JP2006063153A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 (a)特定のN−アシル化タウリンのナトリウム塩と、(b)特定のN−アシル化タウリンのカリウム塩と、(c)無機塩および有機塩の中から選ばれる1種または2種以上と、(d)水を含有し、上記(a)成分:(b)成分=7:1〜1:1(質量比)であり、かつ(a)成分と(b)成分の合計量が10〜30質量%であり、系の融点が40℃以上である、ペースト状ないし固形状の洗浄剤組成物。
【選択図】 なし
Description
R2CONHCH2CH2SO3K (II)
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。なお、本発明はこれによってなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限りすべて質量%である。
試料製造後、40℃に4週間保存した後の状態を目視により判定した。評価基準は以下のとおりである。
(評価)
◎: 外観の変化や離水等が全くみられない
○: ゲル化は若干みられるが、離水は起こらない
△: ゲル化や離水が若干みられる、あるいは溶けて液状になっている
×: 離水が明確にみられる
試料をチューブにつめ、パネル(10名)によりチューブからの出具合で評価した。評価基準は以下のとおりである。
(評価)
◎: 8名以上が、試料がチューブから出やすいと回答した
○: 6〜7名が、試料がチューブから出やすいと回答した
△: 3〜5名が、試料がチューブから出やすいと回答した
×: 2名以下が、試料がチューブから出やすいと回答した
専門パネル(10名)により実使用試験を実施し、泡立ちを評価した。評価基準は以下のとおりである。
(評価)
◎: 8名以上が、泡立ちがよいと回答した
○: 6〜7名が、泡立ちがよいと回答した
△: 3〜5名が、泡立ちがよいと回答した
×: 2名以下が、泡立ちがよいと回答した
専門パネル(10名)により実使用試験を実施し、泡立て時の泡質(クリーミーさ)を評価した。評価基準は以下のとおりである。
(評価)
◎: 8名以上が、泡質がクリーミーであると回答した
○: 6〜7名が、泡質がクリーミーであると回答した
△: 3〜5名が、泡質がクリーミーであると回答した
×: 2名以下が、泡質がクリーミーであると回答した
専門パネル(10名)により実使用試験を実施し、乾燥した後の肌のなめらかさを評価した。評価基準は以下のとおりである。
(評価)
◎: 8名以上が、乾燥後なめらかさがあると回答した
○: 6〜7名が、乾燥後なめらかさがあると回答した
△: 3〜5名が、乾燥後なめらかさがあると回答した
×: 2名以下が、乾燥後なめらかさがあると回答した
専門パネル(10名)により実使用試験を実施し、乾燥した後の肌のしっとりさを評価した。評価基準は以下のとおりである。
(評価)
◎: 8名以上が、乾燥後しっとりさがあると回答した
○: 6〜7名が、乾燥後しっとりさがあると回答した
△: 3〜5名が、乾燥後しっとりさがあると回答した
×: 2名以下が、乾燥後しっとりさがあると回答した
専門パネル(10名)により実使用試験を実施し、試料を直接顔面に塗布してから洗顔した際のひりつき感を評価した。評価基準は以下のとおりである。
(評価)
◎: 8名以上が、使用時にひりつき感がないと回答した
○: 6〜7名が、使用時にひりつき感がないと回答した
△: 3〜5名が、使用時にひりつき感がないと回答した
×: 2名以下が、使用時にひりつき感がないと回答した
下記表1に示す配合組成からなる試料を調製し、上記評価基準により、安定性、硬さ、泡立ち、泡質(クリーミーさ)、なめらかさ、しっとりさ、使用時のひりつき感について評価した。結果を表1に示す。
下記表2に示すように、(a)成分と(b)成分の合計量を同一にして、その配合比(質量比)を変えた試料を調製し、上記評価基準により、安定性、硬さ、泡立ち、泡質(クリーミーさ)、なめらかさ、しっとりさ、使用時のひりつき感について評価した。結果を表2に示す。
下記表3に示すように、(a)成分、(b)成分の配合量を固定して、(c)成分の配合量を変えた試料を調製し、上記評価基準により、安定性、硬さ、泡立ち、泡質(クリーミーさ)、なめらかさ、しっとりさ、使用時のひりつき感について評価した。また、(e)成分の添加の有無が与える影響についても調べた。結果を表3に示す。
(配 合 成 分) (質量%)
ココイルタウリンナトリウム 12
ココイルタウリンカリウム 3
イソステアリン酸PEG8グリセリル 3
塩化ナトリウム 2
塩化カリウム 1
グリセリン 15
プロピレングリコール 5
1,3−ブチレングリコール 5
pH調整剤 適 量
防腐剤 適 量
香料 適 量
水 残 余
(全量100)
(製法)
上記成分を全て70℃にて攪拌混合し、ペースト状洗顔料を調製した。得られたペースト状洗顔料は、安定性(40℃、4週間)が良好で、チューブからの出しやすさもよく、泡立ちや泡質(クリーミーさ)、さらに使用後の肌のなめらかさやしっとりさも優れた使用性を有していた。系の融点は45℃であった。
(配 合 成 分) (質量%)
ラウロイルタウリンナトリウム 16
ミリストイルタウリンカリウム 4
ココイルメチルタウリンナトリウム 3
塩化ナトリウム 2
グリセリン 25
トレハロース 3
CH3O[(EO)14/(PO)7]CH3 3
pH調整剤 適 量
防腐剤 適 量
香料 適 量
水 残 余
(全量100)
(製法)
上記成分を全て70℃にて攪拌混合し、半固形状洗顔料を調製した。得られた半固形状洗顔料は、安定性(40℃、4週間)が良好で、泡立ちや泡質(クリーミーさ)、さらに使用後の肌のなめらかさやしっとりさも優れた使用性を有していた。系の融点は48℃であった。
(配 合 成 分) (質量%)
ラウロイルタウリンナトリウム 15
ココイルタウリンカリウム 3
ココイルアミドプロピルベタイン 4
塩化カリウム 3
ソルビトール 20
エリスリトール 1
pH調整剤 適 量
防腐剤 適 量
香料 適 量
水 残 余
(全量100)
(製法)
上記成分を全て70℃にて攪拌混合し、ペースト状頭髪洗浄料を調製した。得られたペースト状頭髪洗浄料は、安定性(40℃、4週間)が良好で、チューブからの出しやすさもよく、泡立ちや泡質(クリーミーさ)、さらに使用後の肌のなめらかさやしっとりさも優れた使用性を有していた。系の融点は48℃であった。
(配 合 成 分) (質量%)
ココイルタウリンナトリウム 16
ラウロイルタウリンカリウム 4
POE(2)ラウリル硫酸ナトリウム 5
塩化ナトリウム 4
グリセリン 30
ソルビトール 3
pH調整剤 適 量
防腐剤 適 量
香料 適 量
水 残 余
(全量100)
(製法)
上記成分を全て70℃にて攪拌混合し、半固形状身体洗浄料を調製した。得られた半固形状身体洗浄料は、安定性(40℃、4週間)が良好で、泡立ちや泡質(クリーミーさ)、さらに使用後の肌のなめらかさやしっとりさも優れた使用性を有していた。系の融点は50℃であった。
Claims (5)
- (a)下記一般式(I)で示されるN−アシル化タウリンのナトリウム塩と、(b)下記一般式(II)で示されるN−アシル化タウリンのカリウム塩と、(c)無機塩および有機塩の中から選ばれる1種または2種以上と、(d)水を含有し、上記(a)成分:(b)成分=7:1〜1:1(質量比)であり、かつ(a)成分と(b)成分の合計量が10〜30質量%であり、系の融点が40℃以上である、ペースト状ないし固形状の洗浄剤組成物。
R1CONHCH2CH2SO3Na (I)
R2CONHCH2CH2SO3K (II)
[一般式(I)、(II)中、R1、R2は、それぞれ独立に、炭素原子数が7〜17のアルキル基またはアルケニル基を示す] - (c)成分において、(a)成分、(b)成分の対イオンと同種の金属イオン塩が、(a)成分、(b)成分の対イオンと異種の金属イオン塩に対して1以上の割合(モル比)で含有される、請求項1記載の洗浄剤組成物。
- (c)成分の配合量が1〜10質量%である、請求項1または2記載の洗浄剤組成物。
- さらに(e)3価以上のポリオールを含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗浄剤組成物。
- (e)成分の配合量が2〜40質量%である、請求項4記載の洗浄剤組成物。
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