JP2006084535A - 画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 用紙のサイズまたは種類の入力に掛かる手間を省くことができ、用紙のサイズまたは種類に応じた適正な画像形成条件で画像形成を行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 画像形成装置220においては、RF−IDリーダ718の出力に基づいて手差しトレイ120にセットされた用紙がRF−ID付用紙であると判定されると(ステップS302)、RF−IDリーダ718によりRF−ID付用紙のRF−IDから読み出されたIDコードが取り込まれ(ステップS303)、このIDコードに基づいて用紙サイズおよび種類が判別される(ステップS304)。そして、判別された用紙のサイズ/種類に応じて定着時間などの用紙に最適な画像形成条件が決定され(ステップS308)、決定された画像形成条件に従って画像形成が行われる(ステップS309)。
【選択図】 図10

Description

本発明は、少なくとも手差しトレイを含む給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体に関する。
従来、用紙を給紙するための手差しトレイを有し、手差しトレイから給紙された用紙上に画像を形成する画像形成装置においては、用紙のサイズ、種類(普通紙/厚紙/OHPフィルム等)に応じて、トナー像を用紙に定着させる定着時間などの画像形成条件が異なるため、用紙のサイズ、種類などを、操作部などから予め入力する必要がある(例えば特許文献1を参照)。
特開2003−345182
しかしながら、上記従来例では、用紙のサイズ、種類などの入力に手間が掛かるばかりでなく、誤った用紙のサイズや種類を入力した場合、当該用紙に対する適正な画像形成条件を決定することができず、不良画像形成が発生する。また、用紙のサイズや種類が不明な場合には、正しい用紙のサイズや種類を入力することができないなどの不都合が生じる。また、用紙のサイズや種類が明確であっても、視覚障害者にとっては、それらの入力が非常に困難である。
本発明の目的は、用紙のサイズまたは種類の入力に掛かる手間を省くことができ、用紙のサイズまたは種類に応じた適正な画像形成条件で画像形成を行うことができる画像形成装置、画像形成方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも手差しトレイを含む給紙ユニットと、前記給紙ユニットから給紙される用紙のサイズまたは種類を自動的に認識する自動認識手段と、前記自動認識手段によって認識された用紙のサイズまたは種類に応じて最適な画像形成条件を決定する画像形成条件決定手段と、前記画像形成条件決定手段によって決定された画像形成条件に従って、前記給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成手段とを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも手差しトレイを含む給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成装置の画像形成方法であって、前記給紙ユニットから給紙される用紙のサイズまたは種類を自動的に認識する自動認識工程と、前記自動認識工程で認識された用紙のサイズまたは種類に応じて最適な画像形成条件を決定する画像形成条件決定工程と、前記画像形成条件決定工程で決定された画像形成条件に従って、前記給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成工程とを備えることを特徴とする画像形成方法を提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、少なくとも手差しトレイを含む給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成装置により実行されるプログラムであって、前記給紙ユニットから給紙される用紙のサイズまたは種類を自動的に認識する自動認識モジュールと、前記自動認識モジュールにより認識された用紙のサイズまたは種類に応じて最適な画像形成条件を決定する画像形成条件決定モジュールと、前記画像形成条件決定モジュールによって決定された画像形成条件に従って、前記給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行うように制御する画像形成制御モジュールとを備えることを特徴とするプログラムを提供する。
本発明は、上記目的を達成するため、上記プログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体を提供する。
本発明によれば、用紙のサイズまたは種類の入力に掛かる手間を省くことができ、用紙のサイズまたは種類に応じた適正な画像形成条件で画像形成を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置が接続されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。
画像形成装置220は、図1に示すように、LAN(Local Area Network)2011に接続されている。LAN2011には、上記画像形成装置220の他に、機器管理サーバ210、ファイルサーバ211、複数のパーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)212,213、プリンタ214などが接続されている。LAN2011は、ファイアーウォール203を介して、インターネット200に接続され、インターネット200には、ウェブサーバ201、電子マネーサーバ202、サービスプロバイダ204が収容される。
ここで、ファイアーウォール203は、LAN2011上の各機器とインターネット200とを接続し、セキュリティー管理などを行う。機器管理サーバ210は、LAN2011に接続された各機器211〜214,220の管理を行うためのサーバである。ファイルサーバ211は、LAN2011に接続された複数のユーザ(クライアント)が共有可能なデータを保持する。パソコン212,213は、端末装置として接続されたパソコンであり、インターネット200を介してウェブサーバ201から提供された情報を閲覧し、また画像データを画像形成装置220またはプリンタ214に出力することができる。プリンタ214は、パソコン212,213またはファイルサーバ211からの画像データに基づいて画像を用紙上にプリントする。ウェブサーバ210は、インターネットユーザに特定のサービスを提供するためのサーバである。電子マネーサーバ202は、金融機関と消費者の間の決済処理などを行うためのサーバである。サービスプロバイダ204は、ユーザの端末とインターネット200との接続処理を行う。
本実施の形態の画像形成装置220は、デジタル複写機などからなり、主に画像の入出力機能を有する。具体的には、画像形成装置220は、ユーザが各種の操作を行うための操作部140と、操作部140またはパソコン212,213からの指示に従って画像を読み取るためのスキャナ10と、スキャナ10、パソコン212,213またはファイルサーバ211からのデータに基づいて画像を用紙上に形成するプリンタ20と、コントローラユニット30とを備える。コントローラユニット30は、操作部140またはパソコン212,213からの指示に基づいてスキャナ10、プリンタ20に対する画像データの入出力の制御を行う。コントローラユニット30は、例えば、スキャナ10により読み取られた画像データをコントローラユニット内部のメモリに蓄積し、上記画像データをパソコン212,213に出力し、また上記画像データをプリンタ20に転送し、画像を用紙上に形成するなどの制御を行う。
上記構成においては、LAN2011がファイアーウォール203を介してインターネット200に接続されているが、LAN2011がファイアーウォール203を介してサービスプロバイダ204に接続されるように構成されてもよい。
次に、画像形成装置220の外観構成および内部構成について図2、図3、図8および図9を参照しながら説明する。図2は図1の画像形成装置の外部構成を示す正面図、図3は図1の画像形成装置の内部構成を示す縦断面図、図8はRF−ID付用紙の構成を示す平面図、図9は図8のRF−ID付用紙のRF−IDに書き込まれているデータの一例を示す図である。
画像形成装置220においては、図2に示すように、スキャナ10とプリンタ20とが一体的に構成される。スキャナ10は、原稿フィーダ146を有し、装置使用者が操作部140から読み取り起動指示を行うと、原稿フィーダ146からは、原稿が1枚ずつ給送される。給送された原稿はランプにより照明され、その反射光がCCDラインセンサ(図示せず)により読み取られて電気信号に変換される。この電気信号は、所定の処理が施された後に、画像データとして出力される。
プリンタ20は、電子写真方式により画像データに基づいて画像を用紙上に形成するものである。また、プリンタ20は、電子写真方式のものに限定されることはなく、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式などのものとすることも可能である。プリンタ20の起動は、コントローラユニット30からの指示によって行われる。プリンタ20には、異なる用紙サイズを選択可能なように、複数の給紙ユニット122,124,142,144と手差しトレイ120とが設けられている。また、画像形成された用紙は排紙トレイ132上に排出される。
画像形成装置220のスキャナ10は、図3に示すように、上記原稿フィーダ146により原稿台ガラス101上に給送された原稿を照明するための例えばハロゲンランプからなる原稿照明ランプ102を有し、照明された原稿からの反射光は、各走査ミラー103,104,105を介してCCDユニット106に導かれる。CCDユニット106は、導かれた反射光を、例えばCCD108上に結像させる結像レンズ107と、CCD108を駆動するCCDドライバ109とを有する。CCD108の出力信号は、例えば8ビットのデジタルデータに変換された後に、画像データとしてコントローラユニット30に入力される。コントローラユニット30は、入力された画像データに対して所定の画像処理を施し、画像処理後の画像データをレーザユニット117に出力する。
レーザユニット117は、画像データに基づいてレーザ光を変調し、このレーザ光を用いて感光ドラム110上を露光走査する。これにより、感光ドラム110上には静電潜像が形成される。感光ドラム110の周囲には、画像形成に備えて感光ドラム110上の除電を行うための前露光ランプ112と、感光ドラム110を一様に帯電させるための1次帯電器113と、感光ドラム110上2形成された静電潜像をトナー像として可視像化するための現像器118と、給紙ユニット122,124,142,144または手差しトレイ120から給紙された用紙に転写する前に高圧をかける転写前帯電器119と、感光ドラム110上のトナー像を給紙された用紙に転写する転写帯電器127と、転写動作の終了した用紙を感光ドラム110から分離するための分離帯電器128と、感光ドラム110上の残留トナーを回収するためのクリーナ111とが配置されている。
各給紙ユニット122,124,142,144または手差しトレイ120は、用紙を装置内に給紙するためのものである。各給紙ユニット122,124,142,144または手差しトレイ120には、それぞれ、対応する給紙ローラ123,125,143,145,121が設けられ、これらの給紙ローラ123,125,143,145,121の駆動により、各給紙ユニット122,124,142,144または手差しトレイ120に積載された用紙が、装置内へ給紙される。各給紙ユニット122,124,142,144または手差しトレイ120から給紙された用紙は、レジストローラ126により、その位置で一旦停止された後に、感光ドラム110上に形成された画像の書き出しタイミングと同期されて感光ドラム110へ向けて給送される。そして、上記用紙には、感光ドラム110上の現像器118により可視像化されたトナー像が転写される。
感光ドラム110上のトナー像が転写された用紙は、搬送ベルト129を介して、定着器130に搬送される。定着器130は、用紙上のトナー像を熱圧する。これにより、用紙上のトナー像は用紙上に定着される。定着器130を通過した用紙は、フラッパ131の切り替え動作に応じて、排紙トレイ132または両面パスへのいずれかに導かれる。
両面パスは、フラッパ131から中間トレイ137へ至る搬送路であり、該搬送路上には、複数の搬送ローラ133,134,135,136が設けられている。フラッパ131から両面パスに導かれた用紙は、中間トレイ137上に反転(多重)または非反転(両面)されて一旦積載される。中間トレイ137に積載された用紙は、再給送ローラ138により、再度、レジストローラ126に向けて搬送される。このように、片面に画像が形成された用紙を両面パスに導くことにより、用紙の両面に画像を形成することができ、また用紙の片面に多重画像形成を行うことができる。
上記手差しトレイ120の上方位置には、RF−IDリーダ718が配置されている。このRF−IDリーダ718は、手差しトレイ120にセットされたRF−ID(非接触ICチップ)付用紙のRF−ID内の情報を非接触で読み出すものであり、手差しトレイ120にセットされたRF−ID付用紙のRF−IDと通信可能な距離範囲内に位置決めされている。具体的には、RF−IDリーダ718は、数GHz帯のマイクロ波を照射する。このマイクロ波を受けたRF−ID付用紙のRF−IDは、自己整流を電力源として動作し、内部メモリに書き込まれている情報を無線で送り返す。RF−IDリーダ718は、上記RF−IDから無線で返された情報を受信する。ここで、上記RF−ID付用紙は、図8に示すように、RF−ID7002が予め埋め込まれている再生紙、OHPフィルムなどの用紙7001からなる。RF−ID7002には、例えば図9に示すようなメーカID、用紙種類、用紙サイズをそれぞれ示す情報が対応付けて書き込まれている。
次に、操作部140の構成について図4および図5を参照しながら説明する。図4は図1の画像形成装置の操作部140の構成を示す平面図、図5は操作部140のLCD1032に表示される基本画面である。
操作部140は、図4に示すように、タッチパネル付LCD(液晶表示部)1032を有する。LCD1032は、システムの操作画面を表示するとともに、各種設定を行うためのソフトキーを表示する。ソフトキーが押下されると、それに対応する情報がコントローラユニット30に伝えられる。
また、操作部140には、テンキー1028、スタートキー1029、ストップキー1030、リセットキー1031、ガイドキー1023、コピーモードキー1024、ファックスキー1025、ファイルキー1026、プリンタキー1027が設けられている。
テンキー1028は、コピー枚数など、数字の入力に用いられるキーである。スタートキー1029は、原稿画像の読み取り動作を開始するときなどに押下されるキーである。ストップキー1030は、稼働中の動作を止めるときに押下されるキーである。リセットキー1031は、操作部140からの設定を初期化するときに用いられるキーである。
ガイドキー1023は、キーの機能が分からないときに押下されるキーであり、このキーが押下されると、対応するキーの説明がLCD1032に表示される。コピーモードキー1024は、複写を行うときに押下されるキーである。ファクスキー1025は、ファクスに関する設定を行うときに押下されるキーである。ファイルキー1026は、ファイルデータを出力するときに押下されるキーである。プリンタキー1027は、コンピュータなどの外部装置からのデータのプリント出力に関する設定などを行うときに押下されるキーである。
LCD1032には、例えば図5に示すような基本画面が表示される。この基本画面においては、機能拡張キー1001、画像モードキー1002、ユーザモードキー1003、応用ズームキー1004、M1キー1005、M2キー1006、M3キー1007、コールキー1008、オプションキー1009、ソーターキー1010、原稿混載キー1011、等倍キー1012、用紙選択キー1013、縮小キー1014、拡大キー1015、ズームキー1016、濃度キー1018,1020、AEキー1019、HiFiキー1021、文字強調キー1022の各ソフトキーが表示される。
拡張機能キー1001は、両面複写、多重複写、移動、とじ代の設定、枠消しの設定などのモードに移行する際に押下されるキーである。画像モードキー1002は、複写画像に対して網掛け、影付け、トリミング、マスキングを行うための設定モードに移行する際に押下されるキーである。ユーザモードキー1003は、モードメモリの登録、標準モード画面の設定をユーザ毎に行うためのキーである。応用ズームキー1004は、原稿のX方向、Y方向を独立に変倍するためのキーであり、このキーが押下されると、原稿のサイズと複写サイズとから変倍率を計算するズームプログラムのモードへ移行が行われる。M1キー1005、M2キー1006、M3キー1007は、それぞれのモードメモリを呼び出す際に押下されるキーである。コールキー1008は、前回設定されていた複写モードを呼び出す際に押下されるキーである。オプションキー1009は、フィルムからその画像を直接複写するためのフィルムプロジェクターなどのオプション機能の設定を行うためのキーである。ソーターキー1010は、ソート出力、グループ出力などのモード設定を行うためのキーである。原稿混載キー1011は、原稿フィーダ146にA4サイズとA3サイズ、またはB5サイズとB4サイズの原稿を一緒にセットする際に押下されるキーである。
等倍キー1012は、複写倍率を100%にする際に押下されるキーである。縮小キー1014、拡大キー1015のそれぞれは、定形の縮小、拡大を行う際に押下されるキーである。ズームキー1016は、1%刻みで非定形の縮小、拡大を行う際に押下されるキーである。用紙選択キー1013は、用紙の選択を行う際に押下されるキーである。濃度キー1018は、濃度を濃くする方向へ設定するためのキーであり、このキーが押下される毎に濃度は濃くなるように設定される。濃度キー1020は、濃度を薄くする方向へ設定するためのキーであり、このキーが押下される毎に濃度が薄くなるように設定される。濃度キー1018,1020の押下に応じて設定される濃度は、濃度表示バー1019により表される。AEキー1019は、新聞のように地肌の濃い原稿を自動濃度調整して複写する際に押下されるキーである。HiFiキー1021は、写真原稿のように中間調の濃度が多い原稿の複写の際に押下されるキーである。文字強調キー1022は、文字原稿の複写において文字を際立たせる場合に押下されるキーである。
次に、画像形成装置220におけるスキャナ10およびプリンタ20の内部構成について図6を参照しながら説明する。図6は図1の画像形成装置220におけるスキャナ10およびプリンタ20の内部構成を示すブロック図である。
スキャナ10は、図6に示すように、CPU751を有し、CPU751は、ROM753から対応するプログラムを読み出して実行することによって、スキャナ10全体の制御を行う。CPU751は、バスドライバ/アドレスデコーダ752を介して、ROM753、RAM754、I/Oインタフェース755のそれぞれと接続されている。また、CPU751は、バスドライバ/アドレスデコーダ752を介して、コントローラユニット30のCPUと通信可能に接続されている。RAM754は、CPU751の作業領域を提供するとともに、入力されたデータを一時的に記憶する記憶領域を提供する。I/Oインタフェース755には、給紙系、搬送系、光学系の駆動を行うモータ類756、原稿照明ランプ102、搬送される用紙を検知するセンサ類758などが接続される。また、CCDユニット106により読み取られた画像データは、コントローラユニット30に転送される。
プリンタ20は、CPU701を有し、CPU701はROM703から対応するプログラムを読み出して実行することによって、プリンタ20全体の制御を行う。CPU701は、バスドライバ/アドレスデコーダ702を介して、ROM703、RAM704、I/Oインタフェース705などと接続されている。また、RAM704は、入力データの記憶領域、CPU701の作業領域を提供する。I/Oインタフェース705には、給紙系、搬送系、光学系の駆動を行うモータ類707、クラッチ類708、ソレノイド類709、各給紙ユニット122,124,142,144および手差しトレイ120上の用紙、搬送される用紙などを検知するための紙検知センサ類710、現像器118内のトナー残量を検知するためのトナー残量検知センサ711、高圧制御ユニット715、ビーム検知センサ713などが接続される。
ここで、高圧制御ユニット715は、CPU701の指示に従って、1次帯電器113、現像器118、転写前帯電器119、転写帯電器127、分離帯電器128のそれぞれへ対応する高圧を出力する。ビーム検知センサ713は、感光ドラム110上の非画像領域におけるレーザユニット117からのレーザ光を受光するセンサであり、このセンサの出力により、レーザユニット117の発光状態が検知される。
また、RF−IDリーダ718は、コントローラユニット30に接続され、手差しトレイ120にセットされたRF−ID付用紙のRF−IDから読み出されたデータをコントローラユニット30に送出する。
次に、コントローラユニット30の構成について図7を参照しながら説明する。図7は図1の画像形成装置のコントローラユニット30の構成を示すブロック図である。
コントローラユニット30は、図7に示すように、スキャナ10およびプリンタ20を接続するとともに、LAN2011および公衆回線(WAN)2051を接続することによって、画像データやデバイス情報の入出力を行うためのものである。コントローラユニット30は、CPU2001を有する。CPU2001は、ROM2003に格納されているブートプログラムに従ってシステムを立ち上げ、HDD2004に格納されているプログラムを読み出して実行することによって、装置全体の制御および各種の個別処理を行う。CPU2001の作業領域は、RAM2002により提供される。また、RAM2002には、画像データなどが一時的に記憶される。HDD(ハードディスク)2004には、上記プログラムの他に、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などが格納される。
CPU2001には、システムバス2007を介して、RAM2002、ROM2003、HDD2004とともに、操作部I/F2070、ネットワークI/F(NIC)2010、モデム2050、スキャナ・プリンタ通信I/F2009、RF−IDリーダI/F2100およびイメージバスI/F2005が接続される。操作部I/F2070は、操作部140とのインタフェースであり、操作部140に表示する画像データを操作部140に対して出力する。また、操作部I/F2070は、ユーザが操作部140から入力した情報を、CPU2001に送出する。ネットワークI/F2010は、LAN2011と接続され、LAN2011を介して情報の入出力を行う。モデム2050は、公衆回線2051と接続され、公衆回線2051を介して情報の入出力を行う。スキャナ・プリンタ通信I/F2009は、スキャナ10およびプリンタ20のCPU(図示せず)と通信を行うためのインタフェースである。RF−IDリーダI/F2100は、上記RF−IDリーダ718と通信を行うためのインタフェースである。
イメージバスI/F2005は、システムバス2007と、画像データを高速で転送可能な画像バス2008とを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス2008は、PCIバスまたはIEEE1394で構成される。画像バス2008には、RIP(ラスターイメージプロセッサ)2060、スキャナ画像処理部2080、プリンタ画像処理部2090、画像回転部2030、画像圧縮部2040、およびデバイスI/F2020が接続される。
RIP2060は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。スキャナ画像処理部2080は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換などを行う。画像回転部2030は、画像データの回転を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データに対してはJPEG、2値画像データに対してはJBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。デバイスI/F2020は、スキャナ10およびプリンタ20とコントローラユニット30とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行うためのインタフェースである。
次に、画像形成装置220の手差しトレイ120から用紙が給紙される場合のコピー動作について図10〜図12を参照しながら説明する。図10は図1の画像形成装置の手差しトレイから用紙が給紙される場合のコピー動作の手順を示すフローチャート、図11は手差しトレイにセットされた用紙のサイズを入力するための「手差し用紙指定画面」の一例を示す図、図12は手差しトレイにセットされた用紙の種類を入力するための「手差し用紙指定画面」の一例を示す図である。ここで、図10に示す手順は、コントローラユニット30(CPU2001)により実行されるものである。
コントローラユニット30は、図10に示すように、紙検知センサ類710の手差しトレイ120の紙検知センサの出力に基づいて手差しトレイ120上に用紙がセットされたか否かを監視し(ステップS301)、手差しトレイ120上に用紙がセットされると、RF−IDリーダ718の出力に基づいて手差しトレイ120にセットされた用紙がRF−ID付用紙であるか否かを判定する(ステップS302)。
上記ステップS302において手差しトレイ120にセットされた用紙がRF−ID付用紙であると判定された場合、コントローラユニット30は、RF−IDリーダ718によりRF−ID付用紙のRF−IDから読み出されたIDコードを取り込み(ステップS303)、このIDコードに基づいて用紙サイズおよび種類を判別する(ステップS304)。
ここでは、RF−IDリーダ718が、RF−ID付用紙のRF−IDと無線通信を行い、その結果RF−IDに格納されているIDコードが読み出されると、手差しトレイ120にセットされた用紙がRF−ID付用紙であると判定され、そのIDコードがコントローラユニット30に送出される。そして、コントローラユニット30は、読み出されたIDコードに基づいて手差しトレイ120にセットされたRFID付用紙のサイズおよび種類を判別する。
これに対し、RF−IDリーダ718がRF−ID付用紙のRF−IDに格納されているIDコードの読み出しに成功しなかった場合、手差しトレイ120にセットされた用紙はRF−ID付用紙でないと判定される。このような場合としては、用紙がRF−ID付用紙でない通常の用紙である場合、用紙がRF−ID付用紙ではあるが、当該用紙のRF−IDが破損などしており、RF−IDからのデータの読み出しができなかった場合などがある。
次いで、コントローラユニット30は、判別された用紙のサイズ/種類に応じて定着時間などの給紙される用紙に最適な画像形成条件を決定し(ステップS308)、決定された画像形成条件に従って画像形成を行うように制御する(ステップS309)。ここで、上記画像形成の制御は、スキャナ10による原稿画像の読み取り、手差しトレイ120からの用紙の給紙、読み取られた画像の用紙上への形成、画像形成された用紙の排紙などの一連の操作に対する制御を含む。そして、コントローラユニット30は、本処理を終了する。
上記ステップS302において手差しトレイ120にセットされた用紙がRF−ID付用紙でないと判定された場合、コントローラユニット30は、ユーザに手差しトレイ120にセットされた用紙のサイズおよび種類の入力を促すために、例えば図11および図12に示すような用紙のサイズおよび種類を入力するための「手差し用紙指定画面」3101,3201をLCD1032に表示する(ステップS305)。そして、コントローラユニット30は、上記「手差し用紙指定画面」3101,3201からの手差しトレイ120にセットされた用紙のサイズおよび種類の入力を待つ(ステップS306)。ここで、上記「手差し用紙指定画面」1301においては、図11に示すように、選択可能な用紙サイズの一覧3102と、次画面への移行を指示するためのキー3103とが表示される。そして、上記一覧3102中の1つの用紙サイズボタンが押下されると、押下された用紙サイズボタンに対応する用紙サイズが指定されることになる。そして、キー3103が押下されると、図12に示すような用紙の種類を入力するための「手差し用紙指定画面」3201がLCD1032に表示される。この「手差し用紙指定画面」3201においては、選択可能な用紙種類の一覧3202と、前画面へ戻るためのキー3203と、入力された用紙サイズおよび用紙種類を確定するためのOKキー3204とが表示される。
上記OKキー3204が押下されて用紙サイズおよび用紙種類の入力が完了すると(ステップS306)、コントローラユニット30は、スタートキー1029が押下されるのを待つ(ステップS307)。ここで、スタートキー1029が押下されると、コントローラユニット30は、用紙のサイズ/種類に応じて定着時間などの画像形成条件を決定し(ステップS308)、決定された画像形成条件に従って画像形成を行うように制御する(ステップS309)。そして、コントローラユニット30は、本処理を終了する。
このように、RF−ID付用紙を用いれば、手差しトレイ120上にセットされた用紙のサイズおよび種類を自動的に判別することが可能になる。その結果、操作部140からの用紙情報(サイズおよび種類)の入力が不要になり、入力ミスによる不良画像形成を未然に防止することができるとともに、ユーザが用紙のサイズや種類を意識する必要がなくなる。また、視覚障害者など、操作部140の操作が困難な人に対して、最適な画像形成条件でコピーを行うことが可能な環境を提供することが可能になる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図13および図14を参照しながら説明する。図13は本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の手差しトレイから用紙が給紙される場合のコピー動作の手順を示すフローチャート、図14はRF−IDリーダにより読み出された用紙の種類/サイズを確認するための「手差し用紙確認画面」の一例を示す図である。ここで、本実施の形態は、上記第1の実施の形態の構成と同じ構成を有し、その説明は省略する。また、図13に示す手順は、コントローラユニット30(CPU2001)により実行されるものである。
上記第1の実施の形態においては、RF−ID付用紙のRF−IDから用紙情報(サイズおよび種類)が読み出すことができた場合、この用紙情報(サイズおよび種類)に応じた最適な定着時間などの画像形成条件が決定され、この決定された画像形成条件に従って画像形成が行われる。しかし、RF−ID付用紙のRF−IDとRF−IDリーダ718間の通信は無線で行われるため、複数のRF−IDが検出された場合、無線が混信した場合などに正しいIDコードが読み出されないすなわち正しい用紙サイズおよび用紙種類が得られないことがある。そこで、本実施の形態においては、RF−ID付用紙のRF−IDから読み出された用紙情報(サイズおよび種類)が正しい情報であるか否かを確認することが可能なように構成されている。
具体的には、コントローラユニット30は、図13に示すように、紙検知センサ類710の手差しトレイ120の紙検知センサの出力に基づいて手差しトレイ120上に用紙がセットされるのを待ち(ステップS401)、手差しトレイ120上に用紙がセットされると、RF−IDリーダ718の出力に基づいて手差しトレイ120にセットされた用紙がRF−ID付用紙であるか否かを判定する(ステップS402)。
上記ステップS302において手差しトレイ120にセットされた用紙がRF−ID付用紙であると判定された場合、コントローラユニット30は、RF−IDリーダ718によりRF−ID付用紙のRF−IDから読み出されたIDコードを取り込み(ステップS403)、このIDコードに基づいて用紙サイズおよび種類を判別する(ステップS404)。
次いで、コントローラユニット30は、判別された用紙のサイズ/種類の確認をユーザに促すために、例えば図14に示すような「手差し用紙確認画面」3001をLCD1032に表示し、ユーザによる確認の結果を判別する(ステップS405)。上記「手差し用紙確認画面」3001においては、判別された用紙サイズ3002および用紙種類3003と、確認した結果としてOKを示すキー3005と、用紙のサイズ/種類の指定をやり直すための手動設定キー3006とが表示される。
上記「手差し用紙確認画面」3001においてキー3005が押下されると、コントローラユニット30は、判別された用紙のサイズ/種類に応じて定着時間などの画像形成条件を決定し(ステップS409)、決定された画像形成条件に従って画像形成を行うように制御する(ステップS410)。そして、コントローラユニット30は、本処理を終了する。
上記ステップS402において手差しトレイ120にセットされた用紙がRF−ID付用紙でないと判定された場合、コントローラユニット30は、ユーザに手差しトレイ120にセットされた用紙のサイズおよび種類の入力を促すために、上記図11および図12に示すような用紙のサイズおよび種類を入力するための「手差し用紙指定画面」3101,3201をLCD1032に表示する(ステップS406)。そして、コントローラユニット30は、上記「手差し用紙指定画面」3101,3201からの手差しトレイ120にセットされた用紙のサイズおよび種類の入力を待つ(ステップ407)。
上記「手差し用紙指定画面」3201においてOKキー3204が押下されて用紙サイズおよび用紙種類の入力が完了すると(ステップS407)、コントローラユニット30は、スタートキー1029が押下されるのを待つ(ステップS408)。ここで、スタートキー1029が押下されると、コントローラユニット30は、用紙のサイズ/種類に応じて定着時間などの画像形成条件を決定し(ステップS409)、決定された画像形成条件に従って画像形成を行うように制御する(ステップS410)。そして、コントローラユニット30は、本処理を終了する。
このように本実施の形態によれば、「手差し用紙確認画面」3001が表示され、ユーザに対して判別された用紙のサイズ/種類の確認がユーザに促されるので、複数のRF−IDが検出された場合、無線が混信した場合などによって正しいIDコードが読み出されないすなわち正しい用紙サイズおよび用紙種類が得られない場合においても、不良画像形成を未然に防止することができる。
上記第1および第2の実施の形態においては、手差しトレイ120からRF−ID付用紙を給紙する場合の構成を示したが、各給紙ユニット122,124,142,144に対しても同様の構成を採用し、各給紙ユニット122,124,142,144からRF−ID付用紙を給紙するように構成することもできる。この場合、手差しトレイ120からRF−ID付用紙を給紙する場合と同様に、各給紙ユニット122,124,142,144にセットされた用紙のサイズおよび種類を判別することができ、適切な画像形成条件を決定することができる。
また、手差しトレイ120を含む複数の給紙ユニットにRF−IDリーダがそれぞれ設けられている場合、それぞれのRF−IDリーダは、対応する給紙ユニットにセットされたRF−ID付用紙のRF−IDのみを検出し、異なる給紙ユニットにセットされたRF−ID付用紙のRF−IDを検出しないように、互いに干渉しないような距離に配置され、または電磁的に遮蔽される。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、手差しする用紙のサイズおよび種類の指定やその確認が、操作部140を介して行われるが、これに限定されるものではなく、音声応答や、パソコンからのリモート操作などを用いて行うようにしてもよい。
また、上記第1および第2の実施の形態においては、コピー動作について説明したが、画像形成装置220を、パソコン212,213またはファイルサーバ211からのデータに基づいて画像を用紙上に形成するプリンタとして使用し、手差しトレイ120からRF−ID付用紙を給紙する場合にも、本発明の原理を適用することができる。
なお、本実施の形態においては、電子写真方式の画像形成装置に本発明の原理を適用した場合を説明したが、例えばインクジェット方式のプリンタ、そのプリンタを用いてプリンタ機能、コピー機能などの複数の機能を実現するMPF(Multi Peripheral Function)などに適用することもできる。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードを、ネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置が接続されるネットワークシステムの構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置の外部構成を示す正面図である。 図1の画像形成装置の内部構成を示す縦断面図である。 図1の画像形成装置の操作部140の構成を示す平面図である。 操作部140のLCD1032に表示される基本画面である。 図1の画像形成装置220におけるスキャナ10およびプリンタ20の内部構成を示すブロック図である。 図1の画像形成装置のコントローラユニット30の構成を示すブロック図である。 RF−ID付用紙の構成を示す平面図である。 図8のRF−ID付用紙のRF−IDに書き込まれているデータの一例を示す図である。 図1の画像形成装置の手差しトレイから用紙が給紙される場合のコピー動作の手順を示すフローチャートである。 手差しトレイにセットされた用紙のサイズを入力するための「手差し用紙指定画面」の一例を示す図である。 手差しトレイにセットされた用紙の種類を入力するための「手差し用紙指定画面」の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の手差しトレイから用紙が給紙される場合のコピー動作の手順を示すフローチャートである。 RF−IDリーダにより読み出された用紙の種類/サイズを確認するための「手差し用紙確認画面」の一例を示す図である。
符号の説明
10 スキャナ
20 プリンタ
30 コントローラユニット
120 手差しトレイ
140 操作部
220 画像形成装置
718 RF−IDリーダ
2001 CPU
2003 ROM
2004 HDD
7002 RF−ID

Claims (9)

  1. 少なくとも手差しトレイを含む給紙ユニットと、
    前記給紙ユニットから給紙される用紙のサイズまたは種類を自動的に認識する自動認識手段と、
    前記自動認識手段によって認識された用紙のサイズまたは種類に応じて最適な画像形成条件を決定する画像形成条件決定手段と、
    前記画像形成条件決定手段によって決定された画像形成条件に従って、前記給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記給紙ユニットから給紙される用紙は、少なくとも用紙のサイズまたは種類を判別するための用紙情報が非接触で読み出し可能に格納されている記憶手段が付けられている用紙情報付用紙であり、
    前記自動認識手段は、前記用紙情報付用紙の前記記憶手段に格納されている用紙情報を非接触で読み出す読み出し手段を有し、前記読み出し手段により読み出された用紙情報に基づいて前記給紙ユニットから給紙される用紙のサイズまたは種類を自動的に認識することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記自動認識手段の前記読み出し手段は、前記用紙情報付用紙の前記記憶手段と無線通信を行うことによって、前記記憶手段の用紙情報を読み出すことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記読み出し手段は、前記給紙ユニットの近傍位置に設けられていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 少なくとも手差しトレイを含む給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成装置の画像形成方法であって、
    前記給紙ユニットから給紙される用紙のサイズまたは種類を自動的に認識する自動認識工程と、
    前記自動認識工程で認識された用紙のサイズまたは種類に応じて最適な画像形成条件を決定する画像形成条件決定工程と、
    前記画像形成条件決定工程で決定された画像形成条件に従って、前記給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成工程と
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
  6. 前記給紙ユニットから給紙される用紙は、少なくとも用紙のサイズまたは種類を判別するための用紙情報が非接触で読み出し可能に格納されている記憶手段が付けられている用紙情報付用紙であり、
    前記画像形成装置は、前記用紙情報付用紙の前記記憶手段に格納されている用紙情報を非接触で読み出す読み出し手段を有し、
    前記自動認識工程では、前記読み出し手段により読み出された用紙情報に基づいて前記給紙ユニットから給紙される用紙のサイズまたは種類を自動的に認識することを特徴とする請求項5記載の画像形成方法。
  7. 前記読み出し手段は、前記用紙情報付用紙の前記記憶手段と無線通信を行うことによって、前記記憶手段の用紙情報を読み出すことを特徴とする請求項6記載の画像形成方法。
  8. 少なくとも手差しトレイを含む給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行う画像形成装置により実行されるプログラムであって、
    前記給紙ユニットから給紙される用紙のサイズまたは種類を自動的に認識する自動認識モジュールと、
    前記自動認識モジュールにより認識された用紙のサイズまたは種類に応じて最適な画像形成条件を決定する画像形成条件決定モジュールと、
    前記画像形成条件決定モジュールによって決定された画像形成条件に従って、前記給紙ユニットから給紙される用紙上に画像形成を行うように制御する画像形成制御モジュールと
    を備えることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016190367A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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