JP2006069696A - 配送サービス装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品の配送サービスにおいて、配送工程における物品に加わる制限値を越える衝撃、温度、湿度等並びに時間を記録して配送工程との関係を特定する配送サービス装置を提供すること。
【解決手段】物品2に記録装置3を添付するか、または、物品2とともに記録装置3を収納容器1に収納する。記録装置3はセンサ、制御装置、記憶装置、計時装置を有し、制御装置はセンサの検出値を読み取り記憶装置に記録する手段と、計時装置の計時結果を読み取り記憶装置に記録する手段を有することにより、センサによる物品の環境測定結果を、計時装置の計時結果とともに記憶装置に記録できるよう構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は薬剤、生鮮食品、ガラス器、陶器、美術品または工芸品等の受動的な物品の配送サービス装置に関わり、特に、梱包箱、コンテナに梱包された物品の配送状況を記録することが可能な配送サービス装置に関わる。
物品を配送サービスする場合、多くの関連業者の手を介するのが一般的である。図6は倉庫から最終届け先まで物品を配送サービスする場合の一般的なフローを示す図である。
図6の配送サービスフローは「梱包」S7、「倉庫内集荷」S8、「地域集荷」S9、「路線便輸送」S10、「地域配送」S11、「宅配」S12の各ステップを有し、各ステップは記載順に接続されている。ここで、ステップS9における「地域集荷」とは東京、大阪と言った一定地域内での配送荷物の集荷を言い、ステップS10における「路線便輸送」とは東京、大阪間と言った地域間の貨物輸送を言い、ステップS11における「地域配送」とは東京、大阪と言った一定地域内に複数存在する宅配拠点への荷物の仕分け配送を言い、ステップS12における「宅配」とは宅配拠点から最終届け先への個別配送を言う。
すなわち、図6の配送サービスフローによれば、配送される荷物は「梱包」S7において倉庫内で梱包され、次に「倉庫内集荷」S8により梱包作業が行われた場所から、倉庫内の出荷場所まで移動され、更に、「地域集荷」S9において一定地域の集荷を担当する集荷業者により路線便の出発地点まで搬送され、次いで、「路線便輸送」S10において地域間を輸送され、更に、「地域配送」S11において地域内の宅配拠点まで配送され、最後に「宅配」S12において最終届け先に配送される。
この間、荷物は倉庫内の「梱包」S7を行う作業者、「倉庫内集荷」S8を行う作業者、「地域集荷」S9を担当する地域の集荷業者、「路線便輸送」S10を請け負う路線便運行業者、「地域配送」S11を請け負う地域配送業者、「宅配」S12を担当する宅配業者と多くの作業者、業者の手を経ることとなり、万一、配送の途中で破損等を生じた場合、当該破損の責を負うべき作業者、業者を特定するのは非常に難しい。
特に、荷物が梱包箱、コンテナのような収納容器に収納された場合は、外観から荷物の破損の有無を確認するのが困難になる他、荷物がトレー、パレット等の収納容器に収納され外観から破損の有無を確認できる場合においても、作業者、業者間の受け渡しにおいて荷物の破損の有無を相互確認しなくてはならないと言う煩雑な作業を要求されることとなる。
更に、配送サービスする物品が薬剤、生鮮食品である場合、容器等の破損の他に、搬送時の温度、湿度等による物品の変質も生じ、このような「変質」の多くは、外観からは容易に判別できない。また、ガラス器、陶器、美術品または工芸品等においては、頻繁に破損が生じる上に、その損害金額は甚大なものとなる。
一方、人間の能動的な運動を記録する動作解析装置が下記特許文献1に示されるように考案されており、図7はそうした動作解析装置の応用例を示す図である。
図7に示す動作解析装置の応用例では動作解析装置11はスキーヤー10の腹部に取り付けられている。
また、図8は図7に示す動作解析装置の応用例に用いられる記録装置の構成を示す図であり、記録装置は加速度センサ12、通信装置13、制御装置14、記憶装置15を有し、加速度センサ12、通信装置13、記憶装置15は制御装置14に接続され構成されている。
更に、図9は図8に示した従来の記録装置に係る制御装置14に用いるに好適な処理フローを示す図である。
図9の制御装置14に用いるに好適な処理フローは「加速度測定割り込み」S13、「タイマー判定」S14、「タイマークリア」S15、「加速度測定」S16の各ステップを有し、各ステップは「タイマー判定」S14の分岐「満了」を経由して記載順に循環して接続され、かつ、「タイマー判定」S14の分岐「未了」は「加速度測定割り込み」S13に帰還し接続され構成されている。
このように構成された図7に示す動作解析装置の応用例において、スキーヤー10が滑走、またはジャンプした場合、動作解析装置11において、制御装置14は図9の処理フローに基づき動作するが、先ず、制御装置14は、一定の時間間隔で「加速度測定割り込み」S13が発生すると、「タイマー判定」S14において割り込みの回数を計数し、その計数値が所定のタイマー値に到達しなければ「タイマー判定」S14の「未了」分岐により何らの処理もせず「加速度測定割り込み」S13に帰還し次の割り込み発生を待ち、該計数値が所定のタイマー値に到達すると「タイマー判定」S14の「満了」分岐により「タイマークリア」S15へ進み、タイマー計数値を初期値に戻し、次に「加速度測定」S16において加速度センサ12の値を読み込み、これを記憶装置15に記録する。
このように、図7に示す動作解析装置の応用例ではスキーヤー10が滑走、ジャンプ動作等を行っている間、一定間隔で加速度センサ12の測定値が記憶装置15に記録され、スキーヤー10の動作により発生する加速度が逐次記録されることとなる。
なお、記憶装置15に記録された加速度センサ12の測定値は制御装置14、通信装置13を介して外部に読み出され、適宜解析に利用される。解析についての説明は省略する。
実用新案登録第3090782号
このように従来の配送サービス装置は、配送の各工程における物品の破損、変質などの配送状況が確認できず、破損等を生じた場合、その発生工程を特定できないと言う欠点を有する。
また従来の動作解析装置の応用例は、スキーヤーの能動的な動作により発生する加速度を測定、逐次記録することが可能であるが、加速度測定が加速度測定割り込みを基準とし順次行われるように構成されているため、実時間との整合が取れない上に、その精度、解像度も加速度測定割り込みの発生間隔に依存し、詳細な時間精度が得られないと言う第一の欠点を有する。
これは、従来の動作解析装置が人間の能動的な動作を対象として考案され、解析対象とする動作、動作が複数の工程、手順に渡る場合は工程、手順は異なる手段、すなわち人間の動作記憶により特定することを前提にしていることに由来し、このことは、仮に、従来の動作解析装置が受動的な物品に取り付けられ、複数の工程を経由する場合には、動作解析装置の記録内容と、当該記録の行われた工程との関係が特定できないと言う第二の欠点を有する。
また、加速度の測定、記録がタイマーの設定値毎に逐次行われるため、物品の配送サービスのように、長時間を要する工程に用いた場合、その記録する測定値は膨大な量となり、大容量の記憶装置を要すると言う第三の欠点を有する。
上記第三の欠点はタイマーの設定値を大きくし、加速度測定のインターバルを大きく取れば解消するものの、一方で、測定インターバル間に生じた瞬間的な衝撃(加速度変化)を取り逃すと言う、異なる欠点が新たに発生してしまう。
本発明による配送サービス装置は、物品に記録装置を添付するか、または、物品とともに記録装置を収納容器に収納する配送サービス装置であって、前記記録装置はセンサ、制御装置、記憶装置、計時装置を有し、前記制御装置は前記センサの検出値を読み取り前記記憶装置に記録する手段と、前記計時装置の計時結果を読み取り前記記憶装置に記録する手段を有することにより、センサによる物品の環境測定結果を、計時装置の計時結果とともに記憶装置に記録できるよう構成されている。
センサは加速度センサ、温度センサ、または湿度センサであり、物品に加わる衝撃、物品が置かれた天地、物品が置かれた環境の温度、湿度が適宜記録できるよう構成されている。
制御装置はしきい値とセンサの検出値を比較する手段と前記比較結果によりセンサの検出値及び計時装置の計時結果を記憶装置に記録するか否かの判定手段を有することにより、記憶装置に記録する情報の量を削減できるよう構成されている。
記録装置は通信装置と通信装置の受信情報を記憶装置に記録する手段を有することにより、記憶装置に外部から情報が追記できるよう構成されており、通信装置の受信情報は、少なくとも、物品の配送工程と時間に関わる情報の一方を有することにより、センサの検出値と物品の配送工程との関連を記録できるよう構成されている。
物品、記録装置または収納容器に非接触電子タグを添付するか、または、非接触電子タグを収納容器に収納し、非接触電子タグは物品の配送工程と時間に関わる情報を持つようにすることにより、物品の配送工程に関わる情報を非接触電子タグに記録できるか、または、非接触電子タグは物品の識別情報を有し、物品の配送工程において非接触電子タグ情報を読み取り、物品の配送履歴を収集できるよう構成されている。
物品は薬剤、生鮮食品、ガラス器、陶器、美術品または工芸品であり、変質、破損し易い、または変質、破損時に損害金額が高額になる場合に有効であり、かつ、収納容器は梱包箱、またはコンテナであり、収納物品の外観からの変質、破損の確認が困難な場合にも有効であるよう構成されている。
本発明によれば、第一に、物品が複数の配送工程を経由して配送された場合においても、物品の輸送、保管環境を時間とともに記録することが可能となる。
また、第二に、物品の輸送、保管環境として、物品に加わる衝撃、物品の天地、物品の周囲温度、周囲湿度を記録することが可能となる。
第三に、しきい値以下のセンサ検出値を排除することが可能となり、センサによる計測インターバルを短くしても記憶装置の記憶量を削減することができ、短い衝撃をも逃さず計測することが可能となる。
第四に、通信手段と記憶装置または非接触電子タグにより、物品が各配送工程を遷移した時間を記録することが可能となり、センサ検出値と該検出値を取得した配送工程との関連を得ることができる。
本発明による配送サービス装置は、物品とともに記録装置を収納容器に収納する配送サービス装置であり、前記記録装置はセンサ、制御装置、記憶装置、計時装置を有し、前記制御装置は前記センサの検出値と前記計時装置の計時結果を記憶装置に記録できるよう構成されている。
また本発明による配送サービス装置は、記録装置、または非接触電子タグを有し、記録装置、または非接触電子タグに外部から、物品の配送工程と時間に関わる情報を記録できるよう構成されている。
図1は本発明の第1の実施形態に係る配送サービス装置の構成を示す図であり、図1(a)は正面図、図1(b)は側面図、図1(c)は上面図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る配送サービス装置は梱包箱1、物品2、記録装置3を有し、物品2および記録装置3は梱包箱1に収納され構成されている。
また、図2は図1に示した記録装置3の構成を示す図である。
図2において、記録装置はセンサ4、計時装置5、制御装置6、記憶装置7を有し、センサ4、計時装置5、記憶装置7は制御装置6に接続され構成されている。
更に、図3は図2に示した記録装置に係る制御装置6に用いるに好適な処理フローを示す図である。
図3の処理フローは「インターバル待ち」S1、「センサ検出値読み取り」S2、「しきい値との比較」S3、「センサ検出値記録」S4、「計時結果読み取り」S5、「計時結果記録」S6の各ステップを有し、各ステップは「しきい値との比較」S3の分岐「大」を経由して記載順に循環して接続され、更に、「しきい値との比較」S3の分岐「小」は「インターバル待ち」S1に帰還され構成されている。
このように構成された本発明の第1の実施形態に係る記録装置3において、制御装置6は、「インターバル待ち」S1において所定の期間(インターバル)経過した後、「センサ検出値読み取り」S2に進み、センサ4の検出値を読み取る。
次に、「しきい値との比較」S3において、所定の「しきい値」とセンサ4の検出値とを比較し、センサ4の検出値が「しきい値」より小さければ、分岐「小」を経由し、再度「インターバル待ち」S1に帰還し、センサ4の検出値が「しきい値」より大きければ、分岐「大」により、「センサ検出値記録」S4に進み、「センサ検出値記録」S4により、制御装置6は記憶装置7にセンサ4の検出値を記録し、次いで、「計時結果の読み取り」S5、「計時結果記録」S6において計時装置5の計時結果を記憶装置7に記録する。
このような動作の繰り返しにおいて、記憶装置7にはセンサ4の検出値と計時装置5の計時結果が対となって複数記録されるが、「しきい値」を物品2の輸送、保管に関する制限値としておけば、記憶装置7には物品2の輸送、保管環境が当該制限値を越えた場合にのみ記録が残ることとなる。
すなわち、センサ4を加速度センサとすれば、物品に制限値以上の衝撃が加わった場合に、その衝撃の強さと、衝撃が加わった時間とが記録され、センサ4が温度計であれば、物品が所定の温度以上の環境にさらされた場合に当該温度と時間が記録され、センサ4が湿度計であれば、同様に湿度の限界値に対し、当該湿度と時間についての記録が残されることとなる。
また、その記録は制限値を越えたときのみに行われ、制限値内であれば、センサ4の検出値、並びに計時装置5の計時結果は記録されず、記憶装置7の記憶領域を不要に費やす事から免れるため、記憶装置7を大容量化しなくても良い。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係る配送サービス装置について説明するが、本発明の第2の実施形態は、上記第1の実施形態と同様に、図1の構成を有し、その説明は簡略のため省略するが、本発明の第2の実施形態に係る記録装置3は図4の構成を有するものである。
すなわち、図4に示した記録装置はセンサ4、計時装置5、制御装置6、記憶装置7、通信手段8を有し、センサ4、計時装置5、記憶装置7、通信手段8は制御装置6に接続され構成されている。
また、図4に示した記録装置に係る制御装置6は図2に示した記録装置に係る制御装置6と同様、図3に示した処理フローで動作するほか、更に、通信手段8が外部から通信情報を受信した場合には、適宜、受信情報を記憶装置7に記録する動作を行うものである。
このように構成された本発明の第2の実施形態に係る配送サービス装置において、記憶装置7には、物品2の輸送、保管環境が「しきい値」すなわち制限値を越えた場合にのみ、センサ4の検出値と計時装置5の計時結果が対となって複数記録されることは第1の実施形態に係る配送サービス装置と同様であり、その詳細な説明は省略するが、更に、本発明の第2の実施形態に係る配送サービス装置においては、通信手段8が通信情報を取得すると、取得した通信情報も記憶装置7に記録される。
すなわち、物品2が本発明の第2の実施形態に係る配送サービス装置で配送される場合、その配送工程は図6の配送サービスフローの通りであるが、図6の各サービスフローにおいて、通信手段8に、通信情報として配送工程の情報と時間に係わる情報を提供すれば、当該通信情報は制御装置6により、記憶装置7に記録されることとなる。
従って、本発明の第2の実施形態に係る配送サービス装置によれば、物品2の配送サービスにおいて、その輸送、保管環境が制限値を越えた場合のセンサ検出値と時間のほか、物品2が各配送工程を通過した時間が記録されることなり、物品2の配送サービスにおいて、その輸送、保管環境が制限値を越えた配送工程を特定することが可能となる。
図5は本発明の第3の実施形態に係る配送サービス装置の構成を示す図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は側面図、図5(c)は上面図である。
図5に示すように、本発明の第3の実施形態に係る配送サービス装置は梱包箱1、物品2、記録装置3、非接触電子タグ9を有し、物品2および記録装置3は梱包箱1に収納され、非接触電子タグ9は梱包箱1に添付され構成されている。
また、図5の第3の実施形態に係る記録装置3もまた上記第1の実施形態に係る記録装置と同様に図2の構成を有し、また、図2に示した記録装置に係る制御装置6に用いるに好適な処理フローも第1の実施形態に係る図3の処理フローを有するものであり、よって、物品2の輸送、保管環境が制限値を越えた場合にのみ、センサ4の検出値と計時装置5の計時結果が対となって複数記録される動作は既に説明したものであり、詳細は省略する。
更に、本発明の第3の実施形態に係る配送サービス装置においては、物品2の配送工程において、非接触電子タグ9に配送工程の情報と時間に係わる情報を記録することが可能となる。
すなわち、本発明の第3の実施形態に係る配送サービス装置によれば、物品2の配送サービスにおいて、その輸送、保管環境が制限値を越えた場合のセンサ検出値と時間のほか、物品2が各配送工程を通過した時間が非接触電子タグ9に記録されることなり、この両者を比較することにより、物品2の配送サービスにおいて、その輸送、保管環境が制限値を越えた配送工程を特定することが可能となる。
本発明の第4の実施形態に係る配送サービス装置の構成は上記第3の実施形態に係る配送サービス装置と同様の構成を有し、さらに非接触電子タグ9に物品2の識別情報を記録したものである。
このように構成された本発明の第4の実施形態に係る配送サービス装置は、図6の配送サービスフローの各配送工程において、物品2または梱包箱1の通過情報を取得し、この取得情報と記憶装置7の記録とを照会すれば上記第3の実施形態に係る配送サービス装置と同様に、物品2の配送サービスにおいて、その輸送、保管環境が制限値を越えた配送工程を特定することが可能となる。
本発明の配送サービス装置によれば、物品の配送サービスにおいて、その輸送、保管環境が制限値を越えた場合に、制限値を越えた場合の配送工程を特定することが可能となり、物品に変質、破損等の問題が生じた場合、その責を負うべき業者、作業者を特定することが可能となる。
特に、物品が薬剤、生鮮食品である場合は万一変質が生じた場合、重大な事故に繋がる上に、多くの場合、変質自身を確認することが容易でないため、変質を起こす配送工程を経たか否かの情報を提供することが可能となる。
また、物品がガラス器、陶器、美術品、工芸品である場合は、破損を生じやすく、かつ、破損による損害金額も高額となり、責を負うべき業者、作業者を特定しうることは配送工程の信頼度を向上させる外、業者、作業者の意識改革をも促し、より品質の高い、すなわち、事故率の低い配送サービスを提供することができる。
本発明の第1、第2の実施形態に係る配送サービス装置の構成を示す図、 本発明の第1、第3、第4の実施形態に係る記録装置の構成を示す図、 図2に示した記録装置に係る制御装置に用いるに好適な処理フローを示す図、 本発明の第2の実施形態に係る記録装置の構成を示す図、 本発明の第3、第4の実施形態に係る配送サービス装置の構成を示す図、 物品を配送サービスする場合の一般的な配送サービスフローを示す図、 人間の能動的な運動を記録する動作解析装置の従来の応用例を示す図、 図7の動作解析装置の応用例に用いられる従来の記録装置の構成を示す図、 図8に示した従来の記録装置に係る制御装置に用いるに好適な処理フローを示す図である。
符号の説明
1 梱包箱
2 物品
3 記録装置
4 センサ
5 計時装置
6 制御装置
7 記憶装置
8 通信手段
9 非接触電子タグ
10 スキーヤー
11 動作解析装置

Claims (10)

  1. 物品に記録装置を添付するか、または、物品とともに記録装置を収納容器に収納する配送サービス装置であって、前記記録装置はセンサ、制御装置、記憶装置、計時装置を有し、前記制御装置は前記センサの検出値を読み取り前記記憶装置に記録する手段と、前記計時装置の計時結果を読み取り前記記憶装置に記録する手段を有することを特徴とする配送サービス装置。
  2. 前記センサは加速度センサ、温度センサ、または湿度センサであることを特徴とする請求項1記載の配送サービス装置。
  3. 前記制御装置はしきい値と前記センサの検出値を比較する手段と前記比較結果により前記センサの検出値及び前記計時装置の計時結果を前記記憶装置に記録するか否かの判定手段を有することを特徴とする請求項1記載の配送サービス装置。
  4. 前記記録装置は通信装置と前記通信装置の受信情報を前記記憶装置に記録する手段を有することを特徴とする請求項1記載の配送サービス装置。
  5. 前記通信装置の受信情報は、少なくとも、物品の配送工程と時間に関わる情報の一方を有することを特徴とする請求項4記載の配送サービス装置。
  6. 前記物品、前記記録装置、または前記収納容器に非接触電子タグを添付するか、または、非接触電子タグを前記収納容器に収納することを特徴とする請求項1記載の配送サービス装置。
  7. 前記非接触電子タグは、少なくとも、物品の配送工程と時間に関わる情報の一方を有することを特徴とする請求項6記載の配送サービス装置。
  8. 前記非接触電子タグは物品の識別情報を有することを特徴とする請求項6記載の配送サービス装置。
  9. 前記物品は薬剤、生鮮食品、ガラス器、陶器、美術品または工芸品であることを特徴とする請求項1記載の配送サービス装置。
  10. 前記収納容器は梱包箱、またはコンテナであることを特徴とする請求項1記載の配送サービス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016182185A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 セコム株式会社 服薬支援装置

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