JP2006067129A - ネットワーク監視方法及び装置 - Google Patents

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Abstract


【目的】 ネットワークシステムのアラーム情報とパフォーマンス情報を共に効率よく収集可能なことを課題とする。
【構成】 ネットワーク100を構成する複数の被監視装置50が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置10からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視方法であって、ネットワーク監視装置10は各被監視装置50につき直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計すると共に、該集計したアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行う。
【選択図】 図1

Description

本発明はネットワーク監視方法及び装置に関し、更に詳しくは、ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視方法及び装置に関する。
この種のネットワーク監視システムでは、回線の輻輳、障害、装置障害等を表すアラーム情報については、突発的に発生し、かつ緊急性を要することから被監視装置よりその発生時点で直ちに送信されるが、被監視装置の運用状況(性能)を表すパフォーマンス情報については、ネットワーク監視装置からのポーリングにより定期的に収集される。
この場合に、一般に、アラーム状態にない被監視装置ではCPUの負荷が比較的軽いためパフォーマンス情報の問い合わせに対して速やかに応答できるが、アラーム状態の被監視装置ではアラーム情報の送信などによりCPUの負荷が重いため、パフォーマンス情報の問い合わせがあっても、これに速やかには応答できない。
また、一般に、この種のネットワーク監視情報は複数の被監視装置を含むグループ毎に共通の監視用回線を介して収集されるが、もし、あるグループ内でアラーム状態が発生すると、その共通回線が輻輳するため、パフォーマンス情報の収集に遅滞を来す。
かかる状況の下、従来のネットワーク監視装置は、被監視装置がアラーム中であるか否かによらず、一定の順序でパフォーマンス情報の問い合わせ(ポーリング)を行っていたため、もし途中でアラーム中の被監視装置にパフォーマンス情報の問い合わせを行ってしまうと、その応答がなかなか帰って来ないために、残りの被監視装置に対するアラーム情報の問い合わせが大幅に遅滞してしまう問題があった。
なお、従来は、アラームの検出された回線に関与する他の被監視装置へのアラーム収集ポーリングを優先的に行うことで、関連するアラームを早期に検出し、よって原因解析を迅速に行えるようにしたネットワーク監視システムが知られている(特許文献1)。
しかし、この方法ではアラームの検出された回線に、関連アラーム検出のためのポーリングが集中するため、パフォーマンス情報の収集はますます遅滞してしまう。
特開平03−123230(要約、図)
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的とする所は、ネットワークシステムのアラーム情報とパフォーマンス情報を共に効率よく収集可能なネットワーク監視方法及び装置を提供することにある。
上記の課題は例えば図1の構成により解決される。即ち、本発明(1)のネットワーク監視方法は、ネットワーク100を構成する複数の被監視装置50が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置10からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワ
ーク監視方法であって、ネットワーク監視装置10は各被監視装置50につき直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計すると共に、該集計したアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うものである。
本発明(1)では、直前の区間におけるアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うため、アラーム処理中の被監視装置に重ねてパフォーマンス情報の問い合わせを行ってしまう状態を有効に回避できると共に、システムのより多くの被監視装置からのパフォーマンス情報を効率良く収集できる。
本発明(2)のネットワーク監視装置は、ネットワークを構成する複数の被監視
装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視装置において、各被監視装置につき直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計する集計手段と、前記集計されたアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うパフォーマンス問い合わせ手段とを備えるものである。
本発明(3)のネットワーク監視装置は、ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視装置において、監視用回線を共有とする被監視装置をグループ化し、複数のグループについて直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計する集計手段と、前記集計されたアラーム情報数が所定閾値を超えないグループの被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うパフォーマンス問い合わせ手段とを備えるものである。
本発明(3)では、直前の所定時間内におけるアラーム情報数が所定閾値を超えないグループの被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うため、アラーム情報を転送中の監視用共有回線に重ねてパフォーマンス情報の問い合わせを行ってしまう状態を有効に回避できると共に、システムのより多くの被監視装置からのパフォーマンス情報を効率良く収集できる。
以上述べた如く本発明によれば、ネットワークシステムのアラーム情報とパフォーマンス情報を共に効率よく収集可能なため、ネットワーク監視システムの運用性及び信頼性向上に寄与するところが極めて大きい。
以下、添付図面に従って本発明に好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。また、本願明細書ではアラームをALM、パフォーマンスをPFM、データベースをDB、ネットワークをNWと略記する場合がある。図1は実施の形態によるネットワーク監視システムの構成を示す図で、主信号ネットワーク100を構成する複数のノード(被監視装置)50を監視用ネットワーク200を介して遠隔より監視する典型的な構成を示している。
図において、10はネットワーク監視装置、15は各被監視装置50が発生するアラーム情報(回線輻輳、回線断、機器障害等)を受信・処理する受信アラームデータ処理部、11は前記アラーム情報を記録・保持するアラームデータベース、12は各被監視装置50へのパフォーマンス問い合わせの対象となる項目情報(装置名、パフォーマンスデータ
種別等)を保持しているパフォーマンス問い合わせ項目データベース、13は各被監視装置50がどの監視用回線を共有しているかの情報を保持している回線共有情報データベース、17は直前の所定時間内におけるアラーム情報数等に基づきパフォーマンス情報の問い合わせ順序を決定するパフォーマンス問い合わせ順序決定処理部、16は前記決定された順序に従って各被監視装置50にパフォーマンス情報(ビットエラー率、受信信号レベル、エラー継続時間等)の問い合わせを行うパフォーマンス問い合わせ処理部、18は各被監視装置50から回答されたパフォーマンス情報を受信・処理する受信パフォーマンスデータ処理部、14は前記パフォーマンス情報を記録・保持するパフォーマンスデータベース、20は保守者が使用する監視用モニタである。
監視用ネットワーク200は、主信号回線に流れる信号のオーバーヘッドを利用して仮想的に構成しても良いし、又は監視用の専用回線を構成しても良い。図1の監視用ネットワーク200は、監視用パケットを転送するイーサネット(登録商標)で構成されており、ルータ41に接続する被監視装置A〜Cのグループと、ルータ42に接続する被監視装置a〜cのグループとが示されている。
このような構成により、各被監視装置50はアラーム状態を検出すると、直ちにアラームデータを生成し、ネットワーク監視装置10に通知する。受信アラームデータ処理部15は受信したアラームデータを基に必要なアラーム情報(被監視装置名、アラ−ム発生時刻、アラーム種別名等)を生成してアラームデータベース11に書き込む。
一方、パフォーマンス問い合わせ処理部16は所定の時間間隔(例えば15分間隔)で起動されるポーリングにより各被監視装置50のパフォーマンス情報を問い合せる。このパフォーマンス情報は各被監視装置内で例えば1分間隔に収集され、かつ15分間隔で集計・解析されているものとする。かかる状態の下、以下に実施の形態によるパフォーマンス問い合わせ処理を詳細に説明する。
図3は第1の実施の形態によるパフォーマンス問い合わせ処理のシーケンス図で、複数の被監視装置A〜Cにつき直前に決定した順序でパフォーマンス情報の問い合わせを一巡させる場合を示している。パフォーマンス問い合わせ時刻になると、この処理に入力し、ステップS11ではパフォーマンス問い合わせ処理部16がパフォーマンス問い合わせ順序決定処理部17にパフォーマンス問い合わせ順序情報を要求する。
これを受けたパフォーマンス問い合わせ順序決定処理部17では、まずステップS12で回線共有情報データベース13に回線共有情報の検索を要求すると共に、図1の例では監視用共通回線32に被監視装置A〜Cが接続している旨の情報を取得する。
次に、ステップS13ではパフォーマンス問い合わせ項目データベース12にパフォーマンス問い合わせ項目の検索を要求し、この例では被監視装置A〜Cについてのパフォーマンス問い合わせ項目情報を取得する。図2(A)にパフォーマンス問い合わせ項目データベース12におけるパフォーマンス問い合わせ項目情報の記憶態様を示す。被監視装置Aについては項目イ(ビットエラー率),ロ(受信レベル),ハ(エラー継続時間)を問い合わせ、また被監視装置Bについては項目ニ(ビットエラー率),ホ(受信レベル),ヘ(エラー継続時間)を問い合わせることが記録されている。被監視装置Cについても同様である。また、ここに記録されている被監視装置A,B,Cの順序はデフォルトとしてのパフォーマンス問い合わせ順序と考えてよい。更に、ステップS14ではアラームデータベース11に対し、被監視装置A〜Cにつき直前の所定期間内に発生したアラーム数の情報を要求すると共に、各アラーム数を取得する。
ステップS18では上記得られた各情報に基づき被監視装置A〜Cについてのパフォー
マンス問い合わせ順序を決定する。この決定は、例えば各アラーム数と所定閾値とを比較することで行う。この所定閾値は、その被監視装置がパフォーマンスの監視順序を変えるべき程度のアラーム状態か否かを判別するためのものであり、所定閾値以下の場合はそのままで良く、所定閾値を越える場合は監視順序が後ろ側に回される。ここでは、被監視装置Bにおけるアラーム数が所定閾値を超えているものとし、よって被監視装置Bではアラーム処理に負荷がかかっている。あるいは、上記取得した各アラーム数を比較し、アラーム数が少ない被監視装置を若番としたパフォーマンス問い合わせ順序を作成しても良い。図2(B)は一例のパフォーマンス問い合せの実行順序を示しており、ここでは、被監視装置A,C,Bの問い合わせ順序となっている。ステップS19ではパフォーマンス問い合わせ処理部16にパフォーマンス問い合せの実行順序の情報を回答する。
これを受けたパフォーマンス問い合わせ処理部16は、まずステップS21で被監視装置Aにパフォーマンス情報イ,ロ,ハの問い合わせを実行し、これを受けた被監視装置AはステップS22でパフォーマンス情報イ,ロ,ハの回答を行う。更にこれを受けた受信パフォーマンスデータ処理部18は、図示しないが、受信したパフォーマンス情報をパフォーマンスデータベース14に記録すると共に、ステップS23でパフォーマンス問い合わせ処理部16に処理完了の通知を行う。
パフォーマンス問い合わせ処理部16は、上記処理完了通知を契機に、ステップS24では2番目のパフォーマンス問い合わせを被監視装置Cに対して実行する。以下、同様にして進み、ステップS27では3番目のパフォーマンス問い合わせを被監視装置Cに対して実行すると共に、ステップS29でその処理完了通知を受け取ると、ステップS30では上記決定した順序に基づく一連のパフォーマンス問い合わせ処理を完了する。そして、所定時間(15分)経過後に次の問い合わせ処理が起動される。
図2(C)に例えば2個のスレッドを使用した場合のパフォーマンス問い合せ処理の流れを示す。高度な処理を行なうアプリケーションソフトでは、CPUを交互に占有して複数のスレッドを走らせすることにより、複数の処理を見かけ上同時に実行できる。図示の例では、2個のスレッドを使用したため、被監視装置Aの処理終了を待たずに、被監視装置Cに対する問い合わせ処理を開始できる。その結果、被監視装置A,Cでは比較的軽負荷のもとで速やかにパフォーマンス情報を回答できると共に、監視装置10ではこれらのシステム監視を効率よく速やかに行える。一方、アラーム数が多かった被監視装置Bについては、アラーム処理による過負荷の下でパフォーマンス情報を速やかに回答できなくても、監視サイクル(例えば15分)の余りの時間を利用してパフォーマンス情報を確実に収集できる。
図4は第2の実施の形態によるパフォーマンス問い合わせ処理のシーケンス図で、複数の被監視装置A〜Cにつき、その都度決定した順序でパフォーマンス問い合わせを1台づつ行う場合を示している。ステップS11〜S14の処理は上記図3で述べたものと同様で良い。ステップS18では、パフォーマンス問い合わせ順序決定処理部17は上記各データベース11〜13より得られた情報に基づき、監視対象の被監視装置A〜Cにつき、パフォーマンス情報の問い合わせが未実施で、且つパフォーマンス問い合わせ順位が最も若番のものを抽出する。この例では、まず被監視装置Aが抽出され、ステップS19でパフォーマンス問い合わせ処理部16に通知される。
これを受けたパフォーマンス問い合わせ処理部16は、ステップS21で被監視装置Aに対するパフォーマンス問い合わせを行い、ステップS22では受信パフォーマンスデータ処理部18がその回答を受信してパフォーマンスデータベース14に記録し、ステップS23ではパフォーマンス問い合わせ処理部16に処理完了を通知する。
これを受けたパフォーマンス問い合わせ処理部16はステップS41で再度パフォーマンス問い合わせ順序決定処理部17に次の問い合わせ先を問い合わせ、これを受けたパフォーマンス問い合わせ順序決定処理部17では、被監視装置A〜Cにつき、パフォーマンス情報の問い合わせが未実施で、且つパフォーマンス問い合わせ順位が最も若番のものを抽出する。この例では、次に被監視装置Cが抽出され、ステップS49でパフォーマンス問い合わせ処理部16に通知される。ステップS50では被監視装置Cにパフォーマンスの問い合わせを行う。なお、図示しないが、最後に被監視装置Bへのパフォーマンス問い合わせを実行し、こして、全被監視装置A,C,Bに対するパフォーマンス問い合わせが終了(一巡)した時点で、所定時間間隔におけるパフォーマンス問い合わせ処理完了となる。
本第2の実施の形態では、その都度パフォーマンス問い合わせ順序を決定するため、パフォーマンス問い合わせ実行中においても、各被監視装置のアラーム状況を略リアルタイムに把握して次のパフォーマンス問い合わせ順序決定にきめ細かく反映することができる。従って、システムの運用状況に即した、効率の良いパフォーマンス問い合わせが可能となる。
なお、上記各実施の形態では被監視装置A〜Cへの適用例を述べたが、被監視装置a〜cについても同様である。また、本発明は、監視用回線を共有するような被監視装置群をひとつのグループとして、各グループ毎に直前の所定時間内におけるアラーム数情報を集計し、得られた集計アラーム数が所定閾値を越えないグループの被監視装置から優先的に、又は各集計アラーム数を相互に比較して集計アラーム数の少ないグループの被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを実行するように構成しても良い。こうすれば、監視用共有回線の輻輳を回避しつつ、広範囲なネットワークよりパフォ−マンス情報を効率よく収集できる。
この場合のパフォーマンス問い合わせ順序決定処理部17は、監視用回線を共有している各被監視装置群A〜C及びa〜cの各アラーム数をそれぞれに集計し、得られた集計アラーム数が所定閾値を越えないグループの被監視装置A〜C群又はa〜cから優先的に、又は各集計アラーム数を相互に比較して集計アラーム数の少ないグループの被監視装置群A〜C又はa〜cから優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを実行する。これにより、監視用共有回線のデータ量の最大値を低くする事が可能となり、監視用回線を共有する被監視装置数を多くできるため、監視用回線の細分化を抑制する事が可能となる。
図5は本発明の移動通信システムへの適用例を示す図である。図において、MSは移動局、50は無線基地局(BTS)、51は無線回線制御局(RNC)、100は主信号網(監視用網を兼ねる)としての移動網であり、例えばATM網からなっている。
基地局A〜Cはアラーム状態を検出するとアラーム情報を搭載したOAMセルを送信し、該アラームセルは無線回線制御局51を介してネットワーク監視装置10に転送される。一方、ネットワーク監視装置10からのパフォーマンス問い合わせセルは無線回線制御局51を介して基地局A,B又はCに転送され、その回答セルは無線回線制御局51を介してネットワーク監視装置10に収集される。
係る状態下で、今、基地局Bの直前の所定時間におけるアラーム数がフェージング等の発生により所定閾値を超えていたとすると、ネットワーク監視装置10は次のパフォーマンス情報の問い合わせを基地局A,C,Bの順序で行う。この場合に、無線回線におけるフェージングエラーは一時的である場合が多いため、本発明によれば基地局A,Cの順でパフォーマンス問い合わせを行っている間に、基地局Bのフェージングが解消されている場合も少なく無く、もし基地局Bのフェージングが解消されていれば、パフォーマンス情
報を基地局A,C,Bの順序で遅滞なく収集できる。基地局a〜cについても同様である。このように、本発明は移動通信システムに適用して特に有効である。
図6は本発明のSDH伝送システムへの適用例を示す図で、図において、60は伝送端局装置、61は中継器、200はイーサネット(登録商標)等で構成される監視用ネットワークである。各セクションS1,S2のネットワーク監視は主信号フレームにおけるセクションオーバヘッドSOHのD1〜D12バイト等を利用して行う。セクションS1,S2の監視情報を伝送端局装置60A,60B,60Cで終端すると共に、不図示のルータ等により監視用情報を監視用ネットワーク200に取り出す。
係る状態下で、今、セクションS2の直前の所定時間におけるアラーム集計数が所定閾値を超えていたとすると、ネットワーク監視装置10は次のパフォーマンス情報の問い合わせをセクションS1の端局装置60A,60B及び中継器61a,61bからら優先的に行う。これによってセクションS2における監視情報の輻輳を有効に回避できる。
なお、上記本発明に好適なる実施の形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部の構成、処理及びこれらの組合せの様々な変更が行えることは言うまでも無い。
(付記1) ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視方法であって、ネットワーク監視装置は各被監視装置につき直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計すると共に、該集計したアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うことを特徴とするネットワーク監視方法。
(付記2) ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視方法であって、ネットワーク監視装置は各被監視装置につき直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計すると共に、該集計したアラーム情報数を互いに比較し、アラーム情報数が少ない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うことを特徴とするネットワーク監視方法。
(付記3) ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視装置において、各被監視装置につき直前の所定時間内に発生したアラーム情報
数をそれぞれ集計する集計手段と、前記集計されたアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うパフォーマンス問い合わせ手段とを備えることを特徴とするネットワーク監視装置。
(付記4) パフォーマンス問い合わせ手段は、集計手段による一回の集計結果に従って複数の被監視装置に対するパフォーマンス情報の問い合わせを一順させることを特徴とする付記3記載のネットワーク監視装置。
(付記5) パフォーマンス問い合わせ手段は、集計手段による一回の集計毎に、パフォーマンス情報の問い合わせが未実施で、且つアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置を優先的に抽出し、パフォーマンス情報の問い合わせを行うことを特徴とする付記3記載のネットワーク監視装置。
(付記6) ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視装置において、監視用回線を共有とする被監視装置をグループ化し、複数のグループについて直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計する集計手段と、前記集計されたアラーム情報数が所定閾値を超えないグループの被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うパフォーマンス問い合わせ手段とを備えることを特徴とするネットワーク監視装置。
実施の形態によるネットワーク監視システムの構成を示す図である。 実施の形態によるパフォーマンス問い合わせ処理を説明する図である。 第1の実施の形態によるパフォーマンス問い合わせ処理のシーケンス図である。 第2の実施の形態によるネットワーク監視処理のシーケンス図である。 本発明の移動通信システムへの適用例を示す図である。 本発明のSDH伝送システムへの適用例を示す図である。
符号の説明
10 ネットワーク監視装置
11 アラームデータベース
12 パフォーマンス問い合わせ項目データベース
13 回線共有情報データベース
14 パフォーマンスデータベース
15 受信アラームデータ処理部
16 パフォーマンス問い合わせ処理部
17 パフォーマンス問い合わせ順序決定処理部
18 受信パフォーマンスデータ処理部
20 監視用モニタ
32,33 監視用共通回線
41,42 ルータ
100 主信号ネットワーク
200 監視用ネットワーク

Claims (3)

  1. ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視方法であって、ネットワーク監視装置は各被監視装置につき直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計すると共に、該集計したアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うことを特徴とするネットワーク監視方法。
  2. ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視装置において、
    各被監視装置につき直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計する集計手段と、
    前記集計されたアラーム情報数が所定閾値を超えない被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うパフォーマンス問い合わせ手段とを備えることを特徴とするネットワーク監視装置。
  3. ネットワークを構成する複数の被監視装置が自局のアラーム情報を自発的に送信すると共に自局のパフォーマンス情報をネットワーク監視装置からのパフォーマンス情報の問い合わせに従って送信するネットワーク監視システムのネットワーク監視装置において、
    監視用回線を共有とする被監視装置をグループ化し、複数のグループについて直前の所定時間内に発生したアラーム情報数をそれぞれ集計する集計手段と、
    前記集計されたアラーム情報数が所定閾値を超えないグループの被監視装置から優先的にパフォーマンス情報の問い合わせを行うパフォーマンス問い合わせ手段とを備えることを特徴とするネットワーク監視装置。
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