JP2006048015A - 表示装置及びそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ゴーストとよばれる表示不良の発生を防止する表示装置及びその駆動方法、並びにテレビジョン装置を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、従来は1つであったゲート用制御信号(GWE)を、第1のゲート用制御信号(GWE1)と第2のゲート用制御信号(GWE2)の2つに分ける、又は、従来用いていた1つのゲート用制御信号(GWE)に加えて、パルス幅制御信号(PWC)を用いることで、ソースドライバが画素にビデオ信号を出力する期間と、消去用のゲートドライバがゲート線を選択する期間とが重ならないように設定する。そして、消去動作を行う画素に対してビデオ信号の書き込みが行われないようにすることで、ゴーストとよばれる表示不良の発生を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子を含む表示装置及びその駆動方法、テレビジョン装置に関する。
また本発明は、発光素子を含む表示装置を用いた電子機器に関する。
近年、EL(Electro Luminescence)素子を代表とする発光素子を含む表示装置の開発が進められ、自発光型ゆえの高画質、広視野角、薄型、軽量等の利点を活かして、幅広い利用が期待されている。
発光素子を含む表示装置において、新規の駆動方法および回路を用いることにより、デューティ比(発光期間と、発光期間と非発光期間の合計の期間との比)の低下に起因した、輝度不足を始めとした問題点を改善することを目的とするものがある(例えば、特許文献1参照)。上記の特許文献1は、1ゲート信号線選択期間内に、異なる複数段の画素に信号を書き込む点に特徴がある。それにより、ある段の画素において、信号を入力してから次の信号を入力するまでの時間を、画素への書き込み時間を確保した上である程度任意に設定することにより、サステイン(点灯)期間を任意に設定し、高デューティ比を実現する。また、リセット線を設けることなく、電気光学装置の多階調表示を時間階調方式により行う方法を提供するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−324958号公報 特開2002−175047号公報
上記の特許文献1、2の駆動方法を採用すると、ゴーストとよばれる表示不良が発生することがあった。ゴーストとは、例えば、表示画面の中央に画像(ここでは白いボックスとする)を表示する際に、その上下に、同じ画像が表示されてしまう現象である(図15参照)。このようなゴーストとよばれる表示不良の発生は、ソースドライバが画素にビデオ信号を出力する期間と、消去用の第2のゲートドライバがゲート線を選択する期間(ここではi行目のゲート線とする)とが重なった期間(図面ではTkで示す)が生じてしまい、消去動作を行う画素に対してビデオ信号の書き込みが行われてしまうことが原因である(図16参照)。上記の実情を鑑み、本発明は、ゴーストとよばれる表示不良の発生を防止する表示装置及びその駆動方法、並びにテレビジョン装置を提供することを課題とする。
本発明は、従来は1つであったゲート用制御信号(GWE)を、第1のゲート用制御信号(GWE1)と第2のゲート用制御信号(GWE2)の2つに分けることで、ソースドライバが画素にビデオ信号を出力する期間と、消去用のゲートドライバがゲート線を選択する期間とが重ならないように設定する。そして、消去動作を行う画素に対してビデオ信号の書き込みが行われないようにすることで、ゴーストとよばれる表示不良の発生を防止する。
本発明は、従来用いていた1つのゲート用制御信号(GWE)に加えて、パルス幅制御信号(PWC)を用いることで、ソースドライバが画素にビデオ信号を出力する期間と、消去用のゲートドライバがゲート線を選択する期間とが重ならないように設定する。そして、消去動作を行う画素に対してビデオ信号の書き込みが行われないようにすることで、ゴーストとよばれる表示不良の発生を防止する。
本発明の表示装置は、複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、制御信号発生回路を有する。複数の画素の各々は、発光素子と、画素に対するビデオ信号の入力を制御するスイッチング用トランジスタ(第1のトランジスタ)と、発光素子の発光と非発光を制御する駆動用トランジスタ(第2のトランジスタ)と、ビデオ信号を保持する容量素子とを有する。ソースドライバは、パルス出力回路と、ラッチ回路と、制御信号発生回路から出力されるソース用制御信号に基づき動作する選択回路とを有する。
第1のゲートドライバと第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、制御信号発生回路から出力される第1のゲート用制御信号と第2のゲート用制御信号に基づき動作するバッファ回路とを有する。
または、第1のゲートドライバと第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、制御信号発生回路から出力されるゲート用制御信号とパルス幅制御信号に基づき動作するバッファ回路とを有する。
上記構成を有する表示装置において、バッファ回路は、少なくとも3つの入力ノードと、1つの出力ノードとを有する。そして、3つの入力ノードのうち、1つはパルス出力回路に接続し、1つは第1のゲート用制御信号線を介して制御信号発生回路に接続し、残りの1つは第2のゲート用制御信号線を介して制御信号発生回路に接続し、出力ノードはゲート線に接続する。
または、上記構成を有する表示装置において、バッファ回路は、3つの入力ノードのうち、1つはパルス出力回路に接続し、1つはゲート用制御信号線に接続し、残りの1つはパルス幅制御信号線に接続し、出力ノードはゲート線に接続する。
本発明の表示装置は、複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、信号を生成する回路(制御信号発生回路に相当)を有する。複数の画素の各々は、発光素子と、画素に対するビデオ信号の入力を制御する第1のトランジスタ(スイッチング用トランジスタに相当)と、発光素子の発光と非発光を制御する第2のトランジスタ(駆動用トランジスタに相当)と、ビデオ信号を保持する容量素子とを有する。ソースドライバは、パルス出力回路と、ラッチ回路と、回路から出力される第1の信号に基づき動作する選択回路を有する。第1のゲートドライバと第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、信号を生成する回路から出力される第2の信号と第3の信号に基づき動作するバッファ回路を有する。
第1の信号は、ソース用制御信号に相当する。また、第2の信号と第3の信号は、第2の信号が第1のゲート用制御信号に相当し、第3の信号が第2のゲート用制御信号に相当する場合と、第2の信号がゲート用制御信号に相当し、第3の信号がパルス幅制御信号に相当する場合の2つの場合がある。
第1のゲートドライバと第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、回路から出力される第2の信号と第3の信号に基づき動作するバッファ回路を有する。バッファ回路は、少なくとも3つの入力ノードと、1つの出力ノードとを有する。3つの入力ノードのうち、1つはパルス出力回路に接続し、1つは第1の信号線(第1の制御信号線ともいう)を介して回路に接続し、残りの1つは第2の信号線(第2の制御信号線ともいう)を介して回路に接続する。また、出力ノードはゲート線に接続する。第1の信号線と第2の信号線は、第1の信号線が第1のゲート用制御信号線に相当し、第2の信号線が第2のゲート用制御信号線に相当する場合と、第1の信号線がゲート用制御信号線に相当し、第2の信号線がパルス幅制御信号線に相当する場合の2つの場合がある。
第1のゲート用制御信号と第2のゲート用制御信号は、第1の電位のときの第1の期間と、第2の電位のときの第2の期間の長さが異なる信号である。また、パルス幅制御信号は、第1の電位のときの第1の期間と、第2の電位のときの第2の期間の長さが異なる信号である。第1の電位と第2の電位の一方の電位は、Hレベルの信号の電位に相当し、第1の電位と第2の電位の他方の電位は、Lレベルの信号の電位に相当する。
本発明の表示装置は、複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、制御信号発生回路を有する。1フレーム期間は書き込み期間と点灯期間を有し、書き込み期間は複数のゲート選択期間を有し、複数のゲート選択期間の各々は第1のサブゲート選択期間と第2のサブゲート選択期間を有する。
第1のサブゲート選択期間において、制御信号発生回路から伝達される第1のゲート用制御信号と第2のゲート用制御信号、又はゲート用制御信号とパルス幅制御信号に基づき、第1のゲートドライバが含むバッファ回路は動作状態となり、第2のゲートドライバが含むバッファ回路はハイインピーダンス状態となり、第1のゲートドライバが含むバッファ回路は第1のゲート線を選択する。また、制御信号発生回路から伝達されるソース用制御信号に基づき、ソースドライバは第1のゲート線に接続するトランジスタを含む画素にビデオ信号を出力する。
第2のサブゲート選択期間において、制御信号発生回路から伝達される第1のゲート用制御信号と第2のゲート用制御信号、又はゲート用制御信号とパルス幅制御信号に基づき、第1のゲートドライバが含むバッファ回路はハイインピーダンス状態となり、第2のゲートドライバが含むバッファ回路は動作状態となり、第2のゲートドライバが含むバッファ回路は第2のゲート線を選択する。また、制御信号発生回路から伝達されるソース用制御信号に基づき、ソースドライバは第2のゲート線に接続するトランジスタを含む画素に消去信号を出力する。
そして、ソースドライバがビデオ信号を出力する期間と、第2のゲート線を選択する期間は重ならないことを特徴とする。
なお、ハイインピーダンス状態とは、回路の出力が電気的に接続されていない状態を指す。また、動作状態とは、ハイインピーダンス状態の反対の意味であり、回路の出力が電気的に接続された状態を指す。
上記構成を有する本発明により、ゴーストとよばれる表示不良の発生を防止することができる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の構成において、同じものを指す符号は異なる図面間で共通して用いる。
(実施の形態1)
本発明の表示装置は、画素10がマトリクス状に複数配置された画素領域40と、第1のゲートドライバ41と、第2のゲートドライバ42と、ソースドライバ43とを有する(図1参照)。第1のゲートドライバ41と第2のゲートドライバ42は、画素領域40を挟んで対向するように配置するか、画素領域40の上下左右の四方のうちの一方に配置する。
また、本発明の表示装置は、ソース用制御信号(SWE)と、第1の制御信号(Signal1)と、第2の制御信号(Signal2)とを生成する制御信号発生回路39とを有する。
制御信号発生回路39が発生する信号を具体的に説明すると、第1の制御信号(Signal1)が第1のゲート用制御信号(GWE1、GWE1B、GWE1BはGWE1の反転信号)であり、第2の制御信号(Signal2)が第2のゲート用制御信号(GWE2、GWE2B、GWE2BはGWE2の反転信号)の場合と、第1の制御信号(Signal1)がゲート用制御信号(GWE、GWEB、GWEBはGWEの反転信号)であり、第2の制御信号(Signal2)がパルス幅制御信号(PWC)の場合の合わせて2つの場合がある。
第1の制御信号が第1のゲート用制御信号(GWE1、GWE1B)であり、第2の制御信号が第2のゲート用制御信号(GWE2、GWE2B)の場合、制御信号発生回路39は、第1の制御信号線37を介してGWE1を出力し、第2の制御信号線38を介してGWE2を出力し、第1の制御信号線71を介してGWE1B(GWE1の反転信号)を出力し、第2の制御信号線72を介してGWE2B(GWE2の反転信号)を出力する。または、制御信号発生回路39は、第1の制御信号線37を介してGWE1Bを出力し、第2の制御信号線38を介してGWE2Bを出力し、第1の制御信号線71を介してGWE1を出力し、第2の制御信号線72を介してGWE2を出力する。
上記の2つの場合、第1の制御信号線37、71は第1のゲート用制御信号線ともよび、第2の制御信号線38、72は第2のゲート用制御信号線ともよぶ。また、第1のゲート用制御信号は、GWE1とGWE1Bの総称とし、第2のゲート用制御信号は、GWE2とGWE2Bの総称とする。なお、第1の制御信号線37と第2の制御信号線38、又は、第1の制御信号線71と第2の制御信号線72にインバータを設けることで、第1の制御信号線37、71に同じ信号(つまりGWE1又はGWE1B)を出力し、第2の制御信号線38、72に同じ信号(つまりGWE2又はGWE2B)を出力してもよい。
第1の制御信号がゲート用制御信号(GWE)であり、第2の制御信号がパルス幅制御信号(PWC)の場合、制御信号発生回路39は、第1の制御信号線37を介してGWEを出力し、第2の制御信号線38を介してPWCを出力し、第1の制御信号線71を介してGWEB(GWEの反転信号)を出力し、第2の制御信号線72を介してPWCを出力する。または、制御信号発生回路39は、第1の制御信号線37を介してGWEBを出力し、第2の制御信号線38を介してPWCを出力し、第1の制御信号線71を介してGWEを出力し、第2の制御信号線72を介してPWCを出力する。
上記の2つの場合、第1の制御信号線37、71はゲート用制御信号線ともよび、第2の制御信号線38、72はパルス幅制御信号線ともよぶ。また、ゲート用制御信号はGWEとGWEBの総称とする。なお、第1の制御信号線37又は71には、インバータを設けることで、第1の制御信号線37と71に同じ信号(つまりGWE又はGWEB)を出力してもよい。
画素10は、ソース線Sx(xは自然数、mは2以上の整数、1≦x≦m)と、ゲート線Gy(yは自然数、nは2以上の整数、1≦y≦n)が絶縁体を介して交差する領域に複数の素子を含む。また、画素10は、発光素子13と、容量素子16と、2つのトランジスタとを有する。2つのトランジスタのうち、1つは画素10に対するビデオ信号の入力を制御するスイッチング用トランジスタ11であり、もう1つは発光素子13の点灯(発光)と非点灯(非発光)を制御する駆動用トランジスタ12である。スイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12は共に電界効果型トランジスタであり、ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極の3つの端子を有する。
スイッチング用トランジスタ11のゲート電極はゲート線Gyに接続し、ソース電極及びドレイン電極の一方はソース線Sxに接続し、他方は駆動用トランジスタ12のゲート電極に接続する。駆動用トランジスタ12のソース電極及びドレイン電極の一方は電源線Vx(xは自然数、1≦x≦m)に接続し、他方は発光素子13の画素電極に接続する。発光素子13の対向電極は対向電源18に接続する。容量素子16は駆動用トランジスタ12のゲート電極とソース電極の間に設けられる。
駆動用トランジスタ12のソース電極(ソース、ソース領域ともいう)及びドレイン電極(ドレイン、ドレイン領域ともいう)の一方(電源線Vxに接続されている側のノードに相当)は、一定の電位に保たれている。また、発光素子13の対向電極は、配線を介して、対向電源18に接続されている。発光素子13の対向電極は、一定の電位に保たれている。
スイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12の導電型は制約されず、N型(Nチャネル型)とP型(Pチャネル型)のどちらの導電型でもよいが、図示する構成では、スイッチング用トランジスタ11はN型、駆動用トランジスタ12はP型の場合を示す。電源線Vxの電位と対向電源18の電位も制約されないが、発光素子13に順方向バイアス又は逆方向バイアスの電圧が印加されるように、互いに異なる電位に設定する。
上記構成を有する本発明の表示装置は、画素10に配置するトランジスタの個数が2つである点を特徴とする。上記特徴により、1つの画素10にレイアウトするトランジスタの個数が少なくし、またトランジスタの個数が少ないことから、必然的に配置する配線の本数を少なくすることができるため、高開口率、高精細化、高歩留まりを実現する。また、高開口率が実現すると、光を発する面積の増加に伴って、ある電圧に対する発光素子の輝度を下げることができる。つまり、ある電圧に対する発光素子の電流密度を下げることができる。従って、表示装置の駆動電圧を下げることができるため、表示装置の消費電力を削減することができる。また、表示装置の駆動電圧を下げることで、発光素子13の信頼性を向上させることができる。
また、本発明の表示装置は、駆動用トランジスタ12を線形領域で動作させることを特徴とする。上記特徴により、飽和領域で動作させる場合と比較すると、表示装置自体の駆動電圧を低くすることができるため、消費電力を削減することができる。
スイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12を構成する半導体は、非晶質半導体(アモルファスシリコン)、微結晶半導体、多結晶半導体(ポリシリコン)、有機半導体等のいずれもよい。微結晶半導体は、シランガス(SiH4)とフッ素ガス(F2)を用いて形成するか、シランガスと水素ガスを用いて形成するか、上記に挙げたガスを用いて薄膜を形成後にレーザ光の照射を行って形成するとよい。
スイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12のゲート電極は、導電性材料により単層又は積層で形成する。例えば、タングステン(W)、窒化タングステン(WN、タングステン(W)と窒素(N)の組成比は制約されない)の積層構造や、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、Moの積層構造、Mo、窒化モリブデン(MoN、モリブデン(Mo)と窒素(N)の組成比は制約されない)の積層構造を採用するとよい。
スイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12が含む不純物領域(ソース電極とドレイン電極)に接続する導電層(ソースドレイン配線)は、導電性材料により単層又は積層で形成する。例えば、チタン(Ti)、アルミニウムシリコン(Al−Si、珪素(Si)が添加されたアルミニウム(Al)に相当する)、Tiの積層構造、Mo、Al−Si、Moの積層構造、MoN、Al−Si、MoNの積層構造を採用するとよい。または、アルミニウムを主成分としニッケルを含む材料、又は、アルミニウムを主成分とし、ニッケルと、炭素と珪素の一方又は両方とを含む合金材料を用いて形成するとよい。
ソースドライバ43は、パルス出力回路44、ラッチ回路45及び選択回路46を有する。ラッチ回路45は第1のラッチ回路47と第2のラッチ回路48を有する。
選択回路46は、制御信号発生回路39から出力されるソース用制御信号(SWE)に基づき動作するものであり、消去用トランジスタ49と、アナログスイッチ50を有する。消去用トランジスタ49とアナログスイッチ50は、ソース線Sxに対応して、各列に設けられる。インバータ51は、ソース用制御信号の反転信号を生成するためのものであり、外部からソース用制御信号の反転信号を供給する場合には設けなくてもよい。消去用トランジスタ49のゲート電極はソース用制御信号線52を介して制御信号発生回路39に接続し、ソース電極及びドレイン電極の一方はソース線Sxに接続し、他方は消去用電源53に接続する。
アナログスイッチ50は、第2のラッチ回路48とソース線Sxの間に設けられる。アナログスイッチ50の入力ノードは第2のラッチ回路48に接続し、出力ノードはソース線Sxに接続する。アナログスイッチ50の2つの制御ノードは、一方はソース用制御信号線52に接続し、他方はインバータ51を介してソース用制御信号線52に接続する。
消去用電源53は、画素10が含む駆動用トランジスタ12をオフにする電位を供給するものであり、駆動用トランジスタ12がN型の場合は消去用電源53の電位をLレベルとし、駆動用トランジスタ12がP型の場合は消去用電源53の電位をHレベルとする。
ソースドライバ43が含むパルス出力回路44は、複数のフリップフロップ回路からなるシフトレジスタに相当する。ソースドライバ43の構成は上記の記載に制約されず、レベルシフタやバッファ、保護回路などを設けてもよい。
パルス出力回路44には、クロック信号(図面ではSCKと表記)、クロック反転信号(図面ではSCKBと表記)及びスタートパルス(図面ではSSPと表記)が入力され、これらの信号のタイミングに従って、第1のラッチ回路47にサンプリングパルスを出力する。
データ(図面ではDATAと表記)が入力される第1のラッチ回路47は、サンプリングパルスが入力されるタイミングに従って、1列目から最終列目までビデオ信号を保持する。第2のラッチ回路48は、ラッチパルス(図面ではSLATと表記)が入力されると、第1のラッチ回路47に保持されていたビデオ信号を、一斉に第2のラッチ回路48に転送する。
第1のゲートドライバ41はパルス出力回路54とバッファ回路55を有する。第2のゲートドライバ42はパルス出力回路56とバッファ回路57を有する。バッファ回路55、57の各々は、制御信号発生回路39から出力される第1の制御信号(Signal1)と第2の制御信号(Signal2)に基づき動作する。バッファ回路55、57の各々は少なくとも3つの入力ノードと1つの出力ノードを有する。3つの入力ノードのうち、1つはパルス出力回路54又はパルス出力回路56に接続し、1つは第1の制御信号線37、71を介して制御信号発生回路39に接続し、残りの1つは第2の制御信号線38、72を介して制御信号発生回路39に接続する。出力ノードはゲート線Gyに接続する。バッファ回路55とバッファ回路57は、第1の制御信号と第2の制御信号に基づき、一方が動作状態となり、他方がハイインピーダンス状態となる。
なお、バッファ回路55、57は、少なくとも3つ以上の入力ノードを有する。但し、バッファ回路55、57は、3つ以上の入力ノードを有していてもよい。
第1のゲートドライバ41が含むパルス出力回路54、第2のゲートドライバ42が含むパルス出力回路56は、複数のフリップフロップ回路からなるシフトレジスタやデコーダ回路に相当する。パルス出力回路54、56として、デコーダ回路を適用すれば、ゲート線Gyをランダムに選択することができる。ゲート線Gyをランダムに選択することができると、時間階調方式を適用した場合に生じる疑似輪郭の発生を抑制することができる。また、第1のゲートドライバ41と第2のゲートドライバ42の構成も上記の記載に制約されず、レベルシフタやバッファを設けてもよい。また、第1のゲートドライバ41、第2のゲートドライバ42内に保護回路を設けてもよい。
パルス出力回路54、56がシフトレジスタの場合、パルス出力回路54には、クロック信号(図面ではG1CKと表記)、クロック反転信号(図面ではG1CKBと表記)、スタートパルス(図面ではG1SPと表記)が入力され、これらの信号のタイミングに従って、バッファ回路55に順次パルスを出力する。パルス出力回路56には、クロック信号(図面ではG2CKと表記)、クロック反転信号(図面ではG2CKBと表記)、スタートパルス(図面ではG2SPと表記)が入力され、これらの信号のタイミングに従って、バッファ回路57に順次パルスを出力する
次に、上記構成を有する本発明の表示装置の動作について図2のタイミングチャートを参照して説明する。
まず、第1の制御信号が第1のゲート用制御信号(GWE1)であり、第2の制御信号が第2のゲート用制御信号(GWE2)の場合について説明する。また、期間T1、T2をゲート選択期間の半分の期間とし、期間T1は第1のサブゲート選択期間、期間T2は第2のサブゲート選択期間とする。そして、GWE1がHレベルでGWE2がLレベルのときを期間T3、GWE1がLレベルでGWE2がHレベルのときを期間T4、GWE1とGWE2が共にLレベルのときを期間T5とし、期間T3〜T5における動作について説明する。
なお、図示するタイミングチャートにおいて、期間T1〜T4は、期間T1>期間T3、期間T2>期間T4を満たす。また、期間T5は、期間T3と期間T4の間に設けられている。GWE1は、Hレベル(第1の電位と第2の電位の一方の電位に相当)のときの期間(期間T3に相当)、Lレベル(第1の電位と第2の電位の他方の電位に相当)のときの期間(期間T1と期間T2の合計の期間から、期間T3をのぞいた期間)が異なる信号である。また、GWE2は、Hレベルのときの期間(期間T4に相当)、Lレベルのときの期間(期間T1と期間T2の合計の期間から、期間T4をのぞいた期間)が異なる信号である。一方、SWEは、Hレベルのときの期間(期間T1に相当)、Lレベルのときの期間(期間T2に相当)が同じ信号である。
期間T3において、第1のゲート用制御信号はHレベルであり、第2のゲート用制御信号はLレベルである。第1のゲート用制御信号と第2のゲート用制御信号に基づき、バッファ回路55とバッファ回路57の一方が動作状態となり、他方がハイインピーダンス状態となるが、ここでは、バッファ回路55が動作状態となり、バッファ回路57がハイインピーダンス状態になったとする。動作状態のバッファ回路55は、j行目(jは自然数)のゲート線Gjに、Hレベルの信号を伝達する。つまり、バッファ回路55は、ゲート線Gjを選択する。そうすると、ゲート線Gjに接続するスイッチング用トランジスタ11はオン状態となる。
また、このとき、ソース用制御信号はHレベルであり、消去用トランジスタ49はオフ状態、アナログスイッチ50は導通状態となる。そうすると、ソースドライバ43が第2のラッチ回路48に保持されたビデオ信号は、1行分が同時に複数の信号線S1〜Smに伝達される。つまり、ソースドライバ43は、ゲート線Gjに接続するトランジスタを含む画素に、ビデオ信号を出力する。
そうすると、ビデオ信号は駆動用トランジスタ12のゲート電極に伝達され、入力されたビデオ信号に従って、駆動用トランジスタ12はオン状態又はオフ状態となり、発光素子13が含む2つの電極は、互いに異なる電位又は同電位となる。具体的には、駆動用トランジスタ12がオン状態になると、発光素子13が含む2つの電極は互いに異なる電位となり、発光素子13に電流が流れる。一方、駆動用トランジスタ12がオフ状態になると、発光素子13が含む2つの電極は同電位となり、発光素子13に電流は流れない。このように、ビデオ信号に従って、駆動用トランジスタ12がオン状態又はオフ状態になり、発光素子13が含む2つの電極の電位が互いに異なる電位又は同電位となる動作は、書き込み動作とよぶ。
期間T5において、第1のゲート用制御信号はLレベルであり、第2のゲート用制御信号はLレベルである。このとき、ゲート線GyはLレベルにあり、書き込み動作も消去動作も行われない。
期間T4において、第1のゲート用制御信号はLレベルであり、第2のゲート用制御信号はHレベルである。ここでは、第1のゲートドライバ41が含むバッファ回路55はハイインピーダンス状態となり、第2のゲートドライバ42が含むバッファ回路57は動作状態になったとする。動作状態のバッファ回路57は、i行目(iは自然数)のゲート線Giに、Hレベルの信号を伝達する。つまり、バッファ回路57は、i行目のゲート線Giを選択する。そうすると、画素10が含むスイッチング用トランジスタ11はオン状態となる。
また、このとき、ソース用制御信号はLレベルであり、消去用トランジスタ49はオン状態、アナログスイッチ50は非導通状態となる。そうすると、複数の信号線S1〜Smは、各列に配置された消去用トランジスタ49を介して、消去用電源53と電気的に接続する。つまり、複数の信号線S1〜Smは、消去用電源53と同電位になる。つまり、ソースドライバ43が含む選択回路46は、ゲート線Giに接続するトランジスタを含む画素に、消去信号に相当する消去用電源53の電位を出力する。
そうすると、消去信号に相当する消去用電源53の電位は、駆動用トランジスタ12のゲート電極に伝達され、駆動用トランジスタ12はオフ状態となり、発光素子13が含む2つの電極は同電位となる。つまり、発光素子13が含む両電極間には電流が流れず非発光となる。消去用電源53の電位が駆動用トランジスタ12のゲート電極に伝達されて、当該スイッチング用トランジスタ11がオフ状態になり、発光素子13が含む2つの電極の電位が同電位になる動作は、消去動作とよぶ。
このように、ゲート線Gyは、期間T3において第1のゲートドライバ41により選択され、期間T4において第2のゲートドライバ42により選択される。つまり、ゲート線Gyは、第1のゲートドライバ41と第2のゲートドライバ42により、相補的に制御される。第1のサブゲート選択期間T1が含むT3と第2のサブゲート選択期間T2が含むT4の一方の期間で書き込み動作を行って、他方の期間で消去動作を行う。
上記の動作を行う本発明によると、消去用の第2のゲートドライバ42によりゲート線Gy(上記の形態ではi行目のゲート線Gi)を選択する期間と、ソースドライバ43がビデオ信号を出力する期間は重ならない。つまり、ソースドライバ43がビデオ信号を出力する期間であって、いずれのゲート線Gyを選択していない期間(図面ではT5で示す)が存在する。そのために、ゴーストとよばれる表示不良の発生を防止することができる。
次に、第1の制御信号がゲート用制御信号(GWE)であり、第2の制御信号がパルス幅制御信号(PWC)の場合について、図3のタイミングチャートを参照して説明する。また、期間T1、T2をゲート選択期間の半分の期間とし、そして、GWEがHレベルでPWCがLレベルのときを期間T3、GWEがLレベルでPWCがLレベルのときを期間T4、GWEがHレベル又はLレベルでPWCがHレベルのときを期間T5とし、期間T3〜T5における動作について説明する。
なお、図示するタイミングチャートにおいて、期間T1〜T4は、期間T1>期間T3、期間T2>期間T4を満たす。また、期間T5は、期間T3と期間T4の間に設けられている。GWEは、Hレベル(第1の電位と第2の電位の一方の電位に相当)のときの期間(期間T1に相当)、Lレベル(第1の電位と第2の電位の一方の電位に相当)のときの期間(期間T2に相当)が同じ信号である。また、SWEは、Hレベルのときの期間(期間T1に相当)、Lレベルのときの期間(期間T2に相当)が同じ信号である。また、PWCは、Lレベルのときの期間(期間T3に相当)と、Hレベルのときの期間(期間T5に相当)が異なる信号である。
期間T3において、バッファ回路55とバッファ回路57の一方が動作状態となり、他方がハイインピーダンス状態となるが、ここでは、バッファ回路55が動作状態となり、バッファ回路57がハイインピーダンス状態になったとする。動作状態のバッファ回路55は、j行目(jは自然数)のゲート線Gjに、Hレベルの信号を伝達する。つまり、バッファ回路55は、ゲート線Gjを選択する。また、このとき、ソース用制御信号はHレベルであり、ソースドライバ43は、ゲート線Gjに接続するトランジスタを含む画素に、ビデオ信号を出力する。
期間T5において、ゲート用制御信号はHレベル又はLレベルであり、パルス幅制御信号はHレベルである。このとき、ゲート線GyはLレベルにあり、書き込み動作も消去動作も行われない。
期間T4において、ここでは、第1のゲートドライバ41が含むバッファ回路55はハイインピーダンス状態となり、第2のゲートドライバ42が含むバッファ回路57は動作状態になったとする。動作状態のバッファ回路57は、i行目(iは自然数)のゲート線Giに、Hレベルの信号を伝達する。つまり、バッファ回路55は、i行目のゲート線Giを選択する。また、このとき、ソースドライバ43が含む選択回路46は、ゲート線Giに接続するトランジスタを含む画素に、消去信号に相当する消去用電源53の電位を出力する。
このように、ゲート線Gyは、期間T3において第1のゲートドライバ41により選択され、期間T4において第2のゲートドライバ42により選択される。つまり、ゲート線Gyは、第1のゲートドライバ41と第2のゲートドライバ42により、相補的に制御される。第1のサブゲート選択期間T1が含むT3と第2のサブゲート選択期間T2が含むT4の一方の期間で書き込み動作を行って、他方の期間で消去動作を行う。
上記の動作を行う本発明によると、消去用の第2のゲートドライバ42によりゲート線Gy(上記の形態ではi行目のゲート線Gi)を選択する期間と、ソースドライバ43がビデオ信号を出力する期間は重ならない。つまり、ソースドライバ43がビデオ信号を出力する期間であって、いずれのゲート線Gyを選択していない期間(図面ではT5で示す)が存在する。そのために、ゴーストとよばれる表示不良の発生を防止することができる。
また、このように、n行目(nは自然数)のゲート線は、第1のゲートドライバ41のn段目の出力と、第2のゲートドライバ42のn段目の出力により制御される。第1のゲートドライバ41と第2のゲートドライバ42のうち、一方は、書き込み動作が行われる画素行を選択するゲートドライバであり、他方は、消去動作が行われる画素行を選択するゲートドライバである。
また、上記のような動作を行う本発明は、発光素子13を強制的にオフにすることができるために、デューティ比の向上を実現する。さらに、発光素子13を強制的にオフにすることができるにも関わらず、容量素子16の電荷を放電するTFT(薄膜トランジスタ)を設ける必要がないために、高開口率を実現する。高開口率を実現すると、光を発する面積の増加に伴って、発光素子の輝度を下げることができる。つまり、駆動電圧を下げることができるため、消費電力を削減することができる。
なお、本発明は、ゲート選択期間を2分割する上記の形態に制約されない。ゲート選択期間を3つ以上に分割してもよい。
(実施の形態2)
本発明の表示装置の構成について図面を参照して説明する。本発明の表示装置は、1つ又は複数のモニター用発光素子66を含むモニター用回路64と、定電流源67と、バッファアンプ68とを有することを特徴とする(図1参照)。発光素子13とモニター用発光素子66は、同一の基板上に設けられており、同一の作製条件により、同一の工程で作成されたものであり、環境温度の変化と経時変化に対して同じ特性又はほぼ同じ特性を有する。1つ又は複数のモニター用発光素子66を含むモニター用回路64は、画素領域40内に設けてもよいし、それ以外の領域に設けてもよい。但し、モニター用回路64は、画像の表示に影響を及ぼさないように、画素領域40以外の領域に設けるとよい。定電流源67と、バッファアンプ68は、発光素子13とモニター用発光素子66と共に、同一の基板20上に設けられていてもよいし、別の基板上に設けられていてもよい。
モニター用発光素子66には定電流源67により一定の電流が供給される。この状態で環境温度の変化と経時変化が生じると、モニター用発光素子66自体の抵抗値が変化する。そうすると、モニター用発光素子66の電流値は常に一定なため、モニター用発光素子66の両電極間の電位差が変化する。
上記構成の場合、モニター用発光素子66が含む2つの電極のうち、対向電源18に接続する側の電極の電位は変化せず、モニター用発光素子66が含む2つの電極のうち、定電流源67に接続する側の電極(ここでは第1の電極とよぶ)の電位が変化する。変化したモニター用発光素子66の第1の電極の電位は、バッファアンプ68の入力端子に入力される。そして、バッファアンプ68は、出力端子から電位を出力し、当該電位は、駆動用トランジスタ12を介して、発光素子13の第1の電極に与えられる。
バッファアンプ68は、モニター用発光素子66の第1の電極の電位を発光素子13の第1の電極に伝達する際に、電位の変動を防止するために設けられている。バッファアンプ68のように、電位の変動を防止することが可能な回路ならば、バッファアンプ68ではなく、別の回路を用いてもよい。つまり、モニター用発光素子66の一方の電極の電位を発光素子13に伝達する際には、モニター用発光素子66と発光素子13の間に、電位の変動を防止するための回路を設けるが、そのような回路として、上記のバッファアンプ68に制約されず、どのような構成の回路を用いてもよい。上記構成を有する本発明は、環境温度の変化や経時変化による発光素子の電流値の変動を抑制して、信頼性を向上させることができる。
なお、バッファアンプ68は、電位の変動を防止する回路であり、このような回路は、入力された電位と同じ電位を出力する回路、入力される電位と出力する電位が同じ電位である回路、入力される電位に対応した電位を出力する回路とよぶことができる。図示する構成では、バッファアンプ68の反転入力端子と出力端子とが互いに接続されている。バッファアンプ68の入力端子はモニター用発光素子66(第2の発光素子とよぶことがある)の第1の電極に接続され、バッファアンプ68の出力端子は発光素子13(第1の発光素子とよぶことがある)の第1の電極に接続されている。モニター用発光素子66の第2の電極と発光素子13の第2の電極は、一定の電位に保たれている。
なお、モニター用発光素子66に電流が流れすぎないようにするために、モニター用発光素子66に直列に接続するリミッタ用トランジスタを設けてもよい。そして、リミッタ用トランジスタは常にオン状態にしておく。
また、発光素子13とモニター用発光素子66は、普通に動作させると、そのDuty比が異なるものとなる。具体的には、モニター用発光素子66のDuty比が100%である一方、発光素子13のDuty比は全白点灯を行ったとしても、70%程度となる。そうすると、発光素子13の総電流量と、モニター用発光素子66の総電流量が異なるため、モニター用発光素子66の経時変化の方が早く進んでしまう。従って、発光素子13とモニター用発光素子66の総電流量を同じにするために、抵抗素子を設けたり、外部に制御回路を設けたりしてもよい。
また、本発明の表示装置は、電源制御回路63を有することを特徴とする(図1参照)。電源制御回路63は、発光素子13に電源を供給する電源回路61と制御回路62を有する。電源回路61は、駆動用トランジスタ12と電源線Vxを介して発光素子13の画素電極に接続する。また、電源回路61は、電源線を介して、発光素子13の対向電極に接続する。
発光素子13の電流が画素電極から対向電極に向かって流れる場合、発光素子13に順方向バイアスの電圧を印加して、発光素子13を発光させるときは、電源線Vxの電位が、対向電源18の電位よりも高くなるように、電源線Vxと対向電源18の電位差を設定する。一方、発光素子13に逆方向バイアスの電圧を印加する際は、電源線Vxの電位が、対向電源18の電位よりも低くなるように、電源線Vxと対向電源18の電位を設定する。このような電源の設定は、制御回路62から電源回路61に所定の信号を供給して行う。
つまり、発光素子13の一方の電極は、駆動用トランジスタ12を介して電源線Vx(第1の電源線ともいう)に接続され、発光素子13の他方の電極は、第2の電源線を介して対向電源18に接続されている。電源制御回路63(単に回路ともいう)は、発光素子13に順方向バイアスの電圧、又は逆方向バイアスの電圧を印加するために、第1の電源線の電位と第2の電源線の電位を制御する。
電源制御回路63を用いて、発光素子13に逆方向バイアスの電圧を印加することで、発光素子13の経時劣化を抑制し、信頼性を向上させることができる。また、発光素子13は、異物の付着や、陽極又は陰極にある微細な突起によるピンホール、電界発光層の不均一性を起因として、陽極と陰極の短絡部が発生する初期不良が生じることがある。このような初期不良が発生すると、信号に応じた点灯及び非点灯が行われず、電流のほとんどすべてが短絡部を流れて素子全体が消光する現象が生じたり、特定の画素が点灯又は非点灯しない現象が生じたりして、画像の表示が良好に行われない。
しかしながら、本発明の構成によると、発光素子に逆方向バイアスを印加することができるため、陽極と陰極の短絡部のみに局所的に電流を流し、短絡部を発熱させ、その結果、短絡部を酸化又は炭化して絶縁化(高抵抗化)することができる。その結果、初期不良が生じても、その不良を解消し、画像の表示を良好に行うことができる。
なお、このような初期不良の絶縁化(高抵抗化)は、出荷前に行うとよい。また、初期不良だけでなく、時間の経過に伴い、新たに陽極と陰極の短絡部が発生することがある。このような不良は進行性不良とも呼ばれるが、本発明の構成によると、定期的に発光素子に逆方向バイアスを印加することができるので、進行性不良が生じても、その不良を解消し、画像の表示を良好に行うことができる。なお、発光素子13に逆方向バイアスの電圧を印加するタイミングには特に制約はない。
(実施の形態3)
本発明のゲートドライバの構成について図面を参照して説明する。第1のゲートドライバ41と第2のゲートドライバ42の構成は同じであり、ここでは、第1のゲートドライバ41の構成について説明する。
第1のゲートドライバ41は、パルス出力回路54とバッファ回路55を有する(図4参照)。また、パルス出力回路54とバッファ回路55の間に設けられたインバータ206、NAND207を有する。パルス出力回路54は複数の単位回路201を有し、バッファ回路55も複数の単位回路202を有する。パルス出力回路54は、GCK、GCKB、GSPに基づき、サンプリングパルスを下段に出力する。バッファ回路55は、パルス出力回路54の出力と、第1の制御信号(Signal1)と、第2の制御信号(Signal2)に基づき、ゲート線Gyを選択する。
パルス出力回路54を構成する単位回路201は、トランジスタ210〜218と、アナログスイッチ219と、インバータ220とを有する(図5参照)。
また、第1の制御信号(Signal1)が第1のゲート用制御信号であり、第2の制御信号(Signal2)が第2のゲート用制御信号の場合、バッファ回路55を構成する単位回路202は、NAND232、233と、インバータ231、234〜238と、トランジスタ240〜245と、レベルシフタ203、204と、保護回路205とを有する(図6参照)。
また、第1の制御信号(Signal1)がゲート用制御信号であり、第2の制御信号(Signal2)がパルス幅制御信号の場合、バッファ回路55を構成する単位回路202は、インバータ271〜274と、NAND275と、NOR276と、トランジスタ279、280と、レベルシフタ277、278と、保護回路281とを有する(図7参照)。
レベルシフタ203、204、277、278は、電圧を昇圧する回路である。保護回路205、281は、静電気に起因した素子の劣化や破壊を抑制することを目的として設けられるものである。保護回路205、281は、トランジスタ、抵抗素子、容量素子及び整流素子から選択された1種又は複数種から構成される。整流素子とは、整流性を有する素子であり、ゲート電極とドレイン電極が接続されたトランジスタ又はダイオードに相当する。
(実施の形態4)
本発明の表示装置の構成する画素10のレイアウトについて図8を参照して説明する。このレイアウトでは、スイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12、容量素子16、発光素子13の画素電極に相当する導電層19を示す。
次に、このレイアウトのA−B−Cに対応する断面構造について図9を参照して説明する。ガラスや石英などの絶縁表面を有する基板20上にスイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12、発光素子13、容量素子16が設けられている。
発光素子13は、画素電極に相当する導電層19、電界発光層33、対向電極に相当する導電層34の積層体に相当する。導電層19、34の両者が透光性を有する場合、発光素子13は、導電層19に向かう方向と、導電層34に向かう方向に光を発する。つまり発光素子13は両面出射を行う。また、導電層19、34の一方が透光性を有し、他方が遮光性を有する場合、発光素子13は導電層19に向かう方向のみか、導電層34に向かう方向のみに光を発する。つまり発光素子13は上面出射又は下面出射を行う。図示する構造では、発光素子13が下面出射を行う場合の断面構造を示す。
容量素子16は、駆動用トランジスタ12のゲート電極とソース電極の間に配置され、当該駆動用トランジスタ12のゲート・ソース間電圧を保持する。容量素子16は、スイッチング用トランジスタ11と駆動用トランジスタ12のゲート電極と同じ層に設けられた導電層22a、22b(以下総称して導電層22と表記)と、駆動用トランジスタ12のソースドレイン配線に相当する導電層26と、導電層22と導電層26の間の絶縁層により容量を形成する点を特徴とする。
また、容量素子16は、駆動用トランジスタ12のソースドレイン配線に相当する導電層26と、発光素子13の画素電極と同じ層に設けられた導電層36と、導電層26と導電層36との間の絶縁層により容量を形成する点を特徴とする。なお、図9のレイアウトに示すように、導電層35は導電層36に接続する。
上記特徴により、容量素子16は駆動用トランジスタ12のゲート・ソース間電圧を保持するのに十分な容量値を得ることができる。また、容量素子16は、電源線を構成する導電層の下部に設けられており、そのために、容量素子16の配置による開口率の減少は生じない。また、容量素子16に、スイッチング用トランジスタ11と駆動用トランジスタ12のゲート絶縁膜を用いていないため、ゲートリーク電流を減少させることができ、消費電力を削減することができる。
また、スイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12のソースドレイン配線に相当する導電層24〜27の厚さは、500乃至2000nm、好ましくは500乃至1300nmである点を特徴とする。導電層24〜27は、ソース線Sxや電源線Vxを構成しているため、上記特徴のように、導電層24〜27の膜厚を厚くすることで、電圧降下による影響を抑制することができる。なお、導電層24〜27を厚くすると配線抵抗を小さくすることができるが、逆に、導電層24〜27を厚くしすぎると、パターン加工を正確に行うことが困難になったり、表面の凸凹が問題になったりする。つまり、導電層24〜27の厚さは、配線抵抗と、パターン加工のし易さと表面の凸凹の影響とを考慮して、上記の範囲内で決定するとよい。
また、本発明の表示装置は、スイッチング用トランジスタ11、駆動用トランジスタ12を覆う絶縁層28、29(以下総称して第1の絶縁層30と表記)と、第1の絶縁層30上に設けられた第2の絶縁層31とを有し、第2の絶縁層31上に画素電極に相当する導電層19を有する点を特徴とする。仮に、第2の絶縁層31を設けないとすると、ソースドレイン配線に相当する導電層24〜27と、導電層19とは同じ層に設けることになる。そうすると、導電層19を設ける領域は、導電層24〜27を設けた領域以外に制約されてしまう。しかしながら、第2の絶縁層31を設けることにより、導電層19を設ける領域のマージンが広がり、高開口率を実現する。この構成は、上面出射の場合に特に有効である。高開口率を実現すると、光を発する面積の増加に伴って、駆動電圧を下げて、消費電力を削減することができる。
なお第1の絶縁層30と第2の絶縁層31は、酸化珪素や窒化珪素等の無機材料、ポリイミドやアクリル等の有機材料等を用いて形成する。第1の絶縁層30と第2の絶縁層31を同じ材料で形成してもよいし、互いに異なる材料で形成してもよい。また、シロキサン系の材料を用いてもよい。シロキサン系の材料とは、シリコンと酸素との結合で骨格構造が構成される。置換基に少なくとも水素を含む有機基(例えばアルキル基、芳香族炭化水素)が用いられる。置換基として、フルオロ基を用いてもよい。又は、置換基として、少なくとも水素を含む有機基とフルオロ基とを用いてもよい。
また、隔壁層(絶縁層、バンクともよぶ)32は、無機材料と有機材料のどちらの材料を用いて形成してもよい。但し、隔壁層32に接するように、発光素子13の電界発光層を設けるため、当該電界発光層にピンホールなどが生じないように、隔壁層32はその曲率半径が連続的に変化する形状を有するとよい。また、隔壁層32は、画素間の境界を明確にするために、遮光性を有する材料により形成するとよい。
(実施の形態5)
本発明の表示装置に適用することができる画素回路の例について説明する。
図10は、図1に示した画素10の駆動用トランジスタ12を削除して、新たに、トランジスタ92、93と、電源線Vax(xは自然数、1≦x≦l、lは自然数)とを設けた画素回路)である。電源線Vaxは電源94に接続する。本構成では、トランジスタ92のゲート電極を一定の電位に保持した電源線Vaxに接続することにより、トランジスタ92のゲート電極の電位を固定にし、なおかつ飽和領域で動作させる。また、トランジスタ93は線形領域で動作させて、そのゲート電極には、画素10の点灯又は非点灯の情報を含むビデオ信号を入力する。線形領域で動作するトランジスタ93のソースドレイン間電圧の値は小さいため、トランジスタ93のゲート・ソース間電圧の僅かな変動は、発光素子13に流れる電流値には影響を及ぼさない。従って、発光素子13に流れる電流値は、飽和領域で動作するトランジスタ92により決定される。上記構成を有する本発明は、トランジスタ92の特性バラツキに起因した発光素子13の輝度ムラを改善して画質を高めることができる。
つまり、トランジスタ92のゲート電極(ゲートともいう)は、電源線Vaxに接続され、一定の電位に保たれている。また、トランジスタ93のソース又はドレインの一方は、電源線Vxに接続され、一定の電位に保たれている。
また、上記以外の画素回路として、図示しないが、カレントミラー回路を適用した画素回路を用いてもよい。
本発明の表示装置には、アナログのビデオ信号、ディジタルのビデオ信号のどちらを用いてもよい。但し、ディジタルのビデオ信号を用いる場合、そのビデオ信号が電圧を用いているのか、電流を用いているのかで異なる。つまり、発光素子の発光時において、画素に入力されるビデオ信号は、電圧のものと、電流のものがある。ビデオ信号が電圧のものには、発光素子に印加される電圧が一定のものと、発光素子に流れる電流が一定のものとがある。ビデオ信号が電流のものには、発光素子に印加される電圧が一定のものと、発光素子に流れる電流が一定のものとがある。この発光素子に印加される電圧が一定のものは定電圧駆動であり、発光素子に流れる電流が一定のものは定電流駆動である。定電流駆動は、発光素子の抵抗変化によらず、一定の電流が流れる。本発明の表示装置には、定電流駆動と、定電圧駆動のどちらを用いてもよいが、ビデオ信号は電圧のものを用いる。
また、電界発光層には、一重項励起からの発光を呈する材料(以下一重項励起発光材料と表記)や、三重項励起からの発光を呈する材料(以下三重項励起発光材料と表記)を用いる。例えば、赤色に発光する発光素子、緑色に発光する発光素子及び青色に発光する発光素子のうち、輝度半減時間が比較的短い赤色のものを三重項励起発光材料で形成し、他のものを一重項励起発光材料で形成する。三重項励起発光材料は発光効率が良いので、同じ輝度を得るのに消費電力が少なくて済むという利点がある。
また、赤色のものと緑色のものとを三重項励起発光材料で形成し、青色のものを一重項励起発光材料で形成しても良い。人間の視感度が高い緑色の発光素子も三重項励起発光材料で形成することで、さらなる低消費電力化を図ることができる。なお三重項励起発光材料の一例としては、金属錯体をドーパントとして用いたものがあり、第三遷移系列元素である白金を中心金属とする金属錯体、イリジウムを中心金属とする金属錯体などがある。また、電界発光層には、低分子材料、中分子材料、高分子材料のいずれの材料を用いてもよい。
発光素子は、下から陽極、電界発光層、陰極を順に積層する順積み構造と、下から陰極、電界発光層、陽極を順に積層する逆積み構造のどちらを用いてもよい。発光素子が含む陽極又は陰極には、透光性を有するインジウム錫酸化物(ITO)や、酸化珪素が添加されたITO、インジウム亜鉛酸化物(IZO)、ガリウム(Ga)をドープした酸化亜鉛(GZO)などを用いるとよい。
また、発光素子は、陽極、電界発光層、電荷発生層、・・・、電界発光層、電荷発生層、・・・、電界発光層、陰極というように、陽極と陰極の間に電界発光層と電荷発生層を積層した構造でもよい。このような素子はタンデム素子ともよばれる。電荷発生層は、金属、酸化モリブデン等の無機半導体、リチウムをドープした有機化合物などからなる。
また、発光素子を含むパネルを用いてカラー表示を行う場合、発光波長帯の異なる電界発光層を画素毎に設けるとよく、典型的には、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色に対応した電界発光層を設けるとよい。この場合、赤、緑、青の各色に対応したモニター用発光素子66を設けて、各色に電源電位を補正するとよい。この場合、発光素子の光の出射側に、その発光波長帯の光を透過するフィルター(着色層)を設けた構成とすると、色純度の向上や、画素部の鏡面化(映り込み)の防止を図ることができる。また、フィルターを設けると、従来必要であるとされていた円偏光板等を省略することが可能となり、電界発光層から出射する光の損失を無くすことができる。さらに、斜方から画素領域を見た場合に起こる色調の変化を低減することができる。
また、電界発光層は単色又は白色の発光を呈する構成とすることができる。白色発光材料を用いる場合には、発光素子の光の出射側に特定の波長の光を透過するフィルターを設けた構成とすれば、カラー表示を行うことができる。
(実施の形態6)
本発明の表示装置の一形態である、画素領域40と、第1のゲートドライバ41と、第2のゲートドライバ42と、ソースドライバ43とを搭載したパネルについて説明する。基板20上には、発光素子13を含む画素を複数有する画素領域40、第1のゲートドライバ41、第2のゲートドライバ42、ソースドライバ43及び接続フィルム407が設けられる(図11(A)参照)。接続フィルム407は外部回路(ICチップ)と接続する。
図11(B)はパネルのA−Bにおける断面図を示し、画素領域40に設けられた駆動用トランジスタ12と発光素子13と容量素子16と、ソースドライバ43に設けられたCMOS回路410を示す。
画素領域40と第1のゲートドライバ41、第2のゲートドライバ42及びソースドライバ43の周囲にはシール材408が設けられ、発光素子13は、シール材408と対向基板406により封止される。この封止処理は、発光素子13を水分から保護するための処理であり、ここではカバー材(ガラス、セラミックス、プラスチック、金属等)により封止する方法を用いるが、熱硬化性樹脂や紫外光硬化性樹脂を用いて封止する方法、金属酸化物や窒化物等のバリア能力が高い薄膜により封止する方法を用いてもよい。基板20上に形成される素子は、非晶質半導体に比べて移動度等の特性が良好な結晶質半導体(ポリシリコン)により形成することが好適であり、そうすると、同一表面上におけるモノリシック化が実現される。上記構成を有するパネルは、接続する外部ICの個数が減少するため、小型・軽量・薄型が実現される。
また、図12はパネルのC−Dにおける断面図を示し、画素領域40に設けられた駆動用トランジスタ12と発光素子13と容量素子16と、第1のゲートドライバ41に設けられたCMOS回路412、第2のゲートドライバ42に設けられたCMOS回路411を示す。図示するパネルでは、第1のゲートドライバ41と第2のゲートドライバ42と重なるようにシール材408が設けられている点を特徴とする。上記特徴により、狭額縁化を実現する。
なお上記の図11、12に示す構成では、発光素子13の画素電極は透光性を有し、発光素子13の対向電極は遮光性を有する。従って、発光素子13は下面出射を行う。
また上記とは異なる構成として、発光素子13の画素電極は遮光性を有し、発光素子13の対向電極は透光性を有する場合がある(図13(A)参照)。この場合、発光素子13は上面出射を行う。
また上記とは異なる構成として、発光素子13の画素電極と、発光素子13の対向電極の両者が透光性を有する場合がある(図13(B)参照)。この場合、発光素子13は両面出射を行う。
下面出射と両面出射を行う場合は、駆動用トランジスタ12が含む不純物領域に接続する導電層(ソースドレイン配線)は、アルミニウム(Al)と、モリブデン(Mo)等の反射率の低い材料とを組み合わせたもので形成するとよい。具体的には、Mo、Al−Si、Moの積層構造、MoN、Al−Si、MoN等の積層構造を採用するとよい。そうすれば、発光素子から発せられた光がソースドレイン配線に反射することを防止することができ、光を外部に取り出すことができる。本発明の表示装置には、下面出射、上面出射、両面出射のいずれの構成を採用してもよい。
なお、図11、12に示す構成では、駆動用トランジスタ12のソースドレイン配線上に絶縁層を設けて、当該絶縁層上に発光素子13の画素電極を設けている。しかしながら、本発明はこの構成に制約されず、図13(A)(B)に示す構成のように、駆動用トランジスタ12のソースドレイン配線と同じ層に、発光素子13の画素電極が設けられてもよい。また、駆動用トランジスタ12のソースドレイン配線と、発光素子13の画素電極とが積層する部分は、図13(A)に示すように、駆動用トランジスタ12のソースドレイン配線が下層で、発光素子13の画素電極が上層でもよいし、図13(B)に示すように、発光素子13の画素電極が下層で、駆動用トランジスタ12のソースドレイン配線が上層でもよい。
なお、画素領域40は絶縁表面上に形成された非晶質半導体(アモルファスシリコン)をチャネル部としたTFT(薄膜トランジスタ)により構成し、第1のゲートドライバ41と、第2のゲートドライバ42と、ソースドライバ43とはICチップにより構成してもよい。ICチップは、COG方式により基板20上に貼り合わせたり、基板20に接続する接続フィルム407に貼り合わせたりしてもよい。非晶質半導体は、CVD法を用いることで、大面積の基板に簡単に形成することができ、かつ結晶化の工程が不要であることから、安価なパネルの提供を可能とする。また、この際、インクジェット法に代表される液滴吐出法により導電層を形成すると、より安価なパネルの提供を可能とする。
(実施の形態7)
発光素子を含む画素領域を備えた電子機器として、テレビジョン装置(単にテレビ、又はテレビジョン受信機ともよぶ)、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話装置(単に携帯電話機、携帯電話ともよぶ)、PDA等の携帯情報端末、携帯型ゲーム機、コンピュータ用のモニター、コンピュータ、カーオーディオ等の音響再生装置、家庭用ゲーム機等の記録媒体を備えた画像再生装置等が挙げられる。その具体例について、図14を参照して説明する。
携帯情報端末は、本体9201、表示部9202等を含んでいる(図14(A)参照)。表示部9202は、実施の形態1〜6で示すものを適用することができる。
デジタルビデオカメラは、表示部9701、表示部9702等を含んでいる(図14(B)参照)。表示部9701は、実施の形態1〜6で示すものを適用することができる。
携帯端末は、本体9101、表示部9102等を含んでいる(図14(C)参照)。表示部9102は、実施の形態1〜6で示すものを適用することができる。
携帯型のテレビジョン装置は、本体9301、表示部9302等を含んでいる(図14(D)参照)。表示部9302は、実施の形態1〜6で示すものを適用することができる。このようなテレビジョン装置は携帯電話などの携帯端末に搭載する小型のものから、持ち運びをすることができる中型のもの、また、大型のもの(例えば40インチ以上)まで、幅広く適用することができる。
携帯型のコンピュータは、本体9401、表示部9402等を含んでいる(図14(E)参照)。表示部9402は、実施の形態1〜6で示すものを適用することができる。
テレビジョン装置は、本体9501、表示部9502等を含んでいる(図14(F)参照)。表示部9502は、実施の形態1〜6で示すものを適用することができる。
上記に挙げた電子機器において、二次電池を用いているものは、消費電力を削減した分、電子機器の使用時間を長持ちさせることができ、二次電池を充電する手間を省くことができる。
表示装置の構成を説明する図。 タイミングチャートを示す図。 タイミングチャートを示す図。 ゲートドライバの構成を説明する図。 ゲートドライバの構成を説明する図。 ゲートドライバの構成を説明する図。 ゲートドライバの構成を説明する図。 表示装置の構成を説明する図。 表示装置の構成を説明する図。 表示装置の構成を説明する図。 表示装置の構成を説明する図。 表示装置の構成を説明する図。 表示装置の構成を説明する図。 電子機器の構成を説明する図。 ゴーストとよばれる表示不良を説明するための図。 タイミングチャートを示す図。
符号の説明
10 画素、11 スイッチング用トランジスタ
12 駆動用トランジスタ、13 発光素子
16 容量素子、18 対向電源
19 導電層、20 基板
37 第1の制御信号線、38 第2の制御信号線
39 制御信号発生回路、40 画素領域
41 第1のゲートドライバ、42 第2のゲートドライバ
43 ソースドライバ、44 パルス出力回路
45、47、48 ラッチ回路
46 選択回路、49 消去用トランジスタ
50 アナログスイッチ、51 インバータ
52 ソース用制御信号線、53 消去用電源
54、56 パルス出力回路、55、57 バッファ回路
58 インバータ、61 電源回路
62 制御回路、63 電源制御回路
64 モニター用回路、66 モニター用発光素子
67 定電流源、68 バッファアンプ
71 第1の制御信号線、72 第2の制御信号線
92、93 トランジスタ、94 電源

Claims (26)

  1. 複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、信号を生成する回路を有し、
    前記複数の画素の各々は、発光素子と、画素に対するビデオ信号の入力を制御する第1のトランジスタと、前記発光素子の発光と非発光を制御する第2のトランジスタと、前記ビデオ信号を保持する容量素子とを有し、
    前記ソースドライバは、パルス出力回路と、ラッチ回路と、前記信号を生成する回路から出力される第1の信号に基づき動作する選択回路を有し、
    前記第1のゲートドライバと前記第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、前記信号を生成する回路から出力される第2の信号と第3の信号に基づき動作するバッファ回路を有することを特徴とする表示装置。
  2. 複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、信号を生成する回路を有し、
    前記複数の画素の各々は、発光素子と、画素に対するビデオ信号の入力を制御する第1のトランジスタと、前記発光素子の発光と非発光を制御する第2のトランジスタと、前記ビデオ信号を保持する容量素子とを有し、
    前記ソースドライバは、パルス出力回路と、ラッチ回路と、前記信号を生成する回路から出力される前記第1の信号に基づき動作する選択回路を有し、
    前記第1のゲートドライバと前記第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、前記信号を生成する回路から出力される前記第2の信号と前記第3の信号に基づき動作するバッファ回路を有し、
    前記バッファ回路は、少なくとも3つの入力ノードと、1つの出力ノードとを有し、
    前記3つの入力ノードのうち、1つは前記パルス出力回路に接続し、1つは第1の信号線を介して前記信号を生成する回路に接続し、残りの1つは第2の信号線を介して前記信号を生成する回路に接続し、
    前記出力ノードはゲート線に接続することを特徴とする表示装置。
  3. 複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、信号を生成する回路を有し、
    前記複数の画素の各々は、発光素子と、画素に対するビデオ信号の入力を制御する第1のトランジスタと、前記発光素子の発光と非発光を制御する第2のトランジスタと、前記ビデオ信号を保持する容量素子とを有し、
    前記ソースドライバは、パルス出力回路と、ラッチ回路と、前記信号を生成する回路から出力されるソース用制御信号に基づき動作する選択回路を有し、
    前記第1のゲートドライバと前記第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、前記信号を生成する回路から出力される第1のゲート用制御信号と第2のゲート用制御信号に基づき動作するバッファ回路を有することを特徴とする表示装置。
  4. 複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、信号を生成する回路を有し、
    前記複数の画素の各々は、発光素子と、画素に対するビデオ信号の入力を制御する第1のトランジスタと、前記発光素子の発光と非発光を制御する第2のトランジスタと、前記ビデオ信号を保持する容量素子とを有し、
    前記ソースドライバは、パルス出力回路と、ラッチ回路と、前記信号を生成する回路から出力されるソース用制御信号に基づき動作する選択回路を有し、
    前記第1のゲートドライバと前記第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、前記信号を生成する回路から出力される第1のゲート用制御信号と第2のゲート用制御信号に基づき動作するバッファ回路を有し、
    前記バッファ回路は、少なくとも3つの入力ノードと、1つの出力ノードとを有し、
    前記3つの入力ノードのうち、1つは前記パルス出力回路に接続し、1つは第1のゲート用制御信号線を介して前記信号を生成する回路に接続し、残りの1つは第2のゲート用制御信号線を介して前記信号を生成する回路に接続し、
    前記出力ノードはゲート線に接続することを特徴とする表示装置。
  5. 複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、信号を生成する回路を有し、
    前記複数の画素の各々は、発光素子と、画素に対するビデオ信号の入力を制御する第1のトランジスタと、前記発光素子の発光と非発光を制御する第2のトランジスタと、前記ビデオ信号を保持する容量素子とを有し、
    前記ソースドライバは、パルス出力回路と、ラッチ回路と、前記信号を生成する回路から出力されるソース用制御信号に基づき動作する選択回路を有し、
    前記第1のゲートドライバと前記第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、前記信号を生成する回路から出力されるゲート用制御信号とパルス幅制御信号に基づき動作するバッファ回路を有することを特徴とする表示装置。
  6. 複数の画素を含む画素領域と、ソースドライバと、第1のゲートドライバと、第2のゲートドライバと、信号を生成する回路を有し、
    前記複数の画素の各々は、発光素子と、画素に対するビデオ信号の入力を制御する第1のトランジスタと、前記発光素子の発光と非発光を制御する第2のトランジスタと、前記ビデオ信号を保持する容量素子とを有し、
    前記ソースドライバは、パルス出力回路と、ラッチ回路と、前記信号を生成する回路から出力されるソース用制御信号に基づき動作する選択回路を有し、
    前記第1のゲートドライバと前記第2のゲートドライバの各々は、パルス出力回路と、前記信号を生成する回路から出力されるゲート用制御信号とパルス幅制御信号に基づき動作するバッファ回路を有し、
    前記バッファ回路は、少なくとも3つの入力ノードと、1つの出力ノードとを有し、
    前記3つの入力ノードのうち、1つは前記パルス出力回路に接続し、1つはゲート用制御信号線を介して前記信号を生成する回路に接続し、残りの1つはパルス幅制御信号線を介して前記信号を生成する回路に接続し、
    前記出力ノードはゲート線に接続することを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1又は請求項2において、
    前記第2の信号と前記第3の信号の各々は、第1の電位のときの第1の期間と、第2の電位のときの第2の期間の長さが異なる信号であることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項1又は請求項2において、
    前記第2の信号と前記第3の信号の一方は、第1の電位のときの第1の期間と、第2の電位のときの第2の期間の長さが異なる信号であることを特徴とする表示装置。
  9. 請求項3又は請求項4において、
    前記第1のゲート用制御信号と前記第2のゲート用制御信号の各々は、第1の電位のときの第1の期間と、第2の電位のときの第2の期間の長さが異なる信号であることを特徴とする表示装置。
  10. 請求項5又は請求項6において、
    前記パルス幅制御信号は、第1の電位のときの第1の期間と、第2の電位のときの第2の期間の長さが異なる信号であることを特徴とする表示装置。
  11. 請求項1、請求項3又は請求項5のいずれか一項において、
    前記第1のトランジスタのゲートはゲート線に接続され、
    前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方はソース線に接続され、前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は前記第2のトランジスタのゲートに接続され、
    前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は一定の電位に保たれており、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は前記発光素子に接続されていることを特徴とする表示装置。
  12. 請求項2、請求項4又は請求項6のいずれか一項において、
    前記第1のトランジスタのゲートは前記ゲート線に接続され、
    前記第1のトランジスタのソース又はドレインの一方はソース線に接続され、前記第1のトランジスタのソース又はドレインの他方は前記第2のトランジスタのゲートに接続され、
    前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は一定の電位に保たれており、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は前記発光素子に接続されていることを特徴とする表示装置。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれか一項において、
    前記第2のトランジスタは、線形領域で動作することを特徴とする表示装置。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか一項において、
    前記容量素子の一方の電極は前記第2のトランジスタのゲートに接続され、前記容量素子の他方の電極は前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方に接続されていることを特徴とする表示装置。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれか一項において、
    第3のトランジスタを有し、
    前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は一定の電位に保たれており、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方に接続され、
    前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方は前記発光素子に接続され、前記第3のトランジスタのゲートは一定の電位に保たれていることを特徴とする表示装置。
  16. 請求項1乃至請求項14のいずれか一項において、
    第3のトランジスタを有し、
    前記第2のトランジスタのソース又はドレインの一方は一定の電位に保たれており、前記第2のトランジスタのソース又はドレインの他方は前記第3のトランジスタのソース又はドレインの一方に接続され、
    前記第3のトランジスタのソース又はドレインの他方は前記発光素子に接続され、
    前記第3のトランジスタのゲートは一定の電位に保たれており、
    前記第2のトランジスタは線形領域で動作し、前記第3のトランジスタは飽和領域で動作することを特徴とする表示装置。
  17. 請求項1乃至請求項16のいずれか一項において、
    モニター用発光素子と、前記モニター用発光素子に一定の電流を供給する定電流源と、入力された電位と同じ電位を出力する回路とを有し、
    前記発光素子の一方の電極と前記モニター用発光素子の一方の電極は、前記入力された電位と同じ電位を出力する回路に接続され、
    前記発光素子の他方の電極と前記モニター用発光素子の他方の電極は、一定の電位に保たれていることを特徴とする表示装置。
  18. 請求項1乃至請求項16のいずれか一項において、
    モニター用発光素子と、前記モニター用発光素子に一定の電流を供給する定電流源と、入力された電位と同じ電位を出力する回路とを有し、
    前記発光素子の一方の電極と前記モニター用発光素子の一方の電極は、前記入力された電位と同じ電位を出力する回路に接続され、
    前記発光素子の他方の電極と前記モニター用発光素子の他方の電極は、一定の電位に保たれており、
    前記発光素子と前記モニター用発光素子は、同一の絶縁表面上に設けられていることを特徴とする表示装置。
  19. 請求項1乃至請求項18のいずれか一項において、
    前記発光素子の一方の電極は前記第2のトランジスタを介して第1の電源線に接続され、前記発光素子の他方の電極は第2の電源線に接続され、
    前記発光素子に順方向バイアスの電圧又は逆方向バイアスの電圧を印加するために、前記第1の電源線の電位と前記第2の電源線の電位を制御する回路を有することを特徴とする表示装置。
  20. 請求項1乃至請求項19のいずれか一項において、
    前記第1のゲートドライバと前記第2のゲートドライバの各々は、複数のトランジスタを有することを特徴とする表示装置。
  21. 請求項1乃至請求項20のいずれか一項において、
    前記第1のゲートドライバと前記第2のゲートドライバの各々は、保護回路を有することを特徴とする表示装置。
  22. 請求項1乃至請求項21のいずれか一項において、
    前記発光素子は、第1の導電層と、電界発光層と、第2の導電層が積層して設けられており、
    前記発光素子は、前記第1の導電層と前記第2の導電層の一方又は両方の方向に光を発することを特徴とする表示装置。
  23. 請求項1乃至請求項22のいずれか一項において、
    前記画素領域、前記第1のゲートドライバ、前記第2のゲートドライバ及び前記ソースドライバは、同一の絶縁表面上に設けられていることを特徴とする表示装置。
  24. 請求項1乃至請求項23のいずれか一項において、
    前記発光素子は、EL素子であることを特徴とする表示装置。
  25. 請求項1乃至請求項24のいずれか一項において、
    前記発光素子から発せられる光の出射側に設けられた着色層を有することを特徴とする表示装置。
  26. 請求項1乃至請求項25のいずれか一項に記載の前記表示装置を用いた電子機器。
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