JP2006080757A - 受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つ以上の変調方式が同じ伝送路で放送されている場合、例えば、選局時のチャンネルサーチ時に、複数の復調方式で復調することにより放送波の変調方式を判別する必要があり、選局時間とチャンネルサーチ時間が長くなるという課題がある。
【解決手段】本願発明は、チューナ手段により出力された中間周波信号における第1の変調方式と第2の変調方式における中心周波数及び周波数帯域の違いを検出することにより、第1の変調方式と第2の変調方式との判別が可能になるため、第1の復調器及び第2の復調器により復調を行うことにより変調方式を判別する場合と比較して短時間で変調方式を判別することが可能になるため、選局時等にディジタル放送信号の処理を迅速に行うことが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送受信機に関するものである。
現在、特に日本では、衛星波や地上波の再送信がケーブルテレビの役割として重要な位置付けをしめている。従って、特に、ケーブルテレビにおけるデジタル放送は同一の伝送路でQAM(直交振幅変調)信号やOFDM(周波数分割多重)信号など、複数の変調方式を送信している場合があり、どちらの変調方式か判別して復調する必要がある。
ここで、複数の変調方式の中からQAM信号による変調方式であることを判別する方法としては(特許文献1)に記載されているように、APC回路またはAFCの出力信号をもとに同期検出を行い、同期が検出された場合にはQAM信号であり、同期が検出されない場合はQAM信号でないと判別することが可能であることが知られていた。
一方、OFDM信号は(特許文献2)に記載されているように位相誤差、周波数誤差検出結果をもとに同期検出を行い、同期が検出された場合にはOFDM信号であり、同期が検出されない場合はOFDM信号でないと判別することが可能であることが知られていた。従来、上述したように、QAM信号とOFDM信号かどうかの判別はQAM復調器とOFDM復調器の同期検出結果をもとに行うことができることが知られている。
特開平5−75663号公報 特開平8−102771号公報
しかしながら、従来のようなQAM信号、OFDM信号の検出方法ではQAM信号、OFDM信号の判別に、それぞれの復調器を順に通して、同期検出結果を元にQAM信号かOFDM信号かを判別する必要があるため、判別に時間がかかり、チャンネルサーチ時など、多くのチャンネルをサーチする場合にQAM信号かOFDM信号かを判別すると非常に長い時間を有する課題があった。
本願発明は、第1の変調方式により変調されたディジタル放送信号と第2の変調方式により変調されたディジタル放送信号が周波数多重されて伝送されるディジタル放送信号を受信する受信装置であって、ディジタル放送信号の周波数変換を行い中間周波信号を出力するチューナ手段と、チューナ手段により出力された第1の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第1の復調手段及びチューナ手段により出力された第2の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第2の復調手段とからなる復調手段と、チューナ手段から出力された中間周波信号の周波数帯域に応じて、第1又は第2の変調方式を判別する判別手段と、判別手段の結果に基づいて、第1又は第2の復調手段を切替えて復調させる制御手段とを備えたことを特徴とする受信装置である。
これにより、本願発明は、チューナ手段から出力された第1の変調方式の中間周波信号と第2の変調方式の中間周波信号の周波数帯域のずれを検出することにより、第1の変調方式と第2の変調方式との判別が可能になるため、第1の復調手段及び第2の復調器により復調を行うことに判別する場合と比較して短時間で判別を行うことが可能になるため、選局時等にディジタル放送信号の処理を迅速に行うことが可能になる。
また、本願発明は、第1の変調方式により変調されたディジタル放送信号と第2の変調方式により変調されたディジタル放送信号が周波数多重されて伝送されるディジタル放送信号を受信する受信装置であって、ディジタル放送信号の周波数変換を行い中間周波信号を出力するチューナ手段と、チューナ手段により出力された第1の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第1の復調手段及びチューナ手段により出力された第2の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第2の復調手段とからなる復調手段と、チューナ手段から出力された中間周波信号の中心周波数に応じて、第1又は第2の変調方式を判別する判別手段と、判別手段の結果に基づいて、第1又は第2の復調手段を切替えて復調させる制御手段とを備えたことを特徴とする受信装置である。
これにより、本願発明は、チューナ手段から出力された中間周波信号における第1の変調方式と第2の変調方式における中心周波数の違いを検出することにより、第1の変調方式と第2の変調方式との判別が可能になるため、第1の復調手段及び第2の復調器により復調を行うことにより変調方式を判別する場合と比較して短時間で変調方式を判別することが可能になるため、選局時等にディジタル放送信号の処理を迅速に行うことが可能になる。
また、本願発明は、第1の変調方式により変調されたディジタル放送信号と第2の変調方式により変調されたディジタル放送信号が周波数多重されて伝送されるディジタル放送信号を受信する受信装置であって、ディジタル放送信号の周波数変換を行い中間周波信号を出力するチューナ手段と、チューナ手段により出力された第1の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第1の復調手段及びチューナ手段により出力された第2の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第2の復調手段とからなる復調手段と、チューナ手段により出力された中間周波信号の第1又は第2の変調方式の中心周波数及び周波数帯域に応じて、第1の復調手段と第2の復調手段とを判別する判別手段と、判別手段の信号に基づいて、第1又は第2の復調手段を切替えて復調させる制御手段とを備えたことを特徴とする受信装置である。
これにより、本願発明は、チューナ手段により出力された中間周波信号における第1の変調方式と第2の変調方式における中心周波数及び周波数帯域の違いを検出することにより、第1の変調方式と第2の変調方式との判別が可能になるため、第1の復調器及び第2の復調器により復調を行うことにより変調方式を判別する場合と比較して短時間で変調方式を判別することが可能になるため、選局時等にディジタル放送信号の処理を迅速に行うことが可能になる。
本願発明により、例えば選局時において受信したディジタル放送信号の変調方式を短時間で判別することが可能になるため、チャンネルサーチ時間を短縮することが可能になる。
(実施の形態1)
図1に本実施の形態1の受信装置の構成図を示す。
1はRadio Frequency信号(以下RF信号と記載)をIntermediate Frequency信号(以下IF信号と記載)に変換するチューナ、2は受信するチャンネルのみを通過させる帯域制限フィルタ、3はアナログデジタル変換器(以下、AD変換器と記載)、4はOFDM信号及びQAM信号を復調する復調器、5はOFDM信号とQAM信号を判別する変調方式判別器、6は復調後のデータを誤り訂正する誤り訂正器、7は誤り訂正器6から出力されるトランスポートストリーム、8はトランスポートストリームを各番組の映像、音声に振り分けるトランスポートデコーダ、9は圧縮された映像、音声を伸張するAVデコーダであり、AVデコード9からは映像、音声信号が出力される。
変調方式判別器5の構成は図2に示す通りで、10はバンドパスフィルタ、11はある一定のサンプル数の平均値を算出する平均化器、12は平均化器111の出力値を積分する積分器、13はチャンネル選局時からある一定時間後の積分器12の出力値がある閾値未満なら信号がないと判断し、ある閾値以上なら信号があると判断する信号有無検出器である。
以下に図3を用いてOFDM信号とQAM信号の判別方法について説明する。日本のケーブル放送ではOFDM信号はRF信号において、+1000/7=142.857kHz周波数オフセットして信号を送出し、QAM信号はRF信号において周波数オフセットせずに信号を送出することが規格により定められている。
IF信号に周波数変換され、AD変換されたOFDM信号とQAM信号の周波数関係はOFDM信号がQAM信号比べて−1000/7=−142.857kHz周波数オフセットされた図3に示すような関係にある。
OFDM信号の帯域幅は5575.397kHz、QAM信号の帯域幅は5309.735kHzであり、OFDM信号が−142.857kHz周波数オフセットされているため、IF信号で見るとOFDM信号の帯域端3aとQAM信号の帯域端の差は275.688kHz、OFDM信号の帯域端3cとQAM信号の帯域端の差は10kHzとなる。
従って、OFDM信号の帯域端3aからQAM信号の帯域端3bの帯域にはOFDM信号のみがあり、QAM信号がない帯域275.688kHzが存在する。この275.688kHzの帯域またはその一部の帯域を通過させるバンドパスフィルタ11(例えば、周波数オフセット142.857kHzの帯域をもつバンドパスフィルタ)を通し、信号有無検出器13でチャンネル選局時からある一定時間後の積分器13の出力値がある閾値以上であればOFDM信号と判別し、ある閾値未満であればQAM信号であると判別する。
これにより、従来の方法でQAM信号とOFDM信号の同期検出にそれぞれ約200m秒必要であったため、QAM信号とOFDM信号の判別最大40m秒必要とした時間が、本発明では約20msecでQAM信号とOFDM信号の判別が可能となるため、チャンネルサーチ時間を大幅に短縮することができる。
また、本願発明においては、バンドパスフィルタ10、平均化器11、積分器12の処理周波数はAD変換器3のサンプリング周波数と同じであるため、AD変換器3のサンプリング周波数を上げることに、平均化器11、積分器12の処理周波数が上がり、信号有無検出器13でOFDM信号とQAM信号の判別速度が上がり、チャンネル選局後から誤り訂正器6から出力される誤りのないトランスポートストリーム7が出力される時間が短くなり、チャンネル選局後からAVデコーダ9から出力される映像、音声の出力時間が短くなる。
これに対して、従来のように、QAM信号とOFDM信号との判別をQAM復調器
とOFDM復調器の同期検出結果をもとに行う場合には、復調器の処理速度に制限があるため、AD変換器3のサンプリング周波数を上げた場合であっても、チャンネル選局後からAVデコード9から出力される映像、音声の出力時間を短縮することは困難である。
このように、本願発明においては、QAM信号とOFDM信号とでは、送信側にお
いて142.857kHz周波数がオフセットされていることにより中心周波数が異なること、及び、OFDM信号における帯域幅5575.397kHzでありQAM信号の帯域幅が5309.735kHzであることにより周波数帯域が異なることに基づいて、QAM信号とOFDM信号との判別が可能になるため、QAM復調器とOFDM復調器の同期検出結果をもとに行う場合と比較して短時間で変調方式を判別することが可能になるため、選局時等にディジタル放送信号の処理を迅速に行うことが可能になる。
なお、本実施の形態においては、第1の変調方式としてのOFDM方式と第2の変調方式としてのQAM方式について、中心周波数及び周波数帯域が異なる場合について説明したが、本願発明はこの場合のみならず、中心周波数のみが異なる場合及び周波数帯域のみが異なる場合であっても第1の変調方式と第2の変調方式を判別することが可能になり、上述した場合と同様に、第1の復調手段及び第2の復調手段により復調を行うことにより変調方式を判別する場合と比較して短時間で変調方式を判別することが可能になるため、選局時等にディジタル放送信号の処理を迅速に行うことが可能になる。以下に、中心周波数のみが異なる場合及び周波数帯域のみが異なる場合について、図4から図5を参照して説明する。
最初に、中心周波数のみが異なる場合について説明する。ここで、本実施の形態においては、第1の変調方式及び第2の変調方式の周波数帯域が5000kHzであり、第1の変調方式は、第2の変調方式に対して、RF信号において150kHz周波数オフセットして信号を送出しているものと仮定する。上述した場合と同様に、チューナによりRF信号からIF信号に周波数変換され、AD変換された第1の変調方式のIF信号と第2の変調方式のIF信号との周波数の関係は、第1の変調方式のIF信号が第2の変調方式のIF信号と比較して帯域端の差は150kHz周波数オフセットされた図4のような関係になる。
このように、第1の変調方式と第2の変調方式をIF信号で比較した場合に、第1の変調方式のIF信号と第2の変調方式のIF信号との間で帯域差150kHzが生じるため、これを上述したバンドパスフィルタ11を通し、信号有無検出器13でチャンネル選局時からある一定時間後の積分器13の出力値が上述した150kHzの帯域差の部分においては、第1の変調方式では信号が発生し、一方、第2の変調方式では信号が生じないこととなるため、中心周波数のみが異なる場合であっても、上述した場合と同様に第1の変調方式と第2の変調方式とを復調手段を介することなく判別することが可能になる。従って、本願発明では、第1の復調手段及び第2の復調手段により復調を行うことにより変調方式を判別する場合と比較して短時間で変調方式を判別することが可能になるため、選局時等にディジタル放送信号の処理を迅速に行うことが可能になる。
なお、上述した例においては、4aと4bとの間における信号の有無に基づいて第1の変調方式と第2の変調方式とを判別することとしたが、本願発明では、4cから4dとの間における信号の有無に基づいて第1の変調方式と第2の変調方式とを判別することも可能である。
次に、周波数帯域のみが異なる場合について図5を参照して説明する。ここで、第1の変調方式の周波数帯域が5000kHzであり、一方、第2の変調方式の周波数帯域が4000kHzの信号を出力しているものと仮定する。上述した場合と同様に、チューナによりRF信号からIF信号に周波数変換され、AD変換された第1の変調方式のIF信号と第2の変調方式のIF信号と比較して図5に示すように、帯域端の差は約500kHzとなる。
このように、第1の変調方式と第2の変調方式をIF信号で比較した場合に、第1の変調方式のIF信号と第2の変調方式のIF信号との間で帯域差約500kHzが生じるため、これを上述したバンドパスフィルタ13を通し、信号有無検出器13でチャンネル選局時からある一定時間後の積分器13の出力値が上述した約500kHzの帯域差の部分においては、第1の変調方式では信号が発生し、一方、第2の変調方式では信号が生じないこととなるため、周波数帯域のみが異なる場合であっても、
上述した場合と同様に第1の変調方式と第2の変調方式とを復調手段を介することなく判別することが可能になる。従って、本願発明では、第1の復調手段及び第2の復調手段により復調を行うことにより変調方式を判別する場合と比較して短時間で変調方式を判別することが可能になるため、選局時等にディジタル放送信号の処理を迅速に行うことが可能になる。
なお、上述した例においては、5aと5bとの間における信号の有無に基づいて第1の変調方式と第2の変調方式とを判別することとしたが、本願発明では、5cから5dとの間における信号の有無に基づいて第1の変調方式と第2の変調方式とを判別することも可能である。
また、本実施の形態ではAD変換器3の出力信号で変調方式判別器5により変調方式の判別を行っているが、AD変換器3の前に変調方式判別器5を置く構成でも良い。
また、本実施の形態ではOFDM信号とQAM信号を例に挙げて説明しているが、変調方式ごとに周波数オフセットするかしないかを設定している場合には、他の変調信号(例えばVSB(Vestigal Side Band)信号、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)信号など)でも良い。なお、本実施の形態における変調方式判別器5は、LSI化することが可能である。
(実施の形態2)
本実施の形態における受信装置の構成は、実施の形態1の受信装置の構成図(図1)と同じであるが、変調方式判別器5の構成が実施の形態1と異なる。実施の形態2の変調方式判別器の構成を図6に示す。
ここで、バンドパスフィルタ10、平均化器11、積分器12、信号有無検出器13は実施の形態1と同じもので、実施の形態1で説明したとおりである。14は選局されたチャンネル全帯域の信号で、ある一定のサンプル数の平均値を算出する平均化器、15は平均化器14の出力値を積分する積分器、16はチャンネル選局時からある一定時間後の積分器16の出力値がある閾値未満なら信号がないと判断し、ある閾値以上なら信号があると判断する信号有無検出器で、判別器17は信号有無検出器13、16の結果をもとにOFDM信号かQAM信号か信号が存在しないかどうかを判別する判別器17である。以下に変調方式判別器の動作について説明する。
バンドパスフィルタ10、平均化器11、積分器12、信号有無検出器13を通る系では図3(c)に示す帯域の信号の有無を検出する。一方平均化器14、積分器15、信号有無検出器16の系は受信チャンネル全帯域を信号の有無を検出する。
信号有無検出器13から信号有り、信号有無検出器16から信号有りが出力された場合には、判別器17ではOFDM信号と判別する。信号有無検出器13から信号なし、信号有無検出器16から信号有りが出力された場合には、判別器17ではQAM信号と判別する。信号有無検出器13から信号なし、信号有無検出器16から信号なしが出力された場合には、判別器17ではOFDM信号、QAM信号ともになしと判別する。
これにより、従来の方法でQAM信号とOFDM信号の同期検出にそれぞれ約200m秒必要であったため、QAM信号とOFDM信号の判別に最大40m秒必要とした時間が、本発明では約20msecでQAM信号とOFDM信号の判別が可能となるため、チャンネルサーチ時間を大幅に短縮することができる。
また、バンドパスフィルタ10、平均化器11、積分器12の処理周波数はAD変換器のサンプリング周波数と同じであるため、AD変換器3のサンプリング周波数を上げることに、平均化器11、積分器12の処理周波数が上がり、信号有無検出器13でOFDM信号とQAM信号の判別速度が上がり、チャンネル選局後から誤り訂正器6から出力される誤りのないトランスポートストリーム7が出力される時間が短くなり、チャンネル選局後からAVデコーダ9により映像、音声が出力される出力時間が短くなる。
また実施の形態2ではAD変換器3の出力信号で変調方式判別器17により変調方式の判別を行っているが、AD変換器3の前に変調方式判別器17を置く構成でも良い。
また実施の形態2ではOFDM信号とQAM信号を例に挙げて説明しているが、変調方式ごとに周波数オフセットするかしないかを設定している場合には、他の変調信号(例えばVSB(Vestigal Side Band)信号、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)信号など)でも良い。また変調方式判別器5はLSI化することが可能である。
本発明にかかる受信装置は、2種類の変調方式で放送されており、そのうちの一方の変調方式は周波数オフセットして放送され、もう一方の変調方式は周波数オフセットせずに放送される信号を受信する際に、高速な選局または高速なチャンネルサーチを可能にするデジタル放送受信装置に適用できる。
本発明の実施の形態1における受信装置の構成図 本発明の実施の形態1における変調方式判別器の構成図 本発明の実施の形態1で受信する変調信号の帯域特性と変調方式判別器に用いるバンドパスフィルタの特性を示す図 本発明の実施の形態1で受信する第1及び第2の変調信号の特性を示す図 本発明の実施の形態1で受信する第1及び第2の変調信号の特性を示す図 本発明の実施の形態2における変調方式判別器の構成図
符号の説明
1 チューナ
2 帯域制限フィルタ
3 AD変換器
4 復調器
5 変調方式判別器
6 誤り訂正器
7 トランスポートストリーム
8 トランスポートデコーダ
9 AVデコーダ
10 バンドパスフィルタ
11、14 平均化器
12、15 積分器
13、16 信号有無検出器
17 判別器

Claims (6)

  1. 第1の変調方式により変調されたディジタル放送信号と第2の変調方式により変調されたディジタル放送信号が周波数多重されて伝送されるディジタル放送信号を受信する受信装置であって、前記ディジタル放送信号の周波数変換を行い中間周波信号を出力するチューナ手段と、前記チューナ手段により出力された第1の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第1の復調手段及び前記チューナ手段により出力された第2の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第2の復調手段とからなる復調手段と、前記チューナ手段から出力された中間周波信号の周波数帯域に応じて前記第1又は前記第2の変調方式を判別する判別手段と、前記判別手段の結果に基づいて前記第1又は第2の復調手段を切替えて復調させる制御手段とを備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 前記第1の変調方式の周波数帯域は、前記第2の変調方式の周波数帯域よりも周波数帯域が広いことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 前記受信装置は、さらに、チューナ手段から出力された中間周波信号をアナログデジタル変換する変換手段と、前記変換手段から出力された第1の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第1の復調手段及び前記変換手段から出力された第2の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第2の復調手段とからなる復調手段と、前記変換手段から出力された前記中間周波信号の周波数帯域に応じて、前記第1又は前記第2の変調方式を判別する判別手段と、前記判別手段の結果に基づいて、前記第1又は第2の復調手段を切替えて復調させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか記載の受信装置。
  4. 前記受信装置は、さらに、前記中間周波信号の所定時間における信号の有無を検出する検出手段を備え、前記検出手段による信号の有無により、前記中間周波信号の第1又は第2の変調方式の周波数帯域を判別することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の受信装置。
  5. 第1の変調方式により変調されたディジタル放送信号と第2の変調方式により変調されたディジタル放送信号が周波数多重されて伝送されるディジタル放送信号を受信する受信装置であって、前記ディジタル放送信号の周波数変換を行い中間周波信号を出力するチューナ手段と、前記チューナ手段により出力された第1の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第1の復調手段及び前記チューナ手段により出力された第2の変調方式により変調された中間周波信号を復調する第2の復調手段とからなる復調手段と、前記チューナ手段から出力された中間周波信号の中心周波数に応じて、前記第1又は前記第2の変調方式を判別する判別手段と、前記判別手段の結果に基づいて、前記第1又は第2の復調手段を切替えて復調させる制御手段とを備えたことを特徴とする受信装置。
  6. 前記第1の変調方式は、チャンネル帯域内の第1の中心周波数から所定周波数帯域に変調信号を配置し、前記第2の変調方式は、前記第1の中心周波数から予め定められた所定周波数異なる第2の中心周波数から所定周波数帯域に変調信号を配置することを特徴とする請求項5記載の受信装置。
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