JP7053970B2 - リソース管理装置、制御回路、記憶媒体およびリソース管理方法 - Google Patents

リソース管理装置、制御回路、記憶媒体およびリソース管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワークリソースを管理するリソース管理装置、制御回路、記憶媒体およびリソース管理方法に関する。
近年、サービスの多様化に伴って、様々なサービスの要件に対応するネットワークの構築が求められている。このような要求に対応するため、同一の物理ネットワーク上に、仮想ネットワークであるスライスを構築する方法が検討されている。物理ネットワーク上にスライスを構築する方法では、サービスの要件を満たすように、各サービスに適切なリソースを割り当てる必要がある。
例えば、特許文献1では、サービス品質を保証する品質保証型サービスと、サービス品質を保証しないベストエフォート型サービスとを提供する場合に、ベストエフォート型サービスが必要なリソース情報に基づいて、ベストエフォート型サービスにリソースを事前に割り当てたのち、品質保証型サービスの要求するリソースを割り当てることができるか否かを判定し、割当可能と判定された場合に、ベストエフォート型サービスおよび品質保証型サービスにリソースを割り当てる方法が記載されている。この方法では、品質保証型サービスの要求するサービス品質を満たしつつ、同一のネットワークで提供されるベストエフォート型サービスの品質を高めることができる。
特開2015-185883号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、ベストエフォート型サービスにリソースが割り当てられた状態で、品質保証型サービスにリソースを割り当てようとする時点において、品質保証型サービスに割当可能なリソースが分からない。このため、品質保証型サービスの要求するリソースを割当不可と判定された場合に、ベストエフォート型サービスに割り当てるリソースを変更して、品質保証型サービスの要求するリソースを割り当てることができるか否かを判定する処理を、判定結果が割当可能となるまで繰り返す必要がある。したがって、リソース割当可否を判定するまでに時間がかかるという問題があった。このため、特許文献1に記載された技術は、即時のサービス提供や、即時のSLA(Service Level Agreement)の変更が要求される場合、適さない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、リソース割当可否の判断にかかる時間を短縮することが可能なリソース管理装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるリソース管理装置は、ネットワークの端点を構成する端点ノードの組合せごとに、サービスを提供するために必要とした過去の使用帯域を示す履歴情報をサービスの種類ごとに記憶する履歴情報記憶部と、リソースを割当済みのサービスである第1のサービスに対応して記憶された履歴情報に基づいて、第1のサービスを提供している間に未使用となるリソースを示す未使用リソース情報を算出する未使用リソース算出部と、未使用リソース情報に基づいて、第1のサービスに割当済みのリソースのうち新たに提供する第2のサービスと共有可能な共有可能リソースを含み、第2のサービスが利用可能な利用可能リソースを示す利用可能リソース情報を生成する利用可能リソース生成部と、第1のサービスに割り当てられていない占有可能リソースを示す占有可能リソース情報を生成する占有可能リソース算出部と、未使用リソース情報に基づいて、共有可能リソースを示す共有可能リソース情報を生成する共有可能リソース算出部と、を備え、未使用リソース情報は、第1のサービスに割り当てられているリソースのうち、第1のサービスを提供している間の未使用リソースを示す平均未使用帯域と、時系列の未使用帯域が平均未使用帯域以上である確率に、第1のサービスに割り当てられたリソースの稼働率を乗算することで算出する未使用率とを含み、共有可能リソース情報は、端点ノードの組合せごとに、共有可能なリソースの帯域である共有可能帯域と、端点ノードの組合せごとに、共有可能帯域を利用可能な確率であるアベイラビリティとを含み、利用可能リソース生成部は、占有可能リソース情報および共有可能リソース情報を含む利用可能リソース情報を生成し、未使用リソース算出部は、平均未使用帯域と、未使用率とを算出し、共有可能リソース算出部は、平均未使用帯域を共有可能帯域とし、未使用率をアベイラビリティとすることを特徴とする。
本発明にかかるリソース管理装置は、リソース割当可否の判断にかかる時間を短縮することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるシステムの構成を示す図 図1に示すコントローラの機能構成を示す図 図1に示すシステムの端点ノード情報を示す図 図1に示すシステムのネットワーク装置情報の一例を示す図 図1に示すシステムの接続情報の一例を示す図 図2に示す物理リソース生成部が生成する物理リソース情報の一例を示す図 図2に示す占有可能リソース算出部が生成する占有可能リソース情報の一例を示す図 図2に示す履歴情報記憶部に記憶される履歴情報の一例を示す図 図2に示す未使用リソース算出部が生成する未使用リソース情報の一例を示す図 図2に示す共有可能リソース算出部が生成する共有可能リソース情報の一例を示す図 図2に示す利用可能リソース生成部が生成する利用可能リソース情報の一例を示す図 図1に示すリソースの分類を説明するための図 図2に示すコントローラの物理構成の一例を示す図 図2に示すコントローラの動作を説明するためのフローチャート 図14のステップS103で受信する割当物理リソース情報の一例を示す図 図14のステップS104で生成される物理リソース情報の一例を示す図 図14のステップS104で生成される占有可能リソース情報の一例を示す図 図14のステップS108で生成される利用可能リソース情報の一例を示す図 本発明の実施の形態2において算出される利用可能リソースの第1の例を示す図 本発明の実施の形態2において要求されるサービスの要件を示す図 図20に示すサービスが要求された場合に割り当てられる物理リソースを示す図 本発明の実施の形態2において算出される未使用リソースの一例を示す図 本発明の実施の形態2において算出される利用可能リソースの第2の例を示す図 本発明の実施の形態2において算出される利用可能リソースの第3の例を示す図 本発明の実施の形態2において算出される利用可能リソースの第4の例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるリソース管理装置、制御回路、記憶媒体およびリソース管理方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるシステム100の構成を示す図である。システム100は、オーケストレータ1と、モニタ装置2と、コントローラ3と、物理ネットワーク4とを有する。物理ネットワーク4は、複数の端点ノード4-1-1~4-1-3と、複数のネットワーク装置4-2-1~4-2-4とを含む。
なお、以下の説明中において、端点ノード4-1-1~4-1-3のうちのいずれか特定しない場合、単に端点ノード4-1と称し、ネットワーク装置4-2-1~4-2-4のうちのいずれか特定しない場合、単にネットワーク装置4-2と称する。ここでは簡単のため、3台の端点ノード4-1-1~4-1-3と、4台のネットワーク装置4-2-1~4-2-4とを示したが、物理ネットワーク4が有する端点ノード4-1およびネットワーク装置4-2の台数は特に制限されない。
オーケストレータ1は、サービス要求情報をコントローラ3に通知する機能を有する。モニタ装置2は、端点ノード4-1が送受信するサービスごとの使用帯域を取得し、コントローラ3に通知する機能を有する。
物理ネットワーク4上には、仮想ネットワークである複数のスライスを構築し、スライスごとに異なるサービスを提供することが可能である。コントローラ3は、オーケストレータ1から通知されるサービス要求情報に基づいて、ネットワーク装置4-2の設定を変更することで、要求されたサービスの要件を満たす通信リソースを各スライスに割り当てる。
図2は、図1に示すコントローラ3の機能構成を示す図である。コントローラ3は、リソース管理部310と、リソース割当部320とを有する。言い換えると、コントローラ3は、リソース管理装置の機能と、リソース割当装置の機能とを併せ持つ。
リソース管理部310は、物理ネットワーク取得部311と、物理リソース生成部312と、占有可能リソース算出部313と、使用帯域取得部314と、履歴情報記憶部315と、未使用リソース算出部316と、共有可能リソース算出部317と、利用可能リソース生成部318とを有する。
リソース割当部320は、抽象リソース割当部321と、物理リソース割当部322とを有する。
物理ネットワーク取得部311は、端点ノード情報120と、ネットワーク装置情報130と、接続情報140とを含む物理ネットワーク情報を取得し、取得した物理ネットワーク情報を物理リソース生成部312に通知する。物理ネットワーク取得部311は、例えば、各装置に物理ネットワーク情報を問い合わせて物理ネットワーク情報を取得してもよいし、経路探索プロトコルを利用して物理ネットワーク情報を取得してもよいし、ネットワーク管理者が保持している情報を読み込んで物理ネットワーク情報を取得してもよい。
図3は、図1に示すシステム100の端点ノード情報120を示す図である。端点ノード情報120は、端点ノード4-1を識別する情報と、端点ノード4-1が有するポート番号とを対応づけた情報である。端点ノード情報120は、端点ノード4-1-1がポート(40)を有し、端点ノード4-1-2がポート(41)を有し、端点ノード4-1-3がポート(42)を有することを示している。
図4は、図1に示すシステム100のネットワーク装置情報130の一例を示す図である。ネットワーク装置情報130は、ネットワーク装置4-2を識別する情報と、ネットワーク装置4-2の稼働率と、ネットワーク装置4-2が有するポート番号とを対応づけた情報である。
ネットワーク装置情報130は、ネットワーク装置4-2-1の稼働率が90%であり、ネットワーク装置4-2-1がポート(1)、ポート(2)およびポート(3)を有していることを示している。ネットワーク装置情報130は、ネットワーク装置4-2-2の稼働率が70%であり、ネットワーク装置4-2-2がポート(4)およびポート(5)を有していることを示している。ネットワーク装置情報130は、ネットワーク装置4-2-3の稼働率が80%であり、ネットワーク装置4-2-3がポート(6)およびポート(7)を有していることを示している。ネットワーク装置情報130は、ネットワーク装置4-2-4の稼働率が90%であり、ネットワーク装置4-2-4がポート(8)、ポート(9)、ポート(10)およびポート(11)を有していることを示している。
図5は、図1に示すシステム100の接続情報140の一例を示す図である。接続情報140は、端点ノード4-1およびネットワーク装置4-2間、およびネットワーク装置4-2間の接続であるリンクを識別する情報と、リンクを構成するポート番号と、各リンクの利用可能帯域とを対応づけた情報である。なお、接続情報140は、通信の方向ごとに個別に管理されてもよい。
図5に示す接続情報140は、リンクL1がポート(40)およびポート(1)によって構成され、その利用可能帯域が100Mbpsであることを示している。接続情報140は、リンクL2がポート(2)およびポート(4)によって構成され、その利用可能帯域が100Mbpsであることを示している。接続情報140は、リンクL3がポート(3)およびポート(6)によって構成され、その利用可能帯域が100Mbpsであることを示している。接続情報140は、リンクL4がポート(5)およびポート(8)によって構成され、その利用可能帯域が20Mbpsであることを示している。接続情報140は、リンクL5がポート(7)およびポート(9)によって構成され、その利用可能帯域が30Mbpsであることを示している。接続情報140は、リンクL6がポート(10)およびポート(41)によって構成され、その利用可能帯域が100Mbpsであることを示している。接続情報140は、リンクL7がポート(11)およびポート(42)によって構成され、その利用可能帯域が100Mbpsであることを示している。
図2の説明に戻る。物理リソース生成部312は、物理ネットワーク取得部311から受信した物理ネットワーク情報に基づいて、物理リソース情報を生成する。また、物理リソース生成部312は、物理リソース割当部322から割当物理リソース情報を受信した場合、受信した割当物理リソース情報に基づいて、物理リソース情報を更新する。物理リソース生成部312は、生成した物理リソース情報を、占有可能リソース算出部313および物理リソース割当部322に通知する。
図6は、図2に示す物理リソース生成部312が生成する物理リソース情報150の一例を示す図である。図6に示す物理リソース情報150は、図3~図5に示す物理ネットワーク情報に基づいて生成されている。物理リソース情報150は、2つの端点ノード4-1をつなぐ経路である物理パスごとに、その物理パスが保有する物理リソース情報を示す。具体的には、物理リソース情報150は、物理パスを識別する情報と、物理パスの端点を構成する2つの端点ノードを識別する情報と、物理パスを構成するリンクの接続関係を示す情報と、物理パスの利用可能帯域と、物理パスの稼働率とを含む。利用可能帯域は、物理パスを構成する全てのリンクの利用可能帯域のうち、最小の値であり、ボトルネックとなる帯域である。物理リソース生成部312は、各物理パスを構成するネットワーク装置4-2の稼働率に基づいて、ネットワーク装置4-2同士の接続関係、例えば直列に接続されているか、または並列に接続されているかを考慮して稼働率を算出する。また、ここでは示されていないが、物理リソース情報150は、遅延時間、トラヒック廃棄率などのパラメータを含んでいてもよい。
例えば、物理パスPP1は、端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-2を接続する経路であり、リンクL1,L2,L4,L6から構成される。物理パスPP1の利用可能帯域は、リンクL1,L2,L4,L6のそれぞれの利用可能帯域である100,100,20,100Mbpsのうち最小の値であるため、20Mbpsとなる。物理パスPP1は、ネットワーク装置4-2-1,4-2-2,4-2-4を用いて構成されており、これらのネットワーク装置4-2は直列に接続されている。このため、物理パスPP1の稼働率は、ネットワーク装置4-2-1,4-2-2,4-2-4のそれぞれの稼働率を掛け合わせた値となる。具体的には、物理パスPP1の稼働率は、0.9×0.7×0.9×100=56.7%となる。
物理パスPP2は、端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-2を接続する経路であり、リンクL1,L3,L5,L6から構成される。物理パスPP2の利用可能帯域は、リンクL1,L3,L5,L6のそれぞれの利用可能帯域である100,100,30,100Mbpsのうち最小の値であるため、30Mbpsとなる。物理パスPP2は、ネットワーク装置4-2-1,4-2-3,4-2-4を用いて構成されており、これらのネットワーク装置4-2は、直列に接続されている。このため、物理パスPP2の稼働率は、ネットワーク装置4-2-1,4-2-3,4-2-4のそれぞれの稼働率を掛け合わせた値となる。具体的には、物理パスPP2の稼働率は、0.9×0.8×0.9×100=64.8%となる。
物理パスPP3は、端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-3を接続する経路であり、リンクL1,L2,L4,L7から構成される。物理パスPP3の利用可能帯域は、リンクL1,L2,L4,L7のそれぞれの利用可能帯域である100,100,20,100のうちの最小の値であるため、20Mbpsとなる。物理パスPP3は、ネットワーク装置4-2-1,4-2-2,4-2-4を用いて構成されており、これらのネットワーク装置4-2は直列に接続されている。このため、物理パスPP3の稼働率は、ネットワーク装置4-2-1,4-2-2,4-2-4のそれぞれの稼働率を掛け合わせた値となる。具体的には、物理パスPP3の稼働率は、0.9×0.7×0.9×100=56.7%となる。
物理パスPP4は、端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-3を接続する経路であり、リンクL1,L3,L5,L7から構成される。物理パスPP4の利用可能帯域は、リンクL1,L3,L5,L7のそれぞれの利用可能帯域である100,100,30,100Mbpsのうち最小の値であるため、30Mbpsとなる。物理パスPP4は、ネットワーク装置4-2-1,4-2-3,4-2-4を用いて構成されており、これらのネットワーク装置4-2は、直列に接続されている。このため、物理パスPP4の稼働率は、ネットワーク装置4-2-1,4-2-3,4-2-4のそれぞれの稼働率を掛け合わせた値となる。具体的には、物理パスPP4の稼働率は、0.9×0.8×0.9×100=64.8%となる。
ここでリンクアグリケーションを用いる場合のように、並列に接続された複数のネットワーク装置4-2を経由する物理パスの稼働率を求める場合の計算方法について説明する。例えば、端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-2を接続し、ネットワーク装置4-2-2,4-2-3の両方を経由する並列接続の物理パスの並列部分の稼働率は以下の数式(1)で表される。
(並列部分の稼働率)=1-(1-ネットワーク装置4-2-2の稼働率)×(1-ネットワーク装置4-2-3の稼働率)・・・(1)
この場合、並列接続の物理パスの稼働率は、ネットワーク装置4-2-1の稼働率と、上記の数式(1)を用いて求められる並列部分の稼働率と、ネットワーク装置4-2-4の稼働率とを掛け合わせた値となる。
図2の説明に戻る。占有可能リソース算出部313は、物理リソース生成部312から受信する物理リソース情報150に基づいて、占有可能リソース情報160を算出する。占有可能リソース算出部313は、算出した占有可能リソース情報160を、利用可能リソース生成部318に通知する。
図7は、図2に示す占有可能リソース算出部313が生成する占有可能リソース情報160の一例を示す図である。占有可能リソース情報160は、同一の端点ノードの組合せを有する物理パスの物理リソース情報を統合して表現したものである。占有可能リソース情報160は、2つの端点ノード4-1間に含まれる物理リソースを抽象化した経路である抽象パスを特定するための情報と、抽象パスの2つの端点ノード4-1を識別する情報と、抽象パスの占有可能リソースとを含む。占有可能リソースは、最大帯域および最大稼働率を含む。
最大帯域は、任意の抽象パスに対応づいた物理パスの利用可能帯域のうち、最大の値とする。例えば、抽象パスAP1の最大帯域は、抽象パスAP1に対応づく物理パスPP1,PP2の利用可能帯域である20,30Mbpsのうち、最大の値である30Mbpsとなる。
最大稼働率は、任意の抽象パスに対応づいた物理パスの稼働率のうち、最大の値とする。例えば、抽象パスAP1の最大稼働率は、抽象パスAP1に対応づく物理パスPP1,PP2の稼働率である56.7%、64.8%のうち最大の値である64.8%となる。
占有可能リソース情報160は、抽象パスAP2は端点ノード4-1-1,4-1-3を接続する経路であり、その最大帯域は30Mbps、最大稼働率は64.8%であることを示している。
図2の説明に戻る。使用帯域取得部314は、モニタ装置2から、端点ノード4-1のサービスごとの時系列の使用帯域を取得し、履歴情報記憶部315に通知する。
履歴情報記憶部315は、使用帯域取得部314から通知された端点ノード4-1のサービスごとの時系列の使用帯域に基づいて、2つの端点ノード4-1の組合せごと、且つサービスごとの時系列の使用帯域を示す履歴情報170を生成し、生成した履歴情報170を記憶する。また、履歴情報記憶部315は、物理リソース割当部322から、割当物理リソース情報230を受信し、端点ノード4-1の組合せとサービスとに一致する履歴情報170を未使用リソース算出部316に通知する。
図8は、図2に示す履歴情報記憶部315に記憶される履歴情報170の一例を示す図である。履歴情報170は、端点ノード4-1の組合せを特定する情報と、サービスを特定する情報と、時系列の使用帯域とを含む。
例えば、履歴情報170は、サービスS1を提供しているときの、端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-2の間の使用帯域を時系列で示すデータを含む。使用帯域は、時刻を特定する情報と対応づけて記憶されている。サービスS1を提供中の時刻t1における使用帯域は6Mbpsであり、時刻t2における使用帯域は7Mbpsであり、時刻t10における使用帯域は6Mbpsである。
図2の説明に戻る。未使用リソース算出部316は、履歴情報記憶部315から通知された履歴情報170と、物理リソース割当部322から通知された割当物理リソース情報230とに基づいて、サービスごと、且つ端点ノード4-1の組合せごとの未使用リソース情報180を生成する。未使用リソース算出部316は、生成した未使用リソース情報180を共有可能リソース算出部317に通知する。
図9は、図2に示す未使用リソース算出部316が生成する未使用リソース情報180の一例を示す図である。未使用リソース情報180は、サービスを特定する情報と、端点ノード4-1の組合せを特定する情報と、時系列の未使用帯域と、平均未使用帯域と、未使用率とを含む。
時系列の未使用帯域は、サービスに割り当てられたリソースのうち、未使用のリソースを示す。未使用リソース算出部316は、割当物理リソース情報230の割り当て帯域から、履歴情報記憶部315から通知された時系列の使用帯域を減算することで、未使用帯域を算出することができる。例えば、サービスS1に割り当てられた帯域は10Mbpsであり、サービスS1を提供中の時刻t1において、使用帯域は6Mbpsであるため、時刻t1における未使用帯域は4Mbpsとなる。
平均未使用帯域は、時系列の未使用帯域を時間平均することで求められる。未使用率は、時系列の未使用帯域が、平均未使用帯域以上である確率を求め、求めた値に、割当物理リソース情報230の稼働率を乗算することで求められる。
図2の説明に戻る。共有可能リソース算出部317は、未使用リソース算出部316から通知された未使用リソース情報180に基づいて、共有可能リソース情報190を生成し、生成した共有可能リソース情報190を利用可能リソース生成部318に通知する。
共有可能リソース情報190は、任意のサービスに割当済みのリソースのうち、他のサービスと共有可能なリソースを示す。共有可能なリソースとは、割当対象のサービスで未使用のリソースであり、言い換えると、共有可能リソースは、対象のサービスがリソースを使用していないときに、他のサービスが使用することができるリソースである。例えば、共有可能リソースをベストエフォート型サービスに割り当てた場合、品質保証型サービスとベストエフォート型サービスのトラヒックが競合したときに、品質保証型サービスのトラヒックを優先的に処理することができるように制御することで、品質保証型サービスの要件は満たしつつ、空きリソースをベストエフォート型サービスに使用することができる。
図10は、図2に示す共有可能リソース算出部317が生成する共有可能リソース情報190の一例を示す図である。共有可能リソース情報190は、抽象パスを特定する情報と、端点ノード4-1の組合せを特定する情報と、共有可能リソースを示す情報とを含む。共有可能リソースを示す情報は、共有可能帯域と、アベイラビリティとを含む。共有可能リソース算出部317は、未使用リソース情報180の平均未使用帯域を共有可能帯域とし、未使用リソース情報180の未使用率をアベイラビリティとすることができる。
図10に示す共有可能リソース情報190は、抽象パスAP1は端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-2の間の経路であり、抽象パスAP1の共有可能帯域が3Mbps、アベイラビリティが32.4%であることを示している。また図10に示す共有可能リソース情報190は、抽象パスAP2は端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-3の間の経路であり、抽象パスAP2の共有可能帯域が3Mbps、アベイラビリティが32.4%であることを示している。
図2の説明に戻る。利用可能リソース生成部318は、占有可能リソース情報160および共有可能リソース情報190を用いて、利用可能リソース情報200を生成する。利用可能リソース生成部318は、生成した利用可能リソース情報200を抽象リソース割当部321へ通知する。
図11は、図2に示す利用可能リソース生成部318が生成する利用可能リソース情報200の一例を示す図である。利用可能リソース情報200は、抽象パスを特定する情報と、端点ノード4-1の組合せを特定する情報と、利用可能リソースを示す情報とを含む。利用可能リソースを示す情報は、占有可能リソースを示す情報と、共有可能リソースを示す情報とを含む。
利用可能リソース生成部318は、占有可能リソース情報160に基づいて、占有可能リソースを示す情報を生成する。占有可能リソースを示す情報は、最大帯域と、最大稼働率とを含む。利用可能リソース生成部318は、共有可能リソース情報190に基づいて、共有可能リソースを示す情報を生成することができる。共有可能リソースを示す情報は、共有可能帯域と、アベイラビリティとを含む。利用可能リソース生成部318は、未使用リソース情報180の平均未使用帯域を共有可能帯域とし、未使用率をアベイラビリティとする。また、共有可能帯域およびアベイラビリティには、それぞれ、(最大)および(最小)の項目が設けられる。利用可能リソース生成部318は、複数の未使用リソース情報180を受信した場合、平均未使用帯域が最も大きい未使用リソース情報180における平均未使用帯域および未使用率を(最大)の項目に設定し、平均未使用帯域が最も小さい未使用リソース情報180における、平均未使用帯域および未使用率を、(最小)の項目に設定する。
図11に示す利用可能リソース情報200は、抽象パスAP1は端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-2の間の経路であり、抽象パスAP1の利用可能リソースは、占有可能リソースが最大帯域30、最大稼働率64.8%であり、共有可能リソースの共有可能帯域がゼロであることを示している。
図12は、図1に示すリソースの分類を説明するための図である。ここまで、占有可能リソース、共有可能リソース、利用可能リソースなどの用語を用いてリソースを分類してきた。ここでそれぞれの用語が示すリソースについて、具体例を挙げて説明する。
時刻x0におけるサービス運用前の占有可能リソースを30Mbpsとする。この時点では履歴情報170が生成されていないため、共有可能リソースは0Mbpsである。時刻x1において、コントローラ3がサービスS1に占有可能リソースから10Mbpsを割り当てた場合、割当後の占有可能リソースは、30Mbpsから10Mbpsを減算した20Mbpsとなる。この時点においても履歴情報170が生成されていないため、共有可能リソースは0Mbpsのままである。
サービスS1を運用中である時刻x1から時刻x2の間、モニタ装置2は、サービスS1の使用履歴を取得し、コントローラ3は、使用履歴に基づいて履歴情報170を生成する。サービスS1の運用が終了すると、サービスS1に割り当てられていたリソースは解放される。このため、時刻x2において、占有可能リソースおよび利用可能リソースは割当前の時刻x1と同様の30Mbpsとなる。
時刻x3において、再びサービスS1の運用が開始される。ここでコントローラ3は、サービスS1に占有可能リソースから10Mbpsを割り当てる。この場合、割当後の占有可能リソースは、30Mbpsから10Mbpsを減算した20Mbpsとなる。コントローラ3は、履歴情報170に基づいて未使用リソース情報180を生成する。ここで、未使用リソース情報180の示す平均未使用帯域が3Mbpsであるとする。この場合、共有可能リソースは3Mbpsとなる。共有可能リソースは、図12に示すように、サービスS1に割り当てられたリソースの一部であって、サービスS1が使用していないときに、サービスS1以外のサービスが使用してもよいリソースである。この場合、利用可能リソースは、占有可能リソースの20Mbpsに共有可能リソースの3Mbpsを加算して23Mbpsとなる。
図2の説明に戻る。抽象リソース割当部321は、利用可能リソース生成部318から通知された利用可能リソース情報200を保持する。また、抽象リソース割当部321は、オーケストレータ1からのサービス要求情報を受信すると、保持している利用可能リソース情報200に基づいて、サービス要求情報が示す要求サービスへリソースを割り当てることができるか否かのリソース割当可否判断を行う。
例えば、抽象リソース割当部321は、占有のリソースを確保する必要がある品質保証型サービスには、利用可能リソース情報200の占有可能リソースを示す情報に基づいて、リソース割当可否を判断する。言い換えると、抽象リソース割当部321は、占有可能リソースを品質保証型サービスへ割り当てることができるか否かに基づいて、品質保証型サービスのリソース割当可否を判断する。
また、抽象リソース割当部321は、占有のリソースを確保する必要がないベストエフォート型サービスには、利用可能リソース情報200の占有可能リソースを示す情報および共有可能リソースを示す情報の少なくとも一方を用いて、リソース割当可否を判断する。言い換えると、抽象リソース割当部321は、占有可能リソースまたは共有可能リソースをベストエフォート型サービスへ割り当てることができるか否かに基づいて、ベストエフォート型サービスのリソース割当可否を判断する。
抽象リソース割当部321は、割当可否判断の結果、割当可能と判断した場合、要求サービスにリソースを割り当て、割当抽象リソース情報を生成し、生成した割当抽象リソース情報を物理リソース割当部322に通知する。
物理リソース割当部322は、通知された割当抽象リソース情報に基づき、抽象パスに対応づけられた物理パスの中から要求を満たす物理パスを選択し、要求サービスに物理リソースを割り当てる。物理リソース割当部322は、割当物理リソース情報230を生成し、生成した割当物理リソース情報230を物理リソース生成部312と、履歴情報記憶部315と、未使用リソース算出部316とに通知する。
図13は、図2に示すコントローラ3の物理構成の一例を示す図である。コントローラ3は、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403と、メモリ404と、通信インタフェース405とを用いて構成される。各構成部は、バスを介して接続されている。
CPU401は、コントローラ3の全体の処理および制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、通信プログラム、データ解析プログラムなどのコンピュータプログラムを格納する。RAM403は、CPU401のワーク領域として使用される。メモリ404は、コントローラ3の各機能を記述したコンピュータプログラムを格納する。通信インタフェース405は、オーケストレータ1、モニタ装置2および物理ネットワーク4に接続される。CPU401は、メモリ404に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、コントローラ3の各部の機能を実現する。なお、メモリ404に格納されるプログラムは、通信路を介して提供されてもよいし、記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。
なお、ここでは、コントローラ3のリソース管理部310およびリソース割当部320の機能は、同一のハードウェア上で実行させることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。例えば、リソース管理部310の機能を有するリソース管理装置と、リソース割当部320の機能を有するリソース割当装置とが別体のハードウェアを用いて実装されてもよい。
図14は、図2に示すコントローラ3の動作を説明するためのフローチャートである。まず、コントローラ3の占有可能リソース算出部313は、図7に示す占有可能リソース情報160を生成する(ステップS101)。
続いて利用可能リソース生成部318は、図11に示す利用可能リソース情報200を生成し、生成した利用可能リソース情報200を抽象リソース割当部321に通知する(ステップS102)。利用可能リソース情報200の占有可能リソースの欄には、ステップS101で算出した、図7に示す占有可能リソースが設定される。共有可能リソースの欄には、この時点では、共有可能リソースが算出されていないため、初期値の0Mbps、0%が設定される。
ステップS101およびステップS102の処理は、新規のサービス要求情報を受け付ける前に実施される。
図15は、図14のステップS103で受信する割当物理リソース情報230の一例を示す図である。続いて、リソース管理部310が、リソース割当部320から、図15に示す割当物理リソース情報230を受信する場合の動作について説明する。割当物理リソース情報230は、サービスS1に物理パスPP2の帯域が10Mbps割り当てられたことを示している。
リソース管理部310は、割当物理リソース情報230を受信したか否かを判断する(ステップS103)。割当物理リソース情報230を受信していない場合(ステップS103:No)、リソース管理部310は、ステップS103の処理を繰り返す。割当物理リソース情報230を受信した場合(ステップS103:Yes)、物理リソース生成部312は、割当物理リソース情報230に基づく物理リソース情報150-2を生成し、占有可能リソース算出部313は、占有可能リソース情報160-2を算出する(ステップS104)。
図16は、図14のステップS104で生成される物理リソース情報150-2の一例を示す図である。物理リソース生成部312は、物理パスPP2および物理パスPP4の利用可能帯域30Mbpsから割り当て帯域10Mbpsを減算することで、割当後の利用可能帯域20Mbpsを求めることができる。
図17は、図14のステップS104で生成される占有可能リソース情報160-2の一例を示す図である。占有可能リソース算出部313は、割当後の物理リソース情報150-2に基づいて、割当後の占有可能リソース情報160-2を生成する。具体的には、占有可能リソース情報160-2の最大帯域が、物理リソース情報150-2の利用可能帯域20Mbpsに更新される。
続いて履歴情報記憶部315は、割当物理リソース情報230に含まれる、サービスS1と、端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-2の組合せとに一致する履歴情報170が存在するか否かを確認する(ステップS105)。
履歴情報170がある場合(ステップS105:Yes)、履歴情報記憶部315は、履歴情報170のうち、受信した割当物理リソース情報230に含まれる、サービスS1と、端点ノード4-1-1および端点ノード4-1-2の組合せとに一致する部分を未使用リソース算出部316に通知する。ここでは、図8に示す履歴情報170が生成済みであることとする。未使用リソース算出部316は、受信した履歴情報170の部分と、ステップS103で通知された割当物理リソース情報230とに基づいて、未使用リソース情報180を算出する(ステップS106)。
平均未使用帯域は、例えば3Mbpsであることとする。未使用率は、時系列の未使用帯域が平均未使用帯域以上である確率に、リソース割当部320から受信した割当物理リソース情報230の稼働率を乗算することにより求められる。例えば、時系列の未使用帯域が平均未使用帯域以上である確率が50%であり、割当物理リソース情報230の稼働率を64.8%とすると、未使用率は、0.5×0.648×100=32.4%となる。ここで算出される未使用リソース情報180は、図9に示される。
続いて共有可能リソース算出部317は、未使用リソース情報180に基づいて、共有可能リソース情報190を生成する(ステップS107)。ここで生成される共有可能リソース情報190は、図10に示される。共有可能帯域には、未使用リソース情報180の平均未使用帯域である3Mbpsが設定され、アベイラビリティには、未使用リソース情報180の未使用率である32.4%が設定される。
履歴情報がない場合(ステップS105:No)、ステップS106およびステップS107の処理は省略される。
ステップS107の処理が実行された後、または、ステップS106およびステップS107の処理が省略された後、利用可能リソース生成部318は、占有可能リソース情報160-2および共有可能リソース情報190に基づいて、割当後の利用可能リソース情報200-2を生成し、抽象リソース割当部231に生成した利用可能リソース情報200-2を通知する(ステップS108)。
図18は、図14のステップS108で生成される利用可能リソース情報200-2の一例を示す図である。図18には、ステップS107の処理が実行された後、ステップS108の処理が行われた場合に生成される利用可能リソース情報200-2の一例を示している。利用可能リソース情報200-2の利用可能リソースには、占有可能リソースを示す情報と、共有可能リソースを示す情報とが含まれている。
ステップS108の処理が実行された後、ステップS103の処理に戻る。なお、図14では図示していないが、サービス運用後、モニタ装置2から各端点ノード4-1のサービスごとに時系列の使用帯域を取得した場合、履歴情報170が更新される。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかるリソース管理装置であるコントローラ3は、ネットワークの端点を構成する端点ノード4-1の組合せごとに、サービスを提供するために必要とした過去の使用帯域を示す履歴情報170をサービスの種類ごとに記憶する履歴情報記憶部315と、リソースを割当済みのサービスである第1のサービスに対応して記憶された履歴情報170に基づいて、第1のサービスを提供している間に未使用となるリソースを示す未使用リソース情報180を算出する未使用リソース算出部316と、未使用リソース情報180に基づいて、第1のサービスに割当済みのリソースのうち新たに提供する第2のサービスと共有可能な共有可能リソースを含み、第2のサービスが利用可能なリソースを示す利用可能リソース情報200を生成する利用可能リソース生成部318と、を備える。
リソース割当部320は、利用可能リソース情報200と、新たに提供するサービスの要件とを比較することで、新たに提供するサービスへのリソース割当可否を判断することができ、リソース割当可否の判断にかかる時間を短縮することができる。特に、利用可能リソース情報200は、第1のサービスに割り当てられていないリソースだけでなく、第1のサービスに割当済みのリソースのうち、第2のサービスと共有可能な共有可能リソースも含む。このため、リソースの無駄を低減することができる。
また、コントローラ3は、第1のサービスに割り当てられていない占有可能リソースを示す占有可能リソース情報160を生成する占有可能リソース算出部313と、未使用リソース情報180に基づいて、共有可能リソースを示す共有可能リソース情報190を生成する共有可能リソース算出部317と、を有する。利用可能リソース生成部318は、占有可能リソース情報160および共有可能リソース情報190を含む利用可能リソース情報200を生成する。このような構成を有することで、コントローラ3は、共有可能リソースを、占有可能リソースと分けて管理することが可能になる。したがって、利用可能リソース情報200を用いてリソースを割り当てるリソース割当部320は、サービスに割り当てるリソースを共有可能リソースにするか占有可能リソースにするかを、サービスの要件に基づいて判断することが可能になる。
実施の形態2.
実施の形態1では、1つのサービスにリソースを割り当てる例を示した。実施の形態2では、複数のサービスにリソースを割り当てた場合について、図19~図25を用いて説明する。なお、簡単のため、図19~図25には、本説明に必要な項目のみを示している。また、本例では、任意の1つの抽象パスに複数のサービスを収容する例を示す。
実施の形態2において、システム100の構成およびコントローラ3の構成については、図1および図2を用いて説明したものと同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図19は、本発明の実施の形態2において算出される利用可能リソースの第1の例を示す図である。サービス運用前、占有可能リソースの最大帯域は200Mbps、最大稼働率は90%である。共有可能リソースの共有可能帯域は0Mbps、アベイラビリティは0%である。
図20は、本発明の実施の形態2において要求されるサービスの要件を示す図である。サービスS1の要求帯域が50Mbps、要求稼働率が90%である。サービスS2の要求帯域が100Mbps、要求稼働率が90%である。サービスS3の要求帯域の見積値は50Mbpsである。
図21は、図20に示すサービスが要求された場合に割り当てられる物理リソースを示す図である。サービスS1の割当帯域は50Mbps、割当稼働率は90%である。サービスS2の割当帯域は100Mbps、割当稼働率は90%である。サービスS3の割当帯域は50Mbps、割当稼働率は50%である。
図22は、本発明の実施の形態2において算出される未使用リソースの一例を示す図である。サービスS1の未使用帯域は10Mbpsであり、未使用率は50%である。サービスS2の未使用帯域は62.5Mbpsであり、未使用率は70%である。
図23は、本発明の実施の形態2において算出される利用可能リソースの第2の例を示す図である。第2の例では、サービスS1に、図21に示すリソースを割り当てた後の利用可能リソースを示している。占有可能リソースの最大帯域は、割当前の200Mbpsから割当量の50Mbpsを減算した150Mbpsとなる。共有可能リソースは、0MbpsにサービスS1の未使用リソースである10Mbpsを加算して10Mbpsとなる。
図24は、本発明の実施の形態2において算出される利用可能リソースの第3の例を示す図である。第3の例では、サービスS2に、図22に示すリソースを割り当てた後の利用可能リソースを示している。占有可能リソースの最大帯域は、150Mbpsから割当量の100Mbpsが減算され、50Mbpsとなる。共有可能リソースは、サービスS2の未使用リソースが追加される。ここでは、複数の未使用リソース情報が通知されているため、複数の未使用リソース情報のうち、未使用帯域が最も大きいサービスS2の未使用帯域および未使用率が(最大)の項目に設定され、未使用帯域が最も小さいサービスS1の未使用帯域および未使用率が(最小)の項目に設定される。
図25は、本発明の実施の形態2において算出される利用可能リソースの第4の例を示す図である。第4の例では、サービスS3に、図22に示すリソースを割り当てた後の利用可能リソースを示している。サービスS3はベストエフォート型のサービスであるため、共有可能リソースから見積帯域を割り当てることとする。この場合、占有可能リソースは、図24と変わらず、共有可能リソースの共有可能帯域は、62.5Mbpsから見積帯域の50Mbpsが減算され、12.5Mbpsとなる。このときのアベイラビリティの値は、時系列の未使用帯域が共有可能帯域の12.5Mbps以上である確率と、割当物理リソース情報の稼働率の値とを掛け合わせた値となる。
上記では、共有可能リソースは、ベストエフォート型サービスに割り当てることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。品質保証型サービスとベストエフォート型サービスの中間に相当するサービス、例えば、サービス開始から終了までに、トータルで10Mbpsの帯域が確保できればよいという要件が要求され、遅延およびアベイラビリティの要件を含まないサービスに共有可能リソースが割り当てられてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、リソース割当可否の判断にかかる時間を短縮することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、実施の形態1および実施の形態2と機能構成は同様であり、未使用リソース情報および共有可能リソース情報の定義が異なる。
実施の形態3では、未使用リソース情報180の平均未使用帯域を、物理リソース割当部322から受信した割当物理リソース情報230の割当帯域と定義し、未使用リソース情報180の未使用率を、割当物理リソース情報230の割当帯域を確保できる確率と定義する。
この場合、未使用率は、まず時系列の未使用帯域が、平均未使用帯域以上である確率を求め、求めた値に、割当物理リソース情報230の稼働率を乗算することによって求められる。
平均未使用帯域および未使用率を上記のように定義することで、抽象リソース割当部231は、共有可能リソースとして使用できる最大の帯域と、その帯域を使用することができる可能性を把握することができる。
実施の形態4.
実施の形態4は、実施の形態1および実施の形態2と機能構成は同様であり、未使用リソース情報および共有可能リソース情報の定義が異なる。
実施の形態4では、未使用リソース情報180の平均未使用帯域を予め定められた帯域の値と定義し、未使用率を設定帯域を確保することができる確率と定義する。
この場合、未使用率は、まず時系列の未使用帯域が、平均未使用帯域以上である確率を求め、求めた値に、割当物理リソース情報230の稼働率を乗算することで求められる。
平均未使用帯域および未使用率を上記のように定義することで、抽象リソース割当部321は、設定された帯域を使用することができる可能性を把握することができる。例えば、予め定められた帯域の値を、サービス要件の代表的な帯域の値とすることが望ましい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 オーケストレータ、2 モニタ装置、3 コントローラ、4 物理ネットワーク、4-1,4-1-1,4-1-2,4-1-3 端点ノード、4-2,4-2-1,4-2-2,4-2-3,4-2-4 ネットワーク装置、100 システム、120 端点ノード情報、130 ネットワーク装置情報、140 接続情報、150,150-2 物理リソース情報、160,160-2 占有可能リソース情報、170 履歴情報、180 未使用リソース情報、190 共有可能リソース情報、200,200-2 利用可能リソース情報、230 割当物理リソース情報、310 リソース管理部、311 物理ネットワーク取得部、312 物理リソース生成部、313 占有可能リソース算出部、314 使用帯域取得部、315 履歴情報記憶部、316 未使用リソース算出部、317 共有可能リソース算出部、318 利用可能リソース生成部、320 リソース割当部、321 抽象リソース割当部、322 物理リソース割当部、401 CPU、402 ROM、403 RAM、404 メモリ、405 通信インタフェース。

Claims (9)

  1. ネットワークの端点を構成する端点ノードの組合せごとに、サービスを提供するために必要とした過去の使用帯域を示す履歴情報をサービスの種類ごとに記憶する履歴情報記憶部と、
    リソースを割当済みのサービスである第1のサービスに対応して記憶された前記履歴情報に基づいて、前記第1のサービスを提供している間に未使用となるリソースを示す未使用リソース情報を算出する未使用リソース算出部と、
    前記未使用リソース情報に基づいて、前記第1のサービスに割当済みのリソースのうち新たに提供する第2のサービスと共有可能な共有可能リソースを含み、前記第2のサービスが利用可能な利用可能リソースを示す利用可能リソース情報を生成する利用可能リソース生成部と、
    前記第1のサービスに割り当てられていない占有可能リソースを示す占有可能リソース情報を生成する占有可能リソース算出部と、
    前記未使用リソース情報に基づいて、前記共有可能リソースを示す共有可能リソース情報を生成する共有可能リソース算出部と、
    を備え、
    前記未使用リソース情報は、前記第1のサービスに割り当てられているリソースのうち、前記第1のサービスを提供している間の未使用リソースを示す平均未使用帯域と、時系列の未使用帯域が前記平均未使用帯域以上である確率に、前記第1のサービスに割り当てられたリソースの稼働率を乗算することで算出する未使用率とを含み、
    前記共有可能リソース情報は、前記端点ノードの組合せごとに、共有可能なリソースの帯域である共有可能帯域と、前記端点ノードの組合せごとに、前記共有可能帯域を利用可能な確率であるアベイラビリティとを含み、
    前記利用可能リソース生成部は、前記占有可能リソース情報および前記共有可能リソース情報を含む前記利用可能リソース情報を生成し、
    前記未使用リソース算出部は、前記平均未使用帯域と、前記未使用率とを算出し、
    前記共有可能リソース算出部は、前記平均未使用帯域を前記共有可能帯域とし、前記未使用率を前記アベイラビリティとすることを特徴とするリソース管理装置。
  2. 前記未使用リソース算出部は、前記第1のサービスに割当済みのリソースの帯域から、前記履歴情報の使用帯域の平均値を減算して前記平均未使用帯域を算出することを特徴とする請求項1に記載のリソース管理装置。
  3. 前記平均未使用帯域は、前記第1のサービスへ割り当てられた帯域とすることを特徴とする請求項1に記載のリソース管理装置。
  4. 前記平均未使用帯域は、予め定められた値の設定帯域とすることを特徴とする請求項1に記載のリソース管理装置。
  5. 前記共有可能リソース情報は、前記共有可能リソースの帯域である共有可能帯域の最大値である最大共有可能帯域と、前記最大共有可能帯域のアベイラビリティと、前記共有可能帯域の最小値である最小共有可能帯域と、前記最小共有可能帯域のアベイラビリティとを含ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のリソース管理装置。
  6. 前記端点ノードの組合せごとに、端点ノード間をつなぐ経路が保有する物理リソースを示す物理リソース情報を生成する物理リソース生成部、
    をさらに備え、
    前記占有可能リソース算出部は、前記端点ノードの組合せごとに前記物理リソース情報を統合して利用可能な前記占有可能リソースを算出することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のリソース管理装置。
  7. ネットワーク中のリソースを管理するリソース管理装置を制御する制御回路において、
    ネットワークの端点を構成する端点ノードの組合せごとに、サービスを提供するために必要とした過去の使用帯域を示す履歴情報をサービスの種類ごとに記憶するステップと、
    リソースを割当済みのサービスである第1のサービスに対応して記憶された前記履歴情報に基づいて、前記第1のサービスを提供している間に未使用となるリソースを示す未使用リソース情報を算出するステップと、
    前記未使用リソース情報に基づいて、前記第1のサービスに割当済みのリソースのうち新たに提供する第2のサービスと共有可能な共有可能リソースを含み、前記第2のサービスが利用可能なリソースを示す利用可能リソース情報を生成するステップと、
    前記第1のサービスに割り当てられていない占有可能リソースを示す占有可能リソース情報を生成するステップと、
    前記未使用リソース情報に基づいて、前記共有可能リソースを示す共有可能リソース情報を生成するステップと、
    をリソース管理装置に実行させ、
    前記未使用リソース情報は、前記第1のサービスに割り当てられているリソースのうち、前記第1のサービスを提供している間の未使用リソースを示す平均未使用帯域と、時系列の未使用帯域が前記平均未使用帯域以上である確率に、前記第1のサービスに割り当てられたリソースの稼働率を乗算することで算出する未使用率とを含み、
    前記共有可能リソース情報は、前記端点ノードの組合せごとに、共有可能なリソースの帯域である共有可能帯域と、前記端点ノードの組合せごとに、前記共有可能帯域を利用可能な確率であるアベイラビリティとを含み、
    前記利用可能リソース情報を生成するステップにおいて、前記占有可能リソース情報および前記共有可能リソース情報を含む前記利用可能リソース情報を生成し、
    前記未使用リソース情報を算出するステップにおいて、前記平均未使用帯域と、前記未使用率とを算出し、
    前記共有可能リソース情報を生成するステップにおいて、前記平均未使用帯域を前記共有可能帯域とし、前記未使用率を前記アベイラビリティとすることを特徴とする制御回路。
  8. ネットワーク中のリソースを管理するリソース管理装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体において、該プログラムは、
    ネットワークの端点を構成する端点ノードの組合せごとに、サービスを提供するために必要とした過去の使用帯域を示す履歴情報をサービスの種類ごとに記憶するステップと、
    リソースを割当済みのサービスである第1のサービスに対応して記憶された前記履歴情報に基づいて、前記第1のサービスを提供している間に未使用となるリソースを示す未使用リソース情報を算出するステップと、
    前記未使用リソース情報に基づいて、前記第1のサービスに割当済みのリソースのうち新たに提供する第2のサービスと共有可能な共有可能リソースを含み、前記第2のサービスが利用可能なリソースを示す利用可能リソース情報を生成するステップと、
    前記第1のサービスに割り当てられていない占有可能リソースを示す占有可能リソース情報を生成するステップと、
    前記未使用リソース情報に基づいて、前記共有可能リソースを示す共有可能リソース情報を生成するステップと、
    をリソース管理装置に実行させ、
    前記未使用リソース情報は、前記第1のサービスに割り当てられているリソースのうち、前記第1のサービスを提供している間の未使用リソースを示す平均未使用帯域と、時系列の未使用帯域が前記平均未使用帯域以上である確率に、前記第1のサービスに割り当てられたリソースの稼働率を乗算することで算出する未使用率とを含み、
    前記共有可能リソース情報は、前記端点ノードの組合せごとに、共有可能なリソースの帯域である共有可能帯域と、前記端点ノードの組合せごとに、前記共有可能帯域を利用可能な確率であるアベイラビリティとを含み、
    前記利用可能リソース情報を生成するステップにおいて、前記占有可能リソース情報および前記共有可能リソース情報を含む前記利用可能リソース情報を生成し、
    前記未使用リソース情報を算出するステップにおいて、前記平均未使用帯域と、前記未使用率とを算出し、
    前記共有可能リソース情報を生成するステップにおいて、前記平均未使用帯域を前記共有可能帯域とし、前記未使用率を前記アベイラビリティとすることを特徴とする記憶媒体。
  9. ネットワーク中のリソースを管理するリソース管理装置が、
    ネットワークの端点を構成する端点ノードの組合せごとに、サービスを提供するために必要とした過去の使用帯域を示す履歴情報をサービスの種類ごとに記憶するステップと、
    リソースを割当済みのサービスである第1のサービスに対応して記憶された前記履歴情報に基づいて、前記第1のサービスを提供している間に未使用となるリソースを示す未使用リソース情報を算出するステップと、
    前記未使用リソース情報に基づいて、前記第1のサービスに割当済みのリソースのうち新たに提供する第2のサービスと共有可能な共有可能リソースを含み、前記第2のサービスが利用可能なリソースを示す利用可能リソース情報を生成するステップと、
    前記第1のサービスに割り当てられていない占有可能リソースを示す占有可能リソース情報を生成するステップと、
    前記未使用リソース情報に基づいて、前記共有可能リソースを示す共有可能リソース情報を生成するステップと、
    を含み、
    前記未使用リソース情報は、前記第1のサービスに割り当てられているリソースのうち、前記第1のサービスを提供している間の未使用リソースを示す平均未使用帯域と、時系列の未使用帯域が前記平均未使用帯域以上である確率に、前記第1のサービスに割り当てられたリソースの稼働率を乗算することで算出する未使用率とを含み、
    前記共有可能リソース情報は、前記端点ノードの組合せごとに、共有可能なリソースの帯域である共有可能帯域と、前記端点ノードの組合せごとに、前記共有可能帯域を利用可能な確率であるアベイラビリティとを含み、
    前記利用可能リソース情報を生成するステップにおいて、前記占有可能リソース情報および前記共有可能リソース情報を含む前記利用可能リソース情報を生成し、
    前記未使用リソース情報を算出するステップにおいて、前記平均未使用帯域と、前記未使用率とを算出し、
    前記共有可能リソース情報を生成するステップにおいて、前記平均未使用帯域を前記共有可能帯域とし、前記未使用率を前記アベイラビリティとすることを特徴とするリソース管理方法。
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