JP2006037818A - ターボ過給機及びタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】広い運転領域に渡ってタービンの高効率化を実現する。
【解決手段】非分割式のタービンスクロール12内の排気ガスをタービンホイール14の翼間流路へ導くノズルとして、排気ガスをタービンホイール14の翼間流路の入口13へ導く第1ノズル22と、排気ガスをタービンホイール14の翼間流路の途中部15へ導く第2ノズル24と、が設けられている。第1ノズル22のタービンホイール14軸方向における流路幅は、翼間流路の入口13のタービンホイール14軸方向における流路幅と略等しく設定されている。そして、第2ノズル24を通る排気ガスの流量を調整可能な制御バルブ26がタービンスクロール12内と第2ノズル24との間に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、タービンスクロール内のガスがノズルを通ってタービンホイールの翼間流路に流入することで、タービンホイールが回転駆動するターボ過給機及びタービンに関する。
従来におけるターボ過給機の一例が下記特許文献1に開示されている。特許文献1におけるターボ過給機のタービンはツインスクロール型のタービンであり、図12に示すように、エンジンの排気ガスが供給されるタービンスクロール109内部は、隔壁111によりタービンホイール114軸方向に第1通路110a及び第2通路110bに分割されている。第1通路110aの出口には、羽根付きノズル112aが設けられており、第1通路110aに供給された排気ガスは、羽根付きノズル112aを通ってタービンホイール114の翼間流路の入口113に流入する。一方、第2通路110bの出口には、羽根なしノズル112bが設けられており、第2通路110bに供給された排気ガスは、羽根なしノズル112bを通ってタービンホイール114の翼間流路の入口113に流入する。さらに、第2通路110bの入口には、第2通路110bを開閉することができる制御バルブ117が設けられている。
エンジンの低速運転時には、第2通路110bが制御バルブ117により閉じられることで、エンジンの排気ガスは、第1通路110aのみに供給され、羽根付きノズル112aのみを通ってタービンホイール114の翼間流路の入口113に流入する。ここで、少ない排気流量でも十分高速な流れを与えるように羽根付きノズル112aの形状を設定することで、エンジンの低速運転時における過給圧力を高めている。一方、エンジンの高速運転時には、第2通路110bが制御バルブ117により開けられることで、エンジンの排気ガスは、第1通路110a及び第2通路110bの両方に供給され、羽根付きノズル112a及び羽根なしノズル112bの両方を通ってタービンホイール114の翼間流路の入口113に流入する。これによって、エンジンの高速運転時における過給圧力を抑制するとともに、エンジン背圧(タービン入口圧力)を低減している。
その他にも、下記特許文献2〜5のターボ過給機が開示されている。
特開昭60−166718号公報 特公平7−13467号公報 特開2004−68631号公報 特開平5−149144号公報 特開平6−185371号公報
特許文献1では、図12に示すように、タービンホイール114の翼間流路の入口113においてノズルが羽根付きノズル112a及び羽根なしノズル112bに分割されている。第2通路110bが制御バルブ117により閉じられている場合は、図12の矢印に示すように、エンジンの排気ガスは羽根なしノズル112bを通ることなく羽根付きノズル112aのみを通ってタービンホイール114の翼間流路の入口113に流入する。その場合は、図12に示すように、タービンホイール114の翼間流路において排気ガスの流れが偏り、排気ガスが流れない領域115が存在することになる。そのため、翼間流路の排気ガスが流れない領域115で渦が発生し、タービンの損失が大きくなる。したがって、特許文献1においては、タービンの高効率化を広い運転領域に渡って実現することが困難であるという問題点がある。
本発明は、広い運転領域に渡って高効率化を実現することができるターボ過給機及びタービンを提供することを目的とする。
本発明に係るターボ過給機は、タービンスクロール内のガスがノズルを通ってタービンホイールの翼間流路に流入することで、タービンホイールが回転駆動して過給が行われるターボ過給機であって、前記ノズルとして、タービンスクロール内のガスを前記翼間流路の入口へ導く第1ノズルと、タービンスクロール内のガスを前記翼間流路の途中部へ導く第2ノズルと、が設けられており、前記第2ノズルを通るガスの流量の調整が可能であることを要旨とする。
本発明に係るターボ過給機において、前記第1ノズルのタービンホイール軸方向における流路幅が、前記翼間流路の入口のタービンホイール軸方向における流路幅と略等しく設定されているものとすることもできる。
本発明に係るターボ過給機において、タービンスクロールは、内部に流路を分割する仕切壁が設けられていない非分割式のスクロールであるものとすることもできる。
本発明に係るターボ過給機において、前記第2ノズルの流路面積が前記第1ノズルの流路面積より大きく設定されているものとすることもできる。
本発明に係るターボ過給機において、前記第1ノズルと前記第2ノズルの少なくとも一方に固定翼が設けられているものとすることもできる。
本発明に係るターボ過給機において、タービンスクロール内と前記第2ノズルとの間に制御バルブが設けられており、該制御バルブによりタービンスクロール内と前記第2ノズルとの間の開度を調整することで、前記第2ノズルを通るガスの流量の調整が可能であるものとすることもできる。
本発明に係るターボ過給機において、前記第2ノズルに可動翼が設けられており、該可動翼により前記第2ノズルの開度を調整することで、前記第2ノズルを通るガスの流量の調整が可能であるものとすることもできる。
また、本発明に係るタービンは、タービンスクロール内のガスがノズルを通ってタービンホイールの翼間流路に流入することで、タービンホイールが回転駆動するタービンであって、前記ノズルとして、タービンスクロール内のガスを前記翼間流路の入口へ導く第1ノズルと、タービンスクロール内のガスを前記翼間流路の途中部へ導く第2ノズルと、が設けられており、前記第2ノズルを通るガスの流量の調整が可能であることを要旨とする。
本発明によれば、タービンスクロール内のガスをタービンホイールの翼間流路の入口へ導く第1ノズルと、タービンスクロール内のガスをタービンホイールの翼間流路の途中部へ導く第2ノズルと、を設け、第2ノズルを通るガスの流量を調整することにより、広い運転領域に渡ってタービンの高効率化を実現することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1〜4は、本発明の実施形態に係るタービンを含むターボ過給機の構成の概略を示す図であり、図1はタービンホイール14軸方向と垂直方向から見たタービン10の内部構成を示し、図2はタービンホイール14軸方向と平行方向から見たタービン10の内部構成を示す。そして、図3はタービン10の内部構成の斜視図を示し、図4は図1におけるノズル及びタービンホイール14の拡大図を示す。ただし、図2においては、タービンホイール14の図示を省略している。本実施形態に係るターボ過給機は、例えばエンジンの過給を行うために用いられるものである。
エンジン(図示せず)の排気ガスは、排気管(図示せず)を通ってタービンスクロール12内へ供給される。タービンスクロール12内の排気ガスは、後述する構成のノズルを通ってタービンホイール14の翼間流路に流入することで、タービンホイール14が回転駆動する。タービンホイール14は回転軸16を介してコンプレッサホイール(図示せず)と連結されており、タービンホイール14の回転駆動とともにコンプレッサホイールが回転駆動する。コンプレッサホイールの回転駆動により、吸気ガスを加圧してエンジンの吸気ポート(図示せず)へ供給することができる。これによって、エンジンの過給を行うことができる。
本実施形態においては、タービンスクロール12は、内部に流路を分割する仕切壁が設けられていない非分割式のスクロールである。そして、タービンスクロール12内の排気ガスをタービンホイール14の翼間流路へ導くノズルとして、排気ガスをタービンホイール14の翼間流路の入口13へ導く第1ノズル22と、第1ノズル22とタービンホイール14軸方向に所定距離はなされて配置され排気ガスをタービンホイール14の翼間流路の途中部15へ導く第2ノズル24と、が設けられている。ここで、図4に示すように、翼間流路の途中部15とタービンホイール14の回転軸中心との距離は、翼間流路の入口13とタービンホイール14の回転軸中心との距離より小さく設定されており、第2ノズル24とタービンホイール14の回転軸中心との距離r2は、第1ノズル22とタービンホイール14の回転軸中心との距離r1より小さく設定されている。そして、第1ノズル22のタービンホイール14軸方向における流路幅b1が、翼間流路の入口13のタービンホイール14軸方向における流路幅b3と略等しく設定されている。
第1ノズル22には複数の固定ベーン28が設けられており、第2ノズル24には複数の固定ベーン30が設けられている。ここで、図4に示すように、第2ノズル24のタービンホイール14軸方向における流路幅b2が第1ノズル22のタービンホイール14軸方向における流路幅b1より大きく設定されており、第2ノズル24の流路面積が第1ノズル22の流路面積より大きく設定されている。典型的な例を挙げると、第2ノズル24の流路面積が第1ノズル22の流路面積の3〜4倍程度であることが好ましい。
さらに、タービンスクロール12内と第2ノズル24との間に制御バルブ26が設けられている。制御バルブ26によりタービンスクロール12内と第2ノズル24との間の開度(流路面積)を調整することで、第2ノズル24を通る排気ガスの流量を調整することができる。
次に、本実施形態に係るターボ過給機の動作について説明する。
エンジンの低速運転時には、制御バルブ26を閉じることにより、タービンスクロール12内と第2ノズル24との連通を遮断する。これによって、第2ノズル24から翼間流路の途中部15への排気ガスの流れが遮断される。このとき、タービンスクロール12内の排気ガスは、第1ノズル22のみを通って翼間流路の入口13のみからタービンホイール14の翼間流路に流入する。ここで、少ない排気ガス流量でも十分高速な流れが得られるように、第1ノズル22の流路面積及び固定ベーン28の形状をエンジンの低速領域に合わせて設定することで、エンジンの低速運転時における過給圧力を高めることができる。
そして、本実施形態においては、エンジンの低速運転時に、第1ノズル22を通って翼間流路の入口13から流入した排気ガスは、タービンホイール14の翼間流路におけるほぼ全領域を流れるため、排気ガスが流れない領域の存在に起因する渦の発生が防止される。したがって、エンジンの低速運転時には、渦の発生によるタービン10の損失を抑えることで、タービン10の効率を向上させることができ、タービン10入口圧力(エンジン背圧)を低減することができる。
一方、エンジンの高速運転時には、制御バルブ26を開けることにより、タービンスクロール12内と第2ノズル24を連通させる。これによって、第2ノズル24から翼間流路の途中部15への排気ガスの流れが許容される。このとき、タービンスクロール12内の排気ガスは、第1ノズル22を通って翼間流路の入口13からタービンホイール14の翼間流路に流入するとともに、第2ノズル24を通って翼間流路の途中部15からタービンホイール14の翼間流路に流入する。これによって、排気ガス流量が増大してもタービンホイール14の回転速度を抑制することができ、エンジンの高速運転時における過給圧を抑制することができる。そして、第2ノズル24の流路面積を第1ノズル22の流路面積より大きく設定することで、エンジンの高速運転時に適合したノズルの流路面積を実現することができる。さらに、制御バルブ26の開度を制御することで、第2ノズル24を通る排気ガスの流量を制御することができ、エンジンの過給圧を制御することができる。
そして、本実施形態においては、エンジンの高速運転時に、第2ノズル24を通る排気ガスが翼間流路の途中部15からタービンホイール14の翼間流路に流入することで、第2ノズル24を通る排気ガスをタービンホイール14の回転駆動に用いることができるので、排気エネルギーの回収効率が高くなる。したがって、エンジンの高速運転時に、タービン10の効率を向上させることができ、タービン10入口圧力(エンジン背圧)を低減することができる。
なお、以上の動作説明においては、エンジンの回転速度が閾値以下のときにエンジンの低速運転時と判定し、エンジンの回転速度が閾値より大きいときにエンジンの高速運転時と判定することができる。そして、制御バルブ26については、例えば図示しないアクチュエータにより駆動することができる。あるいは、例えば特許文献1のように制御バルブ26の駆動にコンプレッサ出口圧力(過給圧力)を利用することもでき、コンプレッサ出口圧力が所定値以下のときに制御バルブ26が閉じ、コンプレッサ出口圧力(過給圧力)が所定値より大きいときに制御バルブ26が開くように構成することもできる。
以上説明したように、本実施形態においては、広い運転領域に渡ってタービン10の高効率化を実現することができ、広い運転領域に渡ってタービン10入口圧力(エンジン背圧)を低減することができる。これによって、エンジンの燃費向上を実現することができる。
以下、本実施形態の他の例について図5〜10を用いて説明する。ただし、図6,8,10においては、タービンホイール14の図示を省略している。
以上の説明においては、第1ノズル22及び第2ノズル24の両方に固定ベーン28,30が設けられている場合について説明した。ただし、本実施形態においては、図5,6のタービン10の内部構成図に示すように、第1ノズル22の方のみに固定ベーン28を設け、第2ノズル24の固定ベーン30を省略することもできる。さらに、図示は省略するが、第1ノズル22及び第2ノズル24の両方について固定ベーン28,30を省略することもできる。
また、本実施形態においては、図7,8のタービン10の内部構成図に示すように、第2ノズル24を通る排気ガスの流量を調整可能な制御バルブ26を複数設けることもできる。図7,8に示す構成においては、複数の制御バルブ26は、リンク機構34を介して互いに連結されており、例えば図示しないアクチュエータにより同時に駆動可能である。
また、本実施形態においては、図9,10のタービン10の内部構成図に示すように、複数の固定ベーン30の代わりに複数の可動ベーン32を第2ノズル24に設けるとともに、制御バルブ26を省略することもできる。複数の可動ベーン32は、リンク機構34を介して互いに連結されており、例えば図示しないアクチュエータにより同時に駆動可能である。可動ベーン32の角度の調整により第2ノズル24の開度(流路面積)を調整することで、第2ノズル24を通る排気ガスの流量を調整することができる。
図9,10に示す構成においては、エンジンの低速運転時に、可動ベーン32により第2ノズル24を閉じる(あるいは第2ノズル24の開度を絞る)。一方、エンジンの高速運転時に、可動ベーン32により第2ノズル24を開ける(あるいは第2ノズル24の開度を広げる)。また、エンジンの回転速度が大きいほど第2ノズル24の開度(流路面積)が大きくなるように可動ベーン32の角度を制御してもよい。
ここで、本実施形態の各構成例におけるタービン10入口圧力(エンジン背圧)の低減効果を図11に示す。図11において、実施例1は制御バルブ26及び固定ベーン28,30を設けた図1〜4の構成であり、実施例2は制御バルブ26及び固定ベーン28を設け固定ベーン30を省略した図5,6の構成であり、実施例3は制御バルブ26を設け固定ベーン28,30を省略した構成であり、実施例4は固定ベーン28及び可動ベーン32を設け制御バルブ26を省略した図9,10の構成である。そして、従来例は、エンジンの回転速度が閾値より大きいときにウェストゲートバルブを開けてタービン入口の排気ガスをタービン出口へ逃がす構成である。また、図11の各例においては、エンジンの回転速度が閾値より大きいときは、エンジンの過給圧力が所定値になるように、制御バルブ26(実施例1〜3の場合、実施例4は可動ベーン32、従来例はウェストゲートバルブ)の開度を制御している。
図11に示すように、実施例1〜4によれば、従来例よりタービン10入口圧力(エンジン背圧)を低減できていることがわかる。すなわち、実施例1〜4によれば、タービン10の効率を向上できていることがわかる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の実施形態に係るターボ過給機の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の他の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の他の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の他の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の他の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の他の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機の他の内部構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係るターボ過給機によるタービン入口圧力の低減効果を説明する図である。 従来におけるターボ過給機の内部構成の概略及びその問題点を説明する図である。
符号の説明
10 タービン、12 タービンスクロール、13 翼間流路の入口、14 タービンホイール、15 翼間流路の途中部、16 回転軸、22 第1ノズル、24 第2ノズル、26 制御バルブ、28,30 固定ベーン、32 可動ベーン。

Claims (8)

  1. タービンスクロール内のガスがノズルを通ってタービンホイールの翼間流路に流入することで、タービンホイールが回転駆動して過給が行われるターボ過給機であって、
    前記ノズルとして、タービンスクロール内のガスを前記翼間流路の入口へ導く第1ノズルと、タービンスクロール内のガスを前記翼間流路の途中部へ導く第2ノズルと、が設けられており、
    前記第2ノズルを通るガスの流量の調整が可能であることを特徴とするターボ過給機。
  2. 請求項1に記載のターボ過給機であって、
    前記第1ノズルのタービンホイール軸方向における流路幅が、前記翼間流路の入口のタービンホイール軸方向における流路幅と略等しく設定されていることを特徴とするターボ過給機。
  3. 請求項1または2に記載のターボ過給機であって、
    タービンスクロールは、内部に流路を分割する仕切壁が設けられていない非分割式のスクロールであることを特徴とするターボ過給機。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載のターボ過給機であって、
    前記第2ノズルの流路面積が前記第1ノズルの流路面積より大きく設定されていることを特徴とするターボ過給機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1に記載のターボ過給機であって、
    前記第1ノズルと前記第2ノズルの少なくとも一方に固定翼が設けられていることを特徴とするターボ過給機。
  6. 請求項1〜5のいずれか1に記載のターボ過給機であって、
    タービンスクロール内と前記第2ノズルとの間に制御バルブが設けられており、
    該制御バルブによりタービンスクロール内と前記第2ノズルとの間の開度を調整することで、前記第2ノズルを通るガスの流量の調整が可能であることを特徴とするターボ過給機。
  7. 請求項1〜3のいずれか1に記載のターボ過給機であって、
    前記第2ノズルに可動翼が設けられており、
    該可動翼により前記第2ノズルの開度を調整することで、前記第2ノズルを通るガスの流量の調整が可能であることを特徴とするターボ過給機。
  8. タービンスクロール内のガスがノズルを通ってタービンホイールの翼間流路に流入することで、タービンホイールが回転駆動するタービンであって、
    前記ノズルとして、タービンスクロール内のガスを前記翼間流路の入口へ導く第1ノズルと、タービンスクロール内のガスを前記翼間流路の途中部へ導く第2ノズルと、が設けられており、
    前記第2ノズルを通るガスの流量の調整が可能であることを特徴とするタービン。
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JP2016504520A (ja) * 2012-12-05 2016-02-12 マック トラックス インコーポレイテッド 排気ガス温度の調整方法及びバイパス装置を備えたタービン

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