JP2006070897A - 車両の運転方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の運転中に車両トルクの測定を可能にする、車両の運転方法および装置を提供する。
【解決手段】 トルクが決定される、車両(15)の運転方法において、車両(15)の少なくとも1つの駆動軸(1;5;10)におけるねじり角が測定され、測定されたねじり角の関数として、少なくとも1つの駆動軸(1;5;10)を介して伝達されたトルクが決定される。車両(15)のトルクを決定するためのトルク測定ユニット(70)を有する、車両(15)の運転装置(65)は、車両(15)の少なくとも1つの駆動軸(1;5;10)におけるねじり角を測定する測定ユニット(75)と、測定されたねじり角の関数として、少なくとも1つの駆動軸(1;5;10)を介して伝達されたトルクを決定する決定ユニット(80)とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の運転方法および装置に関するものである。
車両のトルクが決定される、車両の運転方法および装置は既知である。
ここで、今日、エンジン制御装置は車両駆動系の管理を行う。この場合、ドライバの希望が測定され且つ車両エンジンがそれに対応して制御されるのみならず、例えば車両の走行動特性制御または変速機のような駆動系の他の要素によるトルク要求またはトルク制限もまた同時に考慮される。この場合、エンジン制御装置は、例えばエンジンの出口、変速機の出口および/または車両車輪におけるような、車両駆動系の種々の位置におけるトルクを計算する。ここで、これらのトルクは、試験過程の間に測定され且つ特性曲線群内に記憶される。車両の運転中に実際に存在するトルクはもはや測定されない。
本発明の課題は、車両の運転中に車両トルクの測定を可能にする、車両の運転方法および装置を提供することである。
本発明によれば、トルクが決定される、車両の運転方法において、車両の少なくとも1つの駆動軸におけるねじり角が測定され、測定されたねじり角の関数として、少なくとも1つの駆動軸を介して伝達されたトルクが決定される。
また、本発明によれば、車両のトルクを決定するためのトルク測定ユニットを有する、車両の運転装置は、車両の少なくとも1つの駆動軸におけるねじり角を測定する測定ユニットと、測定されたねじり角の関数として、少なくとも1つの駆動軸を介して伝達されたトルクを決定する決定ユニットとを備えている。
本発明による車両の運転方法および本発明による車両の運転装置は、従来技術に比較して、車両の少なくとも1つの駆動軸におけるねじり角が測定され、測定されたねじり角の関数として、少なくとも1つの駆動軸を介して伝達されたトルクが決定されるという利点を有している。このようにして、車両の運転中に車両トルクを測定することが可能である。このようにして、設定目標トルクと実際に存在する実際トルクとの間の比較もまたより簡単となり、ほとんど費用を必要とせず且つより確実である。したがって、実際に存在する実際トルクは、制御の範囲内においてもまた、設定目標トルクにより正確に追従可能である。さらに、適切なモニタリングにより、実際に存在する車両実際トルクの意図しない所定のしきい値を超える上昇がないことが保証可能である。
本発明は更に、有利な改良および改善が可能である。
車両の変速機出力軸における第1の位相が決定されるとき、車両の少なくとも1つの車輪駆動軸における第2の位相が決定されるとき、および第1の位相および第2の位相間の位相ずれからねじり角が決定されるとき、それは特に有利である。このようにして、特に簡単に、変速機出力側に存在する車両トルクが測定可能である。
車両の第1の車輪駆動軸における第3の位相が決定されるとき、車両の第2の車輪駆動軸における第4の位相が決定されるとき、および第3の位相および第4の位相から、平均値の形成により第2の位相が形成されるとき、他の利点が得られる。このようにして、例えばカーブ走行に基づいて得られる、両方の車輪駆動軸において決定された位相間の位相ずれもまた考慮される。この位相のずれは、このとき変速機出口側トルクの決定に誤差を与えることはない。
第1の車輪駆動軸により駆動される車両の第1の車輪が、第2の車輪駆動軸により駆動される車両の第2の車輪と向かい合っているとき、これは特に有利である。
少なくとも1つの位相が、対応の駆動軸の歯車における位相伝送器により測定されるとき、他の利点が得られる。このようにして、対応の位相が特に簡単に且つ場合により既に存在する位相伝送器により決定可能であるので、トルクの測定に対する追加費用は必要ではない。
さらに、変速機出力軸および少なくとも2つの車輪駆動軸が、特にディファレンシャルを介して相互に剛に結合されているとき、それは有利である。このようにして、車両の変速機出口側トルクが、特に簡単且つ確実に、変速機出力軸上および少なくとも1つの車輪駆動軸上に既に存在する位相伝送器により決定可能である。ねじり角の第1の範囲内においては、トルクがねじり角に比例して決定されるとき、他の利点が得られる。このようにして、トルクは、特に簡単に、ねじり角の第1の範囲内においては、測定されたねじり角から決定可能である。ねじり角間の関係が線形ではないとき、この関係を特性曲線により線形化可能である。
さらに、ねじり角の第2の範囲内においては、ねじり角に、トルクに対する固定値、特に値0が割り当てられるとき、それは有利である。このようにして、ねじり角の0点通過において多少の遊びが存在することが考慮可能である。したがって、遊びが存在する、ねじり角の対応する第2の範囲内においては、トルクは特に簡単に決定可能である。
トルクがねじり角から一定の時間ベースで決定されるとき、他の利点が得られる。これにより、測定位相信号間の時間差がきわめて小さいときにおいても、ねじり角の測定が誤差なく且つ正確に実行可能となる。
先ず、図1によりトルク測定原理を説明する。ここで、図1において符号130は軸を示し、軸130は、間隔Lに第1の歯車135および第2の歯車140を有している。軸130は、例えば一端において図1には示されていないエンジンにより駆動される。第1の歯車135に関連する第1の位相伝送器145は、当業者に既知のように、第1の歯車135の位相位置の時間経過を測定する。第2の歯車140に関連する第2の位相伝送器150は、同様に当業者に既知のように、第2の歯車140の位相位置の時間経過を測定する。この場合、両方の位相伝送器145、150は、当業者に既知のように、例えば誘導式にまたはホール効果を利用して形成されてもよい。軸130の上記のような駆動により、軸130を介してトルクが伝達され、これにより、軸130はねじりを受けることになる。ここで、両方の位相伝送器145、150により決定された両方の位相信号間の差は、間隔Lの間に発生するねじり角に対応する。このねじり角は、次式に示すように、軸130を介して伝達されたトルクおよび軸130の両方の歯車135、140間の間隔Lに比例している。
Figure 2006070897
ここで、Gはねじり剛性であり、Iは軸130の軸断面の断面二次モーメントである。phiは両方の位相信号間の上記の位相ずれに対応するねじり角、Lは両方の歯車135、140間の間隔である。この場合、せん断弾性係数とも呼ばれるねじり剛性Gおよび軸断面の断面二次モーメントIは軸130の特性変数であり、ここではこれらは既知であると仮定する。GおよびIは、式(1)内において比例定数を示す。Mは、軸130を介して伝達された、求めるべきトルクである。式(1)を変形した後に、トルクMは、次のように解くことができる。
Figure 2006070897
軸を介して伝達されたトルクを測定するために、長い軸において式(2)に示すこの比例関係が利用される。この場合、同様に、両方の歯車間の間隔Lは、例えば測定により既知である。
自動車においては、いずれの場合も、駆動軸の十分に長い直線部分が利用可能ではない。さらに、トルクの決定のためにのみ必要とされる追加センサはできるだけ使用されるべきではない。他方で、例えば車両がアンチロック装置を有する場合に対しては、位相伝送器の形の回転速度センサが車両の駆動車輪に既に組み込まれている。一方で、車両の駆動軸は変速機出力軸と剛に結合されている。図2に車両駆動系が略図で示され、ここで車両は符号15で示されている。この場合、図2に示されている駆動系はエンジン85を含み、エンジン85は、出力側においてエンジン出力軸95を駆動する。エンジン出力軸95は、クラッチ105を介して変速機入力軸100と結合され、変速機入力軸100に変速機90が接続されている。変速機90は、出力側において変速機出力軸10を駆動し、変速機出力軸10は、ディファレンシャル60を介して第1の車輪駆動軸1および第2の車輪駆動軸5と剛に結合されている。第1の車輪駆動軸1は、車両15の第1の車輪20を駆動し、第2の車輪駆動軸5は、車両15の第2の車輪25を駆動する。ここで、図2に示すように、第1の車輪駆動軸1により駆動される車両15の第1の車輪20は、第2の車輪駆動軸5により駆動される車両15の第2の車輪25と向かい合っている。第1の車輪20に関連する第1の車輪駆動軸1に、回転速度測定のための第1の歯車45が配置されている。同様に第1の車輪20に配置されている第1の位相伝送器30は、第1の歯車45の回転から、第1の車輪20の回転速度を第1の位相信号の形で測定し、この第1の位相信号をエンジン制御装置65に伝送する。第2の車輪25に関連する第2の車輪駆動軸5に、第2の車輪25の回転速度測定のために使用される第2の歯車50が配置されている。このために、それに対応して、第2の車輪25に関連する第2の位相伝送器35が配置され、第2の位相伝送器35は第2の歯車50の回転を測定し且つ第2の歯車50の回転速度を表わす第2の位相信号をエンジン制御装置65に出力する。両方の車輪駆動軸1、5は、ディファレンシャル60を介して変速機出力軸10と剛に結合されているので、変速機出力軸10に関連する追加の第3の位相伝送器40と、車輪駆動軸1、5により駆動される両方の車輪20、25の両方の位相伝送器30、35の位相信号とを用いて、車両15の変速機出力側の駆動トルクを計算可能である。変速機出力軸10に関連する追加の第3の位相伝送器40が必要とされるにすぎない。これは一般に追加費用を必要とせず、その理由は、変速機90には、一般に既に歯車が配置され且つ変速機90の第3の歯車55に関連する変速機出力軸10に第3の位相伝送器40が組み込まれるだけでよいからである。たいていの変速機においては、図2には示されていない変速機制御装置が、変速比の制御のために、変速機90の出口における回転速度情報を必要とし、またはこのような位相伝送器を用いて、車両走行速度が当業者に既知のように測定可能なので、この第3の位相伝送器40はいずれにしても既に存在している。即ち、図2に示すように、第3の位相伝送器40は、変速機90の出口における変速機出力軸10の第3の歯車55に関連して配置され且つ第3の歯車55の回転から第3の位相信号を測定し、第3の位相信号は同様にエンジン制御装置65に供給される。ここに記載の例においては、変速機出力軸10のみならず両方の車輪駆動軸1、5もまた、それぞれ全て車両15の駆動軸を示す。
図3に、本発明による方法および本発明による装置を具体的に説明する機能図が示されている。この場合、機能図は、エンジン制御装置65において、または他の制御装置において、ソフトウェアおよび/またはハードウェアにより実行可能である。ここで、機能図は、車両15の変速機出力側トルクMを決定するためのトルク測定ユニット70を示す。ここで、トルク測定ユニット70は、測定ユニット75を含み、測定ユニット75は車両15の少なくとも1つの変速機出力側駆動軸1、5、10におけるねじり角phiを測定する。この場合、この例においては、測定ユニット75は、第1の歯車45と第3の歯車55との間ないし第2の歯車50と第3の歯車55との間の変速機出力側ねじり角phiを測定すると仮定される。これは、第1の位相信号、第2の位相信号、および第3の位相信号により行われる。第1の位相信号は、図3において符号200で示され、且つ第1の位相伝送器30から測定ユニット75に供給される。第2の位相信号は、図3において符号205で示され、且つ第2の位相伝送器35から測定ユニット75に供給される。第3の位相信号は、図3において符号210で示され且つ第3の位相伝送器40から測定ユニット75に供給される。特に、車両15のカーブ走行においては、相互に向かい合っている両方の車輪20、25の第1の位相伝送器30および第2の位相伝送器35の両方の位相信号内に、即ちカーブ内側車輪とカーブ外側車輪との間に、位相ずれが存在する。したがって、この両方の位相信号は適切に平均化されなければならない。このために、第1の位相信号200および第2の位相信号205が平均値形成器110に供給され、平均値形成器110は、両方の位相信号200、205の時間平均値を形成し且つこの平均値を合成位相信号として差形成器115に供給する。差形成器115にはさらに、第3の位相信号210が供給される。統一された番号付けを達成するために、以下においては、第3の位相信号210は、第1の位相として示され、平均値形成器110の合成位相信号は第2の位相として示され、第1の位相信号200は第3の位相として示され、第2の位相信号205は第4の位相として示される。差形成器115は、第1の位相と第2の位相との間の絶対値としての差を形成する。この差は、変速機出力側ねじり角phiを示し、変速機出力側ねじり角phiは、測定ユニット75の出口において利用可能とされる。この変速機出力側ねじり角phiは、トルク測定ユニット70の決定ユニット80に供給される。ここで、決定ユニット80はトルク形成器120を含み、トルク形成器120は、供給された変速機出力側ねじり角phiから、式(2)により変速機出力側トルクMを計算する。この場合、例えば変速機出力軸10および第1の車輪駆動軸1は合成変速機側駆動軸とみなされ、この場合、第1の車輪駆動軸1および第2の車輪駆動軸5はほぼ同じ特性を有するものと仮定される。両方の車輪駆動軸1、5が異なっている場合、平均値形成器110による平均値形成において、対応する適切な重みづけにより考慮されなければならない。したがって、エンジン制御装置65において、合成変速機側駆動軸に対して、ねじり剛性Gに対する値のみならず、軸断面の断面二次モーメントIに対する値もまた既知として記憶されている。それに対応して、エンジン制御装置65において、第3の歯車55から変速機出力軸10および第1の車輪駆動軸1を経由して第1の歯車45までの間の間隔が既知であり、この間隔は、さらに、第3の歯車55から変速機出力軸10および第2の車輪駆動軸5を経由して第2の歯車50までの間の間隔に対応する。この間隔は、図2においてLで示されている。代替態様として、合成変速機側の駆動軸は、第2の車輪駆動軸5の特性を考慮して、または第1の車輪駆動軸1および第2の車輪駆動軸5の特性の平均値を考慮して、ねじり剛性、軸断面の断面二次モーメントおよび第3の歯車55から第1の歯車45ないし第2の歯車50までの間隔に関してモデル化されてもよい。したがって、トルク形成器120内において、変速機出力側トルクMは、次式により形成される。
Figure 2006070897
実際には、駆動系内に多少の遊びが与えられる。これは、変速機出力側トルクMの0点通過において、即ち惰行過程と駆動過程との間の移行において、図4の線図に示すように、ねじり角phiの角度ジャンプが存在することを意味する。図4に、変速機出力側トルクMが変速機出力側ねじり角phiに対して特性曲線の形で目盛られている。車両15の惰行過程においては、変速機出力側トルクMは負であり、且つ比例定数G/Lにより変速機出力側ねじり角phiに直接比例している。車両15の牽引運転ないし駆動運転においては、変速機出力側トルクMは正であり、且つ惰行過程においてと同じ比例定数により変速機出力側ねじり角phiに比例している。しかしながら、変速機出力側トルクMの0点通過においては、変速機出力側ねじり角phiは負の第1の値phi0から正の第2の値phi1にジャンプする。変速機出力側トルクMの0点通過における変速機出力側ねじり角phiのこのジャンプphi1−phi0は、駆動系内の上記の遊びに基づいている。この場合、少なくとも第1の変速機出力側ねじり角phi0および第2の変速機出力側ねじり角phi1が決定ユニット80のメモリ125に記憶されているので、差形成器115により決定された変速機出力側ねじり角phiが、第1の変速機出力側ねじり角phi0と第2の変速機出力側ねじり角phi1との間の範囲内に存在する場合、トルク形成器120により、自動的に変速機出力側トルクMが0に等しく出力される。このためにトルク形成器120がメモリ125と結合されていることは当然である。第1の変速機出力側ねじり角phi0と第2の変速機出力側ねじり角phi1との間の変速機出力側ねじり角phiの範囲は、ここでは変速機出力側ねじり角phiに対する第2の範囲と呼ばれる。第2の範囲以外の他の全てのねじり角phiに対しては、トルク形成器120が、式(3)により変速機出力側トルクMを形成し、この場合、変速機出力側ねじり角phiに対する第2の範囲以外の変速機出力側ねじり角phiのこの範囲は、変速機出力側ねじり角phiに対する第1の範囲と呼ばれるべきものである。
さらに、図2および図3に示す例のように、変速機出力側ねじり角phiがエンジン制御装置65、従ってただ1つの制御装置において測定されるとき、それは有利である。このようにして、即ち、変速機出力側ねじり角phiの決定のために一定の時間ベースが使用可能である。変速機出力側ねじり角phiの測定に対して、第1の位相と第2の位相との間の位相ずれに基づき、一般に対応する位相信号間のきわめて小さい時間差が測定されるにすぎないので、一定の時間ベースが使用されることは重要である。対応の位相信号が、好ましくはただ1つの装置において、ただ1つの一定の時間ベースに基づいて評価されるときにのみ、これは確実に可能である。
車両15のカーブ走行において第1の位相信号と第2の位相信号との間の位相ずれが考慮されない場合、差形成器115により変速機出力側ねじり角phiを決定するために、単に第3の位相を第1の位相からまたは第4の位相を第1の位相から減算するだけでも十分である。このとき、平均値係数は必要ではない。この場合、差形成器115に供給される第2の位相は、第3の位相ないし第4の位相に対応するであろう。さらに、代替態様として、変速機出力軸10に他の歯車が配置されるかまたはディファレンシャル60に関連する変速機出力軸10の既存の歯車が使用され、変速機出力側ねじり角phiがそこに配置されている2つの歯車間の変速機出力軸10を介してのみ決定されることにより、変速機出力側トルクMが決定されるように設計されていてもよい。このとき、変速機出力側トルクMの決定のために、図1に示されているように、変速機出力軸10のみが使用され、このとき車輪駆動軸は使用されない。それに対応して、変速機出力側トルクMは、1つの車輪駆動軸のみにより決定されても、または車両15のカーブ走行に基づく位相ずれを補償するために両方の車輪駆動軸1、5により決定されてもよく、このために、このとき第1の車輪駆動軸1および第2の車輪駆動軸5がそれぞれ1つの追加歯車を設けていてもよい。即ち変速機出力側トルクMは、第1の車輪駆動軸1の2つの歯車間のねじり角によるか、または第2の駆動軸5の2つの歯車間のねじり角により、図1および式(2)に示されるように決定されてもよい。車両15のカーブ走行を考慮するために、ねじり角は、第1の車輪駆動軸1の2つの歯車間のみならず、第2の車輪駆動軸5の2つの歯車間で決定されても、またこのようにして得られた両方のねじり角から平均値が形成されてもよく、この平均値から、このとき同様に式(2)により変速機出力側トルクMが形成される。
本発明によるトルク測定は、同様に、エンジン出力軸95および/または変速機入力軸100に対しても図1および式(2)に示されるように実行されてもよい。しかしながら、この場合、図1および式(2)に示す原理により行われた各トルク測定に対して、ねじり角の決定のために使用される両方の歯車間の間隔がより大きく選択されるほどそれだけトルク測定はより正確に実行可能であることが適用される。
トルク測定原理を説明するための、軸を用いた配置図である。 本発明によるトルク測定を説明するための、車両駆動系の略配置図である。 トルク測定のための本発明による方法および本発明による装置を説明するための機能図である。 ねじり角に対するトルクの特性曲線である。
符号の説明
1、5 車輪駆動軸(駆動軸)
10 変速機出力軸(駆動軸)
15 車両
20、25 車輪
30、35、40、145、150 位相伝送器
45、50、55、135、140 歯車
60 ディファレンシャル
65 エンジン制御装置
70 トルク測定ユニット
75 測定ユニット
80 決定ユニット
85 エンジン
90 変速機
95 エンジン出力軸
100 変速機入力軸
105 クラッチ
110 平均値形成器
115 差形成器
120 トルク形成器
125 メモリ
130 軸
200、205、210 位相信号
L、L 間隔
変速機出力側トルク
phi、phi0、phil 変速機出力側ねじり角

Claims (10)

  1. トルクが決定される、車両(15)の運転方法において、
    車両(15)の少なくとも1つの駆動軸(1;5;10)におけるねじり角が測定されること、および
    測定されたねじり角の関数として、少なくとも1つの駆動軸(1;5;10)を介して伝達されたトルクが決定されること、
    を特徴とする車両の運転方法。
  2. 車両(15)の変速機出力軸(10)における第1の位相が決定されること、
    車両(15)の少なくとも1つの車輪駆動軸(1;5)における第2の位相が決定されること、および
    第1の位相および第2の位相間の位相ずれから、ねじり角が決定されること、
    を特徴とする請求項1に記載の運転方法。
  3. 車両(15)の第1の車輪駆動軸(1)における第3の位相が決定されること、
    車両(15)の第2の車輪駆動軸(5)における第4の位相が決定されること、および
    第3の位相および第4の位相から、平均値の形成により第2の位相が形成されること、を特徴とする請求項2に記載の運転方法。
  4. 第1の車輪駆動軸(1)により駆動される車両(15)の第1の車輪(20)が、第2の車輪駆動軸(5)により駆動される車両(15)の第2の車輪(25)と向かい合っていることを特徴とする請求項3に記載の運転方法。
  5. 少なくとも1つの位相が、対応の駆動軸(1;5;10)の歯車(45;50;55)における位相伝送器(30;35;40)により測定されることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の運転方法。
  6. 変速機出力軸(10)および少なくとも2つの車輪駆動軸(1;5)が、ディファレンシャル(60)を介して相互に剛に結合されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の運転方法。
  7. ねじり角の第1の範囲内においては、トルクがねじり角に比例して決定されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の運転方法。
  8. ねじり角の第2の範囲内においては、ねじり角に、トルクに対する固定値、特に値0が割り当てられることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の運転方法。
  9. トルクが、ねじり角から一定の時間ベースで決定されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の運転方法。
  10. 車両(15)のトルクを決定するためのトルク測定ユニット(70)を有する、車両(15)の運転装置(65)において、
    車両(15)の少なくとも1つの駆動軸(1;5;10)におけるねじり角を測定する測定ユニット(75)、および
    測定されたねじり角の関数として、少なくとも1つの駆動軸(1;5;10)を介して伝達されたトルクを決定する決定ユニット(80)、
    を備えたことを特徴とする車両の運転装置。
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