JP2006042317A - アーカイブ管理装置、アーカイブ管理システム及びアーカイブ管理プログラム - Google Patents

アーカイブ管理装置、アーカイブ管理システム及びアーカイブ管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】番組制作を行う際に、編集映像素材を保管しているデータベース装置からそれを読み出さなくても、使用された映像素材の用途を確認することができるようにする。
【解決手段】映像素材と映像素材の内容を記す映像素材メタデータと、番組構成表の内容を記す番組構成表メタデータと、映像素材の編集内容を記す編集メタデータとを保持するデータベース部と、入力された番組構成表を一意に特定する番組構成表IDに対して、データベース部に保持され、且つ番組構成表IDに関連付けられる映像素材メタデータ、番組構成表メタデータ、及び編集メタデータに基づき簡易番組再生メタデータの生成処理を実行する簡易番組再生メタデータ生成部とを備えるアーカイブ管理装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ放送局で使用されるアーカイブ管理装置、アーカイブ管理システム及びアーカイブ管理プログラムに関する。
日本では、2000年のBSデジタル放送、2003年の地上波デジタル放送とテレビ放送のデジタル化が推進され、放送形態の多様化が進んでいる。また、テレビ放送のデジタル化、放送形態の多様化に伴い、放送局の設備も従来のアナログ主体の番組制作からデジタル主体の番組制作に推移しつつある。従来の放送局の設備は、放送局内でテープメディアにより、撮影した映像素材をリニア編集装置で編集し、テープ用のカートマシンを用いて番組送出を行うのが主流であった。この運用形態がデジタル主体になると、撮影した映像素材をHDDのようなランダムアクセスメディアを搭載したアーカイブ管理装置に蓄積し、ノンリニア編集装置からアーカイブ管理装置にオンラインでアクセスして編集し、完成した番組映像素材を送出装置へ転送して送出するといった運用形態をとることが想定される。このため、デジタル主体の新しい運用形態に対応するためにはデジタルデータを統合的に管理できるアーカイブ管理装置の必要性が高まると予想される。これに関連する技術としては、例えば、非特許文献1に記載されるような複数の映像素材、番組映像素材を蓄積し、この映像素材の検索、視聴機能を提供し、映像素材の二次利用を可能とするアーカイブ管理装置が提案されている。
人工知能学会誌、18巻3号(2003年5月)、「デジタルアーカイブ」NHKアーカイブス−制作から保存まで− 以下、図面を用いて従来のアーカイブ管理装置を使用する形態について説明する。図18に示すように、放送局では番組制作を、撮影をする撮影班と、撮影された映像素材を編集する編集班とに大きく分け、アーカイブ管理装置1801を中心として番組を制作している。そして、報道班1802、スポーツ班1803、バラエティ班1804、ドラマ班1805等の撮影班は、撮影した映像素材をアーカイブ管理装置1801に登録する。一方、映像素材を編集する編集班1808〜1810は、ノンリニア編集装置等を用いて、オンラインでアーカイブ管理装置1801にアクセスし、登録されている映像素材を編集して番組を制作している。このように、アーカイブ管理装置を用いれば、番組制作を楽に行うことができる。
しかしながら、アーカイブ管理装置は、放送局内で共有しているので、様々な映像素材を管理しなければならない。映像素材を編集する各編集班は、アーカイブ管理装置が管理している映像素材群から自分の必要な映像素材を検索、選択して番組制作の作業を行っている。例えば、下記特許文献1では、映像素材とニュース原稿とを関連付けることについて記されており、検索結果の提示方法として映像素材と共にニュース原稿を表示させるアーカイブ管理装置が開示されている。また、下記特許文献2では、検索した映像素材の提示方法として映像素材に対する代表的な静止画と音声を共に提示するアーカイブ管理装置が開示されている。
特開平9−18432号公報 特開2003−256432公報
番組制作で利用する映像素材は新しく撮影してきた映像素材もあれば、かつて別の番組で使われた過去の映像素材も存在する。番組制作者は、過去の映像素材の用途を確認したいという要求がある。すなわち、キーワード等を用いて検索参照される映像素材について、その映像素材が過去の番組で使用されていた場合、映像素材はどのようなシーンに組み込まれ、どのような編集効果が施されたのかを確認したいという要求がある。番組制作者は使用済みの映像素材の用途を参考にすることにより、新規に制作する番組に過去の映像素材を組み込んだり、過去に編集された内容とは異なる編集を施すことができる。
従来、使用された映像素材の用途を確認する手段は、使用する映像素材を結合または編集して実際に制作した、通称、完パケと呼ばれる編集映像素材を保管しているデータベース装置からそれを読み出して確認している。一方で、新たに撮影されてくる映像素材は、別のデータベース装置にて管理されている。すなわち、アーカイブ管理装置は、撮影された映像素材を保管するデータベース装置と編集映像素材を保管するデータベース装置の二つのデータベース装置を管理しなければならず、使用された映像素材の用途を確認して番組制作を行う際には、アーカイブ管理装置内で作業が停滞してしまうという問題がある。
また、番組編集工程において、編集途中の番組を編集者以外の人間がプレビューするケースがある。この場合、編集機の設置された編集室以外の場所、例えば制作室のデスクやディレクタ、プロデューサの自宅などからネットワークを介して編集途中の番組映像をストリーミング等で受信して再生し、編集内容を確認する、というニーズがある。しかしながら、編集途中の番組映像は編集作業を行っている編集機の編集アプリケーションでしか再生実行ができないという課題がある。つまり、編集用アプリケーション上で付与された編集内容、例えばテロップやフェードイン・フェードアウトなどの映像効果、モザイク処理などは編集用アプリケーション上でしか実行が行えず、また、そのような編集内容を施した映像をプレビュー用に作成するには、編集用アプリケーション上でレンダリング処理(いわゆる映像編集のファイナライズであり、元となる映像に映像処理を加えて別の実体映像を生成する処理)を行う必要があり、その処理時間には、通常、完成映像の実時間からその数倍の時間を要す。従ってプレビューを要求してからプレビュー再生までに前記映像の実時間以上の時間の待ち時間を要する。従ってネットワークを介して編集途中の映像をプレビューするには要求元の装置ごとに高価な編集用アプリケーションを購入してインストールする必要がある。
本発明は、こうした問題に着目し、番組制作を行う際に、完パケを保管しているデータベース装置からそれを読み出さなくても、使用された映像素材の用途を確認することができ、また、停滞も起こさず、また編集用アプリケーションがなくとも編集途中の番組映像を他の装置の汎用映像プレーヤからプレビュー再生可能とさせるアーカイブ管理装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、映像素材と前記映像素材の内容を記す映像素材メタデータと、番組を構成する素材のカット点及び並び順を記す番組構成表メタデータと、前記映像素材の編集区間及び特殊効果コマンドからなる編集内容を記す編集メタデータとを保持するデータベース部と、入力された前記番組構成表を一意に特定する番組構成表IDに対して、前記データベース部に保持され、且つ前記番組構成表IDに関連付けられる前記映像素材メタデータ、前記番組構成表メタデータ、及び前記編集メタデータに基づき簡易番組再生メタデータの生成処理を実行する簡易番組再生メタデータ生成部とを備えることを特徴とするアーカイブ管理装置である。
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアーカイブ管理装置について、前記簡易番組再生メタデータ生成部は、映像素材の再生タイミングについて記述する映像素材再生タイミング生成部を備え、前記映像素材再生タイミング生成部は、前記番組構成表を一意に特定する番組構成表ID及び前記番組構成表IDに関連付けられる番組構成表メタデータを取得する番組構成表メタデータ取得部と、前記番組構成表メタデータのカットループから1カット毎に抽出するカット抽出部と、前記抽出した1カットから映像素材の情報を抽出する映像素材情報抽出部と、前記映像素材情報抽出部で抽出した情報に従い映像再生コマンドを生成する映像再生コマンド生成部とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のアーカイブ管理装置において、前記簡易番組再生メタデータ生成部は、編集内容の表示タイミングについて記述する編集内容表示タイミング生成部を備え、前記編集内容表示タイミング生成部は、前記番組構成表IDに関連付けられる編集メタデータを取得する編集メタデータ取得部と、前記編集メタデータを1項目毎に抽出する編集メタデータ抽出部と、前記抽出した1項目の編集メタデータから編集内容を抽出する編集内容抽出部と、前記抽出した編集内容に含まれる特殊効果コマンドを文字列に変換するコマンド変換部と、前記変換された文字列情報を当該編集内容の編集区間と同様の期間に表示するための編集内容表示コマンドを生成する編集内容コマンド生成部とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のアーカイブ管理装置において、前記簡易番組再生メタデータ生成部は、前記特殊効果コマンドと当該特殊コマンドの説明がされた文字列とを関連付けた文字列変換表を備え、前記コマンド変換部は前記文字列変換表を用いて特殊効果コマンドを文字列変換することを特徴とする。
本発明の請求項5に記載のアーカイブ管理装置は、請求項3または4に記載のアーカイブ管理装置において、前記簡易番組再生メタデータ生成部は、前記映像素材再生タイミング生成部で生成される前記映像再生コマンドと前記編集内容表示タイミング生成部で生成される前記編集内容表示コマンドとを組み立てるコマンド組立部と、前記コマンド組立部で組み立てられた前記映像再生コマンド及び前記編集内容表示コマンドを時間順にソートするソート部と、前記ソートされた前記映像再生コマンド及び前記編集内容表示コマンドを備えた簡易番組再生メタデータを出力する簡易番組再生メタデータ出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のアーカイブ管理装置において、前記簡易番組再生メタデータ生成部は、生成された前記簡易番組再生メタデータを前記データベース部に登録することを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1に記載のアーカイブ管理装置において、さらに、簡易番組再生メタデータ生成起動部を備え、前記簡易番組再生メタデータ生成起動部は、前記映像素材メタデータの登録完了の通知、前記番組構成表メタデータの登録完了の通知あるいは前記編集メタデータの登録完了の通知を受けて前記簡易番組再生メタデータ生成部の制御をすることを特徴とする。これにより簡易番組再生メタデータの生成タイミングを制御することができる。
本発明の請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のアーカイブ管理装置において、前記アーカイブ管理装置は、簡易番組再生要求を受けて該当する前記簡易番組のストリーミングを送出するAVメディアストリーミング部を備えることを特徴とする。
本発明の請求項9に記載の発明は、請求項1に記載のアーカイブ管理装置において、前記編集メタデータはEDLメタデータであることを特徴とする。
本発明の請求項10に記載の発明は、請求項1に記載のアーカイブ管理装置において、前記番組構成表メタデータはEDLメタデータであることを特徴とするものである。
本発明の請求項11に記載の発明は、請求項1に記載のアーカイブ管理装置と、前記アーカイブ管理装置へ映像素材の検索を要求し、前記映像素材検索の結果に従い簡易番組再生メタデータを要求するブラウザ部と、前記ブラウザ部で受信した前記簡易番組再生メタデータに従い簡易番組再生を要求し、簡易番組を再生させるマルチメディアプレーヤ部と、前記簡易番組の再生時間をカウントするタイマ部とを備える映像素材検索参照装置と、からなるアーカイブ管理システムである。
本発明の請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のアーカイブ管理システムにおいて、前記ブラウザ部は、前記映像素材検索の結果をGUIに変換する表示部を備え、前記表示部は、前記表示されている映像素材検索結果から、簡易番組再生メタデータが登録済みの映像素材に限り、前記映像素材の再生を要求する映像素材再生要求ボタンとともに、前記簡易番組の再生を要求する簡易番組再生要求ボタンとを表示することを特徴とする。
本発明の請求項13に記載の発明は、請求項12に記載のアーカイブ管理システムにおいて、前記表示部は、前記簡易番組再生要求ボタンを押した位置に対応する簡易番組再生メタデータを要求することを特徴とする。
本発明の請求項14に記載の発明は、請求項11に記載のアーカイブ管理システムにおいて、前記ブラウザ部は、取得した前記簡易番組再生メタデータを前記マルチメディアプレーヤ部に転送することを特徴とする。
本発明の請求項15に記載の発明は、請求項11に記載のアーカイブ管理システムにおいて、前記ブラウザ部は、前記簡易番組再生要求ボタンを押した位置に対応する映像素材情報を取得し、取得した前記映像素材情報を前記簡易番組再生メタデータとともにマルチメディアプレーヤ部に転送することを特徴とする。
本発明の請求項16に記載の発明は、請求項11に記載のアーカイブ管理システムにおいて、前記マルチメディアプレーヤ部は、転送された前記簡易番組再生メタデータに従い前記再生コマンドに該当する映像を再生する動画再生枠と、前記編集内容表示コマンドの文字列情報を表示する文字列表示枠とを備えることを特徴とする。
本発明の請求項17に記載の発明は、請求項11に記載のアーカイブ管理システムにおいて、前記マルチメディアプレーヤ部は、前記タイマ部のカウント情報を取得し、前記カウント情報に従い、前記動画再生枠で再生される前記簡易番組の映像と前記テキスト表示枠で表示される前記簡易番組の編集内容とを経時的に変化させることを特徴とする。
本発明の請求項18に記載の発明は、請求項16に記載のアーカイブ管理システムにおいて、前記文字列表示枠は、前記簡易番組再生メタデータに記述された、モザイク効果を表示するモザイク効果表示枠、テロップ効果を表示するテロップ効果表示枠、あるいは編集効果を表示する編集効果表示枠を備えることを特徴とする。
本発明の請求項19に記載の発明は、請求項11に記載のアーカイブ管理システムにおいて、前記マルチメディアプレーヤ部は、前記ブラウザ部から前記簡易番組再生メタデータとともに転送される前記映像素材情報を取得し、前記映像素材情報を用いて、前記簡易番組再生メタデータの映像再生コマンドあるいはその直前の映像再生コマンドから前記簡易番組再生を要求及び再生することを特徴とする。
本発明の請求項20に記載の発明は、コンピュータを、映像素材と前記映像素材の内容を記す映像素材メタデータと、番組を構成する素材のカット点及び並び順を記す番組構成表メタデータと、前記映像素材の編集内容を記す編集メタデータとを保持するデータベース部と、入力された前記番組構成表を一意に特定する番組構成表IDに対して、前記データベース部に保持され、且つ前記番組構成表IDに関連付けられる前記映像素材メタデータ、前記番組構成表メタデータ、及び前記編集メタデータに基づき簡易番組再生メタデータの生成処理を実行する簡易番組再生メタデータ生成部として機能させるためのアーカイブ管理プログラムである。
本発明によれば、番組制作を行う際に、完パケを保管しているデータベース装置からこれを読み出さなくても、完パケに相当する簡易番組を再生することにより、使用された映像素材の用途を確認することができるという効果が得られる。また、撮影班と編集班が同時にアーカイブ管理装置を利用することがあっても停滞が少ないという効果が得られる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。主に実施例1ではアーカイブ管理装置について説明し、実施例2ではアーカイブ管理システムについて説明する。実施例1ではアーカイブ管理装置に登録される各種メタデータを用いて簡易番組再生メタデータを生成し、各種メタデータと関連付けて保管するアーカイブ管理装置について説明する。また、実施例2では映像素材検索参照装置を用いてアーカイブ管理装置に保管されている映像素材について検索し、さらにその結果から簡易番組を再生するアーカイブ管理システムについて説明する。なお、本発明は、以下の各実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば、適宜に変更でき、実施できるものとする。
本発明の第1実施例を説明する。図1はアーカイブ管理装置とその周辺装置を示し、アーカイブ管理装置110の周辺装置には、映像素材登録装置120、番組構成編集装置130、ノンリニア編集装置140、テロップ編集装置150、映像素材検索参照装置160がある。アーカイブ管理装置110には、映像素材登録装置120から映像素材及び映像素材メタデータが登録され、番組構成編集装置130から番組構成表メタデータが登録され、ノンリニア編集装置140またはテロップ編集装置150から編集メタデータが登録される。これら映像素材及び各種メタデータはアーカイブ管理装置110内のデータベース部112で保持される。また、アーカイブ管理装置110では、映像素材メタデータ、番組構成表メタデータ、あるいは編集メタデータに基づき簡易番組再生メタデータの生成処理を実行して簡易番組再生メタデータをデータベース部112に登録する。また、アーカイブ管理装置110は、映像素材検索参照装置160から映像素材の検索要求を受けて検索を行い、その結果を元にさらに簡易番組の再生要求があった場合には、簡易番組を再生する。映像素材登録装置120は、映像を撮影し、また、撮影した映像の素材内容を記す映像素材メタデータを生成する。映像素材と映像素材メタデータはアーカイブ管理装置110に登録される。番組構成編集装置130は、番組構成を決定して番組構成表を作成するとともに番組構成表の内容を記す番組構成表メタデータを生成する。番組構成表メタデータはアーカイブ管理装置110に登録される。ノンリニア編集装置140は、データベース部112で保管されている映像素材を編集するものであり、映像素材のカットや結合等を行う。また、テロップ編集装置150は、編集した映像素材にテロップや編集効果等の特殊効果を施す。ノンリニア編集装置140やテロップ編集装置150では映像素材を編集するとともに編集内容を記す編集メタデータを生成する。編集メタデータはアーカイブ管理装置110に登録される。本実施例で生成される編集メタデータはEDL(Edit Decision List)メタデータである。映像素材検索参照装置160は、アーカイブ管理装置110へ映像素材の検索を要求して、その応答を受け、また、その結果を元にさらに映像素材や簡易番組の再生を要求して、映像素材のストリーミングを行い、それを再生するものである。
つづいて、アーカイブ管理装置110の内部構成について説明する。図1に示すように、アーカイブ管理装置110は、簡易番組再生メタデータ生成部111、データベース部112、簡易番組再生メタデータ生成起動部113、映像素材登録部114、番組構成表登録部115、編集データ登録部116、メタデータ検索部117、及びAVメディアストリーミング部118を備えている。簡易番組再生メタデータ生成部111は、映像素材メタデータ、番組構成表メタデータ、及び編集メタデータに基づき簡易番組再生メタデータの生成処理を実行し、生成した簡易番組再生メタデータはデータベース部112に登録する。当該ブロックのさらに詳細な内部構成については後述する。データベース部112では、映像素材、映像素材メタデータ、番組構成表メタデータ、編集メタデータ、及び簡易番組再生メタデータを保持する。データベース部112はRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)やカートマシン等を用いる。簡易番組再生メタデータ生成起動部113は、簡易番組再生メタデータ生成部111で生成する簡易番組再生メタデータの生成タイミングを制御するものである。生成タイミングは、例えば、映像素材メタデータの登録完了の通知、番組構成表メタデータの登録完了の通知、あるいは編集メタデータの登録完了の通知があり、これを受けて簡易番組再生メタデータの生成タイミングを制御する。映像素材登録部114は、映像素材登録装置120から登録される映像素材と映像素材メタデータを受け、これらをデータベース部112及び簡易番組再生メタデータ生成起動部113に送る。番組構成表登録部115は、番組構成編集装置130から登録される番組構成表メタデータを受け、これをデータベース部112及び簡易番組再生メタデータ生成起動部113に送る。編集データ登録部116は、ノンリニア編集装置140やテロップ編集装置150から登録される編集メタデータを受け、これをデータベース部112及び簡易番組再生メタデータ生成起動部113に送る。メタデータ検索部117は、映像素材検索参照装置160から映像素材の検索要求を受けて該当するメタデータをデータベース部112から検索する。AVメディアストリーミング部118は、映像素材検索参照装置160から映像素材や簡易番組の再生の要求を受けてデータベース部112に保持されている映像素材のストリーミングを送出する。また、AVメディアストリーミング部118は、映像素材検索参照装置160から簡易番組再生の要求を受けてデータベース部112に保持されている簡易番組再生メタデータに該当する映像素材のストリーミングを送出する。
次に、映像素材登録装置120、番組構成編集装置130、ノンリニア編集装置140、テロップ編集装置150で生成される映像素材や各種メタデータをアーカイブ管理装置110に登録する手順を説明する。映像素材や各種メタデータは番組制作の流れに従って生成されて登録される。図3に示すように、番組制作はステップ1乃至4を有する。
ステップ1では映像素材登録装置120が撮影した映像の登録を行う。上記したように、映像素材登録装置120では映像を撮影し、映像素材の内容を記す映像素材メタデータを生成する。映像素材メタデータについて説明する。映像素材メタデータは、図4に示すように、映像素材を一意に特定する素材ID401、映像素材の保管先を示すロケーション402、映像を撮影した撮影者403、撮影した機器情報を示す撮影機器404、映像素材のタイトル405、映像素材の撮影時間406、映像素材に関する内容を文字列で記した素材の説明407、撮影対象408、撮影場所409、撮影日時410、映像に出演した出演者411、及び撮影者や番組制作者が映像素材に関して自由に記述することができるメモ412を備えている。素材ID401は、映像素材の登録時に映像素材登録装置120またはアーカイブ管理装置110が自動的に発番して登録する。また、ロケーション402はデータベース部112へのパスを登録する。また、撮影機器404、撮影時間406、撮影日時410等は映像素材登録装置120が自動的に登録することができるものとする。他にも映像素材登録時に映像素材登録装置120の登録画面で各種情報を登録することができる。映像素材登録装置120で生成される映像素材メタデータは映像素材登録部114に入力され、映像素材登録部114は映像素材と映像素材メタデータをデータベース部112に登録する。また、映像素材登録部114は映像素材メタデータを簡易番組再生メタデータ生成起動部113に入力する。
ステップ2では番組構成編集装置130が番組構成表の作成を行う。番組構成表は、図5に示すように、シーケンス、シーン及びカットを階層的に管理し、それぞれ、映像の内容や時間等を割り当てて作成する。つづいてステップ3では映像素材登録装置120が登録した映像素材メタデータから映像素材の内容や時間等を番組構成表に埋め込む。例えば、符号501は、カット内容518=“悪天候の日本海荒波が押し寄せる”は、シーン情報516=“日本海上の一隻の漁船を横から捕らえ、だんだんアップに近づいていく”に属し、このシーンはシーケンス513=“オープニング”に属していることを示す。なお、番組構成表の決定は映像素材を登録する前でも後でも良い。つまり、本実施例では、映像素材を登録した後で番組構成表を作成し、登録した映像素材を番組構成表に埋め込むようにしているが、先に番組構成表を作成し、番組構成表に従って映像素材を撮影し、それを埋め込むようにしても良い。番組構成編集装置130では作成された番組構成表に従い番組構成表の内容を記す番組構成表メタデータを生成する。
番組構成編集装置130で生成される番組構成表メタデータについて説明する。番組構成表メタデータは、図6に示すように、ヘッダ部601とボディ部602とに分かれている。ヘッダ部601は、番組構成表を一意に特定する番組構成表ID611、番組構成表の保管先を示すロケーション612、番組タイトル613、番組構成表の完成度合いを示す構成バージョン614、番組構成表に対して番組制作者の自由記述ができるコメント615、番組構成表の編集を開始した編集開始日時616、及び番組構成表の編集を更新した編集更新日時617を備えている。番組構成表ID611は素材ID401と同様に、番組構成表メタデータの登録時に番組構成編集装置130またはアーカイブ管理装置110が自動的に発番して登録する。また、構成バージョン614は番組構成表の登録更新がされる度に番号を昇順するようにしている。編集開始日時616や編集更新日時617についても、番組構成編集装置130またはアーカイブ管理装置110が登録する。他にも番組構成編集装置130の編集画面で番組タイトル613やコメント615等の各種情報を登録することができる。一方、ボディ部602は、番組構成表におけるシーケンス603、シーン604及びカット605を階層的に管理し、それぞれ、映像の内容や時間等を割り当てている。シーケンス情報は、シーケンスの番号を記すシーケンスNo618、シーケンスの番組内の開始時間カウントを示す開始時間619と、当該シーケンスの時間長を示す継続時間620、当該シーケンスに関する記述情報であるシーケンス情報621、及びシーケンスに属するすべてのシーン情報からなる。シーケンスNo618、開始時間619、及びシーケンス情報621は、番組構成表のNo511、開始時間512、及びシーケンス513に相当する。また、シーン情報は、シーケンス内のシーンの番号を記すシーンNo622と、シーンの番組内の開始時間カウントを示す開始時間623、シーンの時間長を示す継続時間624、シーンに関する記述情報であるシーン情報625、及びシーンに属するすべてのカット情報からなる。シーンNo622、開始時間623、及びシーン情報625は、番組構成表のシーンNo514、開始時間515、及びシーン情報516に相当する。また、カット情報は、シーン内のカットの番号を記すカットNo626、カットに関する記述情報であるカット内容627、カットに使用された映像素材の素材ID628、カットの番組内の開始時間カウントを示す開始時間629、カットの時間長を示す継続時間630、映像素材の実際に利用されている時間カウントを示すIn点631、最終カウントを示すOut点632、及びカットに対して施されたすべての特殊効果情報633からなる。カットNo626、カット内容627、素材ID628、開始時間629、及び特殊効果情報633は、番組構成表のカットNo517、カット内容518、素材ID519、開始時間520、及び編集効果521に相当する。なお、In点631、Out点632及び特殊効果情報633等は、ステップ4で行われる映像素材の編集作業に従って付与される。番組構成編集装置130で生成される番組構成表メタデータは番組構成表登録部115に入力され、番組構成表登録部115は番組構成表メタデータをデータベース部112に登録する。また、番組構成表登録部115は番組構成表メタデータを簡易番組再生メタデータ生成起動部113に入力する。
なお、本実施例では、番組の構成を分かりやすく説明するために番組の構成どおりに各映像素材を並べ、それぞれIn点及びOut点を決定する作業を番組構成編集装置130を用いて行い、その結果として番組構成表メタデータが生成されるとしたが、番組構成編集装置130を用いずに、ノンリニア編集機140により直接映像素材を切り貼り、つまり素材の並び替え、各素材のIn点及びOut点の決定を行うこともできる。この場合番組構成メタデータは図6のデータ構造を持つとは限らず、編集メタデータのデータ構造を持つことになる。
ステップ4ではノンリニア編集装置140やテロップ編集装置150が映像素材の編集作業を行う。ステップ4はノンリニア編集装置140を用いてデータベース部112で保管されている映像素材のカットや結合等の編集を行うステップ4−1と、テロップ編集装置150を用いて編集した映像素材にテロップや編集効果等の特殊効果を施すステップ4−2に分かれる。ステップ4で編集された編集映像素材が実際に番組で使用される映像であり、これを完パケと呼んでいる。完パケはデータベース部112以外のデータベース(図示しない)で保持される。また、ノンリニア編集装置140またはテロップ編集装置150では映像素材を編集するとともに編集内容を記す編集メタデータを生成する。本実施例ではEDL(Edit Decision List)メタデータを生成する。
ノンリニア編集装置140またはテロップ編集装置150で生成される編集メタデータについて説明する。図7及び図8に示すように、編集メタデータは各編集装置が出力するものであり、フォーマットそのものは標準化されておらず編集装置メーカ特有のデータ構造を持つ。図7に示す編集メタデータはテロップ編集装置150によって生成、出力されたものである。符号710に示す通り、編集メタデータは番組構成表ID710と各種編集項目720のループからなる。編集項目は映像素材ID721と、元の映像素材内で実際に利用された場所を記すオリジナルIn点722及びオリジナルOut点723と、番組内で組み込まれている場所を示す番組In点724と番組Out点725と、編集対象となった種別が映像であるか音声であるかまたその両方であるかを示す対象726と、In点とOut点の間にどのような特殊効果を施したのかを示す特殊効果種別727と、編集装置の特殊効果コマンド728を備えている。例えば符号730は、映像素材ID=012345の映像素材のうち、当該映像素材の時間カウント“00:01:00〜00:01:01”の間の映像部分に対して特殊効果を行ったことを示し、番組では“00:00:00〜00:00:01”で用いる。また、特殊効果は“テロップ”付けを行ったことを示し、“XX,YY,“新潟県○×港”,Font,Color”のコマンドを発行している。これはつまり、XX軸、YY軸上に“新潟県○×港”という文字列を、Fontと文字の色を指定して映像に付け加えていることを示す。また、図8に示す編集メタデータはノンリニア編集装置140によって生成、出力されたものである。符号810に示す通り、編集メタデータは、図7に示した編集メタデータと同様、番組構成表ID810と各種編集項目820のループからなる。例えば符号830は、映像素材ID=012349の映像素材のうち、当該映像素材の時間カウント“00:01:00〜00:01:03”の間の映像部分に対して特殊効果を行ったことを示し、番組では“00:01:57〜00:02:00”で用いる。また、特殊効果は“編集効果”を行ったことを示し、“FadeOut,Black”のコマンドを発行している。これはつまり、画面を黒色にフェードアウトする編集効果を施すことを示す。ノンリニア編集装置140やテロップ編集装置150で生成される編集メタデータは編集データ登録部116に入力され、編集データ登録部116は、編集メタデータをデータベース部112に登録する一方、簡易番組再生メタデータ生成起動部113に入力する。
簡易番組再生メタデータ生成起動部113には、映像素材メタデータ、番組構成表メタデータ、あるいは編集メタデータが入力される。簡易番組再生メタデータ生成起動部113は、各種メタデータの登録完了の通知を受けて簡易番組再生メタデータ生成部111の起動判断を行う。ここで、簡易番組再生メタデータ生成起動部113の起動判断について説明する。例えば、簡易番組再生メタデータ生成起動部113は、番組制作におけるステップ3の終了直前のタイミング、すなわち番組構成表登録部115から番組構成表メタデータの新規登録や更新登録があった場合に生成起動を判断する。このケースは番組が完成していなくとも簡易的に組んだ構成で構成表中の素材を連続して視聴する要望にこたえるものである。また、簡易番組再生メタデータ生成起動部113は、番組制作ステップ4−1、4−2終了直前のタイミング、すなわち各映像編集装置から編集メタデータの新規登録や更新登録があった場合に生成起動を判断する。このケースは各映像編集装置以外の端末から番組編集効果を映像と合わせて簡易的に確認する要求にこたえるものである。この他にも簡易番組再生メタデータ生成起動部113は、映像素材登録部114から映像素材メタデータの新規登録、更新登録があった場合に生成起動を判断する。このケースは、番組構成表の登録後に映像素材の新規登録や更新登録がされる場合の要求に応えるものである。さらに、この他にも簡易番組再生メタデータ生成起動部113は、番組構成表IDの登録があった場合に生成起動を判断する。簡易番組再生メタデータ生成起動部113は、番組構成編集装置130とのインタフェースを備え、番組構成編集装置130から番組構成表IDを指定して番組制作完成指示または完パケ転送要求を受信する。この要求によって簡易番組再生メタデータ生成起動部130は完パケが作成されたものと判断し、番組構成表IDを持つ番組に対して簡易番組再生メタデータの生成要求を簡易番組再生メタデータ生成部113に送る。このように、簡易番組再生メタデータ生成処理起動部113は、各種メタデータの登録完了の通知、あるいは番組構成表IDの登録を受けて起動判断を行い、番組構成表IDとともに簡易番組再生メタデータ生成要求を簡易番組再生メタデータ生成部111へ送ることにより、簡易番組再生メタデータ生成部111は簡易番組再生メタデータの生成処理を実行する。
次に簡易番組再生メタデータ生成部111の内部構成を説明する。図2に示すように、簡易番組再生メタデータ生成部111は、映像素材の再生タイミングについて記述する映像素材再生タイミング生成部210と、編集内容の表示タイミングについて記述する編集内容表示タイミング生成部220と、映像素材再生タイミング生成部210で生成される映像再生コマンドと編集内容表示タイミング生成部220で生成される編集内容コマンドとを組み立てるコマンド組立部231と、コマンド組立部231で組み立てられた映像再生コマンド及び編集内容コマンドを時間順にソートするソート部232と、ソートされた映像再生コマンド及び編集内容コマンドを備えた簡易番組再生メタデータを出力する簡易番組再生メタデータ出力部233とを備えている。また、映像素材再生タイミング生成部210は、番組構成表IDとそれに関連付けられる番組構成表メタデータを取得する番組構成表メタデータ取得部211と、番組構成表メタデータのカットループから1カット毎に抽出するカット抽出部212と、抽出した1カットから映像素材の情報を抽出する映像素材情報抽出部213と、映像素材情報抽出部213で抽出した情報に従い映像再生コマンドを生成する映像再生コマンド生成部214とを備えている。また、編集内容表示タイミング生成部220は、番組構成表IDに関連付けられる編集メタデータを取得する編集メタデータ取得部221と、編集メタデータを1項目毎に抽出する編集メタデータ抽出部222と、抽出した1項目の編集メタデータから編集内容を抽出する編集内容抽出部223と、抽出した編集内容に含まれるコマンドを文字列に変換するコマンド変換部225と、抽出した編集内容及び変換された文字列に従い編集内容コマンドを生成する編集内容コマンドを生成する編集内容コマンド生成部226とを備えている。また、編集内容表示タイミング生成部220は、コマンドとコマンドの説明がされた文字列とを関連付けた文字列変換表224を備えており、コマンド変換部225は文字列変換表224を用いてコマンドを文字列に変換する。文字列変換表224については後述する。
つづいて簡易番組再生メタデータの生成処理の動作について図9を用いて説明する。上記したように、簡易番組再生メタデータ生成起動部113は、各種メタデータの登録完了の通知、あるいは番組構成表IDの登録を受けて起動判断を行い、番組構成表IDとともに簡易番組再生メタデータ生成要求を簡易番組再生メタデータ生成部111へ送る。簡易番組再生メタデータ生成部111は、番組構成表IDと簡易番組再生メタデータ生成要求を受信することにより、簡易番組再生メタデータの生成処理を実行する(S901)。番組構成表IDと簡易番組再生メタデータ生成要求は、番組構成表メタデータ取得部211に送られ、番組構成表メタデータ取得部211は、番組構成表IDを持つ番組構成表メタデータを取得する(S902)。取得した番組構成表IDまたは番組構成表メタデータを用いて、簡易番組再生メタデータのヘッダ部を生成する(S903)。ヘッダ部では番組構成表IDを付与し、簡易番組再生画面のレイアウトを決定する。例えば、図11に示す簡易番組再生メタデータのヘッダ部1110は番組構成表IDに<program id=“9324”>を付与し、レイアウトは<region id=>を4種類使用することを示す。本実施例では映像素材再生用の枠として<region id=“movie”>を使用し、残りの3種類は編集内容表示用の枠として<region id=“kouka”>を使用。なお、編集メタデータの数、つまり編集効果の数に応じて枠の数を変更させても良い。
つづいて簡易番組再生メタデータのボディ部を生成する。ボディ部1120では映像素材再生タイミングを記す映像再生コマンド1121と、編集内容表示タイミングを記す編集内容コマンド1122を生成する。映像再生コマンド1121の生成は、番組構成表メタデータ取得部211が取得した番組構成表メタデータを読み出してカット抽出部212に送り(S904)カット抽出部212では番組構成表メタデータのカットループから1カットにあたる部分の情報を抽出する(S905)。例えば図6の番組構成表メタデータによると、符号626乃至633の部分を抽出する。つづいてカット抽出部212は抽出した1カットの情報を映像素材情報抽出部213に送り、映像素材情報抽出部213は1カットの情報から映像素材情報を抽出する(S906)。映像素材情報には、素材ID628、In点631、及びOut点632等がある。映像素材情報抽出部213は、抽出した映像素材情報を映像再生コマンド生成部214に送り、映像再生コマンド生成部214は映像素材情報に関連付けられている映像素材メタデータ、及び映像素材メタデータに記されているロケーション等を取得して、映像再生コマンドを生成する(S907)。例えば、映像素材情報に素材ID628が送られた場合、素材ID628に関連付けられている映像素材メタデータを取得でき、また、映像素材メタデータに記されているロケーション402により、データベース部112で保持されている映像素材を取得することができる。映像再生コマンド生成部214で生成された1カットに対する映像再生コマンド11211は、簡易番組再生メタデータのボディ部1120の映像再生コマンド1121にコマンドの一つとして記される(S908)。簡易番組再生メタデータへの映像再生コマンドの記載は映像再生コマンド生成部214で生成された映像再生コマンドをコマンド組立部231に送ることで記される。これにより、番組構成表メタデータの1カットに対する映像再生コマンドの生成が終了する。またこの時、シーケンスまたはシーン内のカットループに次のカット項目がある場合は、カット項目がなくなるまでステップ905乃至908の処理を行い(S909)、カット項目がない場合は、次に簡易番組再生メタデータのボディ部の編集内容コマンド1122を生成する。編集内容コマンドの生成に移るため、映像再生コマンド生成部214は、番組構成表IDを編集内容表示タイミング生成部220の編集メタデータ取得部221に送る。
なお、本実施例において、素材の映像再生コマンドの生成を番組構成編集装置130によって生成された番組構成表メタデータを用いたが、番組を構成する素材のカット繋ぎをノンリニア編集機において行った結果となる編集メタデータを用いてもよい。この場合、編集メタデータは図8に示す編集メタデータと同様にカット毎の映像素材情報830を持ち、そのうち特殊効果種別827、コマンド828のデータが登録されていないデータ構造となる。
編集メタデータ取得部221では番組構成表IDを持つ編集メタデータを取得する(S910)。取得した編集メタデータの記述内容をテキスト表示するための表示枠を決定する(S911)。表示枠はステップ903で生成したヘッダ部に記されている表示枠を一つ割り当てる。例えば、図11に示されている簡易番組再生メタデータのヘッダ部1110は、編集内容表示用の枠として<region id=“kouka”>を3種類備えており、1種類の編集メタデータをテキスト表示するために、表示枠を一つ割り当てる。表示枠の割り当てについては、編集メタデータの処理順にしてもよいし、編集メタデータ内の特殊処理種別に応じて事前に表示枠を関連付けても良い。
編集内容コマンド1122の生成は、編集メタデータ取得部221が取得した編集メタデータを読み出して編集メタデータ抽出部222が1項目毎に抽出する(S912)。例えば図7の編集メタデータによると、符号730の部分を抽出する。つづいて編集メタデータ抽出部222は抽出した1項目の編集メタデータを編集内容抽出部223に送り、編集内容抽出部223は1項目の編集メタデータから編集内容を抽出する(S913)。図7の編集メタデータによると、番組In点724、番組Out点725、特殊効果種別727及びコマンド情報728等が抽出される。抽出された編集内容はコマンド変換部225に送られ、コマンド変換部225は、文字列変換表224を用いてコマンド情報728を文字列に変換する(S914)。
ここで文字列変換表について説明する。図10に示すように、文字列変換表は、コマンドとコマンドの説明がされた文字列とを関連付けた表である。例えば、符号1001は特殊効果種別=“編集効果”である場合に文字列変換し、符号1002は、編集メタデータ内のコマンドを文字列変換することを規定している。また、符号1103はコマンド及び引数と出力文字列とを関連付けており、符号1104はコマンド=“FadeIn”、及び引数=“Color”は、出力文字列=““Color”色にフェードインしました”に文字列変換して出力することを示し、符号1105はコマンド=“FadeOut”、及び引数=“Color”は、出力文字列=““Color”色にフェードアウトしました”に文字列変換して出力することを示している。例えば、図8に示す編集メタデータを取得し、符号830の部分を抽出した場合、抽出する編集内容は番組In点824=“00:01:57”、番組Out点825=“00:02:00”、特殊効果種別827=“編集効果”、及びコマンド情報828=“FadeOut、Black”である。そしてこの編集内容がコマンド変換部225に入力されると、コマンド変換部225では文字列変換表224を用いてコマンド情報828=“Black色にフェードアウトしました”に変換する。なお、本実施例では、コマンド情報の文字列への変換を特殊効果種別が編集効果となっている場合にのみ行うので、特殊効果種別がテロップ効果となっている場合には、文字列変換されず、コマンドがそのまま使用される。
文字列変換表224を用いて変換された文字列あるいはコマンドを用いて編集内容コマンドを生成する(S915)。例えば、図7に示す編集メタデータの符号730を抽出した場合、<textstream begin=“00:00:00.0s”end=“00:00:01.0s”region=“kouka1”data=“XX軸,YY軸「新潟県○×港」”,font=Font,color=Color/>が編集内容コマンドとして生成される。また、図8に示す編集メタデータの符号830を抽出した場合、<textstream begin=“00:01:57.0s”end=“00:02:00.0s”region=“kouka2”data=“Black色にフェードアウトしました”/>が編集内容コマンドとして生成される。編集内容コマンド生成部226で生成された編集内容コマンド11221は簡易番組再生メタデータのボディ部1120の編集内容コマンド1122にコマンドの一つとして記される(S916)。例えば、図11に示す簡易番組再生メタデータのボディ部1220の編集内容コマンド1222には符号11221や11222が記される。簡易番組再生メタデータへの編集内容コマンドの記載は編集内容コマンド生成部226で生成された編集内容コマンドをコマンド組立部231に送ることで記される。これにより、編集メタデータの1項目に対する編集内容コマンドの生成が終了する。またこの時、抽出した編集メタデータに次の項目がある場合は、項目がなくなるまでステップ912乃至916の処理を行い(S917)、他の種類の編集メタデータがある場合も、編集メタデータがなくなるまでステップ910乃至917の処理を行う(S918)。以上の処理を行うことにより、映像再生コマンド及び編集内容コマンドがそれぞれ生成され、コマンド組立部231に送られる。コマンド組立部231は、それぞれのコマンドを組み立ててソート部232に送る。ソート部232は、組み立てられたそれぞれのコマンドを時間順にソートして簡易番組が時間順に再生できるようにする(S919)。それぞれのコマンドがソートされることにより、簡易番組再生メタデータの生成は終了し、簡易番組再生メタデータは簡易番組再生メタデータ出力部233に送られる。簡易番組再生メタデータ出力部233は、生成された簡易番組再生メタデータをデータベース部112に送り、データベース部112では簡易番組再生メタデータを各種メタデータと関連付けて保持する。図12に示すように、データベース部112内では、映像素材メタデータ、番組構成表メタデータ、編集メタデータ、及び簡易番組再生メタデータを関連付けて管理する。番組構成表メタデータと映像素材メタデータとは映像素材ID等によって関連付けられる。また、番組構成表メタデータと編集メタデータとは特殊効果等によって関連付けられる。さらに、番組構成表メタデータと簡易番組再生メタデータとは番組構成表IDによって関連付けられる。すなわち、番組構成表メタデータは、映像素材メタデータ、編集メタデータ、及び簡易番組再生メタデータを関連付けて管理することができる。
以上、本実施例は、アーカイブ管理装置に登録される映像素材メタデータ、番組構成表メタデータ、及び編集メタデータを用いて、映像再生コマンド及び編集内容コマンドを有する簡易番組再生メタデータを生成し、これら各種メタデータを関連付けてデータベースに保管することができる。なお、本実施例で説明した動作は、アーカイブ管理装置内のコンピュータがアーカイブ管理装置内の記録媒体(図示しない)に記録したアーカイブ管理プログラムを実行して処理を行っている。
上記実施例1で説明したように、データベース部112には、映像素材メタデータ、番組構成表メタデータ、編集メタデータ、及び簡易番組再生メタデータを関連付けて保持している。本実施例では、アーカイブ管理装置に保管されている映像素材について映像素材検索参照装置を用いて検索し、さらにその結果から簡易番組を再生することについて説明する。
はじめに映像素材検索参照装置160を説明する。図17に示すように、映像素材検索参照装置160は、アーカイブ管理装置110へ映像素材の検索を要求し、映像素材検索の結果に従い簡易番組再生メタデータを要求するブラウザ部161と、ブラウザ部161で受信した簡易番組再生メタデータに従い簡易番組再生を要求し、簡易番組を再生させるマルチメディアプレーヤ部162と、簡易番組の再生時間をカウントするタイマ部163とを備えている。
以下、映像素材検索参照装置160を用いて、映像素材の検索処理を行う動作について説明する。はじめに、映像素材検索参照装置160のブラウザ部161では検索GUI(Graphical User Interface)を表示し、検索GUIを用いてアーカイブ管理装置110のメタデータ検索部117に対して映像素材の検索要求を出力する(S1701)。図13に示すように、映像素材検索前の検索GUI1310には、キーワードを入力するボックス1311、及び検索実行ボタン1312が表示され、ユーザがキーボードやマウス等の入力手段を介してボックス1311内にキーワードを入力し、検索実行ボタン1312を押す操作をすることにより、入力されたキーワードが検索キーとして映像素材の検索要求が出力される。映像素材検索要求を受けたメタデータ検索部117はデータベース部112から検索キーワードを含んだ映像素材メタデータや番組構成表メタデータ等を検索する(S1702)。検索対象となる項目は各種メタデータの文字列部分が考えられる。例えば、番組構成表メタデータの場合は番組タイトル613、コメント615、シーケンス情報621、シーン情報625、カット内容627等から検索し、映像素材メタデータの場合は撮影者403、タイトル405、素材の説明407、撮影対象408、撮影場所409等から検索する。データベース部112は該当した映像素材メタデータや番組構成表メタデータ等を検索結果リストとして生成し(図14参照)、これをメタデータ検索部117に送る(S1703)。メタデータ検索部117はデータベース部112から送られた検索結果リストをブラウザ部161に送る(S1704)。図15に示すように、ブラウザ部161は映像素材検索の結果をGUIに変換する表示部1510を備え、表示部1510は、表示されている映像素材検索結果から映像素材の再生を要求する映像素材再生要求ボタン1511、及び簡易番組の再生を要求する簡易番組再生要求ボタン1512を表示する。ユーザがキーボードやマウス等の入力手段を介して映像素材再生要求ボタン1511を押すことにより、アーカイブ管理装置110のAVメディアストリーミング部118に対して映像素材のストリーミングを要求する。例えば、映像素材再生要求ボタン1513を押した場合は、素材ID=“012345”の映像素材のストリーミングを要求する。AVメディアストリーミング部118は、データベース部112に保管されている映像素材を取得し、これをブラウザ部161に送る。ブラウザ部161は取得した映像素材をマルチメディアプレーヤ162に転送することで、マルチメディアプレーヤ162で映像素材を再生することができる。一方、ユーザがキーボードやマウス等の入力手段を介して簡易番組再生要求ボタン1512を押すことにより、アーカイブ管理装置110のメタデータ検索部117に対して簡易番組再生メタデータを要求する(S1705)。例えば、簡易番組再生要求ボタン1514を押した場合は、素材ID=“012345”を使用している簡易番組再生メタデータを要求する。メタデータ検索部117は、簡易番組再生要求ボタン1512を押した位置に対応する映像素材IDを使用している番組構成表メタデータをデータベース部112から検索し、さらにその番組構成表IDを使用している簡易番組再生メタデータをデータベース部112から検索する(S1706)。データベース部112は該当した簡易番組再生メタデータをメタデータ検索部117に送る(S1707)。メタデータ検索部117は、簡易番組再生メタデータを取得し、これをブラウザ部161に送る(S1708)。さらにブラウザ部161は、簡易番組再生メタデータをマルチメディアプレーヤ部162に転送する(S1709)。マルチメディアプレーヤ部162はAVメディアストリーミング部162に対して簡易番組再生メタデータに記載されている映像素材のストリーミングを要求する(S1710)。AVメディアストリーミング部118は、映像素材のストリーミングに従いデータベース部112に保管されている映像素材を取得する(S1711、S1712)。AVメディアストリーミング部118は取得した映像素材をマルチメディアプレーヤ部162に転送する(S1713)。また、その一方、マルチメディアプレーヤ部162は、タイマ部163に対してカウントを0(ゼロ)にセットするよう要求し(S1714)、応答を受ける(S1715)。これにより、マルチメディアプレーヤ部162は、取得した映像素材と簡易番組再生メタデータを用いて簡易番組を再生することができる。
マルチメディアプレーヤ部162で再生する簡易番組について説明する。図16に示すように、マルチメディアプレーヤ部162は、簡易番組再生メタデータの映像再生コマンドに従い簡易番組の映像を再生する動画再生枠1601と、簡易番組再生メタデータの編集内容コマンドに従い簡易番組の編集内容を表示するテキスト表示枠1602とを備えている。また、マルチメディアプレーヤ部162は、タイマ部163のカウント情報を取得し、カウント情報に従い、動画再生枠1601で再生される簡易番組の映像とテキスト表示枠1602で表示される簡易番組の編集内容とを経時的に変化させるようにしている。また、テキスト表示枠1602は、簡易番組再生メタデータに記述された、モザイク効果を表示するモザイク効果表示枠1603、テロップ効果を表示するテロップ効果表示枠1604、及び編集効果を表示する編集効果表示枠1605を備えており、それぞれの編集内容コマンドにしたがい経時的に変化する。なお、本実施例では、マルチメディアプレーヤ部162にタイマ部163から取得するカウント情報を表示するカウンタ1606を備えており、映像素材の再生タイミングや編集内容の表示タイミングについて容易に把握することができる。
なお、ステップ1709において、簡易番組再生メタデータをマルチメディアプレーヤ部162に転送する際、簡易番組再生要求ボタン1512を押した位置に対応する映像素材情報を取得し、取得した映像素材情報を簡易番組再生メタデータとともにマルチメディアプレーヤ部162に転送するようにしても良い(S1809’)。すなわち、マルチメディアプレーヤ部162は、ブラウザ部161から簡易番組再生メタデータとともに転送される映像素材情報を取得し、映像素材情報を用いて、簡易番組再生メタデータの対応する映像再生コマンドあるいはその直前の映像再生コマンドから映像素材を要求及び再生するようにしても良い。例えば図15において、ブラウザ部161に表示される映像素材検索結果からユーザが映像素材ID=012345に興味を持ち、当該映像素材の番組再生ボタン1514を押した場合、当該映像素材の情報をマルチメディアプレーヤ部162に転送することで、簡易番組再生メタデータの映像再生コマンドにおいて、その映像素材が使用されている場所またはその手前からストリーミングを行うようにする。これにより、映像素材検索結果からユーザが興味を持った映像素材や番組があった場合、ボタンを押した位置から簡易番組を再生することができ、番組中での映像素材の用途をすばやく知ることができる。
以上、本実施例は、映像素材検索参照装置を用いてアーカイブ管理装置に保管されている映像素材について検索して、その結果から、簡易番組再生メタデータにリンクでき、完パケに相当する簡易番組を再生することができる。これにより、完パケを保管しているデータベース装置にアクセスしなくても使用された映像素材の用途を確認することができる。なお、本実施例で説明した動作は、アーカイブ管理装置及び映像素材検索参照装置内のコンピュータがそれぞれの装置の記録媒体(図示しない)に記録したプログラムを実行して処理を行っている。
本発明に係るアーカイブ管理装置は、番組制作システムにおいて番組映像素材を管理するシステムに適用できる。
本発明は、図面に示す好ましい実施例に基づいて説明されてきたが、当業者であれば、この発明を容易に変更及び改変し得る事は明らかであり、そのような変更部分も発明の範囲に含まれるものである。
本発明の実施例1に係るアーカイブ管理装置の内部構成とその周辺装置を示すブロック図である。 前記実施例1における簡易番組再生メタデータ生成部の内部構成を示すブロック図である。 前記実施例1における番組制作の工程を示す図である。 前記実施例1における映像素材メタデータの構造を示す図である。 前記実施例1における番組構成表を示す図である。 前記実施例1における番組構成表メタデータの構造を示す図である。 前記実施例1における編集メタデータの構造を示す図である。 前記実施例1における編集メタデータの構造を示す図である。 前記実施例1における簡易番組再生メタデータ生成部の生成処理工程を示すフローチャートである。 前記実施例1における文字列変換表を示す図である。 前記実施例1における簡易番組再生メタデータの構造を示す図である。 前記実施例1における関連付けて保持されている各種メタデータの関係を示す図である。 本発明の実施例2における映像素材検索を行う前のブラウザを示す図である。 前記実施例2における映像素材検索結果のリストを示す図である。 前記実施例2における映像素材検索結果を得たブラウザを示す図である。 前記実施例2におけるマルチメディアプレーヤを示す図である。 前記実施例2における映像素材検索参照装置及びアーカイブ管理装置間の処理工程を示すシーケンス図である。 従来のアーカイブ管理装置を使用したアーカイブ管理システムを示す図である。
符号の説明
110 アーカイブ管理装置
111 簡易番組再生メタデータ生成部
112 データベース部
113 簡易番組再生メタデータ生成起動部
114 映像素材登録部
115 番組構成表登録部
116 編集データ登録部
117 メタデータ検索部
118 AVメディアストリーミング部
120 映像素材登録装置
130 番組構成編集装置
140 ノンリニア編集装置
150 テロップ編集装置
160 映像素材検索参照装置
161 ブラウザ部
162 マルチメディアプレーヤ部
163 タイマ
210 映像素材再生タイミング生成部
211 番組構成表メタデータ取得部
212 カット抽出部
213 映像素材情報抽出部
214 映像再生コマンド生成部
220 編集内容表示タイミング生成部
221 編集メタデータ取得部
222 編集メタデータ抽出部
223 編集内容抽出部
224 文字列変換表
225 コマンド変換部
226 編集内容コマンド生成部
231 コマンド組立部
232 ソート部
233 簡易番組再生メタデータ出力部
1311 キーワード入力ボックス
1312 検索実行ボタン
1601 動画再生枠
1602 テキスト表示枠
1603 モザイク表示枠
1604 テロップ効果表示枠
1605 編集効果表示枠
1606 カウンタ

Claims (20)

  1. 映像素材と前記映像素材の内容を記す映像素材メタデータと、
    番組を構成する素材のカット点及び並び順を記す番組構成表メタデータと、
    前記映像素材の編集区間及び特殊効果コマンドからなる編集内容を記す編集メタデータとを保持するデータベース部と、
    入力された前記番組構成表を一意に特定する番組構成表IDに対して、
    前記データベース部に保持され、且つ前記番組構成表IDに関連付けられる前記映像素材メタデータ、前記番組構成表メタデータ、及び前記編集メタデータに基づき簡易番組再生メタデータの生成処理を実行する簡易番組再生メタデータ生成部とを備えることを特徴とするアーカイブ管理装置。
  2. 前記簡易番組再生メタデータ生成部は、
    映像素材の再生タイミングについて記述する映像素材再生タイミング生成部を備え、
    前記映像素材再生タイミング生成部は、
    前記番組構成表を一意に特定する番組構成表ID及び前記番組構成表IDに関連付けられる番組構成表メタデータを取得する番組構成表メタデータ取得部と、
    前記番組構成表メタデータのカットループから1カット毎に抽出するカット抽出部と、
    前記抽出した1カットから映像素材の情報を抽出する映像素材情報抽出部と、
    前記映像素材情報抽出部で抽出した情報に従い映像再生コマンドを生成する映像再生コマンド生成部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のアーカイブ管理装置。
  3. 前記簡易番組再生メタデータ生成部は、編集内容の表示タイミングについて記述する編集内容表示タイミング生成部を備え、
    前記編集内容表示タイミング生成部は、
    前記番組構成表IDに関連付けられる編集メタデータを取得する編集メタデータ取得部と、
    前記編集メタデータを1項目毎に抽出する編集メタデータ抽出部と、
    前記抽出した1項目の編集メタデータから編集内容を抽出する編集内容抽出部と、
    前記抽出した編集内容に含まれる特殊効果コマンドを文字列情報に変換するコマンド変換部と、
    前記変換された文字列情報を当該編集内容の編集区間と同様の期間に表示するための編集内容表示コマンドを生成する編集内容コマンド生成部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のアーカイブ管理装置。
  4. 前記簡易番組再生メタデータ生成部は、前記特殊効果コマンドと当該特殊効果コマンドの説明がされた文字列とを関連付けた文字列変換表を備え、前記コマンド変換部は前記文字列変換表を用いて特殊効果コマンドを文字列変換することを特徴とする請求項3に記載のアーカイブ管理装置。
  5. 前記簡易番組再生メタデータ生成部は、前記映像素材再生タイミング生成部で生成される前記映像再生コマンドと前記編集内容表示タイミング生成部で生成される前記編集内容表示コマンドとを組み立てるコマンド組立部と、
    前記コマンド組立部で組み立てられた前記映像再生コマンド及び前記編集内容表示コマンドを時間順にソートするソート部と、
    前記ソートされた前記映像再生コマンド及び前記編集内容表示コマンドを備えた簡易番組再生メタデータを出力する簡易番組再生メタデータ出力部とを備えることを特徴とする請求項3に記載のアーカイブ管理装置。
  6. 前記簡易番組再生メタデータ生成部は、生成された前記簡易番組再生メタデータを前記データベース部に登録することを特徴とする請求項1に記載のアーカイブ管理装置。
  7. さらに、簡易番組再生メタデータ生成起動部を備え、前記簡易番組再生メタデータ生成起動部は、前記映像素材メタデータの登録完了の通知、前記番組構成表メタデータの登録完了の通知あるいは前記編集メタデータの登録完了の通知を受けて前記簡易番組再生メタデータ生成部の制御をすることにより簡易番組再生メタデータの生成タイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載のアーカイブ管理装置。
  8. 前記アーカイブ管理装置は、簡易番組再生要求を受けて該当する前記簡易番組のストリーミングを送出するAVメディアストリーミング部を備えることを特徴とする請求項1に記載のアーカイブ管理装置。
  9. 前記編集メタデータはEDLメタデータであることを特徴とする請求項1に記載のアーカイブ管理装置。
  10. 前記番組構成表メタデータはEDLメタデータであることを特徴とする請求項1に記載のアーカイブ管理装置。
  11. 請求項1に記載のアーカイブ管理装置と、
    前記アーカイブ管理装置へ映像素材の検索を要求し、前記映像素材検索の結果に従い簡易番組再生メタデータを要求するブラウザ部と、
    前記ブラウザ部で受信した前記簡易番組再生メタデータに従い簡易番組再生を要求し、簡易番組を再生させるマルチメディアプレーヤ部と、
    前記簡易番組の再生時間をカウントするタイマ部とを備える映像素材検索参照装置と、からなるアーカイブ管理システム。
  12. 前記ブラウザ部は、前記映像素材検索の結果をGUIに変換する表示部を備え、
    前記表示部は、前記表示されている映像素材検索結果から、簡易番組再生メタデータが登録済みの映像素材に限り、前記映像素材の再生を要求する映像素材再生要求ボタンとともに、前記簡易番組の再生を要求する簡易番組再生要求ボタンとを表示することを特徴とする請求項11に記載のアーカイブ管理システム。
  13. 前記表示部は、前記簡易番組再生要求ボタンを押した位置に対応する簡易番組再生メタデータを要求することを特徴とする請求項12に記載のアーカイブ管理システム。
  14. 前記ブラウザ部は、取得した前記簡易番組再生メタデータを前記マルチメディアプレーヤ部に転送することを特徴とする請求項11に記載のアーカイブ管理システム。
  15. 前記ブラウザ部は、前記簡易番組再生要求ボタンを押した位置に対応する映像素材情報を取得し、取得した前記映像素材情報を前記簡易番組再生メタデータとともにマルチメディアプレーヤ部に転送することを特徴とする請求項11に記載のアーカイブ管理システム。
  16. 前記マルチメディアプレーヤ部は、転送された前記簡易番組再生メタデータに従い前記再生コマンドに該当する映像を再生する動画再生枠と、前記編集内容表示コマンドの文字列情報を表示する文字列表示枠とを備えることを特徴とする請求項11に記載のアーカイブ管理システム。
  17. 前記マルチメディアプレーヤ部は、前記タイマ部のカウント情報を取得し、前記カウント情報に従い、前記動画再生枠で再生される前記簡易番組の映像と前記テキスト表示枠で表示される前記簡易番組の編集内容とを経時的に変化させることを特徴とする請求項11に記載のアーカイブ管理システム。
  18. 前記文字列表示枠は、前記簡易番組再生メタデータに記述された、モザイク効果を表示するモザイク効果表示枠、テロップ効果を表示するテロップ効果表示枠、あるいは編集効果を表示する編集効果表示枠を備えることを特徴とする請求項16に記載のアーカイブ管理システム。
  19. 前記マルチメディアプレーヤ部は、前記ブラウザ部から前記簡易番組再生メタデータとともに転送される前記映像素材情報を取得し、
    前記映像素材情報を用いて、前記簡易番組再生メタデータの映像再生コマンドあるいはその直前の映像再生コマンドから前記簡易番組再生を要求及び再生することを特徴とする請求項11に記載のアーカイブ管理システム。
  20. コンピュータを、
    映像素材と前記映像素材の内容を記す映像素材メタデータと、
    番組を構成する素材のカット点及び並び順を記す番組構成表メタデータと、
    前記映像素材の編集内容を記す編集メタデータとを保持するデータベース部と、
    入力された前記番組構成表を一意に特定する番組構成表IDに対して、
    前記データベース部に保持され、且つ前記番組構成表IDに関連付けられる前記映像素材メタデータ、前記番組構成表メタデータ、及び前記編集メタデータに基づき簡易番組再生メタデータの生成処理を実行する簡易番組再生メタデータ生成部として機能させるためのアーカイブ管理プログラム。

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