JP2006065422A - アレルゲン管理システムおよびアレルゲン管理方法 - Google Patents

アレルゲン管理システムおよびアレルゲン管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、アレルギーを有する園児に食事を提供する際に、アレルゲンが含まれている食事がアレルギーを有する園児に提供されてしまうことを防止することができるアレルゲン管理システムおよびアレルゲン管理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 園児に個人IDと園児がアレルギーを起こすアレルゲンとからなる個人アレルギー情報が記憶されたRFID内蔵名札5を装着すると共に、RFID内蔵食器6に食器に盛られた料理の料理名と使用されている材料とからなる調理情報を記憶させておき、RFID内蔵名札5から個人アレルギー情報を非接触で読み取ると共に、RFID内蔵食器6から調理情報を非接触で読み取り、読み取った個人アレルギー情報と調理情報とを照合して照合結果を通知する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、食事に含まれるアレルゲンを管理するアレルゲン管理システムおよびアレルゲン管理方法に関し、特に幼稚園や保育園等の食事を提供する施設において提供される食事に含まれるアレルゲンを管理するアレルゲン管理システムおよびアレルゲン管理方法に関する。
従来、ユーザが保有するアレルゲンのアレルゲン分類コードを含む個人情報が登録された個人情報データベースと、アレルゲン分類に従って分類されてアレルゲン分類コードを付与された商品のリストが登録された商品情報データベースとを備え、アレルギー患者が、商品を購入する際に、その商品に対し自己がアレルギー反応を引き起こすかどうかを事前に知ることができ、アレルギー反応を引き起こす場合に、必要に応じて、それに代わる代替商品を知ることができるアレルゲン含有商品情報検索システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、幼稚園や保育園等の食事を提供する施設において、アレルギーを有する園児に食事を提供する際に、アレルギーを有する園児用の食事を用意できたとしても、他の園児の食事と取り違えてしまい、アレルゲンが含まれている食事がアレルギーを有する園児に提供されてしまう恐れがあるという問題点があった。
特開2003−58550号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アレルギーを有する園児に食事を提供する際に、アレルギーを有する園児用の食事を他の園児の食事と取り違えてしまうことなく対象の園児に確実に提供することができ、アレルゲンが含まれている食事がアレルギーを有する園児に提供されてしまうことを防止することができるアレルゲン管理システムおよびアレルゲン管理方法を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、食事に含まれるアレルゲンを管理するアレルゲン管理システムであって、アレルギーを起こすアレルゲンからなる個人アレルギー情報が記憶されているRFIDを有する個人識別票と、盛られた料理に使用されている材料からなる調理情報が記憶されているRFIDを有する食器と、前記個人識別票のRFIDから前記個人アレルギー情報を非接触で読み取ると共に、前記食器のRFIDから前記調理情報を非接触で読み取る情報読み取り手段と、該情報読み取り手段によって読み取られた前記個人アレルギー情報と前記調理情報とを照合する照合手段と、該照合手段による照合結果を通知する照合結果通知手段とを具備することを特徴とするアレルゲン管理システムに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記個人アレルギー情報には、個人を識別する個人IDが含まれており、前記照合手段は、前記情報読み取り手段による前記個人アレルギー情報の読み取りに際して、複数の前記個人IDが読み取られた場合には、前記照合結果通知手段を用いて前記個人アレルギー情報の再読み取り指示を通知させることを特徴とする請求項1記載のアレルゲン管理システムに存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記調理情報には、料理名が含まれており、前記照合手段は、前記情報読み取り手段による前記調理情報の読み取りに際して、同一の前記料理名が複数読み取られた場合には、前記照合結果通知手段を用いて前記調理情報の再読み取り指示を通知させることを特徴とする請求項1又は2記載のアレルゲン管理システムに存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、食事に含まれるアレルゲンを管理するアレルゲン管理方法であって、アレルギーを起こすアレルゲンからなる個人アレルギー情報が記憶されているRFIDを個人識別票に付加すると共に、盛られた料理に使用されている材料からなる調理情報として記憶されているRFIDを食器に付加し、前記個人識別票のRFIDから前記個人アレルギー情報を非接触で読み取ると共に、前記食器のRFIDから前記調理情報を非接触で読み取り、該読み取った前記個人アレルギー情報と前記調理情報とを照合し、該照合結果を通知することを特徴とするアレルゲン管理方法に存する。
本発明のアレルゲン管理システムおよびアレルゲン管理方法は、個人識別票のRFIDから個人アレルギー情報を非接触で読み取ると共に、食器のRFIDから調理情報を非接触で読み取り、読み取った個人アレルギー情報と調理情報とを照合して照合結果を通知するように構成することにより、アレルギーを有する園児に食事を提供する際に、提供する食事にアレルゲンが含まれているか否かを簡単に検証することができ、アレルギーを有する園児用の食事を他の園児の食事と取り違えてしまうことなく対象の園児に確実に提供することができ、アレルゲンが含まれている食事がアレルギーを有する園児に提供されてしまうことを防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るアレルゲン管理システムの実施の形態の構成を示すシステム構成図であり、図2は、図1に示す管理用サーバの構成を示すブロック図であり、図3は、図1に示す保育状況管理端末の構成を示すブロック図であり、図4は、図1に示す調理管理端末の構成を示すブロック図であり、図5は、図1に示す携帯端末の構成を示すブロック図であり、図6は、図1に示すRFID内蔵名札に記憶される個人アレルギー情報例を示す図であり、図7は、図1に示すRFID内蔵食器に記憶される調理情報例を示す図である。
本実施の形態のアレルゲン管理システムは、幼稚園や保育園等の食事を提供する施設に用いられるシステムであり、図1を参照すると、管理用サーバ1と、保育室端末2と、調理室端末3と、携帯端末4と、RFID内蔵名札5と、RFID内蔵食器6と、RFIDカード7とからなり、管理用サーバ1と、保育室端末2と、調理室端末3とが有線LAN等のネットワーク8によって接続されていると共に、管理用サーバ1と携帯端末4とが無線LAN等の無線通信によって無線接続されるように構成されている。
RFID内蔵名札5は、アンテナとICチップ等から構成されたRFID(Radio Frequency Identification)が内蔵されている名札であり、登園した園児に装着するための個人識別票として機能する。なお、リストバンド等の園児に装着して個人識別票として機能するものであれば、名札の代わりに使用することができる。
RFID内蔵名札5には、園児の氏名、保護者の氏名、連絡先、園児がアレルギーを起こすアレルゲン等が印字されていると共に、RFIDには、個人アレルギー情報が記憶される。なお、個人アレルギー情報は、図6に示すように、園児を特定するための個人IDと、園児がアレルギーを起こすアレルゲンとからなる。また、RFIDとは、アンテナとICチップとを有し、電波を用いて無線(非接触)で情報通信が可能なタグであり、非接触ICタグ、無線ICタグ、非接触IC等の他の呼称で表される場合もあるが、本発明では、代表してRFIDと表現する。
RFID内蔵食器6は、アンテナとICチップ等から構成されたRFIDが内蔵されている食器や当該食器が載置されるトレイであり、RFIDには、図7に示すように、食器に盛られた料理の料理名および使用されている材料が調理情報として記憶される。
RFIDカード7は、アンテナとICチップ等から構成されたRFIDが内蔵されているカードであり、登園および退園の際に園児の保護者を識別するための保護者識別票として機能する。RFIDカード7には、施設名、園児の氏名、個人ID等が印字されていると共に、RFIDには、個人ID、利用履歴情報、食事履歴情報、保育履歴情報、連絡事項等が記憶される。
管理用サーバ1は、図2を参照すると、個人ID、園児の氏名、保護者の氏名、連絡先および園児がアレルギーを起こすアレルゲンからなる個人情報が記憶される個人情報記憶部11と、園児が施設を利用した履歴である利用履歴情報が記憶される利用履歴記憶部12と、園児に提供した料理の履歴である食事履歴情報が記憶される食事履歴記憶部13と、園児に対して行った保育内容の履歴である保育履歴情報が記憶される保育履歴記憶部14と、個人情報記憶部11、利用履歴記憶部12、食事履歴記憶部13および保育履歴記憶部14の記憶内容を管理する情報管理部15と、ネットワーク8を介して保育室端末2および調理室端末3と情報の送受信を行う送受信部16と、無線LAN等の無線通信によって携帯端末4と情報の送受信を行う無線送受信部17とからなる。
保育室端末2は、図3を参照すると、ネットワーク8を介して管理用サーバ1と情報の送受信を行う送受信部21と、保育情報管理部22と、園児に対して行った保育内容を入力する入力部23と、管理用サーバ1に記憶されている各種情報の表示や保育内容を入力する際の案内表示を行う表示部24と、RFID内蔵名札5に園児の氏名、保護者の氏名、連絡先、園児がアレルギーを起こすアレルゲン等を印字する印字部25と、RFIDカード7に利用履歴情報、食事履歴情報、保育履歴情報、連絡事項等を記憶させると共に、RFID内蔵名札5に個人アレルギー情報を記憶させるリーダライタ26とからなる。
保育情報管理部22は、送受信部21、入力部23、表示部24、印字部25およびリーダライタ26を制御する制御手段であり、登園時には、リーダライタ26がRFIDカード7から個人IDを読み取った時刻を登園時間として認識し、送受信部21を用いて個人IDと登園時間とを管理用サーバ1に送信させ、退園時には、リーダライタ26がRFIDカード7から個人IDを読み取った時刻を退園時間として認識し、送受信部21を用いて個人IDと退園時間とを管理用サーバ1に送信させる。また、保育情報管理部22は、入力部24から保育内容や連絡事項が入力されると、送受信部21を用いて保育内容や連絡事項を管理用サーバ1に送信させると共に、更新情報が送受信部21によって受信されると、リーダライタ26を用いて更新情報をRFIDカード7に記憶させる。
リーダライタ26は、アンテナとICチップとからなるRFIDに一定の周波数の呼び出し電波を送信して、RFIDに記憶されている情報を非接触で読み出す機能と、RFIDに情報を非接触で書き込む機能とを有し、呼び出し信号を電波に載せて送信することにより、RFIDカード7から個人IDを受信すると共に、利用履歴情報、食事履歴情報、保育履歴情報、連絡事項等をRFIDカード7に、個人アレルギー情報をRFID内蔵名札5に送信して記録させる。
調理室端末3は、図4を参照すると、ネットワーク8を介して管理用サーバ1と情報の送受信を行う送受信部31と、調理情報管理部32と、料理名および食器に盛られた料理に使用されている材料からなる調理情報を入力する入力部33と、管理用サーバ1に記憶されている各種情報の表示や調理情報を入力する際の案内表示を行う表示部34と、調理情報をRFID内蔵食器6に記憶させるリーダライタ35とからなる。
調理情報管理部32は、送受信部31、入力部33、表示部34およびリーダライタ35を制御する制御手段であり、入力部33から調理情報が入力されると、リーダライタ35を用いてRFID内蔵食器6に盛られた料理の調理情報をRFID内蔵食器6に記憶させる。
リーダライタ35は、アンテナとICチップとからなるRFIDに一定の周波数の呼び出し電波を送信して、RFIDに記憶されている情報を非接触で読み出す機能と、RFIDに情報を非接触で書き込む機能とを有し、呼び出し信号を電波に載せて送信することにより、調理情報をRFID内蔵食器6に記憶させる。
携帯端末4は、図5を参照すると、無線LAN等の無線通信によって管理用サーバ1と情報の送受信を行う無線送受信部41と、RFID内蔵名札5に記憶されている個人アレルギー情報およびRFID内蔵食器6に記憶されている調理情報を読み出すリーダライタ42と、リーダライタ42によって読み出された個人アレルギー情報と調理情報とを照合する照合部43と、管理用サーバ1に記憶されている各種情報の表示や照合部43による照合結果の表示を行う表示部44とからなる。
リーダライタ42は、アンテナとICチップとからなるRFIDに一定の周波数の呼び出し電波を送信して、RFIDに記憶されている情報を非接触で読み出す機能と、RFIDに情報を非接触で書き込む機能とを有し、呼び出し信号を電波に載せて送信することにより、RFID内蔵名札5から個人アレルギー情報を受信すると共に、RFID内蔵食器6から調理情報を受信する。
照合部43は、無線送受信部41、リーダライタ42、表示部44を制御する制御手段であり、リーダライタ42によって読み取った個人アレルギー情報と調理情報とを照合し、表示部44を用いて照合結果を通知すると共に、照合動作終了後、無線送受信部41を用いて個人IDと調理情報とを管理用サーバ1に送信させる。
次に、本実施の形態の動作について図8を参照して詳細に説明する。
図8は、本発明に係るアレルゲン管理システムの実施の形態の動作を説明するためのフローチャートであり、図9は、図1に示す携帯端末における照合動作を説明するためのフローチャートである。
まず、管理用サーバ1の個人情報記憶部11に個人ID、園児の氏名、保護者の氏名、連絡先および園児がアレルギーを起こすアレルゲンからなる個人情報を記憶させておき、さらに、保育室端末2を操作することによってRFID内蔵名札5に園児の氏名、保護者の氏名、連絡先、園児がアレルギーを起こすアレルゲン等を印字しておくと共に、RFIDには、個人アレルギー情報を記憶しておく。
園児の登園時には、保育室端末2のリーダライタ26によって保護者が携帯するRFIDカード7から個人IDを読み取らせると共に(ステップA1)、園児にRFID内蔵名札5を装着する。
保育室端末2の保育情報管理部22は、リーダライタ26がRFIDカード7から個人IDを読み取った時刻を登園時間として認識し、送受信部21を用いて個人IDと登園時間とを管理用サーバ1に送信させる(ステップA2)。
保育室端末2から送信された個人IDと登園時間とは、管理用サーバ1の送受信部16によって受信され、情報管理部15は、送受信部16によって受信された登園時間を利用履歴情報として利用履歴記憶部12に記憶させる(ステップA3)。
次に、調理室において園児に提供する昼食やおやつをRFID内蔵食器6に盛りつける際には、調理室端末3の入力部33から料理名および料理に使用されている材料からなる調理情報を入力し(ステップA4)、入力部33から調理情報が入力されると、調理情報管理部32は、リーダライタ35を用いてRFID内蔵食器6に盛られた料理の調理情報をRFID内蔵食器6に記憶させる(ステップA5)。
次に、園児に昼食やおやつを提供する際には、携帯端末4のリーダライタ42によってRFID内蔵名札5に記憶されている個人アレルギー情報を読み取ると共に(ステップA6)、RFID内蔵食器6に記憶されている調理情報を読み取り(ステップA7)、照合部43によって個人アレルギー情報と調理情報とを照合する(ステップA8)。
照合部43による個人アレルギー情報と調理情報との照合動作は、図9を参照すると、リーダライタ42によって読み取った個人アレルギー情報が複数あるか否か、すなわち複数の個人IDが読み取られたか否かを判別し(ステップB1)、複数の個人IDが読み取られた場合には、隣の園児が装着しているRFID内蔵名札5をも読み取ってしまっているため、照合部43は、RFID内蔵名札5およびRFID内蔵食器6に対する再読み取りを指示するメッセージである再読み取り指示を照合結果として表示部44に表示することで(ステップB2)、再読み取り指示を保育士等の食事提供者に通知し、ステップ1に戻る。
また、照合部43は、リーダライタ42によって読み取った料理名にダブりがあるか否か、すなわち同一の料理名が複数読み取られたか否かを判別し(ステップB3)、同一料理名が読み取られた場合には、RFID内蔵名札5およびRFID内蔵食器6に対する再読み取りを指示するメッセージである再読み取り指示を照合結果として表示部44に表示することで(ステップB2)、再読み取り指示を保育士等の食事提供者に通知し、ステップB1に戻る。
複数の個人IDが読み取られず、且つ同一料理名が読み取られなかった場合には、照合部43は、調理情報の内の使用されている材料と、個人アレルギー情報の内のアレルゲンとを比較し(ステップB4)、調理情報の内の使用されている材料に個人アレルギー情報の内のアレルゲンがあるか否かを判断し(ステップB5)、調理情報の内の使用されている材料に個人アレルギー情報の内のアレルゲンがない場合には、食事を開始しても良いことを知らせるメッセージである食事OK指示を照合結果として表示部44に表示することで(ステップB6)、食事OK指示を保育士等の食事提供者に通知し、照合動作を終了する。
また、調理情報の内の使用されている材料に個人アレルギー情報の内のアレルゲンがある場合には、料理の交換を指示するメッセージである料理交換指示を照合結果として表示部44に表示することで(ステップB7)、料理交換指示を保育士等の食事提供者に通知し、ステップB1に戻る。
照合部43による個人アレルギー情報と調理情報との照合動作が終了すると、照合部43は、無線送受信部41を用いて個人IDと調理情報とを管理用サーバ1に送信させる(ステップA9)。
保育室端末2から送信された個人IDと調理情報とは、管理用サーバ1の送受信部16によって受信され、情報管理部15は、送受信部16によって受信された調理情報を食事履歴情報として食事履歴記憶部13に記憶させる(ステップA10)。
次に、保育室端末2の入力部24から園児に対して行った保育内容や連絡事項を入力し(ステップA11)、入力部24から保育内容や連絡事項が入力されると、保育情報管理部22は、送受信部21を用いて保育内容や連絡事項を管理用サーバ1に送信させる(ステップA12)。
保育室端末2から送信された保育内容や連絡事項は、管理用サーバ1の送受信部16によって受信され、情報管理部15は、送受信部16によって受信された保育内容や連絡事項を保育履歴情報として保育履歴記憶部14に記憶させる(ステップA13)。
次に、園児の退園時には、保育室端末2のリーダライタ26によって保護者が携帯するRFIDカード7から個人IDを読み取らせ(ステップA14)、育室端末2の保育情報管理部22は、リーダライタ26がRFIDカード7から個人IDを読み取った時刻を退園時間として認識し、送受信部21を用いて個人IDと退園時間とを管理用サーバ1に送信させる(ステップA15)。
保育室端末2から送信された個人IDと登園時間とは、管理用サーバ1の送受信部16によって受信され、情報管理部15は、送受信部16によって受信された退園時間を利用履歴情報として利用履歴記憶部12に記憶させると共に(ステップA16)、当日に更新された利用履歴情報、食事履歴情報および保育履歴情報を更新情報として利用履歴記憶部12、食事履歴記憶部13および保育履歴記憶部14からそれぞれ抽出し、送受信部16を用いて抽出した更新情報を保育室端末2に送信する(ステップA17)。
管理用サーバ1から送信された更新情報は、保育室端末2の送受信部21によって受信され、保育情報管理部22は、リーダライタ26を用いて送受信部21によって受信された更新情報をRFIDカード7に記憶させる(ステップA18)。
更新情報が記憶されたRFIDカード7は、園児の退園と共に持ち帰られ、自宅等のパソコンに接続されたリーダライタによってRFIDカード7を読み取って更新情報を閲覧することで、当日に更新された利用履歴情報、食事履歴情報および保育履歴情報を保護者が確認することができる。
なお、本実施の形態では、携帯端末4において、照合結果、すなわち再読み取り指示、料理交換指示および食事OK指示を表示部44に表示させることによって、照合結果を食事提供者に通知するように構成したが、照合結果を音声出力するようにしても良く、またブザー音や発光素子等を利用して照合結果を通知するようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態によれば、RFID内蔵名札5から個人アレルギー情報を非接触で読み取ると共に、RFID内蔵食器6から調理情報を非接触で読み取り、読み取った個人アレルギー情報と調理情報とを照合して照合結果を通知するように構成することにより、アレルギーを有する園児に食事を提供する際に、提供する食事にアレルゲンが含まれているか否かを簡単に検証することができ、アレルギーを有する園児用の食事を他の園児の食事と取り違えてしまうことなく対象の園児に確実に提供することができ、アレルゲンが含まれている食事がアレルギーを有する園児に提供されてしまうことを防止することができるという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係るアレルゲン管理システムの実施の形態の構成を示すシステム構成図である。 図1に示す管理用サーバの構成を示すブロック図である。 図1に示す保育状況管理端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す調理管理端末の構成を示すブロック図である。 図1に示す携帯端末の構成を示すブロック図である。 図1に示すRFID内蔵名札に記憶される個人アレルギー情報例を示す図である。 図1に示すRFID内蔵食器に記憶される調理情報例を示す図である。 本発明に係るアレルゲン管理システムの実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示す携帯端末における照合動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 管理用サーバ
2 保育室端末
3 調理室端末
4 携帯端末
5 RFID内蔵名札(個人識別票)
6 RFID内蔵食器
7 RFIDカード
8 ネットワーク
11 個人情報記憶部
12 利用履歴記憶部
13 食事履歴記憶部
14 保育履歴記憶部
15 情報管理部
16 送受信部
17 無線送受信部
21 送受信部
22 保育情報管理部
23 入力部
24 表示部
25 印字部
26 リーダライタ
31 送受信部
32 調理情報管理部
33 入力部
34 表示部
35 リーダライタ
41 無線送受信部
42 リーダライタ(情報読み取り手段)
43 照合部(照合手段)
44 表示部(照合結果通知手段)

Claims (4)

  1. 食事に含まれるアレルゲンを管理するアレルゲン管理システムであって、
    アレルギーを起こすアレルゲンからなる個人アレルギー情報が記憶されているRFIDを有する個人識別票と、
    盛られた料理に使用されている材料からなる調理情報が記憶されているRFIDを有する食器と、
    前記個人識別票のRFIDから前記個人アレルギー情報を非接触で読み取ると共に、前記食器のRFIDから前記調理情報を非接触で読み取る情報読み取り手段と、
    該情報読み取り手段によって読み取られた前記個人アレルギー情報と前記調理情報とを照合する照合手段と、
    該照合手段による照合結果を通知する照合結果通知手段とを具備することを特徴とするアレルゲン管理システム。
  2. 前記個人アレルギー情報には、個人を識別する個人IDが含まれており、
    前記照合手段は、前記情報読み取り手段による前記個人アレルギー情報の読み取りに際して、複数の前記個人IDが読み取られた場合には、前記照合結果通知手段を用いて前記個人アレルギー情報の再読み取り指示を通知させることを特徴とする請求項1記載のアレルゲン管理システム。
  3. 前記調理情報には、料理名が含まれており、
    前記照合手段は、前記情報読み取り手段による前記調理情報の読み取りに際して、同一の前記料理名が複数読み取られた場合には、前記照合結果通知手段を用いて前記調理情報の再読み取り指示を通知させることを特徴とする請求項1又は2記載のアレルゲン管理システム。
  4. 食事に含まれるアレルゲンを管理するアレルゲン管理方法であって、
    アレルギーを起こすアレルゲンからなる個人アレルギー情報が記憶されているRFIDを個人識別票に付加すると共に、盛られた料理に使用されている材料からなる調理情報として記憶されているRFIDを食器に付加し、
    前記個人識別票のRFIDから前記個人アレルギー情報を非接触で読み取ると共に、前記食器のRFIDから前記調理情報を非接触で読み取り、
    該読み取った前記個人アレルギー情報と前記調理情報とを照合し、
    該照合結果を通知することを特徴とするアレルゲン管理方法。
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