JP2006036352A - 梱包装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 梱包を開いた後の保管や回収が容易に行なえる、リユースに好適な梱包装置を提供する。
【解決手段】 板状の被梱包物の周縁を覆うように折り曲げて装着使用されるプラスチックス製の周縁用梱包部材3、5それぞれが、折り畳み可能に環状に連接されて構成されてなる梱包装置。
【選択図】 図1
【解決手段】 板状の被梱包物の周縁を覆うように折り曲げて装着使用されるプラスチックス製の周縁用梱包部材3、5それぞれが、折り畳み可能に環状に連接されて構成されてなる梱包装置。
【選択図】 図1
Description
この発明は、建材や住宅設備機器等の梱包に使用される梱包装置に関する。
現在建材等の梱包はダンボールを使用して行なうのが主流である。このダンボールは基本的に使い捨てであり、資源の有効利用の観点において好ましくない。これに対して最近ではリユースが可能なプラスチックス製の梱包材も提供されている。
これらの梱包材は、次にリユースされるためには梱包が開かれた後に保管されて回収されるが、現状のものは1つの梱包に際して多くの梱包部材が用いられ、また、その形状もそれぞれ異なるのでその保管、回収に手間がかかるとともに、カサが大きくなるので広い保管スペースを必要とし、運搬費用も高くなった。くわえて、部材が多いことにより梱包作業に手間がかかり、また、梱包部材を紛失しやすいという問題があった。
この発明では、梱包を開いた後の保管や回収が容易に行なえる、リユースに好適な梱包装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明では、板状の被梱包物の周縁を覆うように折り曲げて装着使用されるプラスチックス製の周縁用梱包部材それぞれが、折り畳み可能に環状に連接されて構成されてなる梱包装置を提供する。
上記請求項1の発明によれば、梱包装置は非使用時には全体を折り畳み状態とでき、また、梱包装置が多数ある場合には積層状態とでき、このようなコンパクトな状態において保管や運搬ができる。また、梱包装置が一体となったまま取り扱われることで梱包作業が容易で、梱包部材が紛失することもない。
請求項2の発明の構成では、板状の被梱包物の周縁を覆うように折り曲げて装着され互いが相対位置において使用されるプラスチックス製の一対の第1周縁用梱包部材と、前記第1周縁用梱包部材と同構成の一対の第2周縁用梱包部材とが、ともに前記折り曲げ状態が解除された平面形態において環状に連接されて構成されてなる梱包装置を提供する。
上記請求項2の発明によれば、梱包装置は非使用時には平面形態とでき、また、梱包装置が多数ある場合には積層状態とでき、このようなコンパクトな状態において保管や運搬ができる。また、梱包装置が一体となったまま取り扱われることで梱包作業が容易で、梱包部材が紛失することもない。
この発明によれば、梱包を開いた後の保管や回収が容易に行なえるリユースに好適な梱包装置が得られる。くわえて、梱包作業が容易で部材の紛失の恐れのない梱包装置が得られる。
図1は請求項1の発明の梱包装置の実施形態の開き状態の簡略斜視図、図2は同折り畳み状態の簡略斜視図、図3は部分平面図である。梱包装置1は長手方向の一対の周縁用梱包部材3それぞれと、それらの両端をつなぐ一対の周縁用梱包部材5それぞれとからなる。梱包部材3、5はともにポリプロピレン等のプラスチックスの成形品よりなり、その内面に長手方向に沿って平行に開き角度が95度程度の断面形状が略V字型の1対の折り曲げ溝7、9それぞれが形成されている。
図4は梱包部材3、5の連接構成を示し、梱包部材3の端部から突出形成された連接部11に梱包部材5の端部から突出形成された連接部12が外嵌装着されることで連接される。連接部12には両側縁に沿って係止部15が形成されるとともに外面にロックピン17が一体に形成され、その係止部15それぞれが若干弾力的に開かれるようにして連接部11に装着され、かつその際にロックピン17が連接部11のロック穴18に嵌入されて連接固定される。梱包部材5の連接部12の基部外面には、図5に示すように、開き角度が90度程度の断面形状が略U字型で底部に少し巾がある折り畳み溝20が形成され、さらにその逆側に浅溝21が形成されている。この折り畳み溝20位置で連接部12が逆側(矢印方向)に折り畳まれることで、上記のように連接部11、12どうしが連接された状態において、梱包部材3と梱包部材5とは折り畳み可能となり、また、同様にして他の3箇所で梱包部材3、5どうしが連接されることで梱包装置1は環状に構成されている。しかも、上記のように略U字型の底部に少し巾がある折り畳み溝20を折り畳む側と逆側である外面側に設け、さらにその逆側に浅溝21を設けたことで、梱包部材3、5どうしが平面位置にある状態から互いに重なる位置まで折り畳めるようになっている。
図6は梱包部材3、5それぞれの折り曲げ、折り畳み構成の他の実施形態の断面構成を示し、このものでは上記のような折れ曲げ溝を設けることなく折り曲げ位置を弾性のあるエラストマー部22により一体に形成している。
次に、上記梱包装置1の使用について説明する。梱包装置1は扁平な形態に折り畳まれものが梱包現場に持ち込まれ、これが環状となるように開かれ、建材等の被梱包物の周囲にあてがわれるとともに、梱包部材3、5それぞれの折り曲げ溝7、9部分で折り曲げられて装着され、図7に示すように、4個の角キャップ24さらには2本のPPバンド25それぞれが用いられて梱包が行なわれる。
梱包が開かれた際には梱包装置1はふたたび扁平なコンパクトに折り畳まれた状態において保管された後回収され、梱包装置1が多数ある場合には積層状態とされて保管、回収される。したがって、保管が小さなスペースで整理整頓して行なえるとともに、回収の際の運搬費用も少なくできる。また、梱包部材3、5が一体となったまま取り扱われることで梱包作業が容易で、梱包部材3、5の紛失の問題も起こらない。
図8は他の実施形態を示し、このものでは梱包材3として途中で連接(連接位置を一点鎖線で示す)したものを用い、さらに長尺の被梱包物を梱包できるようにしている。図9はその途中での連接構成を示し、梱包材3の一方側3aの端部表面側に一対の係合突起30それぞれが形成されるとともに他方側3bの端部表面側に一対の係合凹部31それぞれが形成され、図10に示すように、それぞれの係合突起30がそれぞれの係合凹部31に差し入れられて係合突起30の先端が係合凹部31の係止穴32に係止されることで梱包材3は一体に連接される。
図11はさらに他の実施形態を示し、このものも長尺の被梱包物を梱包できるようにしているもので、連接はコ字型のプラスチックス製の連接具40により行なわれる。連接具40は梱包装置が被梱包物に装着される際に嵌設され、これにより梱包装置の連結がなされる。連結具40の内面とそれに相対する梱包部材3の一方側3a、他方側3b面に凹凸条が設けられていることで、それらが互いに歯合して連結具40が安定的に取り付けられるようになっている。
上記の他の実施形態それぞれのものは、初めの実施形態のものと同様に梱包に使用される。
図12は請求項2の発明の梱包装置の実施形態の非使用時の全体平面図である。梱包装置51は長手方向の一対の第1周縁用梱包部材53それぞれと、それらの両端内側をつなぐ一対の第2周縁用梱包部材55それぞれとからなる。梱包部材53、55はともにポリプロピレン等のプラスチックスの成形品よりなり、その内面に平行に1対の折り曲げ溝57、59それぞれが形成されている。一対の折り曲げ溝59のうち内側に位置するものは図5に示す浅溝でその逆側には断面形状がU字型の折り畳み溝が設けられており、その位置で180度の折り畳みが可能なようになっている。梱包装置51は梱包部材53それぞれと梱包部材55それぞれとがA、B、C、Dの4箇所の位置で連接されて一体とされ、図12に示すように、平面形態に開かれた状態において環状となっている。上記のA、B、C、Dの4箇所での連接構造は、図9で示した係止構成がそのまま採用される。
次に、上記梱包装置51の使用について説明する。梱包装置51は、図12に示すような平面形態のものが梱包現場に持ち込まれ、この梱包装置51上の所定位置に建材等の被梱包物が置かれ、梱包部材51、53それぞれの折り曲げ溝57、59それぞれが折り曲げられて被梱包物の周囲にあてがわれるようにして梱包装置51は装着され、さらに、角キャップさらにはPPバンドが用いられて梱包が行なわれ、図7に示すものとほぼ同様の梱包形態が得られる。
図13は梱包に際して用いられる角キャップの装着構成を示し、角キャップ60には、その上面から側面さらに下面に連続してバンド溝61が形成されるとともに上面のバンド溝61端部には位置決め用切欠部63が形成され、また、上面、下面の対応する位置には積み重ね用の凸部65と凹部66とがそれぞれ設けられている。これに対して、梱包部材53の上側折り曲げ部67の端部の上面には位置決め用嵌合部68が形成されており、この位置決め用嵌合部68が位置決め用切欠部63に嵌合されるように角キャップ60それぞれが装着され、その角キャップ60のバンド溝61を利用してPPバンドによる梱包体の緊締が行なわれる。図12において、X寸法をY寸法より若干大きい寸法とすることで、図13に示すように梱包部材53の上側折り曲げ部67の端部を梱包部材55の上側折り曲げ部70の端部上への安定した重ね構成が得られ、これにより角キャップ60が安定装着される。この角キャップ60それぞれの装着により梱包部材53、55それぞれが被梱包物に取り付けられた状態において、容易にPPバンドの緊締作業が行なえる。また、多数の梱包体を積層状態に緊締する際には、角キャップ60の上下面に形成された積み重ね用の凸部65と凹部66とが上下に位置する梱包体間において互いに嵌合することで、積層構成が安定したものとなる。
梱包が開かれた際梱包装置51は、図12に示すような平面形態の状態から、さらに一対の折り曲げ溝59のうち内側に位置する部分で梱包部材55それぞれが梱包部材53側に重ねられるように折り畳まれて保管された後回収され、梱包装置51が多数ある場合には積層状態とされて保管、回収される。したがって、保管が小さなスペースで整理整頓して行なえるとともに、回収の際の運搬費用も少なくできる。また、梱包部材53、55が一体となったまま取り扱われることで、梱包作業が容易に行なえるとともに、梱包部材53、55の紛失の問題も起こらない。
1 梱包装置
3 周縁用梱包部材
5 周縁用梱包部材
3 周縁用梱包部材
5 周縁用梱包部材
Claims (2)
- 板状の被梱包物の周縁を覆うように折り曲げて装着使用されるプラスチックス製の周縁用梱包部材それぞれが、折り畳み可能に環状に連接されて構成されてなる梱包装置。
- 板状の被梱包物の周縁を覆うように折り曲げて装着され互いが相対位置において使用されるプラスチックス製の一対の第1周縁用梱包部材と、前記第1周縁用梱包部材と同構成の一対の第2周縁用梱包部材とが、ともに前記折り曲げ状態が解除された平面形態において環状に連接されて構成されてなる梱包装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004240130A JP2006036352A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 梱包装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004240130A JP2006036352A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 梱包装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006036352A true JP2006036352A (ja) | 2006-02-09 |
Family
ID=35901766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004240130A Withdrawn JP2006036352A (ja) | 2004-07-22 | 2004-07-22 | 梱包装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006036352A (ja) |
-
2004
- 2004-07-22 JP JP2004240130A patent/JP2006036352A/ja not_active Withdrawn
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