JP2006075695A - 接続アダプタ - Google Patents

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Abstract

【課題】反応容器内の熱を還流用ブロックに十分に放出させることが可能な反応容器と試薬添加部の接続アダプタを提供することである。
【解決手段】下端10Aが反応容器12の開口に接合し、上端10Bが該反応容器12内に試薬を添加可能な試薬添加部14の下端に接合することにより、前記反応容器12と前記試薬添加部14を接続する接続アダプタ10であって、該接続アダプタ10の外周には、円筒状の熱伝導部材16が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機合成装置に用いられる反応容器と試薬添加部を連結する接続アダプタに関する。
従来から、一度に、同一条件又は異なる条件で多種類の試薬の合成を行い、その合成された試薬について一斉に検定を行うものとして、有機合成装置が使用されている。この有機合成装置は、反応容器内の試薬を撹拌・加熱することによって、反応容器に収容された試薬を合成するものであって、図6及び7に示すように、一般に複数の反応容器60を把持可能な反応容器把持部62と、反応容器把持部62に把持された反応容器60内の試薬を撹拌する撹拌部64と、反応容器60の開口に装着され、反応容器60内に試薬を添加可能な試薬添加部66と、を備えている(特許文献1参照)。
反応容器把持部62は、把持される反応容器60の上方が突出可能な孔が形成されている天板72と、天板72の下方に把持される反応容器60毎設けられ、反応容器60の底部が挿入可能な挿入孔を有する保持部74と、天板72と保持部74の間に把持される反応容器60毎設けられ、反応容器60が貫通可能な貫通孔を有する還流用ブロック76と、還流ブロック76と保持部74を天板72に対して支持する支柱78と、を備えている。撹拌部64の反応容器把持部72の各保持部74に整合する位置には、ヒータ68及び温度センサ70が設けられており、保持部74の底面には、突出するヒータ68及び温度センサ70が挿入可能な挿入孔が設けられている。したがって、加熱部のヒータ68から保持部74を介して反応容器60の下方に熱が伝わるように構成されている。反応容器60の下方がこの加熱部のヒータ68によって加熱されると、反応容器60に充填された試薬が蒸発するが、反応容器60の還流用ブロック76の位置で冷やされて結露され、再び液体に戻されるよう構成されている。
特開平11−137990号公報
しかしながら、有機合成装置の反応容器把持部62は、このように保持部74や還流用ブロック76の位置が決まっているため、反応容器として、丈の長い試験管しか用いることができず、開口部の縁にねじ山が形成された比較的丈が短いバイエルビンなどを利用することができないという問題がある。
この問題を解決するために、バイエルビンなど丈が短い反応容器の開口部と試薬添加部の間にそれらを連結する接続アダプタを設けることにより、丈の長い試験管と同等の丈の長さにすることが考えられる。しかしながら、このような接続アダプタは、還流用ブロックと同じ所に位置し、このため反応容器内の熱を還流用ブロックに十分に放出させることができず、反応容器内の試薬の還流を十分に行なうことができないという問題がある。
そこで、本発明は、反応容器内の熱を還流用ブロックに十分に放出させることが可能な反応容器と試薬添加部の接続アダプタを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明は、下端が反応容器の開口に接合し、上端が該反応容器内に試薬を添加可能な試薬添加部の下端に接合することにより、前記反応容器と前記試薬添加部を接続する接続アダプタであって、該接続アダプタの外周には、円筒状の熱伝導部材が設けられていることを特徴とする。
以上のように、本発明に係る接続アダプタによれば、外周面に円筒状の熱伝導部材を設けているので、接続アダプタが還流用ブロックと同じ所に位置したとしても、反応容器内の熱を還流用ブロックに十分に放出させることができ、反応容器内の試薬の還流を十分に行なうことができる。
したがって、本発明に係る接続アダプタにおいて、前記熱伝導部材は、反応容器が反応容器把持部に把持された際に、還流用ブロックと上下方向が同じ所に位置するように設けられていることが好ましい。また、この熱伝導部材は、軸が含むように軸方向に切断して二つ以上に分割可能に構成されていても良く、また、平面方向に切断して複数の板材に分割可能に構成され、その分割された板材の少なくとも外周から中心に亘って切欠が形成されていても良い。本発明に係る接続アダプタにおいて、熱伝導部材は、熱伝導性に優れた素材で構成されているものであり、例えばアルミニウム、銅などから構成されている。さらに熱伝導部材は、より肉厚に構成されていることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、反応容器内の熱を還流用ブロックに十分に放出させることが可能な反応容器と試薬添加部の接続アダプタを提供することができる。
次に、本発明に係る接続アダプタの実施例について図面に基いて説明する。図1は、本実施例に係る接続アダプタ10をバイエルビン12及びその中に試薬を添加可能な試薬添加部14に接続した状態を示す正面図であり、図2は、本実施例に係る接続アダプタ10の正面断面図である。
本実施例に接続アダプタ10の下端10Aの内周には、バイエルビン12の開口の外周に形成されたねじ山が螺合可能なねじ溝が形成されており、バイエルビン12の上端を接続アダプタ10の下端10Aに螺合することによって、バイエルビン12を接続アダプタ10に密に接合することができる。また、接続アダプタ10の上端10Bの内周には、試薬添加部14の下端に形成されたねじ山が螺合可能なねじ溝が形成されており、試薬添加部14の下端を接続アダプタ10の上端10Bに螺合させることによって、試験添加部14を接続アダプタ10に密に接合することができる。さらに、接合アダプタ10の上端10Bから下端10Aに連通する連通孔10Cの上方は、下方に向かって先細りとなるテーパ状に形成されており、このように上方をテーパ状に形成することにより、試薬添加部14の上方から挿入される試薬投入用注射器のシリンジ針が、挿入の際に接続アダプタ10の連通孔10Cの内壁に刺さるのを防止することができる。
接続アダプタ10の外周の軸方向の中間の位置には、アルミ製の熱伝導部材16が設けられている。熱伝導部材16は、ある程度肉厚を有する円筒状に形成されており、この円筒状の熱伝導部材16の外径は、接続アダプタ10の外径と同径になるように形成されている。また、熱伝導部材16は、図3に示すように軸方向に切断して二つのハーフパイプ状に分割されており、この二つに分割された熱伝導部材片16A、16Bの一方には、接線と平行に形成されたねじ穴18が一対形成されており、他方には、そのねじ穴18に螺合可能なねじ20が挿入可能であるとともに、ねじ穴18と整合する挿入孔22が一対形成されている。これら挿入孔22の分割面側は、ねじ20のねじ部分よりも若干大きな内径を有し、外周面側は、ねじ20のねじ頭よりも若干大きな内径を有する。したがって、分割された熱伝導部材片16A、16Bは、その間に、接続アダプタ10の本体を挟み、ねじ20を挿入孔に挿入して、ねじ穴18に螺合することにより、熱伝導部材16を接合アダプタ10に装着することができる。
以上のように本実施例に係る接続アダプタにおいて、熱伝導部材16は、軸方向に切断して分割し、分割された両片16A、16Bを接続アダプタ10の本体を中心として再結合させることによって、接続アダプタ10に装着しているが、これに限定されず、例えば、図4及び5に示すように熱伝導部材16を平面方向に切断することにより複数の板材24に分割し、これら板材24の外周から中心、さらに若干対向する位置に亘って切欠26を形成することによって、その切欠20から接続アダプタの本体に装着することが可能に構成しても良い。
本発明に係る接続アダプタの実施例をバイエルビン及びその中に試薬を添加可能な試薬添加部に接続した状態を示す正面図である。 本実施例に係る接続アダプタの正面断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 他の熱伝導部材を装着した本実施例に係る接続アダプタの正面断面図である。 他の熱伝導部材の平面図である。 従来の有機合成装置の概念図である。 従来の有機合成装置の反応容器把持部と撹拌部を分離した状態を示す図である。
符号の説明
10 接続アダプタ
10A 下端
10B 上端
12 反応容器
14 試薬添加部
16 熱伝導部材

Claims (2)

  1. 下端が反応容器の開口に接合し、上端が該反応容器内に試薬を添加可能な試薬添加部の下端に接合することにより、前記反応容器と前記試薬添加部を接続する接続アダプタであって、
    該接続アダプタの外周には、円筒状の熱伝導部材が設けられていることを特徴とする接続アダプタ。
  2. 前記熱伝導部材は、反応容器が反応容器把持部に把持された際に、還流用ブロックと上下方向が同じ所に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1記載の接続アダプタ。

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