JP2006047435A - 建物の耐火性能をアピールする装置 - Google Patents

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建二 広沢
Ryuichi Kudo
隆一 工藤
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Abstract

【課題】建物の耐火性能を一般の人にわかりやすくアピールすることができる装置を提供する。
【解決手段】屋外に面する部分を実際の建物の屋外に面する部分の素材と同じ素材で構成したミニチュア建物1が、内部透視可能な防護ケース3内に設置され、該ケース3内に、ミニチュア建物1の屋根面4、外壁面5、窓面6及び軒天面7に対してそれぞれ火炎を放射する火炎放射口8…が設けられ、火炎放射操作部9を操作することにより、火炎放射口8からミニチュア建物1に対して火炎が放射されるようになされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建物の耐火性能をアピールする装置に関する。
住宅等の建物には、基準を満足する耐火性能が備えられているが、建物の耐火性能を書面や口頭によって一般の人に説明しても、なかなか理解してもらえないというのが実情である。
本発明は、上記のような背景において、建物の耐火性能を一般の人にわかりやすくアピールすることができる装置を提供することを課題とする。
上記の課題は、屋外に面する部分を実際の建物の屋外に面する部分の素材と同じ素材で構成したミニチュア建物が、内部透視可能な防護ケース内に設置されると共に、
該ケース内に、ミニチュア建物の屋根面に対して火炎を放射する火炎放射口、外壁面に対して火炎を放射する火炎放射口、窓面に対して火炎を放射する火炎放射口、及び、軒天面に対して火炎を放射する火炎放射口のうちの少なくとも一つが設けられ、かつ、
該ケースの外に火炎放射操作部が備えられ、該操作部を操作することにより、火炎放射口からミニチュア建物に対して火炎が放射されるようになされていることを特徴とする、建物の耐火性能をアピールする装置によって解決される。
この装置では、建物のどこに耐火性能が求められるかを、火炎放射口から実際に放射される火炎の行方を見て把握することができ、建物の耐火性能を一般の人にわかりやすくアピールすることができる。即ち、建物全体のなかで、そのどこに耐火性能が求められるかを、容易に理解することができる。
しかも、ミニチュア建物は、屋外に面する部分が実際の建物の屋外に面する部分の素材と同じ素材で構成されているので、実際に火炎を当てられ、それに耐えた状況を目で見てリアルに確認することができる。
加えてミニチュア建物を用いてそれを行うものであるから、装置のコストも低く抑えることができる。
上記の装置において、ケース内に、ミニチュア建物の屋根面に対して火炎を放射する火炎放射口、外壁面に対して火炎を放射する火炎放射口、窓面に対して火炎を放射する火炎放射口、及び、軒天面に対して火炎を放射する火炎放射口のうちのいずれか少なくとも二つ又は全部が設けられ、
火炎放射操作部に対する操作で、選択したいずれか一つの火炎放射口から火炎を放射することができるようになされているとよい。
その場合は、建物のどの部分に耐火性能が求められるのかを一つのミニチュア建物で部分ごとに火炎を放射して一つ一つじっくりと把握していくことができ、また、火炎に耐えた状況も一つ一つじっくりと確認していくことができ、建物の耐火性能に対する理解を容易にすることができる。
また、ケース内に、ミニチュア建物の屋根面に対して火炎を放射する火炎放射口、外壁面に対して火炎を放射する火炎放射口、窓面に対して火炎を放射する火炎放射口、及び、軒天面に対して火炎を放射する火炎放射口のうちのいずれか少なくとも二つ又は全部が設けられ、
火炎放射操作部に対する操作で、全部の火炎放射口から同時に火炎を放射することができるようになされているのもよい。
その場合は、建物のどの部分に耐火性能が求められるのかを、すべての火炎を放射して、各火炎の行方を目で見て、一度にまとめて短時間で理解することができ、火炎に耐えた各部分の状況もすぐに確認することができる。
また、上記の装置において、ミニチュア建物の屋外に面する一部が除去されて屋内を覗くことができるようになされている場合は、火炎を当てた後のミニチュア建物の屋内の状況を目で見ることができ、火炎の当てられた部分には、それに耐える耐火性能が実際に備えられていることを確認することができる。
また、上記の課題は、ミニチュア建物が備えられると共に、
ミニチュア建物の屋根面に対して模擬火炎を放射する模擬火炎放射口、外壁面に対して模擬火炎を放射する模擬火炎放射口、窓面に対して模擬火炎を放射する模擬火炎放射口、及び、軒天面に対して模擬火炎を放射する模擬火炎放射口のうちの少なくとも一つが設けられ、かつ、
該ケースの外に模擬火炎放射操作部が備えられ、該操作部を操作することにより、模擬火炎放射口からミニチュア建物に対して模擬火炎が放射されるようになされていることを特徴とする、建物の耐火性能をアピールする装置によっても解決される。
この装置では、実際に火炎を放射するものではないが、模擬火炎の放射によって、建物全体のなかのどこに耐火性能が求められるかを、模擬火炎放射口から放射される模擬火炎の行方を見て把握することができ、建物の耐火性能を一般の人にわかりやすくアピールすることができる。
本発明は、以上のとおりのものであるから、建物の耐火性能を一般の人にわかりやすくアピールすることができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1(イ)(ロ)に示す実施形態のアピール装置11において、1はミニチュア建物であり、該ミニチュア建物1は、ベース台2上に載せられて内部透視可能な防護ケース3内に設置され、屋外に面する部分、即ち、屋根面4、外壁面5、窓面6及び軒天面7のそれぞれが、実際の建物の屋外に面するそれらの部分の素材と同じ素材で構成されている。
そして、ベース台2の上面から複数本の火炎放射管が立ち上げられ、それら管の先端の火炎放射口8…が、ミニチュア建物1の屋根面4、外壁面5、窓面6及び軒天面7のそれぞれに正対するように備えられている。
また、ベース台2には、ケース3の外において、火炎放射操作部9が設けられ、該操作部9を操作することにより、各火炎放射口8…から火炎が放射されるようになされている。本実施形態では、火炎放射操作部9に、屋根面用、外壁面用、窓面用及び軒天面用の各個別放射用のボタンと、すべての面に一度に火炎を放射させる全部放射用のボタンとが備えられ、火炎を各面部4,5,6,7に対して個別に放射することができると共に、すべての面部4,5,6,7に対して一度に放射することもできるようになされている。
更に、本実施形態では、図1(ロ)に示すように、ミニチュア建物1の屋外に面する部分のうちの背面側が除去されていて、屋内の状態をケース3の外から覗き見ることができるようになされている。
上記の装置11は、住宅用建物などの建築の体験施設等に展示されて用いられる。そして、施設等の説明者あるいは見学者が、図2(イ)に示すように、操作部9の屋根面用ボタンを押すと、対応火炎放射口8から火炎10が放射され、建物において耐火性能が求められる部分を、その火炎10の行方を見て、屋根面4であることを明確に理解することができ、また、火炎放射後は、こうして実際に火炎を当てられた屋根面4が火炎10にどの程度耐えたかを、屋外側及び屋内側の両方から、目で見てじっくりと確認することができる。
また、図2(ロ)に示すように、操作部9の外壁面用ボタンを押すと、対応火炎放射口8から火炎10が放射され、建物において耐火性能が求められる部分を、その火炎10の行方を見て、外壁面5であることを明確に理解することができ、また、火炎放射後は、こうして実際に火炎を当てられた外壁面5が火炎10にどの程度耐えたかを、屋外側及び屋内側の両方から、目で見てじっくりと確認することができる。
更に、図2(ハ)に示すように、操作部9の軒天面用ボタンを押すと、対応火炎放射口8から火炎10が放射され、建物において耐火性能が求められる部分を、その火炎10の行方を見て、軒天面7であることを明確に理解することができ、また、火炎放射後は、こうして実際に火炎を当てられた軒天面7が火炎10にどの程度耐えたかを、屋外側及び屋内側の両方から、目で見てじっくりと確認することができる。
同様に、図3(ニ)に示すように、操作部9の窓面用ボタンを押すと、対応火炎放射口8から火炎10が放射され、建物において耐火性能が求められる部分を、その火炎10の行方を見て、窓面6であることを明確に理解することができ、また、火炎放射後は、こうして実際に火炎を当てられた窓面6が火炎10にどの程度耐えたかを、屋外側及び屋内側の両方から、目で見てじっくりと確認することができる。
そして、図3(ホ)に示すように、操作部9の全部用ボタンを押すと、すべての火炎放射口から火炎10…が放射され、建物において耐火性能が求められる部分を、それらの火炎10…の行方を見て、一度にまとめて短時間で理解することができ、火炎10…に耐えた各部分の状況も屋外側及び屋内側の両方からすぐに確認することができる。
このように上記のアピール装置によれば、建物のどこに耐火性能が求められるかを、火炎放射口8…から実際に放射される火炎10…の行方を見て把握することができ、しかも、ミニチュア建物1は、屋外に面する部分が実際の建物の屋外に面する部分の素材と同じ素材で構成されているので、実際に火炎を当てられ、それに耐えた状況を目で見てリアルに確認することができる。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、ミニチュア建物1の屋外に面する部分が実際の建物の屋外に面する部分の素材と同じ素材で構成され、火炎が実際に放射するようになされた装置に構成した場合を示したが、ミニチュア建物の屋外に面する部分を非耐火材でつくり、火炎放射口8…を模擬火炎放射口にして、該口から建物に向けて模擬火炎が放射されるようになされているものであってもよい。模擬火炎としては、例えば、模擬火炎放射口にリボンの一端を連結し、該模擬火炎放射口から吹き出すエアーにリボンを漂わせるようにしたものなどであってもよい。
また、上記の実施形態では、操作部9に個別用の4つのボタンと全部用の一つのボタンが備えられている場合を示しているが、個別用ボタンだけ備えさせて全部用ボタンを省略するようにしてもよいし、全部用ボタンだけ備えさせて個別用ボタンを省略するようにしてもよい。
更に、上記の実施形態では、ミニチュア建物の屋根面4、外壁面5、窓面6、軒天面7の4つに対して火炎放射口が備えられている場合を示しているが、上記のうちのいずれか1つあるいは2つあるいは3つの火炎放射口が備えられていて残りは省略されていてもよいし、また、その他の部分に対する火炎放射口が追加で備えられていてもよい。なお、必要に応じてスス対策手段が備えられてよい。
図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ、実施形態の装置を示す斜視図である。 図(イ)〜図(ハ)はそれぞれ、装置の使用方法を示す正面図である。 図(ニ)及び図(ホ)はそれぞれ、装置の使用方法を示す正面図である。
符号の説明
1…ミニチュア建物
3…防護ケース
4…屋根面
5…外壁面
6…窓面
7…軒天面
8…火炎放射口
9…操作部
11…アピール装置

Claims (5)

  1. 屋外に面する部分を実際の建物の屋外に面する部分の素材と同じ素材で構成したミニチュア建物が、内部透視可能な防護ケース内に設置されると共に、
    該ケース内に、ミニチュア建物の屋根面に対して火炎を放射する火炎放射口、外壁面に対して火炎を放射する火炎放射口、窓面に対して火炎を放射する火炎放射口、及び、軒天面に対して火炎を放射する火炎放射口のうちの少なくとも一つが設けられ、かつ、
    該ケースの外に火炎放射操作部が備えられ、該操作部を操作することにより、火炎放射口からミニチュア建物に対して火炎が放射されるようになされていることを特徴とする、建物の耐火性能をアピールする装置。
  2. ケース内に、ミニチュア建物の屋根面に対して火炎を放射する火炎放射口、外壁面に対して火炎を放射する火炎放射口、窓面に対して火炎を放射する火炎放射口、及び、軒天面に対して火炎を放射する火炎放射口のうちのいずれか少なくとも二つ又は全部が設けられ、
    火炎放射操作部に対する操作で、選択したいずれか一つの火炎放射口から火炎を放射することができるようになされている請求項1に記載の、建物の耐火性能をアピールする装置。
  3. ケース内に、ミニチュア建物の屋根面に対して火炎を放射する火炎放射口、外壁面に対して火炎を放射する火炎放射口、窓面に対して火炎を放射する火炎放射口、及び、軒天面に対して火炎を放射する火炎放射口のうちのいずれか少なくとも二つ又は全部が設けられ、
    火炎放射操作部に対する操作で、全部の火炎放射口から同時に火炎を放射することができるようになされている請求項1又は2に記載の、建物の耐火性能をアピールする装置。
  4. 前記ミニチュア建物の屋外に面する一部が除去されて屋内を覗くことができるようになされている請求項1乃至3のいずれか一に記載の、建物の耐火性能をアピールする装置。
  5. ミニチュア建物が備えられると共に、
    ミニチュア建物の屋根面に対して模擬火炎を放射する模擬火炎放射口、外壁面に対して模擬火炎を放射する模擬火炎放射口、窓面に対して模擬火炎を放射する模擬火炎放射口、及び、軒天面に対して模擬火炎を放射する模擬火炎放射口のうちの少なくとも一つが設けられ、かつ、
    該ケースの外に模擬火炎放射操作部が備えられ、該操作部を操作することにより、模擬火炎放射口からミニチュア建物に対して模擬火炎が放射されるようになされていることを特徴とする、建物の耐火性能をアピールする装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103761919A (zh) * 2014-01-29 2014-04-30 中国科学技术大学 一种外界风作用下腔室火灾模拟实验装置

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