JP2006071718A - カラオケルームサービスシステム - Google Patents

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伸司 桜井
Makoto Umeda
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Abstract

【課題】カラオケルームの利用時、ルームサービスを簡単かつ効率的に注文できるシステムの提供。
【解決手段】WWWサーバ(5)が提供する所定のモバイルWebサイトに、前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末(4)をもってアクセスし、このモバイルWebサイトに掲載されたルームサービスメニューから利用者が所望するメニューアイテムを選択させ、選択されたメニューアイテムデータをカラオケルームに設置されたカラオケ演奏端末(3)に送信可能とすると共に、その課金処理を、付帯する前払式電子マネー用ICモジュールをもって、カラオケ演奏端末が付帯する課金処理インタフェイス(3a)にて行い得るようにし、さらに、このメニューアイテムデータをルームサービスを統括管理するためのルームサービス管理手段(2)に転送するシステムを構築した。
【選択図】図2

Description

本発明は、カラオケ演奏端末を備えたカラオケルームの利用時、各ルームにて飲食物のルームサービスを提供するためのカラオケルームサービスに関わるシステムに関する。
近年、多数のカラオケルームを設置した、通称「カラオケボックス」と呼ばれる店舗が多く見られるようになり、かつては夜の酒場でのアトラクション的な要素を含んでいたカラオケも、今では老若男女を問わずに多くの人達が楽しめるようになった。そして、従来のカラオケルームでは、カラオケ演奏の提供だけでなく、飲食物のルームサービスも行われ、一般的にインターフォンや内線電話などを利用し、店舗従業員に対してルームサービスの注文をしていた。
従来では、飲食物のルームサービスに関する技術も多々想到されている。これらは、インターフォンや内線電話などを必要としないもので、例えば、特許文献1では、カラオケ演奏装置に飲食物などの注文コードの入力手段を設け、この注文コードを所定の管理装置に返信し、顧客からの注文の受付けを効率的に行うカラオケシステムが開示されている。さらに、特許文献2では、カラオケLANシステムを利用することにより、カラオケ選曲と同じ手順で飲食物などの商品を注文できると共に、客室端末への注文受付応答を行えるクライアントサーバ型カラオケLANシステムが開示されている。あるいは、特許文献3では、カラオケ利用者がディスプレイに表示される飲食物の画像を見ながら操作を行い、所望の飲食物を選択して発注し、その発注された飲食物の注文データを印刷した注文券を発行する技術が開示されている。
特開平8−116576号公報 特開平10−161670号公報 特開平11−66155号公報
しかしながら、カラオケルームでのルームサービスの注文は、インターフォンや内線電話などを利用しても、あるいは、これらを利用せずに上記技術をもって行ったとしても、特に多人数で利用した場合には非常に不便な面がある。例えば、人数が多いと一般的に何回ものルームサービスの注文が発生するが、これら注文手段は各部屋に通常1〜2つ程度しかなく、これらルームサービスを注文する際、注文手段と位置的に近い人が注文者を代表して注文しなければならず、特に負担がかかる。すなわち、従来では、カラオケルームに設置された数に限りのある注文手段では、特定の人に負担をかけるという不都合があった。また、ラオケルームではカラオケ演奏や歌唱の大音響によって、人の声が聞き取り難いため、代表して注文する人が注文者の声を聞き取り難いといった問題もある。
さらに、従来では、ルームサービスへの課金処理はルーム毎に一括して行われるため、その後、グループの利用者間での均等な分散支払い(所謂「割り勘」)となった場合、グループ利用者全員が均等な料金でルームサービスの注文をしていれば良いのであるが、実際は不均等であり、比較的少額のルームサービスの注文した利用者には不公平感が生じる。
そこで、本発明は、カラオケルームの利用時、数に限りのある特別な注文手段を必要とせず、特定の人に負担をかけることなく、また、人の声が聞き取り難いカラオケルームであっても何ら不都合がなく、各利用者自らが所望する飲食物のルームサービスを簡単かつ効率的に注文でき、さらに、不公に利用者個別の課金処理ができるシステムの提供を課題とする。
上記課題を鑑み、本発明者は、HTTP(Hyper
Text Transfer Protocol)を利用したWWW(World
Wide Web)サーバが提供する所定のモバイルWebサイトに、カラオケルームの利用者が自らの前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末、例えば、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)をもってアクセスし、このモバイルWebサイトに掲載されたルームサービスメニューから利用者が所望するメニューアイテムを選択させ、選択されたメニューアイテムデータをカラオケルームに設置されたカラオケ演奏端末に送信可能とすると共に、その課金処理を、付帯する前払式電子マネー用ICモジュールをもって、カラオケ演奏端末が付帯する課金処理インタフェイスにて行い得るようにし、さらに、このメニューアイテムデータをルームサービスを統括管理するためのルームサービス管理手段に転送するシステムを構築することで、上記課題を解決できることを見出し、本発明のカラオケルームサービスシステムを想到した。
すなわち、本発明の請求項1記載のカラオケルームサービスシステムは、所定のモバイルWebサイトを提供するためのWWWサーバと、当該モバイルWebサイトにアクセス可能で前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末と、当該携帯端末と通信可能とされ、前記電子マネーによりルームサービスの課金処理を行うための課金処理インタフェイスを付帯したカラオケ演奏端末と、当該カラオケ演奏端末と回線接続され、各カラオケルームへのルームサービスを統括管理するためのルームサービス管理手段からなり、
(ア)前記モバイルWebサイトは、前記カラオケルームにて提供できる飲食物のメニューアイテムを表示したルームサービスメニューを掲載してなり、
(イ)前記利用者携帯端末は、前記モバイルWebサイトに掲載されたルームサービスメニューから任意のメニューアイテムを選択可能とされ、選択されたメニューアイテムデータを前記カラオケ演奏端末に送信可能とされると共に、当該選択したメニューアイテムに対する課金処理を、その付帯する前記前払式電子マネー用ICモジュールをもって、前記課金処理インタフェイスにて行い得るように構成され、
(ウ)前記カラオケ演奏端末は、送信されたメニューアイテムデータおよびその課金処理データを、さらに前記ルームサービス管理手段に転送可能とされてなる、
ことを特徴とする。
さらに、本発明の請求項2記載のカラオケルームサービスシステムは、請求項1記載のカラオケルームサービスにおいて、前記WWWサーバと前記ルームサービス管理手段とが回線接続されてなると共に、当該ルームサービス管理手段は、当該WWWサーバが提供する前記モバイルWebサイトのルームサービスメニューを直接的に掲載可能とされてなることを特徴とする。
本発明の請求項1記載のカラオケルームサービスシステムによれば、カラオケルームの利用者は、自らの利用者携帯端末をもってルームサービスメニューが掲載されたモバイルWebサイトにアクセスし、利用者が選択した飲食物のメニューアイテムデータをカラオケ演奏端末に送信することで自ら直接注文ができるため、従来のように、数に限りのある特別な注文手段を必要とせず、特定の人に負担をかけることがない。また、人の声が聞き取り難いカラオケルームであっても何ら不都合がなく、各利用者自らが所望するルームサービスを簡単かつ効率的に注文できる。さらに、前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末を利用して、不公に利用者個別の課金処理ができるなどといった効果を奏する。
さらに、本発明の請求項2記載のカラオケルームサービスシステムによれば、ルームサービス管理手段は、WWWサーバへモバイルWebサイトのルームサービスメニューを直接的に掲載可能であることから、ルームサービス管理手段が、所定のモバイルWebサイトに掲載させるルームサービスメニューを直接設定できるため、当該カラオケルームにおける注文の対象となるメニューアイテムの掲載が効率的であると共に掲載ミスの発生を抑えられ、また、性急なメニュー変更にも迅速に対応できるなどといった効果を奏する。
以下、本発明のカラオケルームサービスシステムにつき、先ず、図1に示す、本発明のカラオケルームサービスシステムの概略的構成図を挙げ、請求項1および請求項2を含めた本システムの全体構成について説明する。
図1は、本発明のカラオケルームサービスシステムの全体構成を示すもので、本実施例のカラオケルームサービスシステム(1)は、カラオケボックスの店舗内に設置された複数のカラオケルーム(R,R…)のそれぞれに備えられ、課金処理インタフェイス(3a,3a…)を付帯したカラオケ演奏端末(3,3…)と、これらと店舗内LAN(L)を介して接続されたルームサービス管理手段(2)と、ルームサービスメニューが掲載されたモバイルWebサイトを提供するためのWWWサーバ(5)と、当該モバイルWebサイトにアクセス可能で、前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末(4,4…)と、を主体としてなる。
ここで、前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末(4)について少々説明する。最近、電子決済の方法として、前払式電子マネー決済機構が発行するICモジュールを付帯した媒体による決済が広まりつつある。この媒体は一般的にはカードであるが、携帯電話としたものも普及し始めている。この決済方式では、電子的な貨幣データ(電子マネー)を所定のICモジュール(非接触IC方式)に記録しておき、当該ICモジュールにて支払いを行うものである。このICモジュールへは専用の入金チャージャを用いることで前払式に金額をチャージできる。具体的には、利用者がICモジュールをセットして、入金チャージャに入金すれば、その金額分の電子マネーが当該ICモジュールの残金に加算されるものである。
カラオケ事業者が電子マネーで支払われたルームサービスの料金を実際の金銭として受け取る手順としては、先ず、チャージ金額は前払式電子マネー決済機構が一時的に預かっておき、ルームサービスが注文される度、その金額分をこの預かり金の中からカラオケ事業者へ返還するものである。そのため、本実施例のシステムでは、決済機構が管理する決済用ホストサーバ(S)とルームサービス管理手段(2)とがネットワーク接続され、このルームサービス管理手段(2)は、購入した利用者IDとその支払金額は勿論、購入日時、あるいは注文したルームサービスの内容など、利用者毎の支払金額をこの決済用ホストサーバ(S)に通知するものである。すなわち、決済案件が発生すると、速やかにその支払金額が決済機構に通知され、カラオケ事業者の指定口座には、その金額分が振り込まれる。なお、このような関連技術として、特開2000−546628号公報には、電子マネーによる決済方法について記載されている。
次に、本実施例におけるカラオケ演奏端末(3)について少々説明する。カラオケ演奏端末(3)には大容量のハードディスク装置(図示省略)が備えられ、多数のカラオケ楽曲のMIDIデータを主体とした伴奏音楽データや、歌詞画像の生成起源となる歌詞抽出データなどを含むカラオケデータ、さらには、所定形式の動画データや、動画データの処理シーケンス(処理すべき背景動画データの格納場所と処理順番)を規定した台本データや演奏可能なカラオケ楽曲についての曲名やアーティスト名、発表年、歌詞の歌い出し部分などの目次情報が格納されている。そして、各種機能手段を制御して演奏装置全体を統括管理している中央制御部(図示省略)が備えられ、この中央制御部は、上記各楽曲のカラオケデータ、台本データ、あるいは目次情報を曲番号によって識別し、これをカラオケデータベースとして管理している。
そして、カラオケ演奏端末(3)は、それぞれ課金処理インタフェイス(3a)を付帯している。本実施例の課金処理インタフェイス(3a)は非接触型ICモジュールへの読み取り/書き込み装置であって、通常、RFID(Radio Frequency Identification)カードの読み取り/書き込みに使用されるものと機構は同じである。この課金処理インタフェイス(3a)は、カラオケ演奏端末(3)本体や、その遠隔操作手段であるカラオケリモコン装置、あるいは、そのリモコン装置の充電架台の何れにも設置は可能である。なお、カラオケ演奏端末(3)本体に付帯するも、カラオケリモコン装置などの別体に設置する場合には、互いを有線回線の他、無線LANやIr(赤外線)通信といった無線回線を用いて接続可能とする。
各カラオケ演奏端末(3,3…)は店舗内LAN(L)に接続され、店舗内の情報処理システムに組み込まれており、LAN(L)上の1台のコンピュータとして認識される。この情報処理システムは、店舗における会計や各カラオケルーム(R,R…)への入退室管理などの業務を行う管理コンピュータ(図示省略)などにより構成されていると共に、ADSLやISDNといった通信回線(C)介してインターネット(Ni)にも接続されており、カラオケ事業者が管理するVPN(Virtual Private Network)を用いて、通信カラオケシステム用のカラオケホスト装置(H)に接続している。
なお、カラオケホスト装置(H)はカラオケ事業者専用コンピュータであり、各カラオケ演奏端末(3,3…)に向けて新譜楽曲についてのカラオケデータ、台本データ、目次情報などを適時に配信したり、各カラオケ演奏端末(3,3…)にて随時収拾される稼働ログなどを集信したりする。そして、各カラオケ演奏端末(3,3…)の中央制御部は、ネットワークインタフェイスを介して店舗LAN(L)およびVPNに接続し、このカラオケホスト装置(H)と通信し、当該ホスト装置(H)から送付されたカラオケデータを受け取ってカラオケデータベースの内容を変更したり、カラオケ演奏端末(3)側にて収集される稼働ログなどの各種情報を当該ホスト装置(H)に送信したりする。
具体的には、本実施例では、店舗内に100BASE−T規格のEthernet(登録商標)によるLAN(L)が敷設されており、このLAN(L)上の各カラオケ演奏端末(3,3…)はルータ(6)を介してインターネット(Ni)上のVPNに接続されている。また、LAN(L)上のコンピュータ間の通信にもTCP/IPが採用されており、ルータ(6)は、その内蔵するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能によって、LAN(L)に接続されている各カラオケ演奏端末(3,3…)にIPアドレスを割り当て、各演奏端末(3,3…)のMAC(Media Access Control)アドレスとIPアドレスとを対応付けしたテーブルを作成して記憶している。
ルームサービス管理手段(2)は、各カラオケルーム(R,R…)へのルームサービスを統括管理するための機器であって、ルームサービス管理用データベース(db)を付帯している。本実施例では、このルームサービス管理手段(2)もインターネット(Ni)上のVPNを介して、WWWサーバ(5)に回線接続されており、WWWサーバ(5)が提供するルームサービスメニューを直接的に掲載可能とされている。なお、本発明は、これを特に限定されず、ルームサービスメニューは業務上支障のない限り、如何なる手段から掲載しても構わない。さらに、このルームサービス管理手段(2)は、店舗内LAN(L)を介してPOS管理装置(Po)にも接続されている。これにより、POS管理も併用できると共に、本システムを部分的に利用する場合など、POSシステムにての課金処理も可能となっている。
本実施例の利用者携帯端末(4)はブラウザ機能付き携帯電話であって、携帯電話網(Personal Digital Cellular:PDC)およびパケット携帯電話網(Personal Digital Cellular−Packet:PDC−P)に接続可能とされている。このパケット携帯電話網(PDC−P)は所定のゲートウェイシステム(図示省略)を介してインターネット(Ni)と接続しており、このパケット携帯電話網(PDC−P)を経由して、WWWサーバ(5)が提供するルームサービスメニューが掲載されたモバイルWebサイトにアクセスできる。そして、本実施例の利用者携帯端末(4)にはIrDA(Infrared Data Association )信号の制御機構と送出機構(図示省略)が備えられており、アクセスしたモバイルWebサイトのルームサービスメニューから、利用者が選択したメニューアイテムデータをカラオケ演奏端末(3)に対して送信できる。そして、本発明では必ずしも必要としないが、本実施例では、この送信時、フラッシュメモリ(図示省略)に登録された利用者携帯端末IDもメニューアイテムデータと一緒に送信される。
なお、携帯通信端末にてアクセスしたモバイルWebサイトを利用して入力したデータをカラオケ演奏端末へ送信する仕組みについては、例えば、携帯通信端末をもってリクエスト曲の検索や予約を行えるようにした「カラオケ楽曲選択システム」(特開2003−248491号公報)や、携帯電話にリモコン用アダプタを接続して選曲する「カラオケ選曲用リモコン装置」(実案登録第3084786号)などにも開示されている。また、本実施例では、利用者携帯端末からカラオケ演奏端末にメニューアイテムデータを送信する手段としてIrDA機構を利用しているが、本発明はこれに限定されず、例えば、近距離無線通信手段であるブルートゥース(blue tooth)機構などを利用しても構わない。また、当然のことながら、カラオケ演奏端末本体、あるいは、カラオケリモコン装置には、これらの受信機構が備えられるものである。
次に、図2に示す、ルームサービス管理手段の概略的ブロック構成図と、図3に示す、ルームサービス管理用テーブルの概念的構成図と、図4に示す、ルームサービスメニューの表示画面に基づき、請求項1記載の(ア)から(ウ)の構成について詳述する。
図2は、本システムを構成するルームサービス管理手段のブロック構成図である。本実施例のルームサービス管理手段(2)は、カラオケルームに設置されたカラオケ演奏端末(3)とLAN(L)を経由して接続されていると共に、インターネット(Ni)を介して、ルームサービスメニューを掲載したモバイルWebサイト(Ms)を提供するWWWサーバ(5)の他、決済機構が管理する決済用ホストサーバ(S)にも接続されている。そして、利用者が利用者携帯端末(4)をもって選択したメニューアイテムデータがカラオケ演奏端末(3)を介して通信制御手段(10)にて受信されると、中央制御手段(11)は、このデータをハードディスク内に設けられたルームサービス管理用データベース(db)に記録する。また、同時に、カラオケ演奏端末(3)は、メニューアイテムデータを受信すると、課金処理インタフェイス(3a)に対し、利用者携帯端末(4)が付帯する前払式電子マネー用ICモジュールへの課金処理を行うように制御する。そして、ルームサービス管理手段は、メニューアイテムデータと課金処理済みデータを受信すると、当該カラオケルームにおけるルームサービスが正式に受注される。
ルームサービス管理用データベース(db)はルームサービス管理用テーブル(T)に基づき構成されており、さらに、このルームサービス管理用テーブル(T)は、図3に示すように、カラオケルームに備えられ、当該カラオケルームにて注文を受けたカラオケ演奏端末を特定するための「演奏装置ID」フィールド(f1)と、このデータに紐付けされ、利用者携帯端末を、その電話番号や利用者設定IDあるいはサブスクライバIDなどにより特定するための「利用者携帯端末ID」フィールド(f2)、ルームサービスの注文時刻を示す「注文時刻」フィールド(f3)、そして、その利用者が選択したメニューアイテムを注文の発生毎に特定するための「メニューアイテムID」フィールド(f4)などから構成されている。
図4は、ブラウザ機能付き利用者携帯端末(4)における、モバイルWebサイトに掲載されたルームサービスメニューの表示画面(D)の一例であり、利用者が現に利用しているカラオケルームが提供できるルームサービスが紹介されている。この表示画面(D)には、飲食物の実際の写真などを付帯したメニューアイテムを紹介するためのメニューアイテム表示欄(d1)や、利用者がフラグを立てることでルームサービスを選択ができる「ご注文」フラグ(d2)などが設けられ、各利用者はこの表示画面(D)を見ながら、所望の飲食物のメニューアイテムを選択する。この選択されたメニューアイテムデータは「注文」アイコン(d3)の指定をもって、当該利用者が現に利用しているカラオケルームに設置されたカラオケ演奏端末に送信される。
以上、詳述したように、本発明のカラオケルームサービスシステムによれば、カラオケルームの利用者は、自らの利用者携帯端末をもってルームサービスメニューが掲載されたモバイルWebサイトにアクセスし、利用者が選択した飲食物のメニューアイテムデータをカラオケ演奏端末に送信することで自ら直接注文ができるため、従来のように、数に限りのある特別な注文手段を必要とせず、特定の人に負担をかけることがない。また、人の声が聞き取り難いカラオケルームであっても何ら不都合がなく、各利用者自らが所望するルームサービスを簡単かつ効率的に注文できる。さらに、前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末を利用して、不公に利用者個別の課金処理ができる。
本発明のカラオケルームサービスシステムの概略的構成図。 ルームサービス管理手段の概略的ブロック構成図。 ルームサービス管理用テーブルの概念的構成図。 ルームサービスメニューの表示画面。
符号の説明
1 カラオケルームサービスシステム
2 ルームサービス管理手段
3 カラオケ演奏端末
3a 課金処理インタフェイス
4 前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末
5 WWWサーバ
S 決済用ホストサーバ
db ルームサービス管理用データベース
T ルームサービス管理用テーブル
L LAN
Ni インターネット
Ms モバイルWebサイト

Claims (2)

  1. 所定のモバイルWebサイトを提供するためのWWWサーバと、当該モバイルWebサイトにアクセス可能で前払式電子マネー用ICモジュールを付帯した利用者携帯端末と、当該携帯端末と通信可能とされ、前記電子マネーによりルームサービスの課金処理を行うための課金処理インタフェイスを付帯したカラオケ演奏端末と、当該カラオケ演奏端末と回線接続され、各カラオケルームへのルームサービスを統括管理するためのルームサービス管理手段からなり、
    (ア)前記モバイルWebサイトは、前記カラオケルームにて提供できる飲食物のメニューアイテムを表示したルームサービスメニューを掲載してなり、
    (イ)前記利用者携帯端末は、前記モバイルWebサイトに掲載されたルームサービスメニューから任意のメニューアイテムを選択可能とされ、選択されたメニューアイテムデータを前記カラオケ演奏端末に送信可能とされると共に、当該選択したメニューアイテムに対する課金処理を、その付帯する前記前払式電子マネー用ICモジュールをもって、前記課金処理インタフェイスにて行い得るように構成され、
    (ウ)前記カラオケ演奏端末は、送信されたメニューアイテムデータおよびその課金処理データを、さらに前記ルームサービス管理手段に転送可能とされてなる、
    カラオケルームサービスシステム。
  2. 前記WWWサーバと前記ルームサービス管理手段とが回線接続されてなると共に、当該ルームサービス管理手段は、当該WWWサーバが提供する前記モバイルWebサイトのルームサービスメニューを直接的に掲載可能とされてなる請求項1記載のカラオケルームサービスシステム。
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