JP2006059118A - 流通監視サーバ及び流通監視方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小規模なシステムで物品の売買経路を特定できるようにする。
【解決手段】 消費者から、売買経路判定の要求2が受け付けられる。売買情報提出命令に応じて、業者端末装置4から、売買情報5が取得される。売買経路判定の要求2から、売買経路特定手段3bにより、始めの業者が特定される。そして、売買情報5から、売買経路特定手段3bにより、始めの業者に続く業者が順次特定される。そうして、対象物品の売買経路情報が生成される。売買経路特定手段3bで特定された業者へ、売買情報提出命令手段3cにより、売買情報提出命令が出力される。売買経路情報が、消費者へ応答される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品の流通経路を監視する流通監視サーバ及び流通監視方法に関し、特に、複数の業者間を流通した物品の流通経路を監視する流通監視サーバ及び流通監視方法に関する。
物品が転々と流通し、仕入れてから販売する売買取引が繰り返されている。例えば、生きている牛が、様々な売買経路を通過して最終的にハンバーグ等の商品に加工され、消費者へ販売される。もちろん、食品に限らずほとんど全ての商品が同様である。
近年、売買経路の中で不正が実行されないように、この売買経路を監視する要求が高まっている。
物品の売買経路を監視する為に、従来の流通監視サーバを利用した場合、参加している業者は売買情報を、随時、流通監視サーバに書き込むことになる。そして、流通監視サーバに、売買経路に存在する業者の売買情報が随時記憶される(例えば、非特許文献1参照)。
小野秀悦、他14名、"食品のトレーサビリティシステムの構築に向けた考え方"、[online]、[平成16年7月12日検索]、インターネット<URL:http://www.maff.go.jp/trace/top.htm>
しかし、参加している業者が売買情報を、随時、流通監視サーバに書き込む為、膨大なデータ量になってしまう。その結果、膨大なデータを受け入れるだけの処理能力や充分なデータ保守等が用意された大規模なシステムが必要となってしまう。換言すると、流通監視サーバの能力が低い場合、大規模な物品の売買経路を監視できない。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、小規模なシステムで物品の売買経路が監視できる流通監視サーバ及び流通監視方法を提供することを目的とする。
本発明では、上記課題を解決するために、図1に示すように、消費者端末装置1から、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求2を受け付ける要求受付手段3aを提供し、売買情報提出命令に応じて業者端末装置4から出力され、対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報5を取得する売買情報取得手段3dを提供し、要求受付手段3aで受け付けた売買経路判定の要求2の売買関与業者より、始めの業者を特定し、売買情報取得手段3dで取得した売買情報5より、対象物品の売買に関与した業者を始めの業者から順次特定し、対象物品の売買経路情報を生成する売買経路特定手段3bを提供し、売買経路特定手段3bで特定された業者が利用している業者端末装置4へ、売買情報提出命令を出力する売買情報提出命令手段3cを提供し、売買経路特定手段3bで生成された売買経路情報を、記憶する売買経路記憶手段3eを提供し、売買経路記憶手段3eに記憶された売買経路情報を、消費者端末装置1へ応答する要求応答手段3fを提供する。
このようにすると、消費者端末装置1から、要求受付手段3aにより、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求2が受け付けられる。売買情報提出命令に応じて、業者端末装置4から、売買情報取得手段3dにより、対象物品の売買に関与した業者に関する売買情報5が取得される。要求受付手段3aで受け付けた売買経路判定の要求2から、売買経路特定手段3bにより、始めの業者が特定される。そして、売買情報取得手段3dで取得した売買情報5から、売買経路特定手段3bにより、始めの業者に続く業者が順次特定される。こうして、対象物品の売買経路情報が生成される。売買経路特定手段3bで特定された業者が利用している業者端末装置4へ、売買情報提出命令手段3cにより、売買情報提出命令が出力される。売買経路特定手段3bで生成された売買経路情報が、売買経路記憶手段3eにより、記憶される。売買経路記憶手段3eに記憶された売買経路情報が、要求応答手段3fにより、消費者端末装置1へ応答される。
本発明では、消費者から売買経路判定の要求を受け付けた場合に、売買に関与した業者からのみ対象物品の売買情報を順次取得して、売買経路を生成するようにした。
こうすることで、取り扱う情報を最小限に抑えることができ、小規模なシステムで運用が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
まず、本発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、本発明の概念図である。図1に示すように、消費者端末装置1、流通監視サーバ3及び業者端末装置4が設けられ、互いに通信している。流通監視サーバ3は、売買が実行された売買経路を追跡する。
消費者端末装置1は、流通監視サーバ3へ、売買経路判定の要求2を出力する。要求2は、消費者端末装置1からの売買経路判定のサービス要求である。流通監視サーバ3は、売買が実行された売買経路を追跡する。業者端末装置4は、各業者において、売買情報提出命令に応じて、売買情報5を流通監視サーバ3へ出力する。売買情報5は、対象物品の売買に関与した業者を示す。応答6は、消費者端末装置1からの売買経路判定の要求2に対するサービス応答である。
流通監視サーバ3は、要求受付手段3a、売買経路特定手段3b、売買情報提出命令手段3c、売買情報取得手段3d、売買経路記憶手段3e、要求応答手段3f及び売買経路推定手段3gから構成される。
要求受付手段3aは、消費者端末装置1から、対象物品の既知の売買関与業者が指定された売買経路判定の要求2を受け付ける。
具体的には、売買経路の中でも、売買経路の始まりである最も川上の業者もしくは売買経路の終わりである最も川下の業者から始まる売買経路についての要求を受け付ける。
売買経路特定手段3bは、売買経路判定の要求2の売買関与業者より、始めの業者を特定し、売買情報5より、対象物品の売買に関与した業者を始めの業者から順次特定し、対象物品の売買経路情報を生成する。
売買情報提出命令手段3cは、売買経路特定手段3bで特定された業者が利用している業者端末装置4へ、売買情報提出命令を出力する。
売買情報取得手段3dは、売買情報提出命令に応じて業者端末装置4から出力され、対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報5を取得する。
売買経路記憶手段3eは、売買経路特定手段3bで生成された売買経路情報を記憶する。
要求応答手段3fは、売買経路記憶手段3eに記憶された売買経路情報を消費者端末装置1へ応答する。
売買経路推定手段3gは、売買経路特定手段3bで特定されなかった対象物品の売買経路について、売買経路記憶手段3eより推定して、推定された売買経路を売買経路記憶手段3eに記憶する。
具体的には、売買経路の始めから追跡して不参加業者に当たり、追跡が途切れた場合、売買経路の終わりから追跡して、論理を重ねていく。
例えば、川上から追跡して販売伝票が示す業者が不参加業者であり、その不参加業者の販売伝票を取得できないとする。しかし、追跡が途切れたので、川下から追跡して仕入伝票が示す業者がその不参加業者であった場合、売買経路は繋がる。
現状では、加工工程を有する業者が中間に存在する場合、特定されなかった売買経路が発生しやすい。さらに、加工工程を経た製品が最終製品でない場合、再び、加工工程を経る可能性があるので、多くの業者が売買経路に存在することになり、特定されなかった売買経路が発生しやすい。ここで、売買経路推定手段3gが、推定された売買経路を提供することで流通監視サーバ3の信頼性が向上する。
要求受付手段3a、売買経路特定手段3b、売買情報提出命令手段3c、売買情報取得手段3d、売買経路記憶手段3e、要求応答手段3f及び売買経路推定手段3gは、互いに通信している。
このようにすると、消費者からの要求から始めの業者が決まる。そして、始めの業者の売買情報5から次の業者も決まる。こうして、順次売買経路を埋める業者が決まり、売買経路情報が完成する。
すると、消費者からの要求に応じて流通監視サーバ3の処理が為されるようになり、業者は、消費者からの要求が存在する場合のみ、売買情報5を流通監視サーバ3へ提出すればよい。
こうすることで、流通監視サーバ3において、大規模なシステムを必要としなくなる。
また、業者の負担が軽減されることになる。よって、業者は、物品の売買経路を監視するシステムに参加しやすくなる。さらに、参加する業者の数が増加して、物品の売買経路を監視する範囲も拡大し、売買経路の信頼性も向上する。
以下、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図2は、実施の形態のシステム構成図である。
実施の形態のシステム構成図は、流通監視サーバ10とサブサーバ20、30と消費者端末装置21、22、23、31、32、33と業者端末装置50、60とから構成される。流通監視サーバ10は、売買が実行された売買経路を追跡する。サブサーバ20、30は、流通監視サーバ10を補佐する。消費者端末装置21、22、23、31、32、33は、流通監視サーバ10へ売買経路判定の要求を出力する。業者端末装置50、60は、売買情報を流通監視サーバ10へ提出する。流通監視サーバ10とサブサーバ20、30と消費者端末装置21、22、23、31、32、33と業者端末装置50、60とは、互いに通信している。
流通監視サーバ10は、業者アドレスデータベース11、売買経路データベース12、売買情報提出命令部13、売買情報取得部14、売買経路特定部15及び売買経路推定部16から構成される。
業者アドレスデータベース11は、各業者のネットワーク上のアドレスを記憶している。
売買経路データベース12は、生成された売買経路情報を記憶する。
売買情報提出命令部13は、売買経路特定部15で特定された売買関与業者が利用している業者端末装置へ、売買情報提出命令を出力する。
売買情報取得部14は、売買情報提出命令に応じて業者端末装置から出力され、対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報を取得する。
具体的には、売買における、販売と仕入との情報を取得する。
売買経路特定部15は、売買経路判定の要求より、始めの業者を特定し、売買情報より、対象物品の売買に関与した業者を始めの業者から順次特定し、対象物品の売買経路情報を生成する。
売買経路推定部16は、売買経路特定部15で特定されなかった対象物品の売買経路について、売買経路データベース12に記憶された途中までの売買経路情報と対象物品を表象する複数の番号とにより推定して、推定された売買経路を売買経路データベース12に記憶する。
業者アドレスデータベース11、売買経路データベース12、売買情報提出命令部13、売買情報取得部14、売買経路特定部15及び売買経路推定部16は、互いに通信している。
具体的には、消費者からサブサーバ20、30を通した売買経路判定の要求の対象物品について、消費者が始めから知っている業者を始めの業者とする。その始めの業者の販売と仕入との情報を、業者アドレスデータベース11のアドレスを利用して取得する。そして、順次、次の業者を特定する。ここで、情報を取得する際、同時多重に実行し、膨大な業者数であっても、売買経路を追跡できる。
業者端末装置50は、売買情報データベース51とデータベース変更部52と変更後売買情報データベース53とデータベース検索部54とから構成される。
売買情報データベース51は、業者固有に、物品の販売と仕入との情報を記憶している。
データベース変更部52は、売買情報データベース51から、変更後売買情報データベース53を再構成する。各業者が持つ売買情報を統一的な手段で利用する為、データベース変更部52は、各業者の固有のデータ構造を統一的なデータ構造に変更する。
具体的には、流通監視サーバ10により業者端末装置50、60がアクセスされた場合、流通監視サーバ10に売買情報を提供する為、データベース変更部52は、流通監視サーバ10に理解できるようにデータ形式を変換している。
データベース検索部54は、流通監視サーバ10から要求された売買情報について、変更後売買情報データベース53の中を検索する。
具体的には、業者Aから業者B、業者Bから業者Cへ販売された場合、業者Bのデータベース検索部54は、業者Aの販売伝票からそれに対応する業者Bの仕入伝票を検索する。業者Bのデータベース検索部54は、業者Bの仕入伝票からそれに対応する業者Bの販売伝票を検索する。さらに、業者Cのデータベース検索部54は、業者Bの販売伝票からそれに対応する業者Cの仕入伝票を取得する。
売買情報データベース51とデータベース変更部52と変更後売買情報データベース53とデータベース検索部54とは、互いに通信している。
例えば、まず、業者は、販売と仕入との伝票に、商品番号を記入するようにする。そして、業者端末装置50が伝票を電子媒体から取得した場合、そのまま伝票データを売買情報データベース51に記憶する。業者端末装置50が伝票を紙から取得した場合、OCR(Optical Character Reader)を利用し、伝票データを売買情報データベース51に記憶する。業者端末装置50が伝票を基幹系のデータベースから取得した場合、そのまま伝票データを売買情報データベース51に記憶する。なお、電子媒体から取得した場合と紙から取得した場合とは、流通監視サーバ10の付属機能としてのプログラムを利用する。次に、売買情報データベース51を変更後売買情報データベース53に変更する場合、伝票データを、プレーンテキストを利用して表形式データのテキストファイルへ変更する。ここで、表頭に現れるであろう語句を、あらかじめ、後述する関係説明部53aの対照表53abに示されるように、登録しておく。そして、登録されたものを利用し、表形式データのテキストファイルから変更後売買情報データベース53を生成する。具体的には、
一般的流通業者で言う[購入元]や[仕入元]は生鮮卸売市場では[仕切先]や[出荷者]
と言うなど、売買情報の用語は同義異語があるので、それを合わせる。
こうすることで、各業者の固有のデータ構造を統一的なデータ構造に変更できるようにしたので、業者は新たにデータ構造を再構築しなくて済むし、従来の売買情報データベース51、61のデータ構造をこれからも利用できるようになる。よって、業者の負担が軽減されて、物品の売買経路を監視するシステムに参加しやすくなる。さらに、参加する業者の数が増加して、物品の売買経路を監視する範囲も拡大し、売買経路の信頼性も向上する。
なお、変更後売買情報データベース53は、業者端末装置50で生成される。
業者端末装置60は、売買情報データベース61とデータベース変更部62と変更後売買情報データベース63とデータベース検索部64とから構成される。業者端末装置50と業者端末装置60との関係において、名称が同様のものは、機能においても同様である。
こうして、流通監視サーバ10が業者端末装置50、60にアクセスする。そして、業者端末装置50、60のデータベース検索部54、64が、変更後売買情報データベース53、63の中を検索し、検索結果を流通監視サーバ10に提供する。検索しても何も該当しない場合、その旨を提供し、何かが該当した場合、該当したものについての売買情報を提供する。
こうすることで、流通監視サーバ10において、消費者からの要求が存在する場合のみ、売買情報が流通監視サーバ10へ提出されるので、大規模なシステムを必要としなくなる。
以下に、食肉の生成過程を表すカッティングコードについて説明する。
図3は、生体から部分肉へ至る流れを示す図である。
生体100は、出荷される前の生きている牛である。枝肉200、201は、生体100から、皮と骨と内臓とを取り除き、2分割したものである。骨付まえ300、骨付ともばら400、骨付ロイン500、骨付もも600及びクズ肉700は、枝肉200をさらに分割したものである。
なお、生体100のカッティングコードは100である。枝肉200、201のカッティングコードは200、201である。骨付まえ300のカッティングコードは300である。骨付ともばら400のカッティングコードは400である。骨付ロイン500のカッティングコードは500である。骨付もも600のカッティングコードは600である。クズ肉700のカッティングコードは700である。
このようにカッティングコードを名づければ、商品を管理しやすい。
図4は、部分肉から精肉へ至る流れの例を示す図である。
骨付まえ300は、枝肉200をさらに分割したものの一部である。ネック310、かたロース320、かたばら330、かた340及びまえずね350は、骨付まえ300をさらに分割したものである。Sネック311、Aネック312は、ネック310をさらに分割したものである。ネック付かたロース321、Sかたロース322、Aかたロース323、Bかたロース324及びCかたロース325は、かたロース320をさらに分割したものである。Aかたばら331、Bかたばら332、Cかたばら333及びDかたばら334は、かたばら330をさらに分割したものである。Sかた341、チャックテンダ342は、かた340をさらに分割したものである。Sまえずね351は、まえずね350をさらに分割したものである。
なお、ネック310のカッティングコードは310である。かたロース320のカッティングコードは320である。かたばら330のカッティングコードは330である。かた340のカッティングコードは340である。まえずね350のカッティングコードは350である。Sネック311のカッティングコードは311である。Aネック312のカッティングコードは312である。ネック付かたロース321のカッティングコードは321である。Sかたロース322のカッティングコードは322である。Aかたロース323のカッティングコードは323である。Bかたロース324のカッティングコードは324である。Cかたロース325のカッティングコードは325である。Aかたばら331のカッティングコードは331である。Bかたばら332のカッティングコードは332である。Cかたばら333のカッティングコードは333である。Dかたばら334のカッティングコードは334である。Sかた341のカッティングコードは341である。チャックテンダ342のカッティングコードは342である。Sまえずね351のカッティングコードは351である。
このようにカッティングコードを名づければ、商品を管理しやすい。
図5は、商品番号が示す内容の画面の例を示す図である。
ここで表示される項目は、商品種別によって異なる。商品種別を表現できるように、項目が用意される。
商品番号が示す内容91は、商品番号、個体番号、カッティングコード、出荷者名、出荷者住所、圃場名、圃場住所、集荷場名、集荷場住所、選果場名、選果場住所、品目名、荷姿、入数、出荷数、収穫日、出荷日、種蒔日、苗植日、施肥名、施肥量、農薬名及び農薬散布量とから構成される。
商品番号は、商品と商品とを画する番号である。個体番号は、個体と個体とを画する番号である。カッティングコードは、個体がカットされていく過程を管理するコードである。出荷者名は、出荷者の名称である。出荷者住所は、出荷者の住所である。圃場名は、作物を栽培する田畑の名称である。圃場住所は、圃場の住所である。集荷場名は、農水産物等が各地から集められた市場の名称である。集荷場住所は、集荷場の住所である。選果場名は、果物を傷の有無や大きさによってえり分ける場所の名称である。選果場住所は、選果場の住所である。品目名は、品目の名称である。荷姿は、商品が出荷される場合の荷姿である。例えば、ダンボール等である。入数は、1つのダンボール等に入れられる商品の数である。出荷数は、商品の入ったダンボール等の数である。収穫日は、商品を収穫した日付である。出荷日は、商品を出荷した日付である。種蒔日は、商品の元になった種を蒔いた日付である。苗植日は、商品の元になった苗を植えた日付である。施肥名は、商品の為に使用された肥料の名称である。施肥量は、施肥名に関係する肥料の量である。農薬名は、商品の為に使用された農薬の名称である。農薬散布量は、商品の為に使用された農薬の量である。
以下に、実施の形態で利用するデータベースについて説明する。
図6は、業者アドレスデータベースの例を示す図である。
業者アドレスデータベース11は、業者名と業者番号とアドレスとから構成される。業者名は、業者の名称である。業者番号は、業者を代表する番号である。アドレスは、業者のネットワーク上のアドレスである。
図7は、変更後売買情報データベースの例を示す図である。各業者の固有のデータ構造を、統一的なデータ構造に変更したものである。
変更後売買情報データベース53は、関係説明部53aと頭部53bと内容部53cと加工部53dとから構成される。関係説明部53aは、業者の固有のデータ構造と統一的なデータ構造との関係の対照表を記憶する。頭部53bは、内容部53cの構成を記憶する。検索範囲を指定する場合に、利用する。例えば、検索範囲を出荷日から最後の販売日として、検索を開始する。内容部53cは、販売伝票と仕入伝票とを記憶する。加工部53dは、複数の仕入品から新しい販売品を作る中で、仕入から販売に至る過程の商品の関係を記憶する。
図8は、関係説明部の例を示す図である。
関係説明部53aは、標識53aaと対照表53abと並び順53acとから構成される。標識53aaは、関係説明部53aが始まることを示す。対照表53abは、業者の固有のデータ構造と統一的なデータ構造との関係を示す。並び順53acは、対照表53abの要素の並び順である。例えば、日付順、仕入元名順、販売先名順及び商品名順である。
図9は、頭部の例を示す図である。
頭部53bは、標識53ba、タイトル53bb、内容部の項目名53bc、内容部の先頭番地53bd及び内容部の項目数53beから構成される。標識53baは、頭部53bが始まることを示す。タイトル53bbは、頭部53bを代表する名称である。内容部の項目名53bcは、内容部53cに存在する全ての項目名である。内容部の先頭番地53bdは、内容部53cが始まる番地である。内容部の項目数53beは、内容部53cに存在する全ての項目の数である。
図10は、内容部の例を示す図である。
内容部53cは、販売伝票53cxと仕入伝票53cyとから構成される。販売伝票53cxは、販売に関する売買情報である。仕入伝票53cyは、仕入れに関する売買情報である。
販売伝票53cxは、日付53ca、伝票番号53cb、販売先名53cc、商品番号53cd、商品名53ce、商品数53cf、荷姿53cg及び商品単位数53chから構成される。日付53caは、販売した日付である。伝票番号53cbは、販売伝票53cxの番号である。販売先名53ccは、販売先の名称である。商品番号53cdは、販売した商品の番号である。商品名53ceは、販売した商品の名称である。商品数53cfは、販売した商品の数である。荷姿53cgは、販売した商品の荷姿である。商品単位数53chは、販売した商品の単位数である。
仕入伝票53cyは、日付53ci、伝票番号53cj、仕入元名53ck、商品番号53cl、商品名53cm、商品数53cn、荷姿53co及び商品単位数53cpから構成される。日付53ciは、仕入れた日付である。伝票番号53cjは、仕入伝票53cyの番号である。仕入元名53ckは、仕入元の名称である。商品番号53clは、仕入れた商品の番号である。商品名53cmは、仕入れた商品の名称である。商品数53cnは、仕入れた商品の数である。荷姿53coは、仕入れた商品の荷姿である。商品単位数53cpは、仕入れた商品の単位数である。
図11は、加工部の例を示す図である。
加工部53dは、商品番号53daと材料数53dbと材料商品番号53dcとから構成される。商品番号53daは、販売伝票53cxに対応する商品番号53cdである。材料数53dbは、使用された商品の数である。材料商品番号53dcは、使用された商品の商品番号53clである。
なお、単にカッティングされただけでも加工部53dは生成し、図5に示される商品番号53daのカッティングコードの項目を書き換える。
図12は、売買経路データベースの例を示す図である。
売買経路データベース12は、販売に関する商品番号と販売先名と材料商品番号とを記憶し、さらに、それに対応する仕入に関する商品番号と仕入元名とを記憶する。この場合、前者の商品番号と後者の商品番号とは同一である。
業者AAにおいて、商品番号Aと販売先名BBと材料商品番号Zとの販売情報がある。
業者BBにおいて、商品番号Aと仕入元名AAとの仕入情報があり、商品番号Bと販売先名CCと材料商品番号Aとの販売情報がある。
業者CCにおいて、商品番号Bと仕入元名BBとの仕入情報があり、商品番号Cと販売先名DDと材料商品番号Bとの販売情報がある。
業者DDにおいて、商品番号Cと仕入元名CCとの仕入情報がある。
ここで、業者AAの販売先名BBから、業者BBを追跡できる。業者AAが販売した商品番号Aの商品を使用した商品番号Bの商品を追跡する。これを売買経路情報が完成するまで実行する。追跡できない場合、売買経路は途切れてしまう。
以下に、物品の売買経路が生成される概要について説明する。
図13は、第1の売買経路の例を示す図である。売買経路推定部16は、売買経路が途切れた場合、途切れた業者を推定して、売買経路情報を完成させる。
ここでは、業者Aから業者B、業者Bから業者Cへ物品が流れたとして、業者Bが売買情報を提供しないとする。
食肉の場合、川下から追跡した場合、途切れた業者Cの仕入伝票53cyの商品番号53clから、途切れた商品の元になった個体番号と途切れた商品のカッティングコードとを取得する。カッティングコードから、1つ前のカッティングコードを容易に知ることができる。途切れた商品の元になった個体番号と1つ前のカッティングコードとを利用して、売買した業者を追跡する。ここで、追跡された業者が業者Aであり業者Bの仕入元である。1つ前のカッティングコードで追跡できない場合、さらにもう1つ前のカッティングコードで追跡する。
ここで得られた売買経路情報を利用して、何か業者Aで事故が発生した場合、業者Aを起点として川下に広がる売買経路に存在する全ての商品を、売買禁止とする。場合によっては、個体番号だけで、関係する全ての商品を売買禁止とする。
これに類似して、青果の場合、産地情報を示す産地番号と出荷者情報を示す出荷者番号と田畑情報を示す圃場番号と田畑内の畝情報を示す畝番号とをロット番号とする。ロット番号が同一の場合、使用された肥料と農薬とは同一である。そして、ロット番号を、食肉の場合の個体番号とする。ロット番号を利用して、売買した業者を追跡する。
ここで得られた売買経路情報を利用して、何か事故が発生した場合、ロット番号だけで、関係する全ての商品を、売買禁止とする。
食肉の場合と青果の場合とから類推して、原料において動物性と植物性と鉱物性とに関わらず、加工品の場合も同様に取り扱う。
図14は、第2の売買経路の例を示す図である。
業者71、業者72、業者73、業者74、業者75及び消費者76の順番に売買が実行される。なお、業者73と業者74とは、流通監視サーバ10に対して売買情報を提供しない。
まず、川上から売買経路を追跡する。業者71の販売伝票53cxから、業者72の仕入伝票53cyが分かる。高速検索して、仕入伝票53cyに対応する販売伝票53cxを検出する。業者72の販売伝票53cxから、業者73の仕入伝票53cyが分かる。業者73は売買情報を提供しないから、次の業者が分からない。
売買経路が途切れた為、川下から売買経路を追跡する。消費者76の仕入伝票53cyから、業者75の販売伝票53cxが分かる。高速検索して、販売伝票53cxに対応する仕入伝票53cyを検出する。業者75の仕入伝票53cyから、業者74の販売伝票53cxが分かる。業者74は売買情報を提供しないから、次の業者が分からない。
ここで、業者73と業者74との間の売買の存在を推定する。
このようにして、売買情報を提供しない業者が存在しても、売買経路を完成させるので、売買経路に対する信頼性が向上する。
以下に、物品の売買経路が生成される実際の処理について説明する。
図15は、消費者端末装置の処理を示すフローチャートである。消費者が、売買経路判定の要求を送信する場合の処理である。
[S11]消費者端末装置21が、サブサーバ20に、アクセスする。
[S12]消費者端末装置21が、消費者から、商品番号の入力を受け付ける。具体的には、図19に示される画面を表示する。
[S13]消費者端末装置21が、流通監視サーバ10からの応答を待つ。
[S14]消費者端末装置21が、流通監視サーバ10からの応答を受け付けて、消費者に対して、応答画面を表示する。具体的には、図20に示される画面を表示する。
図16は、サブサーバの処理を示すフローチャートである。サブサーバ20が、消費者から売買経路判定の要求を受信した場合の処理である。
[S21]サブサーバ20が、消費者端末装置21に、入力画面を提供する。
[S22]サブサーバ20が、消費者端末装置21から、商品番号を取得する。
[S23]サブサーバ20が、消費者端末装置21の情報と商品番号とを関連付けて、記憶する。
[S24]サブサーバ20が、流通監視サーバ10に、売買経路判定の要求を申し込む。
[S25]サブサーバ20が、流通監視サーバ10からの応答を待つ。
[S26]サブサーバ20が、流通監視サーバ10からの応答を受け付けて、応答したものを応答画面へHTML(Hyper Text Markup Language)化する。
なお、HTML編集は、サブサーバ20ではなく流通監視サーバ10で実行する場合もある。
[S27]サブサーバ20が、消費者端末装置21に、応答画面を提供する。
図17は、流通監視サーバの処理を示すフローチャートである。流通監視サーバ10が、サブサーバ20から売買経路判定の要求を受信した場合の処理である。
[S31]流通監視サーバ10が、サブサーバ20から、検索対象期間と商品番号とを取得する。そして、商品番号から業者番号を取得する。
ここで、業者アドレスデータベース11から、商品番号に対応する商品の最も川上の業者のアドレスを取得する。
[S32]流通監視サーバ10が、川上の業者から川下の業者へ(トラッキング)、販売先について追跡を開始する。実際に検索を実行するのは、業者端末装置50のデータベース検索部54である。
流通監視サーバ10が、業者端末装置50のデータベース検索部54に、変更後売買情報データベース53の中を検索させる。そして、商品番号に対応して、かつ、川下へ向かうべく販売先が分かる伝票を検出した場合、それを売買経路データベース12に記憶する。
検出した結果、流通監視サーバ10が、何も該当しない旨を提供される場合がある。この場合が、追跡が途切れた場合である。
[S33]流通監視サーバ10が、追跡が途切れたか判断する。途切れていない場合、S34へ進む。途切れた場合、S35へ進む。
ここで、最後までトラッキングできた場合と途中で途切れた場合とは、どちらも、途切れた場合と考える。
[S34]流通監視サーバ10が、次の業者である販売先の業者について追跡を実行する為、業者アドレスデータベース11から、次の業者についてアドレスを取得する。
なお、S32で検出された伝票に、次の業者が書かれている。
そして、業者端末装置50のデータベース検索部54に、次の業者の変更後売買情報データベース53の中を検索させる。
S35に進む前に、業者アドレスデータベース11から、商品番号に対応する商品の最も川下の業者のアドレスを取得する。
[S35]流通監視サーバ10が、川下の業者から川上の業者へ(トレーシング)、仕入元について追跡を開始する。実際に検索を実行するのは、業者端末装置50のデータベース検索部54である。
流通監視サーバ10が、業者端末装置50のデータベース検索部54に、変更後売買情報データベース53の中を検索させる。そして、商品番号に対応して、かつ、川上へ向かうべく仕入元が分かる伝票を検出した場合、それを売買経路データベース12に記憶する。
検出した結果、流通監視サーバ10が、何も該当しない旨を提供される場合がある。この場合が、追跡が途切れた場合である。
[S36]流通監視サーバ10が、追跡が途切れたか判断する。途切れていない場合、S37へ進む。途切れた場合、S38へ進む。
[S37]流通監視サーバ10が、次の業者である仕入元の業者について追跡を実行する為、業者アドレスデータベース11から、次の業者についてアドレスを取得する。
なお、S35で検出された伝票に、次の業者が書かれている。
そして、業者端末装置50のデータベース検索部54に、次の業者の変更後売買情報データベース53の中を検索させる。
[S38]流通監視サーバ10が、トラッキングで途切れた業者とトレーシングで途切れた業者とから、途切れた業者を推定する。
ここで、トラッキングで途切れた業者とトレーシングで途切れた業者とが、同一の場合、売買経路は繋がる。
[S39]流通監視サーバ10が、売買経路情報をHTML化する。
なお、HTML編集は、流通監視サーバ10ではなくサブサーバ20で実行する場合もある。
[S40]流通監視サーバ10が、サブサーバ20に、編集されたものを提供する。
図18は、業者端末装置のデータベース検索部の処理を示すフローチャートである。業者端末装置50が、流通監視サーバ10から売買経路判定の要求を受信した場合の処理である。
[S51]データベース検索部54が、流通監視サーバ10から、検索キーワードとして商品番号と検索対象期間とを取得する。
[S52]データベース検索部54が、変更後売買情報データベース53において、S51の商品番号と検索対象期間とに、該当するものがあるか否か検索を開始する。
[S53]何も該当しない場合、S55へ進み、何かが該当した場合、S54へ進む。
[S54]データベース検索部54が、流通監視サーバ10に、該当したものについての売買情報を提供する。
[S55]データベース検索部54が、流通監視サーバ10に、何も該当しない旨を提供する。
なお、何も該当しない旨が提供された流通監視サーバ10は、回数と時間とに制限のある監視を実行して、売買情報を取得しようとする場合がある。この場合、再度検索要求を出すことがある。
図19は、入力画面の例を示す図である。具体的には、図15のS12で表示される画面である。
入力画面80において、消費者の作業に関係するのは、商品番号81と仕入店名82と開始83とである。商品番号81には、売買経路判定の要求の対象物品の商品番号を入力する。仕入店名82には、売買経路判定の要求の対象物品を購入した店名を入力する。開始83は、商品番号81と仕入店名82とが入力された後にクリックされる。
図20は、消費者への応答画面の例を示す図である。具体的には、図15のS14で表示される画面である。
消費者への応答画面90は、木のような構造で表示され、業者がノードであり、販売と仕入との伝票が枝である。必要なノードをクリックすると、順次展開され、始めの業者と終わりの業者との間の売買経路が表示される。なお、木のような構造が出来上がった後に、ノードをクリックすると、下位の業者が見えたり見えなかったりできるようにHTML編集されている。
売買経路判定の要求に応答する売買経路は、協調されて太く表示されている。
ここで、いいい96は、図17のS38により推定された業者である。東京ああ青果95とサトウ商店97とコマエ98との売買情報から、いいい96が導かれている。
なお、消費者への応答画面90は、売買経路データベース12が元になっている。
このようにすると、消費者からの要求から始めの業者が決まる。そして、始めの業者の売買情報から次の業者も決まる。こうして、順次、売買経路を埋める業者が決まり、売買経路情報が完成する。
すると、消費者からの要求に応じて流通監視サーバ10の処理が為されるようになり、業者は、消費者から要求が存在する場合のみ、売買情報を流通監視サーバ10へ提出すればよい。
こうすることで、流通監視サーバ10において、消費者からの要求が存在する場合のみ、売買情報が流通監視サーバ10へ提出されるので、大規模なシステムを必要としなくなる。
図21は、コンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。コンピュータ800は、CPU(Central Processing Unit)801によって装置全体が制御されている。CPU801には、バス807を介してRAM(Random Access Memory)802、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)803、グラフィック処理装置804、入力インタフェース805、および通信インタフェース806が接続されている。
RAM802には、CPU801に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM802には、CPU801による処理に必要な各種データが格納される。HDD803には、OSやアプリケーションプログラムが格納される。
グラフィック処理装置804には、モニタ901が接続されている。グラフィック処理装置804は、CPU801からの命令に従って、画像をモニタ901の画面に表示させる。入力インタフェース805には、キーボード902とマウス903とが接続されている。入力インタフェース805は、キーボード902やマウス903から送られてくる信号を、バス807を介してCPU801に送信する。
通信インタフェース806は、ネットワーク904に接続されている。通信インタフェース806は、ネットワーク904を介して、他のコンピュータとの間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
なお、上記の処理機能は、サーバコンピュータとクライアントコンピュータとによって実現することができる。その場合、流通監視サーバ10が有すべき機能の処理内容を記述したサーバプログラム、および業者端末装置50が有すべき機能の処理内容を記述したクライアントプログラムが提供される。サーバプログラムをサーバコンピュータで実行することにより、流通監視サーバ10の処理機能がサーバコンピュータ上で実現される。また、クライアントプログラムをクライアントコンピュータで実行することにより、業者端末装置50の処理機能がクライアントコンピュータ上で実現される。
処理内容を記述したサーバプログラムやクライアントプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
サーバプログラムやクライアントプログラムを流通させる場合には、例えば、各プログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、クライアントプログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータからクライアントコンピュータにクライアントプログラムを転送することもできる。
サーバプログラムを実行するサーバコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたサーバプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、サーバコンピュータは、自己の記憶装置からサーバプログラムを読み取り、サーバプログラムに従った処理を実行する。なお、サーバコンピュータは、可搬型記録媒体から直接サーバプログラムを読み取り、そのサーバプログラムに従った処理を実行することもできる。
クライアントプログラムを実行するクライアントコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたクライアントプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたクライアントプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、クライアントコンピュータは、自己の記憶装置からクライアントプログラムを読み取り、クライアントプログラムに従った処理を実行する。なお、クライアントコンピュータは、可搬型記録媒体から直接クライアントプログラムを読み取り、そのクライアントプログラムに従った処理を実行することもできる。また、クライアントコンピュータは、サーバコンピュータからクライアントプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったクライアントプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) ネットワークを介して、物品の売買経路を監視する流通監視サーバにおいて、
消費者端末装置から、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求を受け付ける要求受付手段と、
売買情報提出命令に応じて業者端末装置から出力され、前記対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報を取得する売買情報取得手段と、
前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求の前記売買関与業者より、始めの業者を特定し、前記売買情報取得手段で取得した前記売買情報より、前記対象物品の売買に関与した業者を前記始めの業者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成する売買経路特定手段と、
前記売買経路特定手段で特定された前記業者が利用している前記業者端末装置へ、前記売買情報提出命令を出力する売買情報提出命令手段と、
前記売買経路特定手段で生成された前記売買経路情報を、記憶する売買経路記憶手段と、
前記売買経路記憶手段に記憶された前記売買経路情報を、前記消費者端末装置へ応答する要求応答手段と、
を有することを特徴とする流通監視サーバ。
(付記2) 前記売買経路特定手段で特定されなかった前記対象物品の前記売買経路について、前記売買経路記憶手段に記憶された途中までの売買経路情報と前記対象物品に対して売買経路に基づいて規則的に設定された複数の番号とにより推定して、推定された売買経路情報を前記売買経路記憶手段に記憶する売買経路推定手段をさらに有することを特徴とする付記1記載の流通監視サーバ。
(付記3) 前記売買経路特定手段は、前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求の前記売買関与業者より、最初の生産者を始めの業者をとし、前記対象物品の売買に関与した業者を前記生産者から順次特定し、不明な売買経路が存在する場合、前記対象物品の最後の販売者を始めの業者をとし、前記対象物品の売買に関与した業者を前記販売者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成することを特徴とする付記1記載の流通監視サーバ。
(付記4) コンピュータによりネットワークを介して、物品の売買経路を監視する流通監視方法において、
要求受付手段が、消費者端末装置から、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求を受け付け、
売買情報取得手段が、売買情報提出命令に応じて業者端末装置から出力され、前記対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報を取得し、
売買経路特定手段が、前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求より、始めの業者を特定し、前記売買情報取得手段で取得した前記売買情報より、前記対象物品の売買に関与した業者を前記始めの業者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成し、
売買情報提出命令手段が、前記売買経路特定手段で特定された前記業者が利用している前記業者端末装置へ、前記売買情報提出命令を出力し、
売買経路記憶手段が、前記売買経路特定手段で生成された前記売買経路情報を記憶し、
要求応答手段が、前記売買経路記憶手段に記憶された前記売買経路情報を、前記消費者端末装置へ応答する、
ことを特徴とする流通監視方法。
(付記5) ネットワークを介して、物品の売買経路を監視する流通監視プログラムにおいて、
コンピュータに、
要求受付手段が、消費者端末装置から、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求を受け付け、
売買情報取得手段が、売買情報提出命令に応じて業者端末装置から出力され、前記対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報を取得し、
売買経路特定手段が、前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求より、始めの業者を特定し、前記売買情報取得手段で取得した前記売買情報より、前記対象物品の売買に関与した業者を前記始めの業者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成し、
売買情報提出命令手段が、前記売買経路特定手段で特定された前記業者が利用している前記業者端末装置へ、前記売買情報提出命令を出力し、
売買経路記憶手段が、前記売買経路特定手段で生成された前記売買経路情報を記憶し、
要求応答手段が、前記売買経路記憶手段に記憶された前記売買経路情報を、前記消費者端末装置へ応答する、
処理を実行させることを特徴とする流通監視プログラム。
(付記6) ネットワークを介して、物品の売買経路を監視する流通監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
コンピュータに、
要求受付手段が、消費者端末装置から、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求を受け付け、
売買情報取得手段が、売買情報提出命令に応じて業者端末装置から出力され、前記対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報を取得し、
売買経路特定手段が、前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求より、始めの業者を特定し、前記売買情報取得手段で取得した前記売買情報より、前記対象物品の売買に関与した業者を前記始めの業者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成し、
売買情報提出命令手段が、前記売買経路特定手段で特定された前記業者が利用している前記業者端末装置へ、前記売買情報提出命令を出力し、
売買経路記憶手段が、前記売買経路特定手段で生成された前記売買経路情報を、記憶し、
要求応答手段が、前記売買経路記憶手段に記憶された前記売買経路情報を、前記消費者端末装置へ応答する、
処理を実行させることを特徴とする流通監視プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明の概念図である。 実施の形態のシステム構成図である。 生体から部分肉へ至る流れを示す図である。 部分肉から精肉へ至る流れの例を示す図である。 商品番号が示す内容の画面の例を示す図である。 業者アドレスデータベースの例を示す図である。 変更後売買情報データベースの例を示す図である。 関係説明部の例を示す図である。 頭部の例を示す図である。 内容部の例を示す図である。 加工部の例を示す図である。 売買経路データベースの例を示す図である。 第1の売買経路の例を示す図である。 第2の売買経路の例を示す図である。 消費者端末装置の処理を示すフローチャートである。 サブサーバの処理を示すフローチャートである。 流通監視サーバの処理を示すフローチャートである。 業者端末装置のデータベース検索部の処理を示すフローチャートである。 入力画面の例を示す図である。 消費者への応答画面の例を示す図である。 コンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。
符号の説明
1 消費者端末装置
2 要求
3 流通監視サーバ
3a 要求受付手段
3b 売買経路特定手段
3c 売買情報提出命令手段
3d 売買情報取得手段
3e 売買経路記憶手段
3f 要求応答手段
3g 売買経路推定手段
4 業者端末装置
5 売買情報
6 応答

Claims (5)

  1. ネットワークを介して、物品の売買経路を監視する流通監視サーバにおいて、
    消費者端末装置から、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求を受け付ける要求受付手段と、
    売買情報提出命令に応じて業者端末装置から出力され、前記対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報を取得する売買情報取得手段と、
    前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求の前記売買関与業者より、始めの業者を特定し、前記売買情報取得手段で取得した前記売買情報より、前記対象物品の売買に関与した業者を前記始めの業者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成する売買経路特定手段と、
    前記売買経路特定手段で特定された前記業者が利用している前記業者端末装置へ、前記売買情報提出命令を出力する売買情報提出命令手段と、
    前記売買経路特定手段で生成された前記売買経路情報を、記憶する売買経路記憶手段と、
    前記売買経路記憶手段に記憶された前記売買経路情報を、前記消費者端末装置へ応答する要求応答手段と、
    を有することを特徴とする流通監視サーバ。
  2. 前記売買経路特定手段で特定されなかった前記対象物品の前記売買経路について、前記売買経路記憶手段に記憶された途中までの売買経路情報と前記対象物品に対して売買経路に基づいて規則的に設定された複数の番号とにより推定して、推定された売買経路情報を前記売買経路記憶手段に記憶する売買経路推定手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の流通監視サーバ。
  3. 前記売買経路特定手段は、前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求の前記売買関与業者より、最初の生産者を始めの業者をとし、前記対象物品の売買に関与した業者を前記生産者から順次特定し、不明な売買経路が存在する場合、前記対象物品の最後の販売者を始めの業者をとし、前記対象物品の売買に関与した業者を前記販売者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成することを特徴とする請求項1記載の流通監視サーバ。
  4. コンピュータによりネットワークを介して、物品の売買経路を監視する流通監視方法において、
    要求受付手段が、消費者端末装置から、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求を受け付け、
    売買情報取得手段が、売買情報提出命令に応じて業者端末装置から出力され、前記対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報を取得し、
    売買経路特定手段が、前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求より、始めの業者を特定し、前記売買情報取得手段で取得した前記売買情報より、前記対象物品の売買に関与した業者を前記始めの業者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成し、
    売買情報提出命令手段が、前記売買経路特定手段で特定された前記業者が利用している前記業者端末装置へ、前記売買情報提出命令を出力し、
    売買経路記憶手段が、前記売買経路特定手段で生成された前記売買経路情報を記憶し、
    要求応答手段が、前記売買経路記憶手段に記憶された前記売買経路情報を、前記消費者端末装置へ応答する、
    ことを特徴とする流通監視方法。
  5. ネットワークを介して、物品の売買経路を監視する流通監視プログラムにおいて、
    コンピュータに、
    要求受付手段が、消費者端末装置から、対象物品の既知の売買関与業者を指定した売買経路判定の要求を受け付け、
    売買情報取得手段が、売買情報提出命令に応じて業者端末装置から出力され、前記対象物品の売買に関与した業者を示す売買情報を取得し、
    売買経路特定手段が、前記要求受付手段で受け付けた前記売買経路判定の要求より、始めの業者を特定し、前記売買情報取得手段で取得した前記売買情報より、前記対象物品の売買に関与した業者を前記始めの業者から順次特定し、前記対象物品の売買経路情報を生成し、
    売買情報提出命令手段が、前記売買経路特定手段で特定された前記業者が利用している前記業者端末装置へ、前記売買情報提出命令を出力し、
    売買経路記憶手段が、前記売買経路特定手段で生成された前記売買経路情報を記憶し、
    要求応答手段が、前記売買経路記憶手段に記憶された前記売買経路情報を、前記消費者端末装置へ応答する、
    処理を実行させることを特徴とする流通監視プログラム。
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