JP2006085435A - データ移動方法、データ移動装置、データ移動プログラム、データ移動プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ移動方法、データ移動装置、データ移動プログラム、データ移動プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】著作権保護の要請から画像情報等の各種情報を他の機器等に移動した時、仮に移動した画像情報が元の画像情報に比較して画質や画像の大きさ等が劣化していたとしても、元の機器等にその画像情報を戻した時には、その戻した画像情報は元の画像情報に比較して画質や画像の大きさ等が同一であることを保証する。
【解決手段】第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のフォーマットに変換するステップと、第2のフォーマットに変換されたデータを第1のフォーマットに戻すためのデータを作成するステップと、第2のフォーマットに変換されたデータを第2のデータ記憶手段に記憶するステップと、第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを削除するステップと、第1のフォーマットに戻すためのデータを第1のデータ記憶手段に記憶するステップとを備える。
【選択図】図1

Description

本特許出願に係る発明(以後、本発明という)は、何らかの記録媒体に記録されたデータを他の記録媒体に移動する、データ移動方法、データ移動装置、データ移動プログラム、データ移動プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
ここでデータの移動とは、ある記録媒体に記録されているデータを他の記録媒体にコピーするとともに、元の記録媒体には記録されていない状態にすることをいう。
さらに、元の記録媒体に記録されていたデータと移動後の記録媒体に記録されているデータとは、その利用可能性としての本質的な同一性は維持しながら、何らかの形式的な変更を伴う、データ移動方法、データ移動装置、データ移動プログラム、データ移動プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
従来のデータ移動方法、データ移動装置、データ移動プログラム、データ移動プログラムを記録した記録媒体等の一例としては、例えば下記特許文献1に記載されたカメラ付き携帯電話で行われる画像情報の通信等があった。
図7に、この従来のデータ移動方法等の一例を行う、カメラ機能付き携帯電話装置900のブロック構成図を示す。
通信部927は、他の端末装置等(図示せず)との間で音声情報や文字情報や画像情報等の送受信を行う。文字画像管理メモリ929は、文字情報と画像情報とを関連付けた情報を保存する。
システム制御部928は、カメラ機能付き携帯電話装置900の各部分の動作を制御するとともに、文字メモリ926に保存された文字情報と画像メモリ922に保存された画像情報とを関連付ける機能を有している。
デジタルカメラ921は、人物や風景等を撮像し画像情報を得るためのものである。デジタルカメラ921によって得られた画像情報は画像メモリ922に送られる。デジタルカメラ921は例えばCCD等の固体撮像素子で構成されている。
画像メモリ922は、デジタルカメラ921から送られてきた画像情報や、あるいは通信部927で受信された画像情報等を保存する機能を有している。画像メモリ922は例えば半導体メモリ等で構成されている。
画像表示部923は、デジタルカメラ921から送られてきた画像情報や、画像メモリ922に保存されている画像情報等を表示する機能を有している。画像表示部923は例えば液晶表示装置等で構成されている。
音声入出力部924は、カメラ機能付き携帯電話装置900の使用者の音声等を入出力し、システム制御部928を介してその音声情報等を通信部927とやり取りする機能を有している。音声入出力部924は例えば電話の送受話機あるいはマイクとスピーカとから構成されている。
文字情報入力部925は、電話番号や通話相手の氏名等の文字情報を入力し、システム制御部928を介してその文字情報を文字メモリ926や通信部927と受け渡しする機能を有している。文字情報入力部925は例えば電話機のキー入力パッドあるいはキーボード等で構成されている。
文字メモリ926は、文字情報入力部925から受け取った文字情報や、あるいは通信部927で受信された文字情報等を保存する機能を有している。文字メモリ926は例えば半導体メモリ等で構成されている。
このカメラ機能付き携帯電話装置900では、通信部927が画像メモリ922からの画像情報や、文字メモリ926あるいは文字情報入力部925からの文字情報や、音声入出力部924からの使用者の音声情報等を受け取り、他の端末装置等にこれらの各種情報を送信する機能を持つことをその特徴としている。
通信部927は、上記各種情報に合わせて送信方法を切り換える切り換え手段(図示せず)を内部に備えている。
また、通信部927は他の端末装置等からの画像情報や文字情報や音声情報等を受信し、それぞれ画像メモリ922や文字メモリ926や音声入出力部924に送り出す機能を有している。
送信時と同様に、通信部927は前記各種情報に合わせて受信方法を、上記切り換え手段によって切り換えることができる。
通信部927は例えばデータ通信回路等で構成されている。
さらにこのカメラ機能付き携帯電話装置900は、文字情報と画像情報とを関連付ける文字画像管理情報を保存するための文字画像管理メモリ929を備えており、顔画像等の画像情報と電話番号等の文字情報とを関連付けて管理し、画像表示部923に表示することができることをその特徴としている。
システム制御部928は、文字メモリ926内の文字情報と画像メモリ922内の画像情報とを関連付け、その関連を表す文字画像管理情報を文字画像管理メモリ929に保存する。
また、システム制御部928は、文字画像管理メモリ929に保存されている文字画像管理情報に関連した文字情報および画像情報をそれぞれ文字メモリ926や画像メモリ922から呼び出し、画像表示部923あるいは通信部927と受け渡しする機能をも備えている。
さらに、システム制御部928は、カメラ機能付き携帯電話装置900の各部分の動作を制御し、各部分間の情報の流れを制御する機能を有している。システム制御部928は例えばCPUとその周辺回路等から構成されている。
文字メモリ926には例えば電話番号と関連する氏名等の文字情報が保存されている。画像メモリ922には例えば顔画像等の画像情報が保存されている。
文字画像管理メモリ929は例えば半導体メモリ等で構成されており、文字メモリ926に保存されている文字情報と画像メモリ922に保存されている画像情報とを関連付けるための文字画像管理情報が記憶されている。
文字情報は例えば文字情報入力部925から入力された文字情報であり、画像情報は例えばデジタルカメラ921で撮像された画像情報である。
例えば、文字情報と画像情報とを画像表示部923に表示し、関連する文字情報と画像情報を関連付けるよう文字情報入力部925で文字メモリ926および画像メモリ922のアドレスを入力する。
システム制御部928は、文字情報入力部925で入力された文字情報と画像情報を関連付けるアドレスとから文字画像管理情報を生成し、文字画像管理メモリ929に保存する。
文字画像管理情報とは、例えば文字情報の文字メモリ926内でのアドレスと画像情報の画像メモリ922内でのアドレスとで構成されている。これによって、文字情報と画像情報とを関連付けて管理することができる。
通常の携帯電話装置では、例えば通話相手の電話番号と氏名等の文字情報だけが表示される。
しかしながらこのカメラ機能付き携帯電話装置900では、文字画像管理情報に基づいて、例えば通話相手の電話番号と氏名等の文字情報と、例えば顔画像等の関連付けられた画像情報とを同時に画像表示部923に表示し、顔画像等の画像情報を使って通話相手を選び、その画像情報に関連した電話番号、氏名等の文字情報を自動的に検索することが可能になる。
このようにして、文字情報、画像情報および音声情報を1つの通信部927で送受信することができるとともに、文字画像管理メモリ929を設け、システム制御部928がこの文字画像管理メモリ929を使って文字画像管理情報を管理することで、視覚的な画像情報を利用して効率的な文字情報検索を実現することも可能になる。
特開平11−205761号公報
上記カメラ機能付き携帯電話装置900に代表されるデータ移動方法等では、デジタルカメラ921で撮影した画像情報を画像メモリ922に記憶保存することが可能であり、またその画像情報をシステム制御部928を介して通信部927から他の各種機器に送信し、その他の機器でもその画像情報を受信して、記憶保存し、利用することができる。
しかしながら、近年、これらカメラ機能付き携帯電話装置900やそのデジタルカメラ921の高機能化に伴って、撮影された画像情報の著作権に関する問題が浮上している。
デジタルカメラ921で撮影した画像情報を画像メモリ922に記憶保存するとともに、その画像情報を通信部927から他の各種機器に送信し、その他の機器でもその画像情報を受信して、記憶保存し、自由に利用することができることは非常に便利であるが、その一方、画像情報の著作権は保証されない。
そこで画像情報を単に送信するのではなく、「移動」する方法が提案されている。
これは、画像メモリ922に記憶保存されている画像情報をシステム制御部928を介して通信部927から他の各種機器に送信した時、元の画像メモリ922に記憶保存されていた画像情報は削除してしまうことを強制するものである。
即ち、元の画像情報はそのままにして、他の各種機器にその画像情報と同じものを複製(コピー)するのではなく、元の画像情報そのものを他の各種機器に「移動」するのであるから、その元の画像情報は当然なくなってしまうことになる。
このような画像情報の「移動」を義務付けることによって、画像情報はどれかの機器に必ず1つしか存在しないことが保証されるので、著作権者に無断で画像情報のコピーが複数製造され、頒布され、勝手に利用されることを防止することができる。
しかしながらまたその一方、元の画像メモリ922に記憶保存されていた画像情報は削除されてなくなってしまうので、元のカメラ機能付き携帯電話装置900で再び元の画像情報を利用したい時には、その画像情報の「移動先」から再度元のカメラ機能付き携帯電話装置900に取り戻すことが必要になる。
この時、元の画像情報をそのまま取り戻すことができれば問題はないが、元の画像情報が何度か各種の機器を「移動」して利用されたようなケースでは、その画像情報の画質が劣化している可能性がある。
例えば、ある移動先の機器では表示画面サイズが小さく画像メモリの容量も小さいので、元の画像情報を圧縮して小さい表示画面に合うよう変換しているかも知れない。
しかしながらこのような画像情報を取り戻した元のカメラ機能付き携帯電話装置900では、元の画像サイズで元の画質の画像情報を利用することができる方が望ましい。
このように著作権保護の要請から画像情報等の各種情報を移動した時には、元の機器等にその画像情報を戻した時、この戻した画像情報の画質や画像の大きさ等が元の画像情報と同一であることを保証することができないという課題があった。
上記課題を解決するため、本特許出願に係る発明は、以下の構成を採る。
本特許出願に係る請求項1に記載の発明は、第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のデータ記憶手段に移動するデータ移動方法であって、第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のフォーマットに変換するステップと、前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第1のフォーマットに戻すためのデータを作成するステップと、前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第2のデータ記憶手段に記憶するステップと、前記第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを削除するステップと、前記第1のフォーマットに戻すためのデータを前記第1のデータ記憶手段に記憶するステップと、を有するデータ移動方法である。
本特許出願に係る請求項2に記載の発明は、前記第2のフォーマットで記憶されているデータは、前記第1のフォーマットで記憶されているデータよりもデータ容量が小さいかあるいはデータが退化しているかのいずれか一方または両方である、請求項1に記載のデータ移動方法である。
本特許出願に係る請求項3に記載の発明は、前記第2のフォーマットで記憶されているデータは、前記第1のフォーマットに戻すためのデータを使わなければ前記第1のフォーマットで記憶されているデータに戻すことができない、請求項1または請求項2に記載のデータ移動方法である。
本特許出願に係る請求項4に記載の発明は、前記第1のフォーマットに戻すためのデータは、前記第2のフォーマットで記憶されているデータを使わなければ前記第1のフォーマットで記憶されているデータを作成することができない、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ移動方法である。
本特許出願に係る請求項5に記載の発明は、前記第1のフォーマットに戻すためのデータは、前記第2のフォーマットで記憶されているデータと前記第1のフォーマットで記憶されているデータとをビット列として演算することで作成される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデータ移動方法である。
本特許出願に係る請求項6に記載の発明は、前記ビット列としての演算は、前記第2のフォーマットで記憶されているデータの全てと前記第1のフォーマットで記憶されているデータの全てとを使って行われる排他的論理和演算である、請求項5に記載のデータ移動方法である。
本特許出願に係る請求項7に記載の発明は、前記第1のフォーマットで記憶されているデータおよび前記第2のフォーマットで記憶されているデータおよび前記第1のフォーマットに戻すためのデータのいずれかまたは全ては、着脱可能なデータ記録メディアに記録されることがある、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のデータ移動方法である。
本特許出願に係る請求項8に記載の発明は、前記第1のフォーマットで記憶されているデータは、暗号化または圧縮化のいずれか一方または両方が行われているコンテンツデータである、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のデータ移動方法である。
本特許出願に係る請求項9に記載の発明は、第1のフォーマットのデータを記憶する第1のデータ記憶手段と、前記第1のフォーマットで第1のデータ記憶手段に記憶されているデータを第2のフォーマットに変換するデータ変換手段と、前記第2のフォーマットに変換されたデータを記憶する第2のデータ記憶手段と、前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第1のフォーマットに戻すためのデータを作成するデータ作成手段とを有し、前記第1のフォーマットに戻すためのデータを前記第1のデータ記憶手段に記憶するとともに、前記第1のデータ記憶手段に記憶されている前記第1のフォーマットのデータを削除する、データ移動装置である。
本特許出願に係る請求項10に記載の発明は、第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のデータ記憶手段に移動する、コンピュータによって実行可能なデータ移動プログラムであって、第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のフォーマットに変換するステップと、前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第1のフォーマットに戻すためのデータを作成するステップと、前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第2のデータ記憶手段に記憶するステップと、前記第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを削除するステップと、前記第1のフォーマットに戻すためのデータを前記第1のデータ記憶手段に記憶するステップと、を有するデータ移動プログラムである。
本特許出願に係る請求項11に記載の発明は、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、請求項10に記載のデータ移動プログラムを記録した記録媒体である。
本発明によれば、著作権保護の要請から画像情報等の各種情報を他の機器等に移動した時、仮に移動した画像情報が元の画像情報に比較して画質や画像の大きさ等が劣化していたとしても、元の機器等にその画像情報を戻した時には、その戻した画像情報は元の画像情報に比較して画質や画像の大きさ等が同一であることを保証することが可能となる。
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明のデータ移動装置の実施の形態1であるパソコン100において、画像データ搬出に関連する部分の模式的ブロック図を示す。
パソコン100は通常一般的に使用されるパソコンであり、CPUや、表示部や、キーボード部や、メモリや、拡張記憶部や、電源部や、その他の各種構成部を備えているが、これらは通常のパソコンとして一般的なものであるので、記載を省略し、本発明に直接関連する部分だけを図示している。
元画像データ121は、例えば静止画像データであり、各種圧縮符号化方式、例えばJPEGやGIF等の方式によって圧縮符号化されており、パソコン100の拡張記憶部、例えばHDD等に記憶されている。
但し、本発明は必ずしも静止画像データだけに適用されるものではなく、例えば元画像データ121はMPEG2やMPEG4や、その他の動画像圧縮符号化方式によって圧縮符号化された動画像データであっても構わないし、さらにまた、必ずしも画像データでなく、音声データや文字データや、これらが混在したマルチメディアデータであっても構わない。
この実施の形態では仮に、元画像データ121を、赤・緑・青(RGB)各色16ビットのJPEG方式で符号化圧縮された静止画像データであり、その画素数は1024x1024ドットであったと仮定し、この元画像データ121を他の機器140に搬出するケースについて説明をする。
さらにまた、この実施の形態では仮に、他の機器140は比較的画像処理性能が低い、例えば携帯電話であったと仮定し、この携帯電話である他の機器140では、赤・緑・青(RGB)各色4ビットのGIF方式で符号化圧縮された、画素数が最大256x256ドットの静止画像データしか扱うことができなかったと仮定する。
このような仮定の下では、従って、パソコン100は、元画像データ121を携帯電話である他の機器140が扱うことのできる形式の画像データに変換したうえで、他の機器140に搬出しなければならない。
さらに、元画像データ121は単に圧縮符号化されているだけでなく、何らかの暗号化が行われていることもあるし、圧縮符号化はされているが、暗号化までは行われていないこともある。
暗号化を行うのは、その元画像データ121のセキュリティを守るため、例えば、正当な権限を有する者、具体的には何らかの対価を支払ったり契約を行った者だけに、元画像データ121の利用を限定するためである。このような限定等を必要としない時には、通常、暗号化等までは行われないことが多い。
この実施の形態では、元画像データ121は、圧縮符号化とともに、暗号化が行われていたと仮定する。
このような仮定の下で、元画像データ121を他の機器140に搬出するため、まずパソコン100では、暗号化されたデータの復号化部123が、圧縮符号化とともに暗号化が行われている元画像データ121の復号化を行う。ここでいう復号化には、暗号化された元画像データ121の復号化と、JPEG方式で圧縮符号化された元画像データ121の復号化との両方を含むものである。
暗号化の方式には各種の秘密鍵方式や公開鍵方式や、その他の各種方式があり、復号化には鍵データ等を必要とするが、これらについては本発明の本質と直接関係しないので説明を省略する。
暗号化されたデータの復号化部123によって復号化された元画像データ121は、通常、暗号化されていない状態で、BMP形式等のファイルフォーマットで、パソコン100のメモリや拡張記憶部等に記憶される。
次に、パソコン100の復号化されたデータのフォーマット変換部125が、上記パソコン100のメモリや拡張記憶部等にBMP形式等のファイルフォーマットで記憶されている、復号化された元画像データ121に対して、フォーマット変換を行う。
ここでいうフォーマット変換とは、暗号化や圧縮が行われていない例えばBMP形式等で、画素数が1024x1024ドットの元画像データ121を、搬出する相手の機器である他の機器140が扱うことのできる形式である、赤・緑・青(RGB)各色4ビットのGIF方式で符号化圧縮され、画素数が256x256ドットの静止画像データに変換することをいう。
このようなフォーマット変換を行う前の元画像データ121は、上記の通り、赤・緑・青(RGB)各色16ビットのJPEG方式で符号化圧縮され、その画素数は1024x1024ドットであったと仮定しているので、元画像データ121はこのようなフォーマット変換を行うことによって、その画像の大きさや画質は大きく劣化してしてしまうことが解る。
このような時にも、この搬出した画像データを、元のパソコン100に戻した時には、元の画像の大きさと画質とを保証しようとするのが、本発明の主目的である。
次に、パソコン100のフォーマット変換されたデータの再暗号化部127が、この赤・緑・青(RGB)各色4ビットのGIF方式で符号化圧縮され、画素数が256x256ドットの静止画像データに対して、再度暗号化を行う。
この暗号化は上記の通り、この変換された画像データのセキュリティを守るため、例えば、正当な権限を有する者、具体的には何らかの対価を支払ったり契約を行った者だけに、画像データの利用を限定するためであり、このような限定等を必要としない時には、通常、暗号化等までは行われないことが多く、そのようなケースではこのステップはないこともある。
以上の処理によって、元画像データ121を他の機器140に搬出するための劣化画像データ131が作成される。通常、この劣化画像データ131も、パソコン100のメモリや拡張記憶部等に記憶される。
劣化画像データ131が作成されると、次に、パソコン100のビット列変換演算部133は、元画像データ121と劣化画像データ131とをビット列変換演算することによって、画像復旧用データ135を作成する。
このビット列変換演算部133によって実行されるビット列変換演算の一例を、図3に示す。
図3の一番上の段に示すのが、仮想的な元画像データ121の一例であり、最初の2バイトと最後の2バイトだけを示し、途中は省略している。
図3の二番目の段に示すのが、仮想的な劣化画像データ131であり、通常、劣化画像データ131は元画像データ121よりも画像が劣化しており、劣化画像データ131の容量は、通常、元画像データ121の容量よりも小さい。
図3に示す仮想的な例では、説明の簡略化のため、極端ではあるが、劣化画像データ131は2バイトであったと仮定している。実際には劣化画像データ131の容量は、元画像データ121の容量よりも小さいとはいえ、これほど小さくはないかも知れないが、本発明の本質としては同じであり、単に説明の解り易さのために、このように仮定する。
このより容量が大きい元画像データ121と、より容量が小さい劣化画像データ131とを、ビット列変換演算するには、同じ容量(ビット列の長さ)にする必要があるが、そのために、本実施の形態では、図3に示す通り、劣化画像データ131を繰り返し使用している。
この実施の形態に仮想的に示すように、劣化画像データ131の長さを極端に短くすれば、元画像データ121のビット列長と同じ長さにするには、繰り返し回数をより多くして劣化画像データ131を使用しなければならないし、劣化画像データ131の長さがそれほど短くなっていなければ(例えば、元画像データ121のビット列長の90%)、元画像データ121のビット列長と同じ長さにするには、繰り返し回数をそれほど多くして劣化画像データ131を使用する必要はない。
また、劣化画像データ131を繰り返し使用することによって、元画像データ121のビット列長と同じ長さにするに際し、劣化画像データ131を繰り返し使用する回数が丁度整数回で、元画像データ121のビット列長と同じ長さに一致するとは限らないが、もしも端数が生じた時には、劣化画像データ131を繰り返し使用する回数を多めに設定し、余った劣化画像データ131を使用しなければよい。あるいは、その他の何らかの方法で調整しても構わない。
このようにして、元画像データ121のビット列長と同じ長さのビット列長の劣化画像データ131を作成すると、次にビット列変換演算部133が、これら2つのビット列を使って演算を行い、画像復旧用データ135を作成する。
このビット列演算は、例えば図3に示すように、ビット毎の排他的論理和(XOR)演算である。
この元画像データ121と劣化画像データ131とから、画像復旧用データ135を作成する過程は一種の暗号化と復号化のための鍵を生成する過程ということができる。
本来ならば、このような暗号化と復号化のための鍵を生成する過程は、例えば秘密鍵方式や公開鍵方式で知られているように、より複雑な演算を行うべきである。
しかしながら本実地の形態では、説明の簡略化のために仮想的に劣化画像データ131のビット列長を2バイトと仮定したが、本当の実施の形態では例えば数100KBから数MBの大きさであることが多く、このことは暗号化の鍵の長さが数100KBから数MBであることに相当する。このように大きな容量の鍵を使用するので、暗号化の演算は非常に簡単であったとしても、暗号を破ることは非常に困難になり、セキュリティは確保される。
しかしながら、このビット列演算は、必ずしもビット毎の排他的論理和演算に限るものではなく、その他の演算、例えば1の補数の和を求める演算であっても構わないし、その他の演算であっても構わない。
このようにして、パソコン100において、元画像データ121から劣化画像データ131と画像復旧用データ135の作成が完了すると、劣化画像データ131を他の機器140に搬出する。この搬出とは具体的には、何らかの通信回線を使用して、劣化画像データ131を他の機器140に送信することであったり、劣化画像データ131を何らかの記録媒体に記録して、他の機器140に渡すことであり、さらにそれと同時に、パソコン100では、元画像データ121と劣化画像データ131とを消去(削除)することである。
背景技術でも説明したように、元画像データ121の著作権を守る要請から、元画像データ121を他の機器140で使用するために他の機器140へ搬出した以上は、その元画像データ121を元のパソコン100に残しておくことは許されず、パソコン100上では元画像データ121と劣化画像データ131とを削除することが強制されるからである。
画像復旧用データ135はパソコン100に残されるが、これはある意味で暗号化された元画像データ121ということもでき、この画像復旧用データ135だけでは意味をなさず、暗号を復号化する鍵に相当する劣化画像データ131を入手しなければ何も役にも立たないので、パソコン100に残すことが許される。
そして、劣化画像データ131を元のパソコン100に戻した時、元画像データ121は、赤・緑・青(RGB)各色16ビットのJPEG方式で符号化圧縮され、その画素数は1024x1024ドットの、非常に高画質の静止画像データであったにも拘らず、劣化画像データ131は、赤・緑・青(RGB)各色4ビットのGIF方式で符号化圧縮され、その画素数は256x256ドットの、非常に画質が劣化した静止画像データになっている。
そこでこの劣化した画像データである劣化画像データ131を元のパソコン100に搬入した時、この劣化した画像データである劣化画像データ131を、元の高画質の元画像データ121に戻すために、画像復旧用データ135を使用することができる。
この本発明のデータ移動装置の実施の形態1であるパソコン100において、画像データ搬入に関連する部分の模式的ブロック図を図2に示す。
図2においても、パソコン100は通常一般的に使用されるパソコンであり、CPUや、表示部や、キーボード部や、メモリや、拡張記憶部や、電源部や、その他の各種構成部を備えているが、これらは通常のパソコンとして一般的なものであるので、記載を省略し、本発明に直接関連する部分だけを図示している。
パソコン100に対して、他の機器140から劣化画像データ131が搬入されると、この劣化画像データ131は例えばパソコン100のメモリや拡張記憶部等に記憶される。
この搬入とは、具体的には、何らかの通信回線を使用して、劣化画像データ131を他の機器140から受信することであったり、劣化画像データ131を何らかの記録媒体に記録して、他の機器140から受け取ることであり、さらにそれと同時に、他の機器140では、劣化画像データ131を消去(削除)することである。
劣化画像データ131を搬入したパソコン100では、ビット列逆変換演算部139が、搬入した劣化画像データ131と、メモリや拡張記憶部に記録保存している画像復旧用データ135とを使用して、ビット列逆変換演算を行うことで、元画像データ121を再生する。
この元画像データ121は、搬入した劣化画像データ131が赤・緑・青(RGB)各色4ビットのGIF方式で符号化圧縮された、その画素数は256x256ドットの、非常に画質が劣化した静止画像データであったにも拘らず、赤・緑・青(RGB)各色16ビットのJPEG方式で符号化圧縮された、その画素数は1024x1024ドットの、非常に高画質の静止画像データに再生されている。
このビット列逆変換演算部139によって実行されるビット列逆変換演算の一例を、図4に示す。
図4の一番上の段に示すのが、仮想的な画像復旧用データ135の一例であり、最初の2バイトと最後の2バイトだけを示し、途中は省略している。
この画像復旧用データ135は、上記ビット列変換演算部133によるビット列変換演算によって作成されたデータである。
図4の二番目の段に示すのが、他の機器140から搬入された仮想的な劣化画像データ131の一例であり、通常、劣化画像データ131は元画像データ121よりも画像が劣化しており、劣化画像データ131の容量は、通常、元画像データ121の容量よりも小さい。図4に示す仮想的な例では、説明の簡略化のため、極端ではあるが、劣化画像データ131は2バイトであったと仮定している。
実際には劣化画像データ131の容量は、元画像データ121の容量よりも小さいとはいえ、これほど小さくはないかも知れないが、本発明の本質としては同じであり、単に説明の解り易さのために、このように仮定する。
この実施の形態では、画像復旧用データ135の容量は元画像データ121の容量と同じであり、このより容量が大きい画像復旧用データ135と、より容量が小さい劣化画像データ131とを、ビット列逆変換演算するには、同じ容量(ビット列の長さ)にする必要があるが、そのために、本実施の形態では、図4に示す通り、劣化画像データ131を繰り返し使用している。
これらについては、既述の説明と同じであるから、これ以上詳細な説明は省略する。
このようにして、画像復旧用データ135のビット列長と同じ長さのビット列長の劣化画像データ131を作成すると、次にビット列逆変換演算部139が、これら2つのビット列を使って演算を行い、元画像データ121を作成する。
このビット列演算は、例えば図4に示すように、ビット毎の排他的論理和(XOR)演算である。
これは、画像復旧用データ135を作成する時に、ビット列変換演算部133の行った演算が排他的論理和演算であったからであり、2つのビット列で行った排他的論理和演算の結果を使って、元のビット列を得るには、再度排他的論理和演算を行えばよいからである。
もしも仮に、画像復旧用データ135を作成する時に、ビット列変換演算部133の行った演算が1の補数の和を求める演算であったと仮定すると、2つのビット列で行った1の補数の和を求める演算の結果を使って、元のビット列を得るには、1の補数の差を求める演算を行えばよく、ビット列逆変換演算部139は1の補数の差を求める演算を行うことになる。
ビット列逆変換演算部139が行う、このビット列逆変換演算によって、元画像データ121がパソコン100に再生される。
既に上記の通り、この元画像データ121は、搬入した劣化画像データ131が赤・緑・青(RGB)各色4ビットのGIF方式で符号化圧縮された、その画素数は256x256ドットの、非常に画質が劣化した静止画像データであったにも拘らず、赤・緑・青(RGB)各色16ビットのJPEG方式で符号化圧縮された、その画素数は1024x1024ドットの、非常に高画質の静止画像データに再生されている。
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2を説明する。
この実施の形態2は多くの点で本発明の実施の形態1と同様であるから、本発明の実施の形態1と同様の部分については詳細な説明を省略し、本実施の形態が本発明の実施の形態1と異なる部分を中心に詳しく説明をする。
従って、特に断らない限り、本実施の形態は本発明の実施の形態1と同様である。
図5は、本発明のデータ移動装置の実施の形態2であるパソコン200において、画像データ搬出に関連する部分の模式的ブロック図である。
パソコン200は通常一般的に使用されるパソコンであり、CPUや、表示部や、キーボード部や、メモリや、拡張記憶部や、電源部や、その他の各種構成部を備えているが、これらは通常のパソコンとして一般的なものであるので、記載を省略し、本発明に直接関連する部分だけを図示している。
元画像データ221は、例えば静止画像データであり、各種圧縮符号化方式、例えばJPEGやGIF等の方式によって圧縮符号化されており、パソコン200の拡張記憶部、例えばHDD等に記憶されている。
これらについても、既に説明した本発明の実施の形態1と同じであるから、これ以上の詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、パソコン200は、元画像データ221を他の機器240に搬出するに際し、乱数データ生成部225がビット列からなる乱数データ227を生成する。
この乱数データ227は、後述する画像復旧用データ235を使って、元画像データ221を再生する時の暗号化鍵に相当するものであり、乱数データ227のビット列長は長ければ長いほど、暗号化は頑健なものとなるが、余りに長い乱数データ227を生成することは、処理負荷や記憶容量の負荷を増大することになるので、これらのバランスを考慮して乱数データ227のビット列長を決定するべきである。
次に、パソコン200のビット列変換演算部233は、乱数データ生成部225が生成した乱数データ227と、元画像データ221とを使って、ビット列変換演算を行い、画像復旧用データ235を作成する。
このビット列変換演算部233が実行するビット列変換演算は、本発明の実施の形態1でビット列変換演算部133が実行したビット列変換演算と同様であるから、詳細な説明は省略する。
但し、本発明の実施の形態1でビット列変換演算部133が実行したビット列変換演算における劣化画像データ131に相当するのが、本実施の形態では乱数データ生成部225が生成した乱数データ227である。
ビット列変換演算部233が、元画像データ221と乱数データ227とのビット列変換演算を実行することによって作成した画像復旧用データ235は、パソコン200のメモリや拡張記憶部に記憶・保存される。
次に、パソコン200は、この元画像データ221と乱数データ227とを一体化して、他の機器240に搬出する。
この搬出についても本発明の実施の形態1と同様である。
次に、本発明の実施の形態2における、劣化画像データ229の搬入について説明をする。
本発明のデータ移動装置の実施の形態2であるパソコン200において、画像データ搬入に関連する部分の模式的ブロック図を、図6に示す。
本発明の実施の形態2では、劣化画像データ229の搬入に先立ち、他の機器240において、元画像データ221から劣化画像データ229への変換が行われる。
本発明の実施の形態2が、本発明の実施の形態1と本質的に異なるのは、この部分、即ち、元画像データ221から劣化画像データ229への変換が、本発明の実施の形態1ではパソコン100内で行われたのに対して、本発明の実施の形態2では他の機器240の中で行われることである。
従って、パソコン200では、予め劣化画像データ229を使用して画像復旧用データ235を作成することができず、その代わりに乱数データ227を使用していることになる。
他の機器240で作成された劣化画像データ229は、乱数データ227と一体化された状態で、パソコン200に搬入される。
他の機器240で作成され、乱数データ227と一体化された状態で、パソコン200に搬入された劣化画像データ229は、パソコン200のビット列逆変換演算部239によって、ビット列逆変換演算が行われ、元画像データ221が再生される。
このビット列逆変換演算部239によって行われるビット列逆変換演算は、本発明の実施の形態1におけるビット列逆変換演算部139によって行われるビット列逆変換演算と同様であるから、これ以上詳細な説明は省略する。
但し、本発明の実施の形態1におけるビット列逆変換演算部139によって行われるビット列逆変換演算において、画像復旧用データ135に相当するのが、本発明の実施の形態2におけるビット列逆変換演算部239によって行われるビット列逆変換演算においては、画像復旧用データ235である。
同様に、本発明の実施の形態1におけるビット列逆変換演算部139によって行われるビット列逆変換演算において、劣化画像データ131に相当するのが、本発明の実施の形態2におけるビット列逆変換演算部239によって行われるビット列逆変換演算においては、乱数データ227である。
本発明の実施の形態2では、パソコン200から搬出した元画像データ221が、仮に他の機器240においてどのようなフォーマット変換が行われたと仮定しても、必ずパソコン200に搬入した時には、元画像データ221を復元することが可能である。
それは、画像復旧用データ235を記憶・保存しているからであるが、この画像復旧用データ235は、例えば長大な(例えば、数100KBから数MBにも及ぶ)乱数列である乱数データ227と照合(ビット列逆変換演算)を行わなければ、元画像データ221を再生することができないので、画像復旧用データ235を記憶・保存していることによって、著作権保護に欠陥を生じることはない。
本発明によれば、著作権保護の要請から画像情報等の各種情報を他の機器等に移動した時、仮に移動した画像情報が元の画像情報に比較して画質や画像の大きさ等が劣化していたとしても、元の機器等にその画像情報を戻した時には、その戻した画像情報は元の画像情報に比較して画質や画像の大きさ等が同一であることを保証することが可能となり、その産業上の利用可能性は極めて大きい。
本発明のデータ移動装置の実施の形態1であるパソコン100において、画像データ搬出に関連する部分の模式的ブロック図 本発明のデータ移動装置の実施の形態1であるパソコン100において、画像データ搬入に関連する部分の模式的ブロック図 ビット列変換演算部133によって実行されるビット列変換演算の一例を示す図 ビット列逆変換演算部139によって実行されるビット列逆変換演算の一例を示す図 本発明のデータ移動装置の実施の形態2であるパソコン200において、画像データ搬出に関連する部分の模式的ブロック図 本発明のデータ移動装置の実施の形態2であるパソコン200において、画像データ搬入に関連する部分の模式的ブロック図 従来のデータ移動方法の一例を行うカメラ機能付き携帯電話装置のブロック構成図
符号の説明
100 パソコン
121,221 元画像データ
123 暗号化されたデータの復号化部
125 復号化されたデータのフォーマット変換部
127 フォーマット変換されたデータの再暗号化部
131,229 劣化画像データ
133,233 ビット列変換演算部
135,235 画像復旧用データ
139,239 ビット列逆変換演算部
140,240 他の機器
225 乱数データ生成部
227 乱数データ

Claims (11)

  1. 第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のデータ記憶手段に移動するデータ移動方法であって、
    第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のフォーマットに変換するステップと、
    前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第1のフォーマットに戻すためのデータを作成するステップと、
    前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第2のデータ記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを削除するステップと、
    前記第1のフォーマットに戻すためのデータを前記第1のデータ記憶手段に記憶するステップと、
    を有するデータ移動方法。
  2. 前記第2のフォーマットで記憶されているデータは、前記第1のフォーマットで記憶されているデータよりもデータ容量が小さいかあるいはデータが退化しているかのいずれか一方または両方である、
    請求項1に記載のデータ移動方法。
  3. 前記第2のフォーマットで記憶されているデータは、前記第1のフォーマットに戻すためのデータを使わなければ前記第1のフォーマットで記憶されているデータに戻すことができない、
    請求項1または請求項2に記載のデータ移動方法。
  4. 前記第1のフォーマットに戻すためのデータは、前記第2のフォーマットで記憶されているデータを使わなければ前記第1のフォーマットで記憶されているデータを作成することができない、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ移動方法。
  5. 前記第1のフォーマットに戻すためのデータは、前記第2のフォーマットで記憶されているデータと前記第1のフォーマットで記憶されているデータとをビット列として演算することで作成される、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデータ移動方法。
  6. 前記ビット列としての演算は、前記第2のフォーマットで記憶されているデータの全てと前記第1のフォーマットで記憶されているデータの全てとを使って行われる排他的論理和演算である、
    請求項5に記載のデータ移動方法。
  7. 前記第1のフォーマットで記憶されているデータおよび前記第2のフォーマットで記憶されているデータおよび前記第1のフォーマットに戻すためのデータのいずれかまたは全ては、着脱可能なデータ記録メディアに記録されることがある、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のデータ移動方法。
  8. 前記第1のフォーマットで記憶されているデータは、暗号化または圧縮化のいずれか一方または両方が行われているコンテンツデータである、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のデータ移動方法。
  9. 第1のフォーマットのデータを記憶する第1のデータ記憶手段と、
    前記第1のフォーマットで第1のデータ記憶手段に記憶されているデータを第2のフォーマットに変換するデータ変換手段と、
    前記第2のフォーマットに変換されたデータを記憶する第2のデータ記憶手段と、
    前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第1のフォーマットに戻すためのデータを作成するデータ作成手段とを有し、
    前記第1のフォーマットに戻すためのデータを前記第1のデータ記憶手段に記憶するとともに、前記第1のデータ記憶手段に記憶されている前記第1のフォーマットのデータを削除する、
    データ移動装置。
  10. 第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のデータ記憶手段に移動する、コンピュータによって実行可能なデータ移動プログラムであって、
    第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを第2のフォーマットに変換するステップと、
    前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第1のフォーマットに戻すためのデータを作成するステップと、
    前記第2のフォーマットに変換されたデータを前記第2のデータ記憶手段に記憶するステップと、
    前記第1のデータ記憶手段に第1のフォーマットで記憶されているデータを削除するステップと、
    前記第1のフォーマットに戻すためのデータを前記第1のデータ記憶手段に記憶するステップと、
    を有するデータ移動プログラム。
  11. コンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    請求項10に記載のデータ移動プログラムを記録した記録媒体。
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