JP2006055542A - パターゴルフ場設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】パターゴルフを行うことができるようにすることにより、ゲートボール人口を維持又は増大させ、かつ、ゲートボールを行う人とゴルフを行う人との交流を高め、ゲートボール場などのスペースを利用したパターゴルフ場を提供する。
【解決手段】表面が人工芝にて形成され、打ち出し領域部と標的部とを有する長方形の複数のパターゴルフ用マットと、マットを敷設するための所定広さを有する長方形のグランドとから構成され、グランドには、その所定広さの領域を区画するラインが設けられ、そのラインの内外のいずれかに、そのラインに沿ってマットが敷設され、マットの裏面に配置して、マットに勾配を付与するための挿入板を備え、マットの打ち出し領域側に載置され、ゴルフボールの打ち出し地点を表示するマーカーと、マットの側方又は標的部周辺に配置され、ゴルフボールの到達地点におけるルール上の取り決めを認識させる標示具とを備えた構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、パターゴルフ場の設備に関し、特に、ゲートボール場などの広場や、公園、空き地及び広い屋内を利用して、簡単に設置できるパターゴルフ場の設備に関する。
パターゴルフ場は、ゴルフ練習場に併設されていたり、また、観光ホテルなどの付属施設として設置されている。しかしながら、パターゴルフを行うためにゴルフ練習場まで出向くことは少なく、また、観光ホテルの周辺には、パターゴルフ場以外の娯楽施設が併設されていることが多く、しかも、観光名所を訪れる人がほとんどであるため、ゴルフ人口が多い割にはパターゴルフ場でパターゴルフに興ずる人は少ないのが現状である。
また、パターの練習具として、長方形の人工芝の一端を上傾させ、標的であるカップ状の凹部を形成したものが一般に知られており、このようなパターの練習具を購入してパターの練習を行った経験のある人が多く見られるが、このようなパター練習具は単純で面白さに欠け、しかも競技性がないために、すぐに飽きてしまうのが現状である。
ところで、公園や広場などにゲートボール場が公共施設として随所に設置されているが、近年、ゲートボールを楽しむ人が減少気味であり、競技人員を揃えることが難しくなってきていることから、さらにその減少に拍車がかかっている。したがって、ゲートボール場が使用されないまま放置されていることが多いのが現状である。
そこで、本発明者は、必要に応じてゲートボールを行うことができ、また、パターゴルフを行うことができるようにすることにより、ゲートボール人口を維持又は増大させ、かつ、ゲートボールを行う人とゴルフを行う人との交流を高め、もって公共施設の利用度を増大させるために、ゲートボール場などのスペースを利用し、かつ趣向を凝らした競技性の豊かなパターゴルフ場の設備を開発した。
本発明に係るパターゴルフ場の設備は、表面が人工芝にて形成され、打ち出し領域部と標的部とを有する長方形の複数のパターゴルフ用マットと、前記パターゴルフ用マットを敷設するための所定広さを有する長方形のグランドとから構成され、前記複数のパターゴルフ用マットが、前記グランドにおいて、1つのパターゴルフ用マットの標的部側に対して、次に敷設するパターゴルフ用マットの打ち出し領域部側が近くなるように順次敷設したことを特徴とするものである。
上記のように構成することにより、グランド上に複数のパターゴルフ用マットが敷設されるので、種類を豊富にすれば複数のパターゴルフを楽しめて、飽きない利点がある。しかも、1つのパターゴルフ用マットの標的部側に対して、次に敷設するパターゴルフ用マットの打ち出し領域部側が近くなるように順次敷設しているので、1つのパターゴルフ用マットにおいて、その打ち出し領域部からパットを行い、標的部に競技者全員のゴルフボールが達した時点で1ホールが終了した後、次のホールへ連続的に移動でき、後戻りするようなことがないので、時間の節約が図れる。
また、上記のグランドには、その所定広さの領域を区画するラインが設けられ、そのラインの内側において、そのラインに沿ってパターゴルフ用マットが敷設されるように構成してもよく、また、そのラインの数十cm外側において、そのラインに沿ってパターゴルフ用マットが敷設されるように構成してもよい。
上記のように構成すると、前記のラインとして、例えばゲートボール場などに設置されているラインを使用すると便利であり、パターゴルフ用マットを敷設しやすい利点がある。また、ラインの外側にパターゴルフ用マットを敷設した場合には、ゲートボールを同時に楽しめる利点がある。
さらに、上記のパターゴルフ用マットの裏面に配置して、パターゴルフ用マットに勾配や高低を付与するための挿入板を備えた構成としてもよい。
このように構成すると、挿入板をパターゴルフ用マットの裏面に適宜配置することにより、パターゴルフ用マットに種々の傾斜をつけることができるので、難易度の差をつけることができて、より一層趣向に富んだパターゴルフが楽しめる利点がある。
さらにまた、上記のパターゴルフ用マットの打ち出し領域側に載置され、ゴルフボールの打ち出し地点を表示するマーカーと、パターゴルフ用マットの側方又は標的部周辺に配置され、ゴルフボールの到達地点における競技ルール上の取り決めを認識させる標示具とを備えた構成としてもよい。
上記のように構成した場合には、バターの得手不得手により、ハンディとしてゴルフボールの打ち出し地点を変えることができるので、公平なパターゴルフが楽しめる。しかも、パッティングしたゴルフボールが、標的部から大きく逸れて、標示具の位置を越えた場合などには、その競技者にペナルティーを与えて、ゴルフボールの位置を戻したり、適宜の位置に移動することができるようにすると、競技性に深さが増し、かつ、競争心をあおるので、さらにパターゴルフを楽しむことができる。
本発明は、上記のようにパターゴルフ場設備を構成したので、ゲートボール場などのスペースを利用し、趣向を凝らした競技性の豊かなパターゴルフが楽しめる。したがって、必要に応じてゲートボールを行うことが可能であり、また、パターゴルフを行うことが可能であるため、ゲートボール人口を維持又は増大させる効果があると共に、ゴルフの趣味はあるけれどもゲートボールの趣味がない人が本発明によるパターゴルフを楽しむことができるので、ゲートボールを行う人とゴルフを行う人との交流を高めることができる。したがって、これらの効果により公共施設の利用度を増大させることができるので、本発明は社会的貢献度が極めて高い発明である。
以下に、本発明の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施例に係るパターゴルフ場設備において使用するパターゴルフ用マットの斜視図であり、図2は前記パターゴルフ用マットの変更例であり、図3は図2の設置状態を示す側面図であり、図4はグランドにパターゴルフ用マットを4ホール分敷設した状態を示す平面図であり、図5は挿入板の斜視図であり、図6はマーカーの斜視図であり、図7は色別標示具の斜視図であり、図8は挿入板と色別標示具とを一体化した競技具の斜視図であり、図9は大型挿入板の斜視図であり、図10は屋内、屋外に設置されたゲートボール場をこのパターゴルフ場専用のグランドとして、9ホール分のパターゴルフ用マットを敷設した状態を示す平面図である。
本実施例に係るパターゴルフ場の設備は、主として、パターゴルフ用マットAと、パターゴルフ用マットを敷設するためのグランドBと、パターゴルフ用マットに勾配又は高低を付与するための挿入板Cと、ゴルフボールの打ち出し地点を表示するマーカーDと、パターゴルフの競技ルール上の取り決めを認識させる標示具Eとから構成される。
パターゴルフ用マットAは、図1に示されるように、その表面をゴルフ場グリーンの天然芝に近い感覚を得るために人工芝1で覆ったものであり、幅が40〜400cmで長さが2〜20mの長方形の形状をなしている。当該パターゴルフ用マットAは、その一端である厚みが数mmから数十mmの扁平な打ち出し領域部2と、打ち出し領域部2に連続する傾斜面3と、傾斜面3に連続する他端に位置する上段部4とを有しており、上段部4には、カップを埋め込んだ標的部5が設けられている。
図2及び図3に示すパターゴルフ用マットA’は、上記のパターゴルフ用マットAの変更例であり、その表面はゴルフ場グリーンの天然芝に近い感覚を得るために人工芝1’で覆われており、幅が40〜400cmで長さが2〜20mで厚みが数mmから数十mmの扁平な長方形の形状をなしている。当該パターゴルフ用マットA’は、その一端である打ち出し領域部2’と、他端に標的部5’とを備えており、標的部5’は、適宜位置に形成したカップ装着用穴5’aと、カップ装着穴5’aが装着され、土中や床に埋め込まれるカップ5’bとから構成されている。このパターゴルフ用マットA’は、以下の説明におけるパターゴルフ用マットAに代えて使用することが可能である。
なお、上記パターゴルフ用マットA,A’において、打ち出し領域部2,2’と標的部5,5’との距離を長くするために、打ち出し領域部2,2’に継ぎ足すことができる延長用の補助マットを使用するようにしてもよい。
上記パターゴルフ用マットA,A’を敷設するためのグランドBは、幅15〜20m、長さ20〜25mの広さを有する長方形なしている。また、その領域を区画するライン10が設けられており、本実施例においては、ゲートボール場に設置されているラインをそのまま使用している。このようにライン10を設けておくと、パターゴルフ用マットを敷設しやすい利点があり、ゲートボール場などに設置されているラインを使用すると便利である。
このグランドBに、図4に示すように、上記のライン10の内側において、そのライン10に沿って4枚のパターゴルフ用マットAが敷設されている。各パターゴルフ用マットAをそれぞれA1,A2,A3,A4とすると、1つのパターゴルフ用マットA1の標的部5側に対して、次に敷設するパターゴルフ用マットA2の打ち出し領域部2側が近くなるようにパターゴルフ用マットA2を敷設する。同様にして、パターゴルフ用マットA2の標的部5側に対して、次に敷設するパターゴルフ用マットA3の打ち出し領域部2側が近くなるようにパターゴルフ用マットA3を敷設し、パターゴルフ用マットA3の標的部5側に対して、次に敷設するパターゴルフ用マットA4の打ち出し領域部2側が近くなるようにパターゴルフ用マットA4を敷設する。なお、本実施例においては4枚のパターゴルフ用マットAを敷設する例を示したが、これに限られるものではなく、それ以上又は以下の枚数、例えば5枚から9枚のパターゴルフ用マットAを敷設するように設計してもよい。また、本実施例においてはライン10の内側にパターゴルフ用マットA1,A2,A3,A4を敷設したが、ライン10の数十cm外側において、そのライン10に沿ってパターゴルフ用マットAを敷設してもよく、その場合には、ゲートボールを同時に楽しめる。
上記のようにパターゴルフ用マットA及びグランドBを構成することにより、グランドB上に複数のパターゴルフ用マットA1,A2,A3,A4が敷設されるので、ホールの種類を豊富にすれば複数のパターゴルフを楽しめて、飽きが来ない。しかも、1つのパターゴルフ用マットA1の標的部側5に対して、次に敷設するパターゴルフ用マットA2の打ち出し領域部2側が近くなるように順次敷設しているので、1つのパターゴルフ用マットA1において、その打ち出し領域部2からパットを行い、標的部5に競技者のゴルフボールが達してそのホールが終了した時点で、次のホールすなわち、パターゴルフ用マットA2の打ち出し領域部2へ連続的に移動でき、後戻りするようなことがない。なお、図4に示す本実施例のように4ホール敷設した場合は、この4ホールを4周半回って18ホールとするか、若しくはゲートボールと同様に30分間で1ゲーム終了とするようなルールを作って競技性を高める。
図5は、挿入板Cを示し、この挿入板Cは、パターゴルフ用マットAの裏面に配置して、パターゴルフ用マットAに勾配や高低を付与するためのものであり、厚みが5〜15mmの長板状をなしている。この挿入板Cをパターゴルフ用マットAの裏面に適宜配置することにより、パターゴルフ用マットAに種々の傾斜をつけることができるので、難易度の差をつけることができて、より一層趣向に富んだパターゴルフが楽しめる。なお、挿入板Cの形状はこれに限られるものではなく、パターゴルフ用マットに傾斜をつけることができるものであれば、どのような形状のものでもよい。また、材質も木製・金属製・樹脂製等種々のもが使用できる。
図6は、ゴルフボールの打ち出し地点を表示するためのマーカーDであって、扁平な円板状をなしており、2つ1組で使用する。このマーカーDは、パターゴルフ用マットAの打ち出し領域部2側の両側に載置され、競技者がこのマーカーDを基準にしてゴルフボールを打ち出す。なお、マーカーDはパターゴルフ用マットA上を容易に移動しないようにしておくことが好ましく、マーカーDをやや重めに形成して移動しないようにしたり、マーカーDの裏面にピンを取着して滑らないようにすることが考えられる。このマーカーDとして、青マーカーD1、白マーカーD2、赤マーカーD3を揃えておき、図4に示すように、パターゴルフ用マットA1及びパターゴルフ用マットA3において、標的部5に対して遠い位置に青マーカーD1を配置し、中間位置に白マーカーD2を配置し、近い位置に赤マーカーD3を配置し、上級者は青マーカーD1の位置からゴルフボールを打ち出し、中級者は白マーカーD2の位置からゴルフボールを打ち出し、初心者は赤マーカーD3の位置からゴルフボールを打ち出すように取り決めれば、初心者や中級者にハンディを与えることができ、初心者、中級者、上級者の各腕前に関係なく対等に競技を行うことができるので、競技に深みが増す。なお、打ち出し領域部2から標的部5までの距離が近いホール、すなわち図4に示すパターゴルフ用マットA2及びパターゴルフ用マットA4においては、青マーカーD1と白マーカーD2を同一地点とし、青マーカーD1と赤マーカーD3とを使用するようにしてもよい。また何らかの基準により数値化したハンディを取り決め、パターゴルフが上達すればハンディが少なくなるようにすれば、通常のゴルフ競技と同様の感覚で競技ができ、向上心を煽ることができて面白味が増す。なお、図4に示す黄マーカーD4は、後述するように打ち出したゴルフボールが標示具Eを越えた場合に適用されるルールに従って、ボールを移動しなければならない所定位置を定めるものであり、該黄マーカーD4が配置される位置は打ち出し領域部2に限られものではなく、通常、初級者が打ち出す位置を定める赤マーカーD3の位置よりも標的部5に近い位置に配置される。
図7は、標示具Eを示し、この標示具Eは、立方体や直方体などの立体形状をなしており、打ち出されたゴルフボールの到達地点におけるルール上の取り決めを認識させるためのものであって、この標示具Eとして、青標示具E1、白標示具E2、赤標示具E3を揃えておき、図4に示すようにパターゴルフ用マットAの側方又は標的部5の周辺に配置して使用する。そして、打ち出したゴルフボールがこれらの標示具Eを越える位置に到達したときには、その標示具Eの色に応じた罰則及びゴルフボールの移動方法等のルールを決めておき、そのルールに従って競技を進行するようにする。例えば、青標示具E1の左側を越えた場合には、無罰で所定位置に移動し、その位置から打ち出すことに決め、白標示具E2の奥か、右側を越えた場合には、1打罰を加え元の位置から第3打を打ち直すことに決め、赤標示具E3の左側を越えた場合には1打罰で所定位置に移動し、その位置から打ち出すことに決める。このようなルールを決めて競技を行うと、より一層パターゴルフを楽しむことができ、競技性が増大する。
図8は、上記挿入板Cの機能を果たす挿入部C’と、上記標示具Eの機能を果たす標示部E’とを備えた競技具Fであり、挿入部C’は長板状をなしており、標示部E’は立方体形状をなしており、挿入部C’の一端部側に積み重ねられて競技具Fが構成されている。この競技具Fは、標示部E2に配置し、挿入部C’をパターゴルフ用マットAの標的部裏側に適宜挿入して使用する。このような組み合わせてなる競技具Fを使用すれば、パターゴルフ競技のための付属品が少なくて済む利点がある。
図9に示す大型挿入板C1は、上記の挿入板Cの変更例であり、厚さが5〜15mmで、幅が91cm、長さが180cmの大きさのベニヤ板からなるものであり、この大型挿入板C1をパターゴルフ用マットAの下に適宜に敷くことにより、パターゴルフ用マットAに下り傾斜面や上り傾斜面を形成するものである。また、この大型挿入板C1の下に上記挿入板Cを配することにより、傾斜面の傾斜角や傾斜方向を適宜変更するようにしてもよい。さらに、この大型挿入板C1を適宜移動して、パターゴルフ用マットAに変化のある傾斜面を形成することにより、パターゴルフ競技の面白さを倍増させることができる。なお、この変更例に見るように挿入板は種々の形態のもが使用できる。
図10は、屋内、屋外のゲートボール場をこのパターゴルフ場専用のグランドB1として、9ホール分のパターゴルフ用マットA11〜A19を敷設した例を示すものであり、このグランドB1の大きさは幅15m、長さ20mの長方形である。このようなパターゴルフ用マットA11〜A19の配置の仕方においても、1つのパターゴルフ用マットの標的部5側に対して、次に敷設するパターゴルフ用マットの打ち出し領域部2側が近くなるように順次敷設しているので、1つのパターゴルフ用マットにおいて、その打ち出し領域部2からパットを行い、標的部に競技者全員のゴルフボールが達した時点で1ホールが終了した後、次のホールにおける打ち出し領域部2へ連続的に移動でき、後戻りするようなことがないので、時間の節約が図れる。図10に示す例においては、通常のゴルフ競技が18ホールで競われるところを、その半分の9ホールとなっている。したがって、さらに別のグランドを付設し、そのグランドにも9ホール分のパターゴルフ用マットを敷設すれば、合計18ホールとなり、通常のゴルフ競技と同様のホール数にすることができる。このように18ホールにする場合でも、15m×20mを2面とれるだけの広さがあれば可能であり、通常の体育館であれば、この広さの条件を十分に満たしているため、雨天の場合でも簡単にパターゴルフを行うことができるので便利である。したがって、天候に関わりなく多くの人がゴルフを楽しめ、健康増進はもちろん人的交流の向上にも寄与するものである。なお、1面の9ホールの場合は2回回って18ホールとする。
以上のように、挿入板C、マーカーD、標示具E、あるいは競技具Fを使用して競技を行うと、パターゴルフ用マットAに傾斜を与えることにより、変化のある競技が楽しめて飽きが来ず、また、バターの得手不得手により、ハンディとしてゴルフボールの打ち出し地点を変えることができ、しかも、パッティングしたゴルフボールが、標的部から大きく逸して、標示具の位置を越えた場合などには、その競技者にペナルティーを与えて、ゴルフボールの位置を戻したり、適宜の位置に移動することができるので、競技性に深さが増し、かつ、競争心を煽るので、さらにパターゴルフを楽しむことができる。
なお、上記の実施例においては、ゲートボール場のライン内側を使用する場合を説明したが、その場合は、このパターゴルフ場の設備を取り払えば、ゲートボール競技を行うことができる。また、ゲートボール場のライン外を使用する場合は、このパターゴルフ場の設備を使用してバターゴルフ競技を行うと同時に他の競技者がゲートボール競技を行うことが可能である。したがって、ゲートボール愛好家もゴルフ愛好家もこのパターゴルフ場の設備を備えたゲートボール場で、それぞれの趣味に応じて競技を楽しむことができ、また、自然に他の競技にも興味を抱くようになって、いずれの競技にも参加するようになり、このような競技を通じて人の交流が高まる。なお、ゲートボールの試合は、競技者が双方で7名ずつ、審判が2名の計16名を最低必要とするが、このパターゴルフは2人からでも試合ができるので、人集めの苦労が不要となり、老人たちには、楽しみが多い憩いの場所となる。
したがって、本実施例におけるパターゴルフ場の設備を利用すれば、今日利用が減ってきているゲートボール場などのスペースを利用し、趣向を凝らした競技性の豊かなパターゴルフが楽しめ、必要に応じてゲートボールを行うことが可能であり、また、パターゴルフを行うことが可能であるため、ゲートボール人口を維持するのみならず増大させる効果があると共に、ゴルフの趣味はあるけれどもゲートボールの趣味がない人が本発明によるパターゴルフを楽しむことができるので、ゲートボールを行う人とゴルフを行う人との交流を高めることができる。したがって、これらの効果により公共施設が頻繁に利用されるようになり、人の交流や情報交換の場ができるので、今後深刻化される老齢化社会においても、活発で意欲のある生活を営むことができるようになる。
本実施例に係るパターゴルフ場設備において使用するパターゴルフ用マットの斜視図である。 前記パターゴルフ用マットの変更例である。 図2の設置状態を示す側面図である。 グランドにパターゴルフ用マットを敷設した状態を示す平面図である。 挿入板の斜視図である。 マーカーの斜視図である。 標示具の斜視図である。 挿入板と標示具とを一体化した競技具の斜視図である。 大型挿入板の斜視図である。 屋内、屋外に設置されたゲートボール場をパターゴルフ専用のグランドとして、9ホール分のパターゴルフ用マットを敷設した状態を示す平面図である。
符号の説明
A・・・パターゴルフ用マット 1・・・人工芝
2・・・打ち出し領域部 3・・・傾斜面
4・・・上段部 5・・・標的部
A’・・パターゴルフ用マット 1’・・人工芝
2’・・打ち出し領域部 5’・・標的部
5’a・カップ装着用穴 5’b・カップ
A1・・パターゴルフ用マット A2・・パターゴルフ用マット
A3・・パターゴルフ用マット A4・・パターゴルフ用マット
B・・・グランド 10・・ライン
C・・・挿入板 D・・・マーカー
D1・・青マーカー D2・・白マーカー
D3・・赤マーカー D4・・黄マーカー
E・・・標示具
E1・・青標示具 E2・・白標示具
E3・・赤標示具 F・・・競技具
C’・・挿入部 E’・・標示部
C1・・大型挿入板
B1・・グランド
A11〜A19・・パターゴルフ用マット

Claims (5)

  1. 表面が人工芝にて形成され、打ち出し領域部と標的部とを有する長方形の複数のパターゴルフ用マットと、前記パターゴルフ用マットを敷設するための所定広さを有する長方形のグランドとから構成され、
    前記複数のパターゴルフ用マットが、前記グランドにおいて、1つのパターゴルフ用マットの標的部側に対して、次に敷設するパターゴルフ用マットの打ち出し領域部側が近くなるように順次敷設したことを特徴とするパターゴルフ場設備。
  2. グランドには、その所定広さの領域を区画するラインが設けられ、そのラインの内側において、そのラインに沿ってパターゴルフ用マットが敷設されることを特徴とする請求項1に記載のパターゴルフ場設備。
  3. グランドには、その所定広さの領域を区画するラインが設けられ、そのラインの外側において、そのラインに沿ってパターゴルフ用マットが敷設されることを特徴とする請求項1に記載のパターゴルフ場設備。
  4. パターゴルフ用マットの裏面に配置して、パターゴルフ用マットに勾配や高低を付与するための挿入板を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のパターゴルフ場設備。
  5. パターゴルフ用マットの打ち出し領域側に載置され、ゴルフボールの打ち出し地点を表示するマーカーと、パターゴルフ用マットの側方又は標的部周辺に配置され、ゴルフボールの到達地点における競技ルール上の取り決めを認識させる標示具とを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれ1項に記載のパターゴルフ場設備。
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