JP2006048867A - 車載オーディオ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 楽曲情報が多く記憶されて普段は携帯して音楽を楽しむことができるデジタルプレイヤを、容易に、車に取り付けることができ、車中で、CDやカセット等を入れ替えなくても、ドライブ中に所望の音楽を楽しむことができる車載オーディオ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPを、抜差自在に差込む差込口2を備える。また、ポータブルプレイヤPと、差込口2の内部2aとの接触により、自動的に、ポータブルプレイヤPを、車10に搭載の電源3及びスピーカ4に電気的に接続すると共に、車10に搭載されたディスプレイ体5に電気的に接続しディスプレイ体5の画面上での操作・表示に切り換える自動切換手段9を、具備する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車載オーディオ装置に関するものである。
従来、所望のCD(コンパクトディスク)やカセットテープを車載プレイヤにセットし、車内のスピーカより音楽を流して、聴くことができる車載オーディオ装置が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−85276号公報
1枚のCDやカセットテープには、十数曲程度の曲しか記憶させられないので、ドライブ中に多くの音楽を楽しむためには、車に多くのCDやカセットテープを搭載しておき、頻繁に、CDやカセットテープを入れ替える必要がある。よって、作業が面倒であり、不便である。また、行楽地等に到着して音楽を楽しむには、ポータブルプレイヤを別途必要としていた。
そこで、本発明は、楽曲情報が多く記憶されて普段は携帯して音楽を楽しむことができるデジタルプレイヤを、容易に、車に取り付けることができ、車中で、CDやカセットテープを入れ替えなくても、ドライブ中に所望の音楽を楽しむことができる車載オーディオ装置を提供することを目的とする。
また、別途、ポータブルプレイヤを持つ必要がないようにすることを、他の目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る車載オーディオ装置は、楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤを、抜差自在に差込む差込口を備え、上記ポータブルプレイヤと、該差込口の内部との接触により、自動的に、該ポータブルプレイヤを、車に搭載の電源及びスピーカに電気的に接続すると共に、該車に搭載されたディスプレイ体に電気的に接続し該ディスプレイ体の画面上での操作・表示に切り換える自動切換手段を、具備する。
また、上記ポータブルプレイヤが上記車の上記差込口に差込まれると、上記ポータブルプレイヤに内蔵された電池部の電気の消費が、停止されるように構成されている。
また、複数種類のポータブルプレイヤの差込み部の横断面形状を、共通化し、さらに、該複数種類のポータブルプレイヤについて、その差込み部が上記差込口に差込まれると、車載の上記電源,スピーカ及びディスプレイ体の画面に自動的に切換わるように、上記自動切換手段を構成したものである。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
ポータブルプレイヤを、車載オーディオ装置の差込口に差込むだけで、自動的に、車載電源,スピーカ及びディスプレイ体に電気的に接続されるので、配線等の面倒な作業をしなくても、容易に、車中で、ポータブルプレイヤに記憶させた音楽を、十分な音量にて、かつ、高音質で、楽しむことができる。
そして、ハードディスク駆動装置又は半導体メモリには、非常に多くの楽曲情報(例えば、数千曲以上の楽曲)を記憶させておくことができるので、ドライブ中に、(CDやカセットテープ等のように、)頻繁に入れ替えなくても、所望の音楽を楽しむことができる。
しかも、このポータブルプレイヤは、差込口から取り外して使用することができるので、普段は、通勤や行楽地等にて、携帯して音楽を楽しむことができる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1,図2,図3,図4に示すように、本発明に係る車載オーディオ装置は、車10の運転席の近傍に据えつけられ、ハードディスク駆動装置(HDD)又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPを抜差自在に差込む差込口2を有するオーディオ装置本体1を、備える。このハードディスク駆動装置(HDD)又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPは、デジタルプレイヤと呼ばれることもある。
5は、運転席の前側に取り付けられたカーテレビ用やカーナビゲーション用あるいは各種情報を表示するディスプレイ体である。大きさは、図1のように比較的大きいものから、その数分の1の小さ目のもの(図示省略)も自由に選択できる。
ポータブルプレイヤPに内蔵されたHDD又は半導体メモリは、家庭等のパソコンによって、楽曲情報が、書込消去自在に記憶され、1台のポータブルプレイヤPに、一度に、数千乃至1万数千の楽曲を、記憶可能である。
ポータブルプレイヤPの外部ケース20は、薄い帯板形状を有し、その基端面21に、ヘッドホン19(またはイヤホン)のコードの入力端子が差込まれる出力部(ヘッドホンジャック)23と、ON−OFFスイッチ15と、を有し、先端面22に、装置本体1の差込口2の(後述する)入力・出力端子7a,7bに接触分離自在な出力・入力端子17a,17bを、有し、さらに、その正面に、選曲や音量調整等を行う操作部14と、曲名等を表示する表示部24と、が配設される。また、ケース20の側部に、パソコンから楽曲情報を転送するUSBケーブルやLANケーブル等の接続部が、配設される。
なお、操作部14,スイッチ15,出力部23は、位置変更自在であり、例えば、ケース20の側面部に配設されてもよい。
さらに、このポータブルプレイヤPは、楽曲情報の出力をヘッドホン19と(後述の)車載スピーカ4とのどちらかに切り換える制御切換回路11が、内蔵され、ケース20内において、制御切換回路11は、記憶部16,(充電池や乾電池等の)電池部13,スイッチ15,操作部14,表示部24,出力部23及び出力・入力端子17a,17bと、夫々(個別に)電気的に接続される。
ポータブルプレイヤPは、制御切換回路11の制御により、オーディオ装置本体1の差込口2に差込まれていない場合は、スイッチ15によるON−OFF切換と、操作部14による選曲・音量調整等の操作とが可能であり、かつ、ヘッドホン19で音楽を聴くことができる。
かつ、ポータブルプレイヤPは、制御切換回路11の制御により、差込口2に差込まれた場合は、電池部13の消費が停止し、かつ、スイッチ15・操作部14の操作が停止すると共に、(後述するように、)記憶部16とオーディオ装置本体1との間で楽曲情報の入出力が行われる。
次に、オーディオ装置本体1について説明すると、差込口2は、ポータブルプレイヤPのケース20の先端面22側が抜差自在となる横乃至縦方向細長形状であり、差込口2の内部2aは、ケース20の先端面22に当接され、ケース20の出力・入力端子17a,17bに対応するように配設された入力・出力端子7a,7bを、有する。ケース20の出力・入力端子17a,17bは、凹状で、装置本体1の入力・出力端子7a,7bは、凸状に形成される。あるいは、図示省略するが、凹凸を逆にして形成してもよい。
また、オーディオ装置本体1は、ポータブルプレイヤPと差込口2の内部2aとが接触すると、自動的に、ポータブルプレイヤPを、車載電源3及びスピーカ4に電気的に接続すると共に、車10に搭載されたディスプレイ体5に電気的に接続しディスプレイ体5の画面5a上での操作・表示に切り換える自動切換手段9を、具備する。
具体的には、自動切換手段9は、差込口2に差込まれたポータブルプレイヤPの先端面22が当接されたことを検出する検出部8と、装置本体1内において検出部8と電気的に接続され検出信号が送信されて車載電源3,車載スピーカ4…,ディスプレイ体5に切換える制御回路6と、を有する。
制御回路6は、装置本体1内にて、入力・出力端子7a,7bと電気的に接続されると共に、車載電源3,車載スピーカ4…,ディスプレイ体5と、夫々、配線33,34,35にて電気的に接続される。
また、検出部8は、例えば、差込口2の内部2aに形成された細長凹部内に配設されたコイルバネの弾発付勢力により、差込口2の内部2aに突出された小押圧体を有するプッシュボタン式切換部から、成る(図3,図4参照)。あるいは、検出部8を、差込口2の内部2aに上記先端面22が差込まれたことを電気的に検出し、制御回路6へ検出信号を送信するように構成してもよい。また、オーディオ装置本体1は、上記の差込口2の他に、CD,MD,カセットテープ等のオーディオソフトのプレイヤ機能を、備えて、使用可能としてもよい。
次に、車載オーディオ装置の使用方法及び作用について説明する。
図1,図3に於ては、ポータブルプレイヤPが、オーディオ装置本体1の差込口2に差込まれていない状態であり、このとき、スイッチ15をONにして、出力部23に接続されたヘッドホン19から、記憶部16に記憶された(書込まれた)楽曲を、聴くことができる。
また、操作部14で選曲・音量調整等の操作を行うことができ、それらの情報を表示部24で確認できる(図2参照)。
次いで、図4に示すように、ポータブルプレイヤPを、オーディオ装置本体1の差込口2に差込み、ポータブルプレイヤPの出力・入力端子17a,17bを、オーディオ装置本体1の入力・出力端子7a,7bに接続する。
このとき、オーディオ装置本体1において、矢印38のように、検出部8から制御回路6に検出信号が流れ、車載電源3の電力が、制御回路6へ供給される。すると、制御回路6から出力された制御信号が、矢印39のように、出力端子7b、及び、ポータブルプレイヤPの入力端子17bを介して、制御切換回路11へ送信されて、制御切換回路11が、電池部13の電力消費を停止させ、かつ、スイッチ15及び操作部14の操作を停止するように、制御する。
そして、記憶部16から出力された情報(データ)が、矢印40のように、制御切換回路11,出力端子17a、及び、オーディオ装置本体1の入力端子7aを介して、制御回路6に入力される。そして、スピーカ4…は、制御回路6から楽曲情報が送信されて、音楽を流し、ディスプレイ体5は、制御回路6から曲名等の情報が送信されて画面5aに表示される。
また、ディスプレイ体5の画面5aをタッチパネルとして、操作可能とすると、画面5a上で選曲や音量調整等の操作をでき、ディスプレイ体5から出力された信号が、矢印41のように、制御回路6に送信される。この信号による制御回路6の制御により、ポータブルプレイヤPの記憶部16やスピーカ4…へ、制御信号が送信され、選曲や音量調整等がなされる。
また、複数種類のポータブルプレイヤPの差込み部25の横断面形状を、共通化するように、構成してもよい。即ち、複数種類のポータブルプレイヤPに対して、その差込み部25の形状を、共通のオーディオ装置本体1の差込口2に、抜差自在となるように、形成する。また、上記出力・入力端子17a,17bが、装置本体1の入力・出力端子7a,7bに、夫々対応して接触するように、構成する。
さらに、複数種類のポータブルプレイヤPについて、その差込み部25がオーディオ装置本体1の差込口2に差込まれると、車載電源3,スピーカ4…及びディスプレイ体5の画面5aに自動的に切換わるように、自動切換手段9を構成するのもよい。
以上のような構成にすることにより、どのメーカーのポータブルプレイヤPでも、同一のオーディオ装置本体に差込んで、車内で音楽を楽しむことができる。
そして、車10内で、音楽を聴き終え、ポータブルプレイヤPを、オーディオ装置本体1の差込口2から抜取ると、(図1,図3に於て既述したように、)スイッチ15をONにして、出力部23に接続されたヘッドホン19で、操作部14で選曲・音量調整等の操作を行いながら、音楽を聴くことができ、それらの情報を表示部24で確認できる(図2参照)。
以上のように、本発明の車載オーディオ装置は、楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPを、抜差自在に差込む差込口2を備え、ポータブルプレイヤPと、差込口2の内部2aとの接触により、自動的に、ポータブルプレイヤPを、車10に搭載の電源3及びスピーカ4に電気的に接続すると共に、車10に搭載されたディスプレイ体5に電気的に接続しディスプレイ体5の画面5a上での操作・表示に切り換える自動切換手段9を、具備するので、ポータブルプレイヤPを、車10内の差込口2に差込んでセットするだけで、容易に、車載電源3,スピーカ4,ディスプレイ体5に電気的に接続されるので、配線等の面倒な作業をしなくても、車中で、音楽を、十分な音量にて、かつ、高音質で、楽しむことができる。
そして、ハードディスク駆動装置又は半導体メモリには、非常に多くのオーディオ情報(例えば、数千曲以上の楽曲)を記憶させておくことができるので、ドライブ中に、(CDやカセットテープ等のように、)頻繁に入れ替えなくても、所望の音楽を楽しむことができる。
しかも、このポータブルプレイヤPは、差込口2から取り外して使用することができるので、普段は、通勤や行楽地等にて携帯して音楽を楽しむことができる。
また、ポータブルプレイヤPが車10の差込口2に差込まれると、ポータブルプレイヤPに内蔵された電池部13の電気の消費が、停止されるように構成されるので、車10内で車載スピーカにて音楽を楽しんでいる間は、電池部13の蓄電が消耗することがなく、差込口2から取外して使用するために、電池部13を長持ちさせられ、好都合である。
また、複数種類のポータブルプレイヤPの差込み部25の横断面形状を、共通化し、さらに、複数種類のポータブルプレイヤPについて、その差込み部25が差込口2に差込まれると、車載の電源3,スピーカ4及びディスプレイ体5の画面5aに自動的に切換わるように、自動切換手段9を構成したので、どのメーカーのポータブルプレイヤPでも、同一のオーディオ装置本体に差込んで、車内で音楽を楽しむことができる。
本発明に係る車載オーディオ装置の実施の一形態を示す斜視図である。 ポータブルプレイヤを示す図であって、(a)は正面図で、(b)は平面図で、(c)は底面図である。 説明用ブロック図である。 説明用ブロック図である。
符号の説明
1 オーディオ装置本体
2 差込口
2a 内部
3 電源
4 スピーカ
5 ディスプレイ体
5a 画面
9 自動切換手段
10 車
13 電池部
25 差込み部
P ポータブルプレイヤ
本発明は、車載オーディオ装置に関するものである。
従来、所望のCD(コンパクトディスク)やカセットテープを車載プレイヤにセットし、車内のスピーカより音楽を流して、聴くことができる車載オーディオ装置が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−85276号公報
1枚のCDやカセットテープには、十数曲程度の曲しか記憶させられないので、ドライブ中に多くの音楽を楽しむためには、車に多くのCDやカセットテープを搭載しておき、頻繁に、CDやカセットテープを入れ替える必要がある。よって、作業が面倒であり、不便である。また、行楽地等に到着して音楽を楽しむには、ポータブルプレイヤを別途必要としていた。
そこで、本発明は、楽曲情報が多く記憶されて普段は携帯して音楽を楽しむことができるデジタルプレイヤを、容易に、車に取り付けることができ、車中で、CDやカセットテープを入れ替えなくても、ドライブ中に所望の音楽を楽しむことができる車載オーディオ装置を提供することを目的とする。
また、別途、ポータブルプレイヤを持つ必要がないようにすることを、他の目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る車載オーディオ装置は、楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤを、抜差自在に差込む差込口を備え、上記ポータブルプレイヤと、該差込口の内部との接触により、自動的に、該ポータブルプレイヤを、車に搭載の電源及びスピーカに電気的に接続すると共に、該車に搭載されたカーテレビ用又はカーナビゲーション用ディスプレイ体に電気的に接続し該ディスプレイ体の画面上での操作・表示に切り換える自動切換手段を、具備し、複数種類のポータブルプレイヤの差込み部の横断面形状を、共通化し、該複数種類のポータブルプレイヤから選択した1個のポータブルプレイヤの差込み部が上記差込口に差込まれると、車載の上記電源,スピーカ及びディスプレイ体の画面に自動的に切換わるように、上記自動切換手段を構成したものである。
また、車載オーディオ装置は、楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤを、抜差自在に差込む差込口を備え、上記ポータブルプレイヤと、該差込口の内部との接触により、自動的に、該ポータブルプレイヤを、車に搭載の電源及びスピーカに電気的に接続すると共に、該車に搭載されたカーテレビ用又はカーナビゲーション用ディスプレイ体に電気的に接続し該ディスプレイ体の画面上での操作・表示に切り換える自動切換手段を、具備し、かつ、上記ディスプレイ体の画面を、選曲や音量調整等の表示と操作を可能なタッチパネルとすると共に、複数種類のポータブルプレイヤの差込み部の横断面形状を、共通化し、該複数種類のポータブルプレイヤから選択した1個のポータブルプレイヤの差込み部が上記差込口に差込まれると、車載の上記電源,スピーカ及びディスプレイ体の画面に自動的に切換わるように、上記自動切換手段を構成したものである。
また、上記ポータブルプレイヤが上記車の上記差込口に差込まれると、上記ポータブルプレイヤに内蔵された電池部の電気の消費が、停止されるように構成されている
発明は、次のような著大な効果を奏する。
ポータブルプレイヤを、車載オーディオ装置の差込口に差込むだけで、自動的に、車載電源,スピーカ及びディスプレイ体に電気的に接続されるので、配線等の面倒な作業をしなくても、容易に、車中で、ポータブルプレイヤに記憶させた音楽を、十分な音量にて、かつ、高音質で、楽しむことができる。
そして、ハードディスク駆動装置又は半導体メモリには、非常に多くの楽曲情報(例えば、数千曲以上の楽曲)を記憶させておくことができるので、ドライブ中に、(CDやカセットテープ等のように、)頻繁に入れ替えなくても、所望の音楽を楽しむことができる。
しかも、このポータブルプレイヤは、差込口から取り外して使用することができるので、普段は、通勤や行楽地等にて、携帯して音楽を楽しむことができる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1,図2,図3,図4に示すように、本発明に係る車載オーディオ装置は、車10の運転席の近傍に据えつけられ、ハードディスク駆動装置(HDD)又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPを抜差自在に差込む差込口2を有するオーディオ装置本体1を、備える。このハードディスク駆動装置(HDD)又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPは、デジタルプレイヤと呼ばれることもある。
5は、運転席の前側に取り付けられたカーテレビ用やカーナビゲーション用あるいは各種情報を表示するディスプレイ体である。大きさは、図1のように比較的大きいものから、その数分の1の小さ目のもの(図示省略)も自由に選択できる。
ポータブルプレイヤPに内蔵されたHDD又は半導体メモリは、家庭等のパソコンによって、楽曲情報が、書込消去自在に記憶され、1台のポータブルプレイヤPに、一度に、数千乃至1万数千の楽曲を、記憶可能である。
ポータブルプレイヤPの外部ケース20は、薄い帯板形状を有し、その基端面21に、ヘッドホン19(またはイヤホン)のコードの入力端子が差込まれる出力部(ヘッドホンジャック)23と、ON−OFFスイッチ15と、を有し、先端面22に、装置本体1の差込口2の(後述する)入力・出力端子7a,7bに接触分離自在な出力・入力端子17a,17bを、有し、さらに、その正面に、選曲や音量調整等を行う操作部14と、曲名等を表示する表示部24と、が配設される。また、ケース20の側部に、パソコンから楽曲情報を転送するUSBケーブルやLANケーブル等の接続部が、配設される。
なお、操作部14,スイッチ15,出力部23は、位置変更自在であり、例えば、ケース20の側面部に配設されてもよい。
さらに、このポータブルプレイヤPは、楽曲情報の出力をヘッドホン19と(後述の)車載スピーカ4とのどちらかに切り換える制御切換回路11が、内蔵され、ケース20内において、制御切換回路11は、記憶部16,(充電池や乾電池等の)電池部13,スイッチ15,操作部14,表示部24,出力部23及び出力・入力端子17a,17bと、夫々(個別に)電気的に接続される。
ポータブルプレイヤPは、制御切換回路11の制御により、オーディオ装置本体1の差込口2に差込まれていない場合は、スイッチ15によるON−OFF切換と、操作部14による選曲・音量調整等の操作とが可能であり、かつ、ヘッドホン19で音楽を聴くことができる。
かつ、ポータブルプレイヤPは、制御切換回路11の制御により、差込口2に差込まれた場合は、電池部13の消費が停止し、かつ、スイッチ15・操作部14の操作が停止すると共に、(後述するように、)記憶部16とオーディオ装置本体1との間で楽曲情報の入出力が行われる。
次に、オーディオ装置本体1について説明すると、差込口2は、ポータブルプレイヤPのケース20の先端面22側が抜差自在となる横乃至縦方向細長形状であり、差込口2の内部2aは、ケース20の先端面22に当接され、ケース20の出力・入力端子17a,17bに対応するように配設された入力・出力端子7a,7bを、有する。ケース20の出力・入力端子17a,17bは、凹状で、装置本体1の入力・出力端子7a,7bは、凸状に形成される。あるいは、図示省略するが、凹凸を逆にして形成してもよい。
また、オーディオ装置本体1は、ポータブルプレイヤPと差込口2の内部2aとが接触すると、自動的に、ポータブルプレイヤPを、車載電源3及びスピーカ4に電気的に接続すると共に、車10に搭載されたディスプレイ体5に電気的に接続しディスプレイ体5の画面5a上での操作・表示に切り換える自動切換手段9を、具備する。
具体的には、自動切換手段9は、差込口2に差込まれたポータブルプレイヤPの先端面22が当接されたことを検出する検出部8と、装置本体1内において検出部8と電気的に接続され検出信号が送信されて車載電源3,車載スピーカ4…,ディスプレイ体5に切換える制御回路6と、を有する。
制御回路6は、装置本体1内にて、入力・出力端子7a,7bと電気的に接続されると共に、車載電源3,車載スピーカ4…,ディスプレイ体5と、夫々、配線33,34,35にて電気的に接続される。
また、検出部8は、例えば、差込口2の内部2aに形成された細長凹部内に配設されたコイルバネの弾発付勢力により、差込口2の内部2aに突出された小押圧体を有するプッシュボタン式切換部から、成る(図3,図4参照)。あるいは、検出部8を、差込口2の内部2aに上記先端面22が差込まれたことを電気的に検出し、制御回路6へ検出信号を送信するように構成してもよい。また、オーディオ装置本体1は、上記の差込口2の他に、CD,MD,カセットテープ等のオーディオソフトのプレイヤ機能を、備えて、使用可能としてもよい。
次に、車載オーディオ装置の使用方法及び作用について説明する。
図1,図3に於ては、ポータブルプレイヤPが、オーディオ装置本体1の差込口2に差込まれていない状態であり、このとき、スイッチ15をONにして、出力部23に接続されたヘッドホン19から、記憶部16に記憶された(書込まれた)楽曲を、聴くことができる。
また、操作部14で選曲・音量調整等の操作を行うことができ、それらの情報を表示部24で確認できる(図2参照)。
次いで、図4に示すように、ポータブルプレイヤPを、オーディオ装置本体1の差込口2に差込み、ポータブルプレイヤPの出力・入力端子17a,17bを、オーディオ装置本体1の入力・出力端子7a,7bに接続する。
このとき、オーディオ装置本体1において、矢印38のように、検出部8から制御回路6に検出信号が流れ、車載電源3の電力が、制御回路6へ供給される。すると、制御回路6から出力された制御信号が、矢印39のように、出力端子7b、及び、ポータブルプレイヤPの入力端子17bを介して、制御切換回路11へ送信されて、制御切換回路11が、電池部13の電力消費を停止させ、かつ、スイッチ15及び操作部14の操作を停止するように、制御する。
そして、記憶部16から出力された情報(データ)が、矢印40のように、制御切換回路11,出力端子17a、及び、オーディオ装置本体1の入力端子7aを介して、制御回路6に入力される。そして、スピーカ4…は、制御回路6から楽曲情報が送信されて、音楽を流し、ディスプレイ体5は、制御回路6から曲名等の情報が送信されて画面5aに表示される。
また、ディスプレイ体5の画面5aをタッチパネルとして、操作可能とすると、画面5a上で選曲や音量調整等の操作をでき、ディスプレイ体5から出力された信号が、矢印41のように、制御回路6に送信される。この信号による制御回路6の制御により、ポータブルプレイヤPの記憶部16やスピーカ4…へ、制御信号が送信され、選曲や音量調整等がなされる。
そして、複数種類のポータブルプレイヤPの差込み部25の横断面形状を、共通化する。即ち、複数種類のポータブルプレイヤPに対して、その差込み部25の形状を、共通のオーディオ装置本体1の差込口2に、抜差自在となるように、形成する。また、上記出力・入力端子17a,17bが、装置本体1の入力・出力端子7a,7bに、夫々対応して接触するように、構成する。
さらに、複数種類のポータブルプレイヤPについて、その差込み部25がオーディオ装置本体1の差込口2に差込まれると、車載電源3,スピーカ4…及びディスプレイ体5の画面5aに自動的に切換わるように、自動切換手段9を構成する。
以上のような構成にすることにより、どのメーカーのポータブルプレイヤPでも、同一のオーディオ装置本体に差込んで、車内で音楽を楽しむことができる。
そして、車10内で、音楽を聴き終え、ポータブルプレイヤPを、オーディオ装置本体1の差込口2から抜取ると、(図1,図3に於て既述したように、)スイッチ15をONにして、出力部23に接続されたヘッドホン19で、操作部14で選曲・音量調整等の操作を行いながら、音楽を聴くことができ、それらの情報を表示部24で確認できる(図2参照)。
以上のように、本発明の車載オーディオ装置は、楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPを、抜差自在に差込む差込口2を備え、ポータブルプレイヤPと、差込口2の内部2aとの接触により、自動的に、ポータブルプレイヤPを、車10に搭載の電源3及びスピーカ4に電気的に接続すると共に、車10に搭載されたカーテレビ用又はカーナビゲーション用ディスプレイ体5に電気的に接続しディスプレイ体5の画面5a上での操作・表示に切り換える自動切換手段9を、具備し、複数種類のポータブルプレイヤの差込み部の横断面形状を、共通化し、複数種類のポータブルプレイヤから選択した1個のポータブルプレイヤPの差込み部25が差込口2に差込まれると、車載の電源3,スピーカ4及びディスプレイ体5の画面5aに自動的に切換わるように、自動切換手段を構成したので、ポータブルプレイヤPを、車10内の差込口2に差込んでセットするだけで、容易に、車載電源3,スピーカ4,ディスプレイ体5に電気的に接続されるので、配線等の面倒な作業をしなくても、車中で、音楽を、十分な音量にて、かつ、高音質で、楽しむことができる。
そして、ハードディスク駆動装置又は半導体メモリには、非常に多くのオーディオ情報(例えば、数千曲以上の楽曲)を記憶させておくことができるので、ドライブ中に、(CDやカセットテープ等のように、)頻繁に入れ替えなくても、所望の音楽を楽しむことができる。
しかも、このポータブルプレイヤPは、差込口2から取り外して使用することができるので、普段は、通勤や行楽地等にて携帯して音楽を楽しむことができる。
かつ、どのメーカーのポータブルプレイヤPでも、同一のオーディオ装置本体に差込んで、車内で音楽を楽しむことができる。
また、車載オーディオ装置は、楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPを、抜差自在に差込む差込口2を備え、ポータブルプレイヤPと、差込口2の内部2aとの接触により、自動的に、ポータブルプレイヤPを、車10に搭載の電源3及びスピーカ4に電気的に接続すると共に、車10に搭載されたカーテレビ用又はカーナビゲーション用ディスプレイ体5に電気的に接続しディスプレイ体5の画面5a上での操作・表示に切り換える自動切換手段9を、具備し、かつ、ディスプレイ体5の画面5aを、選曲や音量調整等の表示と操作を可能なタッチパネルとすると共に、複数種類のポータブルプレイヤの差込み部の横断面形状を、共通化し、複数種類のポータブルプレイヤから選択した1個のポータブルプレイヤPの差込み部25が差込口2に差込まれると、車載の電源3,スピーカ4及びディスプレイ体5の画面5aに自動的に切換わるように、自動切換手段9を構成したので、ポータブルプレイヤPを、車10内の差込口2に差込んでセットするだけで、容易に、車載電源3,スピーカ4,ディスプレイ体5に電気的に接続されるので、配線等の面倒な作業をしなくても、車中で、音楽を、十分な音量にて、かつ、高音質で、楽しむことができる。
そして、ハードディスク駆動装置又は半導体メモリには、非常に多くのオーディオ情報(例えば、数千曲以上の楽曲)を記憶させておくことができるので、ドライブ中に、(CDやカセットテープ等のように、)頻繁に入れ替えなくても、所望の音楽を楽しむことができる。
しかも、このポータブルプレイヤPは、差込口2から取り外して使用することができるので、普段は、通勤や行楽地等にて携帯して音楽を楽しむことができる。
さらに、ディスプレイ体5の画面5aをタッチパネルとすることで、選曲や音量調整等の表示と、操作をすることができる。
かつ、どのメーカーのポータブルプレイヤPでも、同一のオーディオ装置本体に差込んで、車内で音楽を楽しむことができる。
また、ポータブルプレイヤPが車10の差込口2に差込まれると、ポータブルプレイヤPに内蔵された電池部13の電気の消費が、停止されるように構成されるので、車10内で車載スピーカにて音楽を楽しんでいる間は、電池部13の蓄電が消耗することがなく、差込口2から取外して使用するために、電池部13を長持ちさせられ、好都合である
本発明に係る車載オーディオ装置の実施の一形態を示す斜視図である。 ポータブルプレイヤを示す図であって、(a)は正面図で、(b)は平面図で、(c)は底面図である。 説明用ブロック図である。 説明用ブロック図である。
符号の説明
1 オーディオ装置本体
2 差込口
2a 内部
3 電源
4 スピーカ
5 ディスプレイ体
5a 画面
9 自動切換手段
10 車
13 電池部
25 差込み部
P ポータブルプレイヤ
本発明は、車載オーディオ装置に関するものである。
従来、所望のCD(コンパクトディスク)やカセットテープを車載プレイヤにセットし、車内のスピーカより音楽を流して、聴くことができる車載オーディオ装置が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−85276号公報
1枚のCDやカセットテープには、十数曲程度の曲しか記憶させられないので、ドライブ中に多くの音楽を楽しむためには、車に多くのCDやカセットテープを搭載しておき、頻繁に、CDやカセットテープを入れ替える必要がある。よって、作業が面倒であり、不便である。また、行楽地等に到着して音楽を楽しむには、ポータブルプレイヤを別途必要としていた。
そこで、本発明は、楽曲情報が多く記憶されて普段は携帯して音楽を楽しむことができるデジタルプレイヤを、容易に、車に取り付けることができ、車中で、CDやカセットテープを入れ替えなくても、ドライブ中に所望の音楽を楽しむことができる車載オーディオ装置を提供することを目的とする。
また、別途、ポータブルプレイヤを持つ必要がないようにすることを、他の目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る車載オーディオ装置は、楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤを、抜差自在に差込む差込口を備え、上記ポータブルプレイヤと、該差込口の内部との接触により、自動的に、該ポータブルプレイヤを、車に搭載の電源及びスピーカに電気的に接続すると共に、該車に搭載されたカーテレビ用又はカーナビゲーション用ディスプレイ体に電気的に接続し該ディスプレイ体の画面上での操作・表示に切り換える自動切換手段を、具備し、かつ、上記ディスプレイ体の画面を、選曲や音量調整等の表示と操作を可能なタッチパネルとすると共に、複数種類のポータブルプレイヤの差込み部の横断面形状を、共通化し、該複数種類のポータブルプレイヤから選択した1個のポータブルプレイヤの差込み部が上記差込口に差込まれると、車載の上記電源,スピーカ及びディスプレイ体の画面に自動的に切換わるように、上記自動切換手段を構成し、さらに、上記ポータブルプレイヤが上記車の上記差込口に差込まれると、上記ポータブルプレイヤに内蔵された電池部の電気の消費が、停止されるように構成されたものである。
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
ポータブルプレイヤを、車載オーディオ装置の差込口に差込むだけで、自動的に、車載電源,スピーカ及びディスプレイ体に電気的に接続されるので、配線等の面倒な作業をしなくても、容易に、車中で、ポータブルプレイヤに記憶させた音楽を、十分な音量にて、かつ、高音質で、楽しむことができる。
そして、ハードディスク駆動装置又は半導体メモリには、非常に多くの楽曲情報(例えば、数千曲以上の楽曲)を記憶させておくことができるので、ドライブ中に、(CDやカセットテープ等のように、)頻繁に入れ替えなくても、所望の音楽を楽しむことができる。
しかも、このポータブルプレイヤは、差込口から取り外して使用することができるので、普段は、通勤や行楽地等にて、携帯して音楽を楽しむことができる。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1,図2,図3,図4に示すように、本発明に係る車載オーディオ装置は、車10の運転席の近傍に据えつけられ、ハードディスク駆動装置(HDD)又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPを抜差自在に差込む差込口2を有するオーディオ装置本体1を、備える。このハードディスク駆動装置(HDD)又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPは、デジタルプレイヤと呼ばれることもある。
5は、運転席の前側に取り付けられたカーテレビ用やカーナビゲーション用あるいは各種情報を表示するディスプレイ体である。大きさは、図1のように比較的大きいものから、その数分の1の小さ目のもの(図示省略)も自由に選択できる。
ポータブルプレイヤPに内蔵されたHDD又は半導体メモリは、家庭等のパソコンによって、楽曲情報が、書込消去自在に記憶され、1台のポータブルプレイヤPに、一度に、数千乃至1万数千の楽曲を、記憶可能である。
ポータブルプレイヤPの外部ケース20は、薄い帯板形状を有し、その基端面21に、ヘッドホン19(またはイヤホン)のコードの入力端子が差込まれる出力部(ヘッドホンジャック)23と、ON−OFFスイッチ15と、を有し、先端面22に、装置本体1の差込口2の(後述する)入力・出力端子7a,7bに接触分離自在な出力・入力端子17a,17bを、有し、さらに、その正面に、選曲や音量調整等を行う操作部14と、曲名等を表示する表示部24と、が配設される。また、ケース20の側部に、パソコンから楽曲情報を転送するUSBケーブルやLANケーブル等の接続部が、配設される。
なお、操作部14,スイッチ15,出力部23は、位置変更自在であり、例えば、ケース20の側面部に配設されてもよい。
さらに、このポータブルプレイヤPは、楽曲情報の出力をヘッドホン19と(後述の)車載スピーカ4とのどちらかに切り換える制御切換回路11が、内蔵され、ケース20内において、制御切換回路11は、記憶部16,(充電池や乾電池等の)電池部13,スイッチ15,操作部14,表示部24,出力部23及び出力・入力端子17a,17bと、夫々(個別に)電気的に接続される。
ポータブルプレイヤPは、制御切換回路11の制御により、オーディオ装置本体1の差込口2に差込まれていない場合は、スイッチ15によるON−OFF切換と、操作部14による選曲・音量調整等の操作とが可能であり、かつ、ヘッドホン19で音楽を聴くことができる。
かつ、ポータブルプレイヤPは、制御切換回路11の制御により、差込口2に差込まれた場合は、電池部13の消費が停止し、かつ、スイッチ15・操作部14の操作が停止すると共に、(後述するように、)記憶部16とオーディオ装置本体1との間で楽曲情報の入出力が行われる。
次に、オーディオ装置本体1について説明すると、差込口2は、ポータブルプレイヤPのケース20の先端面22側が抜差自在となる横乃至縦方向細長形状であり、差込口2の内部2aは、ケース20の先端面22に当接され、ケース20の出力・入力端子17a,17bに対応するように配設された入力・出力端子7a,7bを、有する。ケース20の出力・入力端子17a,17bは、凹状で、装置本体1の入力・出力端子7a,7bは、凸状に形成される。あるいは、図示省略するが、凹凸を逆にして形成してもよい。
また、オーディオ装置本体1は、ポータブルプレイヤPと差込口2の内部2aとが接触すると、自動的に、ポータブルプレイヤPを、車載電源3及びスピーカ4に電気的に接続すると共に、車10に搭載されたディスプレイ体5に電気的に接続しディスプレイ体5の画面5a上での操作・表示に切り換える自動切換手段9を、具備する。
具体的には、自動切換手段9は、差込口2に差込まれたポータブルプレイヤPの先端面22が当接されたことを検出する検出部8と、装置本体1内において検出部8と電気的に接続され検出信号が送信されて車載電源3,車載スピーカ4…,ディスプレイ体5に切換える制御回路6と、を有する。
制御回路6は、装置本体1内にて、入力・出力端子7a,7bと電気的に接続されると共に、車載電源3,車載スピーカ4…,ディスプレイ体5と、夫々、配線33,34,35にて電気的に接続される。
また、検出部8は、例えば、差込口2の内部2aに形成された細長凹部内に配設されたコイルバネの弾発付勢力により、差込口2の内部2aに突出された小押圧体を有するプッシュボタン式切換部から、成る(図3,図4参照)。あるいは、検出部8を、差込口2の内部2aに上記先端面22が差込まれたことを電気的に検出し、制御回路6へ検出信号を送信するように構成してもよい。また、オーディオ装置本体1は、上記の差込口2の他に、CD,MD,カセットテープ等のオーディオソフトのプレイヤ機能を、備えて、使用可能としてもよい。
次に、車載オーディオ装置の使用方法及び作用について説明する。
図1,図3に於ては、ポータブルプレイヤPが、オーディオ装置本体1の差込口2に差込まれていない状態であり、このとき、スイッチ15をONにして、出力部23に接続されたヘッドホン19から、記憶部16に記憶された(書込まれた)楽曲を、聴くことができる。
また、操作部14で選曲・音量調整等の操作を行うことができ、それらの情報を表示部24で確認できる(図2参照)。
次いで、図4に示すように、ポータブルプレイヤPを、オーディオ装置本体1の差込口2に差込み、ポータブルプレイヤPの出力・入力端子17a,17bを、オーディオ装置本体1の入力・出力端子7a,7bに接続する。
このとき、オーディオ装置本体1において、矢印38のように、検出部8から制御回路6に検出信号が流れ、車載電源3の電力が、制御回路6へ供給される。すると、制御回路6から出力された制御信号が、矢印39のように、出力端子7b、及び、ポータブルプレイヤPの入力端子17bを介して、制御切換回路11へ送信されて、制御切換回路11が、電池部13の電力消費を停止させ、かつ、スイッチ15及び操作部14の操作を停止するように、制御する。
そして、記憶部16から出力された情報(データ)が、矢印40のように、制御切換回路11,出力端子17a、及び、オーディオ装置本体1の入力端子7aを介して、制御回路6に入力される。そして、スピーカ4…は、制御回路6から楽曲情報が送信されて、音楽を流し、ディスプレイ体5は、制御回路6から曲名等の情報が送信されて画面5aに表示される。
また、ディスプレイ体5の画面5aをタッチパネルとして、操作可能とすると、画面5a上で選曲や音量調整等の操作をでき、ディスプレイ体5から出力された信号が、矢印41のように、制御回路6に送信される。この信号による制御回路6の制御により、ポータブルプレイヤPの記憶部16やスピーカ4…へ、制御信号が送信され、選曲や音量調整等がなされる。
そして、複数種類のポータブルプレイヤPの差込み部25の横断面形状を、共通化する。即ち、複数種類のポータブルプレイヤPに対して、その差込み部25の形状を、共通のオーディオ装置本体1の差込口2に、抜差自在となるように、形成する。また、上記出力・入力端子17a,17bが、装置本体1の入力・出力端子7a,7bに、夫々対応して接触するように、構成する。
さらに、複数種類のポータブルプレイヤPについて、その差込み部25がオーディオ装置本体1の差込口2に差込まれると、車載電源3,スピーカ4…及びディスプレイ体5の画面5aに自動的に切換わるように、自動切換手段9を構成する。
以上のような構成にすることにより、どのメーカーのポータブルプレイヤPでも、同一のオーディオ装置本体に差込んで、車内で音楽を楽しむことができる。
そして、車10内で、音楽を聴き終え、ポータブルプレイヤPを、オーディオ装置本体1の差込口2から抜取ると、(図1,図3に於て既述したように、)スイッチ15をONにして、出力部23に接続されたヘッドホン19で、操作部14で選曲・音量調整等の操作を行いながら、音楽を聴くことができ、それらの情報を表示部24で確認できる(図2参照)。
以上のように、本発明の車載オーディオ装置は、楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤPを、抜差自在に差込む差込口2を備え、ポータブルプレイヤPと、差込口2の内部2aとの接触により、自動的に、ポータブルプレイヤPを、車10に搭載の電源3及びスピーカ4に電気的に接続すると共に、車10に搭載されたカーテレビ用又はカーナビゲーション用ディスプレイ体5に電気的に接続しディスプレイ体5の画面5a上での操作・表示に切り換える自動切換手段9を、具備し、かつ、ディスプレイ体5の画面5aを、選曲や音量調整等の表示と操作を可能なタッチパネルとすると共に、複数種類のポータブルプレイヤの差込み部の横断面形状を、共通化し、複数種類のポータブルプレイヤから選択した1個のポータブルプレイヤPの差込み部25が差込口2に差込まれると、車載の電源3,スピーカ4及びディスプレイ体5の画面5aに自動的に切換わるように、自動切換手段9を構成し、さらに、ポータブルプレイヤPが車10の差込口2に差込まれると、ポータブルプレイヤPに内蔵された電池部13の電気の消費が、停止されるように構成されるので、ポータブルプレイヤPを、車10内の差込口2に差込んでセットするだけで、容易に、車載電源3,スピーカ4,ディスプレイ体5に電気的に接続されるので、配線等の面倒な作業をしなくても、車中で、音楽を、十分な音量にて、かつ、高音質で、楽しむことができる。
そして、ハードディスク駆動装置又は半導体メモリには、非常に多くのオーディオ情報(例えば、数千曲以上の楽曲)を記憶させておくことができるので、ドライブ中に、(CDやカセットテープ等のように、)頻繁に入れ替えなくても、所望の音楽を楽しむことができる。
しかも、このポータブルプレイヤPは、差込口2から取り外して使用することができるので、普段は、通勤や行楽地等にて携帯して音楽を楽しむことができる。
さらに、ディスプレイ体5の画面5aをタッチパネルとすることで、選曲や音量調整等の表示と、操作をすることができる。
かつ、どのメーカーのポータブルプレイヤPでも、同一のオーディオ装置本体に差込んで、車内で音楽を楽しむことができる。
また、車10内で車載スピーカにて音楽を楽しんでいる間は、電池部13の蓄電が消耗することがなく、差込口2から取外して使用するために、電池部13を長持ちさせられ、好都合である。
本発明に係る車載オーディオ装置の実施の一形態を示す斜視図である。 ポータブルプレイヤを示す図であって、(a)は正面図で、(b)は平面図で、(c)は底面図である。 説明用ブロック図である。 説明用ブロック図である。
符号の説明
1 オーディオ装置本体
2 差込口
2a 内部
3 電源
4 スピーカ
5 ディスプレイ体
5a 画面
9 自動切換手段
10 車
13 電池部
25 差込み部
P ポータブルプレイヤ

Claims (3)

  1. 楽曲情報を書込消去自在なハードディスク駆動装置又は半導体メモリ内蔵型ポータブルプレイヤ(P)を、抜差自在に差込む差込口(2)を備え、
    上記ポータブルプレイヤ(P)と、該差込口(2)の内部(2a)との接触により、自動的に、該ポータブルプレイヤ(P)を、車(10)に搭載の電源(3)及びスピーカ(4)に電気的に接続すると共に、該車(10)に搭載されたディスプレイ体(5)に電気的に接続し該ディスプレイ体(5)の画面(5a)上での操作・表示に切り換える自動切換手段(9)を、具備することを特徴とする車載オーディオ装置。
  2. 上記ポータブルプレイヤ(P)が上記車(10)の上記差込口(2)に差込まれると、上記ポータブルプレイヤ(P)に内蔵された電池部(13)の電気の消費が、停止されるように構成された請求項1記載の車載オーディオ装置。
  3. 複数種類のポータブルプレイヤ(P)の差込み部(25)の横断面形状を、共通化し、
    さらに、該複数種類のポータブルプレイヤ(P)について、その差込み部(25)が上記差込口(2)に差込まれると、車載の上記電源(3),スピーカ(4)及びディスプレイ体(5)の画面(5a)に自動的に切換わるように、上記自動切換手段(9)を構成した請求項1又は2記載の車載オーディオ装置。
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