JP2006041735A - 通信中継装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信媒体の帯域すべてを帯域確保してしまった場合についても通信を可能とする通信中継装置を提供すること。
【解決手段】 帯域予約されたパケットを優先制御してパケット通信の中継を行う通信中継装置において、中継するパケットの単位時間当たりの流量であるビットレートを計測するパケット計測部2と、パケット計測部2で計測されたビットレートと該パケットを制御するリンクの帯域情報とから、帯域確保されたリンクの帯域の使用率を調査する使用率調査部9とを備える。そして、帯域予約されていないパケットの中継が要求された場合に、使用率調査部9による調査の結果に基づいて、帯域確保されたリンクの未使用の帯域を使用して、当該パケットの中継を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帯域確保された通信路の実際には使われていない未使用の帯域を利用して通信を行い、通信路の有効利用を行うことを可能とする通信中継装置に関する。
通信パケットを中継する通信中継装置においては、伝送チャネルに帯域(スループット等)を設定して帯域確保を行う技術がある。伝送チャネルに設定される帯域の型としては、例えば、常に一定のスループットを保証する帯域保証型や、スループットの値の保証はしないが良好なサービスを維持するための努力をする方式のベストエフォート型等がある。ベストエフォート型は保証帯域を有さず、その時に空いている通信帯域から「できるかぎり」要求帯域に合う帯域を確保しようとする通信サービスの形態である。例えば伝送チャネルの状況に応じて伝送速度が変わる方式であり、この場合、伝送チャネルが空いていれば高速のスループットが得られるが、伝送チャネルが混んでいるときには、スループットが低下する。つまり帯域など通信品質の保証はしないが、その時々の伝送チャネルの状況に応じて出来るだけ高品質を確保する方式である。
このような帯域確保技術とは、AVデータやVoIP(Voice over Internet Protocol)データなどのリアルタイム性の高いデータを伝送する際に、遅延やパケットロストを少なくするため、End to End間の通信路に単位時間あたりある一定量以上のデータ伝送を可能にする帯域を確保する技術である。帯域確保されていない通信路を利用してリアルタイム性の高いデータを伝送した場合には、AVデータの場合には映像が正常には表示されなくなるとともに音声も正しく再生されないことや、VoIPの場合には音声が正常に再生されないことと遅延により入力した音声が相手側で再生されるまでに時間がかかってしまう現象が発生してしまい、リアルタイム性の高いデータ通信ができないことになってしまう。帯域確保はRSVP(Resource reSerVation Protocol)などの技術を利用して帯域確保の設定を行い、各通信中継装置では制御データ(Pathパケット)により設定される帯域確保要求により、通信媒体の帯域予約を行い、帯域確保が可能である場合に制御データ(Recvパケット)により帯域確保要求を出した通信中継装置もしくは端末に応答を返して帯域確保を行うことにより帯域保証した通信を行うことが可能となる。
特許文献1に開示された技術は、受信パケットをリアルタイム性を要する帯域保証型(Aクラス)と帯域を保証しないベストエフォート型(Bクラス)の2種類に分け、設定されたサービス品質と使用帯域量に基づいて、簡素化した帯域予約(スケジューリング)を行って、Aクラスのパケットを優先的に処理しつつ同じタイムスロットにパケットが集中するのを防いで各クラスの効率よい優先制御を実現するものである。
特開2002−325092号公報
上記の場合、通信媒体の帯域すべてを帯域確保してしまった場合については新たな帯域を確保することができず、新たな通信をすることができない状態となる。
特許文献1(特開2002−325092号公報)によれば、受信したパケットを帯域保証型(Aクラス)と、ベストエフォート型(Bクラス)に分け、Aクラスを優先させながら受信パケット毎に帯域を確保して通信を行うものである。帯域保証型とベストエフォート型の2種類のデータに関して使用効率を向上させる技術であるが、通信媒体の帯域を100%予約された場合にはベストエフォート型の通信を行うことができなくなるという問題がある。
本発明は、RSVPなどの技術により帯域確保されたリンクの使用状況を監視し、使用率を計算して、ベストエフォート型のデータを帯域の使用率に余裕のあるリンクを複数のリンクの中から随時選択してその未使用の帯域に割込ませて伝送することで通信媒体の帯域が100%予約されていた場合でもデータを通信することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の通信中継装置は、帯域予約されたパケットを優先制御してパケット通信の中継を行う通信中継装置であって、中継するパケットの単位時間当たりの流量であるビットレートを計測するパケット計測手段と、パケット計測手段で計測されたビットレートと該パケットを制御するリンクの帯域情報とから、帯域確保されたリンクの帯域の使用率を調査する使用率調査手段とを備え、帯域予約されていないパケットの中継が要求された場合に、使用率調査手段による調査の結果に基づいて、帯域確保されたリンクの未使用の帯域を使用して、当該パケットの中継を行う。
上記通信中継装置は、好ましくは、帯域予約されていないパケットの中継が要求された場合、リンクに対して設定されている帯域使用率が所定の値に達していないリンクの未使用の帯域を利用して、ベストエフォート型での中継を行う。
さらに、帯域確保されたリンクが複数ある場合に、帯域予約されていないパケットの中継に使うリンクを固定せず、所定の時間毎に帯域使用率を調査し、複数のリンクのうち帯域使用率が最も小さいリンクに随時切り替えて中継することが望ましい。
また、好ましくは、中継するパケットが、帯域予約されていないパケットであることを示す識別符号を付加する識別符号付加手段をさらに備え、識別符号付加手段は、帯域確保されたリンクの未使用の帯域を使用して中継する帯域予約されていないパケットには、識別符号を付加する。
好ましくは、帯域確保されたリンクが複数ある場合に、帯域予約されていないパケットは、各リンクの帯域使用率に応じて各リンクに分配し、それぞれのリンクの未使用の帯域を使用して中継する。
好ましくは、帯域確保されたリンクが複数ある場合に、帯域予約されていないパケットの中継に使うリンクを固定せず、所定の時間毎に帯域使用率を調査し、各リンクに対して設定されている帯域と帯域使用率とから計算した未使用の帯域が最も大きいリンクに随時切り替えて中継する。
好ましくは、帯域確保されたリンクが複数ある場合に、帯域予約されていないパケットは、各リンクに対して設定されている帯域と帯域使用率とから計算した未使用の帯域の大きさに応じて各リンクに分配し、それぞれのリンクの未使用の帯域を使用して中継する。
本発明によれば、複数の帯域予約されたリンクの未使用の帯域を有効に活用することで効率の良い通信を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による一実施例の通信中継装置の構成を示すブロック図である。
CPU(中央処理装置)1はすべての機能を制御し、接続されている各ブロックの制御を行う。パケット計測部2は、受信I/F4から受信したデータを送信I/F11へ伝送する際に単位時間あたりのビットレートを計測する。受信部3は、受信I/F4から受信したデータを制御する。受信I/F4は、受信パケットを受け取る。経路情報管理部5は、最終的な通信相手までの伝送を行う際に、ヘッダに記述してある伝送先アドレスからパケットが経由する通信経路を表す経路情報を算出し、次に送出する相手を決定する。トラフィック管理部6は、各送受信I/F4,5を利用して伝送されるパケットの流量を監視するとともに、帯域確保されたリンクが存在する場合にはそのリンクに対する伝送されるパケットの流量を監視し、その情報を記憶処理部を経由して記憶媒体8に逐次記録を行う。記憶処理部7は、各制御部からの要求により、記憶媒体8への記録および記録媒体8からの情報を読み込み各制御部への情報提供を行う。記憶媒体8は、記憶処理部7からの命令により、記録もしくは読み出しを行う。使用率調査部9は、通信媒体に対するパケットの流量を計測し、帯域予約されている情報と比較して、使用率を調査する。送信部10は、記憶処理部7に接続されている記憶媒体8から該当する伝送パケットを取り出し該当のリンクの送信キューもしくは送信I/F11にセットすることを行う。送信I/F11は、送信部10よりセットされるパケットを通信媒体に送出する。送信I/F11の数は、通信中継装置によって、1個であったり複数個であったりする。複数個ある場合には、送信部10は、経路情報に対応した通信経路に適合する送信I/F11を選択してパケットをセットする。
なお、各部において行なわれる処理を、CPU1がソフトウェア上で行なわれることとしてもよい。
図2は、本実施形態の通信中継装置の各部が行なう動作を表したフローチャートである。
F001は、受信すべきパケットの有無を監視し、パケットが無い場合には再度同じ処理を行い、パケットが有る場合には、F002の処理に移行する。
F002は、受信パケットの内容を解析し、識別符号がパケットに付与されているかを調査し、識別符号があった場合にはF003の処理に移行し、識別符号が無い場合には、F007に処理を移行する。識別符号とは、パケットが帯域予約されていないデータであることを示すものであり、パケットを取り出す通信中継装置のID番号などが書かれている。
F003は、F002の処理で識別符号があった場合に処理される。本通信中継装置のID番号が識別符号内に記載してあるため本通信中継装置でパケットを取り出す必要がある場合にはF004の処理に移行し、識別符号はあるが本通信中継装置を示すID番号が無いため本通信装置でパケットを取り出す必要が無い場合には、F007の処理にそのままのパケットで処理を移行する。
F004は、F003の処理で、本通信中継装置にてパケット取り出す必要がある場合に移行してくる処理であり、パケットに付与されている識別符号を削除して、F005の処理に移行する。
F005は、識別符号を取り除いたパケットを解析し、経路情報から次に送出するべき装置を調査し、その機器に対応する送信I/F11を選択し、F006の処理に移行する。
F006は、F005で選択された送信I/F11から該当のパケットを通信媒体に送出することを行う。またF009で通信媒体の帯域に空きがあった場合に移行してくる処理でもあり、この場合、デフォルトで決まる送信I/F11から通信媒体へパケットを送出する。
F007は、F002もしくはF003から移行される処理であり、該当のパケットを次にどの方法を使って伝送を行うかを判断する部分である。帯域確保されたデータは指定されたリンクに対して送出することとなるが、その指定されたリンクが存在する場合には、F008へ処理を移行し、指定されたリンクが存在しない場合にはF009の処理に移行する。
F008は、F007で該当するリンクがあった場合に移行してくる処理であり、該当のリンクの送信キューに該当のパケットをセットする処理である。
F009は、F007で指定されたリンクが存在しない場合に移行してくる処理である。ここでは通信媒体が帯域確保されている状況を調べ、通信媒体の帯域に空きがあった場合にはF006に処理を移行し、通信媒体の帯域が全て予約で確保されていて帯域の空きが無い場合にはF010に処理を移行する。
F010は、F009で空き帯域無しと判断した場合に移行してくる処理であり、予約確保されている帯域の使用状況を調査し、予約されている帯域であっても100%利用されていない帯域がある場合には、F011に処理を移行し、通信媒体の帯域が全て予約で確保がされており且つその確保されている帯域も100%利用されているため送信することができない場合にはF015の処理に移行する。
F011は、F010において帯域が全て予約確保されているが、予約確保された帯域が必ずしも100%利用されていない場合に移行してくる処理である。この場合、経路情報から判断してリンクからパケットを取り出す通信中継装置を決定し、その決定された通信中継装置を示すID番号などの情報を識別符号としてパケットに付与する。
F012は、識別符号が付与されたパケットを取り出す通信中継装置までの通信経路にリンクが複数あるかどうかを判断し、複数のリンクが存在する場合にはF014の処理に移行し、上記通信経路に複数のリンクはなく単一のリンクのみ存在する場合にはF013の処理に移行する。
F013は、F012、または後述のF014で決まったリンクの送信キューに対して該当パケットをセットする処理である。
F015は、F009で伝送することができないと判断された場合に移行してくる処理であり、伝送パケットの破棄を行うとともに送信元に相手への通信ができないことを示すエラー情報を返信する処理である。
F016は、F008またはF013でパケットがセットされたリンクに対応する送信I/F11からパケットを通信媒体に送出する処理を行う。
F014は、F012の処理で複数のリンクが存在した場合に移行してくる処理であり、リンクからパケットを取り出す通信中継装置までのリンクが複数存在した場合、以下のいずれかの判断を行いその送出するリンクを選択する処理である。
所定の時間毎のリンクの流量から判断し、一つ目は、帯域使用率の最も少ない方を選択する。二つ目は、帯域使用率から判断し、使用率に応じて各リンクに分配してそれぞれの未使用の帯域を利用する。所定の時間とは、使用率を判断するための適当な時間である例えば1秒に決めるものとする。
例えば、3つのリンクが存在する場合に使用率に対しリンク1の帯域使用率をa、リンク2の帯域使用率をb、リンク3の帯域使用率をcとした場合、リンク1に割当てるパケットの割合は(1−a)/{(1−a)+(1−b)+(1−c)}とする。リンク2に割当てるパケットの割合は(1−b)/{(1−a)+(1−b)+(1−c)}とする。リンク3に割当てるパケットの割合は(1−c)/{(1−a)+(1−b)+(1−c)}とする。
三つ目は、通信媒体の全体帯域にしめる各リンクの帯域確保量とその使用率から未使用の帯域の大きさを算出し、未使用の帯域の最も大きいリンクを選択する。
四つ目は、使用率から計算した未使用の帯域に応じて分配する。例えば3つのリンクが存在する場合に上記で算出した未使用の帯域の大きさについてリンク1の未使用の帯域をd、リンク2の未使用の帯域をe、リンク3の未使用の帯域をfとした場合、リンク1の割当てるパケットの割合はd/(d+e+f)とする。リンク2に割当てるパケットの割合はe/(d+e+f)とする。リンク3に割当てるパケットの割合はf/(d+e+f)とする。
図3は、帯域確保されたリンクを効率よく利用するための例を示す。
端末102と端末301がリンクL2を介して、また端末101と端末202がリンクL1を介して通信中の時、L1,L2の2つのリンクを合わせて各通信中継装置が共通に使用するシステムの基幹回線であるバックボーンの帯域を100%予約して確保していることとする。しかし、この場合でも端末101と端末202間を流れるデータは帯域確保されているL1で設定されている帯域を必ずしも100%使うとは限らず、例えば確保した80%の使用をしている場合、20%の未使用の帯域があることになる。このような場合で新たに端末103と端末201とが通信を行う場合、バックボーンへの帯域確保を行おうとするがバックボーンは100%の帯域を予約で占められているので、通常は新たな帯域を確保することはできない。
本技術では、L1に対する単位時間当たりの流量であるビットレートを通信中継装置A100と通信中継装置B200とがパケット計測部2による計測結果で把握しており、L1の帯域使用率をこのビットレートと確保されているL1の帯域の値とから使用率調査部9で算出する。L1の帯域使用率が100%でない場合にL1のリンク内の未使用の帯域に端末103と端末201間のパケットを通すことができ、しかも端末101と端末202間の通信を妨げることなく端末103と端末201間の通信が可能となる。
したがって、未使用の帯域を利用してリンクに対してパケットを割り込ませることにより帯域保証設定されたサービスに影響することなく効率良くパケット伝送ができる。
図4(a)は、バックボーンの帯域の予約状況を表しており、L1とL2によりバックボーン帯域のすべてが予約されていることを示す。すべての帯域を予約されていることにより新しく帯域予約することができない状態であることを示す。
図4(b)は、L1で帯域予約されたリンクに対してデータ伝送されている帯域使用量についての例であり、予約している帯域には実際に使用されている帯域42以外に未使用の帯域41があることを示している。本来リンクL1で通すものでないパケットでも識別符号を付けてリンクL1の未使用の帯域41に挿入することで、帯域予約ができない場合でも、既存のリンクを使ってベストエフォートで通すことが可能である帯域41aがあることを示している。
未使用の帯域の利用については、使用率が所定の値に達していないリンクの未使用の帯域を利用することで使用している帯域に影響を及ぼさず効率の良い伝送を行う。所定の値は使用帯域に影響を及ぼさない60%などに決めるものとする。
図5は、識別符号を付加することを示した図である。前に述べたように識別符号とは、パケットが帯域予約されていないデータであることを示すものであり、パケットを取り出す通信中継装置のID番号などが書かれている。本例では、Bは通信中継装置B200のIDを指し、通信中継装置B200からパケットを取出すことを示す。通信中継装置B200は自装置にパケットが届いた際にヘッダで指定されるデータ長以上のデータであれば、そのデータ長以外の先頭部分が識別符号であることが分かる。パケットに識別符号があれば帯域予約外のパケットであると判断し、さらにその中のID番号が自装置を示しておれば自装置でそのパケットをリンクから取り出してヘッダに記載の伝送先の端末に送信する。このように、予約外のパケットに識別符号を付加することにより、通常のリンクを流れるデータと区別することが可能になる。このとき、識別符号はヘッダ情報と伝送データとの間に付加されることとなる。ヘッダ情報と伝送データとの間に付加されることで既存のネットワーク機器でも問題なく伝送することができる。
図6は、パケットが通信中継装置B200に届いたとき、リンクから識別符号が付加された伝送データを取り出した後、識別符号に自装置のIDが書かれているので不要となる識別符号を伝送データから切り離して通常の伝送データとすることを示した図であり、ヘッダに記載されている伝送データの宛先情報から該当の通信中継装置もしくは端末に接続されているネットワークI/Fに対して伝送データを送出することで該当の相手に伝送することが可能となる。
図7は、バックボーン上に複数のリンクが存在し、そのリンクが通信中継装置A100と通信中継装置B200間を経由してそれぞれの端末にリンクが張られていることを示している。このときに新たに端末103と端末201との接続を行おうとした際にバックボーンの帯域予約が100%されており新たな帯域予約ができない場合で実際のデータ伝送量を計測し通信中継装置A100と通信中継装置B200間の帯域が実際は100%利用されていないとした場合に流量を判断してL1およびL2に対して識別符号を伝送データに加えてリンクに割り込ませることにより通信中継装置A100と通信中継装置B200間に伝送され通信中継装置A100もしくは通信中継装置B200では伝送データから識別符号により取り出し識別符号を外してそれぞれの通信中継装置で管理している中継データベースを参照して該当の端末もしくは通信中継装置に対して該当のネットワークI/Fに送出することで通信相手にデータが伝送される。
複数のリンクを利用する際には、使用率を調査しその値を比較、判断する毎に使用率の最も少ないリンクに自動的に随時切り替わる。
図8は、通信媒体に対してのパケットの操作を示した図であり、四角が一つのパケットでその中に書き込まれている数字1がL1のリンクを通って該当の端末もしくは通信中継装置に送出されることになり、数字2がL2のリンクを通って該当の端末もしくは通信中継装置に送信されることになる。数字3は帯域予約をしようとしたが予約することができなかったパケットもしくは予約していないパケットであり、L1およびL2の流量を測定し、すべての帯域を利用されていない場合にL1もしくはL2のうち流量の少ないリンクを動的に判断し該当の通信中継装置に伝送される。
図9は、通信媒体に対してのパケット操作を示した図であり、すべての帯域が使用されており、L1もしくはL2のリンクに対して割り込むことができない場合の図であり、割り込むことができなかったパケットは次の順番に回ることを示している。
図10は、L1の送信キューとL2の送信キューとが存在し、送信待ちパケットがそれぞれのキューに対して存在する。L1に対するキューに対してL1を通って伝送すべきパケットが複数ありその複数のパケットがすべての帯域を利用する場合には数字3のリンクに送出するパケットがL1を通って通信中継装置もしくは端末へ伝送することができないが、L1のリンクで設定されている帯域よりも使用帯域が少なく、未使用の帯域がある場合にはL2のリンクに対してL1を通して伝送する予定であった数字3のリンクに送出するパケットを通すことを示したものである。これにより一つのリンクの使用帯域が全部利用されていた場合でも他のリンクの未使用の帯域を利用して伝送することが可能となる。
上述のように、本発明の実施の形態の通信中継装置によると、該当の通信中継装置までのリンクが複数ある場合、各リンクに対して一度に送出することが可能な送信キューを調査し、その使用状況により、複数リンクの空いている送信キューにダイナミックにパケットを登録する。したがって、該当の通信中継装置まで、効率良く伝送することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態における通信中継装置のブロック図である。 本発明の実施の形態における通信中継装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態において、帯域確保されたリンクの第1の利用例を示す図である。 (a)はバックボーンの帯域予約状況を示す図であり、(b)はリンクL1における帯域使用量を示す図である。 本発明の実施の形態において、通信中継装置が行なうパケットへの識別符号付加について説明するための図である。 本発明の実施の形態において、通信中継装置が行なうパケットからの識別符号取り出しについて説明するための図である。 本発明の実施の形態において、帯域確保されたリンクの第2の利用例を示す図である。 本実施の形態における通信中継装置における送信キューの操作を説明するための第1の図である。 本実施の形態における通信中継装置における送信キューの操作を説明するための第2の図である。 本実施の形態における通信中継装置における送信キューの操作を説明するための第3の図である。
符号の説明
1 CPU、2 パケット計測部、3 受信部、4 受信I/F、5 経路情報管理部、6 トラフィック管理部、7 記憶処理部、8 記憶媒体、9 使用率調査部、10 送信部、11 送信I/F、100,200,300 通信中継装置、101,102,103,201,202,203,301,302 端末。

Claims (7)

  1. 帯域予約されたパケットを優先制御してパケット通信の中継を行う通信中継装置であって、
    中継するパケットの単位時間当たりの流量であるビットレートを計測するパケット計測手段と、
    前記パケット計測手段で計測された前記ビットレートと該パケットを制御するリンクの帯域情報とから、帯域確保されたリンクの帯域の使用率を調査する使用率調査手段とを備え、
    帯域予約されていないパケットの中継が要求された場合に、前記使用率調査手段による調査の結果に基づいて、前記帯域確保されたリンクの未使用の帯域を使用して、当該パケットの中継を行うことを特徴とする、通信中継装置。
  2. 前記帯域予約されていないパケットの中継が要求された場合、リンクに対して設定されている前記帯域使用率が所定の値に達していないリンクの未使用の帯域を利用して、ベストエフォート型での中継を行うことを特徴とする、請求項1に記載の通信中継装置。
  3. 前記帯域確保されたリンクが複数ある場合に、前記帯域予約されていないパケットの中継に使うリンクを固定せず、所定の時間毎に前記帯域使用率を調査し、前記複数のリンクのうち前記帯域使用率が最も小さいリンクに随時切り替えて中継することを特徴とする、請求項2に記載の通信中継装置。
  4. 中継するパケットが、前記帯域予約されていないパケットであることを示す識別符号を付加する識別符号付加手段をさらに備え、
    前記識別符号付加手段は、前記帯域確保されたリンクの未使用の帯域を使用して中継する前記帯域予約されていないパケットには、前記識別符号を付加することを特徴とする、請求項2に記載の通信中継装置。
  5. 前記帯域確保されたリンクが複数ある場合に、前記帯域予約されていないパケットは、各リンクの前記帯域使用率に応じて各リンクに分配し、それぞれのリンクの未使用の帯域を使用して中継することを特徴とする、請求項2に記載の通信中継装置。
  6. 前記帯域確保されたリンクが複数ある場合に、前記帯域予約されていないパケットの中継に使うリンクを固定せず、所定の時間毎に前記帯域使用率を調査し、各リンクに対して設定されている帯域と前記帯域使用率とから計算した未使用の帯域が最も大きいリンクに随時切り替えて中継することを特徴とする、請求項2に記載の通信中継装置。
  7. 前記帯域確保されたリンクが複数ある場合に、前記帯域予約されていないパケットは、各リンクに対して設定されている帯域と前記帯域使用率とから計算した未使用の帯域の大きさに応じて各リンクに分配し、それぞれのリンクの未使用の帯域を使用して中継することを特徴とする、請求項2に記載の通信中継装置。
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