JP2006072480A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠景や近景といった画像に写し出された景色に左右されず、無限遠におけるオプティカルフローを推定する。
【解決手段】ステレオカメラ(カメラ2,3)は、移動体に搭載されており、移動体周囲の景色を撮像することにより、一対の画像データを時系列的に出力する。ステレオ画像処理部7は、一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、視差dを算出し、これにより、距離データDを出力する。認識部11は、距離データDに基づいて、複数の立体物Onを認識し、立体物Onのそれぞれの三次元位置を特定。検出部12は、一対の画像データのうちの一方の画像データにおいて、時系列的な前後関係にある一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、立体物のそれぞれのオプティカルフローOFを検出する。そして、演算部13は、複数の立体物Onの並びと、それぞれの立体物Onの視差dとオプティカルフローOFとに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に係り、ステレオ画像処理を併用した、オプティカルフローの検出手法に関する。
自車両に搭載されたカメラにより、前方の景色を撮像し、これにより得られた情報に基づいて、監視領域内の走行状況を監視する監視装置が広く知られている。この類の監視装置では、ステレオ画像処理、オプティカルフローといった周知の画像処理手法を用いて、走行状況の認識が行われる。また、車外監視装置において、認識精度の向上を図るといった観点から、画像情報のみならず、車両のヨーレート(角速度)等も参照される。車両に生じている角速度は、通常、センサ等を用いて直接的に検出される。しかしながら、センサ検出の場合、応答遅れ等により、認識精度が低下するといった不都合があるため、画像情報に基づいて、角速度を検出する手法も用いられている。例えば、特許文献1に開示された手法では、遠景が写し出された領域を便宜的に無限遠(無限に遠い点)と仮定し、無限遠のオプティカルフローに基づいて、角速度が算出される。
特開平11−51650号公報
しかしながら、撮像画像に写し出される景色には、必ずしも遠方の景色が含まれていない可能性もあり、このケースでは、無限遠におけるオプティカルフローの特定が困難になるという不都合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遠景や近景といった画像に写し出された景色に左右されず、無限遠におけるオプティカルフローを推定することである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、画像処理装置を提供する。この画像処理装置は、移動体に搭載されており、移動体周囲の景色を撮像することにより、一対の画像データを時系列的に出力するステレオカメラと、一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、視差を算出するとともに、1フレーム相当の画像データに関する視差群と、画像データにより規定される画像平面上の位置とが対応付けられた距離データを出力するステレオ画像処理部と、距離データに基づいて、複数の立体物を認識し、立体物のそれぞれの三次元位置を特定する認識部と、一対の画像データのうちの一方の画像データにおいて、時系列的な前後関係にある一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、立体物のそれぞれのオプティカルフローを検出する検出部と、複数の立体物の並びと、立体物のそれぞれの視差と、立体物のそれぞれのオプティカルフローとに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローを推定する演算部とを有する。
ここで、第1の発明において、演算部は、複数の立体物を投票対象として、一方の軸を視差、他方の軸をオプティカルフローとする二次元ヒストグラムを生成するとともに、複数の立体物の並びが直線状であることを拘束条件として、二次元ヒストグラムにおける投票パターンの傾向に基づき、無限遠におけるオプティカルフローを推定することが好ましい。
また、第1の発明において、演算部は、投票パターンを曲線で近似し、近似結果に基づいて、無限遠におけるオプティカルフローを推定してもよい。また、演算部は、投票パターンの重み付け平均値を算出し、算出結果に基づいて、無限遠におけるオプティカルフローを推定してよい。
さらに、第1の発明において、演算部は、無限遠におけるオプティカルフローに基づいて、移動体の角速度を算出することが好ましい。
第2の発明は、移動体に搭載され、移動体周囲の景色を撮像するステレオカメラから時系列的に出力される一対の画像データを処理対象とした画像処理方法を提供する。この画像処理方法は、一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、視差を算出するとともに、1フレーム相当の画像データに関する視差群と、画像データにより規定される画像平面上の位置とが対応付けられた距離データを出力する第1のステップと、距離データに基づいて、複数の立体物を認識し、立体物のそれぞれの三次元位置を特定する第2のステップと、一対の画像データのうちの一方の画像データにおいて、時系列的な前後関係にある一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、立体物のそれぞれのオプティカルフローを検出する第3のステップと、複数の立体物の並びと、立体物のそれぞれの視差と、立体物のそれぞれのオプティカルフローとに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローを推定する第4のステップとを有する。
ここで、第2の発明において、第4のステップは、複数の立体物を投票対象として、一方の軸を視差、他方の軸をオプティカルフローとする二次元ヒストグラムを生成するステップと、複数の立体物の並びが直線状であることを拘束条件として、二次元ヒストグラムにおける投票パターンの傾向に基づき、無限遠におけるオプティカルフローを推定するステップとを含むことが好ましい。
本発明によれば、ステレオカメラから時系列的に出力される一対の撮像画像に基づいて、距離データが算出され、この距離データを用いて立体物の認識が行われる。また、この一対の撮像画像のうちの一方の撮像画像を処理対象として、立体物のオプティカルフローが検出される。そして、認識された立体部の並びと、立体物の視差と、立体物のオプティカルフローとを条件として、無限遠におけるオプティカルフローが推定される。そのため、これらの3つの条件を備えることにより、遠景が写し出されていないよう画像を用いる場合であっても、無限遠におけるオプティカルフローを推定することができる。これにより、遠景や近景といった画像に写し出された景色に左右されず、無限遠におけるオプティカルフローを推定することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかる画像処理装置を適用した角速度演算機能付き監視装置のブロック構成図である。監視装置1は、車両(移動体)に搭載されており、画像認識により、前方の走行状況を監視する。また、この監視装置1は、撮像画像に基づいて、オプティカルフローOFを検出し、走行状況の認識において必要となる車両の角速度ωを算出する。
監視領域を含む景色を撮像するステレオカメラは、例えば、ルームミラー近傍に取付けられている。このステレオカメラは一対のカメラ2,3で構成されており、それぞれのカメラ2,3には、イメージセンサ(例えば、CCDまたはCMOSセンサ等)が内蔵されている。メインカメラ2は、ステレオ画像処理を行う際に必要な基準画像を撮像し、サブカメラ3は、比較画像を撮像する。互いの同期が取れている状態において、カメラ2,3から時系列的に出力される各アナログ画像(ステレオ画像)は、A/Dコンバータ4,5により、所定の輝度階調(例えば、256階調のグレースケール)のデジタル画像に変換される。
デジタル化された一対の画像データは、画像補正部6において、輝度の補正や画像の幾何学的な変換等が行われる。通常、一対のカメラ2,3の取付位置は、程度の差はあるものの誤差が存在するため、それに起因したずれが左右の各画像に生じている。このずれを補正するために、アフィン変換等を用いて、画像の回転や平行移動等の幾何学的な変換が行われる。
このような画像処理を経て、メインカメラ2より基準画像データが得られ、サブカメラ3より比較画像データが得られる。これらの画像データは、各画素の輝度値(0〜255)の集合である。ここで、画像データによって規定される画像平面は、i−j座標系で表現され、例えば、画像の左下隅を原点として、水平方向をi座標軸、垂直方向をj座標軸とする。一フレーム相当のステレオ画像データは、後段のステレオ画像処理部7に出力されるとともに、画像データメモリ8に格納される。後述するように、時系列的な前後関係にある一対の画像データに基づいてオプティカルフローOFを検出する関係上、画像データメモリ8は、少なくとも2フレーム分のステレオ画像データを格納可能な記憶容量を有する。
ステレオ画像処理部7は、基準画像データと比較画像データとに基づいて、一フレーム相当の撮像画像に関する距離データDを算出する。ここで、「距離データ」とは、画像データによって規定される画像平面において小領域毎に算出された視差dの集合であり、個々の視差dは画像平面における位置(i,j)と対応付けられている。それぞれの視差dは、基準画像の一部を構成する所定面積(例えば、4×4画素)の画素ブロック毎に1つ算出される。
図2は、基準画像に設定される画素ブロックの説明図である。例えば、基準画像が512×200画素で構成されている場合、一フレーム相当の撮像画像から、画素ブロックPBijの個数相当(128×50個)の視差群が算出され得る。周知のように、視差dは、その算出単位である画素ブロックPBijに関する水平方向のずれ量であり、画素ブロックPBijに写し出された対象物までの距離と大きな相関がある。すなわち、画素ブロックPBij内に写し出されている対象物がカメラ2,3に近いほど、この画素ブロックPBijの視差dは大きくなり、対象物が遠いほど視差dは小さくなる(無限に遠い場合(無限遠)、視差dは0になる)。
ある画素ブロックPBij(相関元)に関する視差dを算出する場合、基準画像と比較画像とを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、この画素ブロックPBijの輝度特性と相関を有する領域(相関先)を比較画像において特定する。上述したように、カメラ2,3から対象物までの距離は、基準画像と比較画像との間における水平方向のずれ量として現れる。したがって、比較画像において相関先を探索する場合、相関元となる画素ブロックPBijのj座標と同じ水平線(エピポーラライン)上を探索すればよい。ステレオ画像処理部7は、相関元のi座標を基準に設定された所定の探索範囲内において、エピポーラライン上を一画素ずつシフトしながら、相関元と相関先の候補との間の相関性を順次評価する(ステレオマッチング)。そして、原則として、最も相関が高いと判断される相関先(相関先の候補の内のいずれか)の水平方向のずれ量を、その画素ブロックPBijの視差dとする。
2つの画素ブロックPBijの相関は、例えば、シティブロック距離CBを算出することにより評価することができる。数式1は、シティブロック距離CBの基本形を示す。同数式において、p1ijは一方の画素ブロックのij番目の画素の輝度値であり、p2ijは他方の画素ブロックのij番目の輝度値である。シティブロック距離CBは、位置的に対応した輝度値p1ij,p2ijの差(絶対値)の画素ブロック全体における総和であって、その差が小さいほど両画素ブロックの相関が大きいことを意味している。
Figure 2006072480
基本的に、エピポーラライン上に存在する画素ブロックPBij毎に算出されたシティブロック距離CBのうち、その値が最小となる画素ブロックPBijが相関先と判断される。このようにして特定された相関先と相関元との間のずれ量が視差dとなる。なお、シティブロック距離CBを算出するステレオ画像処理部7のハードウェア構成については、特開平5−114099号公報に開示されているので、必要ならば参照されたい。このような処理を経て算出された距離データD、すなわち、画像上の位置(i,j)と対応付けられた視差dの集合は、距離データメモリ9に格納される。
マイクロコンピュータ10は、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェース等で構成されており、これを機能的に捉えた場合、認識部11、検出部12および演算部13を有する。認識部11は、距離データDに基づいて、それぞれの立体物Onの三次元位置を特定する。検出部12は、時系列的に前後関係にある一対の基準画像データを対象とした二次元マッチングに基づいて、立体物Onに関するオプティカルフローOFを検出する。演算部13は、距離データDと、複数の立体物Onの実空間における並びと、検出されたオプティカルフローOFとに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定する。そして、演算部13は、この推定されたオプティカルフローOFinfに基づいて、ステレオカメラ、すなわち、このステレオカメラが搭載された車両の角速度ωを算出する。
このマイクロコンピュータ10は、自車両の角速度ωが算出されると、この角速度ωを考慮した上で、例えば、立体物Onの移動速度を算出し、これにより前方の走行状況を認識する。そして、前方の立体物Onが自車両にとって危険である判断した場合には、モニタやスピーカー等の警報装置(図示せず)を作動させて、ドライバーに注意を促す。また、必要に応じて制御装置(図示せず)を制御することにより、シフトダウン、或いは、ブレーキの作動といった制御を実行する。
図3は、本実施形態にかかる角速度ωの算出手順を示したフローチャートである。このフローチャートに示したルーチンは、所定間隔毎に呼び出され、マイクロコンピュータ10によって実行される。以下、角速度ωとして、車両の鉛直軸周りの角速度(以下「ヨーイング角速度」という)ωyを算出する手法について説明する。まず、ステップ1において、距離データメモリ9より、距離データDが読み込まれるとともに、画像データメモリ8より、直近の撮像タイミングにおいて撮像された基準画像データ(以下単に「画像データPn」という))が読み込まれる。
ステップ2において、自車両前方の道路形状が認識される。この道路形状は、例えば、道路モデルを算出することにより、認識可能である。道路モデルは、実空間を規定する三次元座標系において、水平方向および垂直方向における直線式で表現され、この直線式のパラメータを実際の道路形状に合致するような値に設定することにより、算出される。例えば、路面に描かれた車線を規定する白線(または黄線)は、道路形状を認識する上で有効である。そこで、距離データDおよび画像データPnを参照して、白線の実空間上の位置を認識し、この位置を連結することにより、道路モデルが算出される。実空間を規定する座標系は、車両を基準に設定されており、ステレオカメラの中央真下の道路面を原点として、車幅方向をy軸、車高方向をz軸、車長方向をx軸とする。
ステップ3において、立体物Onの認識が行われる。立体物Onの認識では、まず、三次元データが算出される。この三次元データは、監視領域内の三次元位置(実空間上の位置)を示すデータであり、周知の座標変換式を参照することで、距離データDに基づいて、一義的に算出される。算出された三次元データは、道路モデルと比較され、道路面より上にあるデータが立体物Onとして抽出される。なお、道路形状および立体物の認識に関する具体的な手法については、特開平5−265547号公報、特開平6−266828号公報、特開平10−283461号公報、特開平10−283477号公報、特開平11−213138号公報、特開2001−92970号公報などに開示されているので必要ならば参照されたい。
ステップ4において、時系列的な前後関係にある一対の画像データを用いて、オプティカルフローOFが検出される。オプティカルフローOFは、時系列的に撮像された画像において、フレーム間の画素の流れ(移動量)をベクトルで表現したものであり、一般に、撮像タイミングが前の画像からそれよりも後の画像への画素の流れを示す。そこで、まず、先のステップ1において読み込まれた画像データPnよりもタイミング的に前に撮像された基準画像データPn-1(以下、適宜「前画像データ」という)が、画像データメモリ8より読み込まれる。そして、時系列的な前後関係にある一対の画像データPn,Pn-1を処理対象として、オプティカルフローOFが検出される。後述するように、本実施形態では、立体物Onに関する視差dと、その立体物Onに関するオプティカルフローOFとに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローOFinfが推定される。そのため、煩雑な演算処理は省略するという観点から、オプティカルフローOFの検出は、視差dの算出単位である画素ブロックPBijをベースとして行われる。換言すれば、このオプティカルフローOFは、画像データPnを構成する各画素ブロックPBijに関する、前画像データPn-1からの移動量を示す。
具体的には、各画素ブロックPBijを処理対象として、この画素ブロックPBij(相関元)の輝度特性と相関を有する領域(相関先)が前画像データPn-1において特定される。オプティカルフローOFを検出する場合、上述したステレオマッチング処理とは異なり、相関元となる画素ブロックPBijを前画像データPn-1の全域に亘り水平/垂直方向に一画素ずつオフセットさせながら、最も高い相関を有する相関先を特定する(二次元マッチング)。そして、相関元と相関先の座標位置(i,j)を比較し、前画像データPn-1から画像データPnへの垂直方向(j軸方向)における位置的なずれ量Δjと、水平方向(i軸方向)における位置的なずれ量Δiとが、その画素ブロックPBijに関するオプティカルフローOFとなる。そして、検出されたオプティカルフローOF(水平成分Δi,垂直成分Δj)は、画像平面の位置(i,j)と対応付けられる。なお、オプティカルフローOFの算出対象となる基準画像データPn,Pn-1は、撮像タイミングが時系列的に前後していればよく、それらの撮像タイミングが連続している必要はない。また、オプティカルフローOFの検出領域は、画像平面の全域である必要はなく、少なくとも認識された立体物Onに関するオプティカルフローOFが検出されていればよい。
図4は、二次元ヒストグラムの説明図である。ステップ5において、各画素ブロックPBijに関して算出された視差dと、オプティカルフローOFの水平成分Δiとの頻度分布を示す二次元ヒストグラムが生成される。このステップ4では、まず、一方の軸を視差d、他方の軸をオプティカルフローOFの水平成分Δiとする投票空間が用意される。そして、各画素ブロックPBijは、自己に関する視差dと、オプティカルフローOFの水平成分Δiとに基づいて、該当する投票空間へ順次投票される。この投票処理が全ての画素ブロックPBijについて行われると、ステップ5に進む。
ステップ6では、生成された二次元ヒストグラムに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローOFinf(本実施形態では、オプティカルフローOFの水平成分Δiinf)が推定される。具体的には、まず、二次元ヒストグラムに基づいて、各画素ブロックPBijに関する投票パターンが曲線(本実施形態では、二次式)で近似される。二次式への近似手法としては、ハフ変換を用いることができる。ハフ変換は、直線、或いは任意の形状を有する対象物を画像から検出する周知の画像処理手法である。ハフ変換を用いて曲線を抽出する場合、まず、二次元ヒストグラムを度数に応じて二値化する。そして、二値化されたパターンに、ハフ変換を施すことにより、投票パターンに応じた二次曲線が抽出される。なお、二次式への近似は、ハフ変換以外にも、最小二乗法などを用いることができる。
図5は、抽出された二次曲線の説明図である。同図には、ハフ変換により抽出された4つの二次曲線が示されており、各々の二次曲線は下式で表現することができる。ここで、同数式において、Pn,Qn,Δiinfは、二次曲線における係数(曲線パラメータ)である。
Figure 2006072480
そして、この抽出された二次曲線における0次項、すなわち、定数項Δiinfが、無限遠におけるオプティカルフローOFinfの水平成分となる。なお、同図に示すように、複数の二次曲線が抽出されている場合(n=1〜4)、この水平成分Δiinfは、各二次曲線における定数項Δiinfの傾向を反映するような特性値(平均値、最頻値など)として算出される。
そして、ステップ7では、推定されたオプティカルフローOFinf(水平成分Δiinf)に基づいて、ヨーイング角速度ωyが算出される(下式参照)。
Figure 2006072480
ここで、Wiは、カメラ2,3における撮像素子の一画素あたりの水平幅であり、fは、カメラ2,3の焦点距離である。また、Δtは、前画像データPn-1の撮像タイミングと、画像データPnの撮像タイミングとの撮像間隔である。
図6は、無限遠におけるオプティカルフローOFinfの推定概念の説明図である。同図は、カメラ2,3から観測される立体物Onを黒点で示している。これらの立体物Onを、旋回する車両(前進方向の速度(以下「前進速度」という)u、右方向を正とした横方向への速度(以下「横進速度」という)v、ヨーイング角速度ωy)から観測した場合、ある時刻t0の撮像タイミングにおいて、立体物Onは位置P(t0)に存在する。この時刻t0から所定時間経過すると(その時刻t1=t0+Δt)、車両の旋回にともない、対象物Onは位置P(t1)に移動する。同図には、時刻t0から時刻t1における立体物Onの移動量が矢印で示されており、この立体物Onの移動量は、時刻t0,t1を撮像タイミングとするフレーム間のオプティカルフローOFに相当する。
車両が旋回している場合、検出される立体物OnのオプティカルフローOFには、車両の速度成分(前進速度u、横進速度v)に起因した画素の流れと、車両の回転成分(ヨーイング角速度ωy)に起因した画素の流れとが作用する。ところで、自車両と立体物Onとが位置的に近い場合、画素の流れの主要因は、車両の速度成分と見なすことができる。これに対して、自車両と立体物Onとが位置的に離れている場合には、その距離が遠ければ遠いほど、画素の流れに占める車両の速度成分の影響はほぼ0と見なすことができる。そのため、画像平面におけるオプティカルフローOFのうち、遠景を写し出した領域のオプティカルフローOFは、近景を写し出した領域のオプティカルフローOFと比較して、速度成分に起因した画素の流れが抑制され、回転成分に起因した画素の流れが顕著となる。すなわち、無限遠のオプティカルフローOFinfには、速度成分に起因した画素の流れは作用せず、カメラ2,3(或いは、カメラ2,3が搭載された移動体)の回転に起因した画素の流れが作用する(それ故に、ヨーイング角速度ωyが算出可能となる)。この場合、近景から遠景に亘り、ある直線上に並ぶ立体物On(或いは、複数の立体物群)に関しては、そのオプティカルフローOFに、速度成分の画素の抑制傾向が規則的に現れる。そこで、このようなオプティカルフローOFの規則性を特定することで、画像上に無限遠の景色が写し出されていないケースであっても、立体物Onの並びを拘束条件として、無限遠のオプティカルフローOFinfを推定することが可能となる。
もっとも、車外監視において認識される立体物Onには、先行車や障害物といった立体物Onも存在するが、これ以外にも、ガードレールや側壁といった直線状に並ぶ立体物Onも存在する。車両を基準とした三次元座標系において、立体物Onがなす直線は、下式で表現できる。同数式において、Gn,Hnは、直線パラメータ(一次式の係数)であり、添え字nによりn個の直線群を表現することができる。
Figure 2006072480
これらの直線群を構成する立体物Onを、画像の水平座標iと、視差dとで構成される二次元平面上で観測すると、上記のn個の直線は、下式で表現される。下式において、Lは、ステレオカメラにおけるカメラ基線長である。
Figure 2006072480
この直線上に並ぶ立体物OnのオプティカルフローOFを、前進速度u、右横進速度v、ヨーイング角速度ωyで運動するカメラ2,3から観測する。この場合、この対象物Onの視差dと、オプティカルフローOFの水平成分Δiとは、以下に示す2次式で表現される。
Figure 2006072480
本実施形態では、このような概念を踏まえ、直線状に並ぶ立体物Onがカメラ2,3から観測されるという前提のもと(拘束条件)、二次元ヒストグラムが生成される。そして、このヒストグラムにおける投票パターンから、数式6(すなわち、数式2)の曲線パラメータを同定する。これにより、無限遠(d=0)におけるオプティカルフローOFinfを推定することができる。換言すれば、立体物Onの視差d(二次元ヒストグラムの一方の軸)と、この立体物のオプティカルフローOF(二次元ヒストグラムの他方の軸)と、立体物の並びとに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定することができる。これにより、遠景が写し出されていないよう画像を用いる場合であっても、無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定することができる。また、無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定することにより、車両、すなわち、カメラ2,3が搭載された移動体のヨーイング角速度ωyを算出することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態の特徴の一つは、投票パターンを曲線で近似し、この近似結果に基づいて、無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定することにある。これに対して、第2の実施形態の特徴の一つは、第1の実施形態よりも簡単な構成を用いて無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定する点にある。具体的には、第2の実施形態では、上述した二次元ヒストグラムに基づいて、投票パターンの重み付け平均値を算出し(下式参照)、この算出結果に基づいて、無限遠におけるオプティカルフローOFinfが推定される。
Figure 2006072480
第1の実施形態で示すように、二次元ヒストグラムにおいて、直線状に並ぶ立体物Onの投票パターンは、無限遠におけるオプティカルフローOFinfに収束する傾向にある。そこで、同数式は、重みw(d)を用い、遠景のデータ程重みを増やし、これにより、近景のデータの影響を抑制し、遠景のデータに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定する。この重みw(d)は、例えば、下式に示す如く設定することができる。下式において、D1は、遠景と中近景との境界を示す第1の視差の値であり、D2は、中近景と近景との境界を示す第2の視差であり、二次元ヒストグラムにおける投票総数などを考慮した上で、予め設定されている。
Figure 2006072480
このように、投票パターンの重み付け平均値(正確には、オプティカルフローOFの重み付け平均値)に基づいて、無限遠(視差d=0)におけるオプティカルフローOFinfが推定される。この手法によれば、第1の実施形態と同様に、無限遠におけるオプティカルフローOFinfを推定することができるとともに、二次式への近似処理を省略することができるので、その処理を簡素化することができる。これにより、コンピュータによる処理負荷を軽減することができる。
なお、第1および第2の実施形態では、角速度としてはヨーレート角速度ωyを算出する手法について説明した。しかしながら、本発明は、これに限定されず、無限遠におけるオプティカルフローOFinfに基づいて、車両の横軸周り、すなわち、ピッチング方向の角速度(以下「ピッチング角速度」という)を算出することもできる。上述した実施形態では、ヨーイング角速度ωyを検出する前提として、二次元ヒストグラムの一方の軸を、回転成分(ヨーイング成分)の画素の流れ、すなわち、オプティカルフローOFの水平成分Δiに設定した。しかしながら、ピッチング角速度を算出する場合には、この軸を、回転成分(ピッチング成分)の画素の流れ、すなわち、オプティカルフローOFの垂直成分Δjに設定する。そして、この二次元ヒストグラムにおいて、投票パターンを二次式で近似し、無限遠におけるオプティカルフローOFinfの垂直成分が推定される。そのため、この推定されたオプティカルフローOFの垂直成分に基づいて、ピッチング角速度を一義的に算出することが可能となる。
また、数式6に示すように、二次元ヒストグラムに基づいて、投票パターンを二次式で近似することにより、各次数の係数もそれぞれ同定される。これにより、その係数のうちの未知数、例えば、前進速度uや、横進速度vをも推定することが可能となる。
なお、上述した各実施形態では、車外を監視する監視装置を前提とした関係上、無限遠におけるオプティカルフローOFinfに基づいて、車両の角速度を算出したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、カメラ2,3が搭載されるケースとしては、車両に限定されるものではなく、飛行体などを含め種々の移動体に搭載され、この角速度算出に広く適用することができる。また、無限遠におけるオプティカルフローOFinfは、カメラの回転成分を有効に抽出することができるので、本発明にかかる画像処理装置は、動画像や静止画像の撮影における、カメラの手ぶれ補正機能として適用することができる。すなわち、本発明において、カメラ2,3が搭載される移動体は、カメラ2,3にぶれを生じさせる要素を広く含むこととする。
本実施形態にかかる画像処理装置を適用した角速度演算機能付き車外監視装置のブロック構成図 基準画像に設定される画素ブロックの説明図 角速度の算出手順を示したフローチャート 二次元ヒストグラムの説明図 抽出された二次曲線の説明図 無限遠におけるオプティカルフローOFinfの推定概念の説明図
符号の説明
1 監視装置
2 メインカメラ
3 サブカメラ
4,5 A/Dコンバータ
6 画像補正部
7 ステレオ画像処理部
8 画像データメモリ
9 距離データメモリ
10 マイクロコンピュータ
11 認識部
12 検出部
13 演算部
OF オプティカルフロー
Δi 水平成分
Δj 垂直成分
D 距離データ
u 前進速度
v 横進速度

Claims (7)

  1. 画像処理装置において、
    移動体に搭載されており、前記移動体周囲の景色を撮像することにより、一対の画像データを時系列的に出力するステレオカメラと、
    前記一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、視差を算出するとともに、1フレーム相当の画像データに関する視差群と、当該画像データにより規定される画像平面上の位置とが対応付けられた距離データを出力するステレオ画像処理部と、
    前記距離データに基づいて、複数の立体物を認識し、前記立体物のそれぞれの三次元位置を特定する認識部と、
    前記一対の画像データのうちの一方の画像データにおいて、時系列的な前後関係にある一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、前記立体物のそれぞれのオプティカルフローを検出する検出部と、
    前記複数の立体物の並びと、前記立体物のそれぞれの視差と、前記立体物のそれぞれのオプティカルフローとに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローを推定する演算部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記演算部は、前記複数の立体物を投票対象として、一方の軸を視差、他方の軸をオプティカルフローとする二次元ヒストグラムを生成するとともに、前記複数の立体物の並びが直線状であることを拘束条件として、当該二次元ヒストグラムにおける投票パターンの傾向に基づき、前記無限遠におけるオプティカルフローを推定することを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 前記演算部は、前記投票パターンを曲線で近似し、当該近似結果に基づいて、前記無限遠におけるオプティカルフローを推定することを特徴とする請求項2に記載された画像処理装置。
  4. 前記演算部は、前記投票パターンの重み付け平均値を算出し、当該算出結果に基づいて、前記無限遠におけるオプティカルフローを推定することを特徴とする請求項2に記載された画像処理装置。
  5. 前記演算部は、前記無限遠におけるオプティカルフローに基づいて、前記移動体の角速度を算出することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された画像処理装置。
  6. 移動体に搭載され、前記移動体周囲の景色を撮像するステレオカメラから時系列的に出力される一対の画像データを処理対象とした画像処理方法において、
    前記一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、視差を算出するとともに、1フレーム相当の画像データに関する視差群と、当該画像データにより規定される画像平面上の位置とが対応付けられた距離データを出力する第1のステップと、
    前記距離データに基づいて、複数の立体物を認識し、前記立体物のそれぞれの三次元位置を特定する第2のステップと、
    前記一対の画像データのうちの一方の画像データにおいて、時系列的な前後関係にある一対の画像データを処理対象とした二次元マッチングに基づいて、前記立体物のそれぞれのオプティカルフローを検出する第3のステップと、
    前記複数の立体物の並びと、前記立体物のそれぞれの視差と、前記立体物のそれぞれのオプティカルフローとに基づいて、無限遠におけるオプティカルフローを推定する第4のステップと
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記第4のステップは、
    前記複数の立体物を投票対象として、一方の軸を視差、他方の軸をオプティカルフローとする二次元ヒストグラムを生成するステップと、
    前記複数の立体物の並びが直線状であることを拘束条件として、当該二次元ヒストグラムにおける投票パターンの傾向に基づき、前記無限遠におけるオプティカルフローを推定するステップとを含むことを特徴とする請求項6に記載された画像処理方法。
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