JP2006047338A - プロジェクタ、および、プロジェクタの制御方法 - Google Patents

プロジェクタ、および、プロジェクタの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 プロジェクタが備えるズームレンズのズーム量が変化しても、撮影画像における、調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値にほぼ維持する。
【解決手段】 CPU120は、露出計算対象範囲設定テーブル格納部107に格納された露出計算対象範囲設定テーブルを参照し、ズーム量検出部122によって検出されたズーム量zに基づいて、露出計算対象範囲を設定する。露出計算対象範囲設定テーブルには、各ズーム量zにおける好適な露出計算対象範囲が規定されている。次に、撮像制御部105は、CCDモジュール130によってスクリーン上に投写された調整用パターン画像を撮像し、設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出する。そして、撮像制御部105は、この露出計算値と、所定の露出目標値とが等しくなるように、撮像部104におけるシャッタ速度、ゲイン、絞りのうちの少なくとも1つを制御して、露出調整を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スクリーン等の投写対象物上に画像を投写するプロジェクタに関し、特に、投写された投写画像のサイズ(投写範囲)を変化させることが可能なズームレンズと、投写画像を撮影する撮像部とを備えるプロジェクタ、および、このプロジェクタの制御方法に関するものである。
近年のプロジェクタでは、投写レンズ内にズームレンズを備え、そのズームレンズを駆動させ、そのズームレンズのズーム量を変更することにより、スクリーン上に形成される画像の投写範囲を自在に変更可能なものが知られている。
このようなプロジェクタをスクリーンの前方に設置する場合、プロジェクタからスクリーンに投写された投写光によって、スクリーン上に適切に画像が表示されるように、予め、プロジェクタにおいて、ズーム調整や、キーストーン補正や、フォーカス調整など、種々の調整を行う必要がある。
しかし、可搬性を有するプロジェクタの場合、プロジェクタを設置する度に、プロジェクタと、スクリーンとの相対的な位置が変わる可能性があるため、ユーザは、上記のような各種調整を、その都度行わなければならず、非常に煩雑であった。
そこで、従来においては、例えば、下記特許文献1に記載されているように、プロジェクタにモニタカメラを設けると共に、そのプロジェクタをスクリーンの前方に設置した際に、まず、プロジェクタによってスクリーン上に調整用パターン画像を投写表示させ、そのパターン画像を表示するスクリーンをモニタカメラによって撮影し、その撮影画像を解析して、その解析結果に基づいて、上記した各種調整を自動的に行うようにしていた。
一般に、上記モニタカメラには、レンズから入射した光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Device)などが備えられており、撮影画像の全体の明るさを予め設定された値(露出目標値)にするために、シャッタ速度や、ゲイン(感度)や、絞りなどを変更する自動露出調整機能を有している。
図9は、従来におけるモニタカメラの自動露出調整機能による効果を説明するための説明図である。図9において、上段は、調整用パターン画像の表示されたスクリーンを示し、中段は、そのスクリーンをモニタカメラによって撮影して得た撮影画像を示し、下段は、その撮影画像において、中央の水平線(破線)に沿って並ぶ各画素の明るさを表す値を示している。また、図9(A)は、プロジェクタの通常の輝度設定時の状態を示しており、図9(B)は、プロジェクタの低輝度設定時の状態を示している。なお、撮影画像における各画素の明るさを表す値を、以下、階調値という。この階調値は、モニタカメラ(CCDモジュール)から出力される撮影画像の画像信号から得られる値である。また、図示するように、図9(A)、(B)における投写範囲は、いずれも同じである。
図9において、調整用パターン画像は、全面白色の画像であり、上段に示すように、スクリーンにおいて、調整用パターン画像として表示された白色部分の範囲が上記した投写範囲となる。モニタカメラによって撮影して得られる撮影画像は、中段に示したようになる。また、下段において、横軸は、撮影画像の中央水平線上における各画素の位置に対応し、縦軸は、各画素の階調値を示している。
プロジェクタにおいて、光源ランプの輝度が低輝度設定にされている場合は、通常の輝度設定時と比較して、プロジェクタから投写される投写光の輝度は低くなる。このため、スクリーン上に表示される調整用パターン画像の明るさも、図9(B)に示すように、図9(A)の通常の輝度設定時と比較して、暗くなる。しかし、その調整用パターン画像をモニタカメラによって自動露出調整機能を動作させて撮影すると、被写体が暗くても撮影画像の全体の明るさが適正になるように、シャッタ速度や、ゲインや、絞りなどが調整されるため、その撮影画像では、調整用パターン画像の明るさは、図9(B)に示すように、図9(A)の通常の輝度設定時と変わらない。したがって、撮影画像において、黒色部分、すなわち、投写範囲外の部分は、無視できるほど暗いため、黒色部分における各画素の階調値は0とみなせるのに対し、白色部分、すなわち、調整用パターン画像の部分における各画素の階調値は、ほぼ所望階調値Ltのまま、変化しない。
このように、モニタカメラにおいて自動露出調整機能を動作させることによって、プロジェクタにおいて、光源ランプを低輝度設定し、スクリーン上に表示される調整用パターン画像の明るさが暗くなっても、撮影画像において、白色部分、すなわち、調整用パターン画像の部分における各画素の階調値を、通常の輝度設定時と同様に、所望階調値Ltにほぼ維持することができる。このことは、低輝度設定時に限らず、光源ランプが経年劣化して、その輝度が低下した場合でも、同様である。
特開2000−241874号公報
しかし、上述したズームレンズとモニタカメラを備えるプロジェクタにおいて、ズームレンズのズーム量を変化させ、スクリーン上の投写範囲を変化させた場合、モニタカメラの自動露出調整機能に起因して、次のような問題があった。
図10は、従来におけるズーム量を変化させた場合の、モニタカメラの自動露出調整機能による問題を説明するための説明図である。図10において、図9と同様に、上段は、調整用パターン画像の表示されたスクリーンを、中段は、そのスクリーンの撮影画像を、下段は、その撮影画像における画素の階調値を、それぞれ示している。また、図10(A)は、ズームレンズのズーム量を中間値に変更した場合の状態を示しており、図10(B)は、ズームレンズのズーム量を中間値よりもワイド側に(大きく)設定した場合の状態を示しており、図10(C)は、ズームレンズのズーム量を中間値よりもテレ側に(小さく)設定した場合の状態を示している。
ズームレンズのズーム量を中間値よりもワイド側に設定した場合、スクリーン上における投写範囲の面積は、図10(B)の上段に示すように、図10(A)の中間値に設定した場合と比較して、広くなり、表示されるパターン画像も拡大する。したがって、調整用パターン画像をモニタカメラによって撮影すると、撮影画像において、白色部分、すなわち、調整用パターン画像の部分の面積は、図10(B)の中段に示すように、図10(A)の中間値に設定した場合と比較して広くなり、黒色部分、すなわち、投写範囲外の部分の面積は狭くなる。
このとき、モニタカメラによる撮影を、自動露出調整機能を動作させて行うと、撮影画像の全体の明るさを露出計算値として算出し、その露出計算値が、予め設定された露出目標値に等しくなるように、シャッタ速度や、ゲインや、絞りなどが制御される。ここで、撮影画像の全体の明るさは、CCDにおける各画素で検出される光を電気信号に変換して増幅した量の総和でもあり、その値は、その撮影画像における各画素の階調値の平均値に比例する。よって、通常、露出計算値は、撮影画像における全画素の階調値の平均値を用いる。
一方、露出目標値は、予め設定された所定値であるため、図10(A)に示すように、ズーム量が中間値に設定されている場合に、露出計算値が、その露出目標値に一致していたとすると、上述したように、ズーム量を中間値よりもワイド側に設定して、撮影画像における白色部分の面積が広くなった場合、その面積の広がり分だけ、全画素の階調値の平均値、すなわち、露出計算値は、露出目標値よりも増大する。この結果、自動露出調整機能を動作させて、露出計算値が露出目標値に等しくなるよう、シャッタ速度や、ゲインや、絞りなどを変化させると、撮影画像における全画素の階調値の平均値は低下することになる。上述したように、撮影画像において、黒色部分は無視できるほど暗く、黒色部分における各画素の階調値は0とみなせるので、全画素の階調値の平均値が低下するということは、図10(B)の下段に示すように、白色部分における各画素の階調値が所望階調値Ltよりも低下することになる。
反対に、ズームレンズのズーム量を中間値よりもテレ側に設定した場合、スクリーン上における投写範囲の面積は、図10(C)の上段に示すように、図10(A)の中間値に設定した場合と比較して、狭くなり、表示されるパターン画像も縮小する。したがって、そのパターン画像をモニタカメラによって撮影すると、その撮影画像において、白色部分、すなわち、調整用パターン画像の部分の面積は、図10(C)の中段に示すように、(A)の中間値に比較して狭くなり、黒色部分、すなわち、投写範囲外の部分の面積は広くなる。
撮影画像における白色部分の面積が狭くなった場合、狭くなった分だけ、全画素の階調値の平均値、すなわち、露出計算値は、露出目標値よりも低下する。この結果、自動露出調整機能を動作させて、露出計算値が露出目標値に等しくなるように、シャッタ速度や、ゲインや、絞りなどが変化すると、撮影画像における全画素の階調値の平均値は増大し、結果として、図10(C)の下段に示すように、白色部分における各画素の階調値が所望階調値Ltよりも増大することになる。
以上説明したように、従来においては、ズームレンズのズーム量を中間値よりもワイド側に設定して、スクリーン上の投写範囲が広くなった場合には、モニタカメラの自動露出調整機能に起因して、撮影画像における白色部分の各画素の階調値が所望階調値Ltよりも低下し、反対に、中間値よりもテレ側に設定して投写範囲が狭くなった場合には、白色部分の各画素の階調値が所望階調値Ltよりも増大し、いずれの場合も、白色部分の階調値の平均値を所望階調値Ltに維持することはできなかった。
したがって、ズームレンズのズーム量の変化によって、撮影画像における白色部分の階調値の平均値が所望階調値Ltから外れてしまうと、その後、上述したように、撮影画像を解析して、その解析結果に基づき、種々の調整を自動的に行おうとした場合に、調整の内容によっては、適正な調整が行えないという問題があった。
このような問題は、調整用パターン画像が、全面白である場合に限らず、白色以外の他の特定の色(例えば、緑色など)である場合にも、あるいは、全面でなく一部である場合にも、同様に起こり得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、プロジェクタが備えるズームレンズのズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値にほぼ維持することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明では、以下の構成を採用した。
本発明の第1のプロジェクタは、
投写対象物上に画像を投写するプロジェクタであって、
前記投写対象物上に投写される画像の投写範囲を変化させることが可能なズームレンズと、
前記投写された所定の画像を撮影する撮像部と、
前記撮像部における露出調整を行う撮像制御部と、を備え、
前記撮像制御部は、前記ズームレンズのズーム量に基づいて、前記撮影された撮影画像における露出計算対象範囲を設定し、前記撮影画像から、前記設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出し、該算出された露出計算値が、所定の露出目標値とほぼ等しくなるように、前記露出調整を行うことを要旨とする。
「所定の画像」とは、露出調整用に用意された調整用パターン画像である。この調整用パターン画像としては、例えば、全面白色の画像や、所定の階調パターンを有する画像や、ロゴなどを用いることができる。露出計算対象範囲は、例えば、矩形の範囲としてもよいし、他の形状の範囲としてもよい。また、露出計算対象範囲は、例えば、撮影画像における調整用パターン画像の範囲としてもよいし、調整用パターン画像を含む所定の範囲としてもよいし、調整用パターン画像の内部の所定の範囲としてもよい。ただし、撮影画像における調整用パターン画像の範囲と、露出計算対象範囲との相対的な位置関係は、ズームレンズのズーム量に関わらず、一定である。また、「露出計算値が、所定の露出目標値とほぼ等しくなるように」とは、露出計算値と露出目標値とが、厳密に等しくならなくてもよく、両者の差が所定の範囲内に収まればよいことを意味している。なお、自動露出調整を行う際の所定の露出目標値は、ズームレンズのズーム量に関わらず、一定である。これらは、後述する本発明の第2のプロジェクタにおいても同じである。
先に説明したように、従来のプロジェクタでは、自動露出調整を行う際に、露出計算対象範囲を、ズームレンズのズーム量に関わらず、撮影画像全体としていた。これに対し、本発明では、ズームレンズのズーム量に応じて、すなわち、調整用パターン画像の投写範囲に応じて、露出計算対象範囲を変更する。例えば、ズームレンズのズーム量を所定の基準値に設定した場合の調整用パターン画像の投写範囲を基準範囲とし、この場合の撮影画像における調整用パターン画像の範囲を基準露出計算対象範囲とする。そして、ズーム量を変化させ、調整用パターン画像の投写範囲を基準範囲のa倍にした場合には、露出計算対象範囲も基準露出計算対象範囲のa倍にする。
こうすることによって、ズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の範囲と、露出計算対象範囲との相対的な位置関係を一定に保ったまま、換言すれば、撮影画像における露出計算対象範囲に占める調整用パターン画像の範囲の面積の割合を、ズーム量に関わらず、一定に保ったまま、露出計算値を算出することができる。したがって、露出計算値を、ズーム量に関わらず、ほぼ一定に維持することができる。この結果、この露出計算値が、所定の露出目標値にほぼ等しくなるように、露出調整を行うことによって、ズームレンズのズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値にほぼ維持することができる。
上記プロジェクタにおいて、
前記撮像制御部は、前記ズーム量が第1のズーム量である場合の前記露出計算対象範囲に対し、前記ズーム量が前記第1のズーム量よりも大きい第2のズーム量である場合には、前記露出計算対象範囲を大きく設定するようにしてもよい。
こうすることによっても、ズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値にほぼ維持することができる。
また、本発明の第1のプロジェクタにおいて、
前記撮像制御部は、前記ズーム量に基づいて、所定の演算によって、前記露出計算対象範囲を設定するようにしてもよい。
ズームレンズのズーム量と、投写画像の倍率との関係は、予め既知である。したがって、露出計算対象範囲は、所定の演算によって、容易に設定することができる。
また、本発明の第1のプロジェクタにおいて、さらに、
前記所定の画像について用意され、前記ズーム量と、前記露出計算対象範囲との関係を記した所定の露出計算対象範囲設定テーブルを備えるようし、
前記撮像制御部は、前記露出計算対象範囲設定テーブルを参照し、前記検出されたズーム量に基づいて、前記露出計算対象範囲を設定するようにしてもよい。
露出計算対象範囲設定テーブルには、各ズーム量における好適な露出計算対象範囲が規定されている。先に説明したように、ズームレンズのズーム量と、投写画像の倍率との関係は、予め既知であるから、露出計算対象範囲テーブルは、例えば、所定の演算によって、予め用意することができる。露出計算対象範囲設定テーブルは、所定の演算によらず、適宜、設定してもよい。
本発明によって、露出計算対象範囲を演算によって算出するよりも、高速に設定することができる。
本発明の第2のプロジェクタは、
投写対象物上に画像を投写するプロジェクタであって、
前記投写対象物上に投写される画像の投写範囲を変化させることが可能なズームレンズと、
前記投写された所定の画像を撮影する撮像部と、
前記撮像部における露出調整を行う撮像制御部と、を備え、
前記撮影された撮影画像は、比較的階調値が高い高階調領域と、比較的階調値が低い低階調領域とを有しており、
前記撮像制御部は、前記撮影画像から、前記高階調領域の面積に関する所定のパラメータを導出し、該導出されたパラメータに基づいて、前記撮影画像における露出計算対象範囲を設定し、前記撮影画像から、前記設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出し、該算出された露出計算値が、所定の露出目標値とほぼ等しくなるように、前記露出調整を行うことを要旨とする。
本発明において、撮影画像における調整用パターン画像の階調値は、調整用パターン画像の範囲外の階調値よりも高いので、調整用パターン画像の範囲が高階調領域となる。「面積に関する所定のパラメータ」としては、面積自体の他、画素数や、調整用パターン画像が矩形の場合の一辺の長さなどが挙げられる。
先に説明したように、従来のプロジェクタでは、自動露出調整を行う際に、露出計算対象範囲を、ズームレンズのズーム量に関わらず、撮影画像全体としていた。これに対し、本発明では、上記パラメータの値に応じて、露出計算対象範囲を変更する。例えば、ズームレンズのズーム量を所定の基準位置に設定した場合の高階調領域の面積を基準面積とし、この場合の高階調領域の範囲を基準露出計算対象範囲とする。そして、ズーム量を変化させ、高階調領域面積を基準面積のa倍にした場合には、露出計算対象範囲も基準露出計算対象範囲のa倍にする。
こうすることによって、ズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の範囲と、露出計算対象範囲との相対的な位置関係を一定に保ったまま、露出計算値を算出することができる。したがって、露出計算値を、ズーム量に関わらず、ほぼ一定に維持することができる。この結果、この露出計算値が、所定の露出目標値にほぼ等しくなるように、露出調整を行うことによって、ズームレンズのズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値にほぼ維持することができる。
上記プロジェクタにおいて、さらに、
前記所定の画像について用意され、前記パラメータと、前記露出計算対象範囲との関係を記した露出計算対象範囲設定テーブルを備えるようにし、
前記撮像制御部は、前記露出計算対象範囲設定テーブルを参照し、前記パラメータに基づいて、前記露出計算対象範囲を設定するようにしてもよい。
調整用パターン画像の形状は、予め既知であるから、上記パラメータの値と、露出計算対象範囲との関係を記した露出計算対象範囲設定テーブルは、予め用意することができる。
なお、本発明の第1、または、第2のプロジェクタにおいて、
投写光学系の光軸の基準位置からのシフト量を変更するシフト量変更部を備える場合、
前記撮像制御部は、さらに、前記シフト量に基づいて、前記露出計算対象範囲を設定するようにしてもよい。
投写した画像を上下左右に移動させるためにレンズを移動させる、いわゆる「あおり」をつけることによって投写光学系の光軸の基準位置からのシフト量が変動すると、撮像すべき画像の投写位置も変動する。シフト量と、画像の投写位置との関係は、予め既知であるから、シフト量に基づいて、露出計算対象範囲を設定することも可能である。本発明によって、投写光学系の光軸の基準位置からのシフト量が変化しても、撮影画像における、調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値にほぼ維持することができる。
本発明は、上述した種々の特徴を必ずしも全て備えている必要はなく、その一部を省略したり、適宜、組み合わせたりして構成することができる。本発明は、上述のプロジェクタとしての構成の他、プロジェクタの制御方法の発明として構成することもできる。また、これらを実現するコンピュータプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体、そのプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など種々の態様で実現することが可能である。なお、それぞれの態様において、先に示した種々の付加的要素を適用することが可能である。
本発明をコンピュータプログラムまたはそのプログラムを記録した記録媒体等として構成する場合には、プロジェクタの動作を制御するプログラム全体として構成するものとしてもよいし、本発明の機能を果たす部分のみを構成するものとしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置などコンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき以下の順序で説明する。
A.プロジェクタの構成(第1実施例):
B.画像投写動作:
C.露出目標値設定動作:
D.実施例の効果:
E.第2実施例:
F.変形例:
A.プロジェクタの構成:
図1は、本発明の第1実施例としてのプロジェクタ100の概略構成を示す説明図である。このプロジェクタ100は、ズームレンズによって、スクリーン上に投写される画像の投写範囲を変化させることが可能な液晶プロジェクタである。また、このプロジェクタ100は、自動露出調整機能を有するモニタカメラ等を備えており、モニタカメラによって、自動露出調整を行いつつ、スクリーン上に投写された調整用パターン画像を撮影し、その撮影画像を解析して、その解析結果に基づいて、ズーム調整や、キーストーン補正や、フォーカス調整など、種々の調整を行うことが可能である。
プロジェクタ100は、図示するように、A/D変換部102と、撮像部104と、撮像制御部105と、撮影画像メモリ106と、露出計算対象範囲設定テーブル格納部107と、画像処理部108と、液晶パネル駆動部110と、照明光学系112と、液晶パネル114と、ズームレンズ116を備える投写光学系118と、CPU120と、ズーム量検出部122と、ズームレンズ駆動部124と、リモコン制御部126と、リモコン128とを備えている。
なお、図1では、CPU120は、バスを介して、撮像制御部105,撮影画像メモリ106,画像処理部108,液晶パネル駆動部110,ズーム量検出部122,ズームレンズ駆動部124,リモコン制御部126のみと接続されているように描かれているが、実際には他の構成部とも接続されている。また、撮像部104は、CCDを備えており、撮像部104、および、撮像制御部105は、モニタカメラとしてのCCDモジュール130を構成している。このCCDモジュール130は、プロジェクタ100に固定されている。ズーム量検出部122は、例えば、ズームエンコーダなどによって構成することができる。
B.画像投写動作:
プロジェクタ100における通常動作である画像投写動作について簡単に説明する。
図1において、ユーザがリモコン128を用いて、画像投写の開始を指示すると、リモコン128は、入力されたその指示を無線通信によってリモコン制御部126に伝える。リモコン制御部126は、リモコン128からの指示を、バスを介してCPU120に伝える。CPU120は、それら指示に基づいて、画像処理部108を始めとする各構成部を制御して、画像投写動作を行う。
まず、A/D変換部102が、ビデオプレーヤや、テレビや、DVDプレーヤなどから出力されたアナログ画像信号や、パーソナルコンピュータなどから出力されたアナログ画像信号を入力し、これらアナログ画像信号をディジタル画像信号に変換して、画像処理部108に出力する。A/D変換部102を介さずに、ディジタル画像信号を入力するようにしてもよい。画像処理部108は、画像の表示状態、例えば、輝度、コントラスト、同期、トラッキング、色の濃さ、色合いなどが所望の状態となるように、入力されたディジタル画像信号を調整し、液晶パネル駆動部110へ出力する。
液晶パネル駆動部110は、入力されたディジタル画像信号に基づいて、液晶パネル114を駆動する。これにより、液晶パネル114では、照明光学系112から射出された照明光を、画像情報に応じて変調する。投写光学系118は、プロジェクタ100の筐体の前面に取り付けられており、液晶パネル114によって変調された投写光を、スクリーン(図示せず)に投写する。これにより、スクリーン上には、画像が投写表示される。なお、本実施例では、プロジェクタ100は、スクリーン上に画像の投写を行うものとしたが、単なる壁など、他の投写対象物に画像の投写を行うものとしてもよい。
C.露出計算範囲の設定:
プロジェクタ100における本発明の特徴部分である露出計算対象範囲の設定について説明する。
本実施例のプロジェクタ100は、CCDモジュール130等を備えており、CCDモジュール130によって、スクリーン上に投写された調整用パターン画像を撮影し、その撮影画像を解析して、その解析結果に基づいて、ズーム調整や、キーストーン補正や、フォーカス調整など、種々の調整を行うことが可能である。そして、プロジェクタ100は、調整用パターン画像の撮影時には、自動露出調整を行う。この自動露出調整を行う際には、随時、露出計算値が算出される。このとき、露出計算値の算出の対象となる撮影画像上の露出計算対象範囲は、ズームレンズ116のズーム量に応じて、設定される。
まず、ユーザが、スクリーンの前方における所望の位置にプロジェクタ100を設置した後、プロジェクタ100の電源をオンすると、プロジェクタ100は、上述した種々の調整を行うために、スクリーン上に調整用パターン画像を投写表示させる。
具体的には、画像処理部108が、調整用パターン画像を生成して、ディジタル画像信号として液晶パネル駆動部110へ出力する。前述したとおり、液晶パネル駆動部110は、入力されたディジタル画像信号に基づいて液晶パネル114を駆動し、液晶パネル114は、照明光学系112から射出された照明光を、その画像情報に応じて変調する。投写光学系118は、液晶パネル114によって変調された投写光を、ズームレンズ116などを介して、スクリーンに投写する。これにより、スクリーンには、調整用パターン画像が表示される。本実施例では、調整用パターン画像として、全面白色の画像を用いるものとした。
こうして、スクリーン上に調整用パターン画像が表示された後、次に、ユーザが、スクリーン上における投写範囲の大きさを調整すべく、リモコン128のズームボタン(図示せず)を操作して、ズーム量の変更を指示すると、リモコン128は、入力されたその指示を無線通信によってリモコン制御部126に伝える。リモコン制御部126は、リモコン128からの指示を、バスを介してCPU120に伝える。CPU120は、その指示に基づいて、ズームレンズ駆動部124を制御して、投写光学系118が備えるズームレンズ116を駆動し、ズームレンズ116のズーム量を変更する。その後、スクリーン上における投写範囲が所望の大きさとなったところで、ユーザが、リモコン128のズームボタンを操作して、ズームレンズ116の駆動の停止を指示すると、CPU120は、その指示に基づいて、ズームレンズ駆動部124を制御して、ズームレンズ116の駆動を停止させる。このとき、ズーム量検出部122は、ズームレンズ116のズーム量を検出して、その検出結果をズーム量zとしてCPU120に伝える。本実施例において、ズーム量zは、ズーム量が最もテレ側に設定されている場合を、z=0とし、最もワイド側に設定されている場合を、z=255としている。また、本実施例では、ズーム量は、0〜255の間において、5刻みで設定可能であるものとした。
CPU120は、図示しないメモリから自動露出調整プログラムを読み出して、自動露出調整処理を実行する。自動露出調整処理の流れについては、後述する。
図2は、露出計算対象範囲について示す説明図である。図2(a)には、ズームレンズ116のズーム量が、最もテレ側に設定されているとき(ズーム量z=0)の撮影画像を示した。図2(b)には、ズームレンズ116のズーム量が、最もワイド側に設定されているとき(ズーム量z=255)の撮影画像を示した。図示するように、撮影画像は、調整用パターン画像が表示されている白色の高階調領域RHと、調整用パターン画像が表示されていない低階調領域RLとを含んでいる。高階調領域RH、および、低階調領域RLの面積は、ズーム量zに応じて変化する。本実施例では、この高階調領域RH、すなわち、調整用パターン画像を露出計算対象範囲として設定する。図示した例では、ズーム量z=0のときは、点A0,B0,C0,D0によって定まる範囲が露出計算対象範囲として設定される(図2(a))。また、ズーム量z=255のときは、点A255,B255,C255,D255によって定まる範囲が露出計算対象範囲として設定される(図2(b))。これらの各座標値は、図1に示した露出計算対象範囲設定テーブル格納部107に格納されている露出計算対象範囲設定テーブルに記されている。なお、4つの点「A」、「B」、「C」、「D」のそれぞれに付された数字は、ズーム量zの値を示しており、一般に、「Az」、「Bz」、「Cz」、「Dz」で表すものとする。
図3は、第1実施例における露出計算対象範囲設定テーブルの内容を示す説明図である。CCDモジュール130に備えられたCCDの画素数が640×480の場合について例示した。露出計算対象範囲設定テーブルは、全面白色の調整用パターン画像について用意されている。この露出計算対象範囲設定テーブルには、ズーム量zと、露出計算対象範囲を定める4つの頂点の各座標値とが対応付けて記されている。例えば、ズーム量z=0のときには、4つの頂点の座標値Az=(170,215)、Bz=(470,215)、Cz=(170,440)、Dz=(470,440)によって定まる範囲が、露出計算対象範囲となる。この露出計算対象範囲設定テーブルから、ズーム量zが増大するとともに、露出計算対象範囲が広くなることが分かる。
図4は、第1実施例における自動露出調整処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、調整用パターン画像の撮影時に、CPU120、または、撮像制御部105が実行する処理である。
この処理が開始されると、まず、CPU120は、ズーム量検出部122よって検出されたズーム量zを取得する(ステップS100)。そして、CPU120は、露出計算対象範囲設定テーブルを参照し(ステップS110)、ステップS100において取得したズーム量zに基づいて、露出計算対象範囲を設定する(ステップS120)。そして、CPU120は、撮像制御部105に対して、撮像を指示し、撮像制御部105は、スクリーン上に投写表示された調整用パターン画像の撮像を行う(ステップS130)。
次に、撮像制御部105は、撮影画像から、ステップS120において設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出する(ステップS140)。露出計算値は、露出計算対象範囲内の各画素の階調値の平均値である。
そして、撮像制御部1050は、この露出計算値が予め設定された所定の露出目標値とほぼ等しくなるように、撮像部104におけるシャッタ速度、ゲイン、絞りのうちの少なくとも1つを制御して、露出調整を行う(ステップS150)。ステップS130〜S150の処理は、露出計算値と露出目標値との差が所定の範囲内に収まるまで繰り返される。そして、自動露出調整処理を終了する。
以上説明した自動露出調整処理の終了後、撮影画像は、ディジタル画像信号として画像処理部108に出力され、所定の処理が施された後、撮影画像メモリ106に書き込まれる。CPU120は、撮影画像メモリ106からディジタル画像信号を読み出して、撮影画像を取得し、その撮影画像を解析する。そして、その解析結果に基づいて、各種調整を実行する。
D.実施例の効果:
図5は、ズーム量を変えた場合の、撮影画像における白色部分の各画素の階調値を示す説明図である。図5において、図9、および、図10と同様に、上段は、調整用パターン画像の表示されたスクリーンを、中段は、そのスクリーンの撮影画像を、下段は、その撮影画像における画素の階調値を、それぞれ示している。また、図5(A)は、ズームレンズのズーム量を中間値に設定した場合の状態を示しており、図5(B)は、ズーム量をワイド側に設定した場合の状態を示しており、図5(C)は、ズーム量をテレ側に設定した場合の状態を示している。
ズーム量を所定の中間値に設定した場合、図5(A)の下段に示すように、撮影画像における白色部分の各画素の階調値が所望階調値Ltに一致していたとする。本実施例においては、ズームレンズ116のズーム量、すなわち、ズーム量zに応じて、撮影画像における調整用パターン画像の範囲と、露出計算対象範囲との相対的な位置関係を一定に保ったまま、露出計算対象範囲を設定している。換言すれば、本実施例では、撮影画像における露出計算対象範囲に占める調整用パターン画像の範囲の面積の割合が、ズーム量zに関わらず、一定になるように、露出計算対象範囲を設定している。例えば、ズーム量zを、図5(A)に示した場合のズーム量zよりも大きく設定した場合には、調整用パターン画像の投写範囲が拡大されるから、この拡大された分だけ、露出計算対象範囲設定を広く設定している。また、ズーム量zを、図5(A)に示した場合のズーム量zよりも小さく設定した場合には、調整用パターン画像の投写範囲が縮小されるから、この縮小された分だけ、露出計算対象範囲設定を狭く設定している。こうすることによって、露出計算値を、ズーム量zに関わらず、ほぼ一定に維持することができる。したがって、自動露出調整によって、露出計算値が露出目標値に等しくなるように、シャッタ速度や、ゲインや、絞りなどを変化させることによって、図5(B)、(c)の下段に示すように、白色部分における各画素の階調値を所望階調値Ltにほぼ維持することができる。
以上説明した本実施例のプロジェクタ100によれば、ズームレンズ116のズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値Ltにほぼ維持することができる。この結果、ズーム調整や、キーストーン補正や、フォーカス調整などの種々の調整を、適正に行うことができる。
E.第2実施例:
図6は、本発明の第2実施例としてのプロジェクタ100Aの概略構成を示す説明図である。第1実施例のプロジェクタ100は、ズーム量zに基づいて、露出計算対象範囲の設定を行った。これに対し、第2実施例のプロジェクタ100Aは、ズーム量zの代わりに、撮影画像における高階調領域RH(図2参照)の面積SH、すなわち、高階調領域RHの画素数に基づいて、露出計算対象範囲を設定する。したがって、プロジェクタ100Aは、第1実施例のプロジェクタ100と異なり、ズーム量検出部122を備えていない。また、露出計算対象範囲設定テーブル格納部107Aに格納されている露出計算対象範囲設定テーブルの内容が第1実施例のプロジェクタ100と異なる。この他は、第1実施例のプロジェクタ100とほぼ同じである。したがって、以下では、第1実施例と異なる事項についてのみ説明する。
なお、第2実施例において、ズーム量zの代わりに、撮影画像における高階調領域RHの面積SHを用いることが可能な理由は、以下に説明する通り、高階調領域RHの面積SHを、ズーム量zの関数として表すことができるからである。
今、撮影画像において、高階調領域RHの横辺の長さをw、縦辺の長さをh、高階調領域RHの面積をSHとする。このとき、高階調領域RHの横辺の長さwは、以下に示す式(1)によって表すことができる。
w=k×z+w0 …(1)
ただし、k、w0は、それぞれ、定数である。
また、高階調領域RHの縦辺の長さは、以下に示す式(2)によって表すことができる。
h=K×w …(2)
ただし、Kは、高階調領域RHのアスペクト比に応じた係数である。例えば、高階調領域RHのアスペクト比が4:3である場合には、K=3/4となる。
したがって、調整用パターン画像の面積SHは、以下に示す式(3)によって表すことができる。
SH=w×h
=w×K×w
=K×(k×z+w0)2 …(3)
図7は、第2実施例における露出計算対象範囲設定テーブルの内容を示す説明図である。CCDモジュール130に備えられたCCDの画素数が640×480の場合について例示した。本実施例では、露出計算対象範囲設定テーブルは、全面白色の調整用パターン画像について用意されている。この露出計算対象範囲設定テーブルには、高階調領域RHの面積SHと、露出計算対象範囲を定める4つの頂点の各座標値とが対応付けて記されている。例えば、高階調領域RHの面積SH=67500のときには、4つの頂点の座標値Az=(170,215)、Bz=(470,215)、Cz=(170,440)、Dz=(470,440)によって定まる範囲が、露出計算対象範囲となる。
なお、図示した露出計算対象範囲設定テーブルにおいて、各面積SHは、各ズーム値zにおける高階調領域RHの面積の理論値に対応している。例えば、最上段の面積SH=67500は、ズームレンズのズーム量を最もテレ側に設定したとき(第1実施例におけるズーム値z=0)の高階調領域RHの面積に対応している。また、最下段の面積SH=270000は、ズームレンズのズーム量を最もワイド側に設定したとき(第1実施例におけるズーム値z=255)の高階調領域RHの面積に対応している。この露出計算対象範囲設定テーブルから、高階調領域RHの面積SHが増大するとともに、露出計算対象範囲が広くなることが分かる。
図8は、第2実施例における自動露出調整処理の流れを示すフローチャートである。
この処理が開始されると、まず、CPU120は、撮像制御部105に対して、撮像を指示し、スクリーン上に投写表示された調整用パターン画像の撮像を行い、撮影画像を取得する(ステップS200)。次に、CPU120は、撮影画像を解析し、高階調領域RHの面積SH、すなわち、高階調領域RHの画素数を算出する(ステップS210)。そして、CPU120は、露出計算対象範囲設定テーブルを参照し(ステップS220)、ステップS210において算出した面積SHに基づいて、露出計算対象範囲を設定する(ステップS230)。この際、ステップS210において算出された面積SHは、誤差を含むため、露出計算対象範囲設定テーブルにおける面積SHと一致しない場合が多い。この場合には、算出された面積SHに最も近い露出計算対象範囲設定テーブルにおける面積SHを参照して、露出計算対象範囲を設定する。そして、CPU120は、再度、撮像制御部105に対して、撮像を指示し、撮像制御部105は、スクリーン上に投写表示された調整用パターン画像の撮像を行う(ステップS240)。
次に、撮像制御部105は、撮影画像から、ステップS230において設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出する(ステップS250)。そして、撮像制御部105は、この露出計算値が予め設定された所定の露出目標値とほぼ等しくなるように、撮像部104におけるシャッタ速度、ゲイン、絞りのうちの少なくとも1つを制御して、露出調整を行う(ステップS260)。ステップS240〜S260の処理は、露出計算値と露出目標値との差が所定の範囲内に収まるまで繰り返される。そして、自動露出調整処理を終了する。
以上説明した自動露出調整処理の終了後、第1実施例と同様に、撮影画像は、ディジタル画像信号として画像処理部108に出力され、所定の処理が施された後、撮影画像メモリ106に書き込まれる。CPU120は、撮影画像メモリ106からディジタル画像信号を読み出して、撮影画像を取得し、その撮影画像を解析する。そして、その解析結果に基づいて、各種調整を実行する。
以上説明した第2実施例のプロジェクタ100Aによれば、ズームレンズのズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の範囲と、露出計算対象範囲との相対的な位置関係を一定に保ったまま、露出計算値を算出することができる。この露出計算値は、ズームレンズのズーム量に関わらず、ほぼ一定となる。したがって、この露出計算値が、所定の露出目標値にほぼ等しくなるように、露出調整を行うことによって、ズームレンズのズーム量が変化しても、撮影画像における調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値にほぼ維持することができる。この結果、ズーム調整や、キーストーン補正や、フォーカス調整などの種々の調整を、適正に行うことができる。
F.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形例が可能である。
F1.変形例1:
上記第1実施例では、露出計算対象範囲設定テーブルを参照して、ズーム量zに基づいて、露出計算対象範囲の設定を行うものとしたが、これに限られない。ズーム量zと、投写画像の倍率との関係は、予め既知であるから、露出計算対象範囲を、ズーム量zに基づいて、所定の演算によって設定するようにしてもよい。
図2において、ズーム量z=0のときの露出計算対象範囲が、以下の4つの頂点によって定まるものとした場合を例に、露出計算対象範囲の算出方法について説明する。
A0=(x1,y1);
B0=(x2,y1);
C0=(x1,y2);
D0=(x2,y2);
この場合、ズーム量zが増大すると、4つの頂点の各座標値は、以下に示すように変動する。
Az=(x1−dx,y1−dy1);
Bz=(x2+dx,y1−dy1);
Cz=(x1−dx,y2+dy2);
Dz=(x2+dx,y2+dy2);
ここで、
dxは、各点のx方向の変動量である。dx=p×z;
dy1は、露出計算対象範囲の上辺を構成する点A0,B0のy方向の変動量である。
dy1=q×z;
dy2は、露出計算対象範囲の下辺を構成する点C0,D0のy方向の変動量である。
dy2=r×z;
なお、p,q,rは、投写光学系118の光軸のシフト量によって決定される係数である。本変形例では、シフト量は、固定である。
ズームレンズのズーム量zと、露出計算対象範囲を決定する各頂点の座標値との間には、上述した関係が有るので、露出計算対象範囲を演算によって設定することができる。なお、上記第1実施例によれば、上述した演算を行う必要がないので、露出計算対象範囲を本変形例よりも高速に設定することができるという利点がある。一方、本変形例によれば、第1実施例における露出計算対象範囲設定テーブルを保持する必要がないという利点がある。
F2.変形例2:
上記実施例では、ズームレンズのズーム量zや、撮影画像における高階調領域RHの面積SHに基づいて、露出計算対象範囲を設定したが、これに限られない。投写光学系の光軸のシフト量を変更可能なプロジェクタにおいては、さらに、シフト量に基づいて、露出計算対象範囲を設定するようにしてもよい。投写光学系の光軸のシフト量は、シフト量検出部を設けることによって検出可能である。この場合、露出計算対象範囲の設定は、例えば、上記変形例1における係数p,q,rを、シフト量の関数として演算することによって、設定することができる。こうすることによって、投写光学系の光軸のシフト量が変化しても、撮影画像における、調整用パターン画像の階調値の平均値を、所望階調値にほぼ維持することができる。
F3.変形例3:
上記実施例では、調整用パターン画像として、全面白色の画像を用いるようにしたが、これに限られない。調整用パターン画像として、例えば、所定の階調パターンを有する画像や、ロゴなどを用いるようにしてもよい。
F4.変形例4:
上記実施例では、露出計算対象範囲は、撮影画像における調整用パターン画像の範囲としたが、これに限られない。露出計算対象範囲は、撮影画像における調整用パターン画像の少なくとも一部を含み、調整用パターン画像の範囲と、露出計算対象範囲との相対的な位置関係が、ズームレンズのズーム量に関わらず、一定であればよい。この場合、例えば、露出計算対象範囲は、撮影画像における調整用パターン画像を含む所定の範囲としてもよいし、調整用パターン画像の内部の所定の範囲としてもよい。
また、上記実施例では、露出計算対象範囲は、矩形の範囲としたが、円形や、楕円形や、多角形など他の形状の範囲としてもよい。
F5.変形例5:
上記第2実施例では、高階調領域RHの面積SHに基づいて、露出計算対象範囲を設定したが、これに限られない。一般に、高階調領域RHの面積に関する所定のパラメータに基づいて、露出計算対象範囲を設定すればよく、例えば、高階調領域RHの一辺の長さ(例えば、図2におけるAz−Bz間の長さ)に基づいて、露出計算対象範囲を設定するようにしてもよい。
F6.変形例6:
上記実施例では、プロジェクタ100,100Aは、液晶プロジェクタであるものとしたが、DLPプロジェクタ(DLPは、登録商標)であってもよい。
本発明の第1実施例としてのプロジェクタ100の概略構成を示す説明図である。 露出計算対象範囲について示す説明図である。 第1実施例における露出計算対象範囲設定テーブルの内容を示す説明図である。 第1実施例における自動露出調整処理の流れを示すフローチャートである。 ズーム量を変えた場合の、撮影画像における白色部分の各画素の階調値を示す説明図である。 本発明の第2実施例としてのプロジェクタ100Aの概略構成を示す説明図である。 第2実施例における露出計算対象範囲設定テーブルの内容を示す説明図である。 第2実施例における自動露出調整処理の流れを示すフローチャートである。 従来におけるモニタカメラの自動露出調整機能による効果を説明するための説明図である。 従来におけるズーム量を変化させた場合の、モニタカメラの自動露出調整機能による問題を説明するための説明図である。
符号の説明
100、100A…プロジェクタ
102…A/D変換部
104…撮像部
105…撮像制御部
106…撮影画像メモリ
107、107A…露出計算対象範囲設定テーブル格納部
108…画像処理部
110…液晶パネル駆動部
112…照明光学系
114…液晶パネル
116…ズームレンズ
118…投写光学系
122…ズーム量検出部
124…ズームレンズ駆動部
126…リモコン制御部
128…リモコン
RH…高階調領域
RL…低階調領域

Claims (8)

  1. 投写対象物上に画像を投写するプロジェクタであって、
    前記投写対象物上に投写される画像の投写範囲を変化させることが可能なズームレンズと、
    前記投写された所定の画像を撮影する撮像部と、
    前記撮像部における露出調整を行う撮像制御部と、を備え、
    前記撮像制御部は、前記ズームレンズのズーム量に基づいて、前記撮影された撮影画像における露出計算対象範囲を設定し、前記撮影画像から、前記設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出し、該算出された露出計算値が、所定の露出目標値とほぼ等しくなるように、前記露出調整を行う、
    プロジェクタ。
  2. 請求項1記載のプロジェクタであって、
    前記撮像制御部は、前記ズーム量が第1のズーム量である場合の前記露出計算対象範囲に対し、前記ズーム量が前記第1のズーム量よりも大きい第2のズーム量である場合には、前記露出計算対象範囲を大きく設定する、
    プロジェクタ。
  3. 請求項1記載のプロジェクタであって、さらに、
    前記所定の画像について用意され、前記ズーム量と、前記露出計算対象範囲との関係を記した所定の露出計算対象範囲設定テーブルを備え、
    前記撮像制御部は、前記露出計算対象範囲設定テーブルを参照し、前記ズーム量に基づいて、前記露出計算対象範囲を設定する、
    プロジェクタ。
  4. 投写対象物上に画像を投写するプロジェクタであって、
    前記投写対象物上に投写される画像の投写範囲を変化させることが可能なズームレンズと、
    前記投写された所定の画像を撮影する撮像部と、
    前記撮像部における露出調整を行う撮像制御部と、を備え、
    前記撮影された撮影画像は、比較的階調値が高い高階調領域と、比較的階調値が低い低階調領域とを有しており、
    前記撮像制御部は、前記撮影画像から、前記高階調領域の面積に関する所定のパラメータを導出し、該導出されたパラメータに基づいて、前記撮影画像における露出計算対象範囲を設定し、前記撮影画像から、前記設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出し、該算出された露出計算値が、所定の露出目標値とほぼ等しくなるように、前記露出調整を行う、
    プロジェクタ。
  5. 請求項4記載のプロジェクタであって、さらに、
    前記所定の画像について用意され、前記パラメータと、前記露出計算対象範囲との関係を記した露出計算対象範囲設定テーブルを備え、
    前記撮像制御部は、前記露出計算対象範囲設定テーブルを参照し、前記パラメータに基づいて、前記露出計算対象範囲を設定する、
    プロジェクタ。
  6. 請求項1または4記載のプロジェクタであって、さらに、
    投写光学系の光軸の基準位置からのシフト量を変更するシフト量変更部を備え、
    前記撮像制御部は、さらに、前記シフト量に基づいて、前記露出計算対象範囲を設定する、
    プロジェクタ。
  7. 投写対象物上に画像を投写するプロジェクタの制御方法であって、
    前記プロジェクタは、
    前記投写対象物上に投写される画像の投写範囲を変化させることが可能なズームレンズと、
    前記投写された画像を撮影する撮像部と、を備えており、
    (a)前記ズームレンズのズーム量に基づいて、前記撮影された撮影画像における露出計算対象範囲を設定する工程と、
    (b)前記撮影画像から、前記設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出し、該算出された露出計算値が、所定の露出目標値とほぼ等しくなるように、前記撮像部における露出調整を行う工程と、
    を備える制御方法。
  8. 投写対象物上に画像を投写するプロジェクタの制御方法であって、
    前記プロジェクタは、
    前記投写対象物上に投写される画像の投写範囲を変化させることが可能なズームレンズと、
    前記投写された画像を撮影する撮像部と、を備えており、
    前記撮影された撮影画像は、比較的階調値が高い高階調領域と、比較的階調値が低い低階調領域とを有しており、
    (a)前記撮影画像から、前記高階調領域の面積に関する所定のパラメータを導出する工程と、
    (b)該導出されたパラメータに基づいて、前記撮影画像における露出計算対象範囲を設定する工程と、
    (c)前記撮影画像から、前記設定された露出計算対象範囲について、露出計算値を算出し、該算出された露出計算値が、所定の露出目標値とほぼ等しくなるように、前記撮像部における露出調整を行う工程と、
    を備える制御方法。
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