JP2006075767A - 活水器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 高い活性化効率が得られると共に、簡単な工程により製造することのできる活水器を提供することである。
【解決手段】 ステンレスから成る通水管12と、該通水管12を挟み込むようにして設けられた一対のネオジウム磁石11と、該通水管12及び磁石11を取り囲むように設けられた導電性強磁性体層14とを備えた活水器10において、上記通水管12を、その外周に設けられた磁石11、導電性強磁性体層14と共に銅箔15で包み込み、その両端部を固定バンド16によって固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ステンレスから成る通水管12と、該通水管12を挟み込むようにして設けられた一対のネオジウム磁石11と、該通水管12及び磁石11を取り囲むように設けられた導電性強磁性体層14とを備えた活水器10において、上記通水管12を、その外周に設けられた磁石11、導電性強磁性体層14と共に銅箔15で包み込み、その両端部を固定バンド16によって固定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、通水管の外部に配設した磁石によって該通水管を通過する水に磁力を作用させることにより水の活性化を行う活水器に関する。
従来より、水に磁力を作用させることによって水の細胞への浸透性が向上したり、水に含まれる不純物が除去されたりする等の効果が得られることが知られている。磁力によってこのような水質の変化が生じるのは、磁力の作用によって水の分子集合体(クラスター)が細分化されるためであるといわれており、更に、これと、電気的に極性を有する水が磁束中を該磁束に対して垂直方向に通過することで生じる誘導起電力との相乗作用によってこのような水の改質効果が高められると考えられている。一般にこのような磁力を利用した水の改質は「水の活性化」と呼ばれており、これを利用した水の活性化装置(磁気活水器)も多数考案されている。
一般に磁気活水器は通水管を挟んでS極とN極が対向するように配置した一対の磁石によって、該通水管内を流れる水に磁力を作用させる構成となっており、更に、水の活性化効率を向上させるために、図6に示すように、通水管32の上下にS極とN極を対向させた一対の磁石31を配置すると共に、該通水管32の左右に一対の非磁性で導電性の金属板33を対向させて配置したものがある(特許文献1)。このような活水器においては、前記磁石31の磁束、及び水流の向きに対して直交する方向に生じる起電力によって上記非磁性で導電性の金属板33を帯電させ、この帯電によって生じた電子が流水中に放出されて該電子が水分子を構成する酸素に電荷を与えることにより水の物性変化をもたらし、水を活性化することができるとされている。
しかし、このような構造では、該通水管に接触していない磁石表面からの磁束等が有効に活用されないなどといった問題があった。
しかし、このような構造では、該通水管に接触していない磁石表面からの磁束等が有効に活用されないなどといった問題があった。
また、上記のような非磁性で導電性の金属を通水管の周囲に配する方法としては、上記方法の他に、通水管の外周を非磁性で導電性の金属によってメッキする方法も考えられるが、メッキ処理に手間が掛かる、コストがかさむなどといった問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、高い活性化効率が得られると共に、簡単な工程によって製造することのできる活水器を提供することである。
上記課題を解決するために成された本発明に係る活水器は、水道管に接続して使用される活水器において、a)前記水道管に接続される通水管と、b)前記通水管を挟んでS極とN極が対向するように配置された少なくとも一対の磁石と、c)前記通水管及び磁石の周囲を被覆する非磁性で導電性の金属箔と、d)上記通水管、磁石、及び非磁性で導電性の金属箔を収容するハウジングとを備えたことを特徴とする。
なお、上記非磁性で導電性の金属箔はバンド状の固定具によって通水管に固定することが望ましい。
また、本発明に係る活水器は、蛇口の吐水パイプの外側に取り付けて使用される活水器において、a)前記吐水パイプを収容する吐水パイプ収容部と、b)前記吐水パイプ収容部を挟んでS極とN極が対向するように配置された少なくとも一対の磁石と、c)前記吐水パイプ収容部及び磁石の周囲を被覆する非磁性で導電性の金属箔と、d)前記吐水パイプ収容部、磁石、及び非磁性で導電性の金属箔を収容するハウジングとを備えたことを特徴とするものであってもよい。
なお、上記いずれの態様の活水器においても、磁場の拡散を防ぎ、前記磁石から生じる磁束を効率よく通水管内の水に作用させるために、該磁石の外側に導電性強磁性体層を設けることが望ましい。
上記のような構成とすることにより、複雑な工程を必要とすることなく、通水管の周囲に容易に非磁性で導電性の金属層を設けることができる。特に、上記非磁性で導電性の金属箔をバンド状の固定具によって通水管に固定するようにすれば、製造工程をより簡略化でき、製造コストを抑えることができる。
本発明の活水器は、通水管を挟み込むようにして少なくとも一対の磁石を配設し、該通水管中を水が流動することによって生じる上記作用によって水の活性化を行うものであり、前記通水管は磁界を阻害せず、水に対して効果的に磁界を作用させることができるよう、非磁性体によって形成することが望ましい。特に、磁力遮蔽性が低く耐久性の高いステンレス鋼を用いることが好ましい。
なお、上記誘導起電力の大きさは水の流速に比例し、磁極間の距離の二乗に反比例するため、上記通水管の磁石を設置する部分を扁平にし、管の断面積を小さくすることで当該箇所における水の流速を増大させると共に、磁極間の距離を縮め起電力を増大させることが望ましい。
なお、上記誘導起電力の大きさは水の流速に比例し、磁極間の距離の二乗に反比例するため、上記通水管の磁石を設置する部分を扁平にし、管の断面積を小さくすることで当該箇所における水の流速を増大させると共に、磁極間の距離を縮め起電力を増大させることが望ましい。
また、上記磁石としては磁力が高いものを用いることが好ましく、例えば、ネオジウム磁石などを用いることができる。該磁石は少なくとも一対設け、S極とN極を対向させて上記通水管を挟み込むように配置する。また更に、磁場を拡散させないために、これら通水管及び磁石の外側を鉄などの導電性強磁性体で取り囲むことが望ましい。これにより閉鎖磁気回路が形成され、前記磁石から生じる磁束を効率よく通水管内の水に作用させることができる。なお、通水管に配設する磁石は一対に限らず、複数対の磁石を設けた構成としてもよい。
上記通水管及び磁石の周囲は非磁性で導電性の金属箔によって被覆する。このような金属箔としては、例えば銅から成るものが好適に使用できるが、その他の金属から成るものであってもよい。金属箔を通水管に固定する方法は特に限定されず、接着剤などによって通水管及び磁石の表面に貼り付けるようにしてもよいが、製造工程の簡略化の観点から、数カ所をバンド状の固定具によって固定することが望ましい。該バンド状の固定具の素材や形状は特に限定されるものではなく、針金やプラスチック製の結束バンドなど、いかなるものを使用してもよい。なお、上記金属箔は通水管と該通水管外周に配設した磁石やそれらを取り囲む上記導電性強磁性体が共に上記金属箔によって囲繞されるようにする。すなわち上述のように通水管及び磁石の周囲に導電性強磁性体層を設ける場合には該導電性強磁性体の外側を金属箔で包み込むようにし、上記導電性強磁性体層を設けない場合には上記磁石を配設した通水管を該磁石の上から金属箔によって包み込むようにする。
また更に、上記通水管に加えて、上記通水管や磁石を収容するハウジングの内周面も非磁性で導電性の金属箔によって被覆した構成としてもよい。これにより上記通水管の周囲に設けられた金属箔が帯電した際に、その電荷によって該ハウジングの内周面に設けられた金属箔も帯電する。この静電容量は通水管に設けた金属箔のものよりも大きいので、帯電に時間が掛かるものの、通水管を流れる水流が変化しても電位の低下を防止して長時間維持することができるため、水の活性化効率を更に高めることができる。なお、この場合上記金属箔は接着剤などによってハウジングの内周面に貼付する。
なお、ここまでは上記通水管を水道管に接続することによって使用される、いわゆる元付けタイプの活水器について説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、図4〜5に示すような、蛇口の吐水パイプ21の外周に取り付けて使用される小型の活水器20とすることもできる。このような活水器20は、長手方向に二分割可能な構造となっており、分離された2つのパーツで吐水パイプ21を挟み込むことによって取り付けられる。両パーツの中央部には溝状の吐水パイプ収容部22が設けられており、該吐水パイプ収容部22の外側に磁石11及び導電性強磁性体層14が配置されている。このような活水器20の場合、上記金属箔15は接着剤等によって導電性強磁性体層14の外周や、ハウジング13の内周面に貼付することが望ましい。
以下、本発明の実施例について図1〜3を用いて説明する。
本実施例の活水器10は、N極とS極を対向させた一対の磁石11を通水管12を隔てて配置し、該通水管12と磁石11とをハウジング13内に収容した構成となっている。
本実施例の活水器10は、N極とS極を対向させた一対の磁石11を通水管12を隔てて配置し、該通水管12と磁石11とをハウジング13内に収容した構成となっている。
前記一対の磁石11は、いずれも2万ガウス以上の磁束密度を有する直方体状のネオジウム磁石を使用する。通水管12にはステンレス製のパイプを使用し、中央部を扁平な形状とすることにより、当該箇所における水の流速を増大させると共に、各磁石11間の距離を縮めて起電力を増大させる。前記通水管12の扁平部と前記磁石11の幅及び長さは略同一になるようにし、該磁石11と通水管12が隙間なく当接できるようにする。
更に、該磁石11の周囲を鉄から成る導電性強磁性体層14で取り囲むことで閉鎖磁気回路を形成し、前記通水管12に磁束をもれなく通過させるようにする。
更に、該磁石11の周囲を鉄から成る導電性強磁性体層14で取り囲むことで閉鎖磁気回路を形成し、前記通水管12に磁束をもれなく通過させるようにする。
更に、上記通水管12、磁石11、及び導電性強磁性体層14の周囲を、該磁石11を配置した箇所の全長に渡って銅箔15で包み込み、その両端を固定バンド16によって固定する。
ハウジング13は硬質プラスチックによって形成されており、両端に通水管12を挿通するための貫通孔を備えたカプセル状の形状を有している。本実施例の活水器10は、上記ハウジング13から突出した通水管12を水道の配管に連結することによって使用される。なお、ハウジングの断面形状は円形に限らず、正多角形であってもよい。
以上のように構成された本実施例の活水器10において通水管12中を水道水が流れると、その流れの方向及び磁石11の磁束と直交する向きに起電力が発生する。これにより上記通水管12の周囲に設けられた銅箔15が帯電するため、上述のように水の活性化効率を向上させることができる。
10、20、30…活水器
11、31…磁石
12、32…通水管
13…ハウジング
14…導電性強磁性体層
15…銅箔
16…固定バンド
21…吐水パイプ
22…吐水パイプ収容部
33…非磁性体金属板
11、31…磁石
12、32…通水管
13…ハウジング
14…導電性強磁性体層
15…銅箔
16…固定バンド
21…吐水パイプ
22…吐水パイプ収容部
33…非磁性体金属板
Claims (6)
- 水道管に接続して使用される活水器において、
a)前記水道管に接続される通水管と、
b)前記通水管を挟んでS極とN極が対向するように配置された少なくとも一対の磁石と、
c)前記通水管及び磁石の周囲を被覆する非磁性で導電性の金属箔と、
d)上記通水管、磁石、及び非磁性で導電性の金属箔を収容するハウジングと、
を備えたことを特徴とする活水器。 - 上記非磁性で導電性の金属箔をバンド状の固定具によって通水管に固定したことを特徴とする請求項1に記載の活水器。
- 蛇口の吐水パイプの外側に取り付けて使用される活水器において、
a)前記吐水パイプを収容する吐水パイプ収容部と、
b)前記吐水パイプ収容部を挟んでS極とN極が対向するように配置された少なくとも一対の磁石と、
c)前記吐水パイプ収容部及び磁石の周囲を被覆する非磁性で導電性の金属箔と、
d)前記吐水パイプ収容部、磁石、及び非磁性で導電性の金属箔を収容するハウジングと、 を備えたことを特徴とする活水器。 - 更に、上記ハウジングの内周面を非磁性で導電性の金属箔によって被覆したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の活水器。
- 更に、上記磁石の外側に導電性強磁性体層を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の活水器。
- 上記非磁性で導電性の金属箔が銅箔であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の活水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004264018A JP2006075767A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | 活水器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006075767A true JP2006075767A (ja) | 2006-03-23 |
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JP2004264018A Pending JP2006075767A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | 活水器 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008035615A1 (fr) * | 2006-09-22 | 2008-03-27 | Yoshioka, Eisuke | Dispositif activateur de fluide |
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JP7022466B1 (ja) | 2021-02-01 | 2022-02-18 | テンソー電磁技術工業株式会社 | 微小気泡増幅装置 |
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2004
- 2004-09-10 JP JP2004264018A patent/JP2006075767A/ja active Pending
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