JP2006083674A

JP2006083674A - 防犯ドア

Info

Publication number: JP2006083674A
Application number: JP2004300744A
Authority: JP
Inventors: Masaru Gankoji; 勝願興寺
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-09-14
Filing date: 2004-09-14
Publication date: 2006-03-30

Abstract

【課題】あらゆるドアの開閉を通じ発生する、居直り強盗・殺人等の人的被害を未然に防ぐ為に考案された防犯ドアを提供する。
【解決手段】ドア本体に荷物・印鑑・金銭各受渡しを目的とした独立開閉戸を設け、手動、遠隔操作により、外部との接触をさけ、荷受渡しができるように構成されたものである。
【選択図】図１

Description

本発明は、ドア本体に荷受渡し・印鑑受渡し・金銭受渡しを目的とした各個別開閉戸を設け、手動、遠隔操作による荷受渡しをすることで、外来者との接触を避け、突発的な犯罪を未然に防ぐよう考案された、防犯ドアに関するものである。

従来の防犯ドアには、荷物・印鑑・金銭各受渡戸を完全に分離し、一体機能化させたものはなく、しかも外来者の確認に際しても、識別小窓を開け確認するなど、防犯上不完全なものであった。

特開平０２−２５２８８２号公報（宅配物受取設備）特開平０４−２５８４８９号公報（ドア装着型荷物受箱）特開平０６−１０００７９号公報（配達物の受取り方法）特開平０８−１５１８７０号公報（ドア用防犯カメラ）特開平１０−２２７１８６号公報（玄関ドア）特開平１１−１７３０２９号公報（開閉可能な窓を持つ集合住宅用入口ドア）特開２０００−７９０５１号公報（玄関扉用の郵便物等の受入れボックスと玄関扉）実開昭６０−１０７２８９（防犯用ドアー）実開平０６− ８６９０（防犯扉）

その為、ドア開閉による居直り強盗、殺人等の犯罪が後を絶たず、社会問題となっていた。

以上に述べた通り、確認できる範囲において、従来の防犯ドアには、荷受渡・印鑑受渡・金銭受渡しの各戸が三位一体をなし、しかも、外来者との接触を避け、荷受渡し作業がシステム操作化されたものはなく、防犯上、不完全な物であった。

本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、荷物の受け渡しから着払いに至る全過程を、直接外来者と接することなく処理し、犯罪を未然に防ぐことを目的とするものである。

そして、本発明は、上記目的を達成するために、ドア本体に設置された荷受渡戸、印鑑受渡戸、金銭受渡戸を、その目的に応じ、手動・遠隔操作で個別に機能化させることにより、荷物の受け渡しから着払いに至る過程を、直接外来者と接することなく処理できるように構成されたものである。

また、更にテレビ電話や電話機器と一体化させることで、出先からの荷受渡しが可能な他、インターホーンを通じての外来者との直接会話等、あらゆる機能が駆逐でき、より高度な安全性が達成できるよう構成されたものである。

本発明によれば、ドア本体に三位一体となった荷物・印鑑・金銭各受渡戸を設け、外来者との接触を避け、手動・遠隔操作により、各目的に応じた戸を開閉することにより、あらゆる宅配物を着払いから荷受渡しまで処理することができるよう考案された物で、防犯上、従来にない安全性と確実性が求められるようになった。

本発明の防犯ドアは、図１に示されるように、ドア本体に１、荷受渡戸・２、印鑑受渡戸・３、金銭受渡戸をそれぞれ設け、図２に示される４のテレビ電話、５の電話機器を通じて必要に応じ各戸の開閉作業を行い、あらゆる荷受渡しを行うものである。

機能的には、図２に示される６のインターホーンを通じ外来者と、４のテレビ電話及び、５の電話機器を使用して会話、外来の目的を確認する。

荷物の受取りであれば、図２に示された４のテレビ電話及び、５の電話機器に、予めセットされた８の基盤スイッチを手動・遠隔操作のいずれかで行い、１の荷受渡戸を開閉して荷物を収納。又、受領印は、２の印鑑収納戸を開閉し処理する。

一方、着払いによる荷物の受取りは、図２に示された８の基盤スイッチで３の金銭・書類戸を開閉し、外来者にあらかじめ用意されたお金の中から必要額を渡し、同時に領収書を戸内に納めてもらうと共に、１の荷受渡戸を開閉させ荷物を収納する。

尚、封書類の書留、配達記録等の郵便物は、図１・図２に示された２の印鑑収納戸を開閉させ受領印を押し受取るが、その際の受取口は、１の荷受渡戸を利用するまでもなく、ドアに取り付けられた既存の郵便物受口を利用することもできる。

次に作動について説明する。図２に示された６のインターホーンに設けられた９の呼出しボタン、集合住宅にあっては集合呼出しボタンを押す。

呼出しボタンを押すと、図２に示された１２の回路で電流がテレビ電話及び電話機器に流れ、同時に、ドア本体に取り付けられた１０のカメラ付き覗き穴に映し出された外来者の映像が、１３の回路を通じモニターテレビに映し出される。

次に、図２に示された１４の回路を使用し、１１の受話器でインターホーンを通じ外来者と直接会話した後、１５の回路で目的に応じ各戸を開閉させ目的を達成する。

上述の発明は、各目的戸を必要に応じ操作することで、外来者との直接接触を避け、犯罪を未然に防ぐことを目的としており、広義には、ストーカー、空き巣対策等にも効果が期待できるなど、防犯分野における利用範囲、価値は高いと見られる。

本発明にかかわる荷受・印鑑・金銭各受渡戸の構成を示す見取図である。荷受、印鑑、金銭各受渡戸の開閉に関するシステム見取図である。荷受渡戸、開閉機器図。印鑑・金銭受渡戸、開閉機器図。荷受渡戸活用通風口図。

符号の説明

１荷受渡戸
２印鑑受渡戸
３金銭受渡戸
４テレビ電話
５電話機器
６インターホーン
７映像画面
８基盤スイッチ
９呼出しボタン
１０カメラ付覗き穴
１１受話器
１２呼出回線
１３映像回線
１４会話回線
１５開閉戸回線

Claims

荷受渡しの際、外来者との接触による犯罪を未然に防ぐ為、ドア本体に荷受渡・印鑑受渡・金銭受渡しを目的とした三位一体の各個別開閉戸を設け、手動・遠隔操作による荷受渡しを行い、より高度な安全性が達成できるよう考案された防犯ドアに関する物である。