JP2006074992A - ケーブル固縛装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】紐3を引っ掛けるフック部90cが第2の腕部90の先端部に切り欠き90bを外方に開口する。紐外し環91が切り欠きの開口部を全閉する初期位置と該切り欠きの開口部を全開する最終位置との間を往復移動可能に第2の腕部の先端部に装着され、第1および第2の腕部84,90の先端部の閉動作時に、先端L字状の紐通し金具85の紐通し穴85bが、紐外し環が最終位置に位置したときに切り欠きと相対する位置をとるように、紐通し金具のL字状の他辺に穿設されて、ケーブルを巻き回すように固縛する。
【選択図】図32
Description
そこで、建家の天井や側壁を利用して、ケーブルラックをケーブルの布設経路に沿って空中に架設し、ケーブルをケーブルラック内に収納している。そして、ケーブルラック内に収納されたケーブルは、整線され、1本ずつ、あるいは複数本にまとめられて、ケーブルラックの子桁に固縛される。
ケーブルラック1は、一対の親桁1aを互いに平行に配置し、子桁1bにより一対の親桁1aの底部間を所定間隔毎に連結して構成されている。そして、一対の吊りボルト(図示せず)がケーブル2の布設経路に沿って所定間隔毎に天井から吊り下げられ、L型アングル(図示せず)が各対の吊りボルトの下端に装着されている。このように空中に所定間隔毎に吊設されたL型アングル上にケーブルラック1が連ねて載せられ、隣接するケーブルラック1の端部同士が継ぎ金具およびボルト(図示せず)により連結され、さらにケーブルラック1の親桁1aが振れ止め金具(図示せず)によりL型アングルに固着されて、ケーブル2の布設経路に沿ってケーブルラック1が設置されている。
また、ケーブルラック1を多段に架設している場合には、上下のケーブルラック1間の狭いスペースでの固縛作業となり、作業者の作業負荷がさらに大きなものとなってしまう。
紐を引っ掛けるフック部が上記第2の腕部の先端部に切り欠きを外方に開口するように形成して成形され、
紐外し環が上記切り欠きの開口部を全閉する初期位置と該切り欠きの開口部を全開する最終位置との間を往復移動可能に上記第2の腕部の先端部に装着され、
戻しバネが上記紐外し環を上記最終位置から上記初期位置に戻すように上記第2の腕部の先端部に縮設され、
上記第1および第2の腕部の先端部の閉動作時に上記紐外し環に係合して該紐外し環を上記初期位置から上記最終位置に移動させる先端L字状の紐通し金具が、L字状の一辺を内方に位置させ、L字状の他辺を一側に位置させて上記第1の腕部の先端部に取り付けられ、かつ、
紐通し穴が、上記紐外し環が上記最終位置に位置したときに上記切り欠きと相対する位置をとるように、上記紐通し金具のL字状の他辺に穿設されているものである。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るケーブル固縛装置を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1に係るケーブル固縛装置の本体部の基部構造を説明する平面図、図3はこの発明の実施の形態1に係るケーブル固縛装置の回転ギヤを示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係るケーブル固縛装置の本体部の基部へのブレーキ機構部および駆動ラックの装着状態を示す平面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るケーブル固縛装置の本体部の基部への駆動ギヤおよび回転ギヤの装着状態を示す平面図、図6はこの発明の実施の形態1に係るケーブル固縛装置の駆動ギヤを示す斜視図、図7はこの発明の実施の形態1に係るケーブル固縛装置を用いたケーブルの固縛方法を説明する工程図、図8はこの発明の実施の形態1に係るケーブル固縛装置を用いたケーブルの固縛状態を示す上面図である。
また、後述するスイングレバー31を案内する溝12hが切り欠き12aの底部側の両壁面に開口するように基部12の一面側に形成されている。そして、後述する駆動ラック32を案内する一対の溝12iが溝12hから溝12bおよび第1凹部12cを横切って後端側に延設され、後述する戻しバネ36を収納する一対の溝12jが溝12hから先端側に延設されている。なお、溝12iは第2凹部12dの外周部と重なっている。
また、把持部12kが基部12の後端側に穿設され、後述する復帰バネ25を収納する溝12lが後端面に開口するように基部12の一面側に形成されている。
さらに、ねじ穴12mが基部12の一面側から基部12の所定位置に形成されている。
第2カバー14は、基部12の外形形状と同等の外形形状に形成され、円状の切り欠き14aが先端側に開口するように形成され、さらに把持部12kと同形状の把持部14bが後端側に穿設されている。この第2カバー14は、図1に示されるように、外形を基部12の外形に合わせて基部12の一面側に載置され、取付ネジ15を基部12のねじ穴12mに締着して取り付けられる。そして、把持部12k、13bが一体となって、本体部11の把持部11dを構成している。ここで、第2カバー14の切り欠き14aの内径は、第1カバー13の外径<切り欠き14aの内径<溝12bの外径となっている。そこで、溝12bと同心状のC状の隙間16が第1カバー13と第2カバー14との間に構成される。
このスイングレバー31は、図4に示されるように、駆動ラック32を溝12i内に収納させて、切り欠き11aの開口側の初期位置と切り欠き11aの底部側の最終位置との間を往復移動可能に溝12h内に配設されている。そして、スイングレバー31は、溝12j内に収納されている戻しバネ36のバネ力により、切り欠き11aの開口側の初期位置に位置している。各動力伝達ギヤ33は、図5に示されるように、回転軸34を穴12eに軸支されて第2凹部12dにそれぞれ収納されている。この時、動力伝達ギヤ33はそれぞれ駆動ラック32と歯合している。また、各駆動ギヤ35は第1凹部12c内にそれぞれ収納されている。
このように各構成部材が基部12に装着された後、第1および第2カバー13、14が基部12に取り付けられ、図1に示されるケーブル固縛装置10が得られる。この時、第2カバー14には、支点23および回転軸34を軸支する穴が形成されており、支点23および回転軸34の端部を該穴に挿入するように基部12に取り付けられる。また、回転ギヤ19の紐通し19aが第1および第2カバー13、14間の隙間16から延出している。
初期状態においては、レバー21は復帰バネ25のバネ力により図5中上方に押し上げられ、一対の連杆22が図5中上方に移動し、一対の揺動挺24の爪24a側が狭められ、爪24aが回転ギヤ19の歯部に係合している。これにより、回転ギヤ19の回転が制止されている。また、スイングレバー31は戻しバネ36のバネ力により図5中下方に戻され、初期位置に位置している。
ついで、把持部11dを持ってレバー21を握ると、レバー21が図5中下方に押し下げられ、一対の連杆22が図5中下方に移動する。これにより、一対の揺動挺24が支点23周りに回動し、爪24a間が広げられる。その結果、爪24aと回転ギヤ19の歯部との係合が解除され、回転ギヤ19が回転可能な状態となる。この時、復帰バネ25は収縮され、反発力が蓄勢される。
また、レバー21の握りを止めると、復帰バネ25の蓄勢力により、レバー21は図5中上方に押し上げられ、一対の連杆22が図5中上方に移動する。これにより、一対の揺動挺24が爪24a間を狭めるように支点23周りに回動して、爪24aが回転ギヤ19の歯部に係合し、回転ギヤ19の回転が制止される。
そして、スイングレバー31の押圧力を解除すると、スイングレバー31は戻しバネ36の蓄勢力により図5中下方に移動され、回転ギヤ19が図5中時計回りに回転する。そして、スイングレバー31が初期位置まで戻されると、回転ギヤ19は時計回りに1回転し、初期状態に復帰する。
まず、図7の(a)に示されるように、紐3の一端を子桁1bに締着し、その紐3を紐通し19aに通す。ついで、ケーブル固縛装置10の把持部11dを持ち、レバー21を握って、回転ギヤ19を回転可能な状態とする。そして、切り欠き11a内に1本目のケーブル2と子桁1bとを入れるように、ケーブル固縛装置10を上方から下げる。この時、第1の腕11bが1本目のケーブル2と親桁1aとの間に挿入され、第2の腕11cが1本目と2本目のケーブル2の間に挿入される。そして、1本目のケーブル2がスイングレバー31に当たり、スイングレバー31が押し上げられ、回転ギヤ19が1回転する。この回転ギヤ19の回転により、紐通し19aが1本目のケーブル2と子桁1bとの周りを1周する。これにより、紐3は、図7の(b)に示されるように、子桁1bとの締結部から1本目のケーブル2を上側から跨ぎ、子桁1bの下方を通り、1本目のケーブル2と親桁1aとの間に至る。そこで、レバー21を握るのを止め、回転ギヤ19の回転を制止させる。そして、ケーブル固縛装置10を引き上げた後、レバー21を握り、回転ギヤ19を回転可能な状態とする。これにより、スイングレバー31が戻しバネ36の蓄勢力により初期位置に戻り、回転ギヤ19が逆回りに1回転して初期状態に戻る。
そこで、従来のケーブル固縛作業における紐2をケーブル2と子桁1bとに掛け渡す手作業が不要となり、作業者の作業負荷が著しく軽減される。また、ケーブル固縛作業がケーブルラック1の上方からのみの作業となり、作業性が向上される。さらに、ケーブルラック1を多段に架設している場合においても、上下のケーブルラック1間の狭いスペースでの手作業による固縛作業がなくなり、作業者の作業負荷をさらに軽減できる。
また、ブレーキ機構部20が把持部11dを持ってレバー21を握ることで回転ギヤ19の回転制止を解除し、レバー21を離すことで回転ギヤ19の回転を制止するように構成されているので、回転ギヤ19の回転の制止/解除操作が簡易となる。
また、一対の駆動ギヤ35と回転ギヤ19の歯部との歯合位置の周方向距離Aが、回転ギヤ19のC状の欠落部の周方向隙間Bより大きくなっているので、回転ギヤ19の回転動作時に、少なくとも一方の駆動ギヤ35と回転ギヤ19の歯部との歯合関係が確保され、回転ギヤ19の回転動作がスムーズに行われる。
また、上記実施の形態1では、ケーブル固縛装置10をケーブル2の上方から下方に操作するものとして説明しているが、ケーブル固縛装置10をケーブル2の下方から上方に操作するようにしてもよい。
また、上記実施の形態1では、回転ギヤ19を図1中反時計回りに回転させるように構成するものとして説明しているが、回転ギヤ19を図1中時計回りに回転させるように構成してもよい。
また、上記実施の形態1では、回転ギヤ19、駆動ラック32、駆動ギヤ35等の各部品を収納する溝を本体部11の基部12に設けるものとして説明しているが、各部品の支持構造はこれらの溝に限定されるものではなく、各部品の動作を案内しつつ支持できるガイド部材を基部12に形成し、各部品をガイド部材を介して基部12に取り付けるようにしてもよい。
図9はこの発明の実施の形態2に係るケーブル固縛装置の構成を説明する図であり、図9の(a)はその斜視図、図9の(b)はその側面図である。図10はこの発明の実施の形態2に係るケーブル固縛装置の本体部の基部構造を説明する一部破断平面図、図11はこの発明の実施の形態2に係るケーブル固縛装置のカバー取付前の状態を示す平面図、図12はこの発明の実施の形態2に係るケーブル固縛装置の駆動機構部の構成を説明する図である。
第2カバー44は、基部42の外形形状と同等の外形形状に形成され、円状の切り欠き44aが先端側に開口するように形成されている。この第2カバー44は、図9に示されるように、外形を基部42の外形に合わせて基部42の一面側に載置され、取付ネジ45を基部42のねじ穴42eに締着して取り付けられる。そして、第2カバー44の切り欠き44aの内径は、第1カバー43の外径<切り欠き44aの内径<溝42bの外径となっている。そこで、溝42bと同心状のC状の隙間46が第1カバー43と第2カバー44との間に構成される。
このシャフト48および回転軸51は、基部42に固定されたアングル53に回転自在に支持されている。そして、シャフト48および第1傘歯車49が第2凹部42d内に収納され、第2傘歯車50および駆動ギヤ52が第1凹部42c内に収納されている。
まず、図7の(a)に示されるように、紐3の一端を子桁1bに締着し、その紐3を紐通し19aに通す。ついで、ケーブル固縛装置40のハンドル55を持ち、切り欠き41a内に1本目のケーブル2と子桁1bとを入れるように、ケーブル固縛装置40を上方から下げる。この時、第1の腕41bが1本目のケーブル2と親桁1aとの間に挿入され、第2の腕41cが1本目と2本目のケーブル2の間に挿入される。そして、電源スイッチ56をONとし、回転ギヤ19を1回転させる。この回転ギヤ19の回転により、紐通し19aが1本目のケーブル2と子桁1bとの周りを1周する。これにより、紐3は、図7の(b)に示されるように、子桁1bとの締結部から1本目のケーブル2を上側から跨ぎ、子桁1bの下方を通り、1本目のケーブル2と親桁1aとの間に至る。そこで、電源スイッチ56をOFFとし、ケーブル固縛装置40を引き上げる。
また、この実施の形態2では、モータ54およびモータ54の回転トルクを回転ギヤ19に伝達する駆動機構部47を備えているので、ケーブル2の固縛作業がより簡易となる。
また、ハンドル55の長軸が本体部41の一面に対して所定の角度を持つように構成されているので、ハンドル55の長軸をケーブル2の長さ方向に一致させることで、第1および第2の腕41b、41cがケーブル2を跨ぐような位置関係となり、ケーブル固縛作業が容易となる。
図13はこの発明の実施の形態3に係るケーブル固縛装置を示す斜視図、図14はこの発明の実施の形態3に係るケーブル固縛装置を示す分解斜視図、図15はこの発明の実施の形態3に係るケーブル固縛装置におけるボビンの取付構造を示す断面図である。図16はこの発明の実施の形態3に係るケーブル固縛装置を用いたケーブルの固縛方法を説明する斜視図、図17はこの発明の実施の形態3に係るケーブル固縛装置を用いたケーブルの固縛方法を説明する上面図、図18はこの発明の実施の形態3に係るケーブル固縛装置を用いたケーブルの固縛方法を説明する断面図、図19はこの発明の実施の形態3に係るケーブル固縛装置によるケーブル固縛状態を示す断面図、図20はこの発明の実施の形態3に係るケーブル固縛装置を用いたケーブルの固縛方法を説明する工程断面図である。
ボビン回転板60は、センター摺動板57より僅かに薄い厚みを有し、センター摺動板57の外径より僅かに大径の摺動穴60aが一部開口するように形成され、第1および第2の腕60b、60cが摺動穴60aを挟んで形成され、ボビンピン61が第1の腕60bの主面に立設されている。このボビンピン61には、貫通穴61aが軸心と直交するように穿設されている。そして、一対のボール62がボビンピン61の貫通穴61aに収納され、貫通穴61aの両端がカシメられ、ボール62が抜け出ないようになっている。また、バネ63が一対のボール62間に縮設され、ボール62の一部が貫通穴61aから突出するようになっている。
ボビン64は、ボビンピン61の外径より僅かに大径の中心穴64aを有し、環状のボール嵌合溝64bが中心穴64aの内壁面に中心穴64aの穴中心周りに凹設されている。
まず、紐3が巻回されたボビン64をボビンピン61に装着する。そして、ボビン64から繰り出された紐3の一端を子桁1bに締着する。
ついで、1本目のケーブル2を紐3の子桁1bへの締着部側に引き寄せ、1本目と2本目とのケーブル2間に隙間をつくる。そして、図20の(a)に示されるように、ケーブル固縛装置55を1本目と2本目とのケーブル2間の上部に位置させ、子桁1bを本体部56の切り欠き56a内に入れるようにケーブル固縛装置55を降ろす。これにより、図20の(b)に示されるように、ケーブル固縛装置55が子桁1bにセットされる。
ついで、図20の(c)〜(e)に示されるように、ボビン回転板60を本体部56周りに時計回りに回転させる。そして、ボビン回転板60が1回転した後、図20の(f)に示されるように、ケーブル固縛装置55を上げる。これにより、子桁1bに締着された紐3は1本目のケーブル2を乗り越えた後、1本目と2本目との間の子桁1bを1周りした状態となる。
この操作を繰り返し行い、図16に示されるように、複数本のケーブル2を1本ずつ紐3で結束する。
また、上記実施の形態1によるケーブル固縛装置に比べて、駆動機構部が不要となり、構成が簡素化され、低価格化が図られる。
また、本体部56の切り欠き56aが矩形に形成されているので、ケーブル固縛装置55を子桁1bにセットしたときに、切り欠き56aの底部が子桁1bに当接し、本体部56の回転が制止される。そこで、ボビン回転板60のみを本体部56周りを回転でき、子桁1bへの紐3の巻き付け操作が容易となる。
また、ボビン64のボビンピン61への挿入とボビンピン61からの引き出しとでボビン64の着脱が可能となり、取り扱いが容易となる。
図21はこの発明の実施の形態4に係るケーブル固縛装置の構造を説明する図であり、図21の(a)はその斜視図、図21の(b)はその側面図である。図22はこの発明の実施の形態4に係るケーブル固縛装置の構造を説明する断面図、図23はこの発明の実施の形態4に係るケーブル固縛装置を示す分解斜視図、図24はこの発明の実施の形態4に係るケーブル固縛装置の上カバー未装着状態を示す正面図、図25はこの発明の実施の形態4に係るケーブル固縛装置を用いたケーブル固縛方法を説明する斜視図である。
上カバー73は、切り欠き72aと同形状の切り欠き73aが先端側に開口するように形成され、ボビン着脱用の穴73bが切り欠き72aの一側に形成され、取付用穴73cが各取付穴72fと対応するように形成されている。
筐体71は、切り欠き72a、73aが相対するように上カバー73をベース72に被せ、取付ねじ74を取付穴73cに通してねじ穴72fに締着して、先端側を開口とする箱状に構成されている。そして、切り欠き72a、73aにより筐体71の子桁収納スペースとての切り欠き71aが構成されている。
このボビン旋回板75は、センター摺動板57を摺動穴75a内に配置した状態でベース72の底板72bに宛われ、側面摺動板58がセンター摺動板57に重ねられ、リベット59によりセンター摺動板57、側面摺動板58および底板72bを連結一体化して、ベース72に取り付けられる。これにより、ボビン旋回板75は、底板72bと側面摺動板58とにより支持され、センター摺動板57周りに回転可能となっている。
一対の中間ギヤ78は、ベース72の底板72bに立設されたピン79に回転自在に装着されている。そして、中間ギヤ78は、モータギヤ78およびボビン旋回体75に歯合している。ここで、一対の中間ギヤ78とボビン旋回体75との歯合位置の周方向距離Aは、ボビン旋回体75の切り欠き75bの先端開口部の周方向距離Bより大きくなっている。なお、モータギヤ77、中間ギヤ78およびボビン旋回体75の歯部が動力伝達機構部を構成している。
そこで、電源スイッチ76bをONすると、モータ76が駆動され、回転軸76aに固着されているモータギヤ77が時計回りに回転される。そして、モータギヤ77に歯合している中間ギヤ78が反時計回りに回転される。さらに、中間ギヤ78に歯合しているボビン旋回体75が時計回りに回転され、ボビン64が切り欠き71a内に収納されている子桁1b周りに旋回する。
ここで、ボビン旋回体75の切り欠き75aが一対の中間ギヤ78を通過する際、一対の中間ギヤ78とボビン旋回体75との歯合位置の周方向距離Aがボビン旋回体75の切り欠き75bの先端開口部の周方向距離Bより大きくなっているので、少なくとも一方の中間ギヤ78とボビン旋回体75との歯合が確保され、モータ76の回転トルクはボビン旋回体75に確実に伝達される。
まず、紐3が巻回されたボビン64をボビン着脱用の穴73bからボビンピン61に装着する。そして、ボビン64から繰り出された紐3を筐体71の内部から切り欠き71aを通して延出させ、その一端を子桁1bに締着する。
ついで、1本目のケーブル2を紐3の子桁1bへの締着部側に引き寄せ、1本目と2本目とのケーブル2間に隙間をつくる。そして、ケーブル固縛装置75を1本目と2本目とのケーブル2間の上部に位置させ、子桁1bを筐体71の切り欠き71a内に入れるようにケーブル固縛装置75を降ろす。これにより、図25に示されるように、ケーブル固縛装置70が子桁1bにセットされる。
ついで、電源スイッチ76aをONし、ボビン旋回体75を子桁1b周りに回転させる。そして、ボビン旋回体75が1回転した後、電源スイッチ76bをOFFとし、ケーブル固縛装置70を引き上げる。これにより、子桁1bに締着された紐3は1本目のケーブル2を乗り越えた後、1本目と2本目との間の子桁1bを1周りした状態となる。
この操作を繰り返し行い、ケーブル固縛装置70を最後のケーブル2と親桁1aとの間の子桁1bにセットし、ボビン旋回体75を子桁1b周りを1回転させ、紐3を子桁1bを1周りさせる。ついで、ケーブル固縛装置70を引き上げ、ボビン64側で紐3を切断し、紐3を子桁1bに締着し、ケーブル2の固縛が終了する。これにより、ケーブルラック1に収納されているケーブル2は、図17および図19に示されるケーブル固縛状態と同様に、紐3で1本ずつ子桁1bに固縛されている。
また、この実施の形態4では、モータ56およびモータ56の回転トルクをボビン旋回体75に伝達する動力伝達機構部を備えているので、ケーブル2の固縛作業がより簡易となる。
図26はこの発明の実施の形態5に係るケーブル固縛装置を示す正面図、図27はこの発明の実施の形態5に係るケーブル固縛装置の第1の腕の先端部を示す分解図、図28はこの発明の実施の形態5に係るケーブル固縛装置の第1の腕の紐通し金具を示す斜視図、図29はこの発明の実施の形態5に係るケーブル固縛装置の第2の腕の先端部を示す分解図、図30はこの発明の実施の形態5に係るケーブル固縛装置の第1および第2の腕の閉状態を説明する図であり、図30の(a)はその一部破断正面図、図30の(b)は正面図である。図31はこの発明の実施の形態5に係るケーブル固縛装置の第1および第2の腕の開状態を説明する一部破断正面図、図32はこの発明の実施の形態5に係るケーブル固縛装置の動作を説明する工程図である。
紐通し金具85は、コ字状の締着部85aと、締着部85aからL字状に延設された係合部85bとからなり、カシメ穴85cが締着部85aの表裏辺に穿設され、紐通し穴85dが係合部85bの表辺に穿設されている。そして、紐通し金具85は、締着部85aを第1の腕部84の先端部に装着し、カシメ穴84a、85cに通したカシメピン86をカシメて、第1の腕部84に締着されている。
第2の腕部90の先端部は、裏面が表面側に漸次接近する先細り形状をなし、その先端面の下端側がアール形状をなしている。また、ピン案内穴90aが、穴の長手方向を第2の腕部90の先端部の長さ方向に一致させて、第2の腕部90の先端部の根元側に形成されている。そして、また、下端側に開口する切り欠き90bが第2の腕部90の先端部の先端側に形成され、フック90cを形成している。紐外し環91は、第2の腕部90の先端部を内包可能な長方形断面を有し、摺動ピン穴91aが表裏辺を貫通するように形成されている。そして、戻しバネ92が第2の腕部90の先端部に装着され、紐外し環91が第2の腕部90の先端部に装着され、摺動ピン穴91aとピン案内穴90aとに挿通された摺動ピン93の両端がカシメられている。これにより、紐外し環91は、摺動ピン91がピン案内穴90aに案内されて、切り欠き90bの開口部を塞ぐ初期位置と、切り欠き90bの開口部を全開する最終位置との間を往復移動可能に、第2の腕部90の先端部に装着されている。そして、戻しバネ92が紐外し環91を初期位置に戻すように縮設されている。
そして、ケーブル固縛装置80の閉状態では、図30に示されるように、第1および第2の腕部84、90が閉じられ、紐通し金具85の係合部85bの端面が戻しバネ92の付勢力に抗して摺動ピン93を押圧し、紐外し環91が切り欠き90bの開口を全開する最終位置に位置している。この時、紐通し穴85dは、切り欠き90b内に位置している。
また、ケーブル固縛装置80の開状態では、図31に示されるように、第1および第2の腕部84、90が開かれ、戻しバネ91の付勢力により、紐外し環91が切り欠き90bの開口を全閉する初期位置に位置している。
まず、図32の(a)に示されるように、第1および第2の腕部84、90が開状態にあり、紐3が紐通し金具85の表側から紐通し穴85dに通され、輪状の紐3がフック90cに引っ掛けられている。
そして、第1および第2ハンドル部82、88を持って第1および第2の腕部84、90を閉じる。これにより、紐通し金具85の係合部85bが紐外し環91を覆うように係合する。
ついで、ボビン95から繰り出された紐3の先端を第1の腕部84の表側(ボビン95側)から紐通し穴85dに通す。そして、紐通し穴85dから裏面側に引き出された紐3が子桁1bに結び付けられる(締着される)。ついで、図33に示されるように、ケーブル固縛装置80の第1及び第2の腕部84、90を開いて1本目と2本目のケーブル2の間の上部に位置させる。その後、図34に示されるように、第1および第2の腕部84、90内に子桁1bを納めるようにケーブル固縛装置80を下げる。そこで、図35乃至図37に示されるように、第1および第2の腕部84、90を一旦閉じた後開き、その後ケーブル固縛装置100を引き上げる。これにより、子桁1bに結びつけられた紐3は、1本目のケーブル2を乗り越え、子桁1bの一側から子桁1bの下側を通って子桁1bの他側に至り、第2の腕部90の切り欠き90b内を通って子桁1bの一側に折り返され、第1の腕部84の紐通し穴85dを通って、ケーブルラック1の他側に延びるようになっている。紐3がこのように巻かれて、1本目のケーブル2が子桁1bに固縛されている。
この状態では、図43に示されるように、子桁1bに結び付けられた紐3は、1本目のケーブル2を乗り越えて1本目と2本目のケーブル2の間から子桁1bの一側側面に沿って下方に至り、子桁1bの下面に沿って他側に至り、子桁1bの他側側面に沿って上方に至り、2本目のケーブル2を乗り越えて2本目と3本目のケーブル2の間で折り返される。そして、2本目と3本目のケーブル2の間で折り返された紐3は、2本目のケーブル2を乗り越えて1本目と2本目のケーブル2の間から子桁1bの他側側面に沿って下方に至り、子桁1bの下面に沿って一側に至り、子桁1bの一側側面に沿って上方に至る。そして、紐3は、2本目のケーブル2を乗り越えて2本目と3本目のケーブル2の間から子桁1bの一側側面に沿って下方に至り、子桁1bの下面に沿って他側に至り、子桁1bの他側側面に沿って上方に至り、上述の紐3の折り返し部内を通って第2の腕部90の切り欠き90b内を通り、その後上述の紐3の折り返し部内を通って子桁1bの他側側面に沿って下方に至り、子桁1bの仮面に沿って一側に至り、子桁1bの一側を通って上方に至り、第1の腕部84の裏面側から紐通し穴85dを通ってケーブルラック1の他側に延びるようになっている。紐3がこのように巻かれて、2本目のケーブル2が子桁1bに固縛されている。
そして、この操作を繰り返し行い、最後に、ケーブル固縛装置80を最後のケーブル2と親桁1aとの間の子桁1bにセットし、第1および第2の腕部84、90の閉開動作を行い、その後ケーブル固縛装置80を引き上げる。そして、第1の腕部84の裏面側で紐3を切断し、その切断端と1つ前の折り返し部に通された最後の折り返し部とを締着して、ケーブル2の固縛が終了する。これにより、ケーブルラック1に収納されているケーブル2は、紐3で1本ずつ子桁1bに固縛される。
さらに、第1および第2ハンドル部82、88をケーブルラック1の一側あるいは他側に延出するように構成してもよい。これにより、作業者はケーブルラック1上に手を入れることなく、ケーブルラック1の外側から第1および第2の腕部84、90の開閉動作が行え、ケーブル2の固縛作業がより簡易となる。
図47はこの発明の実施の形態6に係るケーブル固縛装置のケーブルラックへの装着状態を示す斜視図、図48はこの発明の実施の形態6に係るケーブル固縛装置の主要部を示す側面図である。
各図において、ベース板101は、平板状をなし、一対の摺動軸受102aが配設された基部102と、基部102から一側に延設され、カム溝103aが形成されたカム溝形成腕103と、基部102下端から一側に延設されたフック支持腕104とから構成されている。
設置架台111は、相対して配置された一対の脚部112と、一対の脚部112間に互いに平行に架設された一対の摺動棒113とから構成されている。
まず、初期状態では、軌道案内腕106は、軌道案内腕懸架バネ108により図48中第2の軸121周りに反時計方向に引っ張られ、ルーパー105の第1の軸120がカム溝103aの起点A1に位置している。この時、針先105aは、フック107から一側に所定距離B離れた始端C1に位置している。この距離Bは子桁1bの幅より大きい。
そして、第1の軸120がカム溝103aに案内されて中点A2まで移動すると、軌道案内腕106が第2の軸121周りに時計回りに回動し、略中央部が軌道案内腕106の他端に第3の軸122周りに回動自在に支持されたルーパー105の針先105aは膨らむように下降し、子桁1bの一側下端に近接する点C2に至る。さらに、第1の軸120がカム溝103aに案内されて終点A3まで移動すると、軌道案内腕106が第2の軸121周りに時計回りにさらに回動し、ルーパー105の針先105aは子桁1bの下端側を通り、子桁1bの他側を通って上昇し、終端C3に至る。これにより、ルーパー105の針先105aは、ベース板101の往復移動方向と略直交する平面上で、フック107と相対する始端C1から子桁1bを迂回して子桁1bの外周を通り、フック17と係合する終端C3に至る湾曲状の軌跡hをとる。
そして、ルーパー105の針先105aが、フック107と相対する始端C1から子桁1bを迂回して子桁1bの外周を通り、フック107と係合する終端C3に至る湾曲状の軌跡hをとるように、かつ、針先105aの始端C1が子桁1b上に収納されているケーブル2の上部に位置するように、カム溝103a、ルーパー105および軌道案内腕106の形状が設計されている。
フック107は、図49の(a)に示されるように、弦巻バネの付勢力により、係止片107cがストッパ104aに係合する初期状態となっている。そして、紐3が紐通し穴105bに通された針先105aが、下方からフック107に接近する。
フック107は、図50の(a)に示されるように、弦巻バネの付勢力により、係止片107cがストッパ104aに係合する初期状態となっており、そのフック部107aには輪状の紐3Aが引っ掛けられている。そして、紐3が紐通し穴105bに通された針先105aが、下方からフック107に接近する。
さらに針先105aが下降すると、図50の(g)、(h)に示されるように、紐3は下方から紐通し穴105bを通りフック部107aに引っ掛けられた後、下方に延びる状態となる。そして、輪状の紐3Aは、フック部107aに引っ掛けられた紐3を内包するように紐3に引っ掛かる。
紐通しが一面に突設されたC状に形成され、該紐通しを上記隙間から延出させ、かつ、C状の欠落部を上記切り欠きの開口部に合わせて、該隙間と同心状に上記本体部内に回転自在に配設された回転体と、
上記回転体を回転駆動する駆動機構部とを備えているので、紐をケーブルと子桁とに掛け渡す作業を簡略化し、作業者の作業負荷を軽減できるケーブル固縛装置が得られる。
上記駆動ギヤと上記動力伝達ギヤとの歯数比が、上記スイングレバーの上記初期位置と上記最終位置との間の移動により、上記回転体が1回転するように構成されているので、ケーブルの固縛作業が簡易となる。
上記摺動穴の内径より小径の外径を有する円形平板状のセンター摺動板を、上記摺動穴の内径より大径の外径を有する円形平板状の一対の側面摺動板により挟み込んで一体化され、切り欠きが一側に開口するように設けられた本体部とを備え、
上記ボビン回転板が、上記摺動穴を上記センター摺動板に遊嵌させて上記本体部に回転自在に装着されているので、紐をケーブルと子桁とに掛け渡す作業を簡略化し、作業者の作業負荷を軽減できるケーブル固縛装置が得られる。
下端に開口する底板切り欠きを有する底板と該底板切り欠きと略同形状の下端に開口する上カバー切り欠きを有する上カバーとが両切り欠きを相対させて対向して配設され、上記摺動穴の内径より小径の外径を有する円形平板に上記底板切り欠きの幅と同等以上の幅の摺動板切り欠きを形成した摺動板が該摺動板切り欠きを上記底板切り欠きに重ねて上記底板に取り付けられ、上記ボビン旋回体が上記摺動穴を該摺動板に遊嵌させて回転自在に取り付けられた筐体と、
上記筐体に取り付けられたモータと、
上記モータの回転トルクを上記ボビン旋回体に伝達して該ボビン旋回体を回転駆動する動力伝達機構部とを備えたので、紐をケーブルと子桁とに掛け渡す作業を簡略化し、作業者の作業負荷を軽減できるケーブル固縛装置が得られる。
紐を引っ掛けるフック部が上記第2の腕部の先端部に切り欠きを外方に開口するように形成して成形され、
紐外し環が上記切り欠きの開口部を全閉する初期位置と該切り欠きの開口部を全開する最終位置との間を往復移動可能に上記第2の腕部の先端部に装着され、
戻しバネが上記紐外し環を上記最終位置から上記初期位置に戻すように上記第2の腕部の先端部に縮設され、
上記第1および第2の腕部の先端部の閉動作時に上記紐外し環に係合して該紐外し環を上記初期位置から上記最終位置に移動させる先端L字状の紐通し金具が、L字状の一辺を内方に位置させ、L字状の他辺を一側に位置させて上記第1の腕部の先端部に取り付けられ、かつ、
紐通し穴が、上記紐外し環が上記最終位置に位置したときに上記切り欠きと相対する位置をとるように、上記紐通し金具のL字状の他辺に穿設されているので、紐をケーブルと子桁とに掛け渡す作業を簡略化し、作業者の作業負荷を軽減できるケーブル固縛装置が得られる。
基部、該基部から一側に延設され、カム溝が形成されたカム溝形成腕および該基部の下端から一側に延設されたフック支持腕を有する平板状をなし、該基部が上記摺動棒と直交して該摺動棒にその長手方向に往復移動可能に取り付けられたベース板と、
一端が上記カム溝に摺動自在に取り付けられた第1の軸に支持され、紐通り穴を有する針先が他端に形成されたルーパーと、
一端が上記基部に第1の軸周りに回動自在に連結され、かつ、他端が上記ルーパーに第3の軸周りに回動自在に連結された軌道案内腕と、
上記フック支持腕に第4の軸周りに回動自在に支持され、フック部が下端一側に形成されたフックとを備え、
上記針先および上記フックは、該針先と該フックとの係合/係合解除により、予め上記フック部に紐が引っ掛けられている場合には、上記フック部に引っ掛けられている紐を外し、上記紐通し穴に通された紐を上記フック部に引っ掛け、さらに、上記フック部から外された紐を上記フック部に引っ掛けられた紐に掛け渡すように、予め上記フック部に紐が引っ掛けられていない場合には、上記紐通し穴に通された紐を上記フック部に引っ掛けるように構成され、
上記カム溝、上記ルーパーおよび上記軌道案内腕は、上記第1の軸が上記カム溝に案内されて該カム溝の起点から終点まで移動したときに、上記針先が、上記ベース板の往復移動方向と直交する平面上で、上記フックから一側に所定距離離れて相対する始端から上記フックに係合する終端に至る湾曲する軌跡(h)を描くように設定されているので、紐をケーブルと子桁とに掛け渡す作業を簡略化し、作業者の作業負荷を軽減できるケーブル固縛装置が得られる。
Claims (2)
- 第1中継部、この第1中継部から一方に連設された第1ハンドル部および該第1中継部から他方に連設された略L字状の第1の腕部を有する第1作動体と、第2中継部、この第2中継部から一方に連設された第2ハンドル部および該第2中継部から他方に連設された略L字状の第2の腕部を有する第2作動体とが、該第1および第2の腕部のL字状の先端部を相対させて、該第1および第2中継部を開閉ピン周りに回動自在に連結され、該第1および第2ハンドル部の開閉操作により、該第1および第2の腕部の先端部同士が係合する閉状態と、該先端部同士が離間する開状態とをとるように構成されたケーブル固縛装置において、
紐を引っ掛けるフック部が上記第2の腕部の先端部に切り欠きを外方に開口するように形成して成形され、
紐外し環が上記切り欠きの開口部を全閉する初期位置と該切り欠きの開口部を全開する最終位置との間を往復移動可能に上記第2の腕部の先端部に装着され、
戻しバネが上記紐外し環を上記最終位置から上記初期位置に戻すように上記第2の腕部の先端部に縮設され、
上記第1および第2の腕部の先端部の閉動作時に上記紐外し環に係合して該紐外し環を上記初期位置から上記最終位置に移動させる先端L字状の紐通し金具が、L字状の一辺を内方に位置させ、L字状の他辺を一側に位置させて上記第1の腕部の先端部に取り付けられ、かつ、
紐通し穴が、上記紐外し環が上記最終位置に位置したときに上記切り欠きと相対する位置をとるように、上記紐通し金具のL字状の他辺に穿設されていることを特徴とするケーブル固縛装置。 - 上記第1および第2ハンドル部が、上記第1および第2の腕部の先端部の開閉動作面に対して略直交する方向に曲げられていることを特徴とする請求項1記載のケーブル固縛装置。
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