JP2006081856A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイクル遊技が第1の継続状態で行われるチャンスを与えると共に、そのチャンスが何時到来するのかを遊技者に報知することにより、興趣の向上を図ることができる。
【解決手段】サイクル遊技が継続し難い中継続状態のサイクル遊技のうち、特定のサイクル遊技中に継続条件が成立した場合に、以降のサイクル遊技を高継続状態で行うように制御する。このとき、特定のサイクル遊技より数回前の中継続状態で行われるサイクル遊技の終了時から特定のサイクル遊技に達するまでのサイクル遊技の回数を報知することにより、遊技者に何れのサイクル遊技が特定のサイクル遊技であるかを認識させることができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、始動検知手段による遊技球の検知を契機に所定の条件が成立すると、前記開閉部材が開動作して入賞手段を開放する特別遊技が生起される遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機として、「羽根モノ」、「ヒコーキタイプ」とも言われるパチンコ遊技機が知られている。この種のパチンコ遊技機では、遊技球が始動入賞口に入賞すると、入賞装置の開閉羽根が開閉動作する補助遊技が生起されるようになっている。補助遊技は、例えば、開閉羽根を1回又は2回、開閉動作させる態様のことであり、該開閉羽根の開動作により入賞装置に遊技球が流入可能となる。前記補助遊技中に、遊技球が入賞装置に流入し、該遊技球が入賞装置内の特別入賞口(V入賞口)に入賞すると、多数の遊技球(賞球)を獲得できるチャンスとなる特別遊技が生起されるようになっている。特別遊技では、所定回数(例えば18回)だけ開閉羽根が開閉動作するまで、又は所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞装置に流入するまでを1サイクルとするサイクル遊技が行われるようになっている。前記サイクル遊技中に、所定の継続条件が成立する(即ち、特別入賞口に遊技球が入賞する)と、予め定めた最高継続回数(例えば15回)の範囲内でサイクル遊技が継続して行われるようになっている。そして、サイクル遊技が継続すればするほど入賞装置に遊技球を流入させ得る機会が増えるので、獲得できる遊技球(賞球)の個数も多くなる。
また、従来のパチンコ遊技機では、入賞装置内に停留装置を設け、当該停留装置によって停留された遊技球を特別入賞口に誘導し、継続条件を成立し易くしている。ところが、サイクル遊技毎に停留装置を作動させて当該停留装置で遊技球を停留させると、サイクル遊技を最高継続回数に達するまで容易に継続させることができてしまうため、遊技にスリルがないという問題が生じる。そこで、このような問題を解決する手段として、特許文献1に記載された発明が提案されている。特許文献1では、継続条件が成立し易い継続状態(第1の継続状態)で行われるサイクル遊技と、継続条件が成立し難い継続状態(第2の継続状態)で行われるサイクル遊技の2種類を設けている。そして、この2種類のサイクル遊技を好適に出現させることにより、サイクル遊技が最高継続回数に達するまで継続するかどうか分からないようにしている。より詳しくは、所定回数目(例えば8回目)のサイクル遊技において停留装置を作動させずにサイクル遊技を行い、当該サイクル遊技中に継続条件が成立した場合には次回以降(例えば9回目以降)のサイクル遊技において再び停留装置を作動させるように構成している。前記停留装置が作動してサイクル遊技が行われると、停留装置が作動せずにサイクル遊技が行われる場合に比してサイクル遊技を容易に継続させることができ、多数の賞球を獲得できる可能性が高くなる。なお、前記所定回数目のサイクル遊技中に継続条件が成立しなかった場合には、特別遊技が終了するようになっている。この構成によれば、遊技者は、前記所定回数目のサイクル遊技において継続条件が成立するか否か緊張感を持って遊技を行い、スリルを味わうことができる。
特開平11−123265号公報(請求項1,2、段落番号[0029]〜[0031])
ところで、特許文献1では、特別遊技を構成する複数回(最高継続回数に相当する回数)のサイクル遊技のうち、予め定めた回数目のサイクル遊技において停留装置を作動させない構成となっている。この特許文献1では、複数回のサイクル遊技のうち、何れか1回のサイクル遊技を停留装置が作動しないサイクル遊技と定めているので、継続条件が成立するためには遊技者の技量というよりも遊技者の運が強く、自身の技量によってサイクル遊技を継続させたという満足感を与え難い。なお、特許文献1では、停留装置が作動しないサイクル遊技を複数回設けることも可能とされているが、該サイクル遊技を断続的に出現させた場合、遊技者は、その出現したサイクル遊技を継続させたか否かという認識しか得られず、前述同様に1回のサイクル遊技を継続させたという感覚を抱くと考えられる。そこで、遊技者の興趣をさらに向上させるために、停留装置が作動しないサイクル遊技を連続的に複数回出現させることが考えられる。この構成によれば、停留装置が作動しないサイクル遊技が複数回連続するので、継続条件を成立させた回数が多くなればなる程、運のみではなく、自身の技量が優れているのではないかという感覚も得られる。しかしながら、前述した構成の場合には、技量が優れているという感覚を得られる一方で、停留装置が作動しないサイクル遊技の回数が多くなるに連れて、この状態が何時終わるのかという疑義を感じさせる虞もあるので、このような疑義を解消し得る手段を付加しておくことがさらなる興趣の向上を図る上で好ましい。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、サイクル遊技が第2の継続状態から第1の継続状態で行われるチャンスを与えると共に、そのチャンスが何時到来するのかを遊技者に報知することにより、興趣の向上を図ることができる遊技機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、開閉動作を行う開閉部材を有する入賞手段を備え、始動検知手段による遊技球の検知を契機に所定の条件が成立すると、前記開閉部材が開動作して前記入賞手段を開放する特別遊技が生起され、前記特別遊技は、複数回のサイクル遊技からなり、当該サイクル遊技中に前記入賞手段に流入した遊技球が特別検知手段で検知された場合には新たなサイクル遊技が継続して行われ、前記遊技球が特別検知手段で検知されなかった場合には前記特別遊技を終了するように構成された遊技機において、前記サイクル遊技を、当該サイクル遊技が継続し易い第1の継続状態、及び当該第1の継続状態よりもサイクル遊技が継続し難い第2の継続状態を含む複数の継続状態のうち何れかの継続状態で行うように制御し、前記第2の継続状態で行われるサイクル遊技が規定回数継続した場合に、当該規定回数目のサイクル遊技の終了後に行われる次のサイクル遊技を前記第1の継続状態で行うように制御する制御手段と、前記規定回数目のサイクル遊技に達するまでの前記サイクル遊技の回数を報知する報知手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記報知手段は、前記第2の継続状態で行われるサイクル遊技中に前記特別検知手段で遊技球が検知されたことを契機に、前記サイクル遊技の回数を報知することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、前記報知手段は、前記第2の継続状態で行われる少なくとも最初のサイクル遊技中に前記特別検知手段で遊技球が検知されたことを契機に、前記サイクル遊技の回数を報知することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機において、前記特別遊技が生起されたことを契機に、前記複数回のサイクル遊技の中から前記規定回数目のサイクル遊技を決定すると共に、前記報知手段に報知させる前記サイクル遊技の回数を決定する決定手段をさらに備えたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機において、前記特別遊技では、予め定められた最高継続回数の範囲内で前記サイクル遊技が継続して行われるようになっており、前記制御手段は、前記規定回数目のサイクル遊技中に前記特別検知手段で遊技球が検知された場合には、当該サイクル遊技の終了後、前記最高継続回数に達するまでの全てのサイクル遊技を前記第1の継続状態で行うように制御することを要旨とする。
本発明によれば、サイクル遊技が第2の継続状態から第1の継続状態で行われるチャンスを与えると共に、そのチャンスが何時到来するのかを遊技者に報知することにより、興趣の向上を図ることができる。
以下、本発明を遊技機の一種であるパチンコ遊技機として、「羽根モノ」,「ヒコーキタイプ」とも言われるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と示す)に具体化した一実施形態を図1〜図9に基づき説明する。この種のパチンコ機は、遊技球が始動入賞口へ入賞すると、入賞装置の開閉羽根(開閉翼)が開動作する補助遊技が生起され、当該補助遊技中に入賞装置に流入した遊技球が特別入賞口へ入賞すると特別遊技が生起される。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく発光演出を行う装飾ランプ16が配設されている。外枠11の下部(パチンコ機10の下部)には、各種音声(効果音)を出力し、音声出力に基づく音声演出を行うスピーカ17が配設されている。中枠12の下部には、下球皿18及び発射装置19が装着されている。
また、遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、入賞手段としての入賞装置20が配設されている。また、入賞装置20の下方には、始動入賞口21,22,23が配設されている。前記各始動入賞口21〜23の奥方には、入賞した遊技球を検知する始動入賞口スイッチSW1,SW2,SW3(図5に示す)が設けられている。そして、前記各始動入賞口21〜23に配設された始動入賞口スイッチSW1〜SW3は、入賞した遊技球の検知を契機に入賞装置20を開放する前記補助遊技の始動条件を付与し得る。本実施形態では、始動入賞口スイッチSW1〜SW3によって夫々始動検知手段を構成している。なお、各始動入賞口21〜23に入賞した遊技球は、必ず夫々の始動入賞口スイッチSW1〜SW3によって検知されるため、遊技球が始動入賞口21〜23に入賞することは、始動入賞口スイッチSW1〜SW3で検知されることでもある。
次に、入賞装置20の構成について図2〜図4に基づき詳しく説明する。
前記入賞装置20は、当該入賞装置20を遊技盤13に取り付けるための取付基板24を備えている。取付基板24には、入賞装置20の入賞空間25を形成する筐体26及び上部飾り26aが取着されている。筐体26には、上球受板27、中球受板28及び下球受板29が設けられている。また、筐体26には、入賞装置20内に配設された各種の可動装置(可動部材)の駆動源となる各種のアクチュエータ(ソレノイドSL1,SL2,SL3、モータMT1,MT2)が装着されている。
上球受板27の左右両側には、左右一対の開閉羽根(開閉部材)30,31が取り付けられている。また、開閉羽根30,31の上方には、上部飾り26aが取付基板24に設けられている。そして、入賞装置20は、通常、上部飾り26aと閉状態(図2に二点鎖線で示す)になっている開閉羽根30,31とにより閉鎖されている。開閉羽根30,31にはソレノイドSL1,SL2(図3、図5に示す)が連結されており、開閉羽根30,31はソレノイドSL1,SL2の励磁及び消磁によって開閉動作(開動作と閉動作)するようになっている。開閉羽根30,31の開動作は、閉状態(図2に二点鎖線で示す)から開状態(図2に実線で示す)を取り得る動作であり、開閉羽根30,31の開動作によって入賞装置20が開放されると、遊技盤13に発射された遊技球Bが入賞装置20に流入可能な状態となる。一方、開閉羽根30,31の閉動作は、開状態から閉状態を取り得る動作であり、開閉羽根30,31の閉動作によって入賞装置20が閉鎖されるようになっている。従って、開閉羽根30,31は、閉状態→開状態→閉状態を取り得るように動作すると、1回の開閉動作を行ったことになる。また、上球受板27には、入賞装置20に流入した遊技球Bを検知するカウントスイッチ(検知手段)SW4,SW5が設けられている。このカウントスイッチSW4,SW5の検知に基づいて、入賞装置20に流入した遊技球Bの個数が計数されると共に、所定個数(例えば15個)の賞球(遊技球)が払い出されるようになっている。また、上球受板27の上方には、所定の表示演出を行う表示装置32が設けられている。
また、中球受板28は、カウントスイッチSW4,SW5で通過検知されて落下した遊技球Bを受け入れ、当該遊技球Bを入賞装置20の後方に向かって案内するようになっている。そして、中球受板28の後方であって、左右両側には、前記中球受板28で案内された遊技球Bを受け入れ、当該遊技球Bを入賞装置20の後方に向かってさらに案内する球通路33,34が設けられている(図3)。また、筐体26の後側には、球通路33,34で案内された遊技球Bを受け入れ、当該遊技球Bを下球受板29の中央に向かって案内する球通路35,36が設けられている(図3、図4)。
また、中球受板28の後方であって、球通路33,34の間には、左右一対の翼部材37,38を有するキャラクタ体39が設けられている。翼部材37,38にはソレノイドSL3(図3、図5)が連結されており、翼部材37,38はソレノイドSL3の励磁及び消磁によって開閉動作(開動作と閉動作)するようになっている。翼部材37,38の開動作は、閉状態(図3(b))から開状態(図3(a))を取り得る動作であり、この動作によって翼部材37,38が広げられるようになっている。翼部材37,38が広げられると、翼部材37は中球受板28の後側であって球通路33の右側に位置すると共に翼部材38は中球受板28の後側であって球通路34の左側に位置し、中球受板28を後方に向かって直線的に転動する遊技球Bを球通路33,34側に導くようになっている。即ち、翼部材37,38は、壁の役割を果たし、当該翼部材37,38によって転動方向が変化した遊技球Bが球通路33,34側へ導かれるようになっている。一方、翼部材37,38の閉動作は、開状態から閉状態を取り得る動作であり、この動作によって翼部材37,38が閉じられるようになっている。翼部材37,38が閉じられると、中球受板28を後方に向かって直線的に転動した遊技球Bの転動方向が変化することなく、遊技球Bは中球受板28の後方から下球受板29に向かって落下するようになっている。以下、遊技球Bを中球受板28→球通路33,34→球通路35,36の順に案内する経路を第1経路(図3(a))と示し、遊技球Bが中球受板28から直接下球受板29に落下する経路を第2経路(図3(b))と示す。そして、キャラクタ体39は、翼部材37,38の動作によって、中球受板28で案内された遊技球Bを第1経路及び第2経路の何れかの経路に振分ける振分部材として機能する。
また、下球受板29は、前記第1経路又は第2経路で案内された遊技球Bを受け入れ、当該遊技球Bを入賞装置20の前方に向かって案内するようになっている。下球受板29の前方には、特別入賞口(V入賞口)40と、当該特別入賞口40の両隣に普通入賞口41が設けられている。特別入賞口40は、入賞した遊技球Bを入賞装置20の後方に案内し得るように通路状をなす揺動部材40aの前側に設けられている。そして、揺動部材40aの奥方には、入賞した遊技球を検知する特別入賞口スイッチSW6が設けられている(図5)。また、揺動部材40aにはモータMT1(図5)が連結されており、当該モータMT1の回転によって、揺動部材40aが左右方向に揺動動作することで、当該動作に連動して特別入賞口40も左右方向に揺動動作するようになっている。本実施形態では、特別入賞口スイッチSW6によって特別検知手段を構成している。なお、特別入賞口40に入賞した遊技球は、必ず特別入賞口スイッチSW6によって検知されるため、遊技球が特別入賞口40に入賞することは、特別入賞口スイッチSW6で検知されることでもある。
また、下球受板29の後側中央には、球通路35,36で案内された遊技球Bを受け入れ可能な凹溝42が設けられている(図4)。また、下球受板29には、凹溝42から受け入れた遊技球Bを入賞装置20の前方(特別入賞口40)に向かって案内し得るよう前後方向に延在する案内部材43が設けられている。案内部材43は、下球受板29の中央に形成された収納溝44内に配置されている。そして、案内部材43にはモータMT2(図5)が連結されており、当該モータMT2の回転によって、案内部材43は案内方向上流側(凹溝42側)を基点として上下動作(上動作と下動作)するようになっている。案内部材43が上動作すると(図4(a))、当該案内部材43は後傾状態を取り得るように収納溝44の上端部よりも上方に配置され、遊技球Bが前方に向かって転動し難くなるようになっている。一方、案内部材43が下動作すると(図4(b))、当該案内部材43は前傾状態を取り得るように収納溝44の底部側に配置され、遊技球Bが前方に向かって転動し易くなるようになっている。
また、凹溝42と案内部材43との間には、凹溝42に入り込んだ遊技球Bを当該凹溝42で停留させるための停留部材45が出没可能に設けられている。停留部材45は突起状に形成されている。停留部材45にはモータMT2(図5に示す)が連結されており、当該モータMT2の回転によって、停留部材45は出没動作(出動作と没動作)するようになっている。停留部材45が出動作すると、凹溝42に入り込んだ遊技球Bの転動が規制され、凹溝42内で停留されるようになっている。なお、凹溝42は、1個の遊技球Bを停留できるように形成されている。一方、停留部材45が没動作すると、凹溝42に入り込んだ遊技球Bは、凹溝42内で停留されることなく、案内部材43側へ転動するようになっている。そのため、案内部材43が下動作(前傾状態)し、当該案内部材43と特別入賞口40(揺動部材40a)が直線状に配列されている場合(例えば図4(b)の状態)には、案内部材43で案内された遊技球Bが特別入賞口40へ入賞し易くなっている。以下、案内部材43に対して特別入賞口40(揺動部材40a)が直線状に配列される場合の特別入賞口40の位置を「基準位置」と示す。
このように構成されたパチンコ機10では、始動入賞口21〜23への遊技球の入賞を契機に、開閉羽根30,31が所定の回数だけ開閉動作し、入賞装置20を開放する補助遊技が生起されるようになっている。補助遊技では、入賞装置20を開放し、当該入賞装置20に遊技球Bが流入可能なようにして特別遊技(大当り)を生起させるチャンスを遊技者に付与するようになっている。本実施形態では、始動入賞口21,22に遊技球Bが入賞すると、開閉羽根30,31が第1の開パターンに基づいて、1回の開閉動作を行うようになっている。また、始動入賞口23に遊技球Bが入賞すると、開閉羽根30,31が前記第1の開パターンよりも有利な第2の開パターンに基づいて、間欠的に2回の開閉動作を行うようになっている。
そして、補助遊技中に入賞装置20に流入した遊技球Bが入賞すると、特別遊技(大当り)が生起されるようになっている。特別遊技は、所定回数のサイクル遊技(ラウンド遊技)からなり、多数の賞球を獲得できるチャンスを遊技者に付与するようになっている。本実施形態では、15回(最高継続回数)のサイクル遊技から特別遊技が構成されている。サイクル遊技が開始されると、第1,第2の開パターンよりも有利な第3の開パターンに基づいて、所定の回数だけ開閉羽根30,31が開閉動作するまでの間、又は所定個数の遊技球Bが入賞装置20に流入するまでの間、開閉羽根30,31が繰り返し開閉動作するようになっている。本実施形態では、前記所定の回数として18回が設定されており、前記所定個数として10個が設定されている。以下、サイクル遊技において開閉羽根30,31が繰り返しの開閉動作を終了する前述の2つの条件を「サイクル条件」と示す。また、サイクル条件が成立してからの所定時間を有効時間とし、サイクル遊技が開始されてから有効時間が経過するまでを1サイクルとしている。そして、サイクル遊技中に遊技球Bが特別入賞口40に入賞する(特別入賞口スイッチSW6で検知される)ことにより継続条件が成立すると、次のサイクル遊技が継続して行われるようになっている。即ち、特別遊技では、サイクル遊技中に継続条件が成立する毎に、予め定めた最高継続回数(15回)の範囲内でサイクル遊技が継続し、繰り返し行われるようになっている。なお、サイクル遊技中に前記継続条件が成立しなかった場合には、次のサイクル遊技が開始することなく特別遊技が終了する。また、サイクル遊技中に前記継続条件が成立した場合には、当該サイクル遊技が終了し、次のサイクル遊技が行われるようになっている。従って、特別遊技では、継続して行われるサイクル遊技の回数が多くなる程、遊技者は、多数の賞球を獲得できるチャンスを得ることができる。
サイクル遊技は、高継続状態(第1の継続状態)、中継続状態(第2の継続状態)、低継続状態のうちいずれかの継続状態で行われるようになっている。本実施形態では、初回(1回目)のサイクル遊技から最終回(15回目)のサイクル遊技に達するまでのサイクル遊技(14回目)を、高継続状態又は中継続状態のいずれかの継続状態で行うようになっている。また、本実施形態では、最終回(15回目)のサイクル遊技を、低継続状態で行うようになっている。
高継続状態のサイクル遊技では、サイクル遊技が継続し易くなるように(継続条件が成立し易くなるように)、入賞装置20に設けられた各種の可動装置(キャラクタ体39の翼部材37,38、特別入賞口40(揺動部材40a)、案内部材43及び停留部材45)を動作させるようになっている。より詳しくは、高継続状態のサイクル遊技では、入賞装置20に流入した遊技球Bを前記第1経路に振分けるようにキャラクタ体39の翼部材37,38を開動作させて、当該翼部材37,38を広げた状態に維持する(図3(a))。また、停留部材45を出動作させて前記第1経路で案内された遊技球Bを凹溝42で停留させると共に、案内部材43を上動作させ、さらに、特別入賞口40(揺動部材40a)を基準位置に停止させる(図4(a))。そして、前記サイクル条件が成立すると、停留部材45を没動作させると共に、案内部材43を下動作させ、凹溝42で停留されていた遊技球Bを特別入賞口40に案内する。このように高継続状態のサイクル遊技では、遊技球Bを停留し、当該遊技球Bを案内部材43で特別入賞口40へ案内することから、高い割合(本実施形態では、ほぼ100%)で継続条件を成立させることができるようになっている。なお、高継続状態のサイクル遊技では、遊技球Bが停留されると、以降に第1経路で案内された遊技球Bの転動方向は停留中の遊技球Bに衝突して変化し、下球受板29によって普通入賞口41へ案内される。
中継続状態のサイクル遊技では、サイクル遊技が高継続状態よりも継続し難くなるように(継続条件が成立し難くなるように)、前記各種の可動装置(キャラクタ体39の翼部材37,38、特別入賞口40(揺動部材40a)、案内部材43及び停留部材45)を動作させるようになっている。より詳しくは、中継続状態のサイクル遊技では、入賞装置20に流入した遊技球Bを第1経路又は第2経路の何れかに振分けるようにキャラクタ体39の翼部材37,38を繰り返し開閉動作させる。また、停留部材45を没動作させると共に、案内部材43を繰り返し上下動作させ、さらに、特別入賞口40(揺動部材40a)を繰り返し揺動動作させる。中継続状態のサイクル遊技では、前述のように可動装置を動作させることにより、第1,第2経路で夫々案内された遊技球Bは、特別入賞口40(揺動部材40a)の揺動動作と案内部材43の上下動作のタイミングに応じて特別入賞口40又は普通入賞口41に入賞する。このように中継続状態のサイクル遊技では、特別入賞口40へ入賞し難く、普通入賞口41へ入賞し易くなるように可動装置が動作することから、高継続状態のサイクル遊技に比して継続条件が成立する割合(本実施形態では、50〜60%程度)が低くなっている。
低継続状態のサイクル遊技では、中継続状態のサイクル遊技と同様に前記各種の可動装置(キャラクタ体39の翼部材37,38、特別入賞口40(揺動部材40a)、案内部材43及び停留部材45)を動作させるようになっている。そして、低継続状態のサイクル遊技では、最終回のサイクル遊技であることから、当該サイクル遊技中に特別入賞口40に遊技球Bが入賞しても、当該入賞に基づいて次のサイクル遊技を継続させない(遊技球Bの入賞を無効にする)ように制御されている。
また、表示装置32では、様々な表示演出が行われるようになっている。具体的には、前記補助遊技中に特別入賞口40へ遊技球が入賞し、特別遊技が生起されると、サイクル遊技が始まるよりも前(特別遊技が生起された時点)に、オープニング演出が行われるようになっている。オープニング演出では、中継続状態のサイクル遊技が開始する回数を示す識別情報を表示装置32に導出(表示)することにより、何回目のサイクル遊技から中継続状態のサイクル遊技が行われるかを報知する抽選演出が行われるようになっている。本実施形態では、3種類の識別情報[1][5][V]の中から、1の識別情報を導出する抽選演出が行われるようになっている。識別情報[1]は、1回目のサイクル遊技から中継続状態のサイクル遊技が行われることを示している。識別情報[5]は、1回目〜4回目のサイクル遊技が高継続状態で行われ、5回目のサイクル遊技から中継続状態のサイクル遊技が行われることを示している。識別情報[V]は、1回目〜14回目のサイクル遊技が高継続状態で行われ、中継続状態のサイクル遊技が行われないことを示している。
また、各サイクル遊技中には、サイクル演出が行われるようになっている。サイクル演出では、現在のサイクル遊技の回数(何回目のサイクル遊技か)を表示装置32に表示することにより、何回目のサイクル遊技かを報知する演出が行われるようになっている。また、サイクル遊技の終了後、次のサイクル遊技が開始するまでの間(サイクル遊技間)には、インターバル演出が行われるようになっている。インターバル演出では、抽選演出(及び後述する昇格演出)の結果を表示装置32に表示して報知する演出が行われるようになっている。また、各サイクル遊技の終了時(サイクル条件の成立時)には、エンディング演出が行われるようになっている。
また、本実施形態のパチンコ機10は、中継続状態で行われる特定のサイクル遊技中に前記継続条件(特別入賞口40に入賞すること)が成立したことを契機に、当該サイクル遊技の終了後に行われる以降のサイクル遊技を高継続状態で行うように構成されている。そして、本実施形態のパチンコ機10では、中継続状態で行われるサイクル遊技のうち、何れのサイクル遊技が特定のサイクル遊技であるか、即ち、何れのサイクル遊技で継続条件を成立させれば、以降のサイクル遊技が高継続状態で行われるのかを遊技者に報知する報知演出が実行されるようになっている。本実施形態では、2種類の報知演出(以下、「第1の報知演出」及び「第2の報知演出」と示す)が実行可能とされている。特定のサイクル遊技は、サイクル遊技の継続状態を中継続状態から高継続状態に昇格させる条件を付与するサイクル遊技となる。
第1の報知演出では、特定のサイクル遊技の開始時に当該サイクル遊技が特定のサイクル遊技であることが報知されるようになっている。第1の報知演出は、報知手段となるスピーカ17から「チャンスラウンド」という音声を出力して行われる。
第2の報知演出では、特定のサイクル遊技よりも数回(複数回)前のサイクル遊技終了時から各サイクル遊技において継続条件が成立する毎に、特定のサイクル遊技に達するまでに継続すべきサイクル遊技の回数が報知されるようになっている。第2の報知演出は、報知手段となる表示装置32に前記継続すべきサイクル遊技の回数を段階的に表示して実行される。本実施形態では、特定のサイクル遊技よりも4回前のサイクル遊技から第2の報知演出が実行されるようになっている。より詳しく言えば、第2の報知演出は、4回前のサイクル遊技終了時から各サイクル遊技において継続条件が成立する毎に表示装置32に「−4」「−3」「−2」「−1」を順次表示し、特定のサイクル遊技に達するまでのサイクル遊技の回数(4回)をカウントダウンする態様で実行される。第2の報知演出では、表示装置32に表示された前記回数から何れのサイクル遊技が特定のサイクル遊技であるかを認識できる。例えば、「−4」の表示では、その表示(報知)がなされてから4回目のサイクル遊技が特定のサイクル遊技となり、「−1」の表示では、その表示(報知)がなされた次のサイクル遊技が特定のサイクル遊技となる。なお、本実施形態において、第2の報知演出は、サイクル遊技にて継続条件が成立し、次のサイクル遊技が開始されるまでのインターバル演出中に実行される。
そして、特定のサイクル遊技中に前記継続条件が成立した場合には、次のサイクル遊技が開始されるまでのインターバル演出にて以降のサイクル遊技が高継続状態で行われることを報知する昇格演出が実行される。この昇格演出では、オープニング演出時の抽選演出で導出された識別情報([1]又は[5])に代えて識別情報[V]が導出される。昇格演出は、表示装置32で実行される。
以下、本実施形態のパチンコ機10の制御構成を図5〜図7に基づき詳しく説明する。
パチンコ機10の機裏側には、遊技機全体を制御する主制御基板50が装着されている。主制御基板50は、遊技機全体を制御するための各種処理を実行し、該処理結果に応じて各種の制御コマンドを所定の制御信号として出力する。また、機裏側には、表示装置32、装飾ランプ16及びスピーカ17を制御する演出制御基板51が装着されている。演出制御基板51は、主制御基板50が出力した各種の制御信号を入力し、該制御信号に基づいて所定の制御(表示演出、発光演出、音声演出の各制御)を実行する。
以下、主制御基板50と演出制御基板51の構成及び処理を説明する。
主制御基板50は、メインCPU50aを備えており、該メインCPU50aにはROM50b及びRAM50cが接続されている。ROM50bには、パチンコ機10を制御するための制御プログラムや、複数種類(本実施形態では6種類)の遊技パターンY1,Y2,Y3,Y4,Y5,Y6(図6及び図7参照)が記憶されている。各遊技パターンY1〜Y6には、各1種類の継続パターンと、各1種類のインターバル演出パターンと、各1種類の第1の報知演出パターンと、各1種類の第2の報知演出パターンとが対応付けられている(図6及び図7参照)。また、遊技パターンY1〜Y6には、抽選演出にて導出する識別情報の種類が示されている。例えば、遊技パターンY1,Y2,Y3には、抽選結果の導出結果として識別情報「1」が示されている。また、遊技パターンY4,Y5には識別情報「5」が示され、遊技パターンY6には識別情報「V」が示されている。継続パターンは、1回目〜15回目の各サイクル遊技の継続状態を定めたパターンであり、インターバル演出パターンは、ラウンド演出間のインターバル演出の演出内容を定めたパターンである。また、第1の報知演出パターンは、第1の報知演出の演出内容(実行タイミングを含む)を定めたパターンであり、第2の報知演出パターンは、第2の報知演出の演出内容(実行タイミングを含む)を定めたパターンである。本実施形態では、6種類のインターバル演出パターンIN1,IN2,IN3,IN4,IN5,IN6と、6種類の第1の報知演出パターンRH1,RH2,RH3,RH4,RH5,RH6と、6種類の第2の報知演出パターンKH1,KH2,KH3,KH4,KH5,KH6とがROM50bに記憶されている。本実施形態では、ROM50bが遊技パターンを記憶するパターン記憶手段となる。
また、主制御基板50(メインCPU50a)には、前記各スイッチSW1〜SW6、各ソレノイドSL1〜SL3、及び各モータMT1,MT2が接続されている。そして、メインCPU50aは、前記各スイッチSW1〜SW6からの検知信号を入力し、補助遊技及び特別遊技(各サイクル遊技)を制御する。また、メインCPU50aは、前記補助遊技中及び特別遊技中に、開閉羽根30,31、キャラクタ体39の翼部材37,38、特別入賞口40(揺動部材40a)、案内部材43、及び停留部材45が所定の動作状態を取り得るように前記各ソレノイドSL1〜SL3及び各モータMT1,MT2を制御する。
また、演出制御基板51は、サブCPU51aを備えており、該サブCPU51aにはROM51b及びRAM51cが接続されている。ROM51bには、主制御基板50のROM50bに記憶されている遊技パターンY1〜Y6と同様の遊技パターンY1〜Y6、及び前記各演出パターンに基づく演出(インターバル演出、第1の報知演出、第2の報知演出など)を実行させるための制御データが記憶されている。また、RAM51cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報が記憶(設定)されるようになっている。
以下、主制御基板50のROM50bに記憶された遊技パターンY1〜Y6について図6及び図7に基づき詳しく説明する。各遊技パターンY1〜Y6に対応付けられた継続パターンP1〜P6、インターバル演出パターンIN1〜IN6、第1の報知演出パターンRH1〜RH6及び第2の報知演出パターンKH1〜KH6の各内容は、各サイクル遊技で継続条件が成立し、15回目のサイクル遊技まで行われることを前提に定められている。なお、1回目〜14回目のサイクル遊技において継続条件が成立しなかった場合には、遊技パターンY1〜Y6に対応付けられた前記各パターンの内容に関係なく、継続条件が成立しなかったサイクル遊技の終了を以って特別遊技が終了する。
最初に遊技パターンY1について説明する。遊技パターンY1には、図6(a)に示すように、継続パターンP1と、インターバル演出パターンIN1と、第1の報知演出パターンRH1と、第2の報知演出パターンKH1とが対応付けられている。
継続パターンP1は、1回目〜9回目のサイクル遊技を中継続状態で、10回目〜14回目のサイクル遊技を高継続状態で、15回目のサイクル遊技を低継続状態で行うパターンとされている。図6及び図7において、「高」は高継続状態を、「中」は中継続状態を、「低」は低継続状態を示している。インターバル演出パターンIN1は、1回目〜8回目と10回目〜14回目の各サイクル遊技終了後に通常演出を行い、9回目のサイクル遊技終了後に昇格演出を行うパターンとされている。図6及び図7において、「通常」は通常演出を、「昇格」は昇格演出を示している。インターバル演出が通常演出となる場合には、抽選演出又は昇格演出のうち、直前に行われた演出によって導出された識別情報([1][5][V]の何れか)が表示装置32に表示される。一方で、インターバル演出が昇格演出となる場合には、その昇格演出の結果として識別情報[V]が導出される。なお、インターバル演出パターンIN1では、1回目〜8回目の各サイクル遊技終了後に行われる通常演出において抽選演出の導出結果(識別情報[1])が表示され、10回目〜14回目の各サイクル遊技終了後に行われる通常演出において昇格演出の導出結果(識別情報[V])が表示される。
第1の報知演出パターンRH1は、1回目〜8回目と10回目〜15回目の各サイクル遊技の開始直後には第1の報知演出を行わず、9回目のサイクル遊技の開始直後に第1の報知演出を行うパターンとされている。図6及び図7において、「無」は第1の報知演出を行わないことを示し、「報知」は第1の報知演出を行うことを示している。第2の報知演出パターンKH1は、1回目〜14回目の各サイクル遊技終了後のインターバル演出にて第2の報知演出を行わないパターンとされている。図6及び図7において、「無」は第2の報知演出を行わないことを示し、「報知」は第2の報知演出を行うことを示している。
次に遊技パターンY2について説明する。遊技パターンY2には、図6(b)に示すように、継続パターンP2と、インターバル演出パターンIN2と、第1の報知演出パターンRH2と、第2の報知演出パターンKH2とが対応付けられている。
継続パターンP2とインターバル演出パターンIN2は、前述した継続パターンP1とインターバル演出パターンIN1と同様の制御を行うパターンとされている。第1の報知演出パターンRH2は、1回目〜15回目の各サイクル遊技の開始直後には第1の報知演出を行わないパターンとされている。第2の報知演出パターンKH2は、1回目〜4回目と9回目〜14回目の各サイクル遊技終了後のインターバル演出にて第2の報知演出を行わず、5回目〜8回目の各サイクル遊技終了後のインターバル演出にて第2の報知演出を行うパターンとされている。第2の報知演出パターンKH2では、5回目と6回目のサイクル遊技間のインターバル演出にて「−4」が表示装置32に表示され、6回目と7回目のサイクル遊技間のインターバル演出にて「−3」が表示装置32に表示される。また、第2の報知演出パターンKH2では、7回目と8回目のサイクル遊技間のインターバル演出にて「−2」が表示装置32に表示され、8回目と9回目のサイクル遊技間のインターバル演出にて「−1」が表示装置32に表示される。
次に遊技パターンY3について説明する。遊技パターンY3には、図6(c)に示すように、継続パターンP3と、インターバル演出パターンIN3と、第1の報知演出パターンRH3と、第2の報知演出パターンKH3とが対応付けられている。
継続パターンP3は、1回目のサイクル遊技を中継続状態で、2回目〜14回目のサイクル遊技を高継続状態で、15回目のサイクル遊技を低継続状態で行うパターンとされている。インターバル演出パターンIN3は、1回目のサイクル遊技終了後に昇格演出を行い、2回目〜14回目の各サイクル遊技終了後に通常演出を行うパターンとされている。インターバル演出パターンIN2では、2回目〜14回目の各サイクル遊技終了後に行われる通常演出において昇格演出の導出結果(識別情報[V])が表示される。
第1の報知演出パターンRH3は、1回目のサイクル遊技の開始直後に第1の報知演出を行い、2回目〜15回目の各サイクル遊技の開始直後には第1の報知演出を行わないパターンとされている。第2の報知演出パターンKH3は、第2の報知演出パターンKH1と同様の制御を行うパターンとされている。
次に遊技パターンY4について説明する。遊技パターンY4には、図7(a)に示すように、継続パターンP4と、インターバル演出パターンIN4と、第1の報知演出パターンRH4と、第2の報知演出パターンKH4とが対応付けられている。
継続パターンP4は、1回目〜4回目のサイクル遊技を高継続状態で、5回目〜9回目のサイクル遊技を中継続状態で、10回目〜14回目のサイクル遊技を高継続状態で、15回目のサイクル遊技を低継続状態で行うパターンとされている。インターバル演出パターンIN4、第1の報知演出パターンRH4及び第2の報知演出パターンKH4は、前述したインターバル演出パターンIN1、第1の報知演出パターンRH1及び第2の報知演出パターンKH1と同様の制御を行うパターンとされている。
次に遊技パターンY5について説明する。遊技パターンY5には、図7(b)に示すように、継続パターンP5と、インターバル演出パターンIN5と、第1の報知演出パターンRH5と、第2の報知演出パターンKH5とが対応付けられている。継続パターンP5は、前述した継続パターンP4と同様の制御を行うパターンとされている。インターバル演出パターンIN5、第1の報知演出パターンRH5及び第2の報知演出パターンKH5は、前述したインターバル演出パターンIN2、第1の報知演出パターンRH2及び第2の報知演出パターンKH2と同様の制御を行うパターンとされている。
次に遊技パターンY6について説明する。遊技パターンY6には、図7(c)に示すように、継続パターンP6と、インターバル演出パターンIN6と、第1の報知演出パターンRH6と、第2の報知演出パターンKH6とが対応付けられている。
継続パターンP6は、1回目〜14回目のサイクル遊技を高継続状態で、15回目のサイクル遊技を低継続状態で行うパターンとされている。インターバル演出パターンIN6は、1回目〜14回目の各サイクル遊技終了後に通常演出を行うパターンとされている。インターバル演出パターンIN6では、1回目〜14回目の各サイクル遊技終了後に行われる通常演出において抽選演出の導出結果(識別情報[V])が表示される。第1の報知演出パターンRH6は、第1の報知演出パターンRH2と同様の制御を行うパターンとされている。第2の報知演出パターンKH6は、第2の報知演出パターンKH1と同様の制御を行うパターンとされている。
このように構成された主制御基板50のメインCPU50aは、補助遊技中に特別入賞口40へ遊技球Bが入賞すると、特別遊技を生起させる。特別遊技を生起させる際、メインCPU50aは、6種類の遊技パターンY1〜Y6の中から1の遊技パターンを乱数抽選によって決定する。メインCPU50aは、遊技パターンを決定する際に用いる乱数の値を所定の周期ごとに更新してRAM50cに記憶(設定)している。この乱数の値は、遊技パターンと対応付けがされている。そして、遊技パターンの決定時にメインCPU50aは、RAM50cから乱数の値を取得し、その取得した乱数の値に基づき遊技パターンを決定する。
本実施形態のパチンコ機10では、遊技パターンを決定することにより継続パターンが決定され、その継続パターンにはサイクル遊技の継続状態が定められているので、遊技パターンの決定によって何回目のサイクル遊技から中継続状態のサイクル遊技を行うかが決定される。例えば、遊技パターンY1,Y2,Y3では、各継続パターンP1,P2,P3において1回目のサイクル遊技が中継続状態に定められていることから、1回目のサイクル遊技から中継続状態のサイクル遊技を行うことが決定される。また、遊技パターンY4,Y5では、5回目のサイクル遊技から中継続状態のサイクル遊技を行うことが決定され、遊技パターンY6では、中継続状態のサイクル遊技が行われない、即ち、1回目のサイクル遊技から高継続状態で行うことが決定される。
また、本実施形態のパチンコ機10では、遊技パターンを決定することによりインターバル演出パターンが決定され、そのインターバル演出には昇格演出を行うタイミングが定められているので、遊技パターンの決定によって特定のサイクル遊技(規定回数目のサイクル遊技)が決定される。また、遊技パターンの決定によって特定のサイクル遊技が決定されると、その特定のサイクル遊技と継続パターンとに基づき、サイクル遊技の遊技状態が中継続状態から高継続状態に昇格するために継続すべき中継続状態のサイクル遊技の回数(規定回数)が決定される。例えば、遊技パターンY1,Y2では、インターバル演出パターンIN1,IN2において9回目のサイクル遊技終了後のインターバル演出にて昇格演出を行うことが定められていることから、特定のサイクル遊技(規定回数目のサイクル遊技)として9回目のサイクル遊技が決定される。そして、遊技パターンY1,Y2では、継続パターンP1,P2に定められるように1回目〜9回目のサイクル遊技が中継続状態で行われるので、中継続状態から高継続状態へ昇格させるために継続すべき中継続状態のサイクル遊技の回数(規定回数)は「9回」となる。
また、本実施形態のパチンコ機10では、遊技パターンを決定することにより第1の報知演出パターンが決定されるので、第1の報知演出を行うタイミング(及び実行の可否)が決定される。例えば、遊技パターンY1では、第1の報知演出パターンRH1において9回目のサイクル遊技の開始直後に第1の報知演出を行うことが決定される。さらに、遊技パターンを決定することにより第2の報知演出パターンが決定されるので、第2の報知演出を行うタイミング(及び実行の可否)と共に第2の報知演出にて報知する回数(特定のサイクル遊技に達するまでのサイクル遊技の回数)が決定される。例えば、遊技パターンY2では、第2の報知演出パターンRH2において5回目〜8回目の各サイクル遊技終了後に第2の報知演出を行うことが決定される。また、遊技パターンY2では、5回目〜8回目の各サイクル遊技終了後の第2の報知演出で報知される前記回数が順に「4」、「3」、「2」、「1」であることが決定される。なお、決定された回数「4」「3」「2」「1」は、第2の報知演出の実行時、表示装置32には「−4」「−3」「−2」「−1」の表示形態で表示される。
遊技パターンを決定したメインCPU50aは、遊技パターンに対応付けられた継続パターンに基づきサイクル遊技の継続状態を制御すると共に、演出制御基板51のサブCPU51aに対して各種制御(演出の制御など)を指示する。具体的に言えば、メインCPU50aは、遊技パターンを決定すると、その遊技パターンの種類を指示するコマンドを出力する。また、メインCPU50aは、特別遊技を開始させる際にオープニング演出(抽選演出)の開始を指示するオープニングコマンドを出力する。また、メインCPU50aは、サイクル遊技の開始時に、そのサイクル遊技の開始を指示するラウンドコマンドを出力する。ラウンドコマンドには、開始するサイクル遊技が何回目のサイクル遊技であるのかを示す情報が示されている。また、メインCPU50aは、サイクル遊技中に継続条件が成立したことを契機に、インターバル演出の開始を指示するインターバルコマンドを出力する。インターバルコマンドには、開始するインターバル演出が何れのサイクル遊技間で行われるものかを示す情報が示されている。また、メインCPU50aは、1回目〜14回目のサイクル遊技中に継続条件が成立した場合にインターバルコマンドを出力する。
本実施形態では、メインCPU50aが、中継続状態のサイクル遊技が規定回数継続して行われ、その規定回数目のサイクル遊技中(特定のサイクル遊技中)に継続条件が成立した場合に、当該サイクル遊技の終了後に行われる次のサイクル遊技を高継続状態で行うように制御することから制御手段となる。また、本実施形態では、メインCPU50aが、特別遊技が生起されたことを契機に遊技パターンの決定によって規定回数目のサイクル遊技(特定のサイクル遊技)を決定すると共に、特定のサイクル遊技に達するまでのサイクル遊技の回数を決定することから決定手段となる。
一方、演出制御基板51のサブCPU51aは、オープニングコマンドを入力すると、遊技パターンに応じた識別情報([1][5][V])を導出する抽選演出を行わせるように表示装置32を制御する。例えば、サブCPU51aは、遊技パターンY1が決定されている(遊技パターンY1が指定されたコマンドを入力していた)場合、識別情報[1]を導出させる。また、サブCPU51aは、ラウンドコマンドを入力すると、開始されるサイクル遊技に応じたサイクル遊技中の演出を行わせるように表示装置32、装飾ランプ16、スピーカ17を制御する。ラウンドコマンドの入力時、サブCPU51aは、決定された遊技パターンに対応する第1の報知演出パターンを参照し、ラウンドコマンドで指示されたサイクル遊技中に第1の報知演出の実行が示されている場合、第1の報知演出を実行させるようにスピーカ17を制御する。また、サブCPU51aは、インターバルコマンドを入力すると、通常演出又は昇格演出を行わせるように表示装置32を制御する。インターバルコマンドの入力時、サブCPU51aは、決定された遊技パターンに対応する第2の報知演出パターンを参照し、インターバルコマンドで指示されたインターバル演出中に第2の報知演出の実行が示されている場合、第2の報知演出を実行させるように表示装置32を制御する。なお、サブCPU51aは、第2の報知演出を実行させる場合、インターバル演出と第2の報知演出を交互に実行させる。
次に、各遊技パターンY1〜Y6に基づき、サイクル遊技の継続状態が制御される態様と、各演出(抽選演出、第1の報知演出、第2の報知演出、昇格演出)が行われる態様を図8及び図9に基づき説明する。図8及び図9は、15回のサイクル遊技が継続して行われる場合を示している。また、図8及び図9において、1,2,3,・・,14,15の各数字は、サイクル遊技の回数(何回目のサイクル遊技か)を示している。
図8(a)には、遊技パターンY1が決定された場合の態様が示されている。遊技パターンY1が決定された場合、抽選演出では、表示装置32に識別情報[1]が表示される。その後、サイクル遊技は、継続パターンP1に基づき1回目のサイクル遊技から中継続状態で行われる。そして、1回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、2回目のサイクル遊技が中継続状態で行われ、さらに、2回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、3回目のサイクル遊技も中継続状態で行われる。以降、サイクル遊技中に継続条件が成立すると、中継続状態のサイクル遊技が継続して行われる。
そして、8回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、9回目のサイクル遊技(中継続状態のサイクル遊技)が開始される。9回目のサイクル遊技では、その開始直後に第1の報知演出パターンRH1に基づき第1の報知演出が行われる。即ち、9回目のサイクル遊技の開始直後にスピーカ17から「チャンスラウンド」の音声が出力され、第1の報知演出が行われる。第1の報知演出の出現により、遊技者は、9回目のサイクル遊技が特定のサイクル遊技、即ち、9回目のサイクル遊技を継続させれば、次回のサイクル遊技(10回目のサイクル遊技)から高継続状態のサイクル遊技になることを認識できる。
そして、9回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、そのサイクル遊技終了後のインターバル演出では、インターバル演出パターンIN1に基づき昇格演出が行われる。昇格演出では、表示装置32に識別情報[V]が表示される。その後、10回目〜14回目のサイクル遊技は、継続パターンP1に基づきサイクル遊技が高継続状態で行われる。
図8(b)には、遊技パターンY2が決定された場合の態様が示されている。遊技パターンY2が決定された場合、抽選演出では、表示装置32に識別情報[1]が表示される。その後、サイクル遊技は、継続パターンP2に基づき1回目のサイクル遊技から中継続状態で行われる。そして、5回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、そのサイクル遊技終了後に(インターバル演出中に)、第2の報知演出パターンKH2に基づき第2の報知演出が行われる。5回目のサイクル遊技中に継続条件が成立した場合には、表示装置32に「−4」が表示され、第2の報知演出が行われる。第2の報知演出の出現により、遊技者は、サイクル遊技が高継続状態で行われるまでに4回のサイクル遊技を継続させる必要があり、9回目のサイクル遊技(報知がなされてから4回目のサイクル遊技となる)が特定のサイクル遊技であることを認識できる。以降、6回目〜8回目の各サイクル遊技中に継続条件が成立すると、第2の報知演出パターンKH2に基づき第2の報知演出が行われる。6回目のサイクル遊技中に継続条件が成立した場合には、表示装置32に「−3」が表示され、7回目のサイクル遊技中に継続条件が成立した場合には、表示装置32に「−2」が表示され、8回目のサイクル遊技中に継続条件が成立した場合には、表示装置32に「−1」が表示される。
そして、9回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、そのサイクル遊技終了後のインターバル演出では、インターバル演出パターンIN2に基づき昇格演出が行われる。昇格演出では、表示装置32に識別情報[V]が表示される。その後、10回目〜14回目のサイクル遊技は、継続パターンP2に基づき高継続状態で行われる。
前述した遊技パターンY1,Y2は、1回目〜9回目までの中継続状態のサイクル遊技が9回(規定回数)継続して行われた場合に、10回目のサイクル遊技(9回目のサイクル遊技の終了後に行われる次のサイクル遊技)から高継続状態でサイクル遊技が行われる。つまり、1回目〜8回目までの中継続状態のサイクル遊技が8回(所定回数)継続して行われ、かつ、9回目のサイクル遊技中に継続条件が成立したことを契機に、10回目以降のサイクル遊技を高継続状態で行うようになっている。また、遊技パターンY1,Y2では、9回目のサイクル遊技を特定のサイクル遊技(規定回数目のサイクル遊技)と定めている。そして、遊技パターンY1では、特定のサイクル遊技である9回目のサイクル遊技の開始直後に第1の報知演出が行われる。その一方で、遊技パターンY2では、特定のサイクル遊技である9回目のサイクル遊技よりも数回前のサイクル遊技から第2の報知演出が行われる。
図8(c)には、遊技パターンY3が決定された場合の態様が示されている。遊技パターンY3が決定された場合、抽選演出では、表示装置32に識別情報[1]が表示される。その後、サイクル遊技は、継続パターンP3に基づき1回目のサイクル遊技が中継続状態で行われる。そして、遊技パターンY3において1回目のサイクル遊技では、その開始直後に第1の報知演出パターンRH3に基づき第1の報知演出が行われる。即ち、1回目のサイクル遊技の開始直後にスピーカ17から「チャンスラウンド」の音声が出力され、第1の報知演出が行われる。第1の報知演出の出現により、遊技者は、1回目のサイクル遊技が特定のサイクル遊技であることを認識できると共に、抽選演出で識別情報[1]が導出された直後に高継続状態へ昇格するチャンスが到来したことによる驚きと喜びを抱くことになる。また、遊技者は、早い段階でチャンスが到来したことにより、サイクル遊技を継続させることへの意欲をより一層高めることになる。
そして、1回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、そのサイクル遊技終了後のインターバル演出では、インターバル演出パターンIN3に基づき昇格演出が行われる。昇格演出では、表示装置32に識別情報[V]が表示される。その後、2回目のサイクル遊技からは、継続パターンP3に基づきサイクル遊技が高継続状態で行われる。
遊技パターンY3は、1回のサイクル遊技が中継続状態で行われ、かつ、1回目のサイクル遊技中に継続条件が成立したことを契機に、次のサイクル遊技(2回目のサイクル遊技)から高継続状態でサイクル遊技が行われる。また、遊技パターンY3では、特別遊技の生起後、中継続状態で行われる最初のサイクル遊技を特定のサイクル遊技と定め、そのサイクル遊技の開始直後に第1の報知演出が行われる。
図9(a)には、遊技パターンY4が決定された場合の態様が示されている。遊技パターンY4が決定された場合、抽選演出では、表示装置32に識別情報[5]が表示される。その後、サイクル遊技は、継続パターンP4に基づき1回目〜4回目のサイクル遊技が高継続状態で行われ、5回目のサイクル遊技から中継続状態で行われる。
そして、8回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、9回目のサイクル遊技(中継続状態のサイクル遊技)が開始される。9回目のサイクル遊技では、その開始直後に第1の報知演出パターンRH4に基づき第1の報知演出が行われる。即ち、9回目のサイクル遊技の開始直後にスピーカ17から「チャンスラウンド」の音声が出力され、第1の報知演出が行われる。そして、9回目のサイクル遊技にて継続条件が成立すると、そのサイクル遊技終了後のインターバル演出では、インターバル演出パターンIN4に基づき昇格演出が行われる。昇格演出では、表示装置32に識別情報[V]が表示される。その後、10回目〜14回目のサイクル遊技は、継続パターンP4に基づき再びサイクル遊技が高継続状態で行われる。
図9(b)には、遊技パターンY5が決定された場合の態様が示されている。遊技パターンY5が決定された場合、抽選演出では、表示装置32に識別情報[5]が表示される。その後、サイクル遊技は、継続パターンP4に基づき1回目〜4回目のサイクル遊技が高継続状態で行われ、5回目のサイクル遊技から中継続状態で行われる。
そして、5回目のサイクル遊技中に継続条件が成立すると、そのサイクル遊技終了後に第2の報知演出パターンKH5に基づき第2の報知演出が行われる。5回目のサイクル遊技中に継続条件が成立した場合には、表示装置32に「−4」が表示され、第2の報知演出が行われる。以降、6回目〜8回目の各サイクル遊技中に継続条件が成立すると、第2の報知演出パターンKH5に基づき第2の報知演出が行われる。第2の報知演出の出現により、遊技者は、9回目のサイクル遊技が特定のサイクル遊技であることを認識できると共に、高継続状態から中継続状態に降格した直後に高継続状態へ昇格するチャンスが到来したことによる驚きと喜びを抱くことになる。また、遊技者は、早い段階でチャンスが到来したことにより、サイクル遊技を継続させることへの意欲をより一層高めることになる。
そして、9回目のサイクル遊技にて継続条件が成立すると、そのサイクル遊技終了後のインターバル演出では、インターバル演出パターンIN5に基づき昇格演出が行われる。昇格演出では、表示装置32に識別情報[V]が表示される。その後、10回目〜14回目のサイクル遊技は、継続パターンP5に基づき再び高継続状態で行われる。
遊技パターンY4,Y5は、5回目〜9回目までの中継続状態のサイクル遊技が5回(規定回数)継続して行われた場合に、10回目のサイクル遊技(9回目のサイクル遊技終了後に行われる次のサイクル遊技)から高継続状態でサイクル遊技が行われる。つまり、5回目〜8回目までの中継続状態のサイクル遊技が4回(所定回数)継続して行われ、かつ、9回目のサイクル遊技中に継続条件が成立したことを契機に、10回目以降のサイクル遊技を高継続状態で行うようになっている。また、遊技パターンY4,Y5では、9回目のサイクル遊技を特定のサイクル遊技(規定回数目のサイクル遊技)と定めている。そして、遊技パターンY4では、特定のサイクル遊技である9回目のサイクル遊技の開始直後に第1の報知演出が行われる。その一方で、遊技パターンY5では、特定のサイクル遊技である9回目のサイクル遊技よりも数回前のサイクル遊技から第2の報知演出が行われる。また、遊技パターンY5では、特別遊技の生起後、中継続状態で行われる最初のサイクル遊技(5回目のサイクル遊技)にて継続条件が成立したことを契機に第2の報知演出が行われる。
図9(c)には、遊技パターンY6が決定された場合の態様が示されている。遊技パターンY6が決定された場合、抽選演出では、表示装置32に識別情報[V]が表示される。その後、サイクル遊技は、継続パターンP6に基づき1回目のサイクル遊技から高継続状態で行われる。
従って、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)特定のサイクル遊技(中継続状態のサイクル遊技)中に継続条件(特別入賞口40に遊技球が入賞すること)が成立した場合、次のサイクル遊技(実施形態では次回以降のサイクル遊技)を高継続状態で行うようにした。このため、サイクル遊技が中継続状態で行われている場合であっても、サイクル遊技が高継続状態で行われるチャンスを遊技者に与えることができる。また、第1の報知演出(スピーカ17)又は第2の報知演出(表示装置32)によって何れのサイクル遊技が特定のサイクル遊技であるかを報知することにより、遊技者に何れのサイクル遊技が特定のサイクル遊技であるかを認識させることができる。このため、中継続状態のサイクル遊技が何時まで続くのか(又は中継続状態のサイクル遊技を何回継続させれば良いのか)という遊技に対する遊技者の疑義を解消させ、前記チャンスが何時到来するのかを遊技者に認識させることができる。従って、遊技者に「今回のサイクル遊技(特定のサイクル遊技)は是が非でも継続させたい」という意欲と共に遊技への執着心を抱かせ、興趣の向上を図ることができる。
(2)中継続状態のサイクル遊技中に継続条件が成立したことを契機に第2の報知演出を実行させるようにした。この報知により、遊技者に中継続状態で行われるサイクル遊技を継続させた(継続条件を成立させた)という達成感を抱かせることができる。
(3)中継続状態で行われるサイクル遊技では継続条件が成立し難く、その継続条件を限られた時間内(1回のサイクル遊技の開始から終了までの間)で成立させなければならない。このため、中継続状態で行われるサイクル遊技では、該サイクル遊技の開始から集中して遊技を行う必要がある。従って、特定のサイクル遊技よりも数回前のサイクル遊技終了時から第2の報知演出を実行させることにより、特定のサイクル遊技に達するまでのサイクル遊技の回数をいち早く遊技者に知らせ、特定のサイクル遊技を含む中継続状態で行われる各サイクル遊技への集中力を高めさせることができる。
(4)特別遊技が生起されたことを契機にメインCPU50aが遊技パターンを決定するようにした。遊技パターンの決定により、メインCPU50aは、特定のサイクル遊技を決定すると共に、特定のサイクル遊技に達するまでのサイクル遊技の回数を決定する。このため、特別遊技毎に何れのサイクル遊技が特定のサイクル遊技となるか変化させることができる。従って、特別遊技の態様を多様化することができる。
(5)また、各サイクル遊技の継続状態や各演出(インターバル演出、第1の報知演出、第2の報知演出)の実行を遊技パターンY1〜Y6に基づき制御するようにした。このため、メインCPU50aは、サイクル遊技中に継続条件が成立する度に次のサイクル遊技の継続状態を決定したり、各演出の実行タイミングや実行内容を決定したりする必要がないので、制御負担の軽減に貢献できる。
(6)中継続状態のサイクル遊技を所定回数(本実施形態では、3回(遊技パターンY4,Y5)又は8回(遊技パターンY1,Y2))継続させた後のサイクル遊技を特定のサイクル遊技として設定した。このため、サイクル遊技の継続状態が中継続状態から高継続状態になり、多数の賞球を獲得できるチャンスを得るためには、中継続状態のサイクル遊技を複数回(本実施形態では、4回(遊技パターンY4,Y5)又は9回(遊技パターンY1,Y2))継続させる必要がある。従って、遊技者の技量に応じて獲得できる賞球数を変化させることができ、サイクル遊技を継続させることに対してより一層の意欲と執着心を遊技者に抱かせることができる。
(7)また、中継続状態のサイクル遊技を複数回(本実施形態では、4回(遊技パターンY4,Y5)又は9回(遊技パターンY1,Y2))継続させた場合に、サイクル遊技の継続状態が中継続状態から高継続状態に昇格するチャンスを与えるようにした。このため、サイクル遊技を継続させて多数の賞球を獲得するというパチンコ機10(「羽根モノ」「ヒコーキタイプ」と言われるパチンコ機)のゲーム性をより一層際立たせることができる。また、前記チャンスを与えることにより、サイクル遊技が中継続状態で行われている場合であっても遊技者に多数の賞球の獲得を諦めさせることなく、興趣の向上を図ることができる。
(8)特定のサイクル遊技中に継続条件を成立させることにより、以降に行われる全てのサイクル遊技を高継続状態で行うようにした。このため、中継続状態から一変して高継続状態のサイクル遊技が行われるため、多数の賞球を獲得できるチャンスが付与されたことによる遊技者の喜びをより一層喚起させることができる。
(9)第1の報知演出又は第2の報知演出の実行に加えて、サイクル遊技の継続状態を中継続状態から高継続状態に昇格させるための条件を特定のサイクル遊技中に継続条件を成立させることとした。このため、サイクル遊技が高継続状態で行われている場合に、どのような条件によってサイクル遊技の継続状態が高継続状態に昇格するのかが明確となり、遊技者に分かり易い演出を実現できる。
(10)特定のサイクル遊技中に継続条件が成立した場合、そのサイクル遊技終了後のインターバル演出にて昇格演出を行い、識別情報[V]を導出するようにした。このため、昇格演出によって抽選演出で導出された識別情報が代わるので、以降のサイクル遊技が高継続状態になることを遊技者に確実に認識させることができる。
尚、上記実施形態は、次のような別の実施形態(別例)にて具体化できる。
・実施形態では、高継続状態、中継続状態及び低継続状態の3種類の継続状態でサイクル遊技が行われているが、サイクル遊技の継続状態の種類は変更しても良い。例えば、2種類、4種類の継続状態でサイクル遊技を行うようにしても良い。
・実施形態において、遊技パターンに対応付けられた継続パターン、インターバル演出パターン、第1の報知演出パターン、及び第2の報知演出パターンの内容を変更しても良い。例えば、継続パターンとして、1回目〜7回目のサイクル遊技を中継続状態で行い、8回目以降のサイクル遊技を高継続状態で行うパターンを用意しても良い。この継続パターンでは、7回目のサイクル遊技が特定のサイクル遊技となり、第2の報知演出を行わせる場合には7回目のサイクル遊技よりも数回前のサイクル遊技終了後から第2の報知演出を行う第2の報知演出パターンと対応付けられる。また、7回目のサイクル遊技終了後に昇格演出を行うインターバル演出と対応付けられる。
・実施形態において、特定のサイクル遊技や第2の報知演出で報知する回数を変更しても良い。例えば、特定のサイクル遊技を6回目のサイクル遊技とし、4回目のサイクル遊技終了時から第2の報知演出を実行させるようにしても良い。この場合、第2の報知演出では、4回目のサイクル遊技終了時に前記回数として「−2」が表示され、5回目のサイクル遊技終了時に前記回数として「−1」が表示される。そして、特定のサイクル遊技及び第2の報知演出で報知する回数が異なる遊技パターンを複数種類用意することで、特別遊技毎にメインCPU50aが決定する遊技パターンに応じて特定のサイクル遊技及び第2の報知演出で報知する回数を変化させることができる。
・実施形態では、第1の報知演出又は第2の報知演出の何れかが行われるように構成したが、第2の報知演出のみを行うように構成しても良い。この場合、遊技パターンには、継続パターンと、インターバル演出パターンと、第2の報知演出パターンとが対応付けられる。
・実施形態では、6種類の遊技パターンが用意されているが、遊技パターンの種類は、例えば、2種類、3種類、4種類又は7種類以上に変更しても良い。
・実施形態は、抽選演出を行っているが、その抽選演出を省略しても良い。例えば、特別遊技が生起されると、必ず中継続状態のサイクル遊技から始まるようにパチンコ機10を構成した場合に、特定のサイクル遊技(例えば、複数回目のサイクル遊技)において継続条件が成立したことを契機に次のサイクル遊技を高継続状態で行うようにしても良い。この場合、特定のサイクル遊技において継続条件が成立したことを契機に抽選演出(前記実施形態における昇格演出)を行うようにしても良い。
・実施形態において、キャラクタ体39、特別入賞口40(揺動部材40a)、案内部材43、停留部材45などの各種の可動装置の構成は変更しても良い。即ち、入賞装置20の構成は前記実施形態の構成に限定されない。
・実施形態では、第2の報知演出を表示装置32による表示演出で行っているが、装飾ランプ16による発光演出又はスピーカ17による音声演出で行っても良い。また、複数の装置を組み合わせて第2の報知演出を行っても良い。例えば、スピーカ17と表示装置32を組み合わせて報知をしても良い。
・実施形態において、第2の報知演出の報知態様(表示装置32の表示)を変更しても良い。例えば、「2回」「1回」というように報知しても良いし、「次々回」「次回」というように報知しても良い。即ち、特定のサイクル遊技を認識可能であれば、第2の報知演出の報知態様は、実施形態の報知態様に限定されない。
・実施形態において、第2の報知演出を行うタイミングは変更しても良い。実施形態では、サイクル遊技間のインターバル演出中に実行していたが、サイクル遊技の開始後、所定時間の経過時に行っても良い。例えば、遊技パターンY2,Y5では、6回目〜9回目の各サイクル遊技開始直後に第2の報知演出を行っても良い。
・実施形態において、インターバル演出パターンと第2の報知演出を1つのパターンにまとめ、インターバル演出の演出内容として第2の報知演出を実行しても良い。例えば、実施形態ではインターバル演出パターンに通常演出と昇格演出とが定められている(図8及び図9参照)。これに加えて第2の報知演出を実行させる場合に第2の報知演出を実行させることをインターバル演出パターンの中に定めても良い。
・実施形態では、抽選演出と昇格演出を同一の表示装置32で行っているが、異なる表示装置を用いて行っても良い。また、表示装置32は、液晶式、ドットマトリックス式、7セグメントLED式、機械式(ドラム式、ベルト式)など、いずれの構造としても良い。
・実施形態では、サイクル遊技の継続状態が中継続状態から高継続状態に昇格すると、以降に行われる全てのサイクル遊技を高継続状態で行うようにしているが、少なくとも次のサイクル遊技を高継続状態で行うようにすれば良く、高継続状態で行うサイクル遊技の回数は変更しても良い。例えば、次のサイクル遊技のみを高継続状態で行うようにしても良いし、2回、3回などのサイクル遊技を高継続状態で行うようにしても良い。
次に、前記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記規定回数目のサイクル遊技は、前記第2の継続状態で行われるサイクル遊技が所定回数継続した後に行われ、前記制御手段は、前記規定回数目のサイクル遊技中に前記特別検知手段で遊技球が検知された場合に、当該サイクル遊技の終了後に行われる次のサイクル遊技を前記第1の継続状態で行うように制御するようにした請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の遊技機。
パチンコ遊技機の機表側を表す正面図。 入賞装置を示す正面図。 (a),(b)は、入賞装置を示す斜視図。 (a),(b)は、入賞装置の下球受板の構成を示す斜視図。 制御構成を示すブロック図。 (a)〜(c)は、遊技パターンを説明する説明図。 (a)〜(c)は、遊技パターンを説明する説明図。 (a)〜(c)は、サイクル遊技及び各演出が行われる態様を説明する説明図。 (a)〜(c)は、サイクル遊技及び各演出が行われる態様を説明する説明図。
符号の説明
B…遊技球、SW1〜SW3…始動入賞口スイッチ、SW6…特別入賞口スイッチ、21〜23…始動入賞口、10…パチンコ遊技機、17…スピーカ、20…入賞装置、30,31…開閉羽根、32…表示装置、40…特別入賞口、50a…メインCPU、50b…ROM。

Claims (5)

  1. 開閉動作を行う開閉部材を有する入賞手段を備え、始動検知手段による遊技球の検知を契機に所定の条件が成立すると、前記開閉部材が開動作して前記入賞手段を開放する特別遊技が生起され、前記特別遊技は、複数回のサイクル遊技からなり、当該サイクル遊技中に前記入賞手段に流入した遊技球が特別検知手段で検知された場合には新たなサイクル遊技が継続して行われ、前記遊技球が特別検知手段で検知されなかった場合には前記特別遊技を終了するように構成された遊技機において、
    前記サイクル遊技を、当該サイクル遊技が継続し易い第1の継続状態、及び当該第1の継続状態よりもサイクル遊技が継続し難い第2の継続状態を含む複数の継続状態のうち何れかの継続状態で行うように制御し、前記第2の継続状態で行われるサイクル遊技が規定回数継続した場合に、当該規定回数目のサイクル遊技の終了後に行われる次のサイクル遊技を前記第1の継続状態で行うように制御する制御手段と、
    前記規定回数目のサイクル遊技に達するまでの前記サイクル遊技の回数を報知する報知手段とを備えた遊技機。
  2. 前記報知手段は、前記第2の継続状態で行われるサイクル遊技中に前記特別検知手段で遊技球が検知されたことを契機に、前記サイクル遊技の回数を報知する請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記報知手段は、前記第2の継続状態で行われる少なくとも最初のサイクル遊技中に前記特別検知手段で遊技球が検知されたことを契機に、前記サイクル遊技の回数を報知する請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記特別遊技が生起されたことを契機に、前記複数回のサイクル遊技の中から前記規定回数目のサイクル遊技を決定すると共に、前記報知手段に報知させる前記サイクル遊技の回数を決定する決定手段をさらに備えた請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記特別遊技では、予め定められた最高継続回数の範囲内で前記サイクル遊技が継続して行われるようになっており、
    前記制御手段は、前記規定回数目のサイクル遊技中に前記特別検知手段で遊技球が検知された場合には、当該サイクル遊技の終了後、前記最高継続回数に達するまでの全てのサイクル遊技を前記第1の継続状態で行うように制御する請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機。
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