JP2006059158A - ソフトウエア販売方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光装置等のソフトウエアを、購入実績、使用条件、使用実績、契約条件等を加味して合理的に価格決定し販売するソフトウエア販売方法を提供する。
【解決手段】ソフトウエア製品の販売条件に関わる全ての要因、すなわち購入者の購入実績、アップグレード・カスタム対応・カスタマーサービス等の時契約条件、使用期間・使用期限・起動時間・起動回数・ファイル入出力回数・CPU処理時間・使用不可機能等の制約条件を含む使用条件、起動時間・起動回数・ファイル入出力回数・CPU処理時間・特定機能の使用回数等の使用実績等の要因について、その状態(内容)を数値指標に変換し、各要因の数値指標を集計し、その累積値に基づいて販売条件を決定する。種々の要因を共通の尺度で評価し、これらを総合的かつ論理的に勘案して最終的な販売条件を設定しているので、合理的な販売条件の設定が行える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体素子等の電子デバイスを製造する際のリソグラフィー工程で使用する、例えば露光装置の制御用ソフトウエアや露光結果の評価用ソフトウエア等のソフトウエア販売方法に関する。特に、ソフトウエアを利用形態及び利用履歴に応じた妥当な条件で利用者に提供することのできるソフトウエア販売方法に関する。
半導体素子、液晶表示素子、CCD等の撮像素子、プラズマディスプレイ素子、薄膜磁気ヘッド等の電子デバイス(本明細書中においては電子デバイスと総称する。)を製造する際のリソグラフィー工程の製造ラインは、マスクに形成されたパターンを感光基板に露光する露光装置を中心として、検査装置や計測装置、ウエハ処理装置、及び、制御装置あるいは管理装置等から構成される。これらの装置は、通常、通信ネットワークにより接続され、制御信号あるいは処理結果や検査結果のデータ等は、この通信ネットワークを介して装置間で伝送される。また、制御装置は、通常、外部の通信ネットワークとも接続され、上位の管理装置と通信可能な構成となっている。
露光装置等の装置において、装置の動作や装置を構成する各ユニットの動作は、コンピュータを有する制御系により制御される。すなわち、制御プログラムが各ユニットの制御系及び装置全体を制御する制御系にインストールされ、この制御プログラムが各制御系のコンピュータで実行されることにより、各ユニット及び各装置が所望の動作をする。
例えば露光装置においては、光学系(光源、照明光学系、投影光学系等)、アライメント系(例えばFIA系、LSA系等)、ステージ系(ウエハステージ系、レチクルステージ系等)等の各ユニットに、そのユニットを制御する制御プログラムがインストールされる。また、全体を制御する制御部に全体を制御するプログラムがインストールされる。これらのプログラムが各制御部において実行されて各ユニットが協働して動作することにより、露光装置全体として所望の処理が行われる。
電子デバイスの製造ラインで使用される露光装置を初めとするこのような構成の装置において、処理精度を向上させる等の性能の改善、処理内容や処理手順の変更、あるいは機能の追加や変更等を行う場合は、制御プログラムの変更が必要となる。従って、このような場合、露光装置のユーザーは、ソフトウエアのバージョンアップを行う必要がある。すなわち、実質的に新たな制御ソフトウエアを購入する必要が生じる。
そのようなソフトウエアは、通常、1本のソフトウエアごとに料金が設定され、これを単位として取引される。また、大型のコンピュータシステムやネットワークを介した分散処理システム等のマルチユーザー環境で使用されるソフトウエアは、ソフトウエア本体とは別に、同時利用可能なアクセス権の数等による料金が設定される場合もある。
一方、デジタル音楽データ等のコンテンツデータは、近年、ネットワークを介して頒布する方法が種々提案されており、利用条件、課金方法等をきめ細かく利用者が選択できる方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−203071号公報
ところで、リソグラフィー工程の製造ラインの露光装置等の装置の運用形態や利用形態は製造ラインごとに多種多様である。従って、そのような装置に搭載するソフトウエアは、製造ラインや装置の利用形態に応じて、実行可能な機能、実行可能な期間、実行可能時間、特定の処理の利用制限等を個別に設定して導入される。
そのようなソフトウエアに対して、従来のように1本のソフトウエアごとに設定された料金に基づいて販売あるいはバージョンアップを行うと、料金がソフトウエアの利用形態と乖離した不合理なものになるという問題がある。
また、露光装置を初めとするこれらの装置は、通常、大規模かつ高価なシステムであり、これに適用するソフトウエアは、ハードウエアと一体的であることはもちろん、前のバージョンあるいは前のシステムとの継承性等をも考慮して評価する必要がある。例えばソフトウエアやハードウエアのバージョンアップをある程度見込んで当初より販売される場合もある。従って、それらシステムの全体、バージョンアップの履歴等を十分把握した上で、個々のソフトウエア、バージョンアップの価格を設定しなければならない。
すなわち、このようなソフトウエアについては、購入実績、さらには、ハードウエアの購入状況(購入実績)、運用状況等を考慮して、そのソフトウエアの利用形態を把握し、それに基づいて合理的な価格を決定する必要がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、例えば露光装置等の装置に搭載するソフトウエアに対して、単なるソフトウエアという製品の枠を越えた種々の条件を加味して合理的に価格を決定し、そのソフトウエアを所望の形態、所望の条件で販売するソフトウエア販売方法を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明に係るソフトウエア販売方法は、ソフトウエア関連商品を販売する方法であって、特定のユーザーによる過去の商品購入実績に関する情報(141)、又は、前記特定のユーザーによる商品の過去の使用実績に関する情報(143)に基づいて、前記特定ユーザーが次回に所定ソフトウエア関連商品を購入する際の、前記所定ソフトウエア関連商品の価格を決定する(ステップS133及びS135等)ことを特徴とする(図9及び図10参照)。(請求項1)
このようなソフトウエア販売方法においては、販売対象のプログラムに関わる要因のみならず、例えば過去の購入者の購入実績、使用実績あるいは使用条件等の要因をも勘案した合理的な販売条件の設定が行える。
好適には、前記ソフトウエア関連商品は、ソフトウエアそのもの、又は、前記ソフトウエアの使用条件又はサービス条件に関するライセンス(142)であることを特徴とする(図4参照)。(請求項2)
また好適には、前記過去の商品購入実績情報(141)は、前記特定ユーザーが過去に購入したソフトウエア、及び、ソフトウエアの使用条件又はサービス条件に関するライセンス商品の購入に関する情報を含むことを特徴とする(図3参照)。(請求項3)
また好適には、本発明に係るソフトウエア販売方法は、複数のユーザーの商品購入実績情報を、ユーザーごとに管理することを特徴とする(図3参照)。(請求項4)
好適には、前記ライセンス商品(142)は、ソフトウエアを使用する際の制約条件、前記ソフトウエアのアップグレードに関する項目、カスタム対応に関わる項目、カスタマーサービスに関する項目の何れかを含むことを特徴とする(図4参照)。(請求項5)
また好適には、前記過去の使用実績情報(143)は、ソフトウエアの起動時間、起動回数、ファイル入出力回数、CPU処理時間、前記ソフトウエアが備える機能の機能ごとの使用回数の何れかに関する情報を含むことを特徴とする(図5参照)。(請求項6)
また好適には、前記価格の決定は、前記特定ユーザーが次回に所定ソフトウエア関連商品を購入する際の割引率の決定を含むことを特徴とする(図6参照)。(請求項7)
なお、本欄においては、各構成に対して、添付図面に示される対応する構成の符号を記載したが、これはあくまでも理解を容易にするためのものであって、何ら本発明に係る手段が添付図面を参照して後述する実施の形態の態様に限定されることを示すものではない。
本発明によれば、例えば露光装置等の装置に搭載するソフトウエアに対して単なるソフトウエアという製品の枠を越えた種々の条件を加味して合理的に価格を決定し、そのソフトウエアを所望の形態、所望の条件で販売するソフトウエア販売方法を提供することができる。
本発明の一実施の形態について、図1〜図10を参照して説明する。
本実施の形態においては、半導体メーカー等の電子デバイスの製造ラインにおいてリソグラフィー工程を担う露光装置システムに対して、露光装置に搭載されるソフトウエアの販売やバージョンアップを行うライセンス販売システムを例示して本発明を説明する。
まず、そのライセンス販売システムの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本実施の形態のライセンス販売システム10の全体構成を示すブロック図である。
ライセンス販売システム10は、ライセンスサーバ100、顧客システム200及び通信ネットワーク300を有する。
ライセンスサーバ100は、露光装置を提供する露光装置メーカー側のシステムであって、半導体メーカー等の顧客側システムに設置される露光装置に搭載するソフトウエアの管理、バージョンアップ及び新たなソフトウエアの販売等を行うサーバである。
なお、ソフトウエアの販売形態は様々であるが、一般的には、新規のソフトウエアの販売(この場合、通常1本以上の使用ライセンスを含む)、既に搭載しているソフトウエアのバージョンアップ、既に搭載しているソフトウエアに対する使用ライセンスのみの追加販売等が考えられる。本実施の形態においては、このような販売形態を全て含んで、単にソフトウエアの販売と総称する。
また、本明細書中において単にライセンスと称した場合、これはソフトウエアを使用するためのライセンス(使用ライセンス)を意味する。
ライセンスサーバ100は、ソフトウエア(ライセンス)を顧客に販売する際、販売対象のソフトウエア(ライセンス)の種類や数、ソフトウエアの使用条件、その顧客の購入実績、その顧客のソフトウエアの使用実績、及び、購入後の対応等に関する契約事項(販売時契約条件)等の要因に基づいて、例えば販売価格の割引率等の特典を含む販売条件(購入条件)を決定する。ライセンスサーバ100においては、販売条件を決定するためのそれらの各要因の内容を、要因ごとに予め定めた換算基準に基づいて数値指標に換算する。この数値指標の累積値に基づいて、販売条件を決定する。本実施の形態においては、この数値指標をカウント数と称する。
ライセンスサーバ100の構成を図2に示す。
ライセンスサーバ100は、顧客ライセンス管理処理部110、顧客ライセンス使用状況管理処理部120、販売条件設定処理部130及びデータベース140を有する。
また、データベース140は、顧客ライセンス管理データベース141、販売条件:カウント数設定データベース142、顧客ライセンス使用量状況監視データベース143及び販売条件:割引率設定データベース144を有する。
まず、データベース140の構成を説明する。
顧客ライセンス管理データベース141は、顧客が過去に購入したソフトウエア(ライセンス)について、使用条件等を含む情報を購入履歴情報として蓄積したデータベースである。
顧客ライセンス管理データベース141に蓄積される購入履歴情報の一例を図3に示す。
図3に示すように、顧客ライセンス管理データベース141には、顧客ID、製品名及びライセンス番号ごとに、使用条件、販売時契約条件及び使用実績監視の設定の有無が記憶されている。
具体的には、アップグレードライセンスの条件の有無、種々の使用制約条件の設定の有無、カスタム対応の条件の有無、カスタマーサービスの条件の有無、及び、種々の使用量のモニタリング(監視)の設定の有無が、ON(設定有)及びOFF(設定無)という形態で登録されている。
より具体的には、使用制約条件には、使用期間、使用期限、起動時間上限、起動回数上限、ファイル入出力回数上限、CPU処理時間上限及び使用禁止の機能の条件を含む。
また、監視の設定対象の使用量には、起動時間、起動回数、ファイル入出力回数、CPU処理時間及び各機能の使用回数を含む。
なお、各ライセンスに対する具体的な条件の内容は、後述する販売条件:カウント数設定データベース142に、製品ごとに別途設定されている。
顧客ライセンス管理データベース141の内容は、後述する販売条件設定処理部130により、販売条件を決定する処理を行う際に参照される。
また、顧客ライセンス管理データベース141の内容は、ソフトウエア(ライセンス)が販売されるごとに、後述する顧客ライセンス管理処理部110により更新される。
販売条件:カウント数設定データベース142は、製品ごとの使用条件等の条件内容、及び、その条件内容に対するカウント数が記録されたデータベースである。
製品ごとの条件内容としては、顧客ライセンス管理データベース141の購入履歴情報とほぼ同じの項目に対して、具体的な内容が設定される。例えば、「アップグレードライセンスとして2年間無償で最新バージョンアップ」、「使用期間として3年間」、「使用期限として2006年12月まで」、「起動時間上限として10000時間」、「起動回数上限として3000回」、「ファイル入出力回数上限として10000回」、「CPU処理時間上限として5000時間」、「使用禁止とする機能として“レポートファイル出力機能”」、「カスタム対応として顧客ごとの計測結果ファイル形式読み込み対応」、あるいは、「カスタマーサービスとして1年間の無償オンラインサポート」と言うような内容が、製品ごとに設定される。
また、モニタリング(監視)対象の使用量の項目については、カウント数に換算する際の単位が設定される。例えば、「起動単位時間として1000時間」、「起動単位回数として1000回」、「ファイル入出力単位回数として3000回」、「CPU処理単位時間として1000時間」、あるいは、「各機能の使用単位回数として5000回」という内容が、製品ごとに設定される。
これらの各条件内容に対するカウント数は、販売条件:カウント数設定データベース142内にカウント数設定データベーステーブルとして記憶される。
カウント数設定データベーステーブルの一例を図4に示す。
図4に示すように、カウント数設定データベーステーブルには、製品ごとに、1ライセンスあたりのカウント数、及び、前述した各条件項目の各内容に対するカウント数、すなわち、アップグレードライセンスカウント数、各制約条件のカウント数、カスタム対応とカスタマーサービスのカウント数、及び、各使用量の単位時間及び単位回数あたりのカウント数が設定されている。
販売条件:カウント数設定データベース142の内容は、購入実績、使用条件に対するカウント数を求めるために参照される。すなわち、顧客ライセンス管理データベース141を参照して検出した各顧客が購入したソフトウエア(ライセンス)に設定されている使用条件について、各条件項目の内容に対するカウント数が、販売条件:カウント数設定データベース142を参照して検出される。
なお、販売条件:カウント数設定データベース142に記憶されている製品ごとの使用条件等の条件内容、及び、その条件内容に対するカウント数の情報は、ライセンスサーバ100の図示せぬ端末装置等を介して、ソフトウエア提供者側のオペレータ等により予め入力される。
顧客ライセンス使用量状況監視データベース143は、各ライセンスのモニタリング(監視)対象の使用量項目ごとに、モニタ結果の使用量に基づくカウント数を記録するデータベースである。
ライセンスごとの使用量は、後述する顧客ライセンス使用状況管理処理部120により適宜モニタされる。顧客ライセンス使用状況管理処理部120は、販売条件:カウント数設定データベース142のカウント数設定データベーステーブルに設定されている各使用量の単位時間あるいは単位回数あたりのカウント数を参照して、モニタ値をカウント数に換算し、顧客ライセンス使用量状況監視データベース143に記憶する。
顧客ライセンス使用量状況監視データベース143に蓄積されている情報の一例を図5に示す。
図5に示すように、顧客ライセンス使用量状況監視データベース143には、顧客のID、製品名及びライセンス番号ごとに、起動時間、起動回数、ファイル入出回数、CPU処理時間及び各機能の使用回数の使用量が、カウント数に換算されて記憶される。
販売条件:割引率設定データベース144は、算出されたカウント数の累積値と、その顧客がソフトウエア(ライセンス)を購入する(バージョンアップする)時の特典とを記載したデータベースである。
販売条件:割引率設定データベース144に記憶されている情報の一例であって、割引レベルを4段階とした場合の例を図6に示す。
図6に示すように、販売条件:割引率設定データベース144には、累積カウント数ごとの割引レベル(図6(A))、及び、各製品の割引レベルごとの価格の割引率(特典)(図6(B))が登録されている。
販売条件:割引率設定データベース144の内容は、ライセンスサーバ100の図示せぬ端末装置等を介して、オペレータ等により予め入力される。
以上が、データベース140の説明である。
ライセンスサーバ100の顧客ライセンス管理処理部110は、販売されたソフトウエア(ライセンス)について、顧客、製品及びライセンス別に、使用条件、販売時契約条件及び使用実績監視の設定の有無の情報を、顧客ライセンス管理データベース141に登録する。
顧客ライセンス使用状況管理処理部120は、ライセンスごとの使用量をモニタ(監視)し、これをカウント数に換算して顧客ライセンス使用量状況監視データベース143に記録する。
使用量の監視は、起動時間、起動回数、ファイル入出力回数、CPU処理時間及び各機能の使用回数について行う。
また、カウント数へは、販売条件:カウント数設定データベース142に記憶されている使用量項目ごとの単位時間、単位回数あたりのカウント数を参照して換算する。
販売条件設定処理部130は、顧客にソフトウエア(ライセンス)を販売する際に、使用条件等の種々の要因を勘案して割引率等の特典を決定し、販売価格等の販売条件を決定する。
販売条件設定処理部130は、顧客ライセンス管理データベース141及び販売条件:カウント数設定データベース142を参照して、購入実績、使用条件(使用制約条件)及び販売時契約条件の種々の項目に対するカウント数を検出する。また、顧客ライセンス使用量状況監視データベース143及び販売条件:カウント数設定データベース142を参照して、使用実績に対するカウント数を検出する。
これらの検出したカウント数を合計し、さらに販売条件:カウント数設定データベース142を参照して販売対象のソフトウエアやライセンスの種類や数に対応するカウント数を加えて累積カウント数を検出する。
そして、累積カウント数に基づいて、販売条件:割引率設定データベース144を参照し、最終的な特典を決定する。
なお、販売条件設定処理部130による販売価格の決定処理の流れは、後に詳細に説明する。
以上、ライセンスサーバ100の構成の説明である。
顧客システム200は、露光装置を使用し、デバイスの製造を行う例えば半導体メーカー等のシステムである。
図7は、顧客システム200の構成を示すブロック図である。
顧客システム200は、管理コンピュータ210、1台以上の露光装置220、1台以上の計測装置230及び通信ネットワーク240を有する。
管理コンピュータ210は、顧客システム200の全体を管理するホストコンピュータである。管理コンピュータ210は、通信ネットワーク240を介して露光装置220及び計測装置230と接続されており、通信ネットワーク240を介してこれら各装置にその動作や処理を制御する信号を送出する。また、露光装置220及び計測装置230から通信ネットワーク240を介して処理、動作の進捗状況を示す情報や、処理結果、検査結果、測定結果を示す情報を受信し、顧客システム200の製造ライン全体の状況を把握しする。これにより、顧客システム200の製造ラインで適切に露光処理が行えるように、再び露光装置220や計測装置230の管理及び制御を行う。
また、管理コンピュータ210は、インターネット300とも接続され、図1に示すように、インターネット300を介してライセンスサーバ100と通信可能に接続される。
管理コンピュータ210は、ライセンスサーバ100と通信を行い、露光装置220や計測装置230に適用する新たなソフトウエアあるいは改良されたソフトウエアの情報を受信する。
この情報に基づいて、顧客システム200の製造ラインの責任者等の判断により、新たなソフトウエアを購入する可能性が生じた場合には、顧客システム200からインターネット300を介してライセンスサーバ100に対して、販売条件の問い合わせを行う。
この問い合わせに対してライセンスサーバ100においては、本発明に関わる販売条件の決定処理を行い、その結果を顧客システム200に通知する。
これを管理コンピュータ210において受信した顧客側は、製造責任者等がソフトウエアの購入の検討を行う。
最終的に、ライセンスサーバ100から新たなソフトウエアを購入することとなった場合は、インターネット300を介してライセンスサーバ100にその要求を行い、ライセンスサーバ100からソフトウエアの配信を受ける。なお、購入ソフトウエアの配布方法は、オンライン配信に限定されるものではなく、記録メディアに記録し郵送する方法もあり得る。
そして、配信したソフトウエアを、例えば露光装置220や計測装置230に搭載し、露光装置220や計測装置230の処理、動作の更新を行う。
また、管理コンピュータ210は、ライセンスサーバ100からソフトウエアを購入する際に、その使用量を制限する契約や、使用量に応じて料金が決定される契約となっている場合には、露光装置220における処理履歴に関わる情報をインターネット300を介して露光装置220から獲得し、適宜、インターネット300を介してライセンスサーバ100に送出する。
なお、顧客システム200は、通常、露光装置の使用者すなわちデバイスメーカーごとに構成される。従って、図1に示すように、ライセンス販売システム10としては、1つのライセンスサーバ100に対して複数の顧客システム200が含まれる構成となる。ただし、ここでは、その内の1つの顧客システム200を例示して、単に顧客システム200として説明を行う。
露光装置220は、デバイス製造ラインのリソグラフィー工程において、レチクル上に形成された所望のパターンの像を感光材料が塗布された基板(ウエハ)上に投影し、ウエハ上にそのパターンを転写する装置である。露光装置システム10は、複数の露光装置220を具備し、複数のウエハに対して同時にパターンの転写が行えるようになっている。 露光装置220の構成について、図8を参照して簡単に説明する。
図8は、露光装置220の構成を示す図である。
露光装置220においては、図示しない照明光学系から出射された露光光ELが、コンデンサレンズ401を介してレチクルRに形成されたパターン領域PAに均一な照度分布で照射される。レチクルRは、ベース403上の2次元平面内において移動及び微小回転ができるように支持されたレチクルステージ402上に保持され、主制御系415が、駆動装置404を介してレチクルステージ402の動作を制御する。レチクルRは、周辺に形成されたレチクルアライメントマークが、ミラー405、対物レンズ406、マーク検出系407からなるレチクルアライメント系で検出されることによって投影レンズPLの光軸AXに関して位置決めされる。
レチクルRのパターン領域PAを透過した露光光ELは、例えば両側テレセントリックな投影レンズPLに入射され、ウエハW上の各ショット領域に投影される。投影レンズPLは、露光光ELの波長に関して最良に収差補正されており、その波長のもとでレチクルRとウエハWとは互いに共役になっている。また、照明光ELは、ケラー照明であり、投影レンズPLの瞳EP内の中心に光源像として結像される。
ウエハWは、ウエハホルダー408を介してウエハステージ409上に載置される。ウエハホルダー408上には、ベースライン計測等で使用する基準マーク410が設けられている。ウエハステージ409は、投影レンズPLの光軸AXに垂直な面内でウエハWを2次元的に位置決めするXYステージ、投影レンズPLの光軸AXに平行な方向(Z方向)にウエハWを位置決めするZステージ、ウエハWを微小回転させるステージ、及び、Z軸に対する角度を変化させてXY平面に対するウエハWの傾きを調整するステージ等を有する。
ウエハステージ409の上面の一端にはL字型の移動ミラー411が取り付けられ、移動ミラー411の鏡面に対向した位置にレーザー干渉計412が配置される。レーザー干渉計412は、X軸に沿って移動鏡411にレーザービームを照射する2個のX軸用のレーザー干渉計及びY軸に沿って移動鏡411にレーザービームを照射するY軸用のレーザー干渉計より構成され、X軸用の1個のレーザー干渉計及びY軸用の1個のレーザー干渉計により、ウエハステージ409のX座標及びY座標が計測される。また、X軸用の2個のレーザー干渉計の計測値の差により、ウエハステージ409のXY平面内における回転角が計測される。
レーザー干渉計412により計測されたX座標、Y座標及び回転角を示す位置計測信号PDSはステージコントローラ413及び主制御系415に供給される。主制御系415は、位置計測信号PDSをモニタしつつウエハステージ409の位置を制御する制御信号をステージコントローラ413へ出力する。その結果、ステージコントローラ413が駆動系414を駆動しウエハステージ409の位置を制御する。
また、露光装置220は、レーザー光源416、ビーム整形光学系417、ミラー418、レンズ系419、ミラー420、ビームスプリッタ421、対物レンズ422、ミラー423、受光素子424、LSA演算ユニット425及び投影レンズPLを構成部材とするTTL方式のアライメント光学系を有する。図8には、TTL方式のアライメント系は1組しか示していないが、紙面と直交するY軸方向にもう1組設けられる。
なお、図8中のTTL方式のアライメント光学系の光路中に示した実線は、ウエハWとの結像関係を表し、破線は瞳EPとの共役関係を表す。
また、露光装置220は、オフ・アクシス方式のアライメント光学系(以下、アライメントセンサと称する)を投影光学系PLの側方に備える。このアライメントセンサは、基板表面のアライメントマーク付近を撮像した信号(n次元信号)を信号処理(画像処理を含む)して、マークの位置情報を検出するFIA(Field Image Alignment)方式のアライメントセンサである。
このFIA方式アライメントセンサは、ウエハWを照明するための照射光を出射するハロゲンランプ426、ハロゲンランプ426から出射された照明光を光ファイバー428の一端に集光するコンデンサレンズ427、及び、照明光を導波する光ファイバー428を有する。
光ファイバー428から出射された照明光は、ウエハW上に塗布されたフォトレジストの感光波長(短波長)域と赤外波長域とをカットするフィルタ429を通過して、レンズ系430を介してハーフミラー431に達する。ハーフミラー431によって反射された照明光は、ミラー432によってX軸方向とほぼ平行に反射された後、対物レンズ433に入射し、さらに投影レンズPLの鏡筒下部の周辺に投影レンズPLの視野を遮光しないように固定されたプリズム(ミラー)434で反射されてウエハWを垂直に照射する。
ウエハWからの反射光は、プリズム434、対物レンズ433、ミラー432、ハーフミラー431を介して、レンズ系435によって指標板436上に結像される。この指標板436は、対物レンズ433とレンズ系435とによってウエハWと共役に配置され、矩形の透明窓内にX軸方向とY軸方向のそれぞれに伸びた直線状の指標マークを有する。従って、ウエハWのマークの像は、指標板436に結像され、このウエハWのマークの像と指標マークとは、リレー系437,439及びミラー438を介してイメージセンサ440に結像する。
イメージセンサ440で光電変換され出力された信号(n次元信号)は、FIA演算ユニット441に、レーザー干渉計412からの位置計測信号PDSとともに入力される。
FIA演算ユニット441は、入力された画像信号からアライメントマークを検出し、そのアライメントマークの指標マークに対するマーク像のずれを求める。位置計測信号PDSによって表されるウエハステージ409の停止位置から、ウエハWに形成されたマークの像が指標マークの中心に正確に位置した時のウエハステージ409のマーク中心検出位置に関する情報AP2を出力する。
このようにしてFIA演算ユニット441は、サーチアライメント及びファインアライメントの各アライメント処理時に、各々、所定のアライメントマーク像の位置検出及びそのずれの検出を行う。
主制御系415は、露光装置220の各構成部が協働して動作し露光装置220が全体として所望の動作をするように、露光装置220の各構成部を制御する。主制御系415は、主に、各ステージ制御系や各アライメント系等の各ユニットの制御部(コントローラ)を介して、各ユニットを制御する。
また、主制御系415は、通信ネットワーク240により管理コンピュータ210と通信可能に接続されている。
主制御系415は、通信ネットワーク240を介して、管理コンピュータ210から露光装置220の処理内容や処理シーケンス等の情報を含むパラメータや制御信号を受信し、露光装置220の各部を制御する。
また、通信ネットワーク240を介して、露光装置220のバージョンアップ、すなわち、露光装置220の各制御部の制御ソフトウエアのバージョンアップが行われる。露光装置220の各ユニットあるいは特定の機能の制御プログラムをバージョンアップする場合、主制御系415は、通信ネットワーク240を介して管理コンピュータ210から新しいバージョンのソフトウエアを受信する。主制御系415は、受信したソフトウエアを、適用対象のユニットの制御系にローディングすることにより、あるいは適用対象のプログラムモジュールを更新することにより、ソフトウエアをバージョンアップする。
なお、露光装置220のメインプログラムとも言うべき主制御系415自身の処理を規定するソフトウエアは、管理コンピュータ210の制御により、通信ネットワーク240を介して管理コンピュータ210から直接にローディングされる。
また、主制御系415は、例えば管理コンピュータ210からの要求に応じて、露光処理の過程において得られた種々のデータを、通信ネットワーク240を介して管理コンピュータ210に送信する。製造ラインの処理精度の維持のために定期的に、あるいは、何らかの障害に対応するために、露光装置220における処理内容を検査したい場合や解析したい場合がある。このような場合、例えば管理コンピュータ210からの要求に応じて、主制御系415は、例えばEGA計測時の波形信号データや、アライメント時の位置計測データ等のデータを、通信ネットワーク240を介して管理コンピュータ210に送信する。
以上、露光装置220の構成の説明である。
計測装置230は、例えば、ウエハに形成されているパターン等の位置を測定する重ね合わせ計測装置等の測定装置である。計測装置230には、必要に応じて露光処理が終了したウエハが、計測対象物として投入される。計測装置230は、それらのウエハから、例えばアライメントマーク等の特定のパターンの位置を計測する。計測結果の重ね合わせ計測結果ファイル等のデータは、通信ネットワーク240を介して管理コンピュータ210に送られる。
なお、顧客システム200には、種々の計測装置が必要に応じて各々1〜数台設置される。
通信ネットワーク240は、顧客の工場、事業所あるいは会社に対して設けられたいわゆるイントラネットと言われる通信ネットワークである。通信ネットワーク240は、管理コンピュータ210、複数の露光装置220及び複数の計測装置230を、相互にデータ転送可能に接続する。
以上、顧客システム200の構成の説明である。
ライセンス販売システム10の 通信ネットワーク300は、図1に示すように、ライセンスサーバ100及び前述したように各々が1つのネットワークシステムである複数の顧客システム200を接続する大規模な通信ネットワークであり、本実施の形態においてはインターネットである。
以上、ライセンス販売システム10の構成の説明である。
次に、ライセンス販売システム10におけるソフトウエア販売(バージョンアップを含む)の処理の流れについて図9及び図10のフローチャートを参照して説明する。
図9及び図10は、顧客システム200からソフトウエアの価格問い合わせがあった場合に、その販売価格を決定する方法を示すフローチャートである。
以下、この販売価格の決定処理を中心に、ソフトウエアの販売(バージョンアップ)の流れを説明する。
まず、ソフトウエア提供者(露光装置メーカー)は、新しいソフトウエアを販売しようとする場合、あるいはソフトウエアのバージョンアップをしようとする場合、その情報を、例えばインターネット300を介して顧客システム200に流す。
顧客は、その情報に基づいてソフトウエアの購入あるいはバージョンアップを検討し、必要に応じてより詳細な情報及び価格の情報等の提供を求めて、インターネット300を介してライセンスサーバ100に対して問い合わせを行う。
以下、そのような問い合わせに価格の問い合わせが含まれていた場合に、ライセンスサーバ100で行う価格決定の処理について説明する。
ライセンスサーバ100は、顧客からの価格問い合わせを受け取ると、顧客ライセンス管理データベース141から、図3に例示した顧客が過去に購入したライセンス(ソフトウエア)の情報である購入履歴情報をロードする(ステップS103)。
次に、購入履歴情報の制約条件の情報を参照し、顧客の所有する各ライセンスに何らかの制約条件があるか否かをチェックする(ステップS105)。
制約条件がある場合には、図4に示す販売条件:カウント数設定データベース142から、その顧客が所有する各製品の制約条件ごとのカウント数をロードし(ステップS107)、全制約条件についてのカウント数の合計を算出する(ステップS109)。
次に、ステップS103でロードした購入履歴情報を再度参照し、顧客の所有する各ライセンスに何らかの使用量監視の設定がなされているか否かをチェックする(ステップS111)。
使用量監視の設定有りの場合は、図5に例示した顧客ライセンス使用量状況監視データベース143から、その顧客の各ライセンスの監視対象の使用量に対するカウント数換算値をロードし(ステップS113)、その顧客の各ライセンスの全使用量に対するカウント数の合計を算出する(ステップS116)。
次に、ステップS103でロードした購入履歴情報を再度参照して、顧客の所有する各ライセンスにカスタム対応の設定が有るか否かをチェックする(ステップS117)。カスタム対応の設定有りの場合は、図4に例示した販売条件:カウント数設定データベース142から、その顧客が所有する各製品のカスタム対応情報(対応カウント数)をロードし(ステップS119)、カスタム対応に関わるカウント数の合計を算出する(ステップS121)。
次に、ステップS103でロードした購入履歴情報を再度参照して、顧客の所有する各ライセンスに、カスタム対応又はカスタマーサービスの設定が有るか否かをチェックする(ステップS123(図10))。カスタム対応又はカスタマーサービスの設定有りの場合は、図4に例示した販売条件:カウント数設定データベース142から、その顧客が所有する各製品のカスタマーサービス情報(カウント数)をロードし(ステップS125)、カスタマーサービスに関わるカウント数の合計を算出する(ステップS127)。
以上の処理が終了したら、その顧客の所有する各製品について、ライセンスのカウント数、ステップS109で求めた制約条件に対するカウント数、ステップS115で求めた使用量に対するカウント数、ステップS121で求めたカスタム対応に対するカウント数、及び、ステップS127で求めたカスタマーサービスに対するカウント数の総計を算出する(ステップS129)。
さらに、新規購入ライセンスのカウント数とステップS129で求めたカウント数総計値との累積カウント数を算出する(ステップS131)。
この累積カウント数に基づいて、図6に例示した販売条件:割引率設定データベース144を参照して割引率を導出し(ステップS133)、新規購入ライセンスの販売価格を算出する(ステップS135)。
販売価格を算出したら、ライセンスサーバ100は、算出した新規購入ライセンスの販売価格を、インターネット300を介して顧客システム200に通知する(ステップS137)。
このように、本実施の形態のライセンス販売システム10によれば、露光装置等に搭載されるソフトウエア(ライセンス)を販売するにあたり、新規ソフトウエア購入者の過去のライセンス(ソフトウエア)購入実績、アップグレード・カスタム対応・カスタマーサービス等の販売時契約条件、使用期間・使用期限・起動時間・起動回数・ファイル入出力回数・CPU処理時間・使用不可機能等の制約条件を含む使用条件、起動時間・起動回数・ファイル入出力回数・CPU処理時間・特定機能の使用回数等の使用実績等の種々の条件を加味して、販売価格の割引率等の販売条件を決定している。従って、ソフトウエア自体に依存する条件に加えて、装置、処理、システム等に関わる種々の条件をも考慮して合理的に販売条件を決定することができる。
露光装置等のシステムにおいては、例えばシステムが大規模で高価であること、ソフトウエアとハードウエア(装置)の依存性が強いこと、システムを適切に効率よく稼動させるためのソフトウエアの提供者(すなわちハードウエアの提供者)と利用者との連係度合いが強いこと等の背景から、ソフトウエアを販売する際にそのソフトウエアの価値の評価は、ソフトウエア単体として決定される価値に、システム全体の構成、導入履歴、バージョンアップ履歴、利用実態等々をも加味して行うのが適切である。
本実施の形態のライセンス販売システム10であれば、そのような条件を網羅的に、かつ細かい項目についても十分に考慮して評価しており、適切に販売条件を決定することができる。
また、それら多面的な各項目の内容を、唯一の数値指標に変換して販売条件の決定のための処理の中に取り込んでおり、それらの各項目の内容を客観的に評価することができ、合理的に販売条件を決定することができる。
なお、本実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含み、また任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、図3〜図5に例示した各データベース及びテーブルの項目内容やカウント数換算値は、これに限定されるものではなく任意に設定してよい。
例えば、使用制約条件及び監視の設定対象として、露光装置における処理量を設定してもよい。処理量は、例えば、露光処理を施すウエハの枚数、ロットの数あるいは露光ショットの数等の露光装置における露光処理に直接的に関わる量である。このような項目を参照して販売条件を決定することにより、より一層、ソフトウエアの評価を適切に行い、適切な販売価格を設定することができる。すなわち、ソフトウエアの利用状況をシステム全体の中で、また、露光装置あるいは露光処理に対して直接的に検出することができる。
また、本実施の形態の方法により決定される販売条件は、ソフトウエア購入価格の割り引きに限られるものではない。例えば、カスタマーサービスの無償提供、使用制約条件の解除や緩和等の特典を設定するようにしてもよい。販売条件への反映方法は任意である。
また、本実施の形態においては、露光装置の制御プログラム、ユニットプログラム等の販売について説明をしたが、本発明は、その他、リソグラフィー関連以外の全ての分野の任意のソフトウエアの販売に対しても適用可能である。
図1は、本発明の一実施の形態に係るライセンス販売システムの構成を示す図である。 図2は、図1に示したライセンス販売システムのライセンスサーバの構成を示す図である。 図3は、図2に示したライセンスサーバの顧客ライセンス管理データベースに蓄積されるデータを例示する図である。 図4は、図2に示したライセンスサーバの販売条件:カウント数設定データベースに蓄積されるデータを例示する図である。 図5は、図2に示したライセンスサーバの顧客ライセンス使用量状況監視データベースに蓄積されるデータを例示する図である。 図6は、図2に示したライセンスサーバの販売条件:割引率設定データベースに蓄積されるデータを例示する図である。 図7は、図1に示したライセンス販売システムの顧客システムの構成を示す図である。 図8は、図7に示した顧客システムの露光装置の構成を示す図である。 図9は、図2に示したライセンスサーバにおけるソフトウエア販売価格の決定処理の流れを示す第1のフローチャートである。 図10は、図2に示したライセンスサーバにおけるソフトウエア販売価格の決定処理の流れを示す第2のフローチャートである。
符号の説明
10…ライセンス販売システム
100…ライセンスサーバ
110…顧客ライセンス管理処理部
120…顧客ライセンス使用状況管理処理部
130…販売条件設定処理部
140…データベース
141…顧客ライセンス管理データベース
142…販売条件:カウント数設定データベース
143…顧客ライセンス使用量状況監視データベース
144…販売条件:割引率設定データベース
200…顧客システム
210…管理コンピュータ
220…露光装置
230…計測装置
240…通信ネットワーク
300…インターネット

Claims (7)

  1. ソフトウエア関連商品を販売する方法であって、
    特定のユーザーによる過去の商品購入実績に関する情報、又は、前記特定のユーザーによる商品の過去の使用実績に関する情報に基づいて、
    前記特定ユーザーが次回に所定ソフトウエア関連商品を購入する際の、前記所定ソフトウエア関連商品の価格を決定することを特徴とする
    ソフトウエア販売方法。
  2. 前記ソフトウエア関連商品は、ソフトウエアそのもの、又は、前記ソフトウエアの使用条件又はサービス条件に関するライセンスであることを特徴とする
    請求項1に記載のソフトウエア販売方法。
  3. 前記過去の商品購入実績情報は、前記特定ユーザーが過去に購入したソフトウエア、及び、ソフトウエアの使用条件又はサービス条件に関するライセンス商品の購入に関する情報を含むことを特徴とする
    請求項2に記載のソフトウエア販売方法。
  4. 複数のユーザーの商品購入実績情報を、ユーザーごとに管理することを特徴とする
    請求項3に記載のソフトウエア販売方法。
  5. 前記ライセンス商品は、ソフトウエアを使用する際の制約条件、前記ソフトウエアのアップグレードに関する項目、カスタム対応に関わる項目、カスタマーサービスに関する項目の何れかを含むことを特徴とする
    請求項2〜4の何れかに記載のソフトウエア販売方法。
  6. 前記過去の使用実績情報は、ソフトウエアの起動時間、起動回数、ファイル入出力回数、CPU処理時間、前記ソフトウエアが備える機能の機能ごとの使用回数の何れかに関する情報を含むことを特徴とする
    請求項1〜5の何れかに記載のソフトウエア販売方法。
  7. 前記価格の決定は、前記特定ユーザーが次回に所定ソフトウエア関連商品を購入する際の割引率の決定を含むことを特徴とする
    請求項1〜6の何れかに記載のソフトウエア販売方法。
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