JP2006080749A - プロトコル機能制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ディスカバリプロトコルの制御機能と被制御機能の両方が搭載された機器においては、状況に応じて各機能の動作を適切に制御することで、機器リソースと通信リソースの最適化を図る必要がある。
【解決手段】 通信開始時にユーザーが選択した通信相手機器や通信時の処理内容を基に、ペアリング情報記憶テーブルを参照して起動するディスカバリプロトコルの役割機能を決定する。
また、ディスカバリプロトコルの被制御機能が起動中に制御機能を起動する際には、被制御機能を停止してから制御機能を起動し、制御機能の処理が終了後、制御機能を停止して被制御機能を起動する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能制御方法に関する。特に、IEEE802.11等の無線LAN通信手段を備えた機器におけるディスカバリプロトコル機能の起動と停止を制御する技術に関する。
近年の無線LANを始めとする無線通信技術の発展に伴い、様々な機器に無線通信機能が搭載されつつある。これにより、家電や携帯電話、プリンタ、時計、カメラ、コピー機といった身の回りの機器がネットワークで結ばれ、更には車や電車の中からでもネットワークにアクセスできるような、いわゆるユビキタス・ネットワークの到来が現実のものとなりつつある。このようなユビキタス・ネットワークの普及により、ユーザーは場所を問わず遠隔地の他の機器の資源へアクセス可能となるため、例えば外出先で撮った写真をその場で自宅のプリンタへ転送して印刷するといった、従来では実現できなかったような様々なサービスの実現が可能になるとして、大きな注目を集めている。
このように、ユビキタス・ネットワークの通信インフラとして無線通信は必要不可欠なものであり、家庭やオフィスを問わずあらゆる環境において、上記の無線通信方式を搭載した様々な機器が通信を行うことで、ユーザーがサービスを利用する場面が増えていくことが予想される。
上記のように多くの機器が無線通信可能となった場合には、ネットワークに参加している機器の構成が頻繁かつ動的に変化することが予想され、また機器との接続に必要なIPアドレス等の通信設定に関する情報も、機器がネットワークに参加するたびに異なることも考えられる。そのため、ユーザーがネットワークにおいて不便さを感じることなくサービスを利用する際には、ネットワークにどのような機器が参加しているかを確実に把握し、利用したいサービスを持つ機器を検索して、通信を行いたい機器との接続に必要な情報を収集する処理を自動的に行うような機能が必要となる。
このような要求に対し、ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルがOSベンダや業界団体などから提案され、機器への実装が普及しつつある。例えばMicrosoft社が中心となって策定されたディスカバリプロトコルであるUPnP(Universal Plug and Play)は、通信機能起動時に機器のIPアドレスを自動的に決定する機能や、所望のサービスを持つ機器をネットワーク上から検索する機能、また相手機器に接続して相手機器を操作する機能などを有しており、UPnPを用いることでユーザーがネットワーク上のサービスを容易に利用可能になるものとして、PCやアクセスポイント、オーディオ機器などへの実装が進んでいる(例えば特許文献1)。またUPnP以外にも、Apple社のディスカバリプロトコルであるRendezvousや、Webサービスにおけるサービスディスカバリを定めた仕様であるWS−Discoveryなども提案されており、今後の普及が予想されている。
UPnPではネットワーク上に接続する機器に、Control PointとDeviceという二つの役割を定義しており、Deviceはネットワーク上で何らかの機能を持つホスト機器として位置付けられ、またDeviceの機能を利用する機器をControl Pointと位置付けている。Deviceはマルチキャストデータ送信により他の機器へその機器が持つ機能を知らせたり、ネットワークへの参加や離脱を報知したりする機能を持ち、またControl Pointからのリクエストを処理する機能を持つ。またControl Pointはネットワーク上の所望のサービスを持つ機器を検索し、機器から情報を取得してその機器の制御を行う機能を持つ。例えばプリンタにはDeviceが搭載され、PCにはControl Pointが搭載される。
特開2002−112253号公報
上記のように、UPnPをはじめとするディスカバリプロトコルは、今後のネットワークに必要不可欠な機能としてより一般的に普及し、各機器にControl PointやDeviceといった役割機能が搭載されると予想される。
しかしながら、機器に搭載される役割機能には、例えばデジタルカメラのように、デジタルカメラで撮影した画像を閲覧するためにPCより接続される際にはDeviceとして動作し、撮影した画像を印刷するためにプリンタへ接続する際にはControl Pointとして動作するように、機器に二つの役割機能が搭載されており、ネットワーク参加時にはDeviceとControl Pointが同時に動作する場合が考えられる。
この場合、DeviceとControl Pointが常に同時に動作し続けると、ユーザーがControl Pointの機能のみを利用したい場合にDeviceが動作していたり、また逆にDeviceとしてのみ動作すれば十分な場合にControl Pointとしての処理を行うことで、機器のリソースや通信の帯域を無駄に消費してしまうといった問題が発生する。
このような問題は、特にPC等と比較するとリソースの乏しい組み込み機器において深刻な問題となる。
したがって、制御機能であるControl Pointと被制御機能であるDeviceの両方が搭載された機器においては、状況に応じて各機能の動作を適切に制御することで、機器リソースと通信リソースの最適化を図る必要がある。
上記課題を解決するため、本発明は、ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能起動制御方法であって、ディスカバリプロトコルの制御機能と被制御機能とを有する通信機器において、通信開始時にユーザーが選択した通信相手機器に応じて前記制御機能と、前記被制御機能とを選択的に起動することを第一の特徴とする。第一の発明において、前記通信機器は、通信相手機器とペアリング処理を行うペアリング手段と、前記ペアリング手段によって取得した情報を記憶するペアリング情報記憶手段と、ユーザーが前記通信相手機器を選択するユーザーインターフェース手段と、選択された前記通信相手機器情報と前記ペアリング情報記憶手段に記憶されているペアリング情報を基に起動するディスカバリプロトコル機能を決定する起動プロトコル選択手段とを備える。
本発明の第二の特徴は、ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能起動制御方法であって、ディスカバリプロトコルの制御機能と、被制御機能とを有する通信機器において、通信開始時にユーザーが選択した前記通信機器の通信時の処理内容に応じて前記制御機能と、前記被制御機能とを選択的に起動することである。第二の発明において、前記通信機器は、通信相手機器とペアリング処理を行うペアリング手段と、前記ペアリング手段によって取得した情報を記憶するペアリング情報記憶手段と、ユーザーが前記通信相手機器と前記通信機器の通信時の処理内容を選択するユーザーインターフェース手段と、選択された前記通信相手機器情報と前記通信機器の通信時処理内容情報と前記ペアリング情報記憶手段に記憶されているペアリング情報を基に起動するディスカバリプロトコル機能を決定する起動プロトコル選択手段とを備える。
本発明の第三の特徴は、ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能起動制御方法であって、ディスカバリプロトコルの制御機能と、被制御機能とを有する通信機器において、前記被制御機能が起動中に前記制御機能が起動された際に、前記被制御機能を停止してから前記制御機能を起動し、起動した前記制御機能を基に開始された通信が終了した際に、停止した前記被制御機能を起動することである。
本発明の第四の特徴は、ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能起動制御方法であって、ディスカバリプロトコルの制御機能と、被制御機能とを有する通信機器において、前記被制御機能が起動中に前記制御機能が起動された際に、前記被制御機能を停止してから前記制御機能を起動し、起動した前記制御機能を基に通信が開始された際に、停止した前記被制御機能を起動することである。
本発明のプロトコル機能制御方法により、DeviceとControl Pointの起動を接続先機器の種類もしくは接続先機器との間で行う動作の種類応じて選択的に起動し、不必要な処理を行わないことで、機器リソースや通信リソースを最適化することが可能となる。
また本発明のプロトコル機能制御方法により、Deviceの動作をControl Pointの動作中は自動的に停止し、マルチキャスト送信処理や検索応答処理に割かれる機器リソースを節約することで、機器がControl Pointとして動作する場合の処理について、その処理能力を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の一実施形態に係る、第一の撮像装置101と、プリンタ102と、PC103と、第二の撮像装置104とを示す図である。第一の撮像装置101、プリンタ102、PC103、第二の撮像装置104は無線LAN通信機能を備えており、無線LAN通信により各端末が接続することで通信を行う。
第一の撮像装置101は撮影した画像をプリンタへ送信して印刷処理を要求する機能と、情報端末上の撮影画像閲覧アプリケーションからの撮影画像送信要求に対して撮影した画像もしくは撮影画像のサムネイルを情報端末へ送信する機能と、別の撮像装置との間で撮影画像の送受信を行うとを備え、ディスカバリプロトコルとしてUPnPのControl PointとDeviceを有する。またプリンタ102は受信した画像を印刷する機能を備え、ディスカバリプロトコルとしてUPnPのDeviceを有する。またPC103は、PC103にインストールされている撮影画像閲覧アプリケーションの処理によって、撮像装置より撮影画像を取得して閲覧する機能を備え、ディスカバリプロトコルとしてUPnPのControl Pointを有する。また第二の撮像装置104は第一の撮像装置101と同様の機能を持ち、ディスカバリプロトコルとしてUPnPのControl PointとDeviceを有する。
なお、本実施例では第一の撮像装置とプリンタ102、PC103、第二の撮像装置104との間には事前にペアリング処理が行われており、第一の撮像装置101はペアリング処理を行った機器とのみ接続して通信を行う。本実施例のペアリング処理を行うことで、撮像装置101は少なくともペアリング処理を行った機器の名前と機器タイプ、通信時に起動すべきディスカバリプロトコルの役割機能といった情報を、図2に示されるペアリング情報記憶テーブルに記憶する。
また、本実施例では各端末は無線LAN通信方式を利用し、端末同士が直接通信を行うアドホック通信モードにより通信を行ったが、各端末がアクセスポイントを介して接続して通信を行うインフラストラクチャ通信モードや、有線LANを利用して各端末が通信を利用する場合においても、本発明は適用可能であることをここに明記しておく。
次に、本実施例における第一の撮像装置101のディスカバリプロトコル起動制御処理について、図3と図4を用いて説明する。
第一の撮像装置101は無線LAN通信機能を起動する際に、ユーザーインターフェース画面に図3に示す接続機器タイプ選択メニューを表示し、ユーザーは通信を行いたい機器の種類を選択する。図2のメニューには「プリンタ」「PC」「カメラ」「キャンセル」といった項目が表示されており、ユーザーは目的に応じていずれかの項目を選択する。例えば撮影画像の印刷を行うために通信機能を起動させる場合は「プリンタ」を選択し、PC上で撮影画像を閲覧するために通信機能を起動させる場合は「PC」を選択し、他の撮像装置との間で撮影画像の交換を行いたい場合は「カメラ」を選択する。
図3の接続機器タイプ選択メニューにより機器の種類が選択されると、第一の撮像装置101は図4に示す接続機器選択メニューを表示する。ここで、第一の撮像装置101は、接続機器タイプ選択メニューにて選択された機器の種類をキーとしてペアリング情報記憶テーブルを検索し、選択されたものと同じ機器タイプを持つペアリング済み機器の名前を接続機器選択メニューの項目として表示する。図4は接続機器タイプ選択メニューにて「プリンタ」を選択した場合の接続機器選択メニューであり、メニューにはプリンタ102の名前が表示される。
図4の接続機器選択メニューにより通信を行う相手機器が選択されると、第一の撮像装置101はペアリング情報記憶テーブル中の選択機器の項目を参照し、起動すべきディスカバリプロトコルの役割機能を起動して通信を開始する。
以上の手順によって、第一の実施例における第一の撮像装置101のディスカバリプロトコル起動制御処理は行われる。
なお、本実施例では図3の接続機器タイプ選択メニューにより接続機器の種類を選択したが、例えば画像を選択後に「印刷」といった項目を選択した場合には図4に示すプリンタの接続機器選択メニューを表示したり、また「PCで閲覧」といった項目を選択した場合にはPCの接続機器選択メニューを表示したりするなど、ユーザーが選択する項目により接続する機器タイプを自動的に決定して、接続機器選択メニューとして選択機器タイプに対応するペアリング済み機器の一覧を表示してもよい。
また、本実施例のように接続機器タイプ選択メニューを利用せずに、全てのペアリング済み機器の一覧を接続機器選択メニューに表示することで、ユーザーが機器の種類と通信相手機器を一度に選択できるようにしても良い。
また、本実施例では図2のペアリング情報記憶テーブルに記憶されている、各ペアリング済み機器の起動機能情報を基に、起動すべき役割機能を決定したが、撮像装置101はペアリング情報記憶テーブルに記憶されている機器タイプ情報を参照して、例えば機器タイプが「Printer」ならControl Pointのみを起動し、機器タイプが「PC」ならDeviceのみを起動するといった具合に、通信相手機器の機器タイプ情報に応じて自動的に起動すべき役割機能を決定しても良い。
(第2の実施形態)
第一の実施例では、第一の撮像装置101が接続相手機器に応じてディスカバリプロトコルの起動制御処理を行う方法であった。
第一の実施例にて画像交換用に第二の撮像装置104を通信相手機器として選択した場合、撮像装置101の役割機能としてはControlとDeviceの両方のケースがありうることから、撮像装置101はディスカバリプロトコルの起動制御処理として両方の役割機能を起動する。しかしながらこの場合、例えば第一の撮像装置101が第二の撮像装置104へ接続して画像の送信処理のみを行いたい場合や、第二の撮像装置104から接続されて画像の受信処理のみを行いたい場合など、ControlとDeviceのどちらか一方を起動しておけば十分な処理内容の場合においても両方の役割機能が起動してしまい、無駄な役割機能が動作することで機器のリソースや通信の帯域を無駄に消費してしまうことも考えられる。
そこで第二の実施例では、ユーザーが通信相手機器選択後に通信時の処理内容を選択することで、選択された処理内容に応じてディスカバリプロトコルの役割機能の起動を選択的に制御する実施例であり、これにより第一の実施例のような通信相手機器の選択だけでは最適なディスカバリプロトコルの起動制御が行えない場合であっても機器リソースや通信リソースを最適化することが可能になるという、第二の実施例特有の効果を得ることが可能となる。
本実施例における第一の撮像装置101のディスカバリプロトコル起動制御処理について、図5を用いて説明する。
第一の実施例と同様の手順で通信相手機器を選択後、第一の撮像装置101は図5に示すような通信時処理選択メニューを表示し、ユーザーは通信時に第二の撮像装置104との間で行う処理内容を選択する。通信時処理選択メニューより処理内容が選択されると、第一の撮像装置101は選択処理内容に応じてディスカバリプロトコルの役割機能を起動する。例えば図5の場合、第一の撮像装置101は「画像送信」が選択されるとControl Pointを起動し、「画像受信」が選択されるとDeviceを起動し、「画像交換」が選択されるとControl PointとDeviceを起動する。
以上の手順によって、第二の実施例における第一の撮像装置101のディスカバリプロトコル起動制御処理は行われる。
(第3の実施形態)
第一の実施例と第二の実施例は、ユーザーが選択した通信相手機器や処理内容といった項目に応じて、ディスカバリプロトコルの起動制御処理を行う実施例であった。
しかしながら、第一の撮像装置101は印刷機能や画像交換機能といった複数の機能を備えているため、例えばPC103と撮影画像閲覧用に接続中にプリンタ102へ接続し、閲覧中の画像を撮像装置101よりプリンタ102へ送信して印刷するという具合に、第一の撮像装置101においてある一つの機能の処理中に別の機能が起動されるといった場面も考えられる。このような場面においては、第一、第二の実施例で説明したディスカバリプロトコルの起動制御処理により、第一の撮像装置101は各通信相手機器や処理内容に応じてディスカバリプロトコルの役割機能を起動するため、上記のようにプリンタ102、PC103と同時に通信を行うような場合には、Control PointとDeviceが同時に動作を行う。このようにControl PointとDeviceが同時に動作を行うと、例えば第一の撮像装置101がControl Pointとなって印刷データの送信処理を行う際に、Deviceとしての動作であるマルチキャスト送信処理や、検索応答処理に機器リソースが割かれることで、印刷データの送信処理の性能が低下してしまう場合が考えられる。
そこで第三の実施例では、撮像装置101がControl Pointを起動する際に起動中のDeviceを自動的に停止する制御を行う実施例であり、これによりDeviceの動作であるマルチキャスト送信処理や検索応答処理に割かれる機器リソースを節約することで、Control PointとDeviceを同時に動作させる場合と比べ、Control Pointの処理によって接続した通信相手機器との間で行われる処理について、その処理能力を向上させることが可能になるという、第三の実施例特有の効果が得られる。
本実施例における第一の撮像装置101のディスカバリプロトコル起動制御処理について、図6と図7を用いて説明する。
本実施例は、PC103の撮影画像閲覧アプリケーションがUPnPを利用して第一の撮像装置101へ接続して通信中に、ユーザーが第一の撮像装置101を操作することで第一の撮像装置101よりプリンタ102へ接続を行い、第一の撮像装置101より撮影画像をプリンタ102へ送信して印刷処理を行う場合の実施例である。
まず、第一の実施例や第二の実施例と同様の手順でユーザーが通信相手機器としてプリンタ102を選択し、起動する役割機能としてControl Pointを決定した後に、第一の撮像装置101は図6に示すような起動時制御処理を行う。
ステップS601において、起動する役割機能がControl Pointか否かを判断する。起動する役割機能がControl Pointである場合はステップS602へ進み、Deviceである場合はステップS605へ進む。
ステップS602において、Deviceが起動しているか否かを判断する。Deviceが起動中の場合はステップS603へ進み、起動していない場合はステップS604へ進む。
ステップS603において、起動しているDeviceを停止し、再起動フラグを立てる。前記再起動フラグは、後述する終了時制御処理においてDeviceを再起動する際に利用される。なお、本実施例では本ステップS603において第一の撮像装置101のディスカバリプロトコルの役割機能であるDeviceを停止しても、第一の撮像装置101とPC103との間に確立されている通信コネクションは切断しないことをここに明記しておく。
ステップS604において、Control Pointを起動して処理を終了する。
ステップS605において、Control Pointが起動しているか否かを判断する。Control Pointが起動中の場合はControl Pointが停止するまでステップS605をループし、Control Pointが停止した場合はステップS606へ進む。
ステップS606において、Deviceを起動して処理を終了する。
以上の手順によって、第三の実施例におけるディスカバリプロトコル起動時の制御処理は行われ、Control Point起動される際にDeviceが停止される。
次に、図6の起動時制御処理によってControl Pointが起動され、第一の撮像装置101がプリンタ102と接続して印刷処理を行った後、第一の撮像装置101がプリンタ102との通信を終了する際に、第一の撮像装置101は図7に示すような終了時制御処理を行う。
ステップS701において、Control Pointを停止する。
ステップS702において、再起動フラグが立てられているか否かを判断する。再起動フラグが立てられている場合はステップS703に進み、立てられていない場合は処理を終了する。
ステップS703において、前記起動時制御処理において停止したDeviceを再び起動し、再起動フラグをクリアして処理を終了する。
以上の手順によって、第三の実施例におけるディスカバリプロトコル終了時の制御処理は行われ、Control Pointが停止してDeviceが再起動される。
なお、上記実施例では第一の撮像装置101とプリンタ102との通信中にも、第一の撮像装置101とPC103の通信コネクションは維持されていたが、より機器リソースを印刷処理に集中させるために、前記ステップS603にてDeviceを停止させた際に、第一の撮像装置101はPC103との間で確立されている通信コネクションを切断してもよい。その場合、前記ステップS703において第一の撮像装置101のDevice機能が再起動した際に、第一の撮像装置101のDevice機能が起動したことを報知するマルチキャストメッセージをPC103が検知した場合に、PC103は第一の撮像装置101との通信コネクションを再接続する処理を行う。
また、上記実施例ではPC103の撮影画像閲覧アプリケーションが第一の撮像装置101へ接続して通信中に、ユーザーが第一の撮像装置101を操作することで第一の撮像装置101よりプリンタ102へ接続を行ったが、PC103の撮影画像閲覧アプリケーションより第一の撮像装置101へ印刷要求を送信することで、印刷要求を受信した第一の撮像装置101がプリンタ102へ接続を行っても良い。
(第4の実施形態)
第三の実施例では、第一の撮像装置101がプリンタ102と接続して画像送信処理を行った後、第一の撮像装置101がプリンタ102との通信を終了する際に、図7の終了時制御処理を起動する実施例であった。
第四の実施例は、第一の撮像装置101がプリンタ102と接続して画像送信処理用の通信を開始する際に、図7の終了時制御処理を起動する実施例である。これにより、第一の撮像装置101はプリンタ102との印刷処理中の状態情報を、ディスカバリプロトコルのDevice機能を利用してPC103へ伝えることが可能になるという、第四の実施例特有の効果を得られる。
なお、第一の撮像装置101がPC103状態情報を伝達する具体的な方法の一つとしては、例えばDeviceがControl PointへDeviceの機器情報を伝達するためのDescription情報中にプリンタの状態情報を格納する領域を定義し、その領域にプリンタ102との印刷処理の状態情報を格納してPC103へ送信することで、状態情報の伝達を行う。
本提案の実施形態の一例 本提案のペアリング情報記憶テーブルの一例 本提案の接続機器タイプ選択メニューの一例 本提案の接続機器選択メニューの一例 本提案の通信時処理選択メニューの一例 第三、第四の実施例における起動時制御処理手順を示すフローチャート 第三、第四の実施例のおける終了時制御処理手順を示すフローチャート
符号の説明
101第一の撮像装置
102 プリンタ
103 PC
104 第二の撮像装置

Claims (6)

  1. ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能起動制御方法であって、ディスカバリプロトコルの制御機能と被制御機能とを有する通信機器において、通信開始時にユーザーが選択した通信相手機器に応じて前記制御機能と、前記被制御機能とを選択的に起動することを特徴とするプロトコル機能制御方法。
  2. 前記通信機器は、通信相手機器とペアリング処理を行うペアリング手段と、前記ペアリング手段によって取得した情報を記憶するペアリング情報記憶手段と、ユーザーが前記通信相手機器を選択するユーザーインターフェース手段と、選択された前記通信相手機器情報と前記ペアリング情報記憶手段に記憶されているペアリング情報を基に起動するディスカバリプロトコル機能を決定する起動プロトコル選択手段とを備えることを特徴とする、請求項1に記載のプロトコル機能制御方法。
  3. ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能起動制御方法であって、ディスカバリプロトコルの制御機能と、被制御機能とを有する通信機器において、通信開始時にユーザーが選択した前記通信機器の通信時の処理内容に応じて前記制御機能と、前記被制御機能とを選択的に起動することを特徴とするプロトコル機能制御方法。
  4. 前記通信機器は、通信相手機器とペアリング処理を行うペアリング手段と、前記ペアリング手段によって取得した情報を記憶するペアリング情報記憶手段と、ユーザーが前記通信相手機器と前記通信機器の通信時の処理内容を選択するユーザーインターフェース手段と、選択された前記通信相手機器情報と前記通信機器の通信時処理内容情報と前記ペアリング情報記憶手段に記憶されているペアリング情報を基に起動するディスカバリプロトコル機能を決定する起動プロトコル選択手段とを備えることを特徴とする、請求項3に記載のプロトコル機能制御方法。
  5. ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能起動制御方法であって、ディスカバリプロトコルの制御機能と、被制御機能とを有する通信機器において、前記被制御機能が起動中に前記制御機能が起動された際に、前記被制御機能を停止してから前記制御機能を起動し、起動した前記制御機能を基に開始された通信が終了した際に、停止した前記被制御機能を起動することを特徴とするプロトコル機能制御方法。
  6. ネットワーク上の機器やサービスを検出する機能を持つディスカバリプロトコルの機能起動制御方法であって、ディスカバリプロトコルの制御機能と、被制御機能とを有する通信機器において、前記被制御機能が起動中に前記制御機能が起動された際に、前記被制御機能を停止してから前記制御機能を起動し、起動した前記制御機能を基に通信が開始された際に、停止した前記被制御機能を起動することを特徴とするプロトコル機能制御方法。
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