JP2006084004A - 圧力調整弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体圧変動の影響を受け難くして、圧力調整動作が安定的に行え、多少の過大な圧が作用しても破損するおそれが生じないよう、改善された圧力調整弁を提供する。
【解決手段】供給側流路3と排出側流路4との連通口3A、及びこれを開閉する弁体5を有する弁箱1と、連通口3Aが閉じ状態となるように弁体5を付勢する付勢手段7を有する蓋箱2とが組付けられ、供給側流路3の圧が所定値を上回ると付勢手段7による付勢力に抗して弁体5が開き移動されて連通口3Aが開き、かつ、供給側流路3の圧が所定値以下のときには連通口3Aの閉じ状態が維持されるよう構成されている圧力調整弁において、弁体5は、連通口3Aの開閉が自在で、かつ、付勢力が付与される弁部10と、この弁部10に一端が気密状に固定され、かつ、弁箱1に他端が気密状に固定されるベローズ11とを有して構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧力調整弁(リリーフバルブ)に係り、詳しくは、半導体製造装置、医療用機器、食品製造設備、化学処理設備等における洗浄液、薬液、腐食性液体等の流体の配管系に用いられる圧力調整弁に関する。
上記圧力調整弁は、供給側流路と排出側流路との連通口、及びこれを開閉する弁体を有する弁箱と、連通口が閉じ状態となるように弁体を付勢する付勢手段を有する蓋箱とが組付けられ、供給側流路の圧が所定値を上回ると付勢手段による付勢力に抗して弁体が開き移動されて連通口が開き、かつ、供給側流路の圧が所定値以下のときには連通口の閉じ状態が維持されるよう構成されており、ポンプ吐出圧の規制、回路の圧力制御及び安全弁として使用される。例えば、回路内の圧力を設定値以下に保持するリリーフ弁、減圧弁として、或いは、回路内の圧力が設定値に達すると自動的に回路の切換えをするシーケンス弁、アンロード弁として使用される弁である。
従来、配管系において用いられる圧力調整弁としては、特許文献1において開示されたように、供給側流路と排出側流路とが連接される環状空間に、バネ箱(蓋箱)と弁箱との間に固定されるダイヤフラムを配置し、このダイヤフラムをバネ受けを介してリリーフバネで弁座に押圧付勢する構造、すなわちダイヤフラム式の弁に構成されている。このような構成の圧力調整弁においては、供給側流路に存在する流体の圧力がリリーフバネによってダイヤフラムに作用する付勢力よりも大になると、ダイヤフラムを介してバネ受けを押し返し、ダイヤフラムと弁座との間に生じた隙間から排出側流路へ流体が流れるようになる。つまり、リリーフバネの付勢力によって回路圧の上限が調整される。
上記構造の圧力調整弁によれば、ダイヤフラムを用いて弁座の開閉を行うことにより、液漏れがまず生じないようにできるという優れた利点が得られる。しかしながら、ダイヤフラムが弁全体の大きさの割りには大径で受圧面積の大きなものとなるので、供給側流路の流体圧の影響を受け易く、不用意に振動し易いという不利がある。流体を供給するポンプに脈動があるときにはその振動が顕著になる等、動作が不安定になり易い。圧力制御においてその圧力精度にばらつきが生じると、環境負荷が増すことも考えられる。また、ダイヤフラムは合成樹脂シート等の柔軟な薄膜状材料から構成されるので、過大な圧力が作用したときに破損するおそれもある。
特開平6−94147号公報
本発明は、上述した実情に鑑みることにより、流体圧変動の影響を受け難くして、圧力調整動作が安定的に行えるとともに、多少の過大な圧が作用しても破損するおそれが生じないよう、改善された圧力調整弁を提供する点を目的とする。
請求項1による発明は、供給側流路3と排出側流路4との連通口3A、及びこれを開閉する弁体5を有する弁箱1と、前記連通口3Aが閉じ状態となるように前記弁体5を付勢する付勢手段7を有する蓋箱2とが組付けられ、前記供給側流路3の圧が所定値を上回ると前記付勢手段7による付勢力に抗して前記弁体5が開き移動されて前記連通口3Aが開き、かつ、前記供給側流路3の圧が所定値以下のときには前記連通口3Aの閉じ状態が維持されるよう構成されている圧力調整弁において、
前記弁体5は、前記連通口3Aの開閉が自在で、かつ、前記付勢力が付与される弁部10と、この弁部10に一端が気密状に固定され、かつ、前記弁箱1に他端が気密状に固定されるベローズ11とを有して構成されていることを特徴とする。
請求項2による発明は、請求項1に記載の圧力調整弁において、前記蓋箱2には、これの外部と前記付勢手段7が収容される内部空間22とを連通させる空気孔30が形成されていることを特徴とする。
請求項3よる発明は、請求項1又は2に記載の圧力調整弁において、前記連通口3Aを開閉するための前記弁体5の移動方向と前記供給側流路3の向きとが互いに同じに設定され、この向きに対して前記排出側流路4の向きが直交する状態に構成されていることを特徴とする。
請求項4による発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の圧力調整弁において、前記付勢手段7が、棒状部材25aを介して前記弁部10を弾性付勢するコイルバネ26であり、前記ベローズ11は、その内周部が前記棒状部材25aでガイドされ、かつ、その外周部が前記弁箱1の弁体5を収容するための凹入空間8の周壁8aでガイドされる蛇腹筒状のものに形成されていることを特徴とする。
請求項5による発明は、請求項4に記載の圧力調整弁において、前記排出側流路4が前記凹入空間8の周壁8aに開口するように構成されるとともに、前記弁部10の先端周縁が面取りされていることを特徴とする。
請求項6による発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の圧力調整弁において、前記弁部10と前記ベローズ11とが合成樹脂材によって一体形成されており、その蓋箱側端部は、前記弁箱1と前記蓋箱2との間で挟持されるフランジ部12に形成されていることを特徴とする。
請求項7による発明は、請求項6に記載の圧力調整弁において、前記合成樹脂材がフッ素樹脂であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、可動部分をベローズとしたので、平面視方向での弁体の大きさをコンパクト化できて、受圧面積の少ないものとしながら、弁部の動きが大きくても無理なく追従移動することができ、ダイヤフラム式のものに比べて、高圧にも耐える弁としながらコンパクト化が可能となる利点がある。その結果、流体圧変動の影響を受け難くして、圧力調整動作が安定的に行えるとともに、多少の過大な圧が作用しても破損するおそれが生じないよう、改善された圧力調整弁を提供することができる。この場合、請求項4のように、ベローズの内外が、付勢手段の付勢力を伝達する部材である棒状部材の外周部と凹入空間の周壁とでガイドされる構成とすれば、開弁並びに閉弁動作の際におけるベローズの昇降移動が倒れや変形無く円滑に行われて、開閉動作が良好で応答性の良い圧力調整弁を提供することができる。
請求項2の発明によれば、次のような作用効果がある。即ち、供給側流路の流体圧が高まり、弁体を押上げて弁が開き移動する際には、ベローズ等で仕切られた蓋箱の内部空間が圧縮されることになるが、その内部空間はほぼ密室状態となっているので、弁体が開き移動することによって圧縮反力が作用し、弁体の開き移動が行われ難くなって応答性に悪影響を及ぼし、また流体圧変動に起因したハンチングの生じるおそれが高くなる。そこで、請求項2のように、内部空間と蓋箱の外部とを連通する空気孔を設けるようにすれば、内部空間の空気が圧縮されることによる上記悪影響等が生じないようになり、弁体の迅速な上昇移動が行えて、開弁作動が瞬時に行われるといった具合に応答性に優れるとともに、ハンチングも起こり難くなる効果が得られる。
請求項3の発明によれば、連通口を開閉するための弁体の移動方向と供給側流路の向きとが互いに同じに設定され、この向きに対して排出側流路の向きが直交する状態、即ちL字型流路に構成されているので、圧上昇によって弁体が開き移動して開弁されたときの流体の流れは90度方向が1回変わるだけで済み、圧力調整弁を通過する際の圧力損失を小さく抑えることができており、配管系の圧損を低く抑えることに寄与できる圧力調整弁を提供できる。
請求項5の発明によれば、弁部の先端周縁の面取り処理により、弁室の周壁に開口する排出側流路の開口縁が尖った角部(ピン角部)になっていても、その開口縁と弁部とが相対的に摺動することによって弁部の先端縁が傷付けられたり削られたりする不都合が未然に防止されるようになり、良好で円滑な弁部の開閉移動が行えるものとなる。
請求項6の発明によれば、弁部及びベローズが一体化され、かつ、ベローズにフランジ部が一体形成されているので、このベローズを有する弁体の一体化構造により、ベローズを用いて弁室を流体存在側と流体非存在側とを気密状に仕切る機能を、ほぼ完全な気密状で、かつ、耐久性を持って実現させることができる利点がある。
請求項7の発明によれば、最重要部品であり、可動部材である弁体がフッ素樹脂で形成されているので、耐薬品性に優れ、外部雰囲気による耐力があるとともに、高温、高圧にも耐えることができる圧力調整弁が得られる。
以下に、本発明による圧力調整弁の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1,2は圧力調整弁の正面図、底面図、図3は圧力調整弁の構造を示す断面図、図4は開弁状態を示す断面図、図5は弁箱単品の断面図、図6は図5におけるA部の詳細図、図7は管継手部の構造を示す断面図、図8は弁体単品の一部切欠きの正面図、図9は図8におけるベローズ部分の詳細図である。
圧力調整弁Aは、図1〜図4に示すように、供給側流路3と、排出側流路4と、これらの連通口3Aと、弁体5とを有するフッ素樹脂(PTFE等)製の弁箱1と、圧力(リリーフ圧)調節機構6と付勢手段7とを有するフッ素樹脂(PTFE等)製の蓋箱2とを螺着自在に組付けて構成されている。この圧力調整弁においては、連通口3Aを開閉するための弁体5の移動方向と供給側流路3の向きとが互いに同じ弁軸心Pに設定され、調節機構6と付勢手段7とがその弁軸心Pを中心とする状態に構成されている。そして、圧力調整弁Aは、供給側流路3の流体圧が所定値を上回ると付勢手段7による付勢力に抗して弁体5が開き移動されて連通口3Aが開き、供給側流路3の流体が排出側流路4に流れ込むとともに、供給側流路3の流体圧が所定値以下のときには、その流体圧よりも付勢手段3による付勢力が勝り、弁体5による連通口3Aの閉じ状態が維持されるリリーフ弁として機能する。
四角柱状の弁箱1には、図3〜図5に示すように、上面1Aに開口し、弁軸心Pを中心とする円柱状の弁室8と、この弁室8の下方に続く上下向きで弁軸心Pを中心とする管状の供給側流路3と、弁室8の周壁8aの下端部に開口する横向きで管状の排出側流路4とが形成されるとともに、上端部の外周には雄ネジ部9が形成されている。弁室8の底面8cは表面精度に優れる弁座として機能する部分であり、供給側流路3が弁座8cに開口する箇所が連通口3Aである。排出側流路4の管中心Xは弁中心Pに直交しており、それによって弁箱1における流体の通路としては、上下向きの供給側流路3に対して排出側流路4の向きが横向き(左右向き)となる略L字状の経路に形成されている。
弁箱1の上面1Aの中心側には、図5、図6に示すように、弁体5のフランジ部12と当接する面である高精度仕上げされたシール面1aが、その周りの部分よりも若干下がった面として形成されている。シール面1aの径方向で中間(中央)部分には、断面が楔形に盛り上がったリング状のシールリップ19が形成されている。弁室8の上端開口部の周縁8bは、傾斜面となるように面取り加工された形状となっており、連通口3Aも面取り加工された形状となっている。また、図1に示すように、弁箱1の正面には、開弁時にはにイン側の供給側流路3からアウト側の排出側流路4に向かう流れを示す矢印表示Bが設けられている。
弁箱1における各流路3,4の出口部分には、フッ素樹脂等の合成樹脂製の流体移送用チューブ41をシール状態で接続連結する管継手装置(管継手構造)Tを構成するための継手部Bが形成されている。参考に、これら公知構造の管継手装置T及び継手部Bの構造を、排出側流路4のもので説明する。
管継手装置Tは、図1〜5、及び図7に示すように、チューブ41の端部を受け入れる受口部58及びこの受口部58内に設けられた三箇所のシール面50〜52を有する給排ポート55と、チューブ41の端部に外嵌された状態で給排ポート55の受口部側端部に外嵌螺合自在なPFA等のフッ素樹脂製のユニオンナット56と、ユニオンナット56の給排ポート55への螺進による締付けによりチューブ41をこれの外側から押圧し、この押圧作用によってチューブ41の端部と給排ポート55のシール面50〜52とが密着することで形成される三箇所のシール部S1〜S3とから構成されている。継手部Bは、チューブ41を除いた部分、すなわち、給排ポート55、インナーリング65、ユニオンナット56から構成されている。
給排ポート55は弁箱1から突出形成された筒状の部分であり、チューブ41が内嵌される箇所である受口部58を内周に有する本体筒部57と、これの内径側において小突出する補助筒部59とから成る略二重筒に形成されている。そして、図7に示すように、給排ポート55の受口部58の内部には第1〜3のシール面50〜52が設けられる。第1のシール面50は、給排ポート55の受口部58の入口より内奥に位置する補助筒部59の先端面であって、給排ポート55の管中心Xに対して交差状、つまり管中心X方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面により構成される。第2のシール面51は、受口部58の入口に、管中心Xに対して交差状、つまり管中心X方向の外方に向けて漸次拡径するテーパ面により構成される。第3のシール面52は、本体筒部57と補助筒部59との間の溝部、すなわち、給排ポート55の受口部58の内奥において第1のシール面50よりも径方向外方に管中心Xと平行に形成された環状溝部53により構成される。給排ポート55の受口部58の外周には雄ねじ54が形成されている。
一方、チューブ41の先端部にはPFA等のフッ素樹脂製のインナーリング65が圧入されている。インナーリング65は、図7に示すように、チューブ41の端部に圧入されて該端部を断面山形状に拡径膨出させる断面算盤玉形状の圧入部66と、この圧入部66に連設されてチューブ41の端部に突出する突出部69とを有するスリーブ形状に形成されている。断面山形状の圧入部66はこれの一斜面部に外向きテーパ面68を、他斜面部に第2のシール面51との間でチューブ41の端部を傾斜状態に挟持して第2のシール部S2を形成する内向きテーパ面60をそれぞれ形成している。突出部69の先端には第1のシール面50に密着状に当接して第1のシール部S1を形成するテーパ面からなる突出端面62、および環状溝部53に嵌入して第3のシール部S3を形成する円筒部64を形成してなる。このインナーリング65の内径はチューブ41の内径と同一か略同一に設定して流体が滞留することなく、円滑に流動できるようにしてある。
図7に示すように、ユニオンナット56はこれの内周に給排ポート55の雄ねじ54に螺合される雌ねじ56aが形成され、かつ、一端部に環状鍔部61を内向きに張り出すとともに、その環状鍔部61の内周面の軸方向内端に鋭角または直角の押圧エッジ部63を設けてある。そして、インナーリング65が圧入されたチューブ41の端部を給排ポート55の受口部58に挿入し、チューブ41の端部の外周に予め遊嵌させてあるユニオンナット56の雌ねじ56aを給排ポート55の雄ねじ54に螺合させて締付ける。尚、給排ポート55の根元側部分には、ユニオンナット56の締込み限界を規定するべく四フッ化エチレン(エチレンテトラフルオロエチレン・ポリマー:ETFE)製のゲージリング49が外嵌装備されている。
この締付けに伴いユニオンナット56の押圧エッジ部63がチューブ41の拡径部67の拡径付け根部に当接してインナーリング65を軸方向から押圧する。これにより、図7に示すように、インナーリング65の突出端面62が給排ポート55の第1のシール面50に対し押付けられて第1のシール部S1を形成するとともに、インナーリング65の内向きテーパ面60と給排ポート55の第2のシール面51との間でチューブ41の端部を傾斜状態に挟持して第2のシール部S2を形成し、さらにインナーリング65の円筒部64が環状溝部53に圧入して第3のシール部S3を形成する。これら第1〜3のシール部S1〜S3により信頼性の高いシール機能を発揮する。
さて、弁体5は、図3,4,8,9に示すように、弁座8cに当接して連通口3Aの開閉が自在で、かつ、付勢手段7による付勢力が付与される弁部10と、この弁部10に下端が一体化され一端が気密状に固定され、かつ、弁箱1に上端が気密状に固定されるベローズ11とを有して構成されている。ベローズ11の上端は、蓋箱2と弁箱1との締め付けによってこれら両者1,2の上下間で挟持されるフランジ部12に形成されており、その結果、弁体5は、弁部10とベローズ11とフランジ部12とを有するフッ素樹脂(PTFE等)製で単一の部品であり、かつ、中心に押圧棒(後述)25bを嵌合するための円柱穴20が形成された筒状のものに形成されている。この弁体5の一体化構造により、例えば別体のものどうしを気密状に連結させる手段に比べて、ベローズ11を用いて弁室8を気密状に仕切る機能を、ほぼ完全な気密状で、かつ、耐久性を持って実現させることができている。
弁部10は、弁座8cに面当接するべく精度良く平面仕上げされた円形の底面10aを有した円筒状の部分であり、底面10aの下端の角部である周縁10fは面取り処理された傾斜面に形成されている。この面取り処理により、弁室8の周壁8aに開口する排出側流路4の開口縁4aが尖った角部(いわゆるピン角部)になっていても、その開口縁4aによって弁部10の先端縁が傷付けられたり削られたりする不都合が未然に防止される構造となっている。弁部10の高さは、開口縁4aの径よりも大きい値としてあり、弁体5の伸縮時(上下移動時)に、開口縁4aの上端部と弁部10とが接触する状態と離間する状態との条件変化が起きないようにしてあり、その開口縁4a上端部と弁部10との接離による引掛りが生じない構成とされている。
また、底面10aには、フッ素ゴム製のOリング13を植設するための周溝14が形成されており、この周溝14は、Oリング13の下方脱落を阻止すべく、下端出口の幅を狭めて奥拡がり状となる断面形状に形成されている。弁体10の底面10aと弁座8cとが面当接するとともに、これら両者の間にOリング13が介装されることにより、閉じ状態においては連通口3Aが完全にシールされるという優れた遮断性能を実現させている。尚、弁体5を、互いに別部品である弁体10とベローズ11とフランジ部12とから成り、ベローズ11の上端部をフランジ部12に気密状に連結し、かつ、ベローズ11の下端部を弁体10に気密状に連結させる構造でも良い。
ベローズ11は、図8、図9に示すように、上下複数段に配された上下の襞状部15,16と、これら襞状部15,16を交互に繋ぐ外周側の山折り部17と内周側の谷折り部18とから成る蛇腹状のものに形成されており、設計上は、全ての襞状部15,16が水平となる状態に、かつ、全ての山折り部17及び谷折り部18が垂直な周壁となる状態に設定されている。山折り部17の内周面17aは湾曲面に、かつ、外周面の上下の角部が斜めカットされた傾斜縁17bにそれぞれ形成されている。谷折り部18の外周面18bは湾曲面に、かつ、内周面の上下の角部が斜めカットされたような傾斜縁18aにそれぞれ形成されている。
フランジ部12は、山折り部17の外径と同寸法の外径を有する小径部12Aと、弁箱1と蓋箱2との上下間に挟持される外周フランジ12Bとから成り、小径部12Aの内周側端部分に、最上端の谷折り部18が連続する状態に形成されている。弁箱1上面のシール面(後述)1aに当接される外周フランジ12Bのリング状の底面12bは、高いシール性能を得るべく精度の良い仕上げ加工処理が施されている。尚、弁部10の外径も山折り部17の外径と同寸法に形成されている。
上記構造を有する弁体5は、その外径が弁室8の内径よりも少し小さい値の寸法に設定され、かつ、その内径、すなわち円柱穴20の径は、は押圧棒(後述)25bの外径よりも少し大きい値の寸法に設定されている。これにより、弁体5は、内外が押圧棒(後述)25bの外周部と弁室8の内周壁8aでガイドされており、ベローズ11が円滑に上下に伸縮できて、圧力調整弁Aとして弁の開閉に伴う弁体5の昇降移動がスムーズに行われるように構成されている。
次に、蓋箱2は、図1、図3、図4に示すように、円柱ブロック体であり、その内部の下部には、弁箱1の雄ネジ部9に螺合自在な雌ネジ部21が形成され、上下中間部には、付勢手段7を収容するためのシリンダ室22が形成され、上部には圧力調節機構6を支持するための雌ネジであるナット部23が形成されている。このナット部23は、付勢手段7の付勢力を受ける調圧ネジ(後述)27を強度十分に螺合すべく十分長いものにものに構成されている。また、蓋箱2には、これの外部と付勢手段7が収容される内部空間であるシリンダ室22とを連通させる空気孔30が形成されている。尚、空気孔30は、上部バネ受け(後述)24と調圧ネジ(後述)27と摘み(後述)29とを上下に貫通する孔(図示省略)として形成する手段でも良い。
付勢手段7は、図3、図4に示すように、シリンダ室22に摺動自在に内嵌合される上部及び下部のばね受け24,25と、これら上下のバネ受け24,25の上下間に介装されるばね鋼製のコイルバネ26とから構成されている。上部ばね受け24は断面形状が略下向きコ字状でステンレス製のものであり、下部バネ受け25は、断面形状が略上向きコ字状のバネ受け部25aと、円柱状で弁体5の円柱穴20に内嵌合される押圧棒(棒状部材の一例)25bとが一体形成されて成るステンレス製のものに構成されている。つまり、付勢手段7は、コイルバネ26の伸張方向への弾性復元力により、円柱穴13に挿入される押圧棒25bの先端が弁部10を押す構造のものとなっている。
圧力調節機構6は、図1、図3、図4に示すように、蓋箱2のナット部23に螺入される調圧ネジ27と、ロックナット28と、調圧ネジ27の上端部に一体回動状態で外嵌装備されるPP(ポリプロピレン)製の摘み29とから構成されており、調圧ネジ27の下端部には上部バネ受け24に当接する径の大きな当接座27aが形成されている。調圧ネジ27には、図2に示すように、当接座27aの下面に開口する操作穴27hが、弁軸心Pの両側に計二箇所形成されている。これらの操作穴27hは、調圧ネジ27をシリンダ室22からナット部23に螺着するときに、調圧ネジ27を回動操作するためのものであり、例えば、ラジオペンチの一対の工具先端部を操作穴27hに差し込んで簡単に回すことができる。操作穴27hに代わる別例としては、弁軸心P上にマイナス或いはプラス形状のドライバー差込穴を形成する手段が可能である。
フッ素樹脂(PTFE等)製の調圧ネジ27が蓋箱2に対する所定の位置に螺入されると、フッ素樹脂(PTFE等)製のロックナット28を回して調圧ネジ27固定する。上部バネ受け24の位置は、こらが当接する調圧ネジ27の位置によって決まる構造であるから、ロックナット28を緩めて調圧ネジ27の蓋箱2に対する位置を弁軸心P方向に調節することにより、弁部10が連通口3Aを押す力、すなわちリリーフ圧を調節設定することができる。
調圧ネジ27の上端には、摘み29を相対回動不能に嵌合する断面小判形の上端軸部27bが形成されており、それとほぼ同形状の挿入穴29aが摘み29に形成されている。上端軸部27bに挿入された摘み29は、これに横から螺入される止ネジ31の先端が上端軸部27bの横穴27cに挿入されることにより、上端軸部27bからの抜け止めがされる構造となっている。
次に、この圧力調整弁Aの持つ機能等について説明する。弁体5として、弁部10の往復移動に追従し、かつ、弁部10と弁箱1との間を密閉するための可動部分をベローズ11としたので、平面視方向での弁体5の大きさをコンパクトできるものとしながら、弁部10の動きが大きくても無理なく追従移動することができ、ダイヤフラム式のものに比べて、高圧にも耐える弁としながらコンパクト化が可能となる利点がある。この場合、ベローズ11の内外が、下部バネ受け25の押圧棒25aの外周部と弁室8の内周部とでガイドされる構成とされているので、開弁並びに閉弁動作の際におけるベローズ11の昇降移動が倒れや変形無く円滑に行われて、開閉動作が良好で応答性の良い圧力調整弁の実現に寄与している。
圧力調整弁Aを構成する部品は、上下のバネ受け24,25、コイルバネ26、摘み29以外は全てフッ素樹脂で形成されているので、耐薬品性に優れ、外部雰囲気による耐力があるとともに、高温、高圧にも耐えることができる。
この圧力調整弁Aでは、供給側流路3の流体圧が高まり、弁体5を押上げて弁が開き移動する際には、弁室8とシリンダ室22とを仕切る弁体5の上昇移動により、シリンダ室22が圧縮されることになる。この場合、シリンダ室22はほぼ密室状態となっているので、ベローズ11が収縮変形することによる弁体5の上昇によってシリンダ室22側の空間部分の容積が減少して圧縮されるので、その圧縮反力が弁体5にも作用し、弁体5の上昇移動が行われ難くなって応答性が悪化するとともに、流体圧変動によるハンチングが生じ易い状態になるといった不都合を招き易くなる。
しかしながら、本発明によれば、シリンダ室22と蓋箱2の外部とを連通する空気孔30を設けてあるので、弁体5で仕切られるシリンダ室22側の空間部分の空気が圧縮(或いは膨張)されることによる上記悪影響が生じないようになり、弁体5の迅速な上昇移動が行えて、開弁作動が瞬時に行われるといった具合に応答性に優れるとともに、弁体5のハンチングも起こり難くなる効果が得られる。なお、このような優れた効果を得るには、シリンダ室22側の空間部分の容積Ycc(ml)と空気孔30の径Dmmとの比率であるY:Dを、10:1〜5:1の範囲に設定するのが好ましい。
連通口3Aを開閉するための弁体5の移動方向と供給側流路3の向きとが互いに同じに設定され、この向きPに対して排出側流路4の向きXが直交する状態即ちL字型流路に構成されているので、圧上昇によって弁体5が上方移動して開弁されたときの流体の流れは上昇移動から横移動に90度方向が変わるだけで済み、圧力調整弁を通過する際の圧力損失を小さく抑えることができている。前述した特許文献1のものでは、供給側流路と排出側流路の向きが同じであり、開弁時の流体の流れとしては、横向き→上向き→横向き→下向き→横向きと、直角に曲がる経路が4回続いて延べ360度流れの向きが変わる構造であり、これに比べて本発明の圧力調整弁Aは明らかに有利である。
また、前述した特許文献1のものでは、流体通路部分の大型化を避けるために、弁体即ちダイヤフラムが当接する弁座の肉厚を薄くせざるを得ず、高圧には向かないといった強度的に不利な構造であるに対して、本発明の圧力調整弁Aでは弁座である弁室8の底面8cの肉厚、即ち弁箱1の下部肉厚を十分厚くして強度十分なものに設定でき、高圧、高温にも耐える有利なものにできている。また、面積の大なるダイヤフラム式のものでは振動し易い不利があるが、ベローズ式の弁体5では受圧面積が小さくできて振動し難い点で有利である。
蓋箱2を弁箱1に螺着して締付けた場合、これら両者2,1の上下間で挟持される外周フランジ12Bの底面12bに、図6に示すように、シール面1aに形成されたシールリップ19が刺さり込む(食い込む)ようになり、それによって強固なシール機能が発揮される。ただし、経時変化等によって外周フランジ12Bが劣化(弱化)してくると、このシールリップ19の刺さり込みによる優れたシール性能が落ちるおそれがあるので、部品としての大きさが小さく廉価な弁体5を取り換える消耗部品に設定することにより、大きさが大きくコスト高な弁箱1は、弁体5の数回分は使えるようになり、これによって、耐久性とコストメリットとの両立が図られている。
弁部10と弁座8cとが当接する弁シール構造として樹脂どうしの場合、前述の弁箱1と外周フランジ12Bとのシール構造のように、一方にシールリップを設けるのが一般的であるが、経時変化によりシール性能が落ち易い。そこで、弁部10と弁座8cとの間に弾性に富むOリング13を介装させることにより(図8参照)、上下方向(弁部10の移動方向)の作動に柔軟に対応できるとともに、シール性能が低下した際には、Oリング13の部品交換で簡単に改善することができる。
圧力制御弁の全体正面図 図1の底面図 圧力制御弁の構造を示す断面図 圧力制御弁の開弁状態を示す断面図 弁箱単品の断面図 図5のA部を示す拡大図 管継手構造を示す要部の拡大断面図 弁体単品の断面図 図8のA部を示す拡大図
符号の説明
1 弁箱
2 蓋箱
3 供給側流路
3A 連通口
4 排出側流路
5 弁体
7 付勢手段
8 凹入空間
8a 周壁
10 弁部
11 ベローズ
12 フランジ部
22 内部空間
25a 棒状部材
26 コイルバネ
30 空気孔
A 圧力調整弁

Claims (7)

  1. 供給側流路と排出側流路との連通口、及びこれを開閉する弁体を有する弁箱と、前記連通口が閉じ状態となるように前記弁体を付勢する付勢手段を有する蓋箱とが組付けられ、前記供給側流路の圧が所定値を上回ると前記付勢手段による付勢力に抗して前記弁体が開き移動されて前記連通口が開き、かつ、前記供給側流路の圧が所定値以下のときには前記連通口の閉じ状態が維持されるよう構成されている圧力調整弁であって、
    前記弁体は、前記連通口の開閉が自在で、かつ、前記付勢力が付与される弁部と、この弁部に一端が気密状に固定され、かつ、前記弁箱に他端が気密状に固定されるベローズとを有して構成されている圧力調整弁。
  2. 前記蓋箱には、これの外部と前記付勢手段が収容される内部空間とを連通させる空気孔が形成されている請求項1に記載の圧力調整弁。
  3. 前記連通口を開閉するための前記弁体の移動方向と前記供給側流路の向きとが互いに同じに設定され、この向きに対して前記排出側流路の向きが直交する状態に構成されている請求項1又は2に記載の圧力調整弁。
  4. 前記付勢手段が、棒状部材を介して前記弁部を弾性付勢するコイルバネであり、前記ベローズは、その内周部が前記棒状部材でガイドされ、かつ、その外周部が前記弁箱の弁体を収容するための凹入空間の周壁でガイドされる蛇腹筒状のものに形成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の圧力調整弁。
  5. 前記排出側流路が前記凹入空間の周壁に開口するように構成されるとともに、前記弁部の先端周縁が面取りされている請求項4に記載の圧力調整弁。
  6. 前記弁部と前記ベローズとが合成樹脂材によって一体形成されており、その蓋箱側端部は、前記弁箱と前記蓋箱との間で挟持されるフランジ部に形成されている請求項1〜5の何れか一項に記載の圧力調整弁。
  7. 前記合成樹脂材がフッ素樹脂である請求項6に記載の圧力調整弁。
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