JP2006079779A - デマルチプレクサ - Google Patents

デマルチプレクサ Download PDF

Info

Publication number
JP2006079779A
JP2006079779A JP2004265336A JP2004265336A JP2006079779A JP 2006079779 A JP2006079779 A JP 2006079779A JP 2004265336 A JP2004265336 A JP 2004265336A JP 2004265336 A JP2004265336 A JP 2004265336A JP 2006079779 A JP2006079779 A JP 2006079779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payload
packet header
packet
demultiplexer
buffer memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004265336A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Hashimoto
勉 橋本
Tetsuo Nakamura
徹郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004265336A priority Critical patent/JP2006079779A/ja
Priority to US11/140,945 priority patent/US7957422B2/en
Publication of JP2006079779A publication Critical patent/JP2006079779A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/41Structure of client; Structure of client peripherals
    • H04N21/426Internal components of the client ; Characteristics thereof
    • H04N21/42646Internal components of the client ; Characteristics thereof for reading from or writing on a non-volatile solid state storage medium, e.g. DVD, CD-ROM
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/41Structure of client; Structure of client peripherals
    • H04N21/426Internal components of the client ; Characteristics thereof
    • H04N21/42607Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream
    • H04N21/42615Internal components of the client ; Characteristics thereof for processing the incoming bitstream involving specific demultiplexing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/434Disassembling of a multiplex stream, e.g. demultiplexing audio and video streams, extraction of additional data from a video stream; Remultiplexing of multiplex streams; Extraction or processing of SI; Disassembling of packetised elementary stream

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】 多重化されたストリームから所要のデータを抽出し、常に正しいペイロードを後続のデコーダへ供給する。
【解決手段】 あるパケットについてパケットヘッダ検出部21がパケットヘッダを誤りなく検出できた場合には、ペイロード分離部22により分離された当該パケットのペイロードがバッファメモリ24,25,26に格納されるように、メモリ制御部23が制御する。また、所定数のパケットについてパケットヘッダ検出部21がパケットヘッダを誤りなく検出できた場合には、当該所定数のパケットに先行するパケットのペイロードについてバッファメモリ24,25,26からの出力を許可するように、メモリ制御部23が制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、多重化されたストリームから所要のデータを分離するためのデマルチプレクサに関するものである。
光ディスクの1つであるDVD(Digital Versatile Disk)には、映像、音声等の圧縮符号化されたデータが記録されている。また、DVDディスクからの読み出しデータは、各々パケットヘッダとペイロードとを含む複数のパケットで構成された入力ストリームの形態をとる。したがって、入力ストリームから所要のペイロードを抽出し、該抽出したペイロードを伸張処理のためのデコーダへ供給するためのデマルチプレクサが、DVD再生装置にとって必要である。
正しいペイロード、すなわち正確なデータをデコーダへ供給できなければ、映像、音声等の再生結果に乱れが生じ、最悪の場合にはデコーダが動作停止(ハング)してしまう可能性もある。
ある従来技術によれば、エラー発生から回復に要する時間を短縮するように、セクタ同期情報をもとにデコーダの同期回復を実現する(特許文献1参照)。
特開平8−79709号公報
DVD規格に準拠した光ディスクでは、各パケットヘッダ中にスタートコードが必ず記録されているので、デマルチプレクサにてパケットヘッダを誤りなく検出できた。そして、パケットヘッダ中に含まれるペイロード長の情報等をもとに、ペイロードを誤りなく分離することができた。
ところが、DVD規格に準拠しない光ディスクがDVD再生装置にかけられると、デマルチプレクサがパケットヘッダを誤検出することがある。この場合には誤ったペイロードがデコーダへ供給されることとなり、最悪の場合には前述のとおりデコーダのハングを引き起こす。
本発明の目的は、常に正しいペイロードを出力することができるデマルチプレクサを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、分離したペイロードを順次格納するためのバッファメモリを設け、所定数のパケットヘッダを誤りなく検出できたことを確認したうえ、先行ペイロードをバッファメモリから出力することとした。
具体的に説明すると、本発明は、各々パケットヘッダとペイロードとを含む複数のパケットで構成された入力ストリームから有効なペイロードを抽出するためのデマルチプレクサにおいて、入力ストリーム中のパケットヘッダを順次検出するためのパケットヘッダ検出部と、このパケットヘッダ検出部の検出結果をもとに入力ストリーム中のペイロードを順次分離するためのペイロード分離部と、このペイロード分離部により分離されたペイロードを順次格納するためのバッファメモリと、パケットヘッダ検出部の検出結果をもとにバッファメモリへのペイロードの格納制御及びバッファメモリからのペイロードの出力許可制御を行うメモリ制御部とを備えた構成を採用し、メモリ制御部は、あるパケットについてパケットヘッダ検出部がパケットヘッダを誤りなく検出できた場合には、ペイロード分離部により分離された当該パケットのペイロードがバッファメモリに格納されるように制御し、かつ所定数のパケットについてパケットヘッダ検出部がパケットヘッダを誤りなく検出できた場合には、当該所定数のパケットに先行するパケットのペイロードについてバッファメモリからの出力を許可するように制御することとしたものである。
あるパケットについてパケットヘッダの誤検出の可能性がある場合には、誤りの可能性を含んだ先行ペイロードがバッファメモリから出力されないように、バッファメモリの出力許可制御をメモリ制御部が行えばよい。
本発明によれば、所定数のパケットヘッダを誤りなく検出できたことを確認したうえ、先行ペイロードをバッファメモリから出力することとしたので、常に正しいペイロードをデマルチプレクサからデコーダへ供給することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の具体的な実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るデマルチプレクサを用いたDVD再生装置を示している。図1のDVD再生装置は、デマルチプレクサ20とAVデコーダ30とを備えた構成を持ち、入力側に光ディスク10が装着され、出力側に映像モニタ40及びスピーカ41が接続される。デマルチプレクサ20は、光ディスク10からの入力ストリーム11を受け取る。なお、光ディスク10とデマルチプレクサ20との間に介在する光ピックアップ、復調回路、誤り訂正回路等は、図示を省略している。
デマルチプレクサ20は、各々パケットヘッダとペイロードとを含む複数のパケットで構成された入力ストリーム11から有効なペイロードを抽出し、該抽出したペイロードをAVデコーダ30へ供給するものであって、パケットヘッダ検出部21と、ペイロード分離部22と、メモリ制御部23と、第1バッファメモリ24と、第2バッファメモリ25と、第3バッファメモリ26とを備えている。各パケットは、主映像、音声又は副映像(字幕情報を含んだサブピクチャ)のうちいずれかの圧縮符号化データを含むペイロードを持つ。パケットヘッダ検出部21は、入力ストリーム11中のパケットヘッダを順次検出する。ペイロード分離部22は、パケットヘッダ検出部21の検出結果をもとに入力ストリーム11中のペイロードを順次分離する。第1バッファメモリ24は、ペイロード分離部22により分離された主映像ペイロードを順次格納する。第2バッファメモリ25は、ペイロード分離部22により分離された音声ペイロードを順次格納する。第3バッファメモリ26は、ペイロード分離部22により分離された副映像ペイロードを順次格納する。これら第1〜第3バッファメモリ24,25,26は、各々リングバッファ構造を持つ。メモリ制御部23は、第1〜第3バッファメモリ24,25,26の格納制御及び出力許可制御を行うものであって、パケットヘッダ検出部21の検出結果をもとにペイロードの属性を判別し、当該ペイロードの属性に応じてペイロード分離部22の出力を第1〜第3バッファメモリ24,25,26のうちのいずれかへ振り分ける機能を有する。
AVデコーダ30は、デマルチプレクサ20から供給されたペイロード(圧縮符号化データ)に、その属性に応じた伸張処理を施すものであって、ビデオデコーダ31と、オーディオデコーダ32と、サブピクチャデコーダ33と、ミキサ34とを備えている。ビデオデコーダ31は、第1バッファメモリ24から出力された主映像ペイロードを順次デコードする。オーディオデコーダ32は、第2バッファメモリ25から出力された音声ペイロードを順次デコードする。サブピクチャデコーダ33は、第3バッファメモリ26から出力された副映像ペイロードを順次デコードする。ミキサ34は、ビデオデコーダ31及びサブピクチャデコーダ33の各々のデコード結果を合成し、該合成の結果を表す信号を映像モニタ40へ供給する。スピーカ41は、オーディオデコーダ32から音声信号を受け取る。
第1バッファメモリ24は、図1中に破線で示すように、ペイロード分離部22により分離された主映像ペイロードを一時格納するためのペイロードバッファX1と、ビデオデコーダ31がDVD規格上必要とするビットバッファB1とを兼ねるものである。メモリ制御部23は、第1及び第2ライトポインタWPA,WPBを用いて第1バッファメモリ24へのペイロードの格納制御を行い、かつ1つのリードポインタRPを用いて第1バッファメモリ24からのペイロードの出力許可制御を行うように構成されている。詳細に説明すると、ビデオデコーダ31は、リードポインタRPが指示するメモリロケーションから第1ライトポインタWPAが指示するメモリロケーションまでの間に格納されたペイロードのみを読み出せるようになっている。同様に、第2バッファメモリ25は、ペイロード分離部22により分離された音声ペイロードを一時格納するためのペイロードバッファX2と、オーディオデコーダ32が必要とするビットバッファB2とを兼ねる。また、第3バッファメモリ26は、ペイロード分離部22により分離された副映像ペイロードを一時格納するためのペイロードバッファX3と、サブピクチャデコーダ33が必要とするビットバッファB3とを兼ねる。メモリ制御部23は、第2及び第3バッファメモリ25,26についても、2つのライトポインタを用いて格納制御を行い、かつ1つのリードポインタを用いて出力許可制御を行うように構成されている。
図2は、図1中のデマルチプレクサ20に与えられる入力ストリーム11の例を示している。図2には、第1、第2、第3及び第4パケットとともに、第1パケットと第2パケットとの間に存在する無効データが示されている。PH1は第1パケットヘッダ、PL1は第1ペイロード、PH2は第2パケットヘッダ、PL2は第2ペイロード、PH3は第3パケットヘッダ、PL3は第3ペイロード、PH4は第4パケットヘッダ、PL4は第4ペイロードである。第1〜第4パケットヘッダPH1〜PH4の各々は、先頭に位置するスタートコードの部分と、ヘッダ情報及びパケット情報を持つ後続部分とから構成されており、このうち後続部分はペイロード長の情報を含んでいる。なお、図示の無効データは、第2パケットヘッダPH2の検出ミスの原因となるものである。
次に、図2に示した入力ストリーム11を構成する4パケットがいずれも主映像に関するパケットであるものと仮定して、図3(a)〜図3(d)を参照しながら、図1中の第1バッファメモリ24の格納制御及び出力許可制御について詳細に説明する。
図3(a)は、バッファメモリ24の初期状態を示している。このとき、バッファメモリ24は空であって、第1ライトポインタWPA、第2ライトポインタWPB及びリードポインタRPは同一のメモリロケーションを指示している。
さて、パケットヘッダ検出部21は、第1パケットヘッダPH1に含まれるスタートコードを検出することにより、当該第1パケットヘッダPH1を検出する。このパケットヘッダ検出部21の検出結果をもとにして、ペイロード分離部22は第1ペイロードPL1を分離する。メモリ制御部23は、第1パケットヘッダPH1が誤りなく検出されたかどうかを、検出された第1パケットヘッダPH1中に含まれるペイロード長の情報をもとに判定する。ここでは、第1パケットヘッダPH1が誤りなく検出されたものとする。したがって、メモリ制御部23は、ペイロード分離部22により分離された当該パケットの第1ペイロードPL1がバッファメモリ24に格納されるように制御する。
図3(b)は、バッファメモリ24に第1ペイロードPL1が格納された状態を示している。このとき、メモリ制御部23は、第1ライトポインタWPA及びリードポインタRPを更新することなく、格納された第1ペイロードPL1の末尾を指示するように第2ライトポインタWPBのみを更新する。前述のとおり、ビデオデコーダ31は、リードポインタRPが指示するメモリロケーションから第1ライトポインタWPAが指示するメモリロケーションまでの間に格納されたペイロードのみを読み出せるようになっている。したがって、図3(b)の状態では、ビデオデコーダ31によるバッファメモリ24からの第1ペイロードPL1の読み出しは禁止されている。
次に、パケットヘッダ検出部21は、第1ペイロードPL1に続く無効データ中に偶然に含まれるスタートコードを検出することにより、パケットヘッダを誤検出してしまう。このパケットヘッダ検出部21の誤った検出結果をもとにして、ペイロード分離部22はペイロードを誤分離する。このようにして誤って分離されたペイロードが第2ペイロードPL2の途中までかかると、第2パケットヘッダPH2を検出できないので、第2ペイロードPL2を正しく分離できない。ところが、メモリ制御部23は、パケットヘッダ検出部21によりパケットヘッダが誤検出されたことを、誤検出されたパケットヘッダ中に含まれるペイロード長の偽情報をもとに判定する。つまり、この偽情報が表すペイロード長が所定の範囲に入っていないことから、パケットヘッダの検出に誤りがあったと判定するのである。このようにしてパケットヘッダの誤検出判定を行ったメモリ制御部23は、ペイロード分離部22により誤って分離されたペイロードがバッファメモリ24に格納されないように制御する。具体的には、第1及び第2ライトポインタWPA,WPBのいずれをも更新しない。
次に、パケットヘッダ検出部21は、第3パケットヘッダPH3に含まれるスタートコードを検出することにより、当該第3パケットヘッダPH3を誤りなく検出する。このパケットヘッダ検出部21の検出結果をもとにして、ペイロード分離部22は第3ペイロードPL3を分離する。メモリ制御部23は、第3パケットヘッダPH3が誤りなく検出されたかどうかを、検出された第3パケットヘッダPH3中に含まれるペイロード長の情報をもとに判定する。第3パケットヘッダPH3が誤りなく検出されたと判定したメモリ制御部23は、ペイロード分離部22により分離された第3ペイロードPL3がバッファメモリ24に格納されるように制御する。
図3(c)は、バッファメモリ24に第3ペイロードPL3が新たに格納された状態を示している。このとき、メモリ制御部23は、リードポインタRPを更新することなく、先に格納された第1ペイロードPL1の末尾を指示するように第1ライトポインタWPAを更新し、かつ新たに格納された第3ペイロードPL3の末尾を指示するように第2ライトポインタWPBを更新する。したがって、図3(c)の状態では、ビデオデコーダ31によるバッファメモリ24からの第1ペイロードPL1、すなわち先行ペイロードの読み出しが許可される。ただし、新たに格納された第3ペイロードPL3のビデオデコーダ31による読み出しは禁止されている。この直後に、ビデオデコーダ31がバッファメモリ24から第1ペイロードPL1を読み出したものとする。これを受けて、メモリ制御部23は、読み出し済みの第1ペイロードPL1の末尾を指示するようにリードポインタRPを更新する。
次に、パケットヘッダ検出部21は、第4パケットヘッダPH4に含まれるスタートコードを検出することにより、当該第4パケットヘッダPH4を誤りなく検出する。このパケットヘッダ検出部21の検出結果をもとにして、ペイロード分離部22は第4ペイロードPL4を分離する。メモリ制御部23は、第4パケットヘッダPH4が誤りなく検出されたかどうかを、検出された第4パケットヘッダPH4中に含まれるペイロード長の情報をもとに判定する。第4パケットヘッダPH4が誤りなく検出されたと判定したメモリ制御部23は、ペイロード分離部22により分離された第4ペイロードPL4がバッファメモリ24に格納されるように制御する。
図3(d)は、バッファメモリ24に第4ペイロードPL4が新たに格納された状態を示している。このとき、メモリ制御部23は、リードポインタRPを更新することなく、先に格納された第3ペイロードPL3の末尾を指示するように第1ライトポインタWPAを更新し、かつ新たに格納された第4ペイロードPL4の末尾を指示するように第2ライトポインタWPBを更新する。したがって、図3(d)の状態では、ビデオデコーダ31によるバッファメモリ24からの第3ペイロードPL3の読み出しが許可される。ただし、新たに格納された第4ペイロードPL4のビデオデコーダ31による読み出しは禁止されている。
以上のとおり、図1に示したデマルチプレクサ20によれば、パケットヘッダを誤りなく検出できたことを確認したうえ、先行ペイロードをバッファメモリ24から出力することとしたので、常に正しい主映像ペイロードをデマルチプレクサ20からビデオデコーダ31へ供給することができる。オーディオデコーダ32への音声ペイロードの供給や、サブピクチャデコーダ33への副映像ペイロードの供給についても同様である。
なお、上記の例では、あるパケットについてパケットヘッダ検出部21がパケットヘッダを誤りなく検出できたかどうかを、検出されたパケットヘッダ中に含まれるペイロード長の情報をもとにメモリ制御部23が判定することとしたが、スタートコードを検査したり、ペイロードの先頭部分に存在する情報を検査したりして、その検査結果に基づいて同様の判定をメモリ制御部23が行うようにしてもよい。
また、図2の例において第1パケットと第2パケットとの間に存在する無効データが、第1パケットヘッダPH1の誤検出により生じたのかも知れないことまで考慮すると、バッファメモリ24に格納されている第1ペイロードPL1を出力しないのが安全である。つまり、あるパケットについてパケットヘッダの誤検出の可能性がある場合には、誤りの可能性を含んだ先行ペイロード(上記の例では第1ペイロードPL1)がバッファメモリ24から出力されないように、当該バッファメモリ24の出力許可制御をメモリ制御部23が行えばよい。例えば、図3(b)の状態から、誤りの可能性を含んだ第1ペイロードPL1の末尾を指示するように、第1ライトポインタWPA及びリードポインタRPを更新する。この結果、図3(a)の初期状態と同様に、第1ライトポインタWPA、第2ライトポインタWPB及びリードポインタRPが同一のメモリロケーションを指示することとなり、ビデオデコーダ31によるバッファメモリ24からの第1ペイロードPL1の読み出しが行われることはない。
図4は、図1中の第1バッファメモリ24の構成の変形例を示している。この変形例は、複数のパケットヘッダを誤りなく検出できたことを確認したうえ先行ペイロードの出力許可を出すようにすることで、安全性の向上を図ったものである。図4に示した第1バッファメモリ24aは、3つのメモリX11,X12,X13をカスケード接続して多段ペイロードバッファを構成し、その出力にビットバッファB1を接続してなるものである。図4に示したメモリ制御部23aは、多段ペイロードバッファを構成する各メモリX11,X12,X13の格納制御及び出力許可制御を行うとともに、ビットバッファB1の格納制御を司る。
なお、図1の構成でメモリ制御部23が3つ以上のライトポインタを用いて第1バッファメモリ24へのペイロードの格納制御を行うこととしても、図4の場合と同等の効果が得られる。
以上説明してきたとおり、本発明に係るデマルチプレクサは、常に正しいペイロードをデコーダへ供給することができるという効果を有し、光ディスク再生装置、磁気ディスク再生装置等として有用である。また、本発明は、多重化されたストリームを扱うデジタル放送、インターネット通信等にも適用可能である。
本発明に係るデマルチプレクサを用いたDVD再生装置のブロック図である。 図1中のデマルチプレクサへの入力ストリームの例を示す図である。 (a)〜(d)は図1中の第1バッファメモリの格納制御及び出力許可制御を説明するための図である。 図1中の第1バッファメモリの構成の変形例を示すブロック図である。
符号の説明
10 光ディスク
20 デマルチプレクサ
21 パケットヘッダ検出部
22 ペイロード分離部
23,23a メモリ制御部
24,24a 第1バッファメモリ
25 第2バッファメモリ
26 第3バッファメモリ
30 AVデコーダ
31 ビデオデコーダ
32 オーディオデコーダ
33 サブピクチャデコーダ
34 ミキサ
40 映像モニタ
41 スピーカ
B1〜B3 ビットバッファ
PH1〜PH4 第1〜第4パケットヘッダ
PL1〜PL4 第1〜第4ペイロード
RP リードポインタ
WPA,WPB 第1及び第2ライトポインタ
X1〜X3 ペイロードバッファ
X11〜X13 多段ペイロードバッファ

Claims (8)

  1. 各々パケットヘッダとペイロードとを含む複数のパケットで構成された入力ストリームから有効なペイロードを抽出するためのデマルチプレクサであって、
    前記入力ストリーム中のパケットヘッダを順次検出するためのパケットヘッダ検出部と、
    前記パケットヘッダ検出部の検出結果をもとに前記入力ストリーム中のペイロードを順次分離するためのペイロード分離部と、
    前記ペイロード分離部により分離されたペイロードを順次格納するためのバッファメモリと、
    前記パケットヘッダ検出部の検出結果をもとに前記バッファメモリへのペイロードの格納制御及び前記バッファメモリからのペイロードの出力許可制御を行うメモリ制御部とを備え、
    前記メモリ制御部は、あるパケットについて前記パケットヘッダ検出部がパケットヘッダを誤りなく検出できた場合には、前記ペイロード分離部により分離された当該パケットのペイロードが前記バッファメモリに格納されるように制御し、かつ所定数のパケットについて前記パケットヘッダ検出部がパケットヘッダを誤りなく検出できた場合には、前記所定数のパケットに先行するパケットのペイロードについて前記バッファメモリからの出力を許可するように制御することを特徴とするデマルチプレクサ。
  2. 請求項1記載のデマルチプレクサにおいて、
    前記メモリ制御部は、あるパケットについて前記パケットヘッダ検出部がパケットヘッダを誤検出した可能性がある場合には、誤りの可能性を含んだ先行ペイロードが前記バッファメモリから出力されないように制御することを特徴とするデマルチプレクサ。
  3. 請求項1記載のデマルチプレクサにおいて、
    前記メモリ制御部は、あるパケットについて前記パケットヘッダ検出部がパケットヘッダを誤りなく検出できたかどうかを、検出されたパケットヘッダ中に含まれるペイロード長の情報をもとに判定することを特徴とするデマルチプレクサ。
  4. 請求項1記載のデマルチプレクサにおいて、
    各々前記ペイロード分離部により分離されたペイロードを格納するための複数のバッファメモリを備え、
    前記メモリ制御部は、前記パケットヘッダ検出部の検出結果をもとにペイロードの属性を判別し、当該ペイロードの属性に応じて前記ペイロード分離部の出力を前記複数のバッファメモリのうちのいずれかへ振り分ける機能を有することを特徴とするデマルチプレクサ。
  5. 請求項1記載のデマルチプレクサにおいて、
    前記バッファメモリは、前記デマルチプレクサから出力されたペイロードを処理するためのデコーダが必要とするビットバッファを兼ねることを特徴とするデマルチプレクサ。
  6. 請求項5記載のデマルチプレクサにおいて、
    前記メモリ制御部は、複数のライトポインタを用いて前記バッファメモリへのペイロードの格納制御を行い、かつ1つのリードポインタを用いて前記バッファメモリからのペイロードの出力許可制御を行うことを特徴とするデマルチプレクサ。
  7. 請求項1記載のデマルチプレクサにおいて、
    前記バッファメモリは、各々ペイロードを格納するための複数のメモリをカスケード接続してなることを特徴とするデマルチプレクサ。
  8. 請求項1記載のデマルチプレクサにおいて、
    前記パケットヘッダ検出部は、映像又は音声の圧縮符号化データを含むペイロードを持つパケットを受け取ることを特徴とするデマルチプレクサ。
JP2004265336A 2004-09-13 2004-09-13 デマルチプレクサ Pending JP2006079779A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004265336A JP2006079779A (ja) 2004-09-13 2004-09-13 デマルチプレクサ
US11/140,945 US7957422B2 (en) 2004-09-13 2005-06-01 Demultiplexer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004265336A JP2006079779A (ja) 2004-09-13 2004-09-13 デマルチプレクサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006079779A true JP2006079779A (ja) 2006-03-23

Family

ID=36033833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004265336A Pending JP2006079779A (ja) 2004-09-13 2004-09-13 デマルチプレクサ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7957422B2 (ja)
JP (1) JP2006079779A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019289A (ja) * 2016-10-06 2017-01-26 ブラザー工業株式会社 画像記録装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8126509B2 (en) 2008-08-01 2012-02-28 Mediatek Inc. Methods for handling packet-switched data transmissions by mobile station with subscriber identity cards and systems utilizing the same
US8910233B2 (en) * 2008-12-22 2014-12-09 Mediatek Inc. Signal processing apparatuses capable of processing initially reproduced packets prior to buffering the initially reproduced packets
US11537855B2 (en) * 2018-09-24 2022-12-27 International Business Machines Corporation Low spike count ring buffer mechanism on neuromorphic hardware

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3500724B2 (ja) 1994-09-05 2004-02-23 ソニー株式会社 データ再生方法およびデータ再生装置
US5856973A (en) * 1996-09-10 1999-01-05 Thompson; Kenneth M. Data multiplexing in MPEG server to decoder systems
WO1998026429A1 (en) * 1996-12-11 1998-06-18 Tonen Chemical Corporation Thin aprotic electrolyte film, immobilized liquid film conductor, and polymer cell
KR19980073528A (ko) 1997-03-15 1998-11-05 구자홍 엠펙시스템 복호기장치
JP3844877B2 (ja) * 1998-04-08 2006-11-15 パイオニア株式会社 ストリーム変換装置
US6731627B1 (en) * 1998-11-17 2004-05-04 Cisco Technology, Inc. Virtual loop carrier system
AU2002245609A1 (en) * 2001-03-05 2002-09-19 Intervideo, Inc. Systems and methods of error resilience in a video decoder
US7089346B2 (en) * 2002-06-03 2006-08-08 International Business Machines Corporation Method of operating a crossbar switch

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019289A (ja) * 2016-10-06 2017-01-26 ブラザー工業株式会社 画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7957422B2 (en) 2011-06-07
US20060056407A1 (en) 2006-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100716973B1 (ko) Av 데이터에 동기된 텍스트 서브 타이틀 데이터를기록한 정보저장매체, 재생방법 및 장치
JP2009158055A (ja) 音声データ処理装置および音声データ処理方法
JP2006295344A (ja) コンテンツ処理装置
JP5262796B2 (ja) バッファ制御装置、バッファ制御方法およびプログラム
US20100278517A1 (en) Video decoding device
JP2008245172A (ja) 音声データ出力装置及び音声データ出力方法
US7957422B2 (en) Demultiplexer
US20070203842A1 (en) Transmission device
JP2007280447A (ja) 映像音声再生装置および映像音声再生方法
JP4417272B2 (ja) 記録装置、再生装置、記録方法、再生方法、および記録再生装置
WO2015178112A1 (ja) 情報処理装置、情報生成装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにプログラム
JP4095081B2 (ja) ストリーム変換装置
TWI235995B (en) Method for recording or reproduction of sub-picture data accompanying video signals, corresponding apparatus, signal and data carrier
JP4444762B2 (ja) デマルチプレクサ
JPWO2006075457A1 (ja) 記録装置
KR100376578B1 (ko) 디지털 데이터 스트림 기록방법 및 그에 따른 표현제어정보 제공방법
JP4941128B2 (ja) 映像処理装置
JP2009118526A (ja) 記録装置および方法、再生装置および方法、記録媒体、並びに情報記録媒体
US20080162899A1 (en) Compressed data transfer apparatus and method for transferring compressed data
JP2009171277A (ja) 情報データストリームの記録装置、及び方法
US7248548B2 (en) Audio player
JP2008047250A (ja) デマルチプレクサ
JP2007189587A (ja) ストリーム変換装置、情報記録装置、及びストリーム変換方法
JP2007318366A (ja) 画像信号再生方法および画像信号再生装置
JP2008035216A (ja) 動画像復号装置