JP2006069135A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送ベルトの寿命を向上することができるとともに、搬送ベルト上における記録媒体の平面性を向上することができるインクジェット記録装置を提供する。
【解決手段】搬送ベルトV上に載置されて搬送される記録媒体Pの搬送ベルトVに載置される面とは反対側の面である記録面PPに対向して配設され、インク滴を吐出する複数のノズルを記録媒体Pの搬送方向Xとは交差する方向Yに配列して構成される記録領域を有する固定ヘッドHDを備えたインクジェット記録装置1であって、搬送ベルトVは、搬送ベルトVが一周する間に所定のタイミングで固定ヘッドHDに対向する目詰り予防吐出用開口OPが形成され、目詰り予防吐出用開口OPの開口周縁部の全周に補強部ARを形成したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録媒体にインク滴を吐出して記録を行うインクジェット記録装置に関し、特に、記録媒体を搬送する搬送ベルトを備えたインクジェット記録装置に関する。
近年、ノズルからインク滴を吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置における記録速度の高速化の要望から、多数のノズルが記録媒体の幅以上の長さに亘って配列された記録幅を有するライン型の記録ヘッド(以下、ラインヘッドという)を備えたインクジェット記録装置(以下、ライン型インクジェット記録装置という)が実用化されている。
このライン型インクジェット記録装置では、記録媒体は、記録される面がラインヘッドのノズルが形成された面に対向して連続的又は間欠的に搬送される。また、ラインヘッドは、搬送されてくる記録媒体の記録される面に向けて、配列された多数のノズルの中から記録すべき情報に基づいて選択的にインク滴を吐出する。つまり、ライン型インクジェット記録装置は、記録ヘッドの移動をともなわず、記録媒体を一方向に移動させるだけでその記録媒体に対する記録を完了するものである。本明細書においては、記録ヘッドの移動をともなわず、記録媒体の移動のみで記録を完了するインクジェット記録装置をライン型インクジェット記録装置と総称する。
一般的にインクジェット記録装置では、ノズルから記録とは無関係にインクを吐出してノズル内の目詰りを予防するフラッシング動作や、ノズルからインクを吸引してノズルの目詰りを解消する吸引動作や、記録ヘッドのノズルが形成されている面であるノズル面をワイパーで拭って清掃するワイピング動作や、ノズル面を覆ってノズル内のインクの乾燥を防止するキャッピング動作等の保守動作によって、記録ヘッドが記録に適した正常な状態に維持されるようになっている。
ライン型インクジェット記録装置においては、従来、記録ヘッドの保守を可能とする開口が形成された搬送ベルトを補強するために、搬送ベルトの周縁部に補強部材を設けた構成が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−287377号公報(第4頁、図3及び図4)
しかしながら、上記特許文献1の図3に示された構成では、補強部材が矩形の開口の上下の辺と左右の辺との交点部にかかっていない。従って、この搬送ベルトに張力を付与すると、上記交点部に応力集中による大きな応力が発生し、搬送ベルトの寿命向上が困難であるという未解決の課題がある。
ここで、搬送ベルトは、記録ヘッドに対して高い位置精度で記録媒体を搬送するために、記録媒体の搬送面に高い平面性が要求される。この平面性を高めるために、搬送ベルトは張力が付与される。
また、上記特許文献1の図4に示された構成では、搬送ベルトの周長に合致する補強部材を搬送ベルトの端部で包み込んで固着し、搬送ベルトの両側縁が補強されている。従って、この搬送ベルトに張力を付与すると、補強部材の剛性によって補強部材を除く搬送ベルト自体の伸びが規制され、搬送ベルト自体に所望の張力が作用せず、上述した記録媒体の搬送面に十分な平面性を確保することが困難であるという未解決の課題がある。ここで、搬送面に十分な平面性を確保するために搬送ベルトに付与する張力を増大させると、応力集中が生じる開口周縁部には大きな応力が発生してしまうとともに、この搬送ベルトを駆動する機構部品の強度を増強しなければならなくなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、搬送ベルトの寿命を向上することができるとともに、搬送ベルト上における記録媒体の平面性を向上することができるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の発明は、搬送ベルト上に載置されて搬送される記録媒体の前記搬送ベルトに載置される面とは反対側の面である記録面に対向して配設され、インク滴を吐出する複数のノズルを前記記録媒体の搬送方向とは交差する方向に配列して構成される記録領域を有する固定ヘッドを備えたインクジェット記録装置であって、前記搬送ベルトは、該搬送ベルトが一周する間に所定のタイミングで前記固定ヘッドに対向する目詰り予防吐出用開口が形成され、該目詰り予防吐出用開口の開口周縁部の全周に補強部を形成したことを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
上記により、この搬送ベルトに張力を付与すると、応力集中が発生する開口周縁部の応力を低減できるとともに、補強された開口周縁部を含む目詰り予防吐出用開口以外の搬送ベルトの部位における伸びが規制されず、目詰り予防吐出用開口及び補強部を除く面の平面性を向上させることができる。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記補強部は、前記搬送ベルトの前記開口周縁部に一体に形成され、前記固定ヘッド側に突出する環状突条で構成され、前記記録媒体は、前記環状突条を含めて前記目詰り予防吐出用開口にかからないように、前記搬送ベルト上に載置されることを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
上記の構成によれば、記録媒体は、固定ヘッド側に突出して搬送ベルトに一体に形成される環状突条で構成される補強部を避けて、搬送ベルト上に載置される。
上記により、搬送ベルトに付与される張力によって応力集中が発生する開口周縁部の応力を低減できるとともに、搬送ベルト上に載置される記録媒体の平面性を向上させることができる。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記目詰り予防吐出用開口の前記搬送方向に対する位置を検出する開口位置検出手段と、該開口位置検出手段によって検出される前記位置が、前記補強部を含めて、前記記録媒体の供給位置より下流側となるタイミングで、前記記録媒体を前記搬送ベルト上に供給する記録媒体供給手段とを備えていることを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
上記により、目詰り予防吐出用開口の搬送方向における位置を検出することができるとともに、この位置が記録媒体の供給位置を越えて記録媒体が目詰り予防吐出用開口及び補強部にかからない状態で、記録媒体を搬送ベルト上に供給することができる。
また、第4の発明は、第3の発明において、前記開口位置検出手段は、前記搬送ベルトの一側縁に形成したインデックス部と、該インデックス部を検出するインデックスセンサとで構成されていることを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
上記により、インデックスセンサが検出するインデックス部を搬送ベルトの一側縁に形成するため、記録媒体の平面性を損なうことなく開口位置検出手段を構成することが可能となる。
また、第5の発明は、第4の発明において、前記インデックスセンサは、発光素子と受光素子とを備えた光学式センサで構成されることを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
上記により、前記搬送ベルトに形成したインデックス部を非接触で検出することが可能となる。
また、第6の発明は、第1乃至第5のいずれか一の発明において、前記固定ヘッドは、複数の前記ノズルを所定の長さに亘って配列形成した記録ヘッドを、前記記録媒体の搬送方向とは交差する方向に複数並べて配設した構成を有し、前記目詰り予防吐出用開口は、前記複数の記録ヘッドの少なくとも一つに対向する開口部を、前記記録領域を構成する前記複数の記録ヘッドに前記所定のタイミングで同時に対向するように、前記搬送方向とは交差する方向に複数配列形成して構成されることを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
上記の構成によれば、搬送ベルトに形成された複数の開口部を、記録領域を構成する複数の記録ヘッドに同じタイミングで対向させることが可能となる。
上記により、記録領域を構成する複数の記録ヘッドが複数の開口部に対向している状態で、これら複数の記録ヘッドのすべてのノズルから同じタイミングで吐出されたインク滴が、搬送ベルトの記録媒体を載置する面に付着することなく、複数の開口部を通過することが可能となる。
また、第7の発明は、第6の発明において、前記開口部は、前記記録領域を構成する前記複数の記録ヘッドごとに設けられることを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
上記により、複数の記録ヘッドによって構成される記録領域の記録ヘッドごとに開口を対向させることができるため、記録とは無関係にインク滴を吐出する目詰り予防吐出を記録ヘッドごとに制御して実施させることができる。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置1は、図1(a)及び(b)に示すように、ゲートローラGRと、用紙搬送部CVと、記録ヘッドHDと、インク吸収部PDと、を備えている。なお、この図1において、X方向は、記録用紙Pの搬送方向を示し、Y方向は、X方向と直交する方向を示している。
また、インクジェット記録装置1は、ブロック図である図2に示すように、給紙部KSと、搬送部駆動モーターMoと、排紙部EJと、外部機器からの記録情報を格納する記録情報格納部BFと、をさらに備えている。
ここで、上記の各構成の詳細を説明する。
記録ヘッドHDは、図1(a)に示すように、ヘッドユニットHUをY方向に所定間隔で並べて配設した第一のヘッド列HR1と、第一のヘッド列HR1のX方向下流側に、ヘッドユニットHUをY方向に所定間隔で、且つ第一のヘッド列HR1のヘッドユニットHUとはY方向に交互に並ぶように配設した第二のヘッド列HR2とで構成されている。
ここで、ヘッドユニットHUに設けられているノズルの配列について説明する。
図3は、Y方向に所定間隔で隣り合う2つのヘッドユニットHUの底面図である。
1つのヘッドユニットHUは、図3に示すように、イエロー色のインクが吐出されるイエローノズルNZY、マゼンタ色のインクが吐出されるマゼンタノズルNZM、シアン色のインクが吐出されるシアンノズルNZC及びブラック色のインクが吐出されるブラックノズルNZKを備えている。なお、この図3において、構成をわかりやすく示すため、各色のノズルNZY、NZM、NZC、NZKの大きさを誇張して且つ個数を減じて図示している。
各色のノズルNZY、NZM、NZC、NZKは、X方向に所定の間隔で配列形成されるとともに、Y方向に配列距離LNに亘って等間隔で配列形成されてイエローノズル列NZYL、マゼンタノズル列NZML、シアンノズル列NZCL及びブラックノズル列NZKLを構成する。これら各色ノズル列NZYL、NZML、NZCL、NZKLの配列距離LNがヘッドユニットHUの記録幅となる。
第一及び第二のヘッド列HR1、HR2のそれぞれは、上述したヘッドユニットHUがY方向に間隔Hを有して整列している。
そして、図1(a)に示す第一のヘッド列HR1をX方向に平行移動させ、第一のヘッド列HR1と第二のヘッド列HR2とをY方向に整列させると、図4に示すように、すべてのヘッドユニットHUの各色ノズル列NZYL、NZML、NZCL、NZKLがY方向に整列し、各色1本のノズル列を構成する。この図4において、第一のヘッド列HR1のヘッドユニットHUを二点鎖線で示している。
ここで、上述したヘッドユニットHU同士の間隔Hは、ノズルの配列距離LNとの関係がH<LNであり、且つ第一のヘッド列HR1及び第二のヘッド列HR2間でY方向に隣接するヘッドユニットHU同士の端部のノズルの位置がX方向から見て重なるように設定されている。つまり、これら各色1本のノズル列は、ノズルの配列距離LNがヘッドユニットHUの個数分(ここでは、13個分)Y方向に整列して、距離KRに亘る記録領域を構成する。
そして、これらのヘッドユニットHUは、図1(b)に示すように、それぞれ用紙搬送部CV上で、インク滴が吐出されるノズルを記録用紙Pの記録面PPに向けて配設されている。
なお、ヘッドユニットHUとしては、圧電素子、加熱素子等によりインクに圧力を付与してインク滴を吐出するヘッドユニットを採用することができる。
用紙搬送部CVは、図1(a)に示すように、搬送部駆動モーターMoから動力が伝達される駆動ローラDSと、この駆動ローラDSに平行且つ駆動ローラDSのX方向上流側に配設される従動ローラFSと、駆動ローラDS及び従動ローラFSにかけ渡される搬送ベルトVと、を備えている。
ここで、駆動ローラDS及び従動ローラFSは、図示しないが、軸受によって筐体に回転可能に保持されている。
また、従動ローラFSは、図示しないが、駆動ローラDSとの間にかけ渡される搬送ベルトVに緩みが発生しないように張力を付与するため、上流方向に力が付与されている。
そして、搬送ベルトVは、搬送部駆動モーターMoの動力によって、図1(b)で見て反時計方向に回転され、搬送ベルトV上に載置された記録用紙Pを搬送方向であるX方向に搬送する。
この搬送ベルトVは、図1(a)に示すように、ヘッドユニットHUのそれぞれに対向する開口部OPが形成されている。この開口部OPの周囲には、開口部OPの縁を補強する補強部ARが搬送ベルトVに一体に形成され、この補強部ARは、図1(a)中のA−A断面図である図5(a)に示すように、搬送ベルトVの厚みが他の部分より、搬送ベルトVの外側すなわちヘッドユニットHU側に厚く形成された環状突条で構成されている。
これらの開口部OPは、開口の形状及び面積が各ヘッドユニットHUに形成されている各色のノズルNZY、NZM、NZC、NZKのすべてを透過可能に設定され、第一及び第二のヘッド列HR1、HR2を構成するヘッドユニットHUと同様の配列で形成されている。つまり、開口部OPは、搬送ベルトVが搬送部駆動モーターMoの動力によって1回転する間に、ヘッドユニットHUのすべてに所定のタイミングで同時に対向するように設けられている。
ここで、搬送ベルトVは、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリカーボネート等の樹脂材料で構成され、次のような方法によって製造される。すなわち、溶媒に溶解させた樹脂の原料RSを、図5(b)に示すように、金型ML内に流し込んだ状態で、加熱して溶媒を蒸発させて半硬化状態にする。樹脂の原料RSを半硬化状態で金型MLから取り出すと、図5(c)に示すように、シートSTが得られ、このシートSTを加熱し、脱水縮合させて硬化させる。硬化したシートSTに、補強部ARを残して、打ち抜き加工を施すと、図5(a)に示す開口部OPが形成される。開口部OPが形成されたシートSTの端部同士を接着、溶着等によって接合し、搬送ベルトVが形成される。なお、半硬化状態で金型MLから取り出されたシートSTに延伸加工を施してから、シートSTを硬化させるようにしてもよい。この場合、シートSTの平面性を一層精度良く確保することができる。
また、用紙搬送部CVは、図1(a)及び(b)に示すように、搬送ベルトVの回転を制御するための基準となるインデックス信号を出力するインデックスセンサISを備えている。
このインデックスセンサISは、例えば、フォトインタラプタ等の発光素子及び受光素子を備えた光学式センサで構成され、搬送ベルトVに設けられているインデックス部IDが発光素子及び受光素子間の光軸を遮ると、出力電圧を変化させる。インデックス信号は、この出力電圧の変化を利用するものであり、記録用紙Pを用紙搬送部CVへ供給するタイミングや、第一及び第二のヘッド列HR1、HR2が記録を行うタイミングなどを計るきっかけとなる。
そして、記録用紙Pを搬送ベルトV上に供給する際には、記録用紙Pが開口部OP及び補強部ARにかからないように、インデックスセンサISからインデックス信号が出力されてから所定時間を経過した後に供給する。
インク吸収部PDは、図1(b)中のB−B断面を示す図である図6に示すように、搬送ベルトVの内側で、後述する目詰り予防吐出によるインクを吸収するインク吸収体CTが記録用紙Pの搬送経路PCを挟んでヘッドユニットHUに対向して配設されている。
このインク吸収体CTは、フェルト、スポンジ等の液体を吸収する能力が高い材料から構成され、図示しない筐体に支持されている支持板SJ上に配設されるケースCS内に備えられている。なお、この図6では、構成をわかりやすく示すため、駆動ローラDSからX方向の下流側を省略し、ヘッドユニットHUの断面詳細を省略して図示している。
ゲートローラGRは、図1(a)及び(b)に示すように、用紙搬送部CVのX方向上流側に配設され、互いに外周を接し合って回転する一対のローラを備えて構成されている。このゲートローラGRは、図2に示す給紙部KSによって給紙される記録用紙Pを、一対のローラ間に挟んで記録用紙PのX方向に対する傾き及びY方向の位置ずれを矯正するスキュー補正を行ってから、用紙搬送部CVに供給する。
図2に示す排紙部EJは、用紙搬送部CVのX方向下流側に配設され、搬送ベルトVによって搬送されてきた記録用紙Pをインクジェット記録装置1外へ排出する。
上述したインクジェット記録装置1の各構成は、図2に示すように、CPUから出力される動作指令に基づいて、各構成を制御する制御部KSD、GRD、SD、MD、HDD、EJDによって動作が制御される。
次に、インクジェット記録装置1における記録の動作について、以下に説明する。
図1に示すインクジェット記録装置1は、外部機器から記録情報及び記録指令を受けると、記録の動作を開始する。
記録の動作が開始されると、CPUがモーター制御部MDへ搬送部駆動指令を送り、搬送部駆動モーターMoは、モーター制御部MDによって、搬送ベルトVを図1(b)で見て反時計方向に回転させるように、駆動が制御される。
これと同時に又はこれより遅れて、CPUは、ゲートローラGRへの記録用紙Pの供給を指示する給紙指令を給紙制御部KSDに送る。
CPUから給紙指令を受けた給紙制御部KSDは、給紙部KSを制御し、複数の記録用紙Pが格納されている図示しない用紙カセットから記録用紙Pを1枚ずつゲートローラGRに供給させる。
ゲートローラGRは、記録用紙Pが供給されると、この記録用紙Pのスキュー補正を行う。
そして、インデックス部IDがインデックスセンサISの発光素子及び受光素子間の光軸を遮ると、インデックスセンサISからCPUにインデックス信号が出力される。
CPUは、インデックス信号が入力されると、ヘッド列HR1及びHR2のそれぞれが記録用紙Pに記録を行う時間の計測を開始する。
そして、CPUは、計測している時間で記録用紙Pを用紙搬送部CVへ送り出す用紙供給タイミングになったときに、ゲートローラ制御部GRDに用紙供給指令を送る。
CPUから用紙供給指令を受けたゲートローラ制御部GRDは、ゲートローラGRを制御し、記録用紙Pを用紙搬送部CVへ供給させる。
ここで、用紙供給タイミングは、記録用紙Pが開口部OP及び補強部ARを避けて、搬送ベルトV上に載置されるように設定される。つまり、記録用紙Pは、インデックスセンサISがインデックス部IDを検出した図7(a)に示す状態から、開口部OP及び補強部ARが、搬送ベルトV上で記録用紙Pの先端部PSが横たわる位置である供給位置LPを越えた図7(b)に示す状態となるタイミングで、搬送ベルトV上に載置される。
用紙搬送部CVへ送り出された記録用紙Pは、搬送部駆動モーターMoの駆動によって、図1(b)で見て反時計方向に回転されている搬送ベルトVの外周面に載置され、第一のヘッド列HR1下へ導かれる。なお、記録用紙Pが搬送ベルトV上に載置された位置からずれないように、記録用紙P又は搬送ベルトVを帯電させたり、搬送ベルトVの記録用紙Pが載置される面に開口を形成し、サクションファンを用いて空気を吸引させたりして、記録用紙Pを搬送ベルトVに吸着させるようにすることが望ましい。
そして、CPUは、計測している時間で第一のヘッド列HR1による記録を開始するタイミングになったときに、記録ヘッド制御部HDDに第一の記録指令を送る。
記録ヘッド制御部HDDは、第一の記録指令に基づいて、第一のヘッド列HR1をヘッドユニットHUごとに制御し、搬送ベルトVによって連続的に搬送されてくる記録用紙Pの記録面PPに、記録情報に基づいて記録幅LNを構成している複数のノズルNZから選択的にインク滴を吐出させて第一の記録を実施させる。
CPUは、計測している時間で第二のヘッド列HR2による記録を開始するタイミングになったときに、記録ヘッド制御部HDDに第二の記録指令を送る。
記録ヘッド制御部HDDは、第二の記録指令に基づいて、第二のヘッド列HR2をヘッドユニットHUごとに制御し、搬送ベルトVによって連続的に搬送されてくる記録用紙Pの記録面PPに、記録情報に基づいて記録幅LNを構成している複数のノズルNZから選択的にインク滴を吐出させて第二の記録を実施させる。
この記録が終了すると、一枚の記録用紙Pに対する記録が終了し、その記録用紙Pは、排紙制御部EJDが制御する排紙部EJによってインクジェット記録装置1外へ排出される。
ここで、記録情報のすべてに対する記録が終了していると、記録動作が終了し、未記録の記録情報が残っていると、新たな記録用紙PをゲートローラGRに供給して記録情報のすべてに対する記録が完了するまで記録動作を継続する。
次に、インクジェット記録装置1における目詰り予防吐出動作について、以下に説明する。ここで、目詰り予防吐出は、ノズル内のインク粘度の上昇や目詰りによって吐出性能が低下してしまう前に、記録とは関係なくノズルからインク滴を吐出して目詰りを予防するために行われる。
この目詰り予防吐出動作は、インクジェット記録装置1の電源がオフからオンになったとき、インクジェット記録装置1の電源がオンになっていて記録が行われずに所定時間が経過したとき、ユーザーが任意に指示したときなどに開始される。
ここでは、インクジェット記録装置1において、複数の記録用紙Pに連続で記録を行う際に、これら複数の記録用紙P間で目詰り予防吐出を行う紙間目詰り予防吐出処理を例に、この処理の流れに沿って動作を説明する。
インクジェット記録装置1は、外部機器から記録指令及び記録情報を受けると、CPUが図8に示す紙間目詰り予防吐出処理を開始する。
この紙間目詰り予防吐出処理では、まず、ステップS1において、モーター制御部MDに搬送部駆動指令を出力し、搬送ベルトVが図1(b)で見て反時計方向に回転するように搬送部駆動モーターMoを駆動させてステップS2に移行する。
このステップS2において、変数Nに0を代入してステップS3に移行する。
このステップS3において、給紙制御部KSDに給紙指令を出力してステップS4に移行する。
このステップS4において、インデックス信号が入力されたか否かを判定し、入力された(YES)と判定されると、ステップS5に移行し、入力されていない(NO)と判定されると、インデックス信号が入力されるまで待機する。ここで、インデックス信号は、図7(a)に示すように、インデックス部IDがインデックスセンサISの発光素子及び受光素子間の光軸を遮ると、インデックスセンサISからCPUに出力される。
ステップS5において、タイマーTm1を起動して時間Taの計測を開始し、ステップS6に移行する。
このステップS6において、タイマーTm1によって計測される時間Taが所定時間T1に達したか否かを判定し、達した(YES)と判定されると、ステップS7に移行し、達していない(NO)と判定されると、所定時間T1に達するまで待機する。
ステップS7において、ゲートローラ制御部GRDに用紙供給指令を出力してステップS8に移行する。
このステップS8において、計測時間Taが所定時間T2に達したか否かを判定し、達した(YES)と判定されると、ステップS9に移行し、達していない(NO)と判定されると、所定時間T2に達するまで待機する。ここで、所定時間T2は、搬送ベルトVに形成された開口部OPが、図9(a)に示すように、各ヘッドユニットHUに対向するまでの時間である。
ステップS9において、変数Nに代入されている値が1以上であるか否かを判定し、1以上である(YES)と判定されると、ステップS21に移行し、1未満である(NO)と判定されると、ステップS10に移行する。
このステップS10において、タイマーTm2を起動して時間Tbの計測を開始し、ステップS11に移行する。
このステップS11において、モーター制御部MDへ搬送部駆動停止指令を出力し、搬送部駆動モーターMoの駆動を停止させてステップS12に移行する。
このステップS12において、記録ヘッド制御部HDDに目詰り予防吐出指令を出力してステップS13に移行する。ここで、記録ヘッド制御部HDDは、目詰り予防吐出指令に基づいて、第一及び第二のヘッド列HR1、HR2を制御し、図9(b)のC−C断面図である図10に示すように、開口部OPを経てインク吸収部PDのインク吸収体CTに向けて、すべてのヘッドユニットHUの各色のノズルNZY、NZM、NZC、NZKからインク滴を吐出させる。
また、各開口部OPの開口形状は、ヘッドユニットHUの各色のノズルNZY、NZM、NZC、NZKが形成されている面であるノズル面NZPの形状より大きく設定されている。つまり、各ヘッドユニットHUが各開口部OPに対向した状態で、各色のノズルNZY、NZM、NZC、NZKのすべてから吐出されたインク滴を、搬送ベルトVに付着させることなく各開口部OPを通過させることができる。なお、この図10では、構成をわかりやすく示すため、駆動ローラDSからX方向の下流側を省略して図示している。
ステップS13において、計測時間Taが所定時間T3に達したか否かを判定し、達した(YES)と判定されると、ステップS14に移行し、達していない(NO)と判定されると、所定時間T3に達するまで待機する。
ステップS14において、記録ヘッド制御部HDDに第一の記録指令を出力し、第一のヘッド列HR1による記録を開始させてステップS15に移行する。
このステップS15において、計測時間Taが所定時間T4に達したか否かを判定し、達した(YES)と判定されると、ステップS16に移行し、達していない(NO)と判定されると、所定時間T4に達するまで待機する。
ステップS16において、記録ヘッド制御部HDDに第二の記録指令を出力し、第二のヘッド列HR2による記録を開始させてステップS17に移行する。
このステップS17において、タイマーTm1をリセットしてステップS18に移行する。
このステップS18において、記録情報のすべてに対する記録が終了したか否かを判定し、終了した(YES)と判定されると、ステップS19に移行し、このステップS19でタイマーTm2をリセットしてから処理を終了し、終了していない(NO)と判定されると、ステップS20に移行する。
このステップS20において、変数Nに1を加算して新たな変数Nとし、ステップS3に移行する。
ステップS9でYESと判定されて移行してきたステップS21において、タイマーTm2によって計測される時間Tbが、変数Nに代入されている値に所定時間T5を乗じた時間以上になったか否かを判定し、なった(YES)と判定されると、ステップS11に移行し、なっていない(NO)と判定されると、ステップS13に移行する。
ここで、ステップS21で、時間Tbが変数Nに代入されている値に所定時間T5を乗じた時間以上になったか否かを判定するのは、直近で実施した目詰り予防吐出から所定の期間を経ているか否かを判定するためである。ヘッドユニットHUには、記録において使用されないノズルが存在する場合があり、使用されない状態が継続すると、そのノズル内でインクの粘度が上昇し、その後記録を行うときにインク滴が良好に吐出されない事態が発生してしまうことがある。
従って、一つの記録用紙Pに対する記録が終了した後、開口部OPがヘッドユニットHUに対向するタイミングが訪れたときに、直近で実施した目詰り予防吐出から所定の期間が経過している場合には、目詰り予防吐出を実施してから次の記録を行う。また、例えば、一つの記録用紙Pに対する記録が短時間で終了した場合などに、直近で実施した目詰り予防吐出から所定の期間が経過していなければ、インクが無駄に消費されるのを避けるため、目詰り予防吐出を実施せずに次の記録を行う。
なお、本実施形態において、記録ヘッドHDが固定ヘッドに対応し、開口部OPが目詰り予防吐出用開口に対応し、インデックス部ID及びインデックスセンサISが開口位置検出手段に対応し、図8に示すステップS4〜S7の処理及びゲートローラGRが記録媒体供給手段に対応している。
本実施形態によれば、搬送ベルトVに形成された開口部OPは、その開口周縁部に他の部分より厚みを厚く形成した補強部ARが、開口部OPを取り囲むように設けられているため、搬送ベルトVに付与される張力によって、応力集中が発生する開口周縁部の応力を低減することができ、搬送ベルトVの寿命を向上させることが可能となる。
また、張力による搬送ベルトVの伸びが規制されないため、搬送ベルトVの開口部OP及び補強部ARを除いた部分の平面性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、記録用紙Pが開口部OP及び補強部ARを避けて搬送ベルトV上に載置されるため、記録用紙Pの平面性を向上させることができるとともに、複数の記録用紙Pに連続して記録を行っても、一つの記録用紙Pへの記録が終了するごとに目詰り予防吐出のタイミングを設けることが可能となる。従って、各ヘッドユニットHUから記録用紙Pまでの間隔精度を容易に向上させることができ、記録品質の向上が図られるとともに、一つの記録用紙Pへの記録が終了するごとに目詰り予防吐出のタイミングを逃すことがなく、連続した記録が終了するまで、ヘッドユニットHUのインク吐出性能を良好な状態に維持させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、搬送ベルトVに形成された開口部OPがヘッドユニットHUのすべてに同じタイミングで対向するようになっているため、同時にすべてのヘッドユニットHUに目詰り予防吐出を実施させることができる。従って、目詰り予防吐出を極めて短時間で終了させることが可能となり、複数の記録用紙Pに連続して記録を行っても、目詰り予防吐出による記録時間の遅延を極めて低く抑えることが可能となる。
なお、本実施形態では、補強部ARの厚みを搬送ベルトVの樹脂成型の段階で厚くするようにしたが、これに限定されず、開口部OPより小さい開口部を形成した後、この開口部の縁を外側に折り曲げて谷部を接合して補強部ARの厚みを厚くするようにしてもよい。
また、記録媒体は記録用紙Pに限らず、インク滴が付着してドットを形成できるものであれば、任意の記録媒体を適用することができる。
また、ヘッドユニットHUに形成されるノズルの種類は、イエロー色のインクを吐出するイエローノズルNZY、マゼンタ色のインクを吐出するマゼンタノズルNZM、シアン色のインクを吐出するシアンノズルNZC及びブラック色のインクを吐出するブラックノズルNZKの4種類に限らず、これにライトシアン、ライトマゼンタを加えた6種類等、任意に設定することができ、これに応じて開口部OP及びインク吸収部PDの大きさを変更すればよい。また、記録ヘッドHDを構成するヘッド列及びヘッドユニットHUの数もそれぞれ任意に設定することができる。
また、本実施形態では、ヘッドユニットHUを、記録幅LNの延長方向をY方向に向けて配設するようにしたが、これに限定されず、搬送方向(X方向)と交差する任意の方向に向けて配設するようにしてもよい。この場合、記録用紙Pの搬送方向から見たノズルピッチを短く設定することができ、記録の解像度を高めることが可能となる。
また、本実施形態では、紙間目詰り予防吐出を、一つの記録用紙Pに対する記録が終了した後、開口部OPがヘッドユニットHUに対向するタイミングが訪れたときに、直近で実施した目詰り予防吐出から所定の期間が経過している場合に行うようにしたが、これに限定されず、一つの記録用紙Pに対する記録が終了するごとに行うようにしてもよい。
この場合、図8に示す紙間目詰り予防吐出処理において、ステップS2、S9、S10、S19、S20及びS21を省略することができ、処理にかかる時間を短縮することが可能となる。
また、本実施形態では、インデックス部IDを平面視で搬送ベルトVの一側縁から突出した凸形状に形成した例を示したが、これに限定されず、凹形状に形成してもよい。この構成によれば、搬送ベルトVの側縁から凸状に伸びる出っ張りをなくすことができ、用紙搬送部CVを小型化することが可能となる。
また、本実施形態では、インデックスセンサISを発光素子及び受光素子を備える光学式センサで構成するようにしたが、これに限定されず、磁気センサや静電容量センサ等を採用することができる。
また、インデックス部IDと開口部OPとの相対位置及びインデックスセンサISの位置は、本実施形態に示した位置に限定されず、開口部OPがヘッドユニットHUに対向したときにインデックス信号が出力されるように、それぞれの位置を設定してもよい。
このように設定すれば、インデックス信号が出力されてから所定時間待機することなく、目詰り予防吐出を実施させることが可能となる。
また、本実施形態では、インデックス部ID及びインデックスセンサISを、図1(a)で見て搬送ベルトVの下側の側縁に一組備える構成としたが、これに限定されず、搬送ベルトVの下側及び上側の側縁に一組ずつ備え、一方を目詰り予防吐出のタイミング計測に用い、他方を用紙供給タイミングの計測に用いる構成としてもよい。
この構成によれば、紙間目詰り予防吐出処理を記録にかかる処理と目詰り予防吐出にかかる処理とに分離することができ、紙間目詰り予防吐出処理にかかるCPUの負担を軽減することが可能となる。
また、上述した平面視で凸形状及び凹形状の2種類のインデックス部IDを、搬送ベルトVの下側及び上側のいずれか片側の側縁にX方向に並べて形成し、凸形状及び凹形状のインデックス部IDの一方を目詰り予防吐出のタイミング計測に用い、他方を給紙タイミングの計測に用いる構成としても、上記の効果と同様の効果を有する。
また、本実施形態では、搬送ベルトVの回転を停止させた状態でヘッドユニットHUに目詰り予防吐出を実施させるようにしたが、これに限定されず、搬送ベルトVの回転を停止させずに一定の回転速度のまま実施させたり、回転速度を低下させて実施させたりしてもよい。
また、本実施形態では、搬送ベルトVの1周で1枚の記録用紙Pに記録を行うようにしたが、これに限定されず、搬送ベルトVの開口部OP及び補強部ARを除く周長を記録用紙Pの長さのN倍(Nは、正の整数)以上に設定したときは、N枚の記録用紙Pに連続して記録を行うことができる。
本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の主要構成を示す外観図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の主要部の制御のつながりを示すブロック図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置のヘッドユニットの構成を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の記録ヘッドの記録領域を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の搬送ベルトを説明する断面図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置のインク吸収部の構成を説明する図。 用紙搬送部における記録用紙の供給位置を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の紙間目詰り予防吐出処理の流れを説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の目詰り予防吐出を説明する図。 本発明の実施形態におけるインクジェット記録装置の目詰り予防吐出を説明する断面図。
符号の説明
1…インクジェット記録装置、HD…記録ヘッド、HU…ヘッドユニット、V…搬送ベルト、OP…開口部、AR…補強部、ID…インデックス部、IS…インデックスセンサ、GR…ゲートローラ

Claims (5)

  1. 搬送ベルト上に載置されて搬送される記録媒体の前記搬送ベルトに載置される面とは反対側の面である記録面に対向して配設され、インク滴を吐出する複数のノズルを前記記録媒体の搬送方向とは交差する方向に配列して構成される記録領域を有する固定ヘッドを備えたインクジェット記録装置であって、
    前記搬送ベルトは、該搬送ベルトが一周する間に所定のタイミングで前記固定ヘッドに対向する目詰り予防吐出用開口が形成され、
    該目詰り予防吐出用開口の開口周縁部の全周に補強部を形成したことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記補強部は、前記搬送ベルトの前記開口周縁部に一体に形成され、前記固定ヘッド側に突出する環状突条で構成され、
    前記記録媒体は、前記環状突条を含めて前記目詰り予防吐出用開口にかからないように、前記搬送ベルト上に載置されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記目詰り予防吐出用開口の前記搬送方向に対する位置を検出する開口位置検出手段と、該開口位置検出手段によって検出される前記位置が、前記補強部を含めて、前記記録媒体の供給位置より下流側となるタイミングで、前記記録媒体を前記搬送ベルト上に供給する記録媒体供給手段とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記開口位置検出手段は、前記搬送ベルトの一側縁に形成したインデックス部と、該インデックス部を検出するインデックスセンサとで構成されていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記インデックスセンサは、発光素子と受光素子とを備えた光学式センサで構成されることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
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