JP2006054941A - ブレーカ作動防止システム - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の電源系統より複数の電動工具に同時に給電し運転させることが可能なブレーカ作動防止システムを提供する。また、予め優先順位が決定された機構を持つ特定なコンセントの使用を排除し、かつ電源ブレーカの遮断に伴う被加工物の加工ミス及び加工精度の低下を防止する。
【解決手段】同一電源系統60bに接続される空気圧縮機1及び電気機器4に流れる全電流I1を検出するための第1の電流検出部21を設け、空気圧縮機1の制御回路部13は、空気圧縮機1と他の電気機器4とが同時に動作した場合、第1の電流検出部21の出力に基づいて、全電流I1がブレーカ64の遮断電流値(例えば、20A)を超えないように空気圧縮機1に流れる電流I2の供給を停止またはその電流値を低下させるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、釘打機など空気工具の駆動用圧縮空気を生成する空気圧縮機及び電動工具などの他の電気機器に、同時に給電を行う電源系統に設置された電源ブレーカが不用意に作動することを防止するためのブレーカ作動防止システムに関し、特に、建築現場などの電源ブレーカを有する電源系統より複数の電動工具等の電気機器及び空気圧縮機に同時に給電し、併用運転させる場合に好適なブレーカ作動防止システムに関する。
一般に、空気圧縮機は、モータの回転運動を、クランク軸を介してシリンダ内のピストンの往復運動として変換し、ピストンの往復運動によりシリンダの吸気弁から吸い込んだ空気を圧縮するように構成されている。シリンダ内で圧縮された圧縮空気は排気弁からパイプを通してタンクに吐出され、タンク内に貯留される。釘打機等の空気工具はこのタンク内に貯留された圧縮空気を用いて釘打等の作業を行うものである。
かかる空気圧縮機は、消費電力が大きく、かつ建築現場等の同一電源系統に接続される他の丸ノコ、投光器等の電気機器と併用されることが多い。このため、しばしば建築現場等の電源系統は過負荷状態となり、その電源系統に挿入され、予定された遮断電流値に電流制限する電源ブレーカを不用意に作動させ、同一電源系統に使用される全部の電気機器あるいは電動工具の電源を遮断させることになる。その結果、電動工具等の電気機器に被害を与えたり、また、その電動工具による被加工物に段差等の加工ミスや仕上精度の低下等の悪影響を与えることになる。
図6は、従来、建築現場で使われている複数の電動工具類と、電源系統との関係を模式的に示したものである。同図において、配電盤61は、例えば、建築現場に配設された、商用電源系統60に接続されており、遮断電流値(制限電流値)が30アンペア(以下、単位をAと記す)の主ブレーカ62と、遮断電流値が15Aの第1の枝ブレーカ63と、遮断電流値が20Aの第2の枝ブレーカ64とから成る。第1の枝ブレーカ63には2つの差込口を含むコンセント65が接続され、第2の枝ブレーカ64には、2つの差込口を含むコンセント66が接続されている。
コンセント65には、電源延長コード70が接続され、3つの差込口を有するタップ72には、電流容量が10Aの投光器5がプラグ5aを介して接続される。コンセント66にはプラグ91を介して電源延長コード90が接続され、3つの差込口を有するタップ92には最大駆動電流(電流容量)が15Aの空気圧縮機1と、最大駆動電流(電流容量)が10Aの丸ノコ4が接続されている。更に、空気圧縮機1には、圧縮空気を供給するためのエアホース3aを介して釘打機3が接続されている。
かかる従来の接続形態において、空気圧縮機1のタンク内の圧力、空気圧縮機1の駆動電流、及び丸ノコ4の駆動電流を時間に対して観測すると、図5に示すようになる。
同図から明らかなように、タンク内の圧力が30kg/cmまでに上昇すると圧縮機1の駆動電流の供給が停止され、釘打機3が空気を消費して空気タンク内の圧力が26kg/cmまで低下すると圧縮機1は再起動する。圧縮機1には電流制限機能があり、駆動中には15A以下の電流が流れ、停止中には空気圧縮機の制御回路部の維持電流がmAのオーダでわずかに流れる。
枝ブレーカ64の遮断電流値は20Aに対して、圧縮機1の最大駆動電流は15A、丸ノコ4の最大駆動電流は10Aなので、圧縮機1と丸ノコ4の併用はできない。他方、枝ブレーカ63の予定された遮断電流値は15Aに対して、丸ノコ4の最大駆動電流は10A、投光器5の電流容量は10Aなので、丸ノコ4と投光器5の併用もできない。
下記特許文献1に開示されているように、共有ブレーカを持つ同一の電源系統において、複数の電気機器を同時に運転させた場合に生ずるブレーカの不用意な作動を防止する技術がある。この技術では、複数の電気機器が併用された場合の全電流がブレーカの許容値(遮断電流値)を超えた場合、優先順位の低い電気機器の通電を遮断し、その後、時間が経過して全電流がブレーカの許容値に対して余裕ができた場合、その優先順位の低い電気機器に通電して復旧させるものである。
なお、上記及び以下の説明に使用される電気機器の「最大駆動電流」または「電流容量」の用語は、電気機器の定格または仕様に従った電流(定格電流)、もしくは定格または仕様に従った出力(定格出力)の状態で流れる電流を含み、更に電気機器の温度上昇の防止などその他の理由により予め制限された最大の電流(許容電流)を含むものとする。また、ブレーカの「遮断電流」の用語は、ブレーカの遮断動作中に流れる電流(制限電流)の他に、その制限電流値近傍に設定される電流を含むものとする。
特開平7−336871号公報
しかしながら、上述した図6に示すような従来の給電形態では、図5に示すように、空気圧縮機1の再起動時期が予測困難である。例えば、丸ノコ4が長尺の被加工物の切断を行っている場合等は、途中で切断を止めると被加工物の切断面に段差が生じてしまうため、丸ノコ4による切断を止めるわけには行かない。ブレーカの電流対時間特性のバラツキにより、運が良ければ切断完了となるが、図5に示すように、運が悪ければブレーカが作動して、加工性の点から不都合を招くことになる。
一方、上記特許文献1に示された従来の給電装置は、上記建築現場の空気圧縮機を優先順位の低い電気機器とし、一方、上記電気丸ノコ等を不意の停止によって加工ミスに係わる優先順位の高い電気機器として見なすことによって、複数の電動工具に対する給電装置として採用可能であるが、次のような問題を有する。
即ち電気機器の遮断すべき優先順位によりコンセントまたはタップの差込口(ソレット)が異なるので、遮断すべき優先順位を間違わないように、特定のコンセントまたはタップの差込口を選択しなければならないという問題がある。もし所定のコンセントの差込口を間違った場合は加工ミスを引き起こし兼ねないという問題がある。
従って、本発明の主目的は、同一の電源系統より複数の電動工具に同時に給電し運転させることが可能なブレーカ作動防止システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、予め優先順位が決定された機構を持つ特定なコンセントの使用を排除し、かつ電源ブレーカの遮断に伴う被加工物の加工ミス及び加工精度の低下を防止したブレーカ作動防止システムを提供することにある。
本発明の上記及びその他の目的ならびに新規な特徴は、以下の本明細書の記述及び添付図面から更に明らかにされるであろう。
本発明は、特に、ブレーカの過負荷状態において、空気圧縮機が占める駆動電流(負荷電流)の割合が他の電気機器に対して比較的大きく、かつ該駆動電流の供給を断続的に停止またはその電流値を低下させても、空気圧縮機の機能を急激的に低下または阻害させないことに着目して、空気圧縮機への通電及び遮断を制御するようにブレーカ作動防止システムを構成した。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、以下のとおりである。
(1)本発明によれば、空気工具を駆動する圧縮空気を貯留するタンク部と、圧縮空気を生成し、前記タンク部に供給する圧縮空気生成部と、該圧縮空気生成部を駆動するモータと、前記モータの駆動部が接続され、該駆動部を制御する制御回路部とから成る空気圧縮機、及び少なくとも一つの電気機器を、所定の遮断電流値を持つブレーカを介して所定の電源を給電して動作させるブレーカ作動防止システムであって、前記電源に接続される前記空気圧縮機及び前記電気機器に流れる電流を検出する第1の電流検出部を設け、前記制御回路部は、前記空気圧縮機と前記電気機器とが同時に動作した場合、前記第1の電流検出部の出力に基づいて、前記電源の電流が前記ブレーカの前記遮断電流値を超えないように前記空気圧縮機に流れる電流の供給を停止またはその電流値を低下させるように構成したことを特徴とする。
(2)本発明による上記(1)項のブレーカ作動防止システムにおいて、前記空気圧縮機に流れる電流を検出する第2の電流検出部を更に有し、前記制御回路部は、前記空気圧縮機と前記電気機器とが同時に動作した場合、前記第1の電流検出部の出力と前記第2の電流検出部の出力とに基づいて、前記電源の電流が前記ブレーカの前記遮断電流値を超えないように前記空気圧縮機に流れる電流を最大駆動電流値より低い値に低下させるようにしたことを特徴とする。
(3)本発明による上記(1)項のブレーカ作動防止システムにおいて、前記空気圧縮機に流れる電流を検出する第2の電流検出部を更に有し、前記制御回路部は、前記第1の電流検出部の電流が前記ブレーカの前記遮断電流値より前記空気圧縮機の最大駆動電流値を差し引いた値より小さい場合、前記空気圧縮機に流れる電流を前記空気圧縮機の前記最大駆動電流値に等しい値に設定し、一方、前記第1の電流検出部の電流が前記ブレーカの前記遮断電流値より前記空気圧縮機の前記最大駆動電流値を差し引いた値より大きい場合、前記空気圧縮機に流れる電流を前記空気圧縮機の前記最大駆動電流値より低い値に設定するようにしたことを特徴とする。
(4)本発明による上記(1)項のブレーカ作動防止システムにおいて、前記空気圧縮機に流れる電流を検出する第2の電流検出部を更に有し、前記制御回路部は、前記空気圧縮機に流れる電流の供給を停止している場合に前記電気機器を運転させたとき、前記第1の電流検出部の電流と前記空気圧縮機の最大駆動電流とを足し合わせた電流値が前記ブレーカの前記遮断電流値を超える場合、前記空気圧縮機に流れる電流の供給を停止状態に維持するようにしたことを特徴とする。
(5)本発明による上記(1)項のブレーカ作動防止システムにおいて、前記空気圧縮機と前記電気機器とが同時に動作し、前記第1の電流検出部の電流値が前記ブレーカの前記遮断電流値を超えた場合、前記第1の電流検出部の電流値が前記ブレーカの前記遮断電流値を所定時間以上継続して超えるときに前記空気圧縮機に流れる電流の供給を停止させることを特徴とする。
(6)本発明による上記(1)乃至(5)項のブレーカ作動防止システムにおいて、前記第1の電流検出部に該第1の電流検出部で検出した電流値を送信するための送信部を設け、前記空気圧縮機の制御回路部に前記送信部の信号を受信する受信部を設けたことを特徴とする。
(7)本発明による上記(1)乃至(6)項のブレーカ作動防止システムにおいて、プラグ及び複数のソケットを有するマルチタップ内に前記第1の電流検出部を一体形成し、前記空気圧縮機及び前記電気機器を前記マルチタップのソケットに電気的接続したことを特徴とする。
本発明のブレーカ作動防止システムによれば、同一電源系統に接続されるブレーカの遮断電流値以上の過負荷電流によるブレーカ作動の防止は、空気圧縮機に流れる駆動電流の供給を停止またはその電流値を低下させることによって達成させるので、複数の電動工具を接続するために複数のコンセントの差込口を特定する必要がなく、複数の電動工具を同時に運転させる場合のブレーカ作動防止が容易となる。
更に、本発明によれば、空気圧縮機の駆動電流の供給を優先的に停止させるか、またはその駆動電流値を低下させるので、電源ブレーカの不意な遮断を排除することができ、電動工具における被加工物の加工ミスを防止することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、既に図面を用いて説明した従来技術と同様な機能を有する部分については従来技術と同一の符号が付されている。
図1乃至図4は本発明の一実施形態に係るブレーカ作動防止システムを説明するための図面で、図1は本発明に係るブレーカ作動防止システムのブロック図、図2は本発明に係るブレーカ作動防止システムの外観図、図3は本発明に係るブレーカ作動防止システムの機能を説明するためのフローチャート、図4は本発明に係るブレーカ作動防止システムにおける、空気タンク内の圧力、ならびに圧縮機及び丸ノコの駆動電流(負荷電流)の対時間軸に対する変化を示す特性図である。
図2は、本発明によるブレーカ作動防止システムを適用して、特に建築現場で使われている複数の電動工具類と、電源系統との関係を模式的に示したものである。
図2において、配電盤61は、図6に示された従来技術と同様な構成を有し、上記従来技術と同様に説明される。即ち、配電盤61は、例えば建築現場に配設され、商用電源系統60より給電される。配電盤61は商用電源系統60に接続された、遮断電流が30Aの主ブレーカ62を有する。主ブレーカ62を通した電源系統60は、遮断電流が15Aの第1の枝ブレーカ63を通して第1の電源系統60aと、遮断電流が20Aの第2の枝ブレーカ64を通して第2の電源系統60bとに分岐される。第1の枝ブレーカ63には2つの差込口を持つコンセント65が接続され、第2の枝ブレーカ64には、2つの差込口を持つコンセント66が接続されている。
コンセント65には、図6に示された従来技術と同様に、プラグ71を介して電源延長コード70が接続される。電源延長コード70は3つの差込口(ソケット部)を持つタップ72を有し、その差込口の1つにプラグ5aを介して電流容量が10Aの投光器5が接続される。コンセント66には、プラグ81を介して電源延長コード80が接続される。電源コード80の他端には1つの差込口を持つタップ82が接続されている。
タップ82には、本発明に従って、プラグ2bを介してマルチタップ2が接続される。マルチタップ2は、互いに並列接続された3つの差込口を持つソケット部22を有し、その3つの差込口に流れる全電流I1、即ち、第2の電源系統60bに流れる全電流I1を検出するための第1の電流検出器(電流検出部)211(図1参照)を内蔵している。更にこのマルチタップ2には、第1の電流検出部で検出した電流値を送信するための送信部212(図1参照)を設け、送信部の送信アンテナ2aを介して、後述する空気圧縮機1の制御回路部13(図1参照)へ第1の電流検出部211の出力信号を送信する。
マルチタップ2には、プラグ1bを介して最大駆動電流が15Aの空気圧縮機1と、プラグ4aを介して最大駆動電流が10Aの丸ノコ4が接続されている。更に、空気圧縮機1には、圧縮空気を供給するためのエアホース3aを介して釘打機3が接続されている。
図1は、図2のブレーカ作動防止システムの電気的配線を示すブロック図で、特に、主電源系統60より、遮断電流値が20Aである第2の枝ブレーカ64を介して分岐される第2の電源系統60bに関する電気的配線を示している。
第2の電源系統60bの給電コンセント66には、電源延長コード80を介してマルチタップ2が接続されている。マルチタップ2は、ブレーカ64に流入する全電流I1を検出するための電流検出部21とソケット部22とから構成されている。更に、電流検出部21は、電源系統の全電流I1を検出するように線路に挿入された電流検出器211と、この電流検出器211で検出した全電流I1に応答した信号を送信するための送信部212とから構成される。送信部212は、送信アンテナ2aを有する。ソケット部22には、最大駆動電流(電流容量)10Aの丸ノコ4と最大駆動電流15Aの空気圧縮機1が接続されている。
空気圧縮機1は、主スイッチ11と、空気圧縮機1に流れる駆動電流(負荷電流)I2を検出するための電流検出器(電流検出部)12と、後述するモータの駆動部133に接続され、その駆動部133の電流を制御する制御回路部13と、モータ14と、圧縮空気生成部15と、圧縮空気を貯留する空気タンク16と、空気タンク16内の圧力を検出する圧力センサ17とから構成される。
制御回路部13は、受信部131を具備し、その受信アンテナ1aより、上述した電流検出器211によって検出された全電流I1が送信部212の送信アンテナ2aを介して送信された全電流I1の信号を受信する。更に、制御回路部13は、受信部131からの全電流I1の信号、圧縮機1自体に流れる電流I2の信号、及び圧力センサ17からの空気タンク内の圧力に応答する信号を受信して、モータ14の駆動部133の駆動電流を演算、決定するための演算部132を具備している。また、制御回路部13は、空気圧縮機1に流れる電流I2をその最大駆動電流値に制限する機能をもつ。本実施例の場合、制御回路部13の有する電流制限機能により、最大駆動電流値が15Aに制限されている。
以上の構成によるブレーカ作動システムの動作に関し、最大駆動電流15Aの空気圧縮機1及び最大駆動電流(電流容量)10Aの丸ノコ4が同時に動作(運転)し、電流検出部21の出力がブレーカ64の遮断電流値20Aを超えた場合、制御回路部13は、その受信部131によって、電流検出部21の全電流I1(25A)の信号を受信し、演算部132で演算し、全電流I1がブレーカの電流制限値20Aを超えないように、優先的に、空気圧縮機1の駆動部133に流れる電流I2の供給を実質的に停止、または10A以下の低電流値に低下させる。なお、空気圧縮機1には、駆動部133に流れるモータ14の駆動電流を停止してもその他の制御回路部13等の電流が流れるが、モータ14の駆動電流に比較して、例えばmAオーダの微小な値なので、実質的に無視し得るものである。即ち、停止状態として定義できる。また、制御回路部13によってモータ14の駆動電流I2を低電流値とする場合は、ブレーカの遮断電流値20Aから、優先的に動作を継続させる丸ノコ4の最大駆動電流値(電流容量値)10Aを差し引いた電流値10Aより低い値に設定される。モータ14の駆動電流I2を低電流値に設定しても、空気タンク16内の圧力を著しく低下させることなく、所定の圧力以上に保持できる。
図3は、図1で示したブレーカ作動防止システムの動作を詳細に説明するためのフローチャートを示す。動作はステップ100でスタートする。ステップ101で、空気圧縮機1の主スイッチ11がオン(ON)されたか否かを判定する。NOの場合、次のステップに進まず、主スイッチ11がオンされるまで待つ。YESの場合、次のステップ102に進み、圧力センサ17による空気タンク16内の圧力が26kg/cm未満か否かを判定する。
ステップ102の判定がNOの場合、即ち内圧が26kg/cm以上の場合、タンク16内の空気量が大と判断し、ステップ103へ進み、空気圧縮機1のモータ14の駆動部133への電流の供給を停止する。これと逆に、判定がYESの場合、即ちタンク16内の圧力が26kg/cm未満の場合、次のステップ102aへ進み、電流検出器211によって電流値I1が検出され、更にステップ104へ進む。
ステップ104において、電流検出器211の電流値I1が、20Aを超えているか否かを判定する。判定がNOの場合、即ち電流値I1が20A以下の場合、枝フレーカ64は作動することがないので、次のステップ108へ進む。判定が20Aを超える場合、枝ブレーカ64が作動する可能性があるので、次のステップ105へ進む。
ステップ105において、電流I1が20Aを超過している間の継続時間Tをカウントする。
ステップ107は継続時間が、所定時間3秒以上か否かを判断する。判断がNOの場合、即ち、継続時間Tが3秒以下の場合、超過電流I1は瞬間的で、かつ過渡的な電流変化と見なされ、再度、ステップ102aで電流値I1を検出した後にステップ104に戻る。これは、判定時間が3秒以内の場合は、例えば、モータ14が駆動したとき、あるいはその回転数が変化したときに生ずる負荷電流またはノイズ電流や、他の電動工具4を始動させたときに生じる負荷電流またはノイズ電流等の瞬間的な過渡電流に起因するものと考えられるからである。この判定時間は、場合によっては3秒より短い時間に設定することもできる。もちろん、判定時間Tの範囲内の短い時間において、枝ブレーカ64に所定の遮断電流値20Aを超える好ましくない電流(I1)が流れたとしても、ブレーカの保持特性によりブレーカ64は、電源系統60bを直ちに遮断することはない。ステップ107の判断がYESの場合、即ち20Aを超える電流が継続的にブレーカ64に流れた場合、正に過負荷状態と判断して、ステップ103の処理に移り、駆動部133に流れるモータ14の駆動電流の供給を停止させる。
ステップ104で、ブレーカ64に流れる全電流I1がブレーカ64の遮断電流20Aを超えていないと判断された場合、ステップ108へ進む。ステップ108では、丸ノコ4などの他の電動工具が運転している場合に、空気圧縮1のモータ14を、所定の最大駆動電流値15Aで駆動できるか、あるいは所定の最大駆動電流値15Aより低い電流値で駆動できるか判断される。
即ち、ステップ108において、ブレーカ64の遮断電流値(20A)より、実際に流れている全電流I1を差し引いた値が、空気圧縮機1の最大駆動電流(15A)より大きいか否かが判定される。この判定がYESの場合、即ち、既に流れている電流I1が5Aより小さい場合、ステップ110の処理に進み、モータ14に流す電流I2を所定の最大駆動電流値15Aに設定する。一方、ステップ108の判定がNOの場合、即ち、既に流れている電流I1が5Aを超える場合、更に、ステップ109に進む。
ステップ109において、ブレーカ64の遮断電流値(20A)より、実際に流れている全電流I1を差し引いた値が、5A(この値は、ブレーカ64の遮断電流値20Aから空気圧縮機1の最大駆動電流値15Aを差し引いた値である)より大きいか否かが判定される。その判定がNOの場合、即ち、既に流れている全電流I1が15Aを超える場合、ステップ103の処理に進み、モータ14の動作を停止させる。その判定がYESの場合、即ち、既に流れている全電流I1が15A以下の場合、ステップ111の処理に進み、圧縮機1のモータ14に流す電流I2を所定の最大駆動電流値15Aより低い電流値(遮断電流値20Aより全電流I1を差し引いた電流値)に設定する。
ステップ110またはステップ111の判定の結果、モータ14を駆動させて、空気タンク16に貯留された圧縮空気の圧力を高めた場合、ステップ112に進む。
ステップ112では、圧力センサ17によって圧力が感知され、制御回路13によりタンク内の圧力が30kg/cmを超えているか否かが判断される。判定がYESの場合、即ち、圧力が30kg/cmを超える場合、ステップ103の処理に進み、モータ14は停止される。判定がNOの場合、ステップ104に戻り、モータ14の運転の必要性が判断されることになる。
以上の動作により、空気圧縮機1及び丸ノコ4等の他の電動工具が併用され、枝ブレーカ64の作動が予測される場合、空気圧縮機1が、優先的に、かつ自動的に停止または低電流値で駆動されることになるので、枝ブレーカ64の不用意な作動を防止できる。
次に、具体的な動作例について、図4の特性図を参照して説明する。図4において、横軸は時間(分)を示し、縦軸は空気タンク16内の圧力(kg/cm)、空気圧縮機1の駆動電流I2(A)、及び丸ノコの駆動電流(A)を示す。
空気タンク16内の圧力が零の状態で主スイッチ11をオンすると、空気タンク16内の圧力は、30kg/cmのa点まで上昇して、モータ14の回転が停止する。この圧力変化のとき、空気圧縮機の駆動電流は空気タンク16内の圧力とともに上昇するが、上述したように制御回路部13は電流制限機能を持っているので、最大15Aの最大駆動電流に制限される。空気圧縮機1の停止状態では、圧縮機の駆動電流(I2)は、無視し得る僅かな制御回路部13の電流を除いて、電流が流れない。即ち、駆動電流は実質的に零となる。
空気圧縮機1に接続された釘打機3の使用により、空気タンク16内の圧力が減少し、時間b点で26kg/cmまで下がると、モータ14の駆動部133に15Aの最大駆動電流(I2)が供給され、再び空気タンク16内の圧力が30kg/cmのc点まで上昇すると、モータ14は停止状態となる。
時間c〜d〜eにおいて、圧縮空気の使用量が多くなっている場合を示している。d点で26kg/cmまで減少すると、モータ14が再起動して空気タンク16内の圧力を大きくしようとするが、圧縮空気の使用量がモータ14による圧縮空気生成量を上回るので、モータ14の回転にもかかわらず、空気タンク16内の圧力はe点まで減少する。
時間e点で丸ノコ4が使用(運転)され始めると、全電流I1は、ブレーカ64の遮断電流20Aを超えて、25A(圧縮機の最大駆動電流15A+丸ノコの最大駆動電流10A)となるので、継続時間Tの判定時間が3秒以上となり、モータ14の駆動を停止し、丸ノコ4のみを駆動させる。その結果、電源系統60bの全電流I1は、20A以下となるので、遮断電流値が20Aの枝ブレーカ64は作動することはない。
時間e点で空気圧縮機1の駆動電流(I2)が遮断されると、時間e〜fの時点で、電流検出器211の全電流I1が10Aとなり、この電流値I1はブレーカ64の遮断電流値20Aを超えない値で、かつブレーカ64の遮断電流値20Aより空気圧縮機1の最大駆動電流値15Aを差し引いた値5Aより大きくなるので、電流検出部12に流れる電流I2を空気圧縮機1の所定の最大駆動電流値15Aより低い値(I2=20A−I1A)、即ち10Aに設定することになる。このように、丸ノコ4が使用されても、空気圧縮機1を所定の最大駆動電流値(15A)より低い値(10A)で駆動できる。
時間f点で丸ノコ4の使用を止めると、電流検出器211の電流値I1が5A以下になり、かつ空気タンク16内の圧力も26kg/cm以下となっているので、モータ14は所定の最大駆動電流15Aで再起動する。このとき、圧縮空気の使用量は相変わらず多いために、時間f〜g間は、時間d〜e間と同様に空気タンク16内の圧力が減少する。
時間g点で釘打機3の使用を止めると、空気タンク16内の圧力は、30kg/cmのh点まで上昇し、モータ14の回転が停止する。
時間h点で釘打機3の使用を再開すると、空気タンク内の圧力が減少し、時間i〜j間で26kg/cmまで下がる。この時点においては、丸ノコ4が回転中で電流検出器211の全電流I1が丸ノコの最大駆動電流10Aとなり、I1=10A>5Aの関係となり、かつI1は空気圧縮機1の最大駆動電流値15Aより小さくなるので、上記時間e〜f間と同様に、空気圧縮機1の電流I2は、最大駆動電流値15Aより低い電流値(I2=20−I1)、即ち10Aに設定される。
時間j点で丸ノコ4の使用を止めると、電流検出器211の全電流I1は5A以下で、かつ空気タンク16内の圧力も26kg/cm以下となるので、モータ14の駆動電流I2は所定の最大駆動電流15Aでフル回転する。これによって、空気タンク内の圧力が、k点で再び30kg/cmに上昇すれば、モータ14の回転は停止する。
以上の本発明において、特に限定されないが、図2に示されるように、第1の電流検出部21及び送信アンテナ2aを含む送信部212は、マルチタップ2の筐体内に一体化することが好ましい。これによって、空気圧縮機1の付属用具として電流検出器21の持ち運びを容易にすることができる。また、第1の電流検出部21で検出された全電流値I1は、ワイヤレスによって、送信アンテナ2aから空気圧縮機1の制御回路部13の受信アンテナ1aへ送信することが好ましい。
本発明によれば、空気圧縮機を利用してブレーカ作動防止システムを構成したので、作業優先度の高い電動工具を優先的に使用できるとともに、空気圧縮機を含む複数の電動工具を効率的に使用できる電源系統を提供できる。また、空気圧縮機を利用してブレーカによる電源系統の不用意な遮断(作動)を防止したので、特に、建築現場等の複数の電動工具を使用する電源系統に適用して、加工ミスの排除及び加工精度の向上を図ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
上述の実施形態では、電動工具として丸ノコ4を1台のみ使用した例について説明したが、他の電動工具として複数の工具を用いることができる。上述の実施例のように、その他の工具(丸ノコ)を1台のみ使用する場合、第1の電流検出部で全電流の値I1を検出すれば、ブレーカの遮断電流値及びその他の工具の電流容量(最大駆動電流)は予め把握できるので、空気圧縮機の制御回路部(演算部)によって、第1の電流検出部により検出された全電流I1の値から空気圧縮機の駆動電流I2を一義的に設定することもできる。従って、この場合、空気圧縮機の駆動電流I2を検出するための第2の電流検出部を省略することもできる。
上述の実施形態では、他の電気機器として電気丸ノコを使用した場合について述べたが、その他の電気機器としては、インパクトドライバ、振動ドリル、グラインダ等の他の電動工具を併用した場合についても、上述と同様に構成し、同様な効果を得ることができる。
本発明に係るブレーカ作動防止システムのブロック図。 本発明に係るブレーカ作動防止システムの外観図。 本発明に係るブレーカ作動防止システムの機能フローチャート。 本発明に係るブレーカ作動防止システムにおける、空気タンクの内圧力、ならびに圧縮機及び丸ノコの電流(負荷電流)の対時間軸に対する変化を示す特性図。 従来技術による空気圧縮機のタンク内圧力及び電流変化を示す特性図。 従来技術による同一電源系統から複数電動工具への給電形態を示す外観図。
符号の説明
1 空気圧縮機 1a 受信アンテナ 1b プラグ
11 主スイッチ 12 第2の電流検出部 13 制御回路部
131 受信部 132 演算部 133 駆動部 14 モータ
15 圧縮空気生成部 16 空気タンク 17 圧力センサ
2 マルチタップ 2a 送信アンテナ 2b プラグ
21 第1の電流検出部 211 電流検出器 212 送信部
22 ソケット部 3 釘打機 4 丸ノコ 4a プラグ
5 投光器 5a プラグ 60 主電源系統 60a 枝電源系統
60b 枝電源系統 61 配電盤 62 主ブレーカ 63 枝ブレーカ
64 枝ブレーカ 65 コンセント 66 コンセント
70 電源延長コード 71 プラグ 72 タップ
80 電源延長コード 81 プラグ 82 タップ
90 電源延長コード 91 プラグ 92 タップ

Claims (7)

  1. 空気工具を駆動する圧縮空気を貯留するタンク部と、圧縮空気を生成し、前記タンク部に供給する圧縮空気生成部と、該圧縮空気生成部を駆動するモータと、前記モータの駆動部が接続され、該駆動部を制御する制御回路部とから成る空気圧縮機、及び少なくとも一つの電気機器を、所定の遮断電流値を持つブレーカを介して所定の電源を給電して動作させるブレーカ作動防止システムであって、
    前記電源に接続される前記空気圧縮機及び前記電気機器に流れる電流を検出する第1の電流検出部を設け、前記制御回路部は、前記空気圧縮機と前記他の電気機器とが同時に動作した場合、前記第1の電流検出部の出力に基づいて、前記電源の電流が前記ブレーカの前記遮断電流値を超えないように前記空気圧縮機に流れる電流の供給を停止またはその電流値を低下させるようにしたことを特徴とするブレーカ作動防止システム。
  2. ブレーカ作動防止システムは、前記空気圧縮機に流れる電流を検出する第2の電流検出部を有し、前記制御回路部は、前記空気圧縮機と前記電気機器とが同時に動作した場合、前記第1の電流検出部の出力と前記第2の電流検出部の出力とに基づいて、前記電源の電流が前記ブレーカの前記遮断電流値を超えないように前記空気圧縮機に流れる電流を最大駆動電流より低い値に低下させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のブレーカ作動防止システム。
  3. ブレーカ作動防止システムは、前記空気圧縮機に流れる電流を検出する第2の電流検出部を有し、前記制御回路部は、前記第1の電流検出部の電流が前記ブレーカの前記遮断電流値より前記空気圧縮機の最大駆動電流値を差し引いた値より小さい場合、前記空気圧縮機に流れる電流を前記最大駆動電流値に等しい値に設定し、一方、前記第1の電流検出部の電流が前記ブレーカの前記遮断電流値より前記空気圧縮機の最大駆動電流値を差し引いた値より大きい場合、前記空気圧縮機に流れる電流を前記空気圧縮機の前記最大駆動電流値より低い値に設定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のブレーカ作動防止システム。
  4. ブレーカ作動防止システムは、前記空気圧縮機に流れる電流を検出する第2の電流検出部を有し、前記制御回路部は、前記空気圧縮機に流れる電流の供給を停止している場合に前記電気機器を運転させたとき、前記第1の電流検出部の電流と前記空気圧縮機の最大駆動電流とを足し合わせた電流値が前記ブレーカの前記遮断電流値を超える場合、前記空気圧縮機に流れる電流の供給を停止状態に維持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のブレーカ作動防止システム。
  5. 前記空気圧縮機と前記電気機器とが同時に動作し、前記第1の電流検出部の電流値が前記ブレーカの前記遮断電流値を超えた場合、前記第1の電流検出部の電流値が前記ブレーカの前記遮断電流値を所定時間以上継続して超えるときに前記前記空気圧縮機に流れる電流の供給を停止させることを特徴とする請求項1に記載のブレーカ作動防止システム。
  6. 前記第1の電流検出部に該第1の電流検出部で検出した電流値を送信するための送信部を設け、前記空気圧縮機の制御回路部に前記送信部の信号を受信する受信部を設けたことを特徴とする請求項1乃至5項のいずれか一つに記載のブレーカ作動防止システム。
  7. プラグ及び複数のソケットを有するマルチタップ内に前記第1の電流検出部を一体形成し、前記空気圧縮機及び電気機器を前記マルチタップのソケットに電気的接続したことを特徴とする請求項1乃至6項のいずれか一つに記載のブレーカ作動防止システム。
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