JP2006053805A - 携帯端末装置及び音声信号の出力方法 - Google Patents

携帯端末装置及び音声信号の出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子メール等の文字情報を合成音声の音声信号に変換し、これをスピーカー等から出力するような場合に、ユーザーの注意力の低下を十分に防いで、ユーザーが合成音声で出力された内容を容易に把握することができる携帯端末装置を提供する。
【解決手段】 文字情報を音声信号に変換する変換手段14と、音声信号を出力する複数のチャンネル20a,20bを有する音声出力手段20と、文字情報の種類に基づいて、この文字情報に対応する音声信号を複数のチャンネル20a,20bのいずれかに振り分ける音声制御手段16とを備えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶ディスプレイ等の表示手段に表示することができるような文字情報を、音声信号に変換して出力することができる携帯端末装置、並びに文字情報から変換した音声信号を出力するような音声信号の出力方法に関するものである。
従来において、電子メールを受信した場合に、その文字情報を合成音声の音声信号に変換して、これをスピーカーやイヤホンに出力するようになっている文字情報読上げ装置があった。
しかしながら、このような文字情報読上げ装置のスピーカー等から出力される合成音声は、人が話すときの声に比べて抑揚に乏しく、ユーザーは、電子メールの内容を把握するのに、人と直接対話するときよりも多くの注意力を傾ける必要があったため、注意力が速く低下していた。
このため、ユーザーの注意力が速く低下してしまうことを防止するために、このような合成音声の音質を、電子メールがいずれの送信者から送信されたのかに基づいて変化させるようになっている文字情報読上げ装置があった(例えば、特許文献1参照)。
また、前記特許文献1の文字情報読上げ装置と同様に、電子メールを送受信することができる携帯電話機のような携帯端末装置においても、受信した電子メールの文字情報を合成音声の音声信号に変換して出力するようになっていると共に、このような合成音声の音質を、その電子メールがいずれの送信者から送信されたのかに基づいて変化させるようになっているものがあった(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−260082号公報 特開平10−161848号公報
しかしながら、近時における電子メールの利用度の増大に伴なって、一人当たりが送受信する電子メールの数は増加しており、また、電子メールの1通当たりの文章量も増大する傾向にあるため、受信した電子メール等を合成音声で出力させるような場合には、聞き取るのに必要な時間が長くなってしまう。
このため、前記特許文献1の文字情報読上げ装置や前記特許文献2の携帯端末装置のように、電子メールの送信者ごとに合成音声の音質を変化させて、送信者を区別するようにしただけでは、ユーザーの注意力の低下を十分に防ぐことができず、ユーザーは、注意力が散漫になって、電子メールの内容を的確に把握することができなくなるという問題があった。
また、合成音声の音声信号に変換して出力する文字情報が電子メール以外のものであって、このような文字情報の量が多い場合にも、聞き取るのに必要な時間が長くなるため、ユーザーの注意力が低下しやすく、ユーザーは、注意力が散漫になって、合成音声で出力された内容を的確に把握することができなくなるという同様の問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、電子メール等の文字情報を合成音声の音声信号に変換し、これをスピーカー等から出力するような場合に、ユーザーの注意力の低下を十分に防いで、ユーザーが合成音声で出力された内容を容易に把握することができる携帯端末装置及び音声信号の出力方法を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明による携帯端末装置は、
文字情報を音声信号に変換する変換手段と、
前記音声信号を出力する複数のチャンネルを有する音声出力手段と、
前記文字情報の種類に基づいて、この文字情報に対応する前記音声信号を前記複数のチャンネルのいずれかに振り分ける音声制御手段とを備えることを特徴とするものである。
また、上記課題を解決するために本発明は、
文字情報から変換した音声信号を出力する音声信号の出力方法であって、
前記音声信号を出力する複数のチャンネルを有する音声出力手段を備え、
前記文字情報の種類に基づいて、この文字情報に対応する前記音声信号を前記複数のチャンネルのいずれかに振り分けるようにしたことを特徴とするものである。
このような本発明の携帯端末装置及び音声信号の出力方法によれば、電子メール等の文字情報を合成音声の音声信号に変換し、これをスピーカー等から出力するような場合でも、ユーザーの注意力の低下を十分に防いで、ユーザーは合成音声で出力された内容を容易に把握することができる。
以下、本発明に係る携帯端末装置及び音声信号の出力方法の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1ないし図3は、本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機2(携帯端末装置に相当)について説明するために参照する図である。
図1は、本実施の形態に係る携帯電話機2の構成を示すブロック図である。携帯電話機2は、通信処理手段4、ディスプレイ6(表示手段)、第1メモリ8、第2メモリ10、操作手段12、変換手段14、音声制御手段16、内蔵スピーカー18、音声出力手段20、及びこれらを制御するシステム制御手段22を備えている。
音声出力手段20は、左チャンネル20aと右チャンネル20bを有している。そして、音声出力手段20は、ステレオイヤホン24が着脱自在になっており、音声出力手段20の左チャンネル20aは、ステレオイヤホン24の左耳用スピーカー24aに電気的に接続され、音声出力手段20の右チャンネル20bは、ステレオイヤホン24の右耳用スピーカー24bに電気的に接続されるようになっている。
通信処理手段4は、図示しない最寄の基地局との音声通話の通信や、電子メール等のデータ通信の処理を行なうようになっている。ディスプレイ6は、電子メール等の文字情報や画像等を表示することができるようになっている。このようなディスプレイ6としては、液晶ディスプレイ(LCD)等を用いることができる。
第1メモリ8には、システム制御手段22、変換手段14及び音声制御手段16のそれぞれの処理動作に必要なプログラムやデータが予め記憶されている。第2メモリ10は、通信処理手段4が受信した電子メール、及びユーザーが操作手段12から入力して作成した電子メールやメモ等の文字情報を記憶するようになっている。
また、第2メモリ10は、記憶する文字情報ごとに、この文字情報に対応するランクを一緒に記憶するようになっている。このようなランクは、文字情報ごとの重要度等を比較することができるように、それぞれの文字情報の種類に対応して、システム制御手段22が決定するようになっている。
例えば、この携帯電話機2は、電子メール機能の処理動作の一部として、受信した電子メールを第2メモリ10に記憶し、図2に示すように、その一覧を受信メール画面26としてディスプレイ6に表示させることができるようになっている。
この受信メール画面26中には、定型的な文字情報として、「差出人」「件名」「既読」「未読」等の語句が表示されている。また、各電子メールごとに付けられたメール番号が、この「メール番号」の語句と3桁の数字が組合されて、「メール番号001」「メール番号002」「メール番号003」のように、定型的に表示されている。このような定型的な文字情報は、携帯電話機2が電子メールを受信したときに、その電子メールの内容に対応させて携帯電話機2が付加したものである。
システム制御手段22は、このような定型的な文字情報のそれぞれについて、そのランクをランク1と定めて、第2メモリ10に記憶させるようになっている。また、受信メール画面26中には表示されないが、第2メモリ10は、定型的な文字情報として電子メールの本文を指す「本文」という語句を記憶しており、システム制御手段22は、この「本文」という語句に対しても、そのランクをランク1と定めて、これを第2メモリ10に記憶させるようになっている。
また、第2メモリ10には、受信メール画面26に表示されているように、メール番号001の差出人である「鈴木 太郎」や、件名の「今日の予定」等のように、電子メールの具体的な内容が記憶されている。システム制御手段22は、このような電子メールの具体的な内容の文字情報に対して、そのランクをランク2と定めて、これを第2メモリ10に記憶させるようになっている。
なお、受信メール画面26中には、第2メモリ10が記憶する電子メールについて、その差出人及び件名の具体的な内容だけが表示されるようになっているが、第2メモリ10には、これに対応する電子メールの本文の具体的な内容も記憶されており、システム制御手段22は、このような本文の具体的な内容の文字情報に対しても、そのランクをランク2と定めて、これを第2メモリ10に記憶させるようになっている。
次に、図1に示すように、変換手段14は、システム制御手段22から指定された第2メモリ10中の文字情報を合成音声の音声信号に変換すると共に、この合成音声の音声信号と、このような合成音声の音声信号に変換した文字情報のランクとを、音声制御手段16に出力するようになっている。
音声制御手段16は、変換手段14から合成音声の音声信号とこれに対応するランクを受信すると、このような合成音声の音声信号を、そのランクに基づいて音声出力手段20の左チャンネル20a又は右チャンネル20bに振り分けて出力するようになっている。すなわち、ランク1である合成音声の音声信号は左チャンネル20aに出力し、ランク2である合成音声の音声信号は右チャンネル20bに出力するようになっている。
また、音声制御手段16は、通信処理手段4から通話の音声信号を受信したような場合には、従来の一般的な携帯電話機等と同様に、その音声を内蔵スピーカー18に出力するようになっている。
次に、図3のフローチャートに基づいて、携帯電話機2が、第2メモリ10に記憶されている電子メールを合成音声の音声信号に変換して、これを音声出力手段20からステレオイヤホン24に出力する場合の処理動作について説明する。
ユーザーによる操作手段12からの操作により、図2に示すように、ディスプレイ6に受信メール画面26が表示されると(図3中のステップS11)、携帯電話機2は、ステップS12ないしS19の処理動作を繰り返すことにより、受信メール画面26中に表示されている電子メールのそれぞれについて、そのメール番号の順に、差出人、件名及び本文の内容を、合成音声としてステレオイヤホン24から出力させるようになっている。
まず、システム制御手段22が、メール番号001の電子メールの文字情報を、合成音声の音声信号に変換して出力する文字情報として指定すると(ステップS12)、ステップS13以降において、変換手段14及び音声制御手段16は、メール番号001の電子メールについて、所定の処理動作を行なうようになっている。
すなわち、ステップS13において、変換手段14は、メール番号001の電子メールにおける「メール番号001」及び「差出人」との定型的な文字情報(図2参照)、並びにこれらに対応するランク1の情報を、図1に示すように、第2メモリ10から読み込んだ後に、これらの文字情報を合成音声の音声信号に変換し、このような合成音声の音声信号及びこれに対応するランク1の情報を、音声制御手段16に出力するようになっている。
そして、音声制御手段16は、変換手段14から受信した合成音声の音声信号を、これに対応するランク1の情報に基づいて、音声出力手段20の左チャンネル20aに出力するようになっている。このため、ユーザーは、ステレオイヤホン24の左耳用スピーカー24aから、「メール番号001、差出人」との合成音声を聞くようになっている。
次に、図3のステップS14において、変換手段14は、ステップS13と同様に、メール番号001の電子メールにおける差出人の具体的な内容である「鈴木 太郎」との文字情報(図2参照)を、図1に示すように、第2メモリ10から読み込んだ後に、この文字情報を合成音声の音声信号に変換し、このような音声信号及びこれに対応するランク2の情報を、音声制御手段16に出力するようになっている。
音声制御手段16は、この合成音声の音声信号を、これに対応するランク2の情報に基づいて、音声出力手段20の右チャンネル20bに出力するようになっている。このため、ユーザーは、ステレオイヤホン24の右耳用スピーカー24bから、「鈴木 太郎」との合成音声を聞くようになっている。
次に、図3のステップS15において、変換手段14及び音声制御手段16は、ステップS13と同様の処理動作を行なうことにより、メール番号001の電子メールにおける「件名」との定型的な文字情報(図2参照)について、その合成音声の音声信号を音声出力手段20の左チャンネル20aに出力するようになっている。このため、ユーザーは、ステレオイヤホン24の左耳用スピーカー24aから、「件名」との合成音声を聞くようになっている。
また、図3のステップS16において、変換手段14及び音声制御手段16は、ステップS14と同様の処理動作を行なうことにより、メール番号001の電子メールにおける件名の具体的な内容である「今日の予定」との文字情報(図2参照)について、その合成音声の音声信号を音声出力手段20の右チャンネル20bに出力するようになっている。このため、ユーザーは、ステレオイヤホン24の右耳用スピーカー24bから、「鈴木 太郎」との合成音声を聞くようになっている。
次に、図3のステップS17において、変換手段14及び音声制御手段16は、ステップS13及びS15と同様の処理動作を行なうことにより、メール番号001の電子メールにおける「本文」との文字情報について、その合成音声の音声信号を音声出力手段20の左チャンネル20aに出力するようになっている。このため、ユーザーは、ステレオイヤホン24の左耳用スピーカー24aから、「本文」との合成音声を聞くようになっている。
次に、図3のステップS18において、変換手段14及び音声制御手段16は、ステップS14及びS16と同様の処理動作を行なうことにより、メール番号001の電子メールにおける本文の具体的な内容の文字情報について、その合成音声の音声信号を音声出力手段20の右チャンネル20bに出力するようになっている。このため、ユーザーは、ステレオイヤホン24の右耳用スピーカー24bから、メール番号001の電子メールの本文について、その具体的な内容を合成音声で聞くようになっている。
ステップS18までの処理動作が終了すると、システム制御手段22は、メール番号002の電子メールがあることを確認し(ステップS19のYES)、このメール番号002の電子メールについて、変換手段14及び音声制御手段16にステップS12ないしS18の処理動作を繰り返し行なわせるようになっている。そして、メール番号003以降の電子メールについても、同様の処理動作を行なうようになっている。
また、ステップS19において、第2メモリ10に、次のメール番号の電子メールが無い場合には(ステップS19のNO)、システム制御手段22は、変換手段14及び音声制御手段16の処理動作を終了させるようになっている。
このような本実施の形態に係る携帯電話機2及び音声信号の出力方法によれば、ユーザーは、ステレオイヤホン24から出力される電子メールについての合成音声を、その定型的な語句の部分については左耳用スピーカー24aから聞いて、具体的な内容については右耳用スピーカー24bから聞くようにすることができる。
このため、ユーザーは、左耳用スピーカー24aから出力される合成音声に対しては、右耳用スピーカー24bから出力されるものほど注意力を傾けずに済むので、注意力を常に傾ける必要がなくなり、ユーザーの注意力の低下を十分に防ぐことができるため、ユーザーは合成音声で出力された内容を容易に把握することができる。
次に、図1、図2及び図4に基づいて、本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機30(携帯端末装置に相当)について説明する。第1の実施の形態に係る携帯電話機2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
本実施の形態に係る携帯電話機30は、図2に示すように、そのディスプレイ6に受信メール画面26を表示したときに、メール番号001及びメール番号002の電子メールのように、ユーザーが既に本文の具体的内容を読んだことがあるような電子メールに対して、そのメール番号の表示の右側に「既読」と表示されるようになっている。
また、メール番号003の電子メールのように、ユーザーがまだ本文の具体的内容を読んでいない電子メールに対しては、「未読」と表示されるようになっている。
そして、図1に示すシステム制御手段22は、それぞれの電子メールを一つのまとまった文字情報とみなして、このような電子メールが既読又は未読のいずれであるかに基づいてランクを定めて、これを第2メモリ10に記憶させるようになっている。
したがって、メール番号001及びメール番号002の電子メールは、「既読」になっているため、システム制御手段22は、このメール番号001及びメール番号002の電子メールに対して、そのランクをランク1と定め、これを第2メモリ10に記憶させるようになっている。
また、メール番号003の電子メールは、「未読」になっているため、このメール番号003の電子メールに対しては、そのランクをランク2と定めて、これを第2メモリ10に記憶させるようになっている。
次に、図4のフローチャートに基づいて、携帯電話機30が、第2メモリ10に記憶されている電子メールを合成音声の音声信号に変換して、これを音声出力手段20からステレオイヤホン24に出力する場合の処理動作について説明する。
ステップS21及びS22では、前記第1の実施の形態における図3のフローチャートのステップS11及びS12と同様の処理動作が行なわれる。また、図4のステップS27では、前記第1の実施の形態における図3のフローチャートのステップS19と同様の処理動作が行なわれる。
ステップS23では、変換手段14が、前記第1の実施の形態と同様の処理動作を行なうことにより、ステップS22で指定された電子メールについて、その合成音声の音声信号及びこれに対応するランクの情報を音声制御手段16に出力するようになっている。
そして、ステップS24において、音声制御手段16は、このような合成音声の音声信号を、音声出力手段20の左チャンネル20aに出力するか、又は右チャンネル20bに出力するかについて、そのランクに基づいて判断するようになっている。
このため、音声制御手段16は、メール番号001及びメール番号002の電子メールについては、これに対応するランクがランク1であることに基づいて、その合成音声の音声信号を左チャンネル20aに出力するようになっている(ステップS25)。
また、メール番号003の電子メールについては、これに対応するランクがランク2であることに基づいて、その合成音声の音声信号を左チャンネル20bに出力するようになっている(ステップS26)。
したがって、図1に示すように、ユーザーは、ステレオイヤホン24の左耳用スピーカー24aから、既読になっているメール番号001及びメール番号002の電子メールの合成音声を聞くようになっており、左耳用スピーカー24aから、未読になっているメール番号003の電子メールの合成音声を聞くようになっている。
このような本実施の形態に係る携帯電話機30及び音声信号の出力方法によれば、ユーザーは、ステレオイヤホン24から出力される電子メールについての合成音声を、既読になっているものについては左耳用スピーカー24aから聞いて、未読になっているものについては右耳用スピーカー24bから聞くようにすることができる。
このため、ユーザーは、左耳用スピーカー24aから出力される合成音声に対しては、右耳用スピーカー24bから出力されるものほど注意力を傾けずに済むので、注意力を常に傾ける必要がなくなり、ユーザーの注意力の低下を十分に防ぐことができるため、ユーザーは合成音声で出力された内容を容易に把握することができる。
なお、前記第1及び第2の実施の形態において、合成音声の音声信号は、音声出力手段20の左チャンネル20a又は右チャンネル20bに振り分けられて、ステレオイヤホン24の左耳用スピーカー24a又は右耳用スピーカー24bから出力されるようになっていたが、内蔵スピーカー18がステレオ方式になっていて、2つのチャンネルを接続することができるようになっているような場合には、これに対応するように音声出力手段20の左チャンネル20a及び右チャンネル20bを内蔵スピーカー18に接続するようにしてもよい。
また、合成音声の音声信号は、音声出力手段20の左チャンネル20aに振り分けられるものと、右チャンネル20bに振り分けられるもののそれぞれが、例えば、男性の音声と女性の音声となるようにしてもよく、振り分ける合成音声の音声信号を、このような異なる音声又は音質にすることにより、合成音声で出力される内容を更に容易に把握することができるようにしてもよい。
また、前記第1及び第2の実施の形態では、電子メールの文字情報を合成音声の音声信号に変換するような場合について説明したが、本発明は、電子メール以外の文字情報を合成音声の音声信号に変換するような場合についても適用することができる。
また、前記第1及び第2の実施の形態では、本発明を携帯電話機2,30に適用した場合について説明したが、本発明は、携帯電話機以外の他の携帯端末装置にも適用することができる。
また、本発明は、携帯端末装置以外の電子機器であって、複数のチャンネルを有する音声出力手段を備えているようなものに対しても適用することができることはいうまでもない。
本発明の第1及び第3の実施の形態に係る携帯電話機2,30の回路構成を示すブロック図である。 図1に示すディスプレイ6に表示される受信メール画面26を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る携帯電話機2の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る携帯電話機30の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 携帯電話機
4 通信処理手段
6 ディスプレイ
8 第1メモリ
10 第2メモリ
12 操作手段
14 変換手段
16 音声制御手段
18 内蔵スピーカー
20 音声出力手段
20a 左チャンネル
20b 右チャンネル
22 システム制御手段
24 ステレオイヤホン
24a 左耳用スピーカー
24b 右耳用スピーカー
26 受信メール画面
30 携帯電話機

Claims (2)

  1. 文字情報を音声信号に変換する変換手段と、
    前記音声信号を出力する複数のチャンネルを有する音声出力手段と、
    前記文字情報の種類に基づいて、この文字情報に対応する前記音声信号を前記複数のチャンネルのいずれかに振り分ける音声制御手段と
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 文字情報から変換した音声信号を出力する音声信号の出力方法であって、
    前記音声信号を出力する複数のチャンネルを有する音声出力手段を備え、
    前記文字情報の種類に基づいて、この文字情報に対応する前記音声信号を前記複数のチャンネルのいずれかに振り分けるようにしたことを特徴とする音声信号の出力方法。
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