JP2006061675A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 遊技盤116の左下部及び右下部にはガイドレール117に沿うよう斜めに大入賞口135,136が配設され、大入賞口135,136の蓋体を開閉駆動する開閉駆動部は大入賞口ソレノイド、クランク、プランジャを含み、プランジャが押し込まれクランクが回転し突出部で蓋体を起立閉鎖状態から傾倒開放状態に変化させ、特別図柄始動口としての普通電動役物30´´を大入賞口35´´及び36´´に対応させ2つ設け、大入賞口35´´の蓋体53´´の右側の縦辺上端を通る垂直線が左側の普通電動役物30´´を通過し、大入賞口36´´の蓋体53´´の左側の縦辺上端を通る垂直線が右側の普通電動役物30´´を通過する。
【選択図】 図12
Description
大入賞口を2つ設ける構成とした場合では、一方を右上に設けるとしても、他方の大入賞口に対する設置場所の問題はそのまま残る。2つの大入賞口を共に遊技盤の上方に設けたとしても、上記の大当り遊技の度に遊技球の発射に際して狙う位置を変更しなければならない問題は依然として解決されないままである。また、大入賞口を2つ水平に並べる、若しくは左右両端に設けるだけでは、非常にスペースを取ることになり、通常遊技に係わる役物等の配置、拡大化を行なうことが困難である(特許文献2参照)。
複数の遊技部材として、遊技釘、風車等があげられる。遊技盤に配設される始動口と斜めに設置された大入賞口との間の遊技領域に下方へ遊技球が通過するのを妨げる役割を果たす遊技部材を設けてもよい。
斜めに配設された大入賞口へ誘導する遊技部材として、遊技釘、風車等に代えて又は加えて、始動口、中央装置等の形状そのものが誘導手段となり得るものである。
また、中央装置の形状が、遊技球がその外周部に隣接しながら流下したとき、該遊技球を左右下部に設けられた大入賞口に流下するように誘導する誘導路を成形する形状であることが好ましい。そのための誘導部材を中央装置の下部に取り付けた構成としてもよい。その場合、通常遊技中と大当り遊技中とで誘導部材の作動状態と非作動状態とに駆動される構成とすることが好ましい。
前記始動口と左右いずれかの大入賞口とで一つのユニットする、又は、前記始動口と左右2つの大入賞口とで一つのユニットとし、複合型役物としてもよい。
前記中央装置に、前記始動口に向かって遊技球が流下可能な排出口や、前記遊技盤面左右下部領域に前記斜めに設けられた大入賞口に向かって遊技球が流下可能な排出口を設けてもよい。
大入賞口の開閉部材は、その下端に設けた軸を中心として、回転して閉鎖状態と開放状態を作り出す構成とし、開放状態となったときに、横長の開口部の左右に側壁が創出されることが好ましい。開口部の左右側面のうち、斜めに配設された大入賞口の斜め下側(アウト口側)にのみ、側壁を設けてもよい。側壁が、アウト口へ流下する遊技球を受け止め、入賞領域へと誘導されやすい形状とすることが好ましい。
サイドランプと大入賞口を一つのサイドユニットとしたものが考えられる。また、サイドランプ、大入賞口、始動口を一つのユニットとしてもよい。さらに、左右のサイドランプ、始動口、左右の大入賞口を一つのユニットとした構成でもよい。
大入賞口の開閉部材としての蓋体が開放状態となったときに現れる蓋体の裏側に、斜めに配設されている大入賞口を遊技球が通過してしまわないように、細く伸びたレール状の突起または段部が形成されていることが好ましい。
また、大入賞口への入賞を促す案内部材を、大入賞口の開口部の周囲に設ける構成としても構わない。
大入賞口の開閉部材は、その下端に設けた軸を中心として、回転して閉鎖状態と開放状態を作り出す構成とし、横長の開口部の横辺が、前記開口部の内部方向に向かって傾斜するテーパ形状であることが好ましい。
また、垂直に流下する確率が高くなるようにしたことで、斜めに設けられている大入賞口の最も開放幅の広い角度で遊技球を流下させることができることになり、斜めに設けたことによる不具合(横幅は従来よりも狭まるため、それだけ遊技球の集球率が低下)を解消することができ、大当り遊技時の無駄球の発生率を低減させることができる。
図1に示すように、第1実施形態のパチンコ機1は、大きくは長方形の外枠2と前面枠3とからなり、外枠2の左隣に公知のプリペイドカードユニット4が設けられている。前面枠3は、左端上下のヒンジ5により外枠2に対し回動可能に取り付けられている。
遊技盤16には、ガイドレール17で囲まれる略円状の遊技領域14が設けられている(図3参照)。
上皿6と下皿18とは連結されていて、上皿6が遊技球で満杯状態になれば下皿18に遊技球を誘導するよう構成されている。
遊技盤16にはガイドレール17の外レール17aと内レール17bとによって囲まれた略円状の遊技領域14が形成されている。
図3に示すように、ガイドレール17内の遊技領域14において、中央部に特別図柄表示装置27を構成するLCDパネルユニット(以下「LCD」とする。)27a、センターケース37、LCD27aの下方に設けられ一対の可動翼片30aを備えた特別図柄始動口としての普通電動役物30、普通電動役物30を構成する普通図柄表示部31、普通図柄表示部31に表示される図柄の変動開始に用いられる左右の普通図柄作動ゲート32及び33、盤面最下部のアウト口34、普通電動役物30の左下部の大入賞口35、同じく右下部の大入賞口36、その他の一般入賞口57、風車19及び遊技釘40等が備えられている。大入賞口35,36は、遊技盤16の貫通孔に取り付けられるものである。
音制御基板39は音源IC及びアンプ等から構成されており、主制御基板25の指令を受けてスピーカ56を駆動制御するためのものである。
即ち、割り込み処理毎に+1し、乱数を構成する要素を「0」〜「329」までの整数値とすることは前記初期乱数と何等変わることはないが、今回の更新最大値に至れば次回の割り込み処理ではそのときの更新初期値を初期値とし更新最大値に至るまで割り込み毎に+1し、更に次回の更新初期値を初期値とする構成である。これにより、当否乱数は、乱数を構成する要素を「0」〜「329」までの330個の整数値とし、割り込み処理毎に+1するが、更新最大値に至れば、次回の割り込み処理ではそのときの初期乱数により決定される値に変更されるので、当否乱数の値を予測不可能にすることができる。また、更新初期値と更新最大値とにより決定される乱数の構成要素は従来の当否乱数と同じ「0」〜「329」の330個の整数値と何等変わることがないので乱数を構成する要素の出現率を均一にしている。
即ち、遊技者により操作される発射ハンドル20の回動量に応じて発射モータ28aにより遊技球が遊技盤16上に発射され、発射された遊技球が特別図柄始動口としての普通電動役物30に入賞すれば特別図柄作動スイッチ30bにより検出され、特別図柄表示装置27のLCD27a画面上に特別図柄を所定時間変動表示した後に静止表示するよう働く。主制御基板25から図柄制御基板27bへ図柄に関するコマンド等が送信され、図柄制御基板27bでは、LCDパネルユニット27aへの特別図柄、背景図柄等の画像を表示するように画像制御が実行される。特別図柄に関しては、まず左図柄が静止表示され、次に右図柄が静止表示され、右図柄と左図柄が一致しない場合は外れが確定し、その後、中図柄が静止表示される。右図柄と左図柄が一致した場合(例えば7?7)はリーチとなり、中図柄が変動した後に静止表示する。この静止表示した中図柄が右及び左図柄と一致しない場合はリーチ外れとなる(例えば727)。一方、この静止表示した特別図柄が予め定められた特定図柄、例えば、前記リーチの後、全ての特別図柄が一致した場合(「777」等の3桁同一図柄)を表示すると大当り遊技状態として、その後、遊技者に有利なゲーム内容を提供する。
従来、遊技領域14の左右下部は、通常遊技及び大当り遊技においても、有効に活用されている場所ではなく、一般入賞口などを配している。その遊技領域14の左右下部に大入賞口35(36)を配置することによって、遊技領域14の今まで生かされてこなかった領域を有効活用することができ、遊技領域14全体を活用することができるようになる。
また、ただ単に左右下部に設けただけではなく、ガイドレール17に沿って傾斜状に配置したことにより、水平に配置するよりも横幅を取らずに設置することができ、少スペース化が可能となる。この大入賞口35(36)設置範囲の少スペース化により、センターケース37の拡大化、その他の役物等の拡大化又は増設スペースを確保することができる。
第2実施形態のパチンコ機100の遊技盤116の構成について、図13及び図14を参照して説明する。
本実施形態では、始動口130に入球し損なった零れ球が斜めに左右対称に配置された大入賞口135,136に入球する確率が高くなるように始動口130と大入賞口135及び136の間に誘導部材64を配置している。本実施形態では遊技釘140が誘導部材64を構成している。なお、第1実施形態に係る図中の符号を100番台に置き換え、第1実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
これらの遊技釘群YG1,YG2によって、遊技者が始動口130を狙って遊技球を弾球した場合、始動口130への入球に失敗し、該始動口130の左右下部に流下した遊技球は、該大入賞口135,136の設置角度に対し略垂直に流下する確率が高くなる。
また、始動口130への零れ球が大入賞口135,136へ垂直に流下する確率が高くなるようにしたことで、斜めに設けられている大入賞口135,136の最も開放幅の広い角度で遊技球を流下させることができることになり、斜めに設けたことによる不具合(横幅は従来よりも狭まるため、それだけ遊技球の集球率が低下)を解消することができ、大当り遊技時の無駄球の発生率を低減させることができる。
第3実施形態のパチンコ機201の遊技盤216の構成について、図15及び図16を参照して説明する。
本実施形態では、始動口230に入球し損なった零れ球が斜めに配置された大入賞口235,236に入球する確率が高くなるように、始動口230の外壁部に誘導部位65,66を設けたものである。なお、第2実施形態に係る図中の符号を200番台に置き換え、第2実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
始動口230が形成される外壁に、斜めに設けられた大入賞口235,236に対して略垂直に遊技球を流下させるための誘導部位65,66を設けたため、始動口230に入球し損なった零れ球が大入賞口235,236に向かって垂直に誘導する精度が向上する。精度が向上することにより、始動口230と大入賞口235,236の配置関係に幅を持たせることができ、始動口230と大入賞口235,236との配置可能な範囲をより自由に選択できるようになる。上記の変更形態も同様の効果を奏する。
第4実施形態のパチンコ機301の遊技盤316の構成について、図17及び図18を参照して説明する。
本実施形態は、大入賞口335,336と始動口330を同一のユニット内に納めたものである。なお、第3実施形態に係る図中の符号を300番台に置き換え、第3実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
そして、大入賞口335,336と始動口330を一つの始動口大入賞口ユニット67として一体的に形成している。この始動口330の形状は遊技球がその外周部の左右いずれかに接触すると、同一ユニット内に納められた大入賞口335,336へと流下しやすいものとなっている。始動口330の下方に中央には連結板67aが形成され、始動口330下部と大入賞口335右部と大入賞口336左部とを連結している。また下辺中央にはアウト口334を避ける切り欠き67bが形成されている。
まず、大入賞口335,336と始動口330とが複合型役物としてユニット化されているため、遊技機を製作する際の工程数を減らすことができる。また、遊技機製作時の取付位置のズレによる大入賞口335,336への流下率の差を低減することが可能となり、始動口330から大入賞口335,336への流下率をほぼ一定とすることができる。
第5実施形態のパチンコ機401の遊技盤416の構成について、図19〜図21を参照して説明する。
本実施形態は、遊技盤416の中央に設けられたセンターケース437の左下部と右下部に、遊技球を大入賞口435及び436へと誘導する誘導部材68,69を設けたものである。なお、第4実施形態に係る図中の符号を400番台に置き換え、第4実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
この誘導部材68,69を設けたことによって、ガイドレール417を経て遊技領域414へ打ち出された遊技球はセンターケース437へ入り損ねたとしても、センターケース437の外周部に近接又は隣接しながら流下し、センターケース437の左側から誘導部材68によって大入賞口435へ誘導されるか、又は、センターケース437の右側から誘導部材69によって大入賞口436へ誘導されるようになっている。
この誘導部材68,69により、センターケース437に入球し損なった零れ球をも、斜めに配置した大入賞口435,436へ誘導できる。センターケース437の外周とガイドレール417又は遊技釘440、始動口430の外周の誘導部位465及び466の役物や案内部材等で大入賞口435,436へ誘導することができるため、斜めに設けられた大入賞口435,436への入球率を向上させることができ、従来の水平方向に設けられた大入賞口と遜色なく使用することができる。さらに誘導部位465及び466をセンターケース437に収容できるので、通常遊技中でも支障がない。
第6実施形態のパチンコ機501の遊技盤516の構成について、図22及び図23を参照して説明する。
本実施形態は、センターケース537のステージ570に導かれ、ステージ570から落下した遊技球のうち始動口530へ入賞し損なった遊技球を大入賞口535及び536へと誘導する誘導部材540を設けたものである。なお、第4実施形態に係る図中の符号を500番台に置き換え、第4実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
本実施形態の特徴点として、センターケース537に設けられたワープ571及びステージ570を介してきた遊技球をも大入賞口535及び536へと誘導することができるため、更なる大入賞口535,536への入賞率の向上が可能となる。
第7実施形態のパチンコ機601の遊技盤616の構成について、図24及び図25を参照して説明する。
本実施形態は、ステージ670下部に、始動口630及び始動口630近辺に遊技球が流下する排出口73、遊技領域614左右下部に傾斜状に設置された大入賞口635,636方向に遊技球が流下する排出口72,74を設けたものである。なお、第6実施形態に係る図中の符号を600番台に置き換え、第6実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
第8実施形態のパチンコ機701の遊技盤716の構成について、図26〜図29を参照して説明する。
本実施形態は、第1実施形態における大入賞口35(36)の開口部52及び蓋体53(開閉部材)を、レールに沿わせるために曲状に形成したものである。なお、第1実施形態に係る図中の符号を700番台に置き換え、第1実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
また、大入賞口735の蓋体753の開閉動作を駆動する開閉駆動部761は、図29(a)に示すように、大入賞口ソレノイド735a、プランジャ762、クランク763等から構成されている。図29(b)に示すように、プランジャ762が矢印Xの方向に押し込まれると、クランク763が矢印Yの方向に回転し突出部760が現われ、蓋体753が矢印Zの方向へ傾倒されて起立閉鎖状態から傾倒開放状態に変化するものである。
第9実施形態のパチンコ機801の遊技盤816の構成について、図30〜図33を参照して説明する。
本実施形態は、第8実施形態における大入賞口735(736)で開閉する蓋体753を変更し、蓋体853が遊技盤816内部に埋没した状態から遊技盤816の前方へと突出させる形状にしたものである。なお、第1〜8実施形態に係る図中の符号を800番台に置き換え、第1〜8実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
図30に示すように、遊技盤816面上の大入賞口835,836は、横長かつガイドレール817に合わせて曲状となっており(直線状でもよい)、この曲状の開口部852を覆う引き出し構造の開閉部材853を有するものである。この開閉部材853は、閉鎖状態では図31(a)のように表面側の蓋面で開口部852を閉じた状態となっている。このとき、入賞領域859を開閉部材853の底面が閉鎖している(図32(a)参照)。そして、大当りとなると、図31(b)のように、遊技盤816の前方向に押出されて突出状態となり、貫通孔896と入賞領域859とが連通して入賞可能とするものである(図32(b)参照)。
また、大入賞口835の開閉部材853の開閉動作を駆動する開閉駆動部861は、大入賞口ソレノイド835a及びロッド878等から構成され、図32(b)に示すように、大入賞口ソレノイド835aがロッド878を介して大入賞口835の開閉部材853に連繋され、このロッド878の伸縮に応じて開閉部材853が突出及び閉鎖動作を繰り返すよう構成されている。ロッド878が伸張して開閉部材853が突出状態となると、遊技領域814を流下する遊技球が開閉部材853の上面部から入球し、図33に示す貫通孔896に入球した後、入賞領域859に入賞し、検出スイッチ(図示略)に検出されて遊技者に賞球が払い出される構成となっている。
第10実施形態のパチンコ機901の遊技盤916の構成について、図34〜図36を参照して説明する。
本実施形態は、大入賞口935に、引き出し構造を備える開閉部材953を設け、開閉部材953の表面部953aは、遊技盤916の前方へ突出しているが、その開口部952に開閉蓋953bを設けて、開閉蓋953bによって、開放状態から閉鎖状態に変位させる構造である。開閉蓋953bを奥側に退避させると開口部952が開放状態となり、開閉蓋953bを前方に進出させると開口部952が閉鎖状態となるものである。なお、第9実施形態に係る図中の符号を900番台に置き換え、第9実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
図35(a)は大入賞口935の開閉蓋953が突出状態の拡大図、図35(b)は大入賞口935の開閉蓋953が埋設状態の拡大図である。開口部952及び開閉蓋953bは水平であるが、前述した実施形態の通り、傾斜を持たせたものでも好い。
第11実施形態のパチンコ機1001の遊技盤1016の構成について、図37〜図38を参照して説明する。
本実施形態は、大入賞口1035,1036を、遊技盤1016のガイドレール1017に沿って遊技領域1014の左下部及び右下部に斜めに配設したもので、大入賞口1035,1036の蓋体1053に側面板(側壁)1080を設けたものである。なお、第1〜第8実施形態に係る図中の符号を1000番台に置き換え、前記実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
図38(a)は大入賞口1035の蓋体1053が閉鎖状態の拡大図、図38(b)は大入賞口1035の蓋体1053が開放状態の拡大図で、蓋体1053の下端を中心として回転することにより、蓋体1053が起立閉鎖状態から傾倒開放状態に変位するものである。
本実施形態では、蓋体1053が傾倒開放状態となると、図38(b)に示すように、側面板1080が現れる。大入賞口1035は遊技球の流下方向に対して斜めに配置されているが、この側面板1080が遊技盤の下方に向かって流下していく遊技球を受け止める役割を果たす。
第12実施形態のパチンコ機1101の遊技盤1116の構成について、図39及び図40を参照して説明する。
本実施形態は、ガイドレール1117に沿って斜めに配設した大入賞口1135,1136に、閉鎖状態と開口状態を創出するための蓋体1153を設けたものである。蓋体1153は丘陵状に形成されており、中央部のみ丘陵部が後退して形成され、流下してきた遊技球がこの後退した部分(凹部)に衝突して、開口部1152に入球しやすい形状となっている。大入賞口1135とサイドランプ1183は一体構造とする。なお、第11実施形態に係る図中の符号を1100番台に置き換え、第11実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
第13実施形態のパチンコ機1201の遊技盤1216の構成について、図41〜図46を参照して説明する。
本実施形態は、ガイドレール1217に沿って斜めに配設した大入賞口1235,1236に大入賞口以外の遊技部材を加えてユニット化したものである。なお、第1〜第8実施形態に係る図中の符号を1200番台に置き換え、第1〜8実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
第14実施形態の遊技盤1316に配設される大入賞口1335,1336の構成について、図47及び図48を参照して説明する。
本実施形態は、ガイドレール1317に沿って斜めに配設した大入賞口1335,1336の内側の形状を斜めからの遊技球の流入を容易にするための球誘導部材91を設けたものである。なお、第1〜8実施形態に係る図中の符号を1300番台に置き換え、第1〜8実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
また、開口部1352´に向かうにつれて幅広となっているために、大入賞口1335´に複数の入賞領域を設けた構成のときなど、段部91´により開口部1352´へは案内されるがその後の挙動は比較的自由にされているため上方(左側)に配置されている段部91´により開口部1352´へ案内された遊技球が、開口部1352´の下方(右側)に到ることができ、どちらの入賞領域へも偏りなく入球させることができる。蓋体1353´は、所定の開成条件が成立すると起立閉鎖状態から傾倒開放状態へと変化すると同時に案内部材である段部91´が遊技球を開口部1352´へと案内する役目を果たすものである。段部91´は遊技球の流下方向に対して曲成されることで、遊技球を開口部1352´へ案内するようになっている。前記段部91´の段差は遊技球を通過誘導できるようなものであることが好ましい。
第15実施形態のパチンコ機1401の遊技盤1416の構成について、図49〜図52を参照して説明する。
本実施形態は、ガイドレール1417に沿って斜めに配設した大入賞口1435,1436に上方から流下する遊技球を受け止めるための側壁92を設けたものである。側壁92は遊技球を大入賞口1435,1436へと誘導する案内部材として構成されたものである。なお、第14実施形態に係る図中の符号を1400番台に置き換え、第14実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
第16実施形態のパチンコ機1501の遊技盤1516の構成について、図53及び図54を参照して説明する。
本実施形態は、ガイドレール1517に沿って斜めに配設した大入賞口1535に遊技球の入球を容易にするための案内部材93を設けたものである。なお、第1〜8実施形態に係る図中の符号を1500番台に置き換え、第1〜8実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
図54(a)は大入賞口1535の拡大図、図54(b)は、遊技球が案内部材93によって大入賞口1535へ誘導される様子を示した説明図である。図54(b)に示すように、遊技盤1516の上方から流下してきた遊技球は、大入賞口1535の開口部1552から外れた位置に落下してきており、そのままアウト口1534へと取り込まれる流下経路上にあるが、大入賞口1535の蓋体1553の右側端の近傍に装着した案内部材93により、図54(b)の矢印方向に流れ方向が屈曲して誘導され、大入賞口1535へ入賞することとなる。そのため、案内部材93の上面は左斜め下方向に傾斜している。大入賞口1536の蓋体1553の左側端の近傍にも同様に案内部材93が形成され、案内部材93の上面は右斜め下方向に傾斜している。
第17実施形態のパチンコ機1601の遊技盤1616の構成について、図55及び図56を参照して説明する。
本実施形態は、ガイドレール1617に沿って斜めに配設した大入賞口1635及び1636の近辺に、大入賞口1635,1636への遊技球の入球を容易にするための誘導部材94を設けたものである。なお、第1〜8実施形態に係る図中の符号を1600番台に置き換え、第1〜8実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
第18実施形態のパチンコ機1701の遊技盤1716の構成について、図57及び図58を参照して説明する。
本実施形態は、ガイドレール1717に沿って斜めに配設した大入賞口1735及び1736の近辺に、大入賞口1735,1736への遊技球の入球を容易にするための可動誘導部材95を設けたものである。可動誘導部材95はその上部がピンで遊技盤1716に係止され、吊り下げ状態となっていて、駆動装置(図示略)によって、ピンが回動することによって、その下端部が揺動するようになっている。なお、本実施形態は、第17実施形態に係る図中の符号を1700番台に置き換え、第17実施形態と同様の構成部品についてはその説明を援用する。
可動誘導部材95は、大入賞口の閉鎖状態と開放状態とで制御可能なもので、図58(a)は、大入賞口閉鎖時の可動誘導部材95を表すもので、図58(b)は、大入賞口開放時の可動誘導部材95を表している。
図58(a)に示すように大入賞口閉鎖状態では、可動誘導部材95はその先端95aが遊技盤1716の下方に向かって伸びた状態となっており、上方から流下してくる遊技球は大入賞口1735,1736と可動誘導部材95の間を抜けて落下し、アウト口1734へと取り込まれる。
また、大入賞口が開放状態では、可動誘導部材95はその先端95aを大入賞口1735,1736の方向へ傾斜させて、図58(b)に示すように、上方から流下してくる遊技球を大入賞口1735,1736へと誘導する構成となっている。図58(b)の可動誘導部材95の配置は図56の誘導部材94の配置と同様でよい。
25…主制御基板 27…特別図柄表示装置 30…始動口(電動役物)
31…普通図柄表示部 32、33…普通図柄作動ゲート
35、36…大入賞口 37…センターケース 40…遊技釘
52…開口部 53…蓋体(開閉部材) 57…一般入賞口
59…入賞領域 61…開閉駆動部 64…誘導部材
65、66…誘導部位 70…ステージ 71…ワープ
80…側面板(側壁) 83…サイドランプ 84、85…サイドユニット
89…可動翼片 91…球誘導部材(案内部材) 92…側壁
93…案内部材 95…可動誘導部材
Claims (1)
- 遊技盤と、
前記遊技盤の表面に設けられたガイドレールによって略円状に画定された遊技領域と、
前記遊技領域に設けられ、所定の条件が成立すると開口部を入球不可能な閉鎖状態から入球し易い開放状態に移行させる開閉部材を備える大入賞口と、を備えた弾球遊技機において、
前記大入賞口は、前記略円状の遊技領域を上下方向に分割する横中心線と前記遊技領域を左右方向に分割する縦中心線とで区画した、左下部領域及び右下部領域のうちの少なくとも1領域に、前記ガイドレールに沿うように斜めに設け、
前記大入賞口の蓋体を開閉駆動する開閉駆動部は、大入賞口ソレノイド、クランク、プランジャを含み構成され、プランジャが押し込まれると、クランクが回転し、突出部が出現し、蓋体を起立閉鎖状態から傾倒開放状態に変化させ、
更に特別図柄始動口としての普通電動役物を大入賞口に対応させて2個設け、大入賞口の蓋体の右側縦片上端を通過する垂直線が左側の普通電動役物を通過し、大入賞口の蓋体の左側縦片上端を通過する垂直線が右側の普通電動役物を通過することを特徴とする遊技機。
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