対応づけて前記利用状況情報記憶手段に記憶される前記第1の所定期間に係る利用状況情報と前記第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定する表示態様決定手段と、
を含むことを特徴とする電子データ管理システム。 - 請求項1に記載の電子データ管理システムにおいて、
前記グループ対応画像は、第1のグループ対応画像要素と第2のグループ対応画像要素とを含んで構成され、
前記表示態様決定手段は、前記第1のグループ対応画像要素の表示態様を前記第1の所定期間に係る利用状況情報に基づいて決定し、前記第2のグループ対応画像要素の表示態様を前記第2の所定期間に係る利用状況情報に基づいて決定する、
ことを特徴とする電子データ管理システム。 - 請求項2に記載の電子データ管理システムにおいて、
前記グループ対応画像は、前記第1のグループ対応画像要素と前記第2のグループ対応画像要素とを重ねてなる画像であり、
前記表示態様決定手段は、前記第1のグループ対応画像要素の大きさを前記第1の所定期間に係る利用状況情報に基づいて決定し、前記第2のグループ対応画像要素の大きさを前記第2の所定期間に係る利用状況情報に基づいて決定する、
ことを特徴とする電子データ管理システム。 - 複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムの制御方法において、
前記複数のグループ情報のうちの少なくとも1つについて、そのグループ情報に対応するグループ対応画像を表示手段に表示させるためのステップと、
前記グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶してなる利用状況情報記憶手段の記憶内容を読み出し、前記表示手段に表示されるグループ対応画像の表示態様を、そのグループ対応画像に係るグループ情報に対応づけて前記利用状況情報記憶手段に記憶される前記第1の所定期間に係る利用状況情報と前記第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定するための表示態様決定ステップと、
を含むことを特徴とする電子データ管理システムの制御方法。 - 複数の電子データの各々を複数のグループ情報のうちの少なくとも1つに関連づけて保持する電子データ管理システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、
前記グループ情報に対応づけて、少なくとも第1の所定期間と第2の所定期間における利用状況を示す利用状況情報を記憶する利用状況情報記憶手段、
前記複数のグループ情報のうちの少なくとも1つについて、そのグループ情報に対応するグループ対応画像を表示する表示手段、及び、
前記表示手段に表示されるグループ対応画像の表示態様を、そのグループ対応画像に係るグループ情報に対応づけて前記利用状況情報記憶手段に記憶される前記第1の所定期間に係る利用状況情報と前記第2の所定期間に係る利用状況情報とに基づいて決定する表示態様決定手段、
として前記コンピュータを機能させるプログラム。
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