JP2006059493A - 再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体からデータを読み出して再生処理を行う際に、エラー発生時であっても処理負荷が小さく高品質で再生処理を行うことができる再生装置を提供する。
【解決手段】記録媒体2から、データF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを読み出す読出部11と、読出部11が読み出した信号を記憶するメモリ12と、メモリ12に記憶されたデータF3およびアドレス情報d5に基づいて再生処理を行い、かつセクタ毎に誤り検出用信号CRCに基づいてアドレス情報d5の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報d5に誤りが検出された場合に、誤りが検出されたアドレス情報d5を含むセクタのデータF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを読出部11に再度読み出させる制御部13とを設ける。
【選択図】図1
【解決手段】記録媒体2から、データF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを読み出す読出部11と、読出部11が読み出した信号を記憶するメモリ12と、メモリ12に記憶されたデータF3およびアドレス情報d5に基づいて再生処理を行い、かつセクタ毎に誤り検出用信号CRCに基づいてアドレス情報d5の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報d5に誤りが検出された場合に、誤りが検出されたアドレス情報d5を含むセクタのデータF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを読出部11に再度読み出させる制御部13とを設ける。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば、光ディスクや光磁気ディスク等の記録媒体に記録されているデータを読み出して再生する再生装置に関するものである。
光ディスクや光磁気ディスク等の記録媒体に記録されているデータを読み出して再生する再生装置が知られている。
例えば、いわゆるCDDA(Compact Disc Digital Audio)とよばれる音楽データ等が記録されている光ディスクから、音楽データを1倍速再生を行う再生装置が知られている。
また、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤやPC(パーソナルコンピュータ)に採用されている倍速バッファリング再生を行う再生装置も知られている。
例えば、いわゆるCDDA(Compact Disc Digital Audio)とよばれる音楽データ等が記録されている光ディスクから、音楽データを1倍速再生を行う再生装置が知られている。
また、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤやPC(パーソナルコンピュータ)に採用されている倍速バッファリング再生を行う再生装置も知られている。
例えば、上述した1倍速再生を行う再生装置は、光ディスクから読み出す入力スピードと、音声出力の出力スピードが略同じであり、エラー発生時には再度読み出し処理を行わずに補正処理を行う。しかし、エラーデータを基に補正処理を行うので出力される音声の品質が低下する。
また、倍速バッファリング再生方法を採用する再生装置は、光ディスクからデータとアドレス情報を読み出して記憶し、読み出したデータにエラーが存在していた場合に、そのエラーデータに対応するアドレス情報を記憶しておき、そのアドレス情報に対応するセクタに対して再度読み出し処理を行う、またはエラーと疑われるポイントまで遡り再度読み出し処理を行う。
上述したような装置では、読み出したデータやアドレス、エラーデータのアドレスを記憶する回路や、データの誤りを監視する手段が必要であり、処理負荷が大きい。
上述したような装置では、読み出したデータやアドレス、エラーデータのアドレスを記憶する回路や、データの誤りを監視する手段が必要であり、処理負荷が大きい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は記録媒体からデータを読み出して再生処理を行う際に、エラー発生時であっても処理負荷が小さく高品質で再生処理を行うことができる再生装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の観点の再生装置は、予め規定されたデータ長のブロック毎に、データ、アドレス情報、および当該アドレス情報の誤り検出用信号が関連付けられて記録されている記録媒体から、前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を関連付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたデータおよびアドレス情報に基づいて再生処理を行い、かつ前記ブロック毎に前記誤り検出用信号に基づいて前記アドレス情報の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続して前記アドレス情報に誤りが検出された場合に、前記誤りが検出されたアドレス情報を含むブロックの前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を前記読出手段に再度読み出させる制御手段とを有する。
本発明の観点の再生装置によれば、読出手段により記録媒体から、前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を前記ブロック毎に読み出して、記憶手段がその読み出したデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号を関連付けて記憶する。
制御手段は、記憶手段に記憶されたデータおよびアドレス情報に基づいて再生処理を行い、かつブロック毎に誤り検出用信号に基づいてアドレス情報の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報に誤りが検出された場合に、誤りが出されたアドレス情報を含むブロックのデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号を読出手段に再度読み出させる。
制御手段は、記憶手段に記憶されたデータおよびアドレス情報に基づいて再生処理を行い、かつブロック毎に誤り検出用信号に基づいてアドレス情報の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報に誤りが検出された場合に、誤りが出されたアドレス情報を含むブロックのデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号を読出手段に再度読み出させる。
本発明によれば、記録媒体からデータを読み出して再生処理を行う際に、エラー発生時であっても処理負荷が小さく高品質で再生処理を行うことができる再生装置を提供することができる。
図1は、本発明に係る第1実施形態の再生装置の機能ブロック図である。
本実施形態に係る再生装置1は、例えば記録媒体として光ディスクや、光磁気ディスク、磁気ディスク等の記録媒体から読み出したデータをメモリに記録して、その記録したデータを基に再生処理を行う。つまり再生装置1は、いわゆる倍速バッファリング再生処理を行う。
本実施形態に係る再生装置1は、例えば記録媒体として光ディスクや、光磁気ディスク、磁気ディスク等の記録媒体から読み出したデータをメモリに記録して、その記録したデータを基に再生処理を行う。つまり再生装置1は、いわゆる倍速バッファリング再生処理を行う。
その際、記録媒体から予め規定されたブロック毎に読み出されたデータ、アドレス情報、および当該アドレス情報に基づいて、アドレス情報の正誤判定処理を行い、設定回数連続してアドレス情報に誤りが検出された場合に、前記誤りが検出されたアドレス情報を含むブロックの前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を再度読み出す。
以下、図面を参照しながら詳細に本実施形態に係る再生装置1を説明する。
以下、図面を参照しながら詳細に本実施形態に係る再生装置1を説明する。
再生装置1は、例えば図1に示すように、読出部11、メモリ12、および制御部13を有する。
読出部11は本発明に係る読取手段の一例に相当し、メモリ12は本発明に係る記憶手段の一例に相当し、制御部13は本発明に係る制御手段の一例に相当する。
読出部11は本発明に係る読取手段の一例に相当し、メモリ12は本発明に係る記憶手段の一例に相当し、制御部13は本発明に係る制御手段の一例に相当する。
読出部11は、例えば制御部13の制御により、予め規定されたデータ長のブロック毎に、データ、アドレス情報、および当該アドレス情報の誤り検出用信号が関連付けられて記録されている記録媒体2から、データ、アドレス情報、および誤り検出用信号をブロック毎に読み出し、読み出した結果に応じた信号S11を制御部13に出力する。
図2は、図1に示した再生装置により読み取られる記録媒体の信号フォーマットの一具体例を説明するための図である。図2を参照しながら、本実施形態に係る記録媒体としての光ディスクに記録されている信号フォーマットを説明する。
上述したように本実施形態に係る記録媒体2は、例えば予め規定されたデータ長のブロック毎に、データ、アドレス情報、および当該アドレス情報の誤り検出用信号が関連付けられて記録されている。
詳細には、本実施形態ではフレームFは、例えば図2に示すように、大きさが588チャンネルビット長であり、再生装置1が処理するデータの最小基本単位である。
フレームFは、例えば図2に示すように、同期パターン部F1、サブコーディング部F2、データF3、パリティF4、および結合データCを有する。
同期パターン部F1は、1フレームの先頭位置を示すための信号であり、規定されたパターンのビット列を示す信号である。
本実施形態では、同期パターン部F1のビット長(大きさ)は24ビットである。
本実施形態では、同期パターン部F1のビット長(大きさ)は24ビットである。
サブコーディング部F2は、データ部の頭出しや、ピックアップを移動させる際に参照されるデータを有する。本実施形態では、サブコーディング部F2のビット長(大きさ)は14ビット(1シンボル)である。
データF3は、例えば音楽データや音声データ、コンテンツデータ等のデータである。本実施形態では、データF3のビット長(大きさ)は14ビット(1シンボル)である。
パリティF4は、例えばデータF3等の誤り検出時に参照されるビットデータであり、例えばCIRCの誤り検出処理時に参照される。本実施形態では、パリティF4のビット長(大きさ)は14ビット(1シンボル)である。
パリティF4は、例えばデータF3等の誤り検出時に参照されるビットデータであり、例えばCIRCの誤り検出処理時に参照される。本実施形態では、パリティF4のビット長(大きさ)は14ビット(1シンボル)である。
結合データCは、各シンボルの結合のために予め規定されたパターンのデータ列のデータである。本実施形態では、結合データCのビット長(大きさ)は3ビットである。
図3は、図2に示した複数個のフレームFを単位したサブコーディングフレームを説明するための図である。
複数個、例えば本実施形態では98個のフレームFを1セクタという。本実施形態では98個のフレームFである1セクタが、本発明に係る予め規定されたデータ長のブロックに対応する。
複数個、例えば本実施形態では98個のフレームFを1セクタという。本実施形態では98個のフレームFである1セクタが、本発明に係る予め規定されたデータ長のブロックに対応する。
また、この98個のフレームのサブコーディング部F2により構成される部分をサブコーディングフレームという。また、この98ビットのサブコーディング部F2には、本発明に係るアドレス情報や、そのアドレス情報の誤り検出用信号を有する。
図4は、図3に示した複数個のフレームに含まれるサブコーディング部F2を説明するための図である。
例えば図4に示すように、1フレーム目のサブコーディング部F2は同期信号S0を有し、2フレーム目のサブコーディング部F2は同期信号S1を有し、(2+i)フレーム目のサブコーディング部F2はチャンネルデータPi,Qi,Ri,Si,Ti,Ui,Vi,Wi(i=1〜96)を有する。
例えば図4に示すように、1フレーム目のサブコーディング部F2は同期信号S0を有し、2フレーム目のサブコーディング部F2は同期信号S1を有し、(2+i)フレーム目のサブコーディング部F2はチャンネルデータPi,Qi,Ri,Si,Ti,Ui,Vi,Wi(i=1〜96)を有する。
本実施形態では、チャンネル情報Pは複数個のチャンネルデータP1〜P96を有し、チャンネル情報Qは複数個のチャンネルデータQ1〜Q96を有し、チャンネル情報Rは複数個のチャンネルデータR1〜R96を有し、チャンネル情報Sは複数個のチャンネルデータS1〜S96を有し、チャンネル情報Tは複数個のチャンネルデータT1〜T96を有し、チャンネル情報Uは複数個のチャンネルデータU1〜U96を有し、チャンネル情報Vは複数個のチャンネルデータV1〜V96を有し、チャンネル情報Wは複数個のチャンネルデータW1〜W96を有する。
チャンネルデータPi(i=1〜96)は、例えば音楽データと音楽データの間(Pause)をビットデータ’1’で示す。
チャンネル情報Qは、例えばアクセス経過時間情報や絶対時間(アドレス)等のデータを含む。
チャンネル情報R〜チャンネル情報Wは、例えば静止画や文字データ等のデータを有する。
チャンネル情報Qは、例えばアクセス経過時間情報や絶対時間(アドレス)等のデータを含む。
チャンネル情報R〜チャンネル情報Wは、例えば静止画や文字データ等のデータを有する。
図5は、図4に示したチャンネル情報Qを説明するための図である。
チャンネル情報Qは、例えば図5に示すように、コントロール情報Qct、アドレスQad、データQd、CRC(Cyclic Redundancy Code)を有する。
CRCは本発明に係る誤り検出用信号の一例に相当する。
チャンネル情報Qは、例えば図5に示すように、コントロール情報Qct、アドレスQad、データQd、CRC(Cyclic Redundancy Code)を有する。
CRCは本発明に係る誤り検出用信号の一例に相当する。
コントロール情報Qctは、例えばオーディオのチャンネル数、エンファシス、デジタルデータ等を識別する際に用いられる。また、コントロール情報Qctは、例えばチャンネルデータQ1〜Q4の4ビットを含む。
アドレスQadは、例えば、データモードや製造者を示すデータ等を識別する際に用いられる。また、アドレスQadは、例えばチャンネルデータQ5〜Q8の4ビットを含む。
CRCは、チャンネル情報Qの正誤を判定して正しいデータを読み出すためのデータである。CRCは例えば予め規定された巡回符号方式により誤りを検出するための多項式演算により正誤が判定される。また、CRCは例えばチャンネルデータQ81〜Q96の16ビットを含む。
例えばCRCは、P(X)=(X^16)+(X^12)+(X^5)+1の多項式演算により、チャンネル情報Qの正誤が判定される。
例えばCRCは、P(X)=(X^16)+(X^12)+(X^5)+1の多項式演算により、チャンネル情報Qの正誤が判定される。
データQdは、例えば、時間情報(アドレス情報)やフレーム番号情報等のデータを有する。またデータQdは例えばチャンネルデータQ9〜Q80の72ビットを含む。
図6は、図5に示したデータQdを説明するための図である。データQdが音楽データの場合を図6を参照しながら説明する。
データQdは、例えば図6に示すように、楽章番号情報d1、インデックス情報d2、経過時間情報d3、ゼロ情報d4、および絶対時間情報(アドレス情報)d5を有する。
絶対時間情報(アドレス情報)d5は、本発明に係るアドレス情報の一例に相当する。
データQdは、例えば図6に示すように、楽章番号情報d1、インデックス情報d2、経過時間情報d3、ゼロ情報d4、および絶対時間情報(アドレス情報)d5を有する。
絶対時間情報(アドレス情報)d5は、本発明に係るアドレス情報の一例に相当する。
楽章番号情報d1は、例えば01〜99等の楽章を示す番号情報である。楽章番号情報d1は例えば8ビットである。
インデックス情報d2は、例えば楽章番号情報d1を細分化した情報であり、詳細には2桁の2進化10進数(BCD:Binary Coded Decimal)で示される情報である。
インデックス情報d2は、例えば楽章番号情報d1を細分化した情報であり、詳細には2桁の2進化10進数(BCD:Binary Coded Decimal)で示される情報である。
経過時間情報d3は、例えば楽章内の経過時間を示す情報である。経過時間情報d3は例えば24ビットである。
経過時間情報d3は、例えば図6に示すように、分情報d31、秒情報d32、およびフレーム番号情報d33を有する。
経過時間情報d3は、例えば図6に示すように、分情報d31、秒情報d32、およびフレーム番号情報d33を有する。
分情報d31は、楽章内の経過時間の分を示す情報である。例えば分情報d31は2桁のBCDで示され、8ビットである。
秒情報d32は、楽章内の経過時間の秒を示す情報である。例えば秒情報d32は2桁のBCDで示され、8ビットである。
フレーム番号情報d33は、本実施形態では複数個、例えば98個のフレームで1個のサブコーディングフレームを構成しており、このサブコーディングフレームを識別する番号を示す。例えばフレーム番号情報d33は2桁のBCDで示され、8ビットである。
秒情報d32は、楽章内の経過時間の秒を示す情報である。例えば秒情報d32は2桁のBCDで示され、8ビットである。
フレーム番号情報d33は、本実施形態では複数個、例えば98個のフレームで1個のサブコーディングフレームを構成しており、このサブコーディングフレームを識別する番号を示す。例えばフレーム番号情報d33は2桁のBCDで示され、8ビットである。
ゼロ情報d4は、経過時間情報d3と絶対時間情報d5との間に備えられ、それらの情報を区切る指標となるデータである。ゼロ情報d4は、例えば8ビットである。
絶対時間情報(アドレス情報)d5は、記録媒体2に記録されているブロックのアドレスを示す情報である。詳細には絶対時間情報(アドレス情報)d5は、全楽章の絶対時間を示す情報である。経過時間情報(アドレス情報)d5は例えば24ビットである。
本実施形態に係る再生装置1は、この絶対時間情報(アドレス情報)d5およびCRCに基づいて、連続性および正誤判定を行い、その結果に応じて再読み込み処理を行う。
絶対時間情報(アドレス情報)d5は、例えば図6に示すように、分情報d51、秒情報d52、およびフレーム番号情報d53を有する。
分情報d51は、全楽章の絶対時間の分を示す情報である。例えば分情報d51は2桁のBCDで示され、8ビットである。
秒情報d32は、全楽章の絶対時間の秒を示す情報である。例えば秒情報d52は2桁のBCDで示され、8ビットである。
フレーム番号情報d53は、本実施形態では複数個、例えば98個のフレームで1個のサブコーディングフレームを構成しており、このサブコーディングフレームを識別する番号を示す。例えばフレーム番号情報d33は2桁のBCDで示され、8ビットである。
秒情報d32は、全楽章の絶対時間の秒を示す情報である。例えば秒情報d52は2桁のBCDで示され、8ビットである。
フレーム番号情報d53は、本実施形態では複数個、例えば98個のフレームで1個のサブコーディングフレームを構成しており、このサブコーディングフレームを識別する番号を示す。例えばフレーム番号情報d33は2桁のBCDで示され、8ビットである。
図1に示すように、読出部11は、例えばスピンドルモータ111、ピックアップ部112、RFアンプ(Radio frequency AMP)113、サーボ回路(SV)114、およびドライブ(DRV)回路115を有する。
スピンドルモータ111は、例えば記録媒体2を回転駆動させるアクチュエータ、アクチュエータを回転駆動制御する駆動回路等を有し、制御部13からの制御信号CTL111に基づいて、記録媒体2を回転駆動を制御する。
ピックアップ部112は、例えば記録媒体2から信号を読み出して、読み出した結果に応じた信号S112をRFアンプ113に出力する。
また、ピックアップ部112は、光学レンズ、発光素子、受光素子、アクチュエータ等により構成されている。
また、ピックアップ部112は、例えば、ドライブ回路115からの制御信号CTL115に基づいてアクチュエータが駆動制御され、記録媒体2から信号を読み取り可能なように、光学レンズ、発光素子、および受光素子等の位置が制御される。
また、ピックアップ部112は、光学レンズ、発光素子、受光素子、アクチュエータ等により構成されている。
また、ピックアップ部112は、例えば、ドライブ回路115からの制御信号CTL115に基づいてアクチュエータが駆動制御され、記録媒体2から信号を読み取り可能なように、光学レンズ、発光素子、および受光素子等の位置が制御される。
RFアンプ113は、ピックアップ部112から読み出した信号S112を増幅してデコーダ131に出力する。また、RFアンプ113は、信号S112に基づいてサーボ制御用エラー信号S113を生成し、生成したサーボ制御用エラー信号S113をサーボ回路114に出力する。
サーボ回路114は、例えば制御部13の制御により、RFアンプ113から出力されたエラー信号S113を基に、ピックアップ部112を制御させる制御信号CTL114を出力する。
ドライブ回路115は、例えばピックアップを制御させる制御信号CTL114信号を増幅して、制御信号CTL115としてピックアップ部112に出力する。
メモリ12は、例えば制御部13の制御により、読出部11が読み出したデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号をブロック毎に関連付けて記憶する。またメモリ12により記憶されるデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号は、制御部13により読み出される。
例えばメモリ12は、RAM(Random Access Memory)、好適には高速アクセス可能なSDRAM(Synchronous dynamic RAM)等の記憶装置により構成されている。
例えばメモリ12は、RAM(Random Access Memory)、好適には高速アクセス可能なSDRAM(Synchronous dynamic RAM)等の記憶装置により構成されている。
制御部13は、例えば本発明に係る機能を有するプログラムを実行することにより、装置全体の各構成要素を統括的に制御する。
制御部13は、例えばメモリ12に記憶されたデータおよびアドレス情報に基づいて再生処理を行い、かつブロック毎に誤り検出用信号に基づいてアドレス情報の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報に誤りが検出された場合に、誤りが検出されたアドレス情報を含むブロックのデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号を読出部11に再度読み出させる。
制御部13は、例えばメモリ12に記憶されたデータおよびアドレス情報に基づいて再生処理を行い、かつブロック毎に誤り検出用信号に基づいてアドレス情報の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報に誤りが検出された場合に、誤りが検出されたアドレス情報を含むブロックのデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号を読出部11に再度読み出させる。
また、詳細には、制御部13は、巡回符号方式の誤り検出用信号に基づいてアドレス情報d5の正誤判定処理および訂正処理を行い、当該訂正処理の結果、設定回数連続してアドレス情報d5の誤りを適正に訂正できない場合に、誤りが検出されたアドレス情報d5を含むブロックのデータF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを読出部11に再度読み出させる。
制御部13は、読出部11による再読み出し回数に基づいて、連続性判断の指標となる設定回数を制御する。
詳細には、例えば制御部13は、読出部11による再読み出し回数が、予め設定された回数、例えば6回程度以上の場合には、連続性判断の指標となる設定回数を増加させ、それより小さい場合には連続性判断の指標となる設定回数を減少させる。
こうすることで、制御部13は、再読み出し回数により、連続性判断の指標となる設定回数を制御して、つまり再読み込みの判断基準を制御することができる。
詳細には、例えば制御部13は、読出部11による再読み出し回数が、予め設定された回数、例えば6回程度以上の場合には、連続性判断の指標となる設定回数を増加させ、それより小さい場合には連続性判断の指標となる設定回数を減少させる。
こうすることで、制御部13は、再読み出し回数により、連続性判断の指標となる設定回数を制御して、つまり再読み込みの判断基準を制御することができる。
また、制御部13は、読出部11による再読み出し回数が予め設定された回数以上の場合には、読出部11による読み出し動作を抑止する。
詳細には、例えば制御部13は、読出部11による再読み出し回数が、予め設定された回数、例えば10回程度以上の場合には、読出部11による読み出し動作を抑止する。
こうすることで、制御部13は、例えば記録媒体2に大きな傷等の原因により、データ等が適正に読み出し不可能であると判断して、無駄な読み込み動作を抑止し、無駄な消費電力を低減することができる。
詳細には、例えば制御部13は、読出部11による再読み出し回数が、予め設定された回数、例えば10回程度以上の場合には、読出部11による読み出し動作を抑止する。
こうすることで、制御部13は、例えば記録媒体2に大きな傷等の原因により、データ等が適正に読み出し不可能であると判断して、無駄な読み込み動作を抑止し、無駄な消費電力を低減することができる。
制御部13は、詳細には例えば図1に示すように、デコーダ(DCD)131、およびCPU(Central processing unit)132を有する。
デコーダ131は本発明に係る第1の制御回路の一例に相当し、CPU132は本発明に係る第2の制御回路の一例に相当する。
デコーダ131は本発明に係る第1の制御回路の一例に相当し、CPU132は本発明に係る第2の制御回路の一例に相当する。
デコーダ131は、例えばCPU132の制御により、データの訂正処理や、アドレス管理等の処理を行う。
また、デコーダ131は、メモリ12へのデータ記録処理や読み出し処理、スピンドルモータ111や、RFアンプ113、サーボ回路114等の制御を行う。
また、デコーダ131は、メモリ12へのデータ記録処理や読み出し処理、スピンドルモータ111や、RFアンプ113、サーボ回路114等の制御を行う。
また、デコーダ131は、例えばブロック毎に誤り検出用信号に基づいてアドレス情報の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報に誤りが検出された場合に、誤りが検出されたアドレス情報を出力する。
CPU132は、各構成要素を統括的に制御する。
例えば、CPU132は、デコーダ131による誤り検出時に、読出部11に読み取り動作を抑止した後、デコーダ131から出力されたアドレス情報を含むブロックのデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号を、読出部11に再度読み出させる。
例えば、CPU132は、デコーダ131による誤り検出時に、読出部11に読み取り動作を抑止した後、デコーダ131から出力されたアドレス情報を含むブロックのデータ、アドレス情報、および誤り検出用信号を、読出部11に再度読み出させる。
図7は、図1に示した再生装置1の動作の一具体例を説明するための図である。図7を参照しながら、再生装置1の動作を、制御部13の動作を中心に説明する。また本実施形態では、記録媒体2が光ディスクの場合を説明する。
ステップST1において、制御部13は、記録媒体2から通常の読み出し処理を行う。
詳細には、制御部13のデコーダ131は、CPU132の制御により、制御信号CTL111を出力してスピンドルモータ111を回転駆動制御し、サーボ回路114に制御信号CTL114を出力させて、ドライブ回路115を介してピックアップ部112の位置や光ピックアップのフォーカシングサーボ等の制御を行う。
詳細には、制御部13のデコーダ131は、CPU132の制御により、制御信号CTL111を出力してスピンドルモータ111を回転駆動制御し、サーボ回路114に制御信号CTL114を出力させて、ドライブ回路115を介してピックアップ部112の位置や光ピックアップのフォーカシングサーボ等の制御を行う。
ピックアップ部112によりレーザ光が記録媒体2に照射され、記録媒体2の反射光を光学レンズを介して受光素子により電気信号に変換して、信号S112としてRFアンプ113に出力する。
RFアンプ113は、ピックアップ部112から読み出した信号S112を増幅してデコーダ131に出力する。
また、RFアンプ113は、信号S112に基づいてサーボ制御用エラー信号S113を生成し、生成したサーボ制御用エラー信号S113をサーボ回路114に出力する。サーボ回路114は、RFアンプ113から出力されたエラー信号S113を基に、ピックアップ部112を制御させる制御信号CTL114を出力する。
また、RFアンプ113は、信号S112に基づいてサーボ制御用エラー信号S113を生成し、生成したサーボ制御用エラー信号S113をサーボ回路114に出力する。サーボ回路114は、RFアンプ113から出力されたエラー信号S113を基に、ピックアップ部112を制御させる制御信号CTL114を出力する。
デコーダ131は、RFアンプ113から出力された信号S11に基づいて、エラー訂正処理、例えばCIRC(Cross Interleave Reed-Solomon Code)処理が施され、アドレス情報と入力データを最小基本単位であるセクタ単位でメモリ12に記憶させることで、バッファリング処理を行う。
図8は、図1に示した再生装置1の制御部13による、絶対時間情報(アドレス情報)d5の正誤判定処理を説明するための図である。
ステップST2において、デコーダ131は、セクタ単位毎に、例えば図5,図6に示すように、チャンネル情報Qに含まれる絶対時間情報(アドレス情報)d5およびCRCに基づいて、絶対時間情報(アドレス情報)d5の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報に誤りが検出されたか否かを判別する。誤りが検出されない場合にはステップST1の処理に戻り、例えば次のセクタの信号を読み出す処理を行う。例えば本実施形態では設定回数は4回とする。
具体的には、デコーダ131は、絶対時間情報(アドレス情報)d5を、アドレスadd1から順に、そのアドレス情報に関連付けられているCRCに基づいて正誤判定処理を行い、例えば図8に示すように、アドレスadd1は正しいと判断し、アドレスadd2は正しいと判断し、アドレスadd3は誤りであると判断し、次にアドレスadd4は正しいと判断した場合には、設定回数以上連続して誤りが検出されていないために、アドレスadd3のデータは正しいと判断して、誤り発生を示す信号の出力を抑止する。
次に、デコーダ131は、例えば図8に示すように、アドレスadd5〜add7は正しいと判断し、アドレスadd8は誤りであると判断し、アドレスadd9〜add11まで、設定回数の4回以上連続して誤りを検出した場合に、誤りが検出されたアドレス情報d5のうちエラー開始アドレスであるアドレスadd8および誤り発生を示す信号S131をCPU132に出力する。
ステップST3において、CPU132は、その信号S131を受けて、前記読取手段による読み取り動作を抑止させる。
詳細には、CPU132は、読み取り動作を抑止させる信号S132をデコーダ131に出力する。デコーダ131はその信号S132に基づいて、読出部11に読み取り動作を抑止(停止)させる。
詳細には、CPU132は、読み取り動作を抑止させる信号S132をデコーダ131に出力する。デコーダ131はその信号S132に基づいて、読出部11に読み取り動作を抑止(停止)させる。
ステップST4において、CPU132は、その信号S131を受けて、再読み出しポイントの生成処理を行う。
詳細には、CPU132は、信号S131に含まれる誤りが検出されたアドレス情報d5から、再読み込み処理を行わせる制御信号S132を、デコーダ131に出力する。
詳細には、CPU132は、信号S131に含まれる誤りが検出されたアドレス情報d5から、再読み込み処理を行わせる制御信号S132を、デコーダ131に出力する。
ステップST5において、デコーダ131は、その信号S132を受けて、読出部11に再読み取り処理を行わせる。読出部11は、制御部13による制御により、例えば図7に示すように、連続して誤りが検出されたアドレス情報のうち、エラー開始アドレスであるアドレスadd8から再読み出し処理を行う。
ステップST6において、デコーダ131は、正常にデータが取得できたか否かを判断し、詳細には例えば上述したようにアドレス情報d5、およびCRCに基づいて判断して、正常に取得できないと判断した場合には、ステップST5の処理に戻る。
一方、ステップST6の判断において、制御部13は、正常に取得できたと判断した場合には、読出部11により読み出された信号S11を、上述したようにメモリ12にバッファリング処理を行い、ステップST7の処理に進む。
一方、ステップST6の判断において、制御部13は、正常に取得できたと判断した場合には、読出部11により読み出された信号S11を、上述したようにメモリ12にバッファリング処理を行い、ステップST7の処理に進む。
ステップST7において、制御部13は、例えばメモリ12から読み出したデータを、制御部13が内蔵する出力回路、例えばPCM(pulse code modulation)回路へ入力する。制御部13の出力回路は、そのデータに基づいて再生処理を行う(ST8)。
以上、説明したように、予め規定されたデータ長のセクタ毎に、データF3、アドレス情報d5、および当該アドレス情報の誤り検出用信号CRCが関連付けられて記録されている記録媒体2から、データF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを読み出す読出部11と、読出部11が読み出したデータF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを関連付けて記憶するメモリ12と、メモリ12に記憶されたデータF3およびアドレス情報d5に基づいて再生処理を行い、かつセクタ毎に誤り検出用信号CRCに基づいてアドレス情報d5の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報d5に誤りが検出された場合に、誤りが検出されたアドレス情報d5を含むセクタのデータF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを読出部11に再度読み出させる制御部13とを設けたので、記録媒体2からデータを読み出して再生処理を行う際に、エラー発生時であっても処理負荷が小さく高品質で再生処理を行うことができる。
また、記録媒体2に記録されている信号の最小単位であるセクタ毎にアドレス情報d5の正誤判定を行い、その判定結果により設定回数連続して誤りが検出された場合に再読み込み処理を行うので、例えばデータF3のCIRC等のエラー判定により再読み込み処理を行う場合と比べて、高速に再読み込み処理を行うことができる。
また、制御部13は、正確に再読み込みポイントを把握し、その結果に基づいて再読み込みポイントである、アドレス情報d5に関連付けられたセクタのデータF3、アドレス情報d5、誤り検出用信号CRCを再読み込み処理を行うので、無駄な再読み込み処理を行うことなく、的確に再読み込み処理を行うことができる。
また、制御部13は、セクタ毎に誤り検出用信号CRCに基づいてアドレス情報d5の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続してアドレス情報d5に誤りが検出された場合に、誤りが検出されたアドレス情報d5を出力するデコーダ131と、デコーダ131による誤り検出時に、読出部11による読み取り動作を抑止し、デコーダ131から出力されたアドレス情報d5を含むセクタのデータF3、アドレス情報d5、および誤り検出用信号CRCを読出部11に再度読み出させるCPU132とを有するので、常に正誤判定を行う装置と比べて、CPU132は設定回数連続して誤り検出を行ったときに再読み込み処理を指示するので処理負荷が低減する。そのためCPU132はリソースを、エラー訂正処理やエラーアドレスを監視する処理、以外の処理に使用することができる。
また、デコーダ131は、設定回数連続してアドレス情報d5に誤りが検出された場合に、当該複数の連続したアドレス情報d5のうち最小のアドレス情報d5を出力し、CPU132は、デコーダ131から出力されたアドレス情報d5を含むセクタから順に読出部11に再度読み出し制御を行うので、CPU132の処理負荷がさらに低減できる。
また、上述したように、制御部13は、読出部11による再読み出し回数に基づいて設定回数を制御する、例えば予め設定された回数、例えば6回程度以上の場合には、連続性判断の指標となる設定回数を増加させ、それより小さい場合には連続性判断の指標となる設定回数を減少させるので、制御部13は、再読み出し回数により、連続性判断の指標となる設定回数を制御して、つまり再読み込みの判断基準を制御することができる。
また、上述したように、制御部13は、読出部11による再読み出し回数が予め設定された回数以上の場合には、読出部11による読み出し動作を抑止するので、制御部13は、例えば記録媒体2に大きな傷等の原因により、データ等が適正に読み出し不可能であると判断して、無駄な読み込み動作を抑止し、無駄な消費電力を低減することができる。
図9は、本発明の第2実施形態に係る再生装置の機能ブロック図である。
第1および第2実施形態と相違点は、より具体的な回路構成となっている点である。図9を参照しながら、本実施形態に係る再生装置1aを相違点を中心に、詳細に説明する。第1実施形態と同じ機能および動作を行う構成要素については同じ符号を付して説明を省略する。
第1および第2実施形態と相違点は、より具体的な回路構成となっている点である。図9を参照しながら、本実施形態に係る再生装置1aを相違点を中心に、詳細に説明する。第1実施形態と同じ機能および動作を行う構成要素については同じ符号を付して説明を省略する。
再生装置1aは、例えば図9に示すように、第1実施形態と略同様に、スピンドルモータを駆動する駆動回路111a、ピックアップ部112、RFアンプ113、サーボ回路114、ドライブ回路115、メモリ12、デコーダ131、およびCPU132を有する。
また、後述するように本実施形態ではサーボ回路114とデコーダ131等の構成要素がIC(integrated circuits)チップ10上に集積化されている。このようにICチップ10内のデコーダ131により本発明に係る正誤判定等の処理を行い、CPU132はICチップ10とデータ通信を行い、その結果に応じて再読み出し指示等を行うことで、CPU132の処理負荷が低減される。
また、後述するように本実施形態ではサーボ回路114とデコーダ131等の構成要素がIC(integrated circuits)チップ10上に集積化されている。このようにICチップ10内のデコーダ131により本発明に係る正誤判定等の処理を行い、CPU132はICチップ10とデータ通信を行い、その結果に応じて再読み出し指示等を行うことで、CPU132の処理負荷が低減される。
サーボ回路114は、例えば図9に示すように、サーボアナログデジタル変換回路(SAD)1141、サーボ制御回路(SVC)1142、サーボPWM制御部(SPWM)1143を有する。
サーボアナログデジタル変換回路1141は、RFアンプ113から出力されたエラー信号S113を、アナログ信号からデジタル信号に変換して信号S1141としてサーボ制御回路1142に出力する。
サーボ制御回路1142は、サーボアナログデジタル変換回路1141から出力された信号S1141等に基づいてピックアップ部112を制御するための信号S1141をサーボPWM制御部1143に出力する。
サーボPWM制御部1143は、サーボ制御回路1142から出力された信号S1142に基づいて、パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)制御処理を行い制御信号CTL114としてドライブ回路115に出力する。
また、ICチップ10上には、スピンドルモータ111を制御する回路として、スピンドルサーボ回路(SPSV)1144、スピンドルPWM制御部(SPWM)1145が備えられている。
スピンドルサーボ回路(SPSV)1144は、サーボ制御回路1142の制御により、デコーダ131の同期検出回路(SYC)306から同期信号S306aを受けてサーボ制御信号S1144をスピンドルPWM制御部1145に出力する。
スピンドルPWM制御部(SPWM)1145は、サーボ制御信号S1144を受けてPWM変調制御を行い、制御信号CTL111としてスピンドルモータ111を駆動する駆動回路111aに出力する。
スピンドルPWM制御部(SPWM)1145は、サーボ制御信号S1144を受けてPWM変調制御を行い、制御信号CTL111としてスピンドルモータ111を駆動する駆動回路111aに出力する。
また、ICチップ10上に形成されているデコーダ131は、例えば図9に示すように、クロック信号発生回路(VCO)301、アナログデジタル変換回路(RFA/D)302、データ検出回路(DTD)303、イコライザ(EQ)304、スライサ(SL)305、同期検出回路(SYC)306、EFM(Eight to Fourteen Modulation)復調回路307、位相検出回路(PHD)308、VCO制御回路(VCOC)309、デジタルアナログ変換回路(D/A)310、バッファ(FIFO)311、誤り訂正処理回路(ECC:Error Correction Code)312、ダイレクトメモリ制御回路(DMA)313、(CDDA:Compact Disc Digital Audio)解析部314、光信号変換部(OP)315、PCMインタフェース(PCM−I/F)316、CPUインタフェース(I/F)317、PLL回路、およびクロック回路CLK等を有する。
クロック信号発生回路(VCO)301は、電圧制御発振器(VCO)を含み、D/A310を介したVCOC309による制御により発振周波数が制御され、発振信号PLCKをRFA/D302に出力する。
アナログデジタル変換回路(RFA/D)302は、発振信号PLCKに基づいて、RFAMP113から入力された信号S11をアナログ信号からデジタル信号に変換して信号S302として出力する。
データ検出回路(DTD)303は、SL305からの信号S305および信号S302に基づいて、ECC312による誤り訂正処理に用いられるデータを生成し、信号S303としてECC312に出力する。
イコライザ(EQ)304は、RFA/D302からの信号S302を受けて、設定された周波数特性となるように変換処理を行い信号S304として出力する。
スライサ(SL)305は、信号S304を受けて設定された閾値で2値化処理を行い信号S305として出力する。
同期検出回路(SYC)306は、信号S306を受けて同期信号を検出し、検出結果を示す信号S306をEFM306に出力する。
スライサ(SL)305は、信号S304を受けて設定された閾値で2値化処理を行い信号S305として出力する。
同期検出回路(SYC)306は、信号S306を受けて同期信号を検出し、検出結果を示す信号S306をEFM306に出力する。
EFM(Eight to Fourteen Modulation)復調回路307は、信号S306を受けてEFM復調処理を行い、処理結果を示す信号S307をFIFO311に出力する。
位相検出回路(PHD)308は、信号S305に基づいて位相差検出処理を行い処理結果を示す信号S308をVCOC309に出力する。
VCO制御回路(VCOC)309は、信号S308に基づいてVCO301の発振周波数を制御するための制御信号S309を出力する。
デジタルアナログ変換回路(D/A)310は、信号S309を受けてデジタル信号からアナログ信号に変換して信号S310としてVCO301に出力する。
VCO制御回路(VCOC)309は、信号S308に基づいてVCO301の発振周波数を制御するための制御信号S309を出力する。
デジタルアナログ変換回路(D/A)310は、信号S309を受けてデジタル信号からアナログ信号に変換して信号S310としてVCO301に出力する。
バッファ(FIFO)311は、EFM307により復調処理が施された信号S307を一時バッファする回路であり、設定されたタイミングでバッファした信号を信号S311としてECC312に出力する。
誤り訂正処理回路(ECC)312は、信号S311を受けて、信号S303に基づいて誤り符号訂正処理を行い、処理結果をDMA313に出力する。
ECC312は、例えば誤り訂正処理として、図2に示したデータF3およびパリティF4に基づいて、予め規定された誤り訂正処理方式であるCIRC(Cross Interleaved Reed-Solomon code)により行われる。記録媒体2には、このCIRCによるデータが記録されている。
ECC312は、例えば誤り訂正処理として、図2に示したデータF3およびパリティF4に基づいて、予め規定された誤り訂正処理方式であるCIRC(Cross Interleaved Reed-Solomon code)により行われる。記録媒体2には、このCIRCによるデータが記録されている。
ダイレクトメモリ制御回路(DMA)313は、ECC312から誤り訂正処理が施された信号をメモリ12に記憶する。またDMA313は必要に応じてメモリ12に記憶した信号を読み出して信号S313としてCDDA314に出力する。
(CDDA)解析部314は、DMA313から出力された信号S313に基づいて、信号S313に含まれる本発明に係るアドレス情報d5、およびCRCに応じて、本発明に係る正誤判定処理等の処理を行い、処理結果を信号S314として出力する。
また、CDDA314は、CPUI/F317を介してCPU132とデータ通信を行い、例えば本発明に係る処理結果をCPU132に出力する。
また、CDDA314は、CPUI/F317を介してCPU132とデータ通信を行い、例えば本発明に係る処理結果をCPU132に出力する。
光信号変換部(OP)315は、信号S315を受けて、予め規定された方式により、電気信号から光信号に変換するための処理を行い信号S315として出力する。
PCMインタフェース(PCM−I/F)316は、信号S315を受けてパルス符号変調処理(Pulse Code Modulation)を施して信号S316として出力する。
PCMインタフェース(PCM−I/F)316は、信号S315を受けてパルス符号変調処理(Pulse Code Modulation)を施して信号S316として出力する。
CPUインタフェース(I/F)317は、例えばICチップ10上に形成されている構成要素と、CPU312間でデータ通信を行うためのインタフェースである。
PLL回路は、入力された発振信号CKを受けて、入力信号とクロック回路CLKによる発振信号との位相差を検出し、検出結果に基づいてクロック回路CLKによる発振信号と同期した発振信号を生成し、ICチップ10に備えられた各構成要素に出力する。
以上、説明した構成の再生装置1aの動作を、第1実施形態との相違点を中心に簡単に説明する。
ピックアップ部112より読み出された信号は、RFAMP113に入力され、RFAMP113により増幅処理およびサーボ制御用誤り訂正信号が生成され、デコーダ131やサーボ回路114に出力される。
ピックアップ部112より読み出された信号は、RFAMP113に入力され、RFAMP113により増幅処理およびサーボ制御用誤り訂正信号が生成され、デコーダ131やサーボ回路114に出力される。
デコーダ131では、入力された信号S11は、RFA/D302、DTD303、EQ304、SL305、SYC306、EFM復調回路307、PHD308、VCOC309、D/A310、FIFO311等によりEFM変換されて、ECC312に出力される。
ECC312はその信号S311にCIRC処理を施して、CDDA314はアドレス情報d5および誤り検出用信号CRCに基づいて、アドレス情報d5の巡回冗長検査処理を行う。
各訂正処理が施された信号はメモリ12に格納される。
各訂正処理が施された信号はメモリ12に格納される。
CDDA314は、随時入力された信号に同期したサブキュー情報Q(アドレス情報d5)を格納しており、入力開始からのアドレスの連続性を確認する。
ここでアドレス情報の連続性に関しては、CPU132から任意に設定することが可能であり設定した回数分連続して誤りが検出された場合に、CPUI/F317を介してCPU132へその旨を示す信号が出力される。
CPU132は、その信号を受けると、CDDC314から誤りが検出されたアドレス情報d5を取得し、通常の読み出し開始指示と同様に再読み出し指示を、ICチップ10のデコーダ131に出力する。
ここでアドレス情報の連続性に関しては、CPU132から任意に設定することが可能であり設定した回数分連続して誤りが検出された場合に、CPUI/F317を介してCPU132へその旨を示す信号が出力される。
CPU132は、その信号を受けると、CDDC314から誤りが検出されたアドレス情報d5を取得し、通常の読み出し開始指示と同様に再読み出し指示を、ICチップ10のデコーダ131に出力する。
以上、説明したように、CDDA314は、アドレス情報d5および誤り検出用信号CRCに基づいて、アドレス情報d5の巡回冗長検査処理を行い、その結果に基づいてアドレス情報d5の連続性、例えば設定回数連続してアドレス情報d5に誤りが検出された場合に、誤りが検出されたアドレス情報d5をCPU132に出力し、CPU132がその信号を受けて再読み込み処理を指示するので、例えばCPU132がECC312にてCIRC訂正された結果に基づいて、読み取ったフレーム内の信号が、エラーであるか否かを判断して、エラーであると判断して再読み処理を指示する場合と比べて、CPU132の処理負荷が小さくなり、また確実に再読み込み処理を行うことができる。
また、CPU132が常時アドレス情報d5やエラーが検出されたアドレス情報d5を保持して、常にデータの誤り訂正処理の結果を監視する場合と比べて、CPU132の処理負荷が低減する。
なお、本発明は本実施形態に限られるものではなく、任意好適な改変が可能である。
例えば、上述した形態では記録媒体2としてCD(Compact disc)等を説明したがこの形態に限られるものではない。
例えば、記録媒体2は、DVD(Digital Versatile Disk)や、CD−R等の光ディスクや、光磁気ディスク、磁気ディスク等の記録媒体であってもよい。再生装置は予め規定された方式に応じて上述した本発明に係る処理を行えればよい。
また、本実施形態では再生装置を説明したが、記録機能を有していてもよい。
また、本実施形態では倍速バッファリング再生処理を行ったが、大容量の記憶容量のメモリ12を設けて、より高速に記録媒体2から読み出して再生処理を行ってもよい。
例えば、上述した形態では記録媒体2としてCD(Compact disc)等を説明したがこの形態に限られるものではない。
例えば、記録媒体2は、DVD(Digital Versatile Disk)や、CD−R等の光ディスクや、光磁気ディスク、磁気ディスク等の記録媒体であってもよい。再生装置は予め規定された方式に応じて上述した本発明に係る処理を行えればよい。
また、本実施形態では再生装置を説明したが、記録機能を有していてもよい。
また、本実施形態では倍速バッファリング再生処理を行ったが、大容量の記憶容量のメモリ12を設けて、より高速に記録媒体2から読み出して再生処理を行ってもよい。
本発明は、例えば光ディスクや光磁気ディスク等の記録媒体に記録されているデータを読み出して再生する再生装置に適用できる。
1…再生装置、2…記録媒体、11…読出部、12…メモリ、13…制御部、111…スピンドルモータ、112…ピックアップ部、113…RFアンプ、114…サーボ回路(SV)、115…ドライブ回路、131…デコーダ、132…CPU。
Claims (6)
- 予め規定されたデータ長のブロック毎に、データ、アドレス情報、および当該アドレス情報の誤り検出用信号が関連付けられて記録されている記録媒体から、前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を読み出す読出手段と、
前記読出手段が読み出した前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されたデータおよびアドレス情報に基づいて再生処理を行い、かつ前記ブロック毎に前記誤り検出用信号に基づいて前記アドレス情報の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続して前記アドレス情報に誤りが検出された場合に、前記誤りが検出されたアドレス情報を含むブロックの前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を前記読出手段に再度読み出させる制御手段と
を有する再生装置。 - 前記制御手段は、第1の制御回路および第2の制御回路を含み、
前記第1の制御回路は、前記ブロック毎に前記誤り検出用信号に基づいて前記アドレス情報の正誤判定処理を行い、当該正誤判定処理の結果、設定回数連続して前記アドレス情報に誤りが検出された場合に、前記誤りが検出されたアドレス情報を出力し、
前記第2の制御回路は、前記第1の制御回路による誤り検出時に、前記読取手段による読み取り動作を抑止し、前記第1の制御回路から出力されたアドレス情報を含むブロックの前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を前記読出手段に再度読み出させる
請求項1に記載の再生装置。 - 前記第1の制御回路は、設定回数連続して前記アドレス情報に誤りが検出された場合に、当該複数の連続したアドレス情報のうち最小のアドレス情報を出力し、
前記第2の制御回路は、前記第1の制御回路から出力されたアドレス情報を含むブロックから順に前記読出手段に再度読み出し制御を行う
請求項2に記載の再生装置。 - 前記制御手段は、前記読出手段による再読み出し回数に基づいて前記設定回数を制御する
請求項1に記載の再生装置。 - 前記制御手段は、前記読出手段による再読み出し回数が予め設定された回数以上の場合には、前記読出手段による読み出し動作を抑止する
請求項1に記載の再生装置。 - 前記アドレス情報の誤り検出用信号は、巡回符号方式の誤り検出用信号を含み、
前記制御手段は、前記巡回符号方式の誤り検出用信号に基づいて前記アドレス情報の正誤判定処理および訂正処理を行い、当該訂正処理の結果、設定回数連続して前記アドレス情報の誤りを適正に訂正できない場合に、前記誤りが検出されたアドレス情報を含むブロックの前記データ、アドレス情報、および誤り検出用信号を前記読出手段に再度読み出させる
請求項1に記載の再生装置。
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