JP2006052608A - 組立式バルコニー - Google Patents

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Yoshitaka Nakajima
芳高 中島
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Sankin B & G Kk
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Abstract

【課題】保管・運搬時には折りたたむことができ、施工時において容易に組み立てることのでき、保管スペースを大幅に縮小できるほか、運搬時には一度に複数個のバルコニーを積載でき、運搬コストを削減できるるとともに、施工時において、簡単に組み立てることができ、組立作業に時間が掛からない組立式バルコニーを提供することを目的とする。
【解決手段】組立式バルコニー1の前面パネル2に対して、左右両側パネル3L,3R及び床パネル5を回動自在に取り付けて構成した。
【選択図】 図12

Description

本発明は、例えばマンションの窓外等に取り付けるバルコニーであって、より詳細には、保管・運搬時には折り畳むことができ、施工時において容易に組み立てることのできる組立式バルコニーに関する。
従来、組立式バルコニーとしては、例えば、特開平5−339980号公報に記載のものが公知である。この組立式バルコニーは、床フレーム上に壁パネルを立設して構成されるものにおいて、壁パネルを、床フレームに対して取外し可能に構成し、保管・運搬時には、壁パネルを床フレームから取り外し床フレーム上に折り畳んだ状態で固定して形成されている。
前記組立式バルコニーは、上記のように、保管・運搬時には、壁パネルを床フレームから取り外して床フレーム上に折り畳んだ状態で固定できるように構成したので、保管スペースを大幅に縮小できるほか、運搬時には一度に複数個のバルコニーを積載でき、運搬コストを削減できるとともに運搬効率を大幅に向上できる。
特開平5−339980号公報
しかしながら、前記組立式バルコニーは、施工時において、バラバラに分離した壁パネルを、組み立てる必要が有り、組立が煩雑であり、また組立作業に時間が掛かる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、保管・運搬時には折りたたむことができ、施工時において容易に組み立てることができ、保管スペースを大幅に縮小できるほか、運搬時には一度に複数個のバルコニーを積載でき、運搬コストを削減できるとともに、施工時において、簡単に組み立てることができ、組立作業に時間が掛からない組立式バルコニーを提供することを目的とする。
請求項1に記載の組立式バルコニーは、前面パネルに対して、左右両側パネル及び床パネルが回動自在に取り付けられてなることを特徴とする。
請求項1に記載の組立式バルコニーにあっては、前面パネルに対して、左右両側パネル及び床パネルが回動自在に取り付けられて構成されているので、保管・運搬時には、前面パネルに対して、左右両側パネル及び床パネルを内側に回動させて折り畳むことができ、施工時においては、前記折り畳まれた左右両側パネル及び床パネルを、外側に回動させることにより、容易に組み立てることができる。
請求項2に記載の組立式バルコニーは、請求項1記載の組立式バルコニーにおいて、前記左右両側パネルは、組立状態において開方向への回動規制手段が設けられてなることを特徴とする。
請求項2に記載の組立式バルコニーにあっては、請求項1記載の組立式バルコニーに加えて、前記左右両側パネルに、組立状態において開方向への回動規制手段を設けたので、施工時においては、前記折り畳まれた左右両側パネル及び床パネルを、外側に回動させるときでも、過剰に回動することはなく、組立作業がさらに容易となる。
請求項3に記載の組立式バルコニーは、請求項1又は2のいずれかに記載の組立式バルコニーにおいて、前記左右両側パネルは、組立状態において前記床パネルを支持する支持部が設けられてなることを特徴とする。
請求項3に記載の組立式バルコニーにあっては、請求項1又は2のいずれかに記載の組立式バルコニーに加えて、前記左右両側パネルに、組立状態において前記床パネルを支持する支持部を設けたので、組み立て作業を行う場合に、まず、前記左右両側パネルを外側に回動させた後に、前記床パネルを外側に回動させると、組立状態において、前記床パネルは前記左右両側パネルに支持されることとなり、前記床パネルの固定位置が容易に定まるので、組立作業がさらに容易となる。
請求項4に記載の組立式バルコニーは、請求項1乃至3のいずれかに記載の組立式バルコニーにおいて、前記左右両側パネルと前記床パネルとを組立状態において固定する固定手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の組立式バルコニーにあっては、請求項1乃至3のいずれかに記載の組立式バルコニーに加えて、前記左右両側パネルと前記床パネルとを組立状態において固定する固定手段を設けたので、前記組立式バルコニーを建物に取り付ける際に、不用意に前記左右両側パネル又は前記床パネルが回動することなく、容易に建物に取り付けることができるとともに、組立状態における剛性が高くなる。
請求項5に記載の組立式バルコニーは、請求項1乃至4のいずれかに記載の組立式バルコニーにおいて、前記前面パネルには、ルーバー窓が設けられており、前記ルーバー窓は、長手方向に亘り水平部を設けたルーバーを、前記水平部に開孔された孔に挿通された軸に軸支され複数積層してなることを特徴とする。
請求項5に記載の組立式バルコニーにあっては、請求項1乃至4のいずれかに記載の組立式バルコニーに加えて、前記前面パネルにルーバー窓を設けて、前記ルーバー窓を、長手方向に亘り水平部を設けたルーバーを、前記水平部に開孔された孔に挿通された軸に軸支され複数積層して構成したので、前記前面パネルにルーバー窓を設ける場合であっても、容易にルーバー窓を形成することができる。
請求項1に記載の組立式バルコニーによれば、前面パネルに対して、左右両側パネル及び床パネルが回動自在に取り付けられて構成されているので、保管・運搬時には、前面パネルに対して、左右両側パネル及び床パネルを内側に回動させて折り畳むことができ、施工時においては、前記折り畳まれた左右両側パネル及び床パネルを、外側に回動させることにより、容易に組み立てることができる。
請求項2に記載の組立式バルコニーによれば、請求項1記載の組立式バルコニーに加えて、前記左右両側パネルに、組立状態において開方向への回動規制手段を設けたので、施工時においては、前記折り畳まれた左右両側パネル及び床パネルを、外側に回動させるときでも、過剰に回動することはなく、組立作業がさらに容易となる。
請求項3に記載の組立式バルコニーによれば、請求項1又は2のいずれかに記載の組立式バルコニーに加えて、前記左右両側パネルに、組立状態において前記床パネルを支持する支持部を設けたので、組み立て作業を行う場合に、まず、前記左右両側パネルを外側に回動させた後に、前記床パネルを外側に回動させると、組立状態において、前記床パネルは前記左右両側パネルに支持されることとなり、前記床パネルの固定位置が容易に定まるので、組立作業がさらに容易となる。
請求項4に記載の組立式バルコニーによれば、請求項1乃至3のいずれかに記載の組立式バルコニーに加えて、前記左右両側パネルと前記床パネルとを組立状態において固定する固定手段を設けたので、前記組立式バルコニーを建物に取り付ける際に、不用意に前記左右両側パネル又は前記床パネルが回動することなく、容易に建物に取り付けることができるとともに、組立状態における剛性が高くなる。
請求項5に記載の組立式バルコニーによれば、請求項1乃至4のいずれかに記載の組立式バルコニーに加えて、前記前面パネルにルーバー窓を設けて、前記ルーバー窓を、長手方向に亘り水平部を設けたルーバーを、前記水平部に開孔された孔に挿通された軸に軸支され複数積層して構成したので、前記前面パネルにルーバー窓を設ける場合であっても、容易にルーバー窓を形成することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明にかかる組立式バルコニーを建物の外壁面に取り付けた状態を示す斜視図であり、図2は同組立式バルコニーの組立状態における背面側斜視図である。
図1および図2において、1は、本発明に係る組立式バルコニーであり、該組立式バルコニー1は、マンション等の集合住宅や一戸建て住宅など建物Mの窓WDの下方の外壁面WLに取り付けられるものであり、例えば、エアコンディショナーの室外機ACを設置する場所として、或いは、植物を植えたプランターを載置する場所として使用される。
前記組立式バルコニー1は、前記前面パネル2の両端に、左側パネル3Lおよび右側パネル3Rとを接合し、前記前面パネル2の下端に、床パネル5を接合して構成される。
前記前面パネル2には、横長矩形状の前面開口部22が大きく開設されており、該前面開口部22には、通風の為のルーバー窓10を取り付けている。
図3は前面パネルの拡大断面図であり、(a)は図2におけるA−A線拡大断面図であり、(b)は図2におけるB−B線拡大断面図である。図4は前面パネルの部分拡大断面図であり、(a)は前面パネル上部の拡大断面図であり、(b)は前面パネル下部の拡大断面図である。また、図5は前面パネルの端部拡大図であり、(a)は図2におけるC−C線拡大断面図であり、(b)は拡大斜視図である。
前記前面パネル2は、図1および図2に示すように、上横枠2aと左右の縦枠2c,2cと下横枠2bとによって構成される前面パネル枠20と、該前面パネル枠20に囲繞された前記前面開口部22に嵌合される前記ルーバー窓10とで構成されており、前記左右の縦枠2c,2cは、後方に向けて直角に延設された後方延設部21L,22Rを夫々備えている。
前記上横枠2aおよび左右の縦枠2c,2cの上部には、図3に示すように、前記下横枠2bよりも幅方向に突出した幅広部2dを設けており、これにより、前記前面パネル枠2の上部を幅広く形成している。
そして、前記上横枠2aの下面には、図3(a)および図4に示すように、下方に突出した幅狭部2eを横方向に亘り形成しており、該幅狭部2eの外側には、更に下方に向けてリブ2fを突設しており、前記下横枠2bの上面2gの中央には、前記幅狭部2eに対向する2本のリブ2h,2iを横方向に亘って上方に突設している。
前記前面パネル2における前記左側パネル3Lおよび右側パネル3Rとの接合面21aは、図5に示すように、これらを形成している前記後方延設部21L,22Rの後端部を突き合わせる方向に折曲させて形成している。
そして、前記接合面21aにおいて、内側面の上部と下部には、夫々後述する蝶番41を取り付けるための蝶番用ビス孔21bを縦方向に3穴ずつ開孔しており、また、前記ビス孔21bに近接した外側面にも、固定用ビス孔21cを、2穴、夫々開孔している。
また、図5に示すように、前記後方延設部21Lの上部には、組立状態において、前記前面パネル2と前記左側パネル3Lとを固定するための、あて板21dが取り付けられており、該あて板21dには、固定用のビス孔21eが2穴、開孔されている。
さらに、前記下横枠2bの内側上部には、図4(b)に示すように、前記床パネル5の前端部を接合する蝶番42を取り付けるための蝶番用ビス孔2jを3穴、開孔している。また、前記蝶番用ビス孔2jの下方には、水平に回動させた前記床パネル5の前端縁を載置する床パネル支持リブ2sを長手方向に沿って形成している。一方、前記後方延設部21L,21Rの内側下部においても、水平に回動させた前記床パネル5の両端縁を載置する床パネル支持リブ21sを長手方向に沿って形成している。
前記ルーバー窓10は、図3(a)および図4に示すように、前記前面開口部22の形状に合致する矩形のルーバー枠11内に、前記ルーバー枠11の内側に嵌合する長尺のアルミニウム薄板で形成された12枚のルーバー12を、幅方向前端を下方に傾斜させた状態で、上下方向に一定間隔を設けて多段に支持して構成している。
前記ルーバー12は、幅方向の中央部に長手方向に亘り水平部12aを設けて、階段状に形成しており、前記ルーバー12の水平部12aには、長尺ボルト13の軸部を挿通させる孔12bを5穴、開孔している。
そして、前記長尺ボルト13を、前記ルーバー枠11の横方向に所定間隔を開けて5本、前記ルーバー枠11の下枠下面から上方に向けて挿入し、前記5本の長尺ボルト13の軸部13aに、前記ルーバーの各孔12bを挿通し、前記ルーバー12間においては、前記軸部13aに遊挿できる筒状のスペーサSを、さらに挿入して、前記各ルーバー12が一定間隔を保てるようになし、前記ルーバー枠11の上枠から上方に突出した長尺ボルト13の先端部にナット16を締結して、前記ルーバー窓10を構成している。
以上のように構成した前記ルーバー窓10を、図4(a)および図5に示すように、前記前面開口部22の上部及び下部に形成されているリブ2f,2h,2iに接するように、前記前面開口部22の後方側から該前面開口部22内に嵌め込んだ後、図6の前面パネルの分解斜視図に示すように、前記前面開口部22の後方から左右側の押え部材14L,14Rと、上側の押え部材15とで前記ルーバー枠11を後方から押し当ててビス18でビス止めし、前記前面パネル2に固定するのである。
図7は両側パネルの前方側斜視図であり、(a)は右側パネルの前方側斜視図であり、(b)は左側パネルの前方側斜視図である。また、図8は両側パネルの後方側斜視図であり、(a)は左側パネルの後方側斜視図であり、(b)は右側パネルの後方側斜視図である。
なお、前記左側パネル3Lと前記右側パネル3Rとは、左右対称の形状であるため、前記右側パネル3Rにおいて前記左側パネル3Lと共通する箇所については同一符号を付して説明を省略する。
図7および図8に示すように、前記左側パネル3Lは、前記後方延設部21Lの上部形状に合わせた中空角形状の上横桟3aと、下部形状に合わせた中空角形状の下横桟3bと、角形状の縦桟3cと縦桟3dとで、左パネル枠30を形成し、前記左パネル枠30内にアルミニウムの薄板で形成された3枚の側パネル板31を内嵌して構成している。
前記縦桟3cにおける前記前面パネルと接合する接合面3eには、該接合面3cの内方に後述する蝶番41を取り付けるための蝶番用ビス孔3fを4穴、上方と下方の二カ所に夫々開孔しており、また、前記接合面3cの外方には、前記左側パネル3Lを組立状態で前記前面パネル2に固定するための固定用ビス孔3gを、2穴、上方と下方の二カ所に夫々開孔している。
前記縦桟3dにおける建築物Mの外壁面WLと接面する接合面3hには、該接合面3hの外側に、前記組立式バルコニー1を前記外壁面WLに取り付けるためのボルトを挿通させるためのボルト孔3iを2穴、上方と下方の二カ所に夫々開孔している。
また、前記下横桟3bにおける取り付け外壁面WLと接面する接合面には、平面視L形状を有する板片で形成されたブラケット6が取り付けられ、該ブラケット6には、組立式バルコニー1を外壁面WLに取り付けるボルトを挿通させるためのボルト孔6aを2穴、開孔している。
そして、前記上横桟3aの内側面には、前記あて板21dに開孔された固定用ビス孔21eと合致する位置に固定用ビス孔3mを2穴、開孔している。
さらに、前記下横桟3bの内側面には、後述する前記床パネル5の左端縁を載置すべく、長手方向に向けて水平方向に突出する床パネル支持リブ3kが水平方向に向けて突設されており、前記床パネル支持リブ3kには、組立状態において前記床パネル5を前記左側パネル3Lに固定する固定用ビス孔3qを3穴、開孔している。
図9は、床パネルの開閉状態を示す背面図であり、(a)は床パネルの閉状態を示す背面図であり、(b)は床パネルの開状態を示す背面図である。また、図10は、組立状態における側面断面図であり、図11は、図10におけるD−D部分拡大図である。
図9乃至図11に示すように、前記床パネル5は、前枠5aと後枠5bと左右の横枠5cとによって形成される床パネル枠50と、該床パネル枠50内にアルミニウムの薄板で形成された横長矩形状の3枚の床パネル板51を内嵌して、さらに前記横枠5c,5c間の内側には、4本の縦桟52を架け渡して構成している。
前記床パネル板51は長手方向一端部に係合凹部51aを設け、長手方向他端部には、前記係合凹部51aと嵌め合い可能な係合凸部51bを設けて、前記床パネル板51の長手方向端部を夫々係合させ連結している。
そして、前記前枠5aにおける前記前面パネル2との接合面には、後述する蝶番42を取り付けるための蝶番用ビス孔5dを4穴、長手方向における中央および左右箇所の3カ所に、夫々開孔している。
また、前記横枠5cにおける前記左右側パネル3L,3Rとの支持面には、前記床パネル5を前記左右側パネル3L,3Rに固定するための固定用ビス孔5eを3穴、開孔している。
以上のように構成された前記前面パネル2と前記両側パネル3L,3Rと前記床パネル5とは、前記前面パネル2に対して、前記両側パネル3L,3Rと前記床パネル5とが、前記各蝶番41,42を介して、回動自在に枢着されている。
図12は組立式バルコニーの分解斜視図であり、図12に示すように、前記組立式バルコニー1は、前記前面パネル2の両端に設けた前記後方延設部21L,21Rの接合面21aの上部および下部に夫々開孔された前記蝶番用ビス孔21bと、前記左右両側パネル3L,3Rの接合面3eの上部および下部に夫々開孔した前記蝶番用ビス孔3fとに、前記蝶番41をビス止めして、前記前面パネル2と前記左右両側パネル3L,3Rとを回動自在となるように枢着している。また、前記前面パネル2の下横枠2bに開孔された前記蝶番用ビス孔2jと、前記床パネル5の前枠5aに開孔された蝶番用ビス孔5dとに、前記蝶番42をビス止めして、前記前面パネル2と前記床パネル5とが回動自在となるように枢着して形成されているのである。なお、前記各蝶番41および42において、前記蝶番用ビス孔21bおよび2jと対応する孔は若干大きく開孔して(図示せず)、製造時に前記各パネル組付位置の微調整を可能としている。
以上のように構成された前記組立式バルコニー1は、前記前面パネル2に対して、前記両側パネル3L,3Rと前記床パネル5とを、内側に回動させることにより折り畳むことができる。
図13は組立式バルコニーを折り畳んだ状態を示す背面図であり、図14は折り畳んだ状態の左側部分斜視図である。
図13および図14に示すように、前記組立式バルコニー1を折り畳んだ状態では、先ず前記床パネル5を前記前面パネル2に対して略並行状態となるように折り畳み、次に、前記左側パネル3Lと右側パネル3Rを内側に折り畳む。このとき、前記後方延設部21L,21Rの横幅内に前記床パネル5の厚みが収容されるので、前記左側パネル3Lと右側パネル3Rを内側に折り畳んでも、前記両側パネル3L,3Rとは、前記前面パネルと略並行状態で折り畳むことができ、前記組立式バルコニー1は、保管・運搬に適した平坦な形状に折り畳むことができる。
そして、前記組立式バルコニー1を建物Mに取り付ける際は、前記組立式バルコニー1の両側パネル3L,3Rと前記床パネル5とを夫々外側方向に回動させて、前記組立式バルコニー1を組み立てるのである。
図15は、左側パネルを開いた状態の要部斜視図である。また、図16は、組立工程を示す斜視図であり、(a)は両側パネルを開いた状態を示す斜視図であり、(b)は組み立てて固定した状態を示す斜視図である。
前記組立式バルコニー1を組み立てるのには、前述のように折り畳まれた状態から、先ず、図16(a)の矢印Xの方向に、前記左側パネル3Lと、前記右側パネル3Rとを外方向に向けて回動させる。このとき、前記両側パネル3L,3Rと、前記前面パネル2とが略直角となる位置で、前記両側パネル3L,3Rの接合面3eと、前記後方延設部21L,21Rの接合面21aとが接触し、前記両側パネル3L,3Rの、外側へのさらなる回動を規制するのであって、回動規制手段を構成しているのである。そして、前記両側パネル3L,3Rを開いた後には、前記床パネル5を、図16(a)の矢印Yの方向に回動させる。このとき、前記床パネル5の横枠5cの下面が、前記左側パネル3Lと右側パネル3Rの内側下部の対向面に突設されている前記床パネル支持リブ3kと、前記前面パネル2の内側下部に形成されている床パネル支持リブ21sとに載置し、前記前枠5の下面が前記床パネル支持リブ2sに載置するので、前記床パネル5は前記前面パネル2に対して略直角に回動した状態で止まる。
そして、以上のように前記組立式バルコニー1を組み立てた状態において、図16(b)に示すように、先ず、前記左側パネル3Lと前記右側パネル3Rの各接合面3eに開孔されている固定用ビス孔3gの後方から、前記後方延設部21L,21Rの接合面21aに開孔されている固定用ビス孔21cに向けて、各4本のビス43を締め付けて、前記左側パネル3L及び右側パネル3Rを前記前面パネル2の後方延設部21L,21Rに夫々固定させる。そして、前記両側パネル3L,3Rの上横桟3aの固定用ビス孔3mと前記あて板21dの固定用ビス孔21eとをビス45で締め付け、前記両側パネル3L,3Rを前記前面パネル2に固定する。
次に、前記左側パネル3Lと右側パネル3Rの下部の対向面に形成されている前記床パネル支持リブ3kに、前記床パネル5を載置して支持させた状態で、前記床パネル支持リブ3kに開孔されている固定用ビス孔3qの下方から、前記床パネル5の前記横枠5cの固定用ビス孔5eに向けて左右各3本のビス44を締め付けて、前記床パネル5を前記両側パネル3L,3Rに固定させるのである。
以上のように、前記組立式バルコニー1を組み立てて、組立状態において固定した後に、前記ブラケット6に開孔したボルト孔6aと、前記両側パネル3L,3Rの接合面3hに開孔したボルト孔3iに、夫々ボルト(図示せず)を挿入して、前記建物Mの外壁面WLに取り付けるのである。
以上の構成からなる前記組立式バルコニー1は、前記前面パネル2の両端に、前記左側パネル3Lおよび前記右側パネル3Rとが回動可能に枢着されるとともに、前記前面パネル2の下端に、前記床パネル5が回動可能に枢着されるため、保管・運搬時には、折り畳んでコンパクトな状態とすることができ、施工時において、容易に前記折り畳んだ状態からバルコニーの形状になるように組み立てることができ、さらに、この組立状態において、相互の接合部分をビス止めすることにより、容易に固定することができるのである。
本発明にかかる組立式バルコニーを建物外壁面に取り付けた状態を示す斜視図である。 同組立式バルコニーの組立状態における背面側斜視図である。 前面パネルの拡大断面図であり、(a)は図2におけるA−A線拡大断面図であり、(b)は図2におけるB−B線拡大断面図である。 前面パネルの部分拡大断面図であり、(a)は前面パネル上部の拡大断面図であり、(b)は前面パネル下部の拡大断面図である。 前面パネルの端部拡大図であり、(a)は図2におけるC−C線拡大断面図であり、(b)は拡大斜視図である。 前面パネルの分解斜視図である。 両側パネルの前方側斜視図であり、(a)は右側パネルの前方側斜視図であり、(b)は左側パネルの前方側斜視図である。 両側パネルの後方側斜視図であり、(a)は左側パネルの後方側斜視図であり、(b)は右側パネルの後方側斜視図である。 床パネルの開閉状態を示す背面図であり、(a)は床パネルの閉状態を示す背面図であり、(b)は床パネルの開状態を示す背面図である。 組立状態における側面断面図である。 図10におけるD−D部分拡大図である。 組立式バルコニーの分解斜視図である。 床パネルと両側パネルを折り畳んだ状態を示す背面図である。 床パネルと左側パネルを折り畳んだ状態を示す部分斜視図である。 左側パネルを開いた状態の要部斜視図である。 組立工程を示す斜視図であり、(a)は両側パネルを開いた状態を示す斜視図であり、(b)は組み立てて固定する状態を示す斜視図である。
符号の説明
M 建物
WD 窓
WL 外壁面
AC エアコンの室外機
1 組立式バルコニー
2 前面パネル
2a 上横枠
2b 下横枠
2c 縦枠
2d 幅広部
2e 幅狭部
2f リブ(下方突出)
2g 下横枠上面
2h リブ(上方突出)
2i リブ(上方突出)
2j 蝶番用ビス孔
2s 床パネル支持リブ(前面パネル)
20 前面パネル枠
22 前面開口部
21L 後方延設部
21R 後方延設部
21a 接合面
21b 蝶番用ビス孔
21c 固定用ビス孔
21d あて板
21e 固定用ビス孔
21s 床パネル支持リブ(後方延設部)
10 ルーバー窓
11 ルーバー枠
11a 上枠
11b 下枠
12 ルーバー
12a 水平部
12b ボルト孔
13 長尺ボルト
13a ボルト軸
14L 押え部材
14R 押え部材
15 押え部材
16 ナット
18 ビス(押え部材固定用)
S スペーサ
3L 左側パネル
3R 右側パネル
3a 上横桟
3b 下横桟
3c 縦桟
3d 縦桟
3e 接合面(前面パネル間)
3f 蝶番用ビス孔
3g 固定用ビス孔
3h 接合面(壁面間)
3i ボルト孔
3m 固定用ビス孔
3k 床パネル支持リブ(両側パネル)
3q 固定用ビス孔
30 左側(右側)パネル枠
31 側パネル板
41 蝶番(側パネル)
42 蝶番(床パネル)
43 ビス(固定用)
44 ビス(固定用)
45 ビス(固定用)
5 床パネル
5a 前枠
5b 後枠
5c 横枠
5d 蝶番用ビス孔
5e 固定用ビス孔
50 床パネル枠
50a ビス孔
50d ビス孔
51 床パネル板
51a 係合凹部
51b 係合凸部
52 縦桟
6 ブラケット
6a ボルト孔

Claims (5)

  1. 前面パネルに対して、左右両側パネル及び床パネルが回動自在に取り付けられてなることを特徴とする組立式バルコニー。
  2. 前記左右両側パネルは、組立状態において開方向への回動規制手段が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の組立式バルコニー。
  3. 前記左右両側パネルは、組立状態において前記床パネルを支持する支持部が設けられてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の組立式バルコニー。
  4. 前記左右両側パネルと前記床パネルとを組立状態において固定する固定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の組立式バルコニー。
  5. 前記前面パネルには、ルーバー窓が設けられており、
    前記ルーバー窓は、長手方向に亘り水平部を設けたルーバーを、前記水平部に開孔された孔に挿通された軸に軸支され複数積層してなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の組立式バルコニー。

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