JP2006074459A - 予約録画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 予約を設定する時点で最も視聴者が期待する録画結果となるような予約設定を導くことを補助する。
【解決手段】 スケジューリングされて提供されるコンテンツを予約して録画できる機能を備えた予約録画装置であって、所望のコンテンツの受信を予約できる予約手段と、予約内容が期待通りに実行される予約成功率を算出しその結果を提示する予約成功率提示手段とを備えた。予約設定の時点で、雨天による番組の中止確率や、番組が延長する確率などから当該予約が成功する確率を提示することにより、予約設定の時点で、事後の予約処理の対応を柔軟に選択できるという優れた効果がある。また、あらかじめ代替番組を登録する機構を設けることにより、実際に番組が中止した場合にも、より利用者の要求に近い予約処理を行うことが可能となる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、スケジューリングされた番組をあらかじめ予約して受信・録画できる予約録画装置に関する。
現行放送においては、あらかじめ放送される番組の放送スケジュールが決定されており、従来のテレビジョン放送受信機では、視聴者がその予定された放送スケジュールに従って、ビデオテープレコーダ、DVDレコーダ、HDDレコーダなどの録画機器に、所望するテレビジョン番組を録画予約する機能を備えている。予約方法としては、番組の開始時刻・終了時刻・放送チャンネルを指定するタイマ予約方法や、Gコードを入力することで番組を指定することができるGコード入力方法などが挙げられる。また、電子番組ガイドを入手して表示できる機能を備えたテレビジョン放送受信機では、電子番組ガイドを表示させた上で番組を選択するだけで録画予約が可能となる方法も考えられている。
一方で、録画予約しようとした番組放送が例えばスポーツ中継など、天候に左右される番組であれば、番組の中止、延期、及び中断などがあり得る。また、放送局側の事情により予定された放送スケジュールが変更されることもあり得る。
そこで、視聴者によって指定された予約開始時間・終了時間と実際に放送が開始される時刻との差異データからなる番組関連情報が番組情報に多重された放送信号を受信して、番組関連情報を分離して解析し、その解析結果に基づいて番組の音声・映像信号を記録機器に記録することにより、録画予約しようとする番組の開始時刻や終了時刻が変更になった場合でも、所望する番組を番組開始時刻から終了時刻まで録画機器に記録するようにした映像信号記録装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、BSデジタル放送などでは、番組固有の識別情報(ID)が付加されて放送されるため、録画予約しようとする所望の放送時刻や終了時刻が変更になった場合でも、上記のIDを検出してから録画を開始するようにすることにより、所望する番組を番組開始時刻から終了時刻まで記録機器に記録することができる。
特開平10−11843号公報
上述したような番組の放送スケジュールの変更に伴い、録画を予約していた番組の放送スケジュールが中止された場合、視聴者の中には、当該番組の中止に伴い放送される代替番組ではなく、違う局の番組を別途予約したいと考える人もいる。
また、スポーツ中継など、最終的に勝敗が決定するような番組では、当該番組の放送時間延長に常に追随して録画するのではなく、例えばひいきのチームが勝つ可能性が高い場合のみ追随して録画したいと考える人もいる。
従来、違う局の番組を別途予約する場合には、視聴者が予約番組の中止を認識した時点で自ら予約を設定しなおす必要がある。また、番組の延長に追随するか否かは予約時に一意に設定する必要がある。
しかし、予約番組の変更が決定した時点では、視聴者は予約を設定しなおせる状況にないことが多いという問題があった。
したがって、この発明の目的は、上記のような事情を鑑み、予約を設定する時点で最も視聴者が期待する録画結果となるような予約設定を導くことを補助することができる予約録画装置を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明の請求項1記載の予約録画装置は、スケジューリングされて提供されるコンテンツを予約して録画できる機能を備えた予約録画装置であって、所望のコンテンツの受信を予約できる予約手段と、前記予約内容が実行される予約成功率を算出しその結果を提示する予約成功率提示手段とを備えた。
請求項2記載の予約録画装置は、請求項1記載の予約録画装置において、前記予約成功率提示手段は、予約成功率の算出に、当該コンテンツ提供地の天候を用いる。
請求項3記載の予約録画装置は、請求項1記載の予約録画装置において、前記予約成功率提示手段は、予約成功率の算出に、録画媒体の残量に基づく録画可能時間と、当該コンテンツ提供時間が延長する可能性とを用いる。
請求項4記載の予約録画装置は、スケジューリングされて提供されるコンテンツを予約して録画できる機能を備えた予約録画装置であって、所望のコンテンツの受信を予約できる予約手段と、前記予約内容が利用者にとってどの程度希望を満たすものであるかという予約希望度を算出しその結果を提示する予約希望度提示手段とを備えた。
請求項5記載の予約録画装置は、請求項4記載の予約録画装置において、前記予約希望度を監視する予約希望度監視手段と、利用者が予約録画を実行するために必要な閾値を設定する予約希望度設定手段と、予約されたコンテンツの予約希望度が、前記予約希望度設定手段により設定された閾値を下回ったときに自動的に予約を取り消す予約取り消し手段とを備えた。
請求項6記載の予約録画装置は、請求項4記載の予約録画装置において、前記予約希望度を監視する予約希望度監視手段と、利用者が予約録画を実行するために必要な閾値を設定する予約希望度設定手段と、予約されたコンテンツの予約希望度が、前記予約希望度設定手段により設定された閾値を下回ったときに自動的に録画を一時停止し、閾値を上回ったときに録画を再開する予約待機手段とを備えた。
請求項7記載の予約録画装置は、請求項1または4記載の予約録画装置において、予約されたコンテンツが中止されたとき、またはコンテンツの予約希望度が利用者により予め設定された閾値を下回ったために予約処理を中止したときに、代わりに予約するコンテンツを登録する代替予約登録手段を備えた。
この発明の請求項1記載の予約録画装置によれば、所望のコンテンツの受信を予約できる予約手段と、予約内容が実行される予約成功率を算出しその結果を提示する予約成功率提示手段とを備えているので、予約設定の時点で、当該予約が成功する確率を提示することにより、予約設定の時点で、事後の予約処理の対応を柔軟に選択できるという優れた効果がある。例えば、雨天による番組の中止確率や、番組が延長する確率と記録媒体の残量などから予約が期待通りに実行される確率を予約設定時または視聴者が確認を要求した時点で定量的に提示することができる。
請求項2では、請求項1記載の予約録画装置において、予約成功率提示手段は、予約成功率の算出に、当該コンテンツ提供地の天候を用いることが望ましい。これにより雨天による番組の中止確率を算出することができる。
請求項3では、請求項1記載の予約録画装置において、予約成功率提示手段は、予約成功率の算出に、録画媒体の残量に基づく録画可能時間と、当該コンテンツ提供時間が延長する可能性とを用いることが望ましい。これにより番組が延長する可能性と記録媒体の残量から予約が期待通りに実行される確率を算出することができる。
この発明の請求項4記載の予約画像装置によれば、所望のコンテンツの受信を予約できる予約手段と、予約内容が利用者にとってどの程度希望を満たすものであるかという予約希望度を算出しその結果を提示する予約希望度提示手段とを備えているので、予約処理を実行する時点で、当該予約処理が利用者にとってどの程度有意になりうるかという値を提示することにより、予約設定の時点で利用者が予約処理の必要性について事前に検討することが可能になるという優れた効果がある。例えば、
・当該予約番組の出演者や出場する可能性のある選手
・スポーツ中継など最終的に勝敗が決するような番組の場合は、過去のデータから視聴者の希望する結果・得点差になる確率
・視聴者が競馬やスポーツくじなどで購入している試合が含まれるか否か
から視聴者の興味にどの程度沿うものであるかを算出し、予約設定時または視聴者が確認を要求した時点で定量的に提示することができる。
請求項5では、請求項4記載の予約録画装置において、予約希望度を監視する予約希望度監視手段と、利用者が予約録画を実行するために必要な閾値を設定する予約希望度設定手段と、予約されたコンテンツの予約希望度が、予約希望度設定手段により設定された閾値を下回ったときに自動的に予約を取り消す予約取り消し手段とを備えていることが望ましい。すなわち、予約設定時に番組の予約希望度の閾値を設定することにより、番組放送時間が延長された際など、希望度が閾値を下回った時点で予約録画を停止することができる。このように予約された番組について当該予約の有意性をたえず確認することにより、不必要な記録媒体の浪費を抑制するという優れた効果がある。
請求項6では、請求項4記載の予約録画装置において、予約希望度を監視する予約希望度監視手段と、利用者が予約録画を実行するために必要な閾値を設定する予約希望度設定手段と、予約されたコンテンツの予約希望度が、予約希望度設定手段により設定された閾値を下回ったときに自動的に録画を一時停止し、閾値を上回ったときに録画を再開する予約待機手段とを備えていることが望ましい。すわなち、予約設定時に番組の予約希望度の閾値を設定することにより、番組放送時間が延長された際など、希望度が閾値を下回った時点で予約録画を停止し、その後、再び希望度が閾値を上回った時点で予約録画を再開することができる。このように予約された番組について当該予約の有意性をたえず確認することにより、不必要な記録媒体の浪費を抑制するという優れた効果がある。
請求項7では、請求項1または4記載の予約録画装置において、予約されたコンテンツが中止されたとき、またはコンテンツの予約希望度が利用者により予め設定された閾値を下回ったために予約処理を中止したときに、代わりに予約するコンテンツを登録する代替予約登録手段を備えていることが望ましい。予約を希望する番組が中止された際に代わりに録画する番組をあらかじめ登録しておくことにより、最も利用者が望む予約結果となることを補助することが可能になるという優れた効果がある。
この発明の第1の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態の予約録画装置の概略構成を示すブロック図である。
この予約録画装置は、所望のコンテンツの受信を予約できる予約手段と、予約内容が期待通りに実行される予約成功率を算出しその結果(実行可能性)を提示する予約成功率提示手段と、予約内容が利用者にとってどの程度希望を満たすものであるかという予約希望度を算出しその結果(有意性)を提示する予約希望度提示手段とを備えている。
この場合、デジタル放送チューナ1、TSデコーダ2、システムコントローラ3、ユーザ入力送信機4、ユーザ入力受信機5、番組情報抽出装置6、AVデコーダ7、予約制御装置8、予約判定装置9、OSD表示装置10、音声・映像記録装置11、モデム12、不揮発性メモリ13を備えている。予約手段はシステムコントローラ3と予約制御装置8で構成され、予約成功率提示手段(予約希望度提示手段)は予約制御装置8と予約判定装置9とOSD表示装置10で構成される。
デジタル放送チューナ1は受信信号を復調し、トランスポートストリームのデジタル信号に変換する。TSデコーダ2はデジタル放送チューナ1から受信したトランスポートストリーム内に多重された各チャンネルから特定のチャンネルを分離しデスクランブルする。デジタル放送チューナ1およびTSデコーダ2はそれぞれシステムコントローラ3からの制御情報により制御される。
ユーザ入力送信機4はリモートコントロール(TVリモコン)またはキーボードを示し、ユーザ入力送信機4より得られるデータは、ユーザ入力受信機5が受信し、システムコントローラ3で判別する。
視聴者により電子番組ガイドを表示するよう操作された場合は、番組情報抽出装置6が、TSデコーダ2から番組情報を取り出し、解析した後、OSD表示装置10により電子番組ガイドを表示する。
視聴者により番組予約を行うよう操作された場合は、システムコントローラ3から予約制御装置8に対して番組予約要求が発行され、予約判定装置9で予約成功率および予約希望度を算出した結果を踏まえて予約処理が行われる。その際必要に応じて、モデム12を、電話回線を通じてインターネットに接続し、コンピュータネットワークを利用するために用いる。
音声・映像記録装置11は、AVデコーダ7でデコードされた音声および映像データを記録するための装置であり、例えばビデオテープレコーダ、DVDレコーダ、HDDレコーダなどである。
不揮発性メモリ13は、視聴者の嗜好情報や各地の天気情報、予約番組の番組情報などを格納する。
タイマ装置は、現在の時刻情報が発生されており、この時刻情報はシステムコントローラ3で不揮発性メモリ13に格納されている予約番組の開始時刻や終了時刻と比較される。
以下、図2〜図4に示すフローチャートを用いて、視聴者からの予約設定時に、該当予約の予約成功率および予約希望度を算出し定量的に提示するための処理について説明する。ただし、予約成功率は2つの要因から算出するものとし、それぞれを予約成功率a、予約成功率bとして説明する。
図2は視聴者からの予約設定時に、該当予約の予約成功率aを算出し定量的に提示するためのフローチャートを示している。まず、ユーザ入力送信機4から入力された、視聴者からの番組予約要求を受信したユーザ入力受信機5がシステムコントローラ3に要求の発生を通知する(ステップS20)。システムコントローラ3はそれが番組予約要求であることを認識し、番組情報抽出装置6に対して当該番組情報の取得要求を発行する。番組情報抽出装置6はTSデコーダ2に対して当該番組の番組情報の取得要求を発行し、取得した情報から、当該番組の開始時間や、番組中止・延長の可能性の有無といった情報を抽出し、システムコントローラ3に通知する(ステップS21)。次にシステムコントローラ3は予約制御装置8に対して、番組予約要求を発行する。予約制御装置8は、まず予約判定装置9に対して予約成功率aの算出を要求する。要求を受けた予約判定装置9は、当該番組が雨天中止の可能性のある番組であった場合には、モデム12に接続した電話回線を通じてインターネットを始めとするコンピュータネットワークを利用し、所定のWebサーバが提供する天気情報サービスを取得する。ここで、あらかじめ地域別の天気を蓄積しておけるシステムである場合は、不揮発性メモリ13に蓄積された天気情報を使用してもかまわない。また、デジタルテレビジョン放送の天気情報番組から取得する方法を代用する手段でもかまわない。上記の方法により取得された天気情報サービスから当該番組の中継場所および中継時間から予測される天気情報を抽出し(ステップS22)、雨天中止となる確率を算出することにより、予約成功率aを生成する(ステップS23)。生成された予約成功率aは予約制御装置8によりOSD表示装置10を用いて視聴者に提示され(ステップS24)、最終的な予約の実行の判断を視聴者に促す。
図3は視聴者からの予約設定時に、該当予約の予約成功率bを算出し定量的に提示するためのフローチャートを示している。まず、ユーザ入力送信機4から入力された、ユーザからの番組予約要求を受信したユーザ入力受信機5がシステムコントローラ3に要求の発生を通知する(ステップS30)。システムコントローラ3はそれが番組予約要求であることを認識し、番組情報抽出装置6に対して当該番組情報の取得要求を発行する。番組情報抽出装置6はTSデコーダ2に対して当該番組の番組情報の取得要求を発行し、取得した情報から、当該番組の開始時間や、番組中止・延長の可能性の有無といった情報を抽出し、システムコントローラ3に通知する(ステップS31)。次にシステムコントローラ3は予約制御装置8に対して、番組予約要求を発行する。予約制御装置8は、まず予約判定装置9に対して予約成功率bの算出を要求する。要求を受けた予約判定装置9は、当該番組が番組延長の可能性のある番組であった場合には、モデム12に接続した電話回線を通じてインターネットを始めとするコンピュータネットワークを利用し、所定のWebサーバが提供するデータから過去の放送時間、あるいはスポーツ中継であれば試合終了までの時間を取得する(ステップS32)。上記の方法により取得された情報から番組が延長される可能性ならびに延長時間を推測する(ステップS33)。
また予約判定装置9は、音声・映像記録装置11から録画可能な残録画容量を取得する(ステップS34)。上記の方法により取得される延長時間と残録画容量を比較し、最後まで録画に成功する確率を算出することにより、予約成功率bを生成する(ステップS35)。生成された予約成功率bは予約制御装置8によりOSD表示装置10を用いて視聴者に提示され(ステップS36)、最終的な予約の実行の判断を視聴者に促す。
図4は視聴者からの予約設定時に、該当予約の予約希望度を算出し定量的に提示するためのフローチャートを示している。まず、ユーザ入力送信機4から入力された、ユーザからの番組予約要求を受信したユーザ入力受信機5がシステムコントローラ3に要求の発生を通知する(ステップS40)。システムコントローラ3はそれが番組予約要求であることを認識し、番組情報抽出装置6に対して当該番組情報の取得要求を発行する。番組情報抽出装置6はTSデコーダ2に対して当該番組の番組情報の取得要求を発行し、取得した情報から、当該番組の開始時間や、番組中止・延長の可能性の有無といった情報を抽出し、システムコントローラ3に通知する(ステップS41)。次にシステムコントローラ3は予約制御装置8に対して、番組予約要求を発行する。予約制御装置8は、まず予約判定装置9に対して予約希望度の算出を要求する。要求を受けた予約判定装置9は、あらかじめ視聴者によって入力されたキーワードや録画条件を不揮発性メモリ13から取得する(ステップS42)。もちろん、ユーザ入力送信機4を用いてこの時点で視聴者にキーワードや録画条件の入力を求めてもかまわない。さらに当該番組の属性にしたがって、当該番組の出演者や、スポーツ番組であった場合はその出場選手やスポーツ団体の過去の勝率などの情報をモデム12に接続した電話回線を通じてインターネットを始めとするコンピュータネットワークを利用し、所定のWebサーバから取得する(ステップS43)。このとき、それらの情報が番組情報に含まれる場合はそのまま利用してもかまわない。上記の方法により取得される情報を合わせ、視聴者が設定したキーワードや録画条件と比較し、視聴者の興味にどの程度沿うものであるかを算出することにより、予約希望度を生成する(ステップS44)。生成された予約希望度は予約制御装置8によりOSD表示装置10を用いてユーザに提示され(ステップS45)、最終的な予約の実行の判断をユーザに促す。
以上、求めた予約成功率a、予約成功率b、予約希望度は、予約設定時または視聴者が予約の確認を要求した時に設定画面に表示するだけでなく、録画実行中であれば予約成功率a、予約成功率b、予約希望度の値により録画を停止したり代替番組を録画したりする処理に用いる。
また、説明では予約成功率a、予約成功率b、予約希望度のそれぞれを天気予報や過去の試合結果から算出しているが、本発明は上記の条件に限定するものではなく、それ以外の条件を幾つ使用して算出してもかまわない。また、予約成功率a、予約成功率b、予約希望度の少なくとも1つを使用してもよい。
次に、この発明の第2の実施の形態を図5〜図7に基づいて説明する。本実施形態では、予約録画実行時に予約希望度を監視して処理を行う。
図5は予約録画実行時に該当予約の予約希望度を監視し、それらの値があらかじめ設定された閾値を下回った場合に自動的に予約を取り消すためのフローチャートを示している。
この場合、上記構成に加えて、予約希望度を監視する予約希望度監視手段と、利用者が予約録画を実行するために必要な閾値を設定する予約希望度設定手段と、予約されたコンテンツの予約希望度が、予約希望度設定手段により設定された閾値を下回ったときに自動的に予約を取り消す予約取り消し手段とを備えている。
まず、システムコントローラ3はタイマ装置14が発生する現在の時刻情報と不揮発性メモリ13に格納されている予約番組の開始時刻を比較し、開始時刻になったか否かを判定する。開始時刻になったことを検出すると、システムコントローラ3は予約制御装置8に対して、番組予約開始要求を発行する。次に、予約制御装置8は予約判定装置9に対して予約希望度の算出を要求する。要求を受けた予約判定装置9は上記の方法で予約希望度を算出し、これらの値があらかじめ視聴者によって設定された閾値を上回っているか否かを判定する(ステップS51)。閾値を上回っていた場合、予約制御装置8はシステムコントローラ3に対し録画の開始を要求し、システムコントローラ3はTSデコーダ2から該当番組の音声・映像信号を取得しAVデコーダ7を通じて音声・映像記録装置11に録画を開始する(ステップS52およびステップS53)。予約制御装置8は録画を開始した後も、予約判定装置9に対し定期的に該当予約の予約希望度の算出および判定を要求し、予約有意度を監視している。また、システムコントローラ3はタイマ装置14が発生する現在の時刻情報と不揮発性メモリ13に格納されている予約番組の終了時刻を比較し、終了時刻になったか否かを判定する(ステップS50)。終了時刻になったことを検出すると、システムコントローラ3は予約制御装置8に対して番組予約終了要求を発行する。
予約制御装置8は、予約録画開始時に閾値を下回っていた場合もしくは予約録画実行中に閾値を下回った場合、またはシステムコントローラ3から番組予約終了要求を受けた場合に、システムコントローラ3に録画停止を要求し予約の取り消しを行う(ステップS54〜ステップS56)。録画停止の要求を受けたシステムコントローラ3は音声・映像記録装置11への録画を停止する。
以上、上記の方法で予約を取り消した場合に、代わりに録画する番組をあらかじめ登録してあったならば代替番組の録画を開始するためのフローチャートを図6に示している。
この予約録画装置は、上記構成に加えて、予約されたコンテンツが中止されたとき、またはコンテンツの予約希望度が利用者により予め設定された閾値を下回ったために予約処理を中止したときに、代わりに予約するコンテンツを登録する代替予約登録手段を備えている。
ステップS60からステップS66までの処理は図5で説明したステップS50〜ステップS56までの手順と同様である。
予約番組の開始時刻に予約判定装置9により算出した予約希望度が閾値を下回っていた場合もしくは予約録画実行中に閾値を下回った場合、予約制御装置8はシステムコントローラ3に対し録画停止を要求する(ステップS67およびステップS68)。次に、代替番組が登録されていた場合、予約制御装置8はシステムコントローラ3に対し代替番組の録画開始を要求する(ステップS69)。代替番組が登録されていなければ予約を取り消す。
図7は予約録画実行時に、該当予約の予約希望度を監視し、それらの値があらかじめ設定された閾値を下回った場合に自動的に録画を一時停止し、閾値を上回ったときに録画を再開するためのフローチャートを示している。
この場合、上記構成に加えて、予約取り消し手段の代わりに、予約されたコンテンツの予約希望度が、予約希望度設定手段により設定された閾値を下回ったときに自動的に録画を一時停止し、閾値を上回ったときに録画を再開する予約待機手段を備えている。
ステップS70からステップS76までの処理は上記図5で説明したステップS50〜ステップS56までの手順と同様である。
予約番組の開始時刻に予約判定装置9により算出した予約希望度が閾値を下回っていた場合もしくは予約録画実行中に閾値を下回った場合、予約制御装置8はシステムコントローラ3に録画停止を要求し予約の待機を行う(ステップS77およびステップS78)。ここで記述する予約の待機とは、予約の取り消しを行わず予約の再開要求があるまで録画を停止させることを意味する。予約制御装置8は予約を待機させた後も、予約判定装置9に対し定期的に該当予約の予約希望度の算出および判定を要求し、予約有意度を監視している。予約希望度が閾値を上回った場合、システムコントローラ3に対し録画再開を要求し、音声・映像記録装置11に録画が開始される。また、予約を待機させたまま番組予約終了要求を受けた場合は、予約制御装置8は該当予約を取り消す。
以上、上記の方法で予約を取り消しや待機させた場合または代替番組を録画した場合に、その旨を予約履歴などで視聴者に提示する機能があればなお良い。
本発明にかかる予約録画装置は、デジタルテレビジョン放送受信機に搭載されることが有用である。またインターネットを通じて配信されるコンテンツの記録装置としても応用できる。
本発明の第1の実施形態の予約録画装置のブロック図である 第1の実施形態の予約録画装置における予約成功率aを算出するフローチャートである。 第1の実施形態の予約録画装置における予約成功率bを算出するフローチャートである。 第1の実施形態の予約録画装置における予約希望度を算出するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態の予約録画装置において予約を取り消すフローチャートである。 第2の実施形態の予約録画装置において代替番組の録画を開始するフローチャートである。 第2の実施形態の予約録画装置において予約を待機・再開させるフローチャートである。
符号の説明
3 システムコントローラ
6 番組情報抽出装置
8 予約制御装置
9 予約判定装置
11 音声・映像記録装置

Claims (7)

  1. スケジューリングされて提供されるコンテンツを予約して録画できる機能を備えた予約録画装置であって、所望のコンテンツの受信を予約できる予約手段と、前記予約内容が実行される予約成功率を算出しその結果を提示する予約成功率提示手段とを備えた予約録画装置。
  2. 前記予約成功率提示手段は、予約成功率の算出に、当該コンテンツ提供地の天候を用いる請求項1記載の予約録画装置。
  3. 前記予約成功率提示手段は、予約成功率の算出に、録画媒体の残量に基づく録画可能時間と、当該コンテンツ提供時間が延長する可能性とを用いる請求項1記載の予約録画装置。
  4. スケジューリングされて提供されるコンテンツを予約して録画できる機能を備えた予約録画装置であって、所望のコンテンツの受信を予約できる予約手段と、前記予約内容が利用者にとってどの程度希望を満たすものであるかという予約希望度を算出しその結果を提示する予約希望度提示手段とを備えた予約録画装置。
  5. 前記予約希望度を監視する予約希望度監視手段と、利用者が予約録画を実行するために必要な閾値を設定する予約希望度設定手段と、予約されたコンテンツの予約希望度が、前記予約希望度設定手段により設定された閾値を下回ったときに自動的に予約を取り消す予約取り消し手段とを備えた請求項4記載の予約録画装置。
  6. 前記予約希望度を監視する予約希望度監視手段と、利用者が予約録画を実行するために必要な閾値を設定する予約希望度設定手段と、予約されたコンテンツの予約希望度が、前記予約希望度設定手段により設定された閾値を下回ったときに自動的に録画を一時停止し、閾値を上回ったときに録画を再開する予約待機手段とを備えた請求項4記載の予約録画装置。
  7. 予約されたコンテンツが中止されたとき、またはコンテンツの予約希望度が利用者により予め設定された閾値を下回ったために予約処理を中止したときに、代わりに予約するコンテンツを登録する代替予約登録手段を備えた請求項1または4記載の予約録画装置。
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