JP2006061279A - 防災・防疫マスク - Google Patents

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JP2006061279A JP2004245412A JP2004245412A JP2006061279A JP 2006061279 A JP2006061279 A JP 2006061279A JP 2004245412 A JP2004245412 A JP 2004245412A JP 2004245412 A JP2004245412 A JP 2004245412A JP 2006061279 A JP2006061279 A JP 2006061279A
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真一郎 柴崎
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Abstract

【課題】 有毒ガス、細菌、花粉、塵芥等の吸い込みを完全に防止でき、簡易且つ携帯容易な構造でしかも低額で購入できるようにする。
【解決手段】 鼻および口を覆うマスク本体1を非通気性の外表面2Aを有する嚢状体2によって形成し、鼻もしくは口に接触する当該嚢状体2の内側面2Bに吸排気用の開口部3を設け、且つ嚢状体2の下側に開口部3に連通するホース部4を連設する。嚢状体2は、耐火性・耐熱性を有するプラスチックフィルムやアルミ箔シート等の耐火性・耐熱性材料を一枚または複数枚貼着させたもの、あるいはその内側にスポンジゴムシート、不織布、布生地のいずれかを貼着させて成るものとする。ホース部4は、衣類の首廻りから内側に挿入されて胸部もしくは腹部に達する程度の長さを備えたものとする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば住宅火災、車両用のトンネル火災、ガス漏れ事故等の際における有毒ガスの吸い込み、細菌や塵芥等の吸い込み等を防止するための防災・防疫マスクに関する。
従来、一枚あるいは二枚以上重ね合わせたマスク生地から成るマスク本体は、呼吸のために通気性を備えていることが必要である。このため、住宅火災、車両用のトンネル火災、ガス漏れ事故等の際における有毒ガスの吸い込み等を防止するためには、このようなマスク本体を使用しても十分な効果が得られない。これを解消するために従来では顔面全体をすっぽりと覆う防毒ガスマスクのような複雑で且つ高価な構造によるものが使用されているのが現状である。
また、従来では、特許文献1に開示されているように、吸気中の有害物質を分離する機能と分解する機能とを合わせ持つ吸気浄化機能を有する衛生マスクとして、表面が多孔質リン酸カルシウムでコートされた酸化チタン微粒子を衛生マスクの通気性を有する基布にに担持させて成るものがある。
特開2002−369889号公報
しかしながら、従来のような防毒ガスマスクは、複雑で且つ高価な構造であるため一般人であっては常時携帯することができないものであり、また一般人が低額で購入するには無理がある。
また、従来の特許文献1に示すような衛生マスクでは、例え酸化チタン微粒子を基布に担持させても、住宅火災、車両用のトンネル火災、ガス漏れ事故等の際における非常に濃度の高い有毒ガスを分離分解することは殆んど不可能である。のみならず、例え酸化チタンに有毒ガスの分解能力があったとしても、基布自体が通気性を有しているため、有毒ガスの分離分解以前に大量の有毒ガスが鼻や口に吸い込まれてしまい、酸化チタン微粒子だけでの吸気浄化効果が十分に得られないものとなるという問題点を有していた。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、緊急避難的に一時使用する目的で、例えば住宅、会社、事務所、工場、作業現場、自動車や電車等の車両等のいかなる場所でも容易に設置しておくことができると共に、例えば住宅火災、車両用のトンネル火災、ガス漏れ事故等の際における有毒ガスの吸い込み、あるいは風邪等の細菌の吸い込み、あるいは花粉や塵芥等の吸い込み等を防止したり、さらには暖かい息(エアー)を体内に取り込むことで防寒用として使用したりすることのできる簡易且つ携帯容易な構造で、しかも低額で購入することが可能な防災・防疫マスクを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、鼻および口を覆うマスク本体を非通気性の外表面を有する嚢状体によって形成し、鼻もしくは口に接触する当該嚢状体の内側面に吸排気用の開口部を設け、且つ嚢状体の下側に前記開口部に連通するホース部を連設して成ることを特徴とする。
ここにおいて、嚢状体は、耐火性・耐熱性を有するプラスチックフィルムやアルミ箔シート等の耐火性・耐熱性材料を一枚または複数枚貼着させたもの、あるいはその内側にスポンジゴムシート、不織布、布生地のいずれかを貼着させて成るものとすることができる。
また、ホース部は、衣類の首廻りから内側に挿入されて胸部もしくは腹部に達する程度の長さを備えたものとすることができる。
さらに、嚢状体は、酸化チタン微粒子を担持させて成るものとすることができる。
以上のように構成された本発明に係る防災・防疫マスクにあって、嚢状体の下側のホース部から吸い上げられたエアーが嚢状体内側面の開口部を通して鼻および口に吸い込まれる。このとき、耐火性・耐熱性を有するプラスチックフィルムやアルミ箔シート等の耐火性・耐熱性材料を一枚または複数枚貼着させたもの、あるいはその内側にスポンジゴムシート、不織布、布生地のいずれかを貼着させて成る嚢状体は、外部における有毒ガス、細菌、花粉、塵芥等の鼻および口への吸い込みを確実に防止させる。
ホース部は、衣類の首廻りから内側に挿入し、胸部もしくは腹部に位置付けすることで外部と遮断されるため、ホース部からの外部の有毒ガス、細菌、花粉、塵芥等の鼻および口への直接の吸い込みを確実に防止させる。
嚢状体に担持させた、酸化チタン微粒子は、嚢状体が太陽光や照明光、特に紫外線を照射されると、強力な還元作用を有する電子と酸化作用を有する正孔とが生成され、それに接触する分子類を強力な光触媒酸化還元作用により分解してエアーを無臭化・無害化状態に浄化させる。
本発明によれば、緊急避難的に一時使用する目的で、例えば住宅、会社、事務所、工場、作業現場、自動車や電車等の車両等のいかなる場所でも容易に設置しておくことができると共に、例えば住宅火災、車両用のトンネル火災、ガス漏れ事故等の際における有毒ガスの吸い込み、あるいは風邪等の細菌の吸い込み、あるいは花粉や塵芥等の吸い込み等を防止したり、さらには暖かい息(エアー)を体内に取り込むことで防寒用として使用したり等することのできる簡易且つ携帯容易な構造で、しかも低額で購入することが可能となる。
すなわちこれは本発明が、鼻および口を覆うマスク本体を非通気性の外表面を有する嚢状体によって形成し、鼻もしくは口に接触する当該嚢状体の内側面に吸排気用の開口部を設け、且つ嚢状体の下側に前記開口部に連通するホース部を連設して成るからであり、これにより、簡易且つ携帯容易な構造でしかも低額で購入することのできる防災・防疫マスクを容易に提供することができる。
嚢状体は、耐火性・耐熱性を有するプラスチックフィルムやアルミ箔シート等の耐火性・耐熱性材料を一枚または複数枚貼着させたもの、あるいはその内側にスポンジゴムシート、不織布、布生地のいずれかを貼着させて成るので、外部における有毒ガス、細菌、花粉、塵芥等の鼻および口への吸い込みを確実に防止させることができる。
ホース部は、衣類の首廻りから内側に挿入されて胸部もしくは腹部に達する程度の長さを備えたので、ホース部と外部とが完全に遮断されるものとなって当該ホース部からの外部の有毒ガス、細菌、花粉、塵芥等の鼻および口への直接の吸い込みを確実に防止させることができる。
嚢状体は、酸化チタン微粒子を担持させて成るので、開口部から吸い込まれるエアーを無臭化・無害化状態に容易に浄化させることができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明すると、図において示される符号1は、例えば住宅火災、車両用のトンネル火災、ガス漏れ事故等の際における有毒ガスの吸い込み、細菌や塵芥等の吸い込み等を防止するための本発明に係る防災・防疫マスクを構成するマスク本体であり、このマスク本体1は、図1、図2に示すように、鼻および口を覆うことが可能な非通気性の外表面2Aを有する嚢状体2によって形成されている。
この嚢状体2の具体的な形状は、図3に示すように、非通気性の外表面2Aと、非通気性の内表面2Bとが略円弧状に湾曲した状態となって保形されており、外表面2Aと内表面2Bとの間には後述するホース部4から吸い込まれたエアーを収容するための袋状の空間部分Pが形成されている。また、マスク本体1を鼻、口に装着した際には、この嚢状体2の内表面2B側には鼻部、口部それぞれに接触しない程度の若干の隙間Qが形成されるようにしてある。
マスク本体1の嚢状体2を形成する素材としては、例えば耐火性・耐熱性を有するプラスチックフィルムやアルミ箔シート等の耐火性・耐熱性材料を一枚または複数枚貼着させたもの、あるいはその内側にスポンジゴムシート、不織布、布生地のいずれかを貼着させて成るものを使用している。
また、鼻もしくは口に対向する嚢状体2の内側面2B、例えば鼻の頂点に対向する内側面2Bには、吸排気用の開口部3が開穿形成され、この開口部3に連通するよう嚢状体2下側にはホース部4が一体もしくは別部材を介して連設され、嚢状体2の左右両端には耳掛け用バンド5が連設されている。このホース部4の長さは、衣類の首廻りから内側に挿入されて胸部もしくは腹部に達する程度の長さを備えている。
そして、嚢状体2には、酸化チタン微粒子を担持させてあり、ホース部4から吸い込まれたエアーを酸化チタンの光触媒酸化還元作用により無臭化・無害化状態に浄化させるようにしてある。
次に、本構成による使用・動作について説明すると、緊急時の使用に際し、マスク本体1の嚢状体2の内側面2B側を鼻、口に覆い、嚢状体2の左右両端の耳掛け用のバンド5を左右耳部にそれぞれ引っかけて固定する。このとき、嚢状体2の内側面2Bと鼻、口それぞれとの間に隙間Qが形成されると同時に内側面2Bにおける吸排気用の開口部3が、鼻の頂点に対向配置される。
そして、ホース部4の下端開放側を例えばシャツ等の下着や、上着等の内側へ挿入しておき、緊急場所から避難する。このとき呼吸は下着や、上着等の中のエアーをホース部4で吸い込むことで行われる。これによって外部の有毒ガス等を直接吸い込むことがない。したがって、例えば3分〜5分等の短時間の間にマスク本体1を装着すれば、緊急避難的に火災や事故現場等から容易に脱出することができる。
本発明を実施するための最良の形態におけるマスク本体の使用状態を示す側面図である。 同じくマスク本体の拡大側面図である。 同じくマスク本体の拡大断面図である。
符号の説明
1 マスク本体
2 嚢状体
2A 外側面
2B 内側面
3 開口部
4 ホース部
5 耳掛け用バンド

Claims (4)

  1. 鼻および口を覆うマスク本体を非通気性の外表面を有する嚢状体によって形成し、鼻もしくは口に接触する当該嚢状体の内側面に吸排気用の開口部を設け、且つ嚢状体の下側に前記開口部に連通するホース部を連設して成ることを特徴とする防災・防疫マスク。
  2. 嚢状体は、耐火性・耐熱性を有するプラスチックフィルムやアルミ箔シート等の耐火性・耐熱性材料を一枚または複数枚貼着させたもの、あるいはその内側にスポンジゴムシート、不織布、布生地のいずれかを貼着させて成る請求項1記載の防災・防疫マスク。
  3. ホース部は、衣類の首廻りから内側に挿入されて胸部もしくは腹部に達する程度の長さを備えた請求項1または2記載の防災・防疫マスク。
  4. 嚢状体は、酸化チタン微粒子を担持させて成る請求項1乃至3のいずれかに記載の防災・防疫マスク。

JP2004245412A 2004-08-25 2004-08-25 防災・防疫マスク Pending JP2006061279A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010119826A (ja) * 2008-10-20 2010-06-03 Kazuko Hashimoto 耳までカバーするマスク

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