JP2006078274A - 吸着等性能測定方法および装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 チャンバーを用いた吸着等性能評価手段を確立し得るようにする。
【解決手段】 発生源2を収容する発生源チャンバー3からの被吸着物質等1を、吸着材
等4を収容する吸着材等チャンバー5へ送り、吸着材等チャンバー5から排気を行いつつ
、吸着材等チャンバー5入側と出側の被吸着物質等1の濃度をそれぞれ検出して、吸着材
等4の面積と、吸着材等チャンバー5からの排気量とに基づき、吸着材等4の吸着等速度
を算出するようにしている。
【選択図】 図1
【解決手段】 発生源2を収容する発生源チャンバー3からの被吸着物質等1を、吸着材
等4を収容する吸着材等チャンバー5へ送り、吸着材等チャンバー5から排気を行いつつ
、吸着材等チャンバー5入側と出側の被吸着物質等1の濃度をそれぞれ検出して、吸着材
等4の面積と、吸着材等チャンバー5からの排気量とに基づき、吸着材等4の吸着等速度
を算出するようにしている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、吸着等性能測定方法および装置に関するものである。
住宅の建材から発生するホルムアルデヒドやVOCを測定する手段が各種知られている
(例えば、特許文献1、2、3参照)。
(例えば、特許文献1、2、3参照)。
また、チャンバー法を用いて住宅の建材から発生するホルムアルデヒドやVOCの発生
速度を測定する手段も存在している(JIS A 1901)。
速度を測定する手段も存在している(JIS A 1901)。
そして、チャンバーを用いないで光触媒の吸着分解速度を測定する手段も存在している
(ガスバック法)。
特開平11−118681号公報
特開2001−159592号公報
特開2002−357596号公報
(ガスバック法)。
しかしながら、上記したようにホルムアルデヒドやVOCを吸着する吸着材等のチャン
バーを用いた吸着性能評価方法は、まだ知られていない。
バーを用いた吸着性能評価方法は、まだ知られていない。
また、光触媒のチャンバーを用いた吸着分解性能評価方法は、まだ知られていない。
上記課題を解決するために、請求項1では、発生源を収容する発生源チャンバーからの
被吸着物質等を、吸着材等を収容する吸着材等チャンバーへ送り、吸着材等チャンバーか
ら排気を行いつつ、吸着材等チャンバー入側と出側の被吸着物質等の濃度をそれぞれ検出
して、吸着材等の面積と、吸着材等チャンバーからの排気量とに基づき、吸着材等の吸着
等速度を算出する吸着等性能測定方法を特徴としている。
被吸着物質等を、吸着材等を収容する吸着材等チャンバーへ送り、吸着材等チャンバーか
ら排気を行いつつ、吸着材等チャンバー入側と出側の被吸着物質等の濃度をそれぞれ検出
して、吸着材等の面積と、吸着材等チャンバーからの排気量とに基づき、吸着材等の吸着
等速度を算出する吸着等性能測定方法を特徴としている。
請求項2では、被吸着物質等の発生源を収容する発生源チャンバーと、吸着材等を収容
する吸着材等チャンバーとを設けると共に、発生源チャンバーと吸着材等チャンバーとを
送気ポンプを備えた送気流路で接続し、更に、吸着材等チャンバーに排気ポンプを備えた
排気流路を接続し、送気流路の途中に吸着材等チャンバー入側の被吸着物質等の濃度を検
出する濃度検出器を設け、排気流路の途中に、吸着材等チャンバー出側の被吸着物質等の
濃度を検出する濃度検出器を設けた吸着等性能測定装置を特徴としている。
する吸着材等チャンバーとを設けると共に、発生源チャンバーと吸着材等チャンバーとを
送気ポンプを備えた送気流路で接続し、更に、吸着材等チャンバーに排気ポンプを備えた
排気流路を接続し、送気流路の途中に吸着材等チャンバー入側の被吸着物質等の濃度を検
出する濃度検出器を設け、排気流路の途中に、吸着材等チャンバー出側の被吸着物質等の
濃度を検出する濃度検出器を設けた吸着等性能測定装置を特徴としている。
請求項3では、吸着材等チャンバーが、発生源チャンバーに対して複数並列に接続され
た請求項2記載の吸着等性能測定装置を特徴としている。
た請求項2記載の吸着等性能測定装置を特徴としている。
請求項4では、被吸着物質等が、ホルムアルデヒド、VOCであるか、または、有機物
ガスであり、吸着材等が、ホルムアルデヒド、VOCを吸着する建材用吸着材、または、
有機物ガスを吸着分解する光触媒であることを特徴とする請求項2または3に記載の吸着
等性能測定装置。
ガスであり、吸着材等が、ホルムアルデヒド、VOCを吸着する建材用吸着材、または、
有機物ガスを吸着分解する光触媒であることを特徴とする請求項2または3に記載の吸着
等性能測定装置。
請求項1によれば、発生源を収容する発生源チャンバーからの被吸着物質等を、吸着材
等を収容する吸着材等チャンバーへ送り、吸着材等チャンバーから排気を行いつつ、吸着
材等チャンバー入側と出側の被吸着物質等の濃度をそれぞれ検出して、吸着材等の面積と
、吸着材等チャンバーからの排気量とに基づき、吸着材等の吸着等速度を算出するように
したので、発生源チャンバーや吸着材等チャンバーなどとして小型のチャンバーを使用す
ることができ、以て、小さい設置面積で手間をかけずに吸着等性能評価を行うことができ
る。即ち、実邸評価に比べて小規模でも実邸レベルのシミュレーションを行うことが可能
となる。また、発生源チャンバーと吸着材等チャンバーとを別々に設置したので、発生源
からの被吸着物質等の発生速度や濃度、また、各チャンバーの温度や湿度を容易に管理す
ることができる。更に、吸着材等チャンバーから排気を行わせることにより、換気を加味
した吸着等性能評価を行うことができる。即ち、実邸レベルのシミュレーションを行うこ
とが可能となる。
等を収容する吸着材等チャンバーへ送り、吸着材等チャンバーから排気を行いつつ、吸着
材等チャンバー入側と出側の被吸着物質等の濃度をそれぞれ検出して、吸着材等の面積と
、吸着材等チャンバーからの排気量とに基づき、吸着材等の吸着等速度を算出するように
したので、発生源チャンバーや吸着材等チャンバーなどとして小型のチャンバーを使用す
ることができ、以て、小さい設置面積で手間をかけずに吸着等性能評価を行うことができ
る。即ち、実邸評価に比べて小規模でも実邸レベルのシミュレーションを行うことが可能
となる。また、発生源チャンバーと吸着材等チャンバーとを別々に設置したので、発生源
からの被吸着物質等の発生速度や濃度、また、各チャンバーの温度や湿度を容易に管理す
ることができる。更に、吸着材等チャンバーから排気を行わせることにより、換気を加味
した吸着等性能評価を行うことができる。即ち、実邸レベルのシミュレーションを行うこ
とが可能となる。
請求項2によれば、被吸着物質等の発生源を収容する発生源チャンバーと、吸着材等を
収容する吸着材等チャンバーとを設けると共に、発生源チャンバーと吸着材等チャンバー
とを送気ポンプを備えた送気流路で接続し、更に、吸着材等チャンバーに排気ポンプを備
えた排気流路を接続し、送気流路の途中に吸着材等チャンバー入側の被吸着物質等の濃度
を検出する濃度検出器を設け、排気流路の途中に、吸着材等チャンバー出側の被吸着物質
等の濃度を検出する濃度検出器を設けたことにより、請求項1の作用効果が得られる装置
を得ることができる。
収容する吸着材等チャンバーとを設けると共に、発生源チャンバーと吸着材等チャンバー
とを送気ポンプを備えた送気流路で接続し、更に、吸着材等チャンバーに排気ポンプを備
えた排気流路を接続し、送気流路の途中に吸着材等チャンバー入側の被吸着物質等の濃度
を検出する濃度検出器を設け、排気流路の途中に、吸着材等チャンバー出側の被吸着物質
等の濃度を検出する濃度検出器を設けたことにより、請求項1の作用効果が得られる装置
を得ることができる。
請求項3によれば、吸着材等チャンバーを、発生源チャンバーに対して複数並列に接続
することにより、換気を加味した、定量的且つ大量の横並び評価や、異なる条件下での比
較評価などを、一度に行うことができる。
することにより、換気を加味した、定量的且つ大量の横並び評価や、異なる条件下での比
較評価などを、一度に行うことができる。
請求項4によれば、被吸着物質等が、ホルムアルデヒド、VOCであるか、または、有
機物ガスであり、吸着材等が、ホルムアルデヒド、VOCを吸着する建材用吸着材、また
は、有機物ガスを吸着分解する光触媒であることにより、建材用吸着材の吸着性能評価ま
たは光触媒の吸着分解性能評価を行うことができる。なお、ホルムアルデヒド、VOC、
有機物ガス以外の物質に対する吸着等性能評価を行うことも可能である。
機物ガスであり、吸着材等が、ホルムアルデヒド、VOCを吸着する建材用吸着材、また
は、有機物ガスを吸着分解する光触媒であることにより、建材用吸着材の吸着性能評価ま
たは光触媒の吸着分解性能評価を行うことができる。なお、ホルムアルデヒド、VOC、
有機物ガス以外の物質に対する吸着等性能評価を行うことも可能である。
チャンバーを用いた吸着等性能評価手段を確立するという目的を、発生源を収容する発
生源チャンバーからの被吸着物質等を、吸着材等を収容する吸着材等チャンバーへ送り、
吸着材等チャンバーから排気を行いつつ、吸着材等チャンバー入側と出側の被吸着物質等
の濃度をそれぞれ検出して、吸着材等の面積と、吸着材等チャンバーからの排気量とに基
づき、吸着材等の吸着等速度を算出する、という手段で実現した。
生源チャンバーからの被吸着物質等を、吸着材等を収容する吸着材等チャンバーへ送り、
吸着材等チャンバーから排気を行いつつ、吸着材等チャンバー入側と出側の被吸着物質等
の濃度をそれぞれ検出して、吸着材等の面積と、吸着材等チャンバーからの排気量とに基
づき、吸着材等の吸着等速度を算出する、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1は、この発明の実施例1を示すものである。
この発明に使用する装置の構成について説明すると、先ず、被吸着物質等1の発生源2
を収容する発生源チャンバー3と、吸着材等4を収容する吸着材等チャンバー5とを設け
る。なお、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー5とには小型のものを用いると共に
、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー5とを恒温恒湿槽15に収容する。
を収容する発生源チャンバー3と、吸着材等4を収容する吸着材等チャンバー5とを設け
る。なお、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー5とには小型のものを用いると共に
、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー5とを恒温恒湿槽15に収容する。
そして、発生源チャンバー3に、吸気ポンプ6と吸気浄化装置7とを備えた吸気流路8
を接続する。吸気浄化装置7には、例えば、活性炭フィルターを用いたものなどを使用す
る。
を接続する。吸気浄化装置7には、例えば、活性炭フィルターを用いたものなどを使用す
る。
また、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー5とを、送気ポンプ9を備えた送気流
路10で接続する。更に、吸着材等チャンバー5に排気ポンプ11を備えた排気流路12
を接続する。なお、吸気ポンプ6と送気ポンプ9と排気ポンプ11とには、流量管理がで
きるものそれぞれを使用する。
路10で接続する。更に、吸着材等チャンバー5に排気ポンプ11を備えた排気流路12
を接続する。なお、吸気ポンプ6と送気ポンプ9と排気ポンプ11とには、流量管理がで
きるものそれぞれを使用する。
そして、送気流路10の途中に吸着材等チャンバー5入側の被吸着物質等1の濃度を検
出する濃度検出器13を設ける。また、排気流路12の途中に、吸着材等チャンバー5出
側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器14を設ける。なお、濃度検出器13は
、図では、発生源チャンバー3の直下流で且つ送気ポンプ9の上流に設けられている。ま
た、濃度検出器14は、図では、吸着材等チャンバー5の直下流で且つ排気ポンプ11の
上流に設けられている。
出する濃度検出器13を設ける。また、排気流路12の途中に、吸着材等チャンバー5出
側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器14を設ける。なお、濃度検出器13は
、図では、発生源チャンバー3の直下流で且つ送気ポンプ9の上流に設けられている。ま
た、濃度検出器14は、図では、吸着材等チャンバー5の直下流で且つ排気ポンプ11の
上流に設けられている。
更に、吸着材等チャンバー5を、発生源チャンバー3に対して複数並列に接続する。即
ち、吸着材等チャンバー5を複数用意し、送気流路10の送気ポンプ9出側を分岐して、
各分岐端10aに吸着材等チャンバー5をそれぞれ接続する。
ち、吸着材等チャンバー5を複数用意し、送気流路10の送気ポンプ9出側を分岐して、
各分岐端10aに吸着材等チャンバー5をそれぞれ接続する。
上記の装置構成に対し、この実施例1では、被吸着物質等1をホルムアルデヒド、VO
Cとする。また、吸着材等チャンバー5に、ホルムアルデヒド、VOCなどの被吸着物質
等1を吸着可能な建材用吸着材4aを吸着材等4として収容する。この建材用吸着材4a
は、例えば、シート状にして吸着材等チャンバー5の上面内壁に貼付ける。なお、吸着材
等チャンバー5を複数並列に接続した場合には、それぞれ異なるものを用意する。そして
、濃度検出器13,14には、ホルムアルデヒド、VOCなどの被吸着物質等1を検出で
きるものを用意する。
Cとする。また、吸着材等チャンバー5に、ホルムアルデヒド、VOCなどの被吸着物質
等1を吸着可能な建材用吸着材4aを吸着材等4として収容する。この建材用吸着材4a
は、例えば、シート状にして吸着材等チャンバー5の上面内壁に貼付ける。なお、吸着材
等チャンバー5を複数並列に接続した場合には、それぞれ異なるものを用意する。そして
、濃度検出器13,14には、ホルムアルデヒド、VOCなどの被吸着物質等1を検出で
きるものを用意する。
より具体的には、ホルムアルデヒドを発生可能なホルマリン3.5%溶液3gと、VO
Cを発生可能なトルエン/エタノール0.4%溶液3gとを、上部が開口したガラス瓶に
入れたものを発生源2として発生源チャンバー3に収容する。
Cを発生可能なトルエン/エタノール0.4%溶液3gとを、上部が開口したガラス瓶に
入れたものを発生源2として発生源チャンバー3に収容する。
そして、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー5とのうち、少なくとも吸着材等チ
ャンバー5には、縦・横・高さの寸法がそれぞれ300×300×300(mm)で、2
7Lの容積を有する、ステンレス製のものを使用する。
ャンバー5には、縦・横・高さの寸法がそれぞれ300×300×300(mm)で、2
7Lの容積を有する、ステンレス製のものを使用する。
建材用吸着材4aには、縦・横の寸法が200×200(mm)のものを使用する。
濃度検出器13,14には、例えば、ホルムアルデヒドを検知可能な北川式ホルムアル
デヒド検知管(検知領域:0.01〜1.20ppm)と、VOCを検知可能な北川式ト
ルエン検知管(検知領域:50〜800μg/m3)とを使用する。
デヒド検知管(検知領域:0.01〜1.20ppm)と、VOCを検知可能な北川式ト
ルエン検知管(検知領域:50〜800μg/m3)とを使用する。
運転条件は、温度28℃、湿度50%、換気回数1.1回/毎時(ガス流量500cm
3/毎分)とする。
3/毎分)とする。
上記装置は、以下のように使用する。即ち、発生源2を収容する発生源チャンバー3か
らの被吸着物質等1を、吸着材等4を収容する吸着材等チャンバー5へ送り、吸着材等チ
ャンバー5から排気を行いつつ、吸着材等チャンバー5入側と出側の被吸着物質等1の濃
度をそれぞれ検出して、吸着材等4の面積と、吸着材等チャンバー5からの排気量とに基
づき、吸着材等4の吸着等速度を算出する。
らの被吸着物質等1を、吸着材等4を収容する吸着材等チャンバー5へ送り、吸着材等チ
ャンバー5から排気を行いつつ、吸着材等チャンバー5入側と出側の被吸着物質等1の濃
度をそれぞれ検出して、吸着材等4の面積と、吸着材等チャンバー5からの排気量とに基
づき、吸着材等4の吸着等速度を算出する。
この実施例1の装置では、吸気ポンプ6を駆動し、吸気流路8を介して発生源チャンバ
ー3へ外部の空気を送給する。この際、外部の空気は、吸気ポンプ6によって流量を管理
される。また、外部の空気は、吸気流路8に設けられた吸気浄化装置7で清浄化される。
ー3へ外部の空気を送給する。この際、外部の空気は、吸気ポンプ6によって流量を管理
される。また、外部の空気は、吸気流路8に設けられた吸気浄化装置7で清浄化される。
発生源チャンバー3では、送給された空気に発生源2からの被吸着物質等1が混入され
る。この発生源チャンバー3内における被吸着物質等1の濃度は、送気流路10に設けら
れた濃度検出器13によって測定される。
る。この発生源チャンバー3内における被吸着物質等1の濃度は、送気流路10に設けら
れた濃度検出器13によって測定される。
そして、送気ポンプ9を駆動し、送気流路10および各分岐端10aを介して各吸着材
等チャンバー5へ被吸着物質等1が混入された空気を送給する。この際、被吸着物質等1
が混入された空気は、送気ポンプ9によって流量を管理される。また、各吸着材等チャン
バー5へは同一濃度の被吸着物質等1が混入された空気が送給される。
等チャンバー5へ被吸着物質等1が混入された空気を送給する。この際、被吸着物質等1
が混入された空気は、送気ポンプ9によって流量を管理される。また、各吸着材等チャン
バー5へは同一濃度の被吸着物質等1が混入された空気が送給される。
各吸着材等チャンバー5では、吸着材等4によって空気中のホルムアルデヒド、VOC
などの被吸着物質等1が吸着される。
などの被吸着物質等1が吸着される。
更に、排気ポンプ11を駆動し、排気流路12を介して被吸着物質等1が吸着された空
気を槽外へ排出(換気)する。この際、吸着材等4によって吸着された後の空気中の被吸
着物質等1の濃度は、排気流路12に設けられた濃度検出器14によって測定される。ま
た、被吸着物質等1が吸着された空気は、排気ポンプ11によって流量を管理される。
気を槽外へ排出(換気)する。この際、吸着材等4によって吸着された後の空気中の被吸
着物質等1の濃度は、排気流路12に設けられた濃度検出器14によって測定される。ま
た、被吸着物質等1が吸着された空気は、排気ポンプ11によって流量を管理される。
そして、吸着材等4による吸着速度W(μg/m2・h)は、次の式によって算出され
る。C=C0−A×W/Q
ここで、Cは、濃度検出器14で測定した吸着後における被吸着物質等1の濃度(μg
/m3)、C0は、濃度検出器13で測定した発生源チャンバー3内における被吸着物質等
1の濃度(μg/m3)、Aは吸着材等4の面積(m2)、Qは、吸着材等チャンバー5か
らの換気量(m3/h)である。
る。C=C0−A×W/Q
ここで、Cは、濃度検出器14で測定した吸着後における被吸着物質等1の濃度(μg
/m3)、C0は、濃度検出器13で測定した発生源チャンバー3内における被吸着物質等
1の濃度(μg/m3)、Aは吸着材等4の面積(m2)、Qは、吸着材等チャンバー5か
らの換気量(m3/h)である。
この実施例1によれば、発生源2を収容する発生源チャンバー3からの被吸着物質等1
を、吸着材等4を収容する吸着材等チャンバー5へ送り、吸着材等チャンバー5から排気
を行いつつ、吸着材等チャンバー5入側と出側の被吸着物質等1の濃度をそれぞれ検出し
て、吸着材等4の面積と、吸着材等チャンバー5からの排気量とに基づき、吸着材等4の
吸着等速度を算出するようにしたので、発生源チャンバー3や吸着材等チャンバー5など
として小型のチャンバーを使用することができ、以て、小さい設置面積で手間をかけずに
吸着等性能評価を行うことができる。即ち、実邸評価に比べて小規模でも実邸レベルのシ
ミュレーションを行うことが可能となる。また、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバ
ー5とを別々に設置したので、発生源2からの被吸着物質等1の発生速度や濃度、また、
各チャンバーの温度や湿度を容易に管理することができる。更に、吸着材等チャンバー5
から排気を行わせることにより、換気を加味した吸着等性能評価を行うことができる。即
ち、実邸レベルのシミュレーションを行うことが可能となる。加えて、濃度検出器13,
14によって濃度測定を行うことにより、定量的評価が可能となる。
を、吸着材等4を収容する吸着材等チャンバー5へ送り、吸着材等チャンバー5から排気
を行いつつ、吸着材等チャンバー5入側と出側の被吸着物質等1の濃度をそれぞれ検出し
て、吸着材等4の面積と、吸着材等チャンバー5からの排気量とに基づき、吸着材等4の
吸着等速度を算出するようにしたので、発生源チャンバー3や吸着材等チャンバー5など
として小型のチャンバーを使用することができ、以て、小さい設置面積で手間をかけずに
吸着等性能評価を行うことができる。即ち、実邸評価に比べて小規模でも実邸レベルのシ
ミュレーションを行うことが可能となる。また、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバ
ー5とを別々に設置したので、発生源2からの被吸着物質等1の発生速度や濃度、また、
各チャンバーの温度や湿度を容易に管理することができる。更に、吸着材等チャンバー5
から排気を行わせることにより、換気を加味した吸着等性能評価を行うことができる。即
ち、実邸レベルのシミュレーションを行うことが可能となる。加えて、濃度検出器13,
14によって濃度測定を行うことにより、定量的評価が可能となる。
また、被吸着物質等1の発生源2を収容する発生源チャンバー3と、吸着材等4を収容
する吸着材等チャンバー5とを設けると共に、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー
5とを送気ポンプ9を備えた送気流路10で接続し、更に、吸着材等チャンバー5に排気
ポンプ11を備えた排気流路12を接続し、送気流路10の途中に吸着材等チャンバー5
入側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器13を設け、排気流路12の途中に、
吸着材等チャンバー5出側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器14を設けたこ
とにより、上記の作用効果が得られる装置を得ることができる。
する吸着材等チャンバー5とを設けると共に、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー
5とを送気ポンプ9を備えた送気流路10で接続し、更に、吸着材等チャンバー5に排気
ポンプ11を備えた排気流路12を接続し、送気流路10の途中に吸着材等チャンバー5
入側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器13を設け、排気流路12の途中に、
吸着材等チャンバー5出側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器14を設けたこ
とにより、上記の作用効果が得られる装置を得ることができる。
吸着材等チャンバー5を、発生源チャンバー3に対して複数並列に接続することにより
、換気を加味した、定量的且つ大量の横並び評価や、異なる条件下での比較評価などを、
一度に行うことができる。これにより、容易に1次スクリーニングを行うことが可能とな
る。
、換気を加味した、定量的且つ大量の横並び評価や、異なる条件下での比較評価などを、
一度に行うことができる。これにより、容易に1次スクリーニングを行うことが可能とな
る。
被吸着物質等1を、ホルムアルデヒド、VOCとし、吸着材等4を、ホルムアルデヒド
、VOCを吸着可能な建材用吸着材4aとすることにより、建材用吸着材4aの吸着性能
評価を行うことができる。なお、ホルムアルデヒド、VOC、有機物ガス以外の物質に対
する吸着等性能評価を行うことも可能である。
、VOCを吸着可能な建材用吸着材4aとすることにより、建材用吸着材4aの吸着性能
評価を行うことができる。なお、ホルムアルデヒド、VOC、有機物ガス以外の物質に対
する吸着等性能評価を行うことも可能である。
図2は、この発明を具体化した実施例2を示すものである。なお、実施例1と同一ない
し均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分につい
ては、上記実施例の記載を以て、この実施例の記載とする。
し均等な部分については、同一の符号を付すものとし、説明が省略されている部分につい
ては、上記実施例の記載を以て、この実施例の記載とする。
実施例1と同様の装置構成に対し、この実施例2では、被吸着物質等1を有機物ガス(
例えば、臭気成分等となるもの)とする。また、吸着材等チャンバー5に、有機物ガスを
吸着分解可能な光触媒4bを吸着材等4として収容する。この光触媒4bは、シート状に
して、例えば、吸着材等チャンバー5の上面内壁に貼付ける。吸着材等チャンバー5は、
紫外線透過ガラス製とする。また、吸着材等チャンバー5を複数並列に接続した場合には
、紫外線による吸着分解効果を比較するため、同一の光触媒4bに対し、暗箱5aで覆っ
て外部からの紫外線を遮断させるようにした吸着材等チャンバー5と、覆わない吸着材等
チャンバー5とをそれぞれ用意する。また、紫外線を照射するブラックライトなどの紫外
線照射器5bを吸着材等チャンバー5の下側に配置して、光触媒4bの表面全体に紫外線
が当り得るようにすることもできる。そして、濃度検出器13,14には、有機物ガスな
どの被吸着物質等1を検出できるものを用意する。
例えば、臭気成分等となるもの)とする。また、吸着材等チャンバー5に、有機物ガスを
吸着分解可能な光触媒4bを吸着材等4として収容する。この光触媒4bは、シート状に
して、例えば、吸着材等チャンバー5の上面内壁に貼付ける。吸着材等チャンバー5は、
紫外線透過ガラス製とする。また、吸着材等チャンバー5を複数並列に接続した場合には
、紫外線による吸着分解効果を比較するため、同一の光触媒4bに対し、暗箱5aで覆っ
て外部からの紫外線を遮断させるようにした吸着材等チャンバー5と、覆わない吸着材等
チャンバー5とをそれぞれ用意する。また、紫外線を照射するブラックライトなどの紫外
線照射器5bを吸着材等チャンバー5の下側に配置して、光触媒4bの表面全体に紫外線
が当り得るようにすることもできる。そして、濃度検出器13,14には、有機物ガスな
どの被吸着物質等1を検出できるものを用意する。
より具体的には、有機物ガスを発生可能なトルエン/エタノール0.4%溶液3gを、
上部が開口したガラス瓶に入れたものを発生源2として発生源チャンバー3に収容する。
上部が開口したガラス瓶に入れたものを発生源2として発生源チャンバー3に収容する。
そして、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー5とのうち、少なくとも吸着材等チ
ャンバー5には、縦・横・高さの寸法がそれぞれ300×300×300(mm)で、2
7dm3の容積を有する、紫外線透過ガラス製のものを使用する。
ャンバー5には、縦・横・高さの寸法がそれぞれ300×300×300(mm)で、2
7dm3の容積を有する、紫外線透過ガラス製のものを使用する。
光触媒4bには、縦・横の寸法が200×200(mm)のものを使用する。
ブラックライトなどの紫外線照射器5bは、20Wのものを2本用意して、1mWの強
度を確保する。なお、紫外線強度計として、UVR−2 UD−36((株)トプコン社
製)を使用している。
度を確保する。なお、紫外線強度計として、UVR−2 UD−36((株)トプコン社
製)を使用している。
濃度検出器13,14には、例えば、有機物ガスを検知可能な北川式トルエン検知管(
検知領域:50〜800μg/m3)を使用する。
検知領域:50〜800μg/m3)を使用する。
運転条件は、温度28℃、湿度50%、換気回数1.1回/毎時(ガス流量500cm
3/毎分)とする。
3/毎分)とする。
この実施例2の装置では、吸気ポンプ6を駆動し、吸気流路8を介して発生源チャンバ
ー3へ外部の空気を送給する。この際、外部の空気は、吸気ポンプ6によって流量を管理
される。また、外部の空気は、吸気流路8に設けられた吸気浄化装置7で清浄化される。
ー3へ外部の空気を送給する。この際、外部の空気は、吸気ポンプ6によって流量を管理
される。また、外部の空気は、吸気流路8に設けられた吸気浄化装置7で清浄化される。
発生源チャンバー3では、送給された空気に発生源2からの被吸着物質等1が混入され
る。この発生源チャンバー3内における被吸着物質等1の濃度は、送気流路10に設けら
れた濃度検出器13によって測定される。
る。この発生源チャンバー3内における被吸着物質等1の濃度は、送気流路10に設けら
れた濃度検出器13によって測定される。
そして、送気ポンプ9を駆動し、送気流路10および各分岐端10aを介して各吸着材
等チャンバー5へ被吸着物質等1が混入された空気を送給する。この際、被吸着物質等1
が混入された空気は、送気ポンプ9によって流量を管理される。また、各吸着材等チャン
バー5へは同一濃度の被吸着物質等1が混入された空気が送給される。
各吸着材等チャンバー5では、吸着材等4によって空気中の有機物ガスなどの被吸着物
質等1が吸着分解される。
等チャンバー5へ被吸着物質等1が混入された空気を送給する。この際、被吸着物質等1
が混入された空気は、送気ポンプ9によって流量を管理される。また、各吸着材等チャン
バー5へは同一濃度の被吸着物質等1が混入された空気が送給される。
各吸着材等チャンバー5では、吸着材等4によって空気中の有機物ガスなどの被吸着物
質等1が吸着分解される。
更に、排気ポンプ11を駆動し、排気流路12を介して被吸着物質等1が吸着分解され
た空気を槽外へ排出(換気)する。この際、吸着材等4によって吸着分解された後の空気
中の被吸着物質等1の濃度は、排気流路12に設けられた濃度検出器14によって測定さ
れる。また、被吸着物質等1が吸着分解された空気は、排気ポンプ11によって流量を管
理される。
た空気を槽外へ排出(換気)する。この際、吸着材等4によって吸着分解された後の空気
中の被吸着物質等1の濃度は、排気流路12に設けられた濃度検出器14によって測定さ
れる。また、被吸着物質等1が吸着分解された空気は、排気ポンプ11によって流量を管
理される。
そして、吸着材等4による吸着分解速度W(μg/m2・h)は、次の式によって算出
される。C=C0−A×W/Q
ここで、Cは、濃度検出器14で測定した吸着分解後における被吸着物質等1の濃度(
μg/m3)、C0は、濃度検出器13で測定した発生源チャンバー3内における被吸着物
質等1の濃度(μg/m3)、Aは吸着材等4の面積(m2)、Qは、吸着材等チャンバー
5からの換気量(m3/h)である。
される。C=C0−A×W/Q
ここで、Cは、濃度検出器14で測定した吸着分解後における被吸着物質等1の濃度(
μg/m3)、C0は、濃度検出器13で測定した発生源チャンバー3内における被吸着物
質等1の濃度(μg/m3)、Aは吸着材等4の面積(m2)、Qは、吸着材等チャンバー
5からの換気量(m3/h)である。
この実施例2によれば、発生源2を収容する発生源チャンバー3からの被吸着物質等1
を、吸着材等4を収容する吸着材等チャンバー5へ送り、吸着材等チャンバー5から排気
を行いつつ、吸着材等チャンバー5入側と出側の被吸着物質等1の濃度をそれぞれ検出し
て、吸着材等4の面積と、吸着材等チャンバー5からの排気量とに基づき、吸着材等4の
吸着等速度を算出するようにしたので、発生源チャンバー3や吸着材等チャンバー5など
として小型のチャンバーを使用することができ、以て、小さい設置面積で手間をかけずに
吸着等性能評価を行うことができる。即ち、実邸評価に比べて小規模でも実邸レベルのシ
ミュレーションを行うことが可能となる。また、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバ
ー5とを別々に設置したので、発生源2からの被吸着物質等1の発生速度や濃度、また、
各チャンバーの温度や湿度を容易に管理することができる。更に、吸着材等チャンバー5
から排気を行わせることにより、換気を加味した吸着等性能評価を行うことができる。即
ち、実邸レベルのシミュレーションを行うことが可能となる。加えて、濃度検出器13,
14によって濃度測定を行うことにより、定量的評価が可能となる。
を、吸着材等4を収容する吸着材等チャンバー5へ送り、吸着材等チャンバー5から排気
を行いつつ、吸着材等チャンバー5入側と出側の被吸着物質等1の濃度をそれぞれ検出し
て、吸着材等4の面積と、吸着材等チャンバー5からの排気量とに基づき、吸着材等4の
吸着等速度を算出するようにしたので、発生源チャンバー3や吸着材等チャンバー5など
として小型のチャンバーを使用することができ、以て、小さい設置面積で手間をかけずに
吸着等性能評価を行うことができる。即ち、実邸評価に比べて小規模でも実邸レベルのシ
ミュレーションを行うことが可能となる。また、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバ
ー5とを別々に設置したので、発生源2からの被吸着物質等1の発生速度や濃度、また、
各チャンバーの温度や湿度を容易に管理することができる。更に、吸着材等チャンバー5
から排気を行わせることにより、換気を加味した吸着等性能評価を行うことができる。即
ち、実邸レベルのシミュレーションを行うことが可能となる。加えて、濃度検出器13,
14によって濃度測定を行うことにより、定量的評価が可能となる。
また、被吸着物質等1の発生源2を収容する発生源チャンバー3と、吸着材等4を収容
する吸着材等チャンバー5とを設けると共に、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー
5とを送気ポンプ9を備えた送気流路10で接続し、更に、吸着材等チャンバー5に排気
ポンプ11を備えた排気流路12を接続し、送気流路10の途中に吸着材等チャンバー5
入側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器13を設け、排気流路12の途中に、
吸着材等チャンバー5出側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器14を設けたこ
とにより、上記の作用効果が得られる装置を得ることができる。
する吸着材等チャンバー5とを設けると共に、発生源チャンバー3と吸着材等チャンバー
5とを送気ポンプ9を備えた送気流路10で接続し、更に、吸着材等チャンバー5に排気
ポンプ11を備えた排気流路12を接続し、送気流路10の途中に吸着材等チャンバー5
入側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器13を設け、排気流路12の途中に、
吸着材等チャンバー5出側の被吸着物質等1の濃度を検出する濃度検出器14を設けたこ
とにより、上記の作用効果が得られる装置を得ることができる。
吸着材等チャンバー5を、発生源チャンバー3に対して複数並列に接続することにより
、換気を加味した、定量的且つ大量の横並び評価や、紫外線量を調節するなどにより異な
る条件下での比較評価などを、一度に行うことができる。これにより、容易に1次スクリ
ーニングを行うことが可能となる。
、換気を加味した、定量的且つ大量の横並び評価や、紫外線量を調節するなどにより異な
る条件下での比較評価などを、一度に行うことができる。これにより、容易に1次スクリ
ーニングを行うことが可能となる。
被吸着物質等1を有機物ガスとし、吸着材等4を、有機物ガスを吸着分解可能な光触媒
4bとすることにより、光触媒4bの吸着分解性能評価を行うことができる。
4bとすることにより、光触媒4bの吸着分解性能評価を行うことができる。
上記以外の部分については、上記実施例と同様の構成を備えており、同様の作用・効果
を得ることができる。
を得ることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか
過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論で
ある。
過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論で
ある。
1 被吸着物質等
2 発生源
3 発生源チャンバー
4 吸着材等
4a 建材用吸着材
4b 光触媒
5 吸着材等チャンバー
9 送気ポンプ
10 送気流路
11 排気ポンプ
12 排気流路
13 濃度検出器
14 濃度検出器
2 発生源
3 発生源チャンバー
4 吸着材等
4a 建材用吸着材
4b 光触媒
5 吸着材等チャンバー
9 送気ポンプ
10 送気流路
11 排気ポンプ
12 排気流路
13 濃度検出器
14 濃度検出器
Claims (4)
- 発生源を収容する発生源チャンバーからの被吸着物質等を、吸着材等を収容する吸着材
等チャンバーへ送り、吸着材等チャンバーから排気を行いつつ、吸着材等チャンバー入側
と出側の被吸着物質等の濃度をそれぞれ検出して、吸着材等の面積と、吸着材等チャンバ
ーからの排気量とに基づき、吸着材等の吸着等速度を算出することを特徴とする吸着等性
能測定方法。 - 被吸着物質等の発生源を収容する発生源チャンバーと、吸着材等を収容する吸着材等チ
ャンバーとを設けると共に、
発生源チャンバーと吸着材等チャンバーとを送気ポンプを備えた送気流路で接続し、
更に、吸着材等チャンバーに排気ポンプを備えた排気流路を接続し、
送気流路の途中に吸着材等チャンバー入側の被吸着物質等の濃度を検出する濃度検出器
を設け、
排気流路の途中に、吸着材等チャンバー出側の被吸着物質等の濃度を検出する濃度検出
器を設けたことを特徴とする吸着等性能測定装置。 - 吸着材等チャンバーが、発生源チャンバーに対して複数並列に接続されたことを特徴と
する請求項2記載の吸着等性能測定装置。 - 被吸着物質等が、ホルムアルデヒド、VOCであるか、または、有機物ガスであり、
吸着材等が、ホルムアルデヒド、VOCを吸着する建材用吸着材、または、有機物ガス
を吸着分解する光触媒であることを特徴とする請求項2または3に記載の吸着等性能測定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004261338A JP2006078274A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 吸着等性能測定方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004261338A JP2006078274A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 吸着等性能測定方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006078274A true JP2006078274A (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=36157867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004261338A Pending JP2006078274A (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 吸着等性能測定方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006078274A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104020253A (zh) * | 2014-05-16 | 2014-09-03 | 湖南文象炭基环保材料股份有限公司 | 一种检验材料吸附去除甲醛气体效果的装置及检验方法 |
CN104634920A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-05-20 | 中国科学技术大学 | 一种气相光催化反应气路装置 |
JP2018529369A (ja) * | 2015-10-27 | 2018-10-11 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | 揮発性有機化合物の輸送 |
JP7563910B2 (ja) | 2020-07-28 | 2024-10-08 | 清水建設株式会社 | 有機ガス処理システム |
-
2004
- 2004-09-08 JP JP2004261338A patent/JP2006078274A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104020253A (zh) * | 2014-05-16 | 2014-09-03 | 湖南文象炭基环保材料股份有限公司 | 一种检验材料吸附去除甲醛气体效果的装置及检验方法 |
CN104634920A (zh) * | 2015-02-11 | 2015-05-20 | 中国科学技术大学 | 一种气相光催化反应气路装置 |
JP2018529369A (ja) * | 2015-10-27 | 2018-10-11 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | 揮発性有機化合物の輸送 |
US10894943B2 (en) | 2015-10-27 | 2021-01-19 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Volatile organic compound transport |
JP7563910B2 (ja) | 2020-07-28 | 2024-10-08 | 清水建設株式会社 | 有機ガス処理システム |
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