JP2006058035A - ロードセルセンサの検知出力処理方法及びこの方法を用いる電子秤 - Google Patents

ロードセルセンサの検知出力処理方法及びこの方法を用いる電子秤 Download PDF

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【課題】ノイズの影響を排除し,安定した測定結果を表示可能とする高精度の電子秤を提供することにある。アクティブフィルタやDSPを用いることなくソフトウェア処理により安価に実現可能である電子秤を提供する。
【解決手段】少なくとも一個のロードセルセンサと, 前記ロードセルセンサによる荷重量の検知出力を増幅する増幅部と,前記増幅部により増幅された信号を所定周期でサンプリングし,前記サンプリングされた所定数のサンプリング値から,一定数の上位値と下位値のサンプリング値を除き,残りのサンプリング値の平均値を求め,出力する演算部と,
前記演算部の出力を荷重測定値として表示する表示部を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は,ロードセルセンサの検知出力処理方法及び,この方法を用いる電子秤に関する。
高精度電子秤のセンサとして,歪ゲージを使用したロードセルセンサが広く使用されている。かかる電子秤においては,荷重をロードセルセンサで検出し,センサの微弱電圧を増幅し,得られるアナログ信号出力を,デジタル信号に変換し,演算部で信号処理し,結果をデジタル表示している。
しかし,センサ自体に起因するセンサノイズ,電源ノイズ,センサ部や演算・表示部のアンプや部品ノイズ,空調による対流の影響あるいは,歩行者などの床面振動要因等の影響により演算後の表示値がふらつく(変動する)という問題を生じる。
特に,体重測定用スケールや,患者がベットに横たわったままで当該患者の体重変化を測定するためのベッドスケール等の最大測定重量が150kg〜300kgの秤にあっては,測定表示値の変動幅が,20g〜150gもあり,10g単位の分解能を出すことが困難であった。
上記のようなノイズ等の影響により体重の測定が正確にできないという問題に対処する発明が,先に提案されている(特許文献1)。かかる特許文献1に記載の発明においては,交流電源の1周期の間測定を継続し,この測定値の平均値から体重を演算するようにしている。
しかし,この発明では,専ら電源ノイズによる影響を低減することを意図し,商用電源に重畳されてくる他の機器の漏洩ノイズ,あるいはセンサノイズ等には効果が期待できないものであり,依然として測定表示値の変動幅が大きいという課題を有している。
また,別の方法として,オペアンプ等を使用したアクティブローパスフィルタを用いることが考えられる。しかし,この場合は,装置のコストアップだけでなく,経時変化による周波数特性の変動が生じることも想定される。この経時変化による周波数特性の変動は,10〜200Hz程度であり,時定数の大きなローパスフィルタでは,体重測定の際の加重過渡時などに,荷重変化の追従速度が遅くなり,実用上好ましくないという問題があった。
さらに,別の方法として,デジタル信号処理を行うプログラムされたDSP(Digital Signal Processor)によりデジタルフィルタを実現することが考えられる。経済性を考慮して8ビットのマイコンをCPUに用いた場合,DSP自体が16ビットや32ビットのため,DSP自体のコストとソフトウェア費用を考えると,システムのコストアップは避けられない。しかも,DSPを用いた具体的処理として,窓関数法の一つである方形波窓を使用した場合,振幅方向である設定値を超える時,フィルタとしての機能は果たすことが可能であるが,測定値自体の再現性に対して,大きな誤差要因ができるので,実用上受け入れ難いという問題がある。
特開2001−228011号公報
したがって,上記に鑑みて本発明の目的は,前述したノイズの影響を排除し,安定した測定結果を表示可能とする高精度の電子秤を提供することにある。アクティブフィルタやDSPを用いることなくソフトウェア処理により安価に実現可能である電子秤を提供することにある。
上記の本発明の目的を達成する電子秤の第1の態様は,少なくとも一個のロードセルセンサと,前記ロードセルセンサによる荷重量の検知出力を増幅する増幅部と,前記増幅部により増幅された信号を所定周期でサンプリングし,前記サンプリングされた所定数のサンプリング値から,一定数の上位値と下位値のサンプリング値を除き,残りのサンプリング値の平均値を求め,出力する演算部と,前記演算部の出力を荷重測定値として表示する表示部を有することを特徴とする。
上記の本発明の目的を達成する電子秤の第2の態様は,第1の態様において,前記演算部は,前記所定周期のサンプリングのタイミングを順次シフトして得られる前記所定数のサンプリング値についての前記平均値を,移動平均値として求めることを特徴とする。
上記の本発明の目的を達成する電子秤の第3の態様は,第2の態様において,前記移動平均値毎に,前記表示部の表示を所定時間ホールドすることを特徴とする。
上記の本発明の目的を達成するベッド用の電子秤の第1の態様は,ベッドの脚数に対応する,それぞれ対応するベッドの脚部が載せられる複数のセンサ部と,前記複数のセンサ部のそれぞれの荷重量の検知出力の総和の所定周期のサンプリング値を求め,前記サンプリング値の所定数から,一定数の上位値と下位値のサンプリング値を除き,残りのサンプリング値の平均値を求め,出力する演算部と,前記演算部の出力を荷重測定値として表示する表示部を有することを特徴とする。
また,上記の本発明の目的を達成するベッド用の電子秤の第2の態様は,その第1の態様において,前記演算部は,前記所定周期のサンプリングのタイミングを順次シフトして得られる前記所定数のサンプリング値についての前記平均値を,移動平均値として求めることを特徴とする。
さらに,上記の本発明の目的を達成するベッド用の電子秤の第3の態様は,その第1の態様において,前記センサ部は,周縁部の一部が開放された測定皿と、ベースブロック上に固定された3個のロードセルセンサを有し、前記ロードセルセンサの各々は、前記開放された一部を除く、前記測定皿の周縁部で、前記の周縁部の荷重を受ける様に配置されるよう構成されていることを特徴とする。
上記の本発明の目的を達成する電子秤の検知出力処理方法は,それぞれ少なくとも一個のロードセルセンサを有する複数のセンサ部を有する電子秤の検知出力処理方法であって,前記複数のセンサ部のそれぞれの検出値を加算し,所定周期のサンプル値を求め,前記サンプル値における一定数の上位値と下位値のサンプリング値を特定抽出し,前記所定周期のサンプル値から,前記特定抽出される上位値と下位値のサンプリング値を除き,残りのサンプリング値の平均値を算出し,前記算出されたサンプリング値の平均値を一定期間表示することを特徴とする。
また,上記の本発明の目的を達成する電子秤の検知出力処理方法の第2の態様は,その第1の態様において,前記平均値の算出は,前記所定周期のサンプリングのタイミングを順次シフトし,得られる前記所定数のサンプリング値について移動平均値として求めることを特徴とする。
本発明の特徴は,以下に図面に従い説明する発明を実施するための最良の形態から更に明らかになる。
本発明により,ノイズの影響を排除し,安定した測定結果を表示可能とする高精度の電子秤が提供される。さらに,アクティブフィルタやDSPを用いることなくソフトウェア処理により安価に実現可能である電子秤が提供可能である。
以下に図面に従い,本発明の実施の形態例を説明する。尚,図面に示される実施の形態例は,本発明の理解のためのものであり,本発明の技術的範囲がこれに限定されるものではない。
図1は,本発明に従う電子秤に適用されるロードセルセンサの一構成例を示す図である。図1において,図1Aは平面図、図1Bは正面図である。図1Bから理解できるように、ベースブロック2に固定ネジ43により片側42が固定され、他側は自由端となる。
図において、ベット床等の荷重物と自由端は金属球Mを介して点接触している。図の矢印方向に上方からベット床等により荷重を与えられると、自由端が下方に押され、下面に張られた歪みセンサ(ストレンゲージ)40が、荷重に比例した応力歪みを受け、これが検出電圧の変化としてリード41に出力される。
図2は,先に本発明者らが提案した(特願2004−117572号),図1のロードセルセンサを用いた電子秤の構成例斜視図である。図3は、その上面(図3A)と断面(図3B)を示す図である。コ字状に形成されたベースブロックブロック2を有し、これに3つのロードセルセンサ11A〜11Cが配置される。
ロードセルセンサ11A〜11Cとして、図1に示した構造のロードセルセンサを使用する場合、固定端部42をベースブロック2に固定する。この際、先端領域の応力受け部に乗せられる金属球M(M1,M2,M3)の位置が、図3Aに示される3点位置(M1,M2,M3)となるように固定端部42が位置決めされている。
さらに,測定皿10がロードセルセンサ11A〜11C上に被せられる構造であり、測定皿10は,底部10Aと,壁部10Bと周縁部10Cを有している。周縁部10Cは,一部に開放部を有し、他の周縁部10Cが金属球Mを介してロードセルセンサ11A〜11Cに乗せられる構造である。したがって、ロードセルセンサ11A〜11Cは、金属球Mと測定皿10との点接触により、荷重を点で受ける状態になる。
かかる構成により、図2に矢印で示される様にベット等の重量物の脚部21をスライドして測定皿10上に置くことが容易である。
図4は,図2に示す電子秤をベットの脚数分用い,ベットの重量(患者重量を含む)を測定する適用例を示している。すなわち,電子秤100をベットの脚数に対応して4個用意し、それぞれの測定皿10上にベットの脚部のキャスタ21を転がして測定皿10上に位置づけて測定が行われるものである。
図5は、図4の適用例に対応させた,本発明者が先の出願(特願2004−117572号)において提案している電子秤の実施例を示す図である。伸縮自在の連結棒30の両端に同一構成の,図2に示した電子秤をセンサ部として取り付ける。図5に示す実施例では、二本の連結棒に取り付けられた4個のセンサ部100A〜100Dを有している。
4個のセンサ部100A〜100Dのそれぞれの検出出力は、一つのセンサ部100Aを経由して演算表示部110に接続ケーブル101A,101Bを通して入力される。
図6は、図5に示す電子秤の回路ブロックの実施例構成を示す図である。センサ部100A〜100Dのそれぞれには、3つロードセルセンサ(11A〜11C)102を有し、それぞれの検出信号が対応するアンプ103により増幅されてアナログ/デジタル変換器104に入力される。アナログ/デジタル変換器104において,対応のセンサ部の検知出力が所定周期でサンプリングされる。
4つのセンサ部100A〜100Dの内の一つのセンサ部100Aには、バッファ回路105と、セレクタ106を更に有している。
バッファ回路105は、センサ部100A〜100Dのそれぞれのアナログ/デジタル変換器104から出力される3つのロードセルセンサ(11A〜11C)102のそれぞれのサンプリングされた検知出力、従って、都合12個のデジタル検出信号を入力し、バッファリングする。
セレクタ106は、バッファ回路104にバッファリングされたデジタル検出信号を時分割に切替えて、演算表示部110に送る。演算表示部110において、CPU111は、ソフト書込み回路112によってEEPROM113に書き込まれている演算処理プログラムを読み出し、実行制御する。
演算プログラムにより実行される基本的動作は、バッファ回路104から送られた12個のロードセルセンサセル102から出力された検出出力の総和を求め、センサ部に付与された荷重の重み値を算出するものである。算出された荷重の重み値は、SRAM114に格納され、またディスプレイ115に表示される。
図6において、更に、電圧レギュレータ107A,107Bは、ACアダプタ108から供給されるAC電圧を、対応する機能部に供給される必要な直流電圧に変換する。また、CPU111は、荷重スケール100Aにおいて温度補償回路109で検知される温度情報に基づき必要により算出される荷重の重み値を補正する。
ここで,上記演算プログラムによりバッファ回路105から送られた12個のロードセルセンサセル102から出力された検出出力の総和を求め、電子秤に付与された荷重の総重量値が得られる。しかし,先に説明したように,センサノイズ,電源ノイズ,センサ部や演算・表示部のアンプや部品ノイズ,空調による対流の影響あるいは,歩行者などの床面振動要因等の影響により,実際,ロードセルセンサセル102の検知出力は,微弱であり,電子秤の置かれる環境によりノイズレベルの方が大きい場合もある。
特に,図5に示すような電子秤では,4個のセンサ部100A〜100Dの各々に3個のロードセンサを有しているので,システム全体として12個のロードセルセンサを有している。そして,これら12個のロードセルセンサの検出出力の総和をCPU111において処理する構成である。かかる場合,ノイズも重畳されることになりより大きな問題となる。よって,本発明の目的は,検出出信号をソフトウェア処理によってかかる不都合を解消するものである。
図7は,かかる目的に対応する本発明に従う,電子秤における信号処理方法の手順を示すフロー図である。かかるフローの処理は,図6のEEPROM113に格納されたプログラムに従いCPU111により実行制御される。
図7において,スイッチSWの投入により測定を開始すると,4つのセンサ部100A〜100Dに備えられる12個のロードセルセンサ1〜12の検知出力をA/Dコンバータ104でA/D変換し,バッファ105経由でCPU111のSRAM114に格納する(処理工程P1)。
次いで,CPU111により,12個のロードセルセンサ1〜12の検知出力の総和を算出する(処理工程P2)。
この総和の算出までの処理は,所定の周期,実施例として1秒間に20のサンプリング数となるような周期で行われる。この様子が図7と関連してサンプリングデータを説明する図8に示される。図8は,横軸に時間,縦軸にサンプリングデータの大きさを表している。サンプリング1〜サンプリングnの期間は,それぞれ1秒間に20個のサンプリングデータの収集グループを示している。
図7に戻り,12個のロードセルセンサ1〜12の検知出力の総和を算出し,これを1つのサンプリング結果としてSRAM114に格納する(処理工程P3)。
この際,SRAM114に格納されたサンプリング結果が,初めての測定値であるか否かを判断する(処理工程P4)。初めての測定値である場合(処理工程P4,Y)は,図8において,サンプリング1の収集グループの最初のサンプリングデータが対応する。それ以降は,初めての測定値とはならない(処理工程P4,N)。
上記のようにして,サンプリングデータの1つの収集グループについて,順次20個のサンプリングデータが揃うまで上記処理を継続する(処理工程P5,N)。また,処理工程P4において,初めての測定値でないと判断される場合は,サンプリングデータの収集グループ毎に1つのサンプリングタイミングをシフトして(処理工程P6),20個のサンプリングデータを収集する。
20のサンプリングデータが揃うと(処理工程P5,Y),それぞれ所定数の上位値及び下位値,実施例として2つづつの上位値及び下位値を,特異値として特定して抽出する(処理工程P7)。図8において,例えば,サンプリング1の収集グループでは,上位値U1,U2,下位値L1,L2が抽出される。このような,特異値として抽出される上位値,下位値はインパルス性の重畳ノイズである可能性が高い。
次いで,20のサンプリングデータから,抽出された4つの特異値を除去し(処理工程P8),残り16のサンプリングデータについて平均値を算出する(処理工程P9)。平均値を取ることにより,より安定した測定値を得ることができる。
図9は,20のサンプリングデータから特異値を除去した残り16のサンプリングデータの平均値の推移を示す図である。横軸にサンプリングの収集グループ1〜nを,縦軸に平均値の大きさを示している。それぞれの平均値の変位は,小さいものであることが理解できる。
このように求めた平均値をディスプレイ115に送り,表示する(処理工程P11)。このディスプレイ115における表示は,1つのサンプリングの収集グループについて,1秒間経過するまで表示を行う(処理工程P12)。1秒間経過した場合(処理工程P11,Y)は,次のサンプリングの収集グループの算出された平均値を表示値とするように更新して(処理工程P10),表示を行う。
上記したように,本発明は,サンプリングデータの上位,下位の特異値を除去し,実効値成分のみについて1サンプリングデータの移動平均値を求めている。さらに表示値を所定期間維持し,突発的な,表示値の異常変動を防止することができ,高精度測定における最小桁のふらつきが除去可能な電子秤が提供可能である。そして,上記構成により,本発明において,最大測定重量320kgに対し,分解能10gの測定表示が安定して可能になった。
したがって,人工透析などを目的としたベッドに横たわった患者の体重変化,あるいは,ダイエット等の経過観察を10gの高精度で測定し,経過をモニタすることが可能であり,良質の医療,及び健康産業等における貢献が可能である。
尚,上記本発明の実施例において,複数のロードセルセンサを用いる電子秤を説明したが,本発明の適用はこれに限定されるものではない。本発明の原理に従い,一つのロードセルセンサを用いる電子秤にも適用可能であることはいうまでもない。
本発明に従う電子秤に適用されるロードセルセンサの一構成例を示す図である。 先に本発明者らが提案した(特願2004−117572号),図1のロードセルセンサを用いた電子秤の構成例斜視図である。 図2に示す電子秤の上面(図3A)と断面(図3B)を示す図である。 図2に示す電子秤をベッドの脚数分用い,ベッドの重量(患者重量を含む)を測定する適用例を示す図である。 図4の適用例に対応させた,本発明者が先の出願において提案している電子秤の実施例を示す図である。 図5に示す電子秤の回路ブロックの実施例構成を示す図である。 本発明に従う,電子秤における信号処理方法の手順を示すフロー図である。 図7と関連してサンプリングデータを説明する図である。 20のサンプリングデータから特異値を除去した残り16のサンプリングデータの平均値の推移を示す図である。
符号の説明
100 電子秤
2 ベースブロック
10 測定皿
100A〜100D センサ部
102 ロードセルセンサ
103 AMP
104 A/Dコンバータ
105 バッファメモリ
106 セレクタ
111 CPU
113 EEPROM
114 SRAM
115 ディスプレイ

Claims (8)

  1. 少なくとも一個のロードセルセンサと,
    前記ロードセルセンサによる荷重量の検知出力を増幅する増幅部と,
    前記増幅部により増幅された信号を所定周期でサンプリングし,前記サンプリングされた所定数のサンプリング値から,一定数の上位値と下位値のサンプリング値を除き,残りのサンプリング値の平均値を求め,出力する演算部と,
    前記演算部の出力を荷重測定値として表示する表示部を
    有することを特徴とする電子秤。
  2. 請求項1において,
    前記演算部は,前記所定周期のサンプリングのタイミングを順次シフトして得られる前記所定数のサンプリング値についての前記平均値を,移動平均値として求めることを特徴とする電子秤。
  3. 請求項2において,
    前記移動平均値毎に,前記表示部の表示を所定時間ホールドすることを特徴とする電子秤。
  4. ベッドの脚数に対応する,それぞれ対応するベッドの脚部が載せられる複数のセンサ部と,
    前記複数のセンサ部のそれぞれの荷重量の検知出力の総和の所定周期のサンプリング値を求め,前記サンプリング値の所定数から,一定数の上位値と下位値のサンプリング値を除き,残りのサンプリング値の平均値を求め,出力する演算部と,
    前記演算部の出力を荷重測定値として表示する表示部を
    有することを特徴とするベッド用の電子秤。
  5. 請求項4において,
    前記演算部は,前記所定周期のサンプリングのタイミングを順次シフトして得られる前記所定数のサンプリング値についての前記平均値を,移動平均値として求めることを特徴とするベッド用の電子秤。
  6. 請求項4において,
    前記センサ部は,周縁部の一部が開放された測定皿と、
    ベースブロック上に固定された3個のロードセルセンサを有し、
    前記ロードセルセンサの各々は、前記開放された一部を除く、前記測定皿の周縁部で、前記の周縁部の荷重を受ける様に配置されるよう構成されている
    ことを特徴とするベッド用の電子秤。
  7. それぞれ少なくとも一個のロードセルセンサを有する複数のセンサ部を有する電子秤の検知出力処理方法であって,
    前記複数のセンサ部のそれぞれの検出値を加算し,所定周期のサンプル値を求め,
    前記サンプル値における一定数の上位値と下位値のサンプリング値を特定抽出し,
    前記所定周期のサンプル値から,前記特定抽出される上位値と下位値のサンプリング値を除き,残りのサンプリング値の平均値を算出し,
    前記算出されたサンプリング値の平均値を一定期間表示する
    ことを特徴とする電子秤の検知出力処理方法。
  8. 請求項7において,
    前記平均値の算出は,前記所定周期のサンプリングのタイミングを順次シフトし,得られる前記所定数のサンプリング値について移動平均値として求めることを特徴とする電子秤の検知出力処理方法。
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