JP2006065663A - Working machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、作業時間を計時することにより客観的な作業料金を設定することができる作業機に関する。 The present invention relates to a work machine capable of setting an objective work fee by measuring work time.
穀物の刈取作業及び脱穀作業、並びに苗の植付作業等の農作業に関して、受託者である農家と委託者とが受委託の契約を結び、受託者による作業の実施に対して委託者が所定の委託料金を支払うという作業形態が存在する(例えば、特許文献1参照)。 Concerning farm work such as grain harvesting and threshing work and seedling planting work, the contractor farmer and the consignor make a consignment contract. There is a work form in which a commission fee is paid (for example, see Patent Document 1).
この場合、委託料金として、作業面積当たりの作業料金が設定されていることが一般的である。また、作業の対象となる圃場の乾・湿田の状態、穀稈の倒伏の状態、小面積区画又は変形区画等により、作業の難易度が高く、作業効率が低下するような場合には、前述したような作業面積当たりの作業料金に加えて割増料金を設定することが多い。
しかしながら、倒伏の状態、変形区画等の程度を表す客観的な指標がないため、個々のケースに応じて委託料金を調整することが多く、受託者と委託者との間でトラブルになることが多いという問題点を有していた。 However, since there are no objective indicators that indicate the level of lodging, deformed sections, etc., the commission fee is often adjusted depending on the individual case, which may cause trouble between the trustee and the trustee. There were many problems.
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、作業の難易度に応じて増減する指標として実質的な作業時間を計測することができる作業機を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a working machine capable of measuring a substantial working time as an index that increases or decreases depending on the difficulty of work.
本発明の他の目的は、作業の難易度に応じて増減する指標として計測した作業時間に基づいて作業料金を算出することができる作業機を提供することにある。 Another object of the present invention is to provide a work machine capable of calculating a work fee based on a work time measured as an index that increases or decreases according to the degree of difficulty of work.
本発明の更に他の目的は、穀物の刈取作業若しくは脱穀作業、又は苗の植付作業に対し、客観的な指標に基づいて作業料金を算出することができる作業機を提供することにある。 Still another object of the present invention is to provide a working machine capable of calculating a work fee based on an objective index for a grain cutting operation, a threshing operation, or a seedling planting operation.
第1発明に係る作業機は、動力源による動力をクラッチを介して作業部に伝達させ、該作業部にて所定の作業を行う作業機において、前記クラッチの継断を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて前記作業部による作業時間を計測する計測手段とを備えることを特徴とする。 A working machine according to a first aspect of the present invention is a working machine that transmits power from a power source to a working unit via a clutch, and in the working machine that performs a predetermined work in the working unit, detecting means for detecting the discontinuity of the clutch; Measuring means for measuring the working time of the working unit based on the detection result of the detecting means.
第1発明にあっては、作業部への動力伝達を制御するクラッチの継断を検出し、その検出結果に基づいて作業時間を計測するようにしているため、作業部での実質的な作業時間が計測されることとなる。 In the first invention, since the disengagement of the clutch for controlling the power transmission to the working part is detected and the working time is measured based on the detection result, the substantial work in the working part is performed. Time will be measured.
第2発明に係る作業機は、第1発明に係る作業機において、作業時間と作業料金との間の対応関係を規定したテーブルと、前記計測手段が計測した作業時間に基づいて作業料金を算出する手段とを備えることを特徴とする。 A work machine according to a second aspect of the present invention is the work machine according to the first aspect, wherein the work charge is calculated based on a table that defines a correspondence relationship between the work time and the work charge and the work time measured by the measuring means. And means for performing.
第2発明にあっては、作業時間と作業料金との間の対応関係を規定したテーブルを備え、そのテーブルを利用して作業時間に応じた作業料金を算出するようにしているため、実質的な作業時間に応じて作業料金が設定される。 In the second invention, a table that defines the correspondence between the work time and the work fee is provided, and the work fee corresponding to the work time is calculated using the table. The work fee is set according to the working time.
第3発明に係る作業機は、第1発明又は第2発明に係る作業機において、前記作業部は、穀物の刈取作業若しくは脱穀作業、又は苗の植付作業を行うようにしてあることを特徴とする。 A working machine according to a third invention is the working machine according to the first invention or the second invention, wherein the working unit is configured to perform a crop cutting operation, a threshing operation, or a seedling planting operation. And
第3発明にあっては、作業部では穀物の刈取作業若しくは脱穀作業、又は苗の植付作業を行うようにしているため、刈取作業を行った作業時間若しくは脱穀作業を行った作業時間、又は苗の植付作業を行った作業時間が計測されることとなる。 In the third aspect of the invention, the working unit is configured to perform grain cutting work or threshing work, or seedling planting work, so that the working time for the cutting work or the working time for the threshing work, or The working time for planting seedlings will be measured.
第1発明による場合は、作業部への動力伝達を制御するクラッチの継断を検出し、その検出結果に基づいて作業時間を計測するようにしている。したがって、作業部での実質的な作業時間が計測することができ、計測した作業時間を指標とした作業料金を設定することができる。 In the case of the first invention, the disengagement of the clutch that controls the transmission of power to the working unit is detected, and the working time is measured based on the detection result. Therefore, it is possible to measure the substantial work time in the working unit, and it is possible to set a work fee using the measured work time as an index.
第2発明による場合は、作業時間と作業料金との間の対応関係を規定したテーブルを備え、そのテーブルを利用して作業時間に応じた作業料金を算出するようにしている。したがって、実質的な作業時間に応じて作業料金を設定することができる。 According to the second aspect of the invention, a table that defines the correspondence between the work time and the work fee is provided, and the work fee corresponding to the work time is calculated using the table. Therefore, the work fee can be set according to the substantial work time.
第3発明による場合は、作業部では穀物の刈取作業若しくは脱穀作業、又は苗の植付作業を行うようにしている。したがって、刈取作業を行った作業時間若しくは脱穀作業を行った作業時間、又は苗の植付作業を行った作業時間を計測することができ、それらの作業時間を指標とした作業料金を設定することが可能となる。 According to the third aspect of the present invention, the working unit performs grain cutting or threshing work or seedling planting work. Therefore, it is possible to measure the working time for the mowing work, the working time for the threshing work, or the working time for the seedling planting work, and set the work fee using those working times as an index. Is possible.
以下、本発明に係る作業機をコンバインに適用した形態について図面を用いて具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係るコンバインの全体構成例を示す平面図であり、図2は同じく右側面図である。コンバインは、左右一対の走行クローラ2,2にて支持された走行機体1を備えている。走行機体1の進行方向右側には、操縦座席31、走行機体1を操向操作するための操向ハンドル32、走行速度を変更するレバー、刈取作業、脱穀作業、排出作業等の操作を行うためのレバー及びコントローラを備える操縦室3が設けられている。更に、操縦室3の下部にはエンジン6が設けられており、このエンジン6の動力を走行クローラ2,2に伝達させることにより、走行機体1を走行させるように構成されている。
Hereinafter, the form which applied the working machine concerning the present invention to a combine is explained concretely using a drawing.
1 is a plan view showing an example of the overall configuration of a combine according to
走行機体1の前部には、分草体41、穀稈引起装置42、刈刃43、及び穀稈搬送装置44を備えた刈取前処理装置4が図示しない油圧シリンダを介して昇降可能に装着されている。また、走行機体1の左側にはフィードチェーン51が装備された脱穀装置5が配置されており、刈取前処理装置4から搬送された穀稈の根元部をフィードチェーン51にて受け継いで挟持搬送すると共に、その穀稈の穂先部を脱穀装置5内の扱胴52及び処理胴53にて脱穀するようにしている。なお、排藁は、フィードチェーン51の後端で排藁チェーン55に受け継がれ、走行機体1の後端から圃場へ排出される。
At the front part of the
扱胴52の下方には、チャフシーブ等による搖動選別と唐箕ファンの風による風選別とを行うための選別装置が設けられている。選別装置にて選別されて集積された穀粒は、図示しない揚穀コンベアによって穀物タンク7内に集められる。穀物タンク7の下側には重量センサ73が設置されており、穀物タンク7の重量を適宜の時間間隔にて計測する。重量センサ73としては、ロードセル型のセンサを用いることができる。重量センサ73が計測した計測値は後述する制御装置100(図5参照)に出力される。
Below the handling
穀物タンク7内の穀粒は、エンジン6の動力にて回転するスクリューコンベアを装備した底コンベア71から、排出オーガ8を介して外部へ排出される。排出オーガ8は、縦スクリューコンベア81aを内蔵しており、上下長手で縦軸線回りに旋回可能に立設された縦オーガ筒81と、その上端に連接されていて、横スクリューコンベア82aを内蔵する横オーガ筒82とからなる。底コンベア71によって搬送されてきた穀粒は、縦スクリューコンベア81aにより下方から上方へ向けて搬送され、次いで横スクリューコンベア82aにより横オーガ筒82の先端部へ向けて搬送される。横スクリューコンベア82aの先端部へ搬送された穀粒は、横スクリューコンベア82aの先端部に設けられた排出口83を通じて排出される。
Grains in the
なお、穀粒の排出作業を行わない場合、すなわち、排出オーガ8が使用されていない場合には、排出オーガ8の横オーガ筒82が走行機体1の上面に設けた上向き開放状のオーガレスト85に載置される。また、穀粒の排出作業を行う場合、横オーガ筒82を所定位置まで上昇移動させた後、走行機体1の進行方向に対して右側略90度の位置、略真後ろの位置、又は左側略90度の位置まで旋回移動させ、その位置において排出作業を行う。
When the grain discharging operation is not performed, that is, when the
図3は操縦室3の概略構成を示す平面図である。操縦室3には操縦座席31が設けられている。操縦座席31の前方に位置するフロントコラム30aから上向きに突出するハンドル軸(不図示)には走行機体1を操向操作するための操向ハンドル32が取付けられている。また、操縦座席31から見て左側にあるサイドコラム30b上には、走行機体1の速度を変更する変速レバー33,34、刈取作業及び脱穀作業の開始を指示する作業クラッチレバー35、及び作業者に対して各種情報を表示すると共に、作業者による操作指示を受付ける操作パネル37等が設けられている。
FIG. 3 is a plan view showing a schematic configuration of the
また、操縦座席31の前方右側のフレーム30cには排出オーガ8の旋回移動、及び穀粒の排出作業を指示するためのオーガコントローラ36が取り外し可能に装着されている。オーガコントローラ36には、収納位置に停止している排出オーガ8を前述した何れかの作業位置にセットするための自動旋回スイッチ361、作業位置に停止している排出オーガ8を収納位置へ戻すための復帰スイッチ362、排出オーガ8の旋回移動を手動により制御するための手動旋回制御スイッチ363、及び排出オーガ8に対する動力伝達を制御するオーガクラッチ(不図示)を接続又は遮断するためのオーガクラッチスイッチ364が配置されている。各スイッチ361〜364が押下操作されたときに出力される操作信号は制御装置100(図5参照)へ入力される。
In addition, an
図4は作業クラッチレバー35の作動状態を説明する説明図である。作業クラッチレバー35は、サイドコラム30bに平面視で略L字状に穿設されたガイド溝350に沿って前後方向及び左右方向に摺動可能に設けられている。ガイド溝350の前後長手部350aには、作業クラッチレバー35の前後方向の操作位置に応じて脱穀クラッチ62(図5参照)を作動させるための脱穀クラッチスイッチ351が配設されている。また、ガイド溝350の左右長手部350bには、作業クラッチレバー35の左右方向の操作位置に応じて刈取クラッチ64(図5参照)を作動させるための刈取クラッチスイッチ352が配設されている。
FIG. 4 is an explanatory view for explaining the operating state of the work
作業クラッチレバー35が二点鎖線で示した位置、すなわち、前後長手部350aにおける後端位置にある場合には、両クラッチスイッチ351,352は制御装置100(図5参照)に対してオフ信号を出力する。このとき制御装置100は、両クラッチスイッチ351,352から入力されたオフ信号に基づいて脱穀クラッチ62及び刈取クラッチ64の作動状態が切り作動となるように、すなわち脱穀装置5及び刈取前処理装置4への動力伝達が遮断される状態となるように脱穀クラッチ用アクチュエータ61及び刈取クラッチ用アクチュエータ63(図5参照)を制御する。
When the working
また、作業クラッチレバー35が破線で示した位置、すなわち、前後長手部350aと左右長手部350bとが交わる位置にある場合には、脱穀クラッチスイッチ351は制御装置100に対してオン信号を出力し、刈取クラッチスイッチ352は制御装置100に対してオフ信号を出力する。このとき制御装置100は、脱穀クラッチスイッチ351から入力されたオン信号に基づいて脱穀クラッチ62の作動状態が入り作動となるように、すなわちエンジン6からの動力が脱穀装置5へ伝達される状態となるように脱穀クラッチ用アクチュエータ61を制御する。また、制御装置100は、刈取クラッチスイッチ352から入力されたオフ信号に基づいて刈取クラッチ64の作動状態が切り作動となるように、すなわち刈取前処理装置4への動力伝達が遮断される状態となるように刈取クラッチ用アクチュエータ63を制御する。
Further, when the work
また、作業クラッチレバー35が実線で示した位置、すなわち、左右長手部350bにおける左端位置にある場合には、両クラッチスイッチ351,352は制御装置100に対してオン信号を出力する。このとき制御装置100は、両クラッチスイッチ351,352から入力されたオン信号に基づいて脱穀クラッチ62及び刈取クラッチ64の作動状態が入り作動となるように、すなわちエンジン6からの動力が脱穀装置5及び刈取前処理装置4へ伝達される状態となるように脱穀クラッチ用アクチュエータ61及び刈取クラッチ用アクチュエータ63を制御する。
Further, when the work
なお、本実施の形態では、2つのクラッチスイッチ351,352のオン又はオフを1つの作業クラッチレバー35の操作により切替える構成としたが、脱穀クラッチスイッチ351をオン又はオフする脱穀クラッチレバーと、刈取クラッチスイッチ352をオン又はオフする刈取クラッチレバーとを個別に設置し、各レバーの操作により脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352のオン又はオフを切替える構成であっても良い。
In the present embodiment, the two
以下では、本実施の形態に係る作業機であるコンバインの制御系の構成について説明する。図5はコンバインの制御系の構成を示すブロック図である。コンバインは、前述した脱穀クラッチ用アクチュエータ61、刈取クラッチ用アクチュエータ63等のハードウェアの動作を制御する制御装置100を備えている。制御装置100は、各種スイッチ、センサ等から入力される信号に基づいて演算処理を実行する中央処理装置101(以下、CPUと称する)、前述したハードウェア等を制御するための各種制御プログラムを格納したROM102、及びCPU101の演算中に生成されるデータを一時的に保持するRAM103により構成される。CPU101は、ROM102に格納された各種制御プログラムを必要に応じてRAM103にロードして実行し、制御装置100に接続された各種ハードウェアの動作を制御することにより、全体として本発明に係る作業機であるコンバインとして動作させるように構成されている。
Below, the structure of the control system of the combine which is a working machine which concerns on this Embodiment is demonstrated. FIG. 5 is a block diagram showing the configuration of the combine control system. The combine is provided with the
制御装置100に接続されるスイッチ、センサ等としては、脱穀クラッチ62の作動状態を切替えるための脱穀クラッチスイッチ351、刈取クラッチ64の作動状態を切替えるための刈取クラッチスイッチ352、オーガコントローラ36が備える各種スイッチ361〜364、穀物タンク7の重量を計測するために穀物タンク7の下部に設置された重量センサ73、穀稈搬送装置44により穀稈を搬送する際に刈取った穀稈の有無を検出する掻き込みセンサ74等が挙げられる。制御装置100のCPU101には、これらのセンサ、スイッチ等から出力される信号が入力される。
As switches, sensors, and the like connected to the
また、制御装置100にはクロック75が接続されている。本実施の形態では、脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352からのオン信号がCPU101に入力された場合、CPU101からの指示に応じてクロック75が計時を開始する。また、脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352からのオフ信号がCPU101に入力された場合、CPU101からの指示に応じてクロック75が計時を停止する。すなわち、クロック75は、穀物の刈取作業及び脱穀作業を実施している作業時間を計測するように構成されている。
In addition, a
操作パネル37は、液晶パネルとこの液晶パネル上に設けられたタッチパネルとにより構成されており、作業者に対して報知すべき情報を表示すると共に、作業者からの指示をタッチパネルを通じて受付けることができるようにしている。
The
印刷装置110は、例えば、感熱紙にサーマルヘッドを接触させて印刷する感熱式の印刷手段を備えており、操作パネル37を通じて入力された情報、制御装置100によって生成された情報等を感熱紙上に印刷できるようにしている。なお、印刷方式は、感熱式に限定する必要はなく、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式等を用いる構成であってもよい。
The
また、本実施の形態では、クロック75が計時した作業時間に基づいてCPU101が作業料金を算出する。そのため、作業時間と作業料金との間の関係を規定した作業料金設定テーブル104aを格納したメモリ104を備えている。メモリ104は、例えば、不揮発性の半導体メモリであり、CPU101からの要求に応じて作業時間に対応した作業料金の情報をCPU101へ出力する。
In the present embodiment, the
図6は作業料金設定テーブル104aの一例を示す概念図である。作業料金設定テーブル104aでは作業時間と作業料金との対応関係を規定している。例えば、図6の例では、収穫作業を行った際の作業時間が0〜10分、10分〜20分、20分〜30分、30分以上であった場合、作業面積1000m2 当たりの作業料金がそれぞれ10000円、15000円、20000円、25000円であることを定めている。これらの料金設定は、収穫作業を実施する前のある時点において作業委託者等により行われるものであり、操作パネル37により料金の設定を受付けることができるようにしている。
FIG. 6 is a conceptual diagram showing an example of the work fee setting table 104a. The work charge setting table 104a defines the correspondence between work time and work charge. For example, in the example of FIG. 6, when the work time when the harvesting work is performed is 0 to 10 minutes, 10 minutes to 20 minutes, 20 minutes to 30 minutes, 30 minutes or more, the work per work area of 1000 m 2 It is determined that the charges are 10,000 yen, 15000 yen, 20000 yen, and 25000 yen, respectively. These fee settings are made by a work consignor at a certain point before the harvesting operation is performed, and the
以下、コンバインが実行する処理の手順について説明する。図7はコンバインが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。なお、以下の処理は、制御装置100のCPU101がROM102に格納されている制御プログラムに従って実行する。
Hereinafter, a procedure of processing executed by the combine will be described. FIG. 7 is a flowchart for explaining a procedure of processing executed by the combine. The following processing is executed by the
CPU101は、まず、作業クラッチがオンとなったか否かを判断する(ステップS11)。作業クラッチがオンとなったか否かの判断は、作業クラッチレバー35が左右長手部350bの左端位置にある場合に脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352から出力されるオン信号が入力されたか否かを判断することによって行われる。すなわち、脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352から出力されるオン信号は、収穫作業の開始を指示する操作信号としてCPU101へ入力される。作業クラッチがオンとなっていないと判断した場合(S11:NO)、CPU101は収穫作業の開始を指示する操作信号が入力されるまで待機する。
First, the
作業クラッチがオンとなったと判断した場合(S11:YES)、CPU101はクロック75に指示を与えることにより作業時間の計時を開始する(ステップS12)。計時を開始した後、CPU101は、適宜の時間間隔にて作業時間を操作パネル37に表示すると共に(ステップS13)、作業時間をRAM103に記録する(ステップS14)。
When it is determined that the work clutch is turned on (S11: YES), the
次いで、CPU101は、作業クラッチがオフとなったか否かを判断する(ステップS15)。作業クラッチがオフとなったか否かの判断は、作業クラッチレバー35が前後長手部350aの後端位置にある場合に脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352から出力されるオフ信号が入力されたか否かを判断することによって行われる。すなわち、脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352から出力されるオフ信号は、収穫作業の終了を指示する操作信号としてCPU101へ入力される。作業クラッチがオフとなっていないと判断した場合(S15:NO)、CPU101は処理をステップS13へ戻す。
Next, the
作業クラッチがオフになったと判断した場合(S15:YES)、CPU101はクロック75に指示を与えることにより作業時間の計時を停止する(ステップS16)。そして、CPU101は計時した作業時間をRAM103に記録する。
If it is determined that the work clutch has been turned off (S15: YES), the
次いで、CPU101は収穫作業を続けて行うか否かを作業者に対して確認する。このとき、CPU101は操作パネル37に操作画面を表示し、作業者からの操作を受付けることによって作業者の意志を確認する。図8は操作パネル37に表示される操作画面の一例を示す模式図である。図8(a)は収穫作業の続けて行うか否かを確認するための画面例であり、収穫作業を続行することを指定する選択ボタン371と、収穫作業を続行しないことを指定する選択ボタン372とが配置されている。CPU101は、この画面に配置された選択ボタン371,372を通じて入力された情報に基づいて作業を継続して行うか否かを判断する(ステップS17)。
Next, the
作業を継続して行うと判断した場合(S17:YES)、CPU101は、処理をステップS11へ戻す。この場合、CPU101は、ぞれぞれの作業時間を積算した積算時間を計時し、計時した積算時間をRAM103に記憶する。
If it is determined that the work is to be continued (S17: YES), the
また、作業を継続して行わないと判断した場合(S17:NO)、CPU101は、作業面積の入力を受付ける(ステップS18)。具体的には、CPU101は、図8(b)に示したような作業面積の入力画面を表示し、作業者による入力操作を受付けることによって作業面積の入力を受付ける。この入力画面には、作業面積を入力するための数字キー373と、数字キー373により入力された作業面積を表示する作業面積表示部374とが配置されている。作業面積が入力された後、画面の下部領域に配置されている実行ボタン376が押下操作された場合、入力された数字キー373がCPU101へ出力され、同じく画面の下部領域に配置されているキャンセルボタン375が押下操作された場合、入力された値がクリアされ、再度作業面積の入力を受付ける状態にする。
If it is determined that the work is not continued (S17: NO), the
作業面積の入力を受付けた後、CPU101は、作業面積当たりの作業時間を算出する(ステップS19)。すなわち、CPU101は、RAM103に保持した作業時間(又は積算時間)を、入力された作業面積で除算することにより作業面積当たりの作業時間を算出する。なお、本実施の形態では、1000m2 当たりの作業時間を算出するようにしている。
After receiving the input of the work area, the
次いで、CPU101は、算出した作業時間に応じた作業料金を作業料金設定テーブル104aから読出す(ステップS20)。そして、CPU101は印刷装置110により印刷することによって作業時間、作業料金の出力を行う(ステップS21)。なお、作業時間、作業料金の出力を行う際に所定のフォーマットで出力を行うことにより、作業委託者への請求書を発行する構成であってもよい。
Next, the
本実施の形態では、本発明に係る作業機をコンバインに適用した構成について説明したが、必ずしもコンバインに限定する必要はなく、例えば、苗の植付作業を行う田植機に適用する構成であってもよい。 In the present embodiment, the configuration in which the working machine according to the present invention is applied to a combine has been described. However, the configuration is not necessarily limited to a combine, and for example, the configuration is applied to a rice transplanter that performs seedling planting work. Also good.
また、本実施の形態では、作業クラッチのオン・オフを検出して作業時間を計測するようにしたが、刈取作業及び脱穀作業が実際に実施されていることを検証するために、重量センサ73及び掻き込みセンサ74の出力を監視して、穀物タンク7の重量が増加しない場合、搬送する穀稈が検出できない場合等には作業時間として計時しない構成であってもよい。
In the present embodiment, the working time is detected by detecting the on / off of the work clutch. However, in order to verify that the mowing work and the threshing work are actually performed, the
また、本実施の形態では、作業料金を作業の委託料金として設定したが、作業機であるコンバインの時間貸しの料金として設定する形態であってもよい。 In the present embodiment, the work fee is set as a work commission fee, but may be set as a time lending fee for a combiner that is a work machine.
実施の形態2.
実施の形態1では作業面積当たりの作業料金を定めておき、収穫作業が終了した時点で作業者に作業面積を入力させ、入力された作業面積と計測した作業時間とに基づいて作業料金を算出する構成としたが、収穫作業の対象となる圃場毎に作業料金を設定しておく構成であってもよい。なお、コンバインの構成については実施の形態1と全く同様であるため、その説明を省略することとする。
In the first embodiment, a work fee per work area is set, and when the harvesting work is completed, the worker inputs the work area, and the work fee is calculated based on the input work area and the measured work time. Although it was set as the structure to perform, the structure which sets a work charge for every agricultural field used as the object of a harvesting work may be sufficient. Note that the configuration of the combine is the same as that of the first embodiment, and the description thereof will be omitted.
図9は本実施の形態で用いる作業料金設定テーブル104aの一例を示す概念図である。本実施の形態では、各圃場に対して圃場番号を割当てており、その圃場番号に関連付けて作業時間毎の作業料金を設定している。例えば、圃場番号が「F01」である圃場については、作業時間が0〜10分、10〜20分、20〜30分、30分以上である場合、作業料金がそれぞれ10000円、15000円、20000円、25000円であることを定めている。他の圃場番号についても同様である。 FIG. 9 is a conceptual diagram showing an example of the work fee setting table 104a used in the present embodiment. In the present embodiment, a field number is assigned to each field, and a work fee for each work time is set in association with the field number. For example, for the farm field with the farm number “F01”, when the work time is 0 to 10 minutes, 10 to 20 minutes, 20 to 30 minutes, 30 minutes or more, the work charges are 10,000 yen, 15000 yen, and 20000, respectively. Yen, 25,000 yen. The same applies to the other field numbers.
図10はコンバインが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。なお、以下の処理は、制御装置100のCPU101がROM102に格納されている制御プログラムに従って実行する。
FIG. 10 is a flowchart for explaining a procedure of processing executed by the combine. The following processing is executed by the
CPU101は、収穫作業を実行するにあたって、まず、圃場番号を受付ける(ステップS31)。このとき、CPU101は操作パネル37に操作画面を表示し、作業者からの操作を受付けることによって圃場番号の受付けを行う。
In executing the harvesting operation, the
図11は圃場番号を受付ける際に操作パネル37に表示される操作画面の一例を示す模式図である。図11に示した操作画面には、圃場番号の選択を受付ける選択ボタン370a,370b,370cと、画面に表示されていない選択ボタンを表示するために画面を切替える画面切替ボタン370u,370dとが配置されている。選択ボタン370a,370b,370c及び画面切替ボタン370u,370dはタッチパネル方式のソフトウェアボタンにより構成されており、作業者による押下操作によって選択を受付けることができるようにしている。図11に示した操作画面において選択ボタン370a(又は、370b,370c)が押下操作された場合、圃場番号としてそれぞれ「F01」(又は「F02」,「F03」)が入力される。入力された圃場番号はRAM103に保持される。
FIG. 11 is a schematic diagram showing an example of an operation screen displayed on the
次いで、CPU101は、作業クラッチがオンとなったか否かを判断する(ステップS32)。すなわち、CPU101は、脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352から出力されるオン信号(作業の開始を指示する操作信号)が入力されたか否かを判断する。作業クラッチがオンとなっていないと判断した場合(S32:NO)、CPU101は収穫作業の開始を指示する操作信号が入力されるまで待機する。
Next, the
作業クラッチがオンとなったと判断した場合(S32:YES)、CPU101はクロック75に指示を与えることにより作業時間の計時を開始する(ステップS33)。計時を開始した後、CPU101は、適宜の時間間隔にて作業時間を操作パネル37に表示すると共に(ステップS34)、作業時間をRAM103に記録する(ステップS35)。
When it is determined that the work clutch is turned on (S32: YES), the
次いで、CPU101は、作業クラッチがオフとなったか否かを判断する(ステップS36)。すなわち、CPU101は、脱穀クラッチスイッチ351及び刈取クラッチスイッチ352から出力されるオフ信号(作業の終了を指示する操作信号)が入力されたか否かを判断する。作業クラッチがオフとなっていないと判断した場合(S36:NO)、CPU101は処理をステップS34へ戻す。
Next, the
作業クラッチがオフになったと判断した場合(S36:YES)、CPU101はクロック75に指示を与えることにより作業時間の計時を停止する(ステップS37)。そして、CPU101は計時した作業時間をRAM103に記録する。
If it is determined that the work clutch has been turned off (S36: YES), the
次いで、CPU101は収穫作業を続けて行うか否かを作業者に対して確認する。具体的には、図8に示したような操作画面を操作パネル37に表示し、作業者からの操作を受付けることによって作業者の意志を確認する。そして、CPU101は、この操作画面に配置された選択ボタン371,372を通じて入力された情報に基づいて収穫作業を継続して行うか否かを判断する(ステップS38)。
Next, the
収穫作業を継続して行うと判断した場合(S38:YES)、CPU101は処理をステップS32へ戻す。また、収穫作業を継続して行わないと判断した場合(S38:NO)、CPU101は、ステップS31で受付けた圃場番号と計時した作業時間とに基づいて、該当する作業料金を作業料金設定テーブル104aから読出す(ステップS39)。そして、CPU101は印刷装置110により印刷することによって作業時間、作業料金の出力を行う(ステップS40)。なお、作業時間、作業料金の出力を行う際に所定のフォーマットで出力を行うことにより、作業委託者への請求書を発行する構成であってもよい。
If it is determined that the harvesting operation is to be continued (S38: YES), the
75 クロック
100 制御装置
101 中央処理装置
102 ROM
103 RAM
104 メモリ
104a 作業料金設定テーブル
351 脱穀クラッチスイッチ
352 刈取クラッチスイッチ
75
103 RAM
104
Claims (3)
前記クラッチの継断を検出する検出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて前記作業部による作業時間を計測する計測手段とを備えることを特徴とする作業機。 In a working machine that transmits power from a power source to a working unit via a clutch and performs a predetermined work in the working unit,
A working machine comprising: a detecting unit that detects disengagement of the clutch; and a measuring unit that measures a working time of the working unit based on a detection result of the detecting unit.
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009011263A (en) * | 2007-07-06 | 2009-01-22 | Kubota Corp | Head-feeding combine |
JP2016101146A (en) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | 井関農機株式会社 | Work vehicle and farm work support system |
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- 2004-08-27 JP JP2004248851A patent/JP2006065663A/en active Pending
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