JP2006067413A - 可変通信容量データ伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの要望に応じて帯域設定が可能な可変通信容量のデータ伝送装置を提供する。
【解決手段】 N本(N>1)の送信回線に接続された送信部と、N本の受信回線に接続された受信部と、上記送信部と受信部に接続された通信プロトコル処理部とからなり、上記送信部が、通信プロトコル処理部から出力された並列ビットの送信データを指定送信容量によってデータ列数が異なる1列〜N列のデータ配列に変換し、1本の送信回線に1データ列を割り当てて、指定送信容量と対応したデータ配列をもつ送信データを出力し、上記受信部が、上記N本の受信回線のうち、指定受信容量によって特定される1〜N本の受信回線から入力される受信データ列を合成し、上記指定受信容量と対応した伝送レートをもつ並列ビットのデータ列に変換し、通信プロトコル処理部に出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、可変通信容量データ伝送装置に関し、更に詳しくは、複数本の送信回線で仮想的な一つの伝送路を形成し、要求帯域に応じた本数の送信回線を使用することによって、伝送レートを可変にした可変通信容量データ伝送装置に関する。
長距離通信網の多くは、シリアル伝送が採用しており、伝送クロック周波数を高くすることによって、通信速度の高速化が図られてきた。しかしながら、40Gbit/秒以上の高速シリアル伝送では、通信デバイス動作速度の限界が顕著となり、シリアル伝送速度の更なる高速化が困難になってきた。そのため、比較的低速度の複数本のシリアル回線を仮想的に一本の伝送路として扱い、データを並列転送することによって高速化する方式が採用されてきた。
このように、複数本の送信回線で論理的な一つの高速伝送路を形成する回線集約型の通信方式としては、例えば、IEEE802.3 CSMA/CD “Carrier Sence Multiple Access with Collision Detection”(非特許文献1)に記載されたリンクアグリゲーションがある。リンクアグリゲーションでは、各送信回線に、フロー単位でデータフレームを割り振っている。ここで言うフローは、例えば、送信フレームの送信元アドレス、宛先アドレス、適用アプリケーションなどの組合せによって区分される一連のデータフレームを示しており、データ伝送(フレーム伝送)に際して、フロー間には特別な関連性は要求されない。但し、各フロー内では、受信側にデータフレーム順序を保障する必要があり、ネットワーク上でフレーム順序に逆転が発生してはならない。
一方、特開2002−9866号公報(特許文献1)は、送信側装置が、送信フレームにシーケンス番号を付与し、これを送信待ちデータ量の少ない送信バッファに振り分け、該送信バッファと対応付けられた回線に送信し、受信側装置が、受信フレームを受信バッファに一時的に格納した後、シーケンス番号順に読み出すことによって、フレーム順序の逆転を防止した回線集約型通信システムを提案している。
IEEE Std 802.3-2002 Edition, 撤art 3: Carrier sense multiple access with collision detection (CSMA/CD) access method and physical layer specifications Clause 43 鏑ink Aggregation IEEE, 2002.3.8 特開2002−9866号公報
然るに、従来のデータ伝送装置では、通信速度の高速化のためにユーザが選択可能な通信インタフェースとして、通信速度が固定的な倍率でグレードアップされたものが用意されている。例えば、IEEE802.3準拠の通信インタフェースでは、通信速度が10倍ずつの高速化された10Mbps、100Mbps、1Gbps、10Gbpsクラスのものが用意されている。また、SONET/SDHでは、通信速度が4倍ずつ高速化された622Mbps、2.5Gbps、10Gbps、40Gbpsクラスのものが用意されている。
しかしながら、通信速度が10Gbpsを超えた領域では、一般的な通信トラフィック量の増加が鈍化してきているため、10Gbpsの通信インタフェースを使用中のユーザの多くは、需要トラフィック量の変化から推測して、更に高速の40Gbpsや100Gbpsクラスの通信速度は、当面は不要と考えている。また、仮に、10Gbpsで帯域不足となった場合でも、40Gbpsや100Gbpsクラスの高速通信インタフェースで使用契約すると、通信コストに無駄が発生するため、20Gbpsクラスの通信インタフェースで充分と考えるユーザが多い。
前述したリンクアグリゲーションは、所望する通信容量に比例して通信インタフェース個数が増加する。そのため、一般的に通信容量が10倍ならコストは3倍程度が妥当と考えるユーザにとっては、割高感のある方式となっている。また、リンクアグリゲーションでは、データフレームをフロー別に扱う都合上、フロー検出や送信フレームの特定回線への振り分けにプロセッサ動作を必要とし、高速化に難がある。また、送信フレーム(送信パケット)の順序性を保証するために、同一フローに属したデータフレームは同一の回線で送信するようにしているため、フロー数が回線数よりも少ない場合、未使用回線が発生して伝送効率が低下するという問題がある。
特許文献1の方式は、受信装置で受信データフレームを一時的に蓄積しておき、シーケンス番号順に読み出している。そのため、受信バッファに既にデータフレームが蓄積されていても、内部カウンタが指定する次読出しシーケンス番号を持ったデータフレームが未到着の場合、目的データフレームが到着するまで読出し動作を停止する必要がある。目的データフレームの待機時間は、受信バッファからのデータフレームの読出しの都度リセットされるタイマによって管理される。従って、目的データフレームが転送経路の途中で消失していた場合、特許文献1の方式は、タイマがタイムアウトになる迄、受信データフレームの読出し動作が完全に停止し、伝送効率の低下は避けられない。
本発明は、ユーザの要望に応じて帯域設定が可能な可変通信容量のデータ伝送装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明の可変通信容量データ伝送装置は、1本の仮想的送信路を構成するN本(Nは、N>1の自然数)の送信回線に接続された送信部と、1本の仮想的受信路を構成するN本の受信回線に接続された受信部と、上記送信部、受信部とデータを送受信する通信プロトコル処理部とからなり、
上記送信部が、上記通信プロトコル処理部から出力された並列ビットの送信データを指定送信容量によってデータ列数が異なる1列〜N列のデータ配列に変換し、1つのデータ列を1本の送信回線に割り当てて、上記指定送信容量と対応したデータ配列をもつ送信データを上記送信路に出力する可変レート送信データ処理部を有し、
上記受信部が、上記N本の受信回線のうち、指定受信容量によって特定される1〜N本の受信回線から入力される受信データ列を合成し、上記指定受信容量と対応した伝送レートをもつ並列ビットのデータ列に変換し、上記通信プロトコル処理部に出力する可変レート受信データ処理部を有することを特徴とする。
更に詳述すると、本発明の可変通信容量データ伝送装置では、上記可変レート送信データ処理部が、上記通信プロトコル処理部から出力された送信データをデータ列数の異なるN種類の並列ビットのデータ配列に変換する送信データ配列変換部と、上記送信データ配列変換部で生成されたN種類の並列ビットデータ配列の中から、指定送信容量によって決まる特定種類のデータ配列を選択し、該特定種類のデータ配列をもつ送信データを前記送信路に出力する送信データ出力部とからなる。また、上記可変レート受信データ処理部が、上記N本の受信回線から並列的に入力されるデータ列を回線数の異なる組合せで合成し、伝送レートの異なるN種類の並列ビットのデータ列に変換する受信データ配列変換部と、上記受信データ配列変換部で生成されるN種類の並列ビットデータ列の中から、指定受信容量によって決まる特定種類の並列ビットデータ列を選択し、上記通信プロトコル処理部に出力する受信データ出力部とからなる。
本発明の1実施例では、上記可変レート送信データ処理部が、例えば、上記通信プロトコル処理部から出力された並列ビット送信データを一時的に蓄積し、N×nビット幅(nは、n>1の自然数)のデータとして出力するバッファメモリと、上記バッファメモリへのデータの書込みと読出しを制御するバッファ制御部とを備え、上記送信データ配列変換部が、上記バッファメモリから出力されたN×nビット幅のデータ列をそれぞれnビット幅〜(N−1)×nビット幅のデータ配列に変換し、1〜(N−1)列のnビット幅データとして出力する(N−1)個のレート変換部と、上記バッファメモリから出力されたN×nビット幅のデータをN列のnビット幅データとして出力する信号線とからなり、上記送信データ出力部が、上記送信データ配列変換部から出力される1〜N列のnビット幅データの中から、前記指定送信容量によって決まる特定列数のnビット幅データをもつデータ配列を選択する。各送信回線の通信容量をTビット/秒とすると、上記構成により、T〜N×Tビット/秒の範囲で送信容量を変更することが可能となる。
受信部について更に詳述すると、本発明の1実施例では、上記受信データ配列変換部が、例えば、N本の受信回線から入力されるN列のnビット幅データ列を1〜N列ずつ合成し、伝送レートの異なるN種類のN×nビット幅データ列として出力する受信データレート変換部からなる。また、上記受信データ出力部が、上記受信データ配列変換部から出力されるN種類のN×nビット幅データ列の中から、指定受信容量に応じて決まる特定種類のデータ列を選択して出力する選択部と、上記選択部から出力されたN×nビット幅データ列を一時的に蓄積する受信バッファメモリと、上記受信バッファメモリへのデータの書込みと読出しを制御する受信バッファ制御部とからなり、上記受信バッファ制御部によって上記受信バッファメモリから読み出された可変レートのデータ列が、通信プロトコル処理部に出力される。
上述した仮想的送信路を構成するN本の送信回線と、仮想的受信路を構成するN本の受信回線は、それぞれ所定のビットレートでシリアル信号を伝送するシリアル伝送回線としてもよい。また、シリアル信号は光信号であってもよい。この場合、上記送信データ出力部は、例えば、各送信回線と対応して、nビット幅データを符号化する符号化部と、上記符号化部の出力をシリアル信号に変換する並列/直列変換部と、上記並列/直列変換部の出力信号を光信号に変換して送信回線に出力する電気/光変換部を備えた構成となる。また、受信部は、例えば、各受信回線から入力された光信号を電気的シリアル信号に変換するN個の光/電気変換部と、上記光/電気変換部から出力されたシリアル信号をnビット幅のデータ列に変換するN個の直列/並列変換部と、上記各直列/並列変換部の出力データを復号化するN個の復号部と、これらの復号部から出力されるデータ列の到着時間差を補正するためのN個のスキュー補正部を備えた構成となる。
上記仮想的な送信路と受信路で送受信されるシリアル信号を光信号とした場合、上述したN本の送信回線とN本の受信回線は、それぞれ複数のシリアル信号を波長多重化して伝送する1本の光ファイバに集約して、通信網側のノード装置と接続することができる。
本発明によれば、ユーザ要求に応じて通信容量を変えることができるため、需要に見合った帯域で通信事業者と契約を結ぶことによって、通信コストの無駄をなくすことが可能となる。また、本発明の可変通信容量データ伝送装置は、物理層でレート変換と回線割当てが行われているため、プロセッサを用いてデータフレームをフロー単位で回線に割り当てるリンクアグリゲーション方式に比較して、装置動作を高速化できる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明が適用される回線集約型通信システムの1例を示す。
ここに示した通信システムは、複数の通信装置10(10A〜10K)と、波長多重化装置(WDM:Wavelength Division Multiplexor)50とからなる。通信装置10Aは、それぞれ複数本のシリアル回線(光ファイバ)からなる送信回線LT−Aおよび受信回線LR−Aによって、WDM50に接続されている。同様に、通信装置10Kも、それぞれ複数本の光ファイバからなる送信回線LT−Kおよび受信回線LR−Kによって、WDM50に接続されている。
WDM50は、光通信網の一部となる光ファイバ2に接続してあり、送信回線LT−A〜LT−Kから受信した光信号を波長多重化して光ファイバ2に送信し、光ファイバ2から受信した波長多重光信号を波長分離して、受信回線LR−A〜LR−Kに出力する。
尚、送信回線LT−Aと受信回線LR−A、送信回線LT−Kと受信回線LR−Kは、それぞれ複数の光信号を波長多重化して伝送する1本の光ファイバに集約した形で、WDM50と接続されていてもよい。また、WDMは、光通信網側の複数の光ファイバと接続されていてもよい。
図2は、本発明が適用される通信装置(可変通信容量データ伝送装置)10Aの1実施例を示す。
通信装置10Aは、送信部(送信側インタフェース)20と、受信部(受信側インタフェース)30と、プロセッサ40と、記憶装置41A、41Bと、プロトコル処理部42と、ユーザインタフェース43とから構成され、ユーザインタフェース43には、ユーザ端末(またはユーザ操作パネル)44が接続されている。
送信部20は、送信回線LT−Aとなる複数のシリアル回線LT1〜LT4に接続され、受信部30は、受信回線LR−Aとなる複数のシリアル回線LR1〜LR4に接続されている。プロセッサ40は、記憶装置41Aに用意された各種のアプリケーションプログラムを実行し、通信網を介して接続された他の通信装置(または計算機)への送信データを記憶装置41Bの送信データ領域に出力する。
プロトコル処理部42は、OSI(Open System Interconnection)基本モデルに示されるアプリケーション層からデータリンク層までのプロトコル処理機能を備える。プロトコル処理部42は、記憶装置41Bの送信データ領域に蓄積された送信データを送信データフレームに変換し、送信部20が制御信号線L10に出力する送信制御信号に応じて、送信データフレームを送信データバスL20に出力すると共に、受信部30が受信データバスL30に出力した受信データフレームについて、データリンク層からアプリケーション層までのプロトコル処理を施し、受信データとして記憶装置41Bの受信データ領域に格納する。記憶装置41Bの受信データ領域に蓄積された受信データは、プロセッサ20によって処理される。
ユーザは、ユーザ端末44を利用して、プロセッサ42に、送信部20と受信部30で使用すべき回線の本数を指定する。回線本数は、上記通信装置10Aが必要とする送受信帯域(通信容量)に応じて決められる。プロセッサ42は、ユーザから回線本数を指定されると、制御信号線SL1、SL2を介して送信部20と受信部30に、それぞれ送信容量セレクト信号(回線セレクト信号)と受信容量セレクト信号(回線セレクト信号)を出力する。尚、送信部20で使用する回線数と受信部30で使用する回線数は、同一である必要はない。また、回線本数を指定する代わりに、ユーザが通信帯域または通信容量を指定し、プロセッサ42が、予め用意された変換テーブルに従って上記指定通信帯域(または容量)を回線本数に変換し、送、受信容量セレクト信号を発生するようにしてもよい。
図3は、送信部(送信側インタフェース)20の1実施例を示す。
本実施例では、送信部20は、4nビット幅の送信データバスL20に接続されたバッファメモリ21と、バッファメモリ21に接続されたバッファ制御部22と、バッファ制御部22に接続されたセレクタ24と、バッファメモリ21の出力バスL21に接続された3個のレート変換部25(25−1〜25−3)および4個のレートセレクタ26(26−1〜26−4)と、レートセレクタ26−i(i=1〜4)の出力線Liに接続された符号化部27−iと、符号化部27−iから出力されたnビットのデータをシリアルビット信号に変換するP/S変換部28−iと、P/S変換部28−iの出力信号を光信号に変換する電光(E/O)変換部19−iとからなる。
バッファメモリ21、バッファ制御部22、セレクタ24およびレート変換部25(25−1〜25−3)は、送信データ配列変換部を形成し、レートセレクタ26−i〜E/O変換部29−i(i=1〜4)は、送信データ出力部を形成している。
ここでは、プロトコル処理部42が、送信データバスL20に4nビット幅の送信データフレームを出力するものとして説明するが、プロトコル処理部42が、送信データバスL20にnビット幅の送信データフレームを出力し、バッファメモリ21に前段に設けた変換器で4nビット幅のデータに変換してもよい。また、プロトコル処理部42が送信データバスL20に出力したnビット幅の送信データフレームをバッファメモリ21に書込み、バッファメモリ21から読み出す時、4nビット幅のデータに変換するようにしてもよい。
プロトコル処理部42が送信データバスL20に出力した4nビット幅に整列したデータフレームは、バッファ制御部22によって、バッファメモリ21に一時的に格納された後、出力バスL21に読み出される。バッファ制御部22は、バッファメモリ21の空きエリアが不足した時、バッファ溢れを防止するために、制御信号線L10を介してプロトコル処理部42に、データフレームの出力停止を指示し、十分な空きエリアができた時、プロトコル処理部42にデータフレームの送信を指示する。
レート変換部25(25−1〜25−3)には、バッファメモリ21から出力バスL21に読み出された4nビット幅の並列データが入力される。第1のレート変換部25−1は、4nビット幅の並列入力データを3nビット幅の並列データに変換して出力する3/4レート変換器として動作する。第2のレート変換部25−2は、4nビット幅の並列入力データを2nビット幅の並列データに変換して出力する1/2レート変換器、第3のレート変換部25−3は、4nビット幅の並列入力データを1nビット幅の並列データに変換して出力する1/4レート変換器として動作する。
出力バスL21に読み出された4nビット幅の並列データは、レートセレクタ26−i(i=1〜4)の直前で、それぞれnビット幅をもつ4列のデータ列に分離され、第1データ列が第1のレートセレクタ26−1、第2データ列が第2のレートセレクタ26−2、第3データ列が第3のレートセレクタ26−3、第4データ列が第4のレートセレクタ26−4に、それぞれ第1入力データとして入力される。
第1のレート変換部25−1から出力された3nビット幅の並列データは、それぞれnビット幅をもつ3列のデータ列に分離され、第1データ列が第1のレートセレクタ26−1、第2データ列が第2のレートセレクタ26−2、第3データ列が第3のレートセレクタ26−3に、それぞれ第2入力データとして入力される。
第2のレート変換部25−2から出力された2nビット幅の並列データは、それぞれnビット幅をもつ2列のデータ列に分離され、第1データ列が第1のレートセレクタ26−1、第2データ列が第2のレートセレクタ26−2に、それぞれ第3入力データとして入力される。
第3のレート変換部25−3から出力されたnビット幅のデータ列は、第1のレートセレクタ26−1に、第4入力データとして入力されている。第2のレート変換部25−2の第4入力データ、第3のレート変換部25−2の第3、第4入力データ、第4のレート変換部25−2の第2、第3、第4入力データは、無効となっている。上記各レートセレクタ26−i(i=1〜4)は、プロセッサ40が制御信号線LS1に出力した送信容量セレクト信号(回線数セレクト信号)に応じて、第1〜第4入力データの何れかを選択し、出力線Liに出力する。
上記構成において、バッファ制御部22は、制御信号線SL1で与えられる送信容量セレクト信号で指定された通信容量に応じて、バッファメモリ21から読み出すデータ量を調整する必要がある。本実施例では、レート変換部25−1〜25−3が出力するデータ出力抑制信号をセレクタ24の第2〜第4入力としておき、セレクタ24による入力選択を上記送信容量セレクト信号で制御することによって、レートセレクタ26−1〜26−4の何れかのデータ出力抑制信号をバッファ制御部22に入力するようにしている。但し、セレクタ24には、第1入力として無効信号を与えておく。
例えば、送信容量セレクト信号が3/4レートを示した場合、セレクタ24は、第1レート変換部25−1が出力するデータ出力抑制信号をバッファ制御部22に入力する。この場合、バッファ制御部22は、第1レート変換部25−1がデータ出力抑制信号を発生した時、バッファメモリ21からのデータの読出しを停止することによって、出力バスL21への出力データ量を制御する。
送信容量セレクト信号が1/2レートまたは1/4レートを示した場合、セレクタ24は、第2レート変換部25−2または第3レート変換部25−3が出力するデータ出力抑制信号をバッファ制御部22に入力する。送信容量セレクト信号が、LT1〜LT4の全ての回線を使用するフルレートを指定していた場合、セレクタ24は、第1入力である無効信号をバッファ制御部22に入力する。この場合、バッファ制御部22は、バッファメモリ21から出力バスL21に、最大レートの読出し周期で4nビット幅のデータを読み出す。
図4の(A)〜(D)は、本実施例における送信容量セレクト信号の状態と、出力バスL21に現れるデータと、レートセレクタの出力線L1〜L4に現れるデータとの対応関係を示す。
図4(A)は、送信容量セレクト信号が最大容量(フルモード)を示す時、出力バスL21に現れるデータ列D0と、出力線L1〜L4に現れる出力データ列D20との関係を示している。ここで、t0〜t7は4nビットデータの出力サイクル、数字「0」から「31」は、nビットサイズのデータブロックを示すデータ番号を意味している。フルモードでは、出力バスL21に、空きサイクルを生ずることなく、4nビット幅のデータ列D0が連続的に出力される。また、出力データ列D0は、nビット幅をもつ4つのデータ列に分離され、これらのnビット幅データ列がレートセレクタ26−1〜26−4に第1入力として供給される。このモードでは、全てのレートセレクタ26−1〜26−4が第1入力を選択するため、出力線L1〜L4には、D20に示すデータブロック配列で、送信データが現れる。
図4(B)は、送信容量セレクト信号が3/4モードを示す時、出力バスL21に現れるデータ列D1と、出力線L1〜L4に現れる出力データ列D25−1との関係を示す。
3/4モードでは、出力バスL21には、4サイクルに1回の割合で空きデータサイクル(t3、t7、…)を含む形で、4nビット幅データ列D1が出力される。出力データ列D1は、レート変換部25−1〜25−3に入力されるが、3/4モードで出力が有効となるのは、第1レート変換部25−1である。第1レート変換部25−1は、連続する3有効データサイクル(to〜t2、t4〜t6、…)期間に入力された4nビット幅のデータ列(データブロック「0」〜「11」、「12」〜「23」)を3nビット幅のデータ列に変換し、4サイクル期間で出力する。
第1レート変換部25−1から出力された3nビット幅のデータ列は、nビット幅をもつ3つのデータ列に分離され、これらのnビット幅データ列が、レートセレクタ26−1〜26−3に第2入力として供給される。このモードでは、全てのレートセレクタ26−1〜26−4が第2入力を選択するため、出力線L1〜L3には、D25−1に示すデータブロック配列で、送信データが現れる。この場合、第4レートセレクタ26−4の第2入力は無効(null)となっているため、出力線L4には有効データの出力はなく、送信回線LT−4は未使用となる。
図4(C)は、送信容量セレクト信号が1/2モードを示す時、出力バスL21に現れるデータ列D2と、出力線L1〜L4に現れる出力データ列D25−2との関係を示す。
1/2モードでは、出力バスL21には、4サイクルに2回の割合で空きデータサイクル(t2〜t3、t6〜t7、…)を含む形で、4nビット幅のデータ列D2が出力される。データ列D2は、レート変換部25−1〜25−3に入力されるが、1/2モードで出力が有効となるのは、第2レート変換部25−2である。第2レート変換部25−2は、2有効データサイクル期間to〜t1、t4〜t5、…に入力された4nビット幅のデータ列(データブロック「0」〜「7」、「8」〜「15」、…)を2nビット幅のデータ列に変換し、4サイクル期間でする。
第2レート変換部25−2の出力データ列は、nビット幅をもつ2つのデータ列に分離され、これらのnビット幅データ列が、レートセレクタ26−1、26−2に第3入力として供給される。このモードでは、全てのレートセレクタ26−1〜26−4が第3入力を選択するため、出力線L1〜L2に、D25−2に示すデータブロック配列で、送信データが現れる。この場合、第3、第4レートセレクタ26−3、26−4の第3入力は無効となっているため、出力線L3、L4には有効データの出力はなく、送信回線LT−3、LT−4は未使用となる。
図4(D)は、送信容量セレクト信号が1/4モードを示す時、出力バスL21に現れるデータ列D3と、出力線L1〜L4に現れる出力データ列D25−3との関係を示す。
1/4モードでは、出力バスL21には、4サイクルに3回の割合で空きデータサイクル(t1〜t3、t5〜t7、…)を含む形で、4nビット幅のデータ列D3が出力され、レート変換部25−1〜25−3に入力される。1/4モードで出力が有効となるのは、第3レート変換部25−3であり、第3レート変換部25−3は、1有効データサイクル期間to、t4、…に入力された4nビット幅のデータ列(データブロック「0」〜「3」、「4」〜「7」、…)をnビット幅のデータ列に変換し、4サイクル期間で出力する。
第3レート変換部25−3の出力データは、レートセレクタ26−1に第4入力とし供給される。このモードでは、全てのレートセレクタ26−1〜26−4が第4入力を選択するため、出力線L1に、D25−3に示すデータブロック配列で、送信データが現れる。この場合、第2〜第4レートセレクタ26−2〜26−4の第4入力は無効となっているため、出力線L2、L3、L4には有効データの出力はなく、送信回線LT−2〜LT−4は未使用となる。
図3に戻って、符号化部27i(i=1〜4)は、第iレートセレクタ26−iの出力データをネットワーク伝送路上での転送に必要な伝送符号(例えば、8B10B符号や64B66B符号、スクランブル等)に変換する。伝送符号は、伝送路におけるDCバランスを確保するために、例えば、2値伝送の場合、「0」と「1」の出現確率を平均化する機能を持つ。また、上記伝送符号には、ユーザデータの他に通信制御情報を含めることができる。P/S変換部28i(i=1〜4)は、符号化部27iの出力データを、nビット幅のパラレルデータ形式から1ビット幅のシリアルデータ形式に変換する。E/O変換部29i(i=1〜4)は、P/S変換部28iから出力された電気的シリアル信号を光信号に変換して、送信回線LTi(i=1〜4)に出力する。
図5は、受信部(受信インタフェース)30の1実施例を示す。
受信部30は、受信回線LRi(i=1〜4)に接続された光電(O/E)変換部31−i(i=1〜4)と、O/E変換部31−iに接続されたS/P変換部32−i(i=1〜4)と、S/P変換部32−iに接続された復号化部33−i(i=1〜4)と、復号化部33−iに接続されたスキュー補正部34−i(i=1〜4)と、スキュー補正部34−1〜34−3に接続されたレート変換部35−1〜35−3と、レートセレクタ36と、セレクタ37と、受信バッファ38と、バッファ制御部39とからなる。
ここで、(O/E)変換部31−i〜レート変換部35−1〜35−3は、受信データ配列変換部を形成し、レートセレクタ36、セレクタ37、受信バッファ38およびバッファ制御部39は、受信データ出力部を形成している。
O/E変換部31−iは、受信回線LRiから受信した光信号をシリアルデータ形式の電気信号に変換する。S/P変換部32−iは、O/E変換部31−iから出力されたシリアルデータをnビット幅のパラレル形式のデータに変換し、復号化部33−iは、送信側装置の送信部20で行ったデータ符号化とは逆の変換を実行する。スキュー補正部34−iは、データ伝送中にネットワークのリンク間で生じたデータ到着時間差(即ち、スキュー)を補正する。
レート変換部35−1〜35−3は、送信側装置の送信部20で行ったレート変換とは逆のレート変換を行う。即ち、レート変換部35−1は、スキュー補正部34−1から出力されたnビット幅のデータ列を、4サイクルに3つの無効データサイクルを含む4nビット幅のデータ列に変換し、レートセレクタ36に第4入力として供給する。レート変換部35−2は、スキュー補正部34−1から出力されたnビット幅のデータ列と、スキュー補正部34−2から出力されたnビット幅のデータ列とを含む2nビット幅のデータ列を、4サイクルに2つの無効データサイクルを含む4nビット幅のデータ列に変換し、レートセレクタ36に第3入力として供給する。レート変換部35−3は、スキュー補正部34−1、34−2、34−3から出力された3つのnビット幅データ列からなる3nビット幅のデータ列を、4サイクルの1つの無効データサイクルを含む4nビット幅のデータ列に変換し、レートセレクタ36に第2入力として供給する。レートセレクタ36には、第1入力として、スキュー補正部34−1〜34−4から出力された4つのnビット幅データ列からなる4nビット幅のデータ列が供給されている。
レートセレクタ36は、上記第1入力〜第4入力の中から、プロセッサ40が制御信号線SL2で指定した受信容量セレクト信号に従って、何れか一つの入力を選択し、受信バッファ38に出力する。受信バッファ38へのデータの書込みと読出しは、バッファ制御部39が制御している。バッファ制御部39は、例えば、各サイクルの前半で受信バッファ38へのデータ書込みを行い、後半で受信バッファ38から受信バスL30へのデータの読出しを行う。
各レート変換部35−i(i=1〜3)が出力する4nビット幅のデータ列には、図4の(B)〜(D)で示した無効データサイクル(空きサイクル)が含まれるため、各レート変換部35−iは、バッファ制御部39が有効データサイクルで受信バッファ38にデータを書き込むように、有効データサイクルを示す制御信号を出力している。これらの制御信号は、セレクタ37に入力され、受信容量セレクト信号に従ってセレクタ37が選択した1つの制御信号が、バッファ制御部39に供給されている。
従って、制御信号線SL2からの受信容量セレクト信号が、例えば、図4で説明した1/4モードを示した場合は、レートセレクタ36が、第4入力として供給されているレート変換部35−1からのデータ列を選択し、バッファ制御部39が、セレクタ37によって選択されたレート変換部35−1からの制御信号に従って、レート変換部35−1が出力する有効データサイクルの4nビット幅データを受信バッファ38に書き込む。同様の理由で、1/2モードでは、レート変換部35−2が出力する有効データサイクルの4nビット幅データ、3/4モードでは、レート変換部35−3が出力する有効データサイクルの4nビット幅データが受信バッファ38に書き込まれる。無効データサイクルでは、受信バスL30は、空データが出力された状態となる。
制御信号線SL2からの受信容量セレクト信号がフルモードを示した場合、レートセレクタ36が第1入力を選択し、セレクタ37が、第1入力として与えられているイネーブル信号を選択する。従って、このモードでは、全てのサイクルで受信バッファ38への有効データの書込みと読出しが行われる。
上記実施例から明らかなように、本発明の通信装置は、通信ネットワークとの接続回線本数を可変に制御できる。従って、通信データ量が少ない期間は、少数の回線を使用し、通信データ量の増加に伴って、回線数を段階的に増加する形態で、需要に見合った帯域使用契約を通信業者と交わすことが可能となる。
図6は、通信ネットワークにおける本発明の通信装置によるデータ伝送の1例を示す。
ここに示した通信ネットワークは、通信装置10Aが接続されたWDM50−1と、通信装置10Xが接続されたWDM50−2と、これらのWDM間に配置された通信ノード(WDMまたがADM)60−1、60−2とからなっている。これらのWDMと通信ノードは、波長多重光伝送路P1〜P4によって接続されている。ここでは、簡単化のために、通信装置10Aから10Xに向かう送信信号に着目して、本発明の特長を述べる。
通信装置10AとWDM50−1、通信装置10XとWDM50−2は、それぞれ4本の送/受信回線によって接続されているが、通信データ量が少ない時、通信装置10Aと10Xの所属企業Yは、通信事業者との間で、送信回線LT−1、LT−2と受信回線LR−1、LR−2のみを有効とする従量課金通信帯域契約を結ぶ。この状態では、通信装置10Aが送信回線LT−1、LT−2に出力した送信データは、WDM50−1において、ノード装置60−1に向かう光伝送路P1上に波長多重され、光伝送路P2を通ってWDM50−2に到着し、受信回線LR−1、LR−2に出力される。
ここで、通信装置10Aと10Xとの間の通信データ量が増加し、2本の送/受信回線では帯域が不足するため、企業Yと通信事業者が、通信装置10Aと10Xの4本の送/受信回線LT−1〜LT−4、LR−1〜LR−4を全て有効とする通信帯域契約を結んだ場合を想定する(契約更改は、送/受信回線を2本から3本に変更するものであってもよい)。この時、WDM50−1では、光伝送路P1に空き波長があれば、送信回線LT−3、LT−4からの受信信号を光伝送路P1に多重化するように波長変換すればよい。もし、光伝送路P1に空き波長がなかった場合、WDM50−1では、破線で示すように、送信回線LT−3、LT−4からの受信信号をノード装置60−2を経由する別ルートの光伝送路P3で転送するように、波長変換すればよい。
図7は、上述した送信部20と受信部30が適用される通信端末10Aの他の実施例を示す。ここに示した通信装置10Aは、図2に示した構成要素の他に、送信データバスL20に接続された帯域監視部45を備えている。
本実施例において、帯域監視部45は、プロトコル制御部42が送信データバスL20に出力するデータを監視し、通信装置10Aが使用している送信データ量に関する統計情報を収集する。帯域監視部45は、収集した統計情報から帯域統計値を計算し、所定のタイミングで信号線L45を介してプロセッサ40に通知する。プロセッサ40は、帯域監視部45から受信した帯域統計値から、プロトコル制御部42の送信帯域を決定する。プロセッサ40は、上記プロトコル制御部42の送信帯域が現在使用中の回線本数を変更すべき値となっていた場合、ユーザ端末44に報知する。但し、ユーザ端末44からの帯域統計値要求に応答して、プロセッサ40が帯域監視部45から帯域統計値を取得し、ユーザ端末44に報知するようにしてもよい。
上記構成によれば、端末44のユーザは、プロトコル制御部42での通信需要が増加した時、適切なタイミングで通信帯域契約を変更することが可能となる。また、端末44のユーザは、通信事業者との間で通信帯域契約を変更した場合、適切なタイミングで、プロセッサ40に帯域の変更を指令し、プロセッサ40が、制御信号線SL1、SL2に新たな送受信容量セレクト信号を出力することによって、送信部20で使用する送信回線LT−Aの回線本数を変更することが可能となる。
上述した本発明の可変通信容量データ伝送装置が備える特徴は、ネットワークに接続される端末、サーバ、計算機などの他に、ネットワークのノード装置(ルータやスイッチ、伝送装置、メディアコンバータ、リピータ、ゲートウェイ等)にも応用できる。
本発明が適用される回線集約型通信システムの1例を示す図。 本発明による通信装置の1実施例を示す図。 図2に示した送信部20の1実施例を示す図。 送信部20におけるレート変換を説明するための図。 図2に示した受信部30の1実施例を示す図。 本発明の通信装置が適用されるネットワークシステムの1例を示す図。 本発明による通信装置の他の1実施例を示す図。
符号の説明
10:通信装置(可変通信容量データ伝送装置)、20:送信部、
21:バッファメモリ、22:バッファ制御部、24:セレクタ、25:レート変換部、26:レートセレクタ、27:符号化部、28:P/S変換部、29:E/O変換部、
SL1:送信容量セレクト信号線、30:受信部、31:O/E変換部、
32:S/P変換部、33:復号化部、34:スキュー補正部、35:レート変換部、
36:レートセレクタ、37:セレクタ、38:受信バッファ部、
39:バッファ制御部、SL2:受信容量セレクト信号線、40:プロセッサ、
42:プロトコル処理部、45:帯域監視部。

Claims (10)

  1. 1本の仮想的送信路を構成するN本(Nは、N>1の自然数)の送信回線に接続された送信部と、1本の仮想的受信路を構成するN本の受信回線に接続された受信部と、上記送信部、受信部とデータを送受信する通信プロトコル処理部とからなる可変通信容量データ伝送装置であって、
    上記送信部が、上記通信プロトコル処理部から出力された並列ビットの送信データを指定送信帯域によってデータ列数が異なる1列〜N列のデータ配列に変換し、1つのデータ列を1本の送信回線に割り当てて、上記指定送信帯域と対応したデータ配列をもつ送信データを上記送信路に出力する可変レート送信データ処理部を有し、
    上記受信部が、上記N本の受信回線のうち、指定受信容量によって特定される1〜N本の受信回線から入力される受信データ列を合成し、上記指定受信容量と対応した伝送レートをもつ並列ビットのデータ列に変換し、上記通信プロトコル処理部に出力する可変レート受信データ処理部を有することを特徴とする可変通信容量データ伝送装置。
  2. 前記可変レート送信データ処理部が、前記通信プロトコル処理部から出力された送信データをデータ列数の異なるN種類の並列ビットのデータ配列に変換する送信データ配列変換部と、上記送信データ配列変換部で生成されたN種類の並列ビットデータ配列の中から、指定送信容量によって決まる特定種類のデータ配列を選択し、該特定種類のデータ配列をもつ送信データを前記送信路に出力する送信データ出力部とからなり、
    前記可変レート受信データ処理部が、前記N本の受信回線から並列的に入力されるデータ列を回線数の異なる組合せで合成し、伝送レートの異なるN種類の並列ビットのデータ列に変換する受信データ配列変換部と、上記受信データ配列変換部で生成されるN種類の並列ビットデータ列の中から、指定受信容量によって決まる特定種類の並列ビットデータ列を選択し、前記通信プロトコル処理部に出力する受信データ出力部とからなることを特徴とする請求項1に記載の可変通信容量データ伝送装置。
  3. 前記可変レート送信データ処理部が、前記通信プロトコル処理部から出力された並列ビット送信データを一時的に蓄積し、N×nビット幅(nは、n>1の自然数)のデータとして出力するバッファメモリと、上記バッファメモリへのデータの書込みと読出しを制御するバッファ制御部とを有し、
    前記送信データ配列変換部が、上記バッファメモリから出力されたN×nビット幅のデータ列をそれぞれnビット幅〜(N−1)×nビット幅のデータ配列に変換し、1〜(N−1)列のnビット幅データとして出力する(N−1)個のレート変換部と、上記バッファメモリから出力されたN×nビット幅のデータをN列のnビット幅データとして出力する信号線とからなり、
    前記送信データ出力部が、上記送信データ配列変換部から出力される1〜N列のnビット幅データの中から、前記指定送信容量によって決まる特定列数のnビット幅データをもつデータ配列を選択し、前記送信路に出力することを特徴とする請求項2に記載の可変通信容量データ伝送装置。
  4. 前記(N−1)個のレート変換部が、前記バッファメモリからのデータ出力を制御するための制御信号を出力し、前記バッファ制御部が、前記指定送信容量によって選択される特定のレート変換部からの制御信号に従って、前記バッファメモリからのデータの読出しを制御することを特徴とする請求項3に記載の可変通信容量データ伝送装置。
  5. 前記送信データ出力部が、前記各nビット幅データをシリアル信号に変換して、前記送信回線に出力することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の可変通信容量データ伝送装置。
  6. 前記送信データ出力部が、前記各送信回線と対応して、前記各nビット幅データを符号化する符号化部と、上記符号化部の出力をシリアル信号に変換する並列/直列変換部と、上記並列/直列変換部の出力信号を光信号に変換して送信回線に出力する電気/光変換部とを有することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の可変通信容量データ伝送装置。
  7. 前記受信データ配列変換部が、前記各受信回線から入力されるデータ列の到着時間差を補正するためのN個のスキュー補正部と、これらのスキュー補正部から出力されるN列のnビット幅データ列を1〜N列ずつ合成し、伝送レートの異なるN種類のN×nビット幅データ列として出力する受信データレート変換部を有し、
    前記受信データ出力部が、上記受信データ配列変換部から出力されるN種類のN×nビット幅データ列の中から、前記指定受信容量に応じて決まる特定種類のデータ列を選択して出力する選択部と、上記選択部から出力されたN×nビット幅データ列を一時的に蓄積する受信バッファメモリと、上記受信バッファメモリへのデータの書込みと読出しを制御する受信バッファ制御部とからなり、上記受信バッファ制御部によって上記受信バッファメモリから読み出された可変レートのデータ列が、前記通信プロトコル処理部に出力されることを特徴とする請求項2〜請求項6の何れかに記載の可変通信容量データ伝送装置。
  8. 前記受信部が、前記各受信回線から入力されたシリアル信号をnビット幅のデータ列に変換するN個の直列/並列変換部と、上記各直列/並列変換部の出力データを復号化して前記スキュー補正部に供給するN個の復号部とを有することを特徴とする請求項7に記載の可変通信容量データ伝送装置。
  9. 前記受信部が、前記各受信回線から入力された光信号を電気的シリアル信号に変換するN個の光/電気変換部と、上記光/電気変換部から出力されたシリアル信号をnビット幅のデータ列に変換するN個の直列/並列変換部と、上記各直列/並列変換部の出力データを復号化して前記スキュー補正部に供給するN個の復号部とを有することを特徴とする請求項7に記載の可変通信容量データ伝送装置。
  10. 前記送信部および前記受信部に送信容量および受信容量を指定するプロセッサと、前記通信プロトコル処理部から前記送信部に出力されるデータを監視し、送信帯域に関する統計情報を生成する帯域監視部とを有し、上記データ処理部が上記帯域監視部から統計情報を収集することを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の可変通信容量データ伝送装置。
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