JP2006036157A - センタバルブ型液圧マスタシリンダ - Google Patents

センタバルブ型液圧マスタシリンダ Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構造でストッパピンの組み付け性の向上と、シリンダボディの小径化を図る。
【解決手段】 ストッパ環17を合成樹脂で形成し、プライマリピストン6の小径軸部6eに嵌合可能な内周面と、小径軸部6eに挿入可能なスリット17aとを備えたC字状に形成する。ストッパ環17の周壁17bにストッパピン16の両端部を支持させる袋孔17cと貫通孔17dとを形成し、シリンダ孔底部側の側壁17eにスプリング部材24のシリンダ孔開口側を支持するリング状のスプリング支持溝17fを形成する。ストッパ環17の外径を、シリンダ孔3の内径よりも僅かに小径に形成し、ストッパ環17の外周面がシリンダ孔3の内周面を摺動可能に形成する。ストッパ環17のシリンダ孔底部側に、ストッパピン16の後退限を規制する環状の規制部材25を配設し、該規制部材25に、液通孔13と補給液室15とを連通する貫通孔25aを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種走行車両のブレーキやクラッチを液圧で作動するセンタバルブ型の液圧マスタシリンダに係り、詳しくは、センタバルブの後退限を規制するストッパピンを保持する構造に関する。
従来、自動車のブレーキやクラッチの液圧発生源として用いられるセンタバルブ型の液圧マスタシリンダでは、シリンダボディに形成した有底のシリンダ孔にピストンの前部軸を液密に内挿し、該前部軸とシリンダ孔底部側との間に液圧室を、また、後部軸とシリンダ孔との間に補給液室を画成したものがある。前記前部軸の中心軸上には液圧室側に開口するステム孔が、前記後部軸には前記ステム孔と前記補給液室とに連通する径方向の連通孔がそれぞれ形成され、連通孔には、ステム孔に挿通されたセンタバルブのバルブステム後端に当接してセンタバルブの後退限を規制するストッパピンが配設されている。
このストッパピンは、両端部にスリットが形成され、該スリットに、ストッパピンを後部軸後方側へ付勢するスプリング部材の一端部を係着させることによって、連通孔内に保持されている(例えば、特許文献1参照。)。また、ストッパ環を分割して2つのストッパ環ピースで形成し、ストッパピンを、ストッパ環ピースのいずれか一方または双方に一体に設けたものもある(例えば、特許文献2参照。)。
実開平6−67240号公報 特開2002−29407号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、ストッパピンに形成したスリットに、スプリング部材の一端部を係着させるのが困難で手間が掛かっていた。また、スプリング部材がストッパピンの両端に係着されることから、シリンダボディを小径化することはできなかった。
さらに特許文献2のものでは、ストッパ環を2つのストッパ環ピースで形成することから、ストッパ環ピースを連結する係合溝や係合爪を精度良く形成しなければならず、また、ストッパピンをストッパ環ピースに一体に形成するのにも手間が掛かりコストが嵩んでいた。
そこで本発明は、簡単な構造でストッパピンの組み付け性の向上を図るとともに、シリンダボディの小径化を図ることのできるセンタバルブ型液圧マスタシリンダを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため第1の発明では、シリンダボディに形成した有底のシリンダ孔にピストンの前部軸を液密に内挿し、該前部軸とシリンダ孔底部側との間に液圧室を画成し、前記前部軸の中心軸上にセンタバルブのバルブステムを挿通するステム孔を設け、前記前部軸から後方に延びるピストンの後部軸をシリンダ孔内の開口側に配設されるピストンガイドにてガイドさせ、該ピストンガイドと前部軸との間の後部軸に、前記前部軸よりも小径に形成した小径軸部を設け、該小径軸部に、前記ステム孔と前記小径軸部の外周側に画成された補給液室とに連通する径方向の連通孔を貫通形成するとともに、該連通孔内にバルブステム後端に当接するストッパピンを挿入し、前記小径軸部の外側に前記ストッパピンの端部を保持するストッパ環をシリンダ軸方向に移動可能に装着し、前記補給液室に前記ストッパ環をシリンダ孔開口側へ付勢するスプリング部材を配設したセンタバルブ型液圧マスタシリンダにおいて、前記ストッパ環は、前記小径軸部に嵌合可能な内周面と、該小径軸部に挿入可能なスリットとを備えたC字状に形成され、前記ストッパピンの両端部を支持させる一対の支持孔をシリンダ孔径方向に備え、シリンダ孔底部側に前記スプリング部材のシリンダ孔開口側を支持するリング状のスプリング支持溝を備えていることを特徴としている。
第2の発明では、前記一対の支持孔は、前記ストッパ環に形成した袋孔と貫通孔とで構成されるとともに、前記スプリング部材のシリンダ孔開口側を前記スプリング支持溝に導入し、その一部を前記貫通孔内に突出させて、前記ストッパピンを抜け止めすることを特徴としている。
第3の発明では、前記ストッパ環の外径を、前記シリンダ孔の内径よりも僅かに小径に形成し、前記ストッパ環の外周面がシリンダ孔の内周面を摺動可能に形成したことを特徴としている。
第4の発明では、前記ストッパ環のシリンダ孔開口側に、該ストッパ環に当接してその後退限を規制する環状の規制部材を配設し、該規制部材に、リザーバタンクに連通する液通孔と前記補給液室とを連通する貫通孔を設けたことを特徴としている。
第5の発明では、前記ストッパ環を合成樹脂で形成したことを特徴としている。
第1の発明では、ストッパ環の周壁に、スプリング部材のシリンダ孔開口側を支持するリング状のスプリング支持溝を設けたことにより、シリンダボディの小径化を図ることができる。
第2の発明では、スプリング部材によってストッパピンのシリンダ孔径方向の移動が規制されるので、センタバルブの開閉を安定して行うことができる。
第3の発明では、ストッパピンが傾くことを防止でき、センタバルブの開閉を安定して行うことができる。
第4の発明では、ストッパ環のシリンダ軸方向の長さを短くすることができるとともに、規制部材に貫通孔を設けたことにより、規制部材の内周側にリザーバタンクから液圧室までの作動液の液路が画成され、作動液を円滑に流通させることができる。
第5の発明により、ストッパ環を弾性変形させながら、ピストン後部軸の小径軸部に挿入し、容易に嵌合させることができるようになり、組み付け性を向上させることができる。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は液圧マスタシリンダの要部断面図、図2は図1のII−II断面図、図3はストッパ環とストッパピンの分解斜視図、図4は液圧マスタシリンダの断面正面図である。本形態例の液圧マスタシリンダ1は、二系統式のブレーキに用いられるタンデム型で、シリンダボディ2の内部に形成された有底のシリンダ孔3には、プライマリ用とセカンダリ用の2つの液圧発生ユニット4,5が直列に設けられている。
シリンダ孔3の開口側には、プライマリ用の液圧発生ユニット4が配設される。液圧発生ユニット4に用いられるプライマリピストン6は、前部軸6aと後部軸6bとを有し、前部軸6aのシリンダ孔開口側に形成されたフランジ6cをシリンダ孔3に摺接するように収容し、後部軸6bをシリンダ孔3の大径開口3aに嵌着したピストンガイド7に挿通することによって、シリンダ中心軸上に保持されている。
プライマリピストン6の前方には、シリンダ孔3の底部側に配設されたセカンダリ用液圧発生ユニット5に用いられるセカンダリピストン8が収容されており、該セカンダリピストン8のシリンダ孔開口側のカップシール9とプライマリピストン6のカップシール10とシリンダ孔3との間に液圧室11が画成されている。
プライマリピストン6の前部軸6aの中心軸上には、前記液圧室11側に開口するステム孔6dが形成され、該ステム孔6dの液圧室11側からセンタバルブ12のバルブステム12aが挿通されている。フランジ6cのシリンダ孔開口側面、後部軸6bの外周、シリンダ孔3の内面及びピストンガイド7のシリンダ孔底部側面に囲まれた部分には、液通孔13を介してリザーバタンク14と連通する補給液室15が画成される。ピストンガイド7と前部軸6aとの間の後部軸6bには、前部軸6aよりも小径に形成した小径軸部6eが形成され、該小径軸部6eに、前記ステム孔6dと前記補給液室15とに連通する径方向の連通孔6fが貫通形成され、該連通孔6f内には、バルブステム12aの後端に当接してセンタバルブ12の後退限を規制するストッパピン16が、ストッパ環17を介して配設される。
プライマリピストン6の前部軸6aのシリンダ孔底部側には、バルブケース18が液圧室11へ突出して設けられ、該バルブケース18とセカンダリピストン8のシリンダ孔開口側に設けたスプリングリテーナ19とが連結軸20にて連結される。また、バルブケース18とスプリングリテーナ19との間には、リターンスプリング21が縮設されている。
前記ステム孔6dは、バルブステム12aよりも大径に形成されていて、作動液がバルブステム12aの外側を流通できるようになっている。連通孔6fは、ステム孔6dのシリンダ孔開口側に連続して後部軸6bに形成され、後部軸6bの中心軸方向に長く貫通形成されている。
バルブケース18の内部には弁室22が画成され、該弁室22にセンタバルブ頭部の弁体12bを配設すると共に、バルブケース18に開口18aを設けて弁室22と液圧室11とを連通させている。バルブケース18と弁体12bとの間には弁ばね23が縮設されていて、センタバルブ12を後部軸6b方向へ付勢しており、ステム孔6dが開口するプライマリピストン6のシリンダ孔底部側に、弁体12bが着座する弁座6gを設けている。
ストッパピン16は、ストッパ環17に挿通された状態で連通孔6f内に配設される。ストッパ環17は、該ストッパ環17と前部軸6aとの間に縮設されたスプリング部材24によってシリンダ孔開口側へ付勢され、その後退限を、ピストンガイド7のシリンダ孔底部側の後部軸6bに嵌着された規制部材25によって規制されている。
ストッパ環17は、合成樹脂で形成され、小径軸部6eに嵌合可能な内周面を有するとともに、小径軸部6eに、合成樹脂の弾性を利用して挿入可能なスリット17aを備えたC字状に形成されている。ストッパ環17の周壁17bの下部には、ストッパピン16を支持する袋孔17c(本発明の支持孔)が、周壁17bの上部には、ストッパピン16を支持する貫通孔17d(本発明の支持孔)が対向して設けられ、シリンダ孔底部側の側壁17eには、スプリング部材24のシリンダ孔開口側を支持するリング状のスプリング支持溝17fが形成されている。スプリング支持溝17fは、ストッパ環17の側壁17eの外周側に形成され、その一部が、袋孔17cよりも外周側の側壁17eに形成されるとともに、貫通孔17dの中間部に形成されている。また、ストッパ環17の外径は、シリンダ孔3の内径よりも僅かに小径に形成され、ストッパ環17の外周面がシリンダ孔3の内周面を摺動可能に形成されている。
規制部材25は、後部軸6bに嵌着可能な内径を有する環状に形成され、前記液通孔13と補給液室15とを連通する複数の貫通孔25aを備え、シリンダ孔底部側面がストッパ環17に当接し、シリンダ孔開口側面がピストンガイド7に当接する。
前記ストッパピン16は、前部軸6aのシリンダ孔底部側面に前記スプリング部材24を押し付けながら、ストッパ環17のスリット17aを、小径軸部6eに挿入してストッパ環17を小径軸部6eに嵌合させた後、ストッパピン16を貫通孔17dから挿入し、ストッパピン16の一端を袋孔17cに、他端を貫通孔17dにそれぞれ保持させ、次いで、スプリング部材24のシリンダ孔開口側をスプリング支持溝17fに導入して保持させる。この取り付けにより、ストッパピン16両端部の外側にスプリング部材24が配設され、貫通孔17dに突出するスプリング部材24の一部が、ストッパピン16の他端に当接し、該ストッパピン16の抜け止めを図ることができる。
前記液圧マスタシリンダ1は、非制動時には、弁ばね23によってシリンダ孔開口側へ付勢されるセンタバルブ12のバルブステム12a後端部がストッパピン16に当接することによって後退限が規制され、弁室22内の弁体12bが弁座6gから所定距離離間しており、液圧室11とリザーバタンク14の内部とは、バルブケース18の開口18a,弁室22,ステム孔6d,連通孔6f,補給液室15,液通孔13を通して連通している。
制動時には、プライマリピストン6が、リターンスプリング21の弾発力に抗してシリンダ孔3内を底部方向へ前進して行く。プライマリピストン6の前進初期には、センタバルブ12とストッパピン16とに押し込み力が作用せず、センタバルブ12とストッパピン16とは停止しており、プライマリピストン6の前進によって弁座6gが徐々に弁体12bへ近づいて行く。
そして、弁体12bが弁座6gに着座すると、プライマリピストン6からセンタバルブ12に押し込み力が作用し、センタバルブ12がストッパピン16を非作動位置に残してストッパピン16から離れ、プライマリピストン6と共にシリンダ孔3の底部方向へ前進を始める。プライマリピストン6とセンタバルブ12の前進が進み、ストッパピン16が連通孔6fの後壁に当接すると、ストッパ環17が規制部材25から離れ、ストッパ環17と共にストッパピン16が、プライマリピストン6及びセンタバルブ12と一緒にシリンダ孔3の底部方向へ移動して行く。
液圧室11と補給液室15とは、弁体12bが弁座6gに着座することによって連通が遮断され、液圧室11内部の作動液がプライマリピストン6の前進に伴って昇圧されて行く。液圧室11の内部で昇圧した作動液は、シリンダボディ2の周壁に開設された出力ポートから、プライマリ側ブレーキ系統のディスクブレーキやドラムブレーキ(いずれも図示せず)に送られ、これらブレーキを作動させる。また、制動時、制動解除時には、プライマリピストン6の移動に伴って、補給液室15が拡縮するが、規制部材25に貫通孔25aが設けられていることから、作動液が迅速に流通し、プライマリピストン6を良好に作動させることができる。
このように形成した液圧マスタシリンダ1では、ストッパ環17の側壁17eに、スプリング部材24のシリンダ孔開口側を支持するスプリング支持溝17fが形成され、該スプリング支持溝17fと前部軸6aのシリンダ孔底部側面との間にスプリング部材24を縮設することから、シリンダボディ2の小径化を図ることができる。また、スプリング部材24によってストッパピン16のシリンダ孔径方向の移動が規制されるとともに、ストッパ環17の外周面がシリンダ孔3の内周面を摺動することから、ストッパピン16が傾くことを防止でき、センタバルブ12の開閉を安定して行うことができる。さらに、ストッパ環17を合成樹脂で形成したことから、ストッパ環17を弾性変形させながら、小径軸部6eに挿入し、嵌合させることができるようになるので、組み付け性を向上させることができる。
尚、本発明の液圧マスタシリンダは、上述の形態例に示したタンデム型の液圧マスタシリンダ以外に、一系統のシングル型のものにも適用することができる。
本発明の一形態例を示す液圧マスタシリンダの要部断面図である。 図1のII−II断面図である。 同じくストッパ環とストッパピンの分解斜視図である。 同じく液圧マスタシリンダの断面正面図である。
符号の説明
1…液圧マスタシリンダ、2…シリンダボディ、3…シリンダ孔、3a…大径開口部、4,5…液圧発生ユニット、6…プライマリピストン、6a…前部軸、6b…後部軸、6c…フランジ、6d…ステム孔、6e…小径軸部、6f…連通孔、6g…弁座、7…ピストンガイド、8…セカンダリピストン、9,10…カップシール、11…液圧室、12…センタバルブ、12a…バルブステム、12b…弁体、13…液通孔、14…リザーバタンク、15…補給液室、16…ストッパピン、17…ストッパ環、17a…スリット、17b…周壁、17c…袋孔、17d…貫通孔、17e…側壁、17f…スプリング支持溝、18…バルブケース、18a…開口、19…スプリングリテーナ、20…連結軸、21…リターンスプリング、22…弁室、23…弁ばね、24…スプリング部材、25…規制部材、25a…貫通孔

Claims (5)

  1. シリンダボディに形成した有底のシリンダ孔にピストンの前部軸を液密に内挿し、該前部軸とシリンダ孔底部側との間に液圧室を画成し、前記前部軸の中心軸上にセンタバルブのバルブステムを挿通するステム孔を設け、前記前部軸から後方に延びるピストンの後部軸をシリンダ孔内の開口側に配設されるピストンガイドにてガイドさせ、該ピストンガイドと前部軸との間の後部軸に、前記前部軸よりも小径に形成した小径軸部を設け、該小径軸部に、前記ステム孔と前記小径軸部の外周側に画成された補給液室とに連通する径方向の連通孔を貫通形成するとともに、該連通孔内にバルブステム後端に当接するストッパピンを挿入し、前記小径軸部の外側に前記ストッパピンの端部を保持するストッパ環をシリンダ軸方向に移動可能に装着し、前記補給液室に前記ストッパ環をシリンダ孔開口側へ付勢するスプリング部材を配設したセンタバルブ型液圧マスタシリンダにおいて、前記ストッパ環は、前記小径軸部に嵌合可能な内周面と、該小径軸部に挿入可能なスリットとを備えたC字状に形成され、前記ストッパピンの両端部を支持させる一対の支持孔をシリンダ孔径方向に備え、シリンダ孔底部側に前記スプリング部材のシリンダ孔開口側を支持するリング状のスプリング支持溝を備えていることを特徴とするセンタバルブ型液圧マスタシリンダ。
  2. 前記一対の支持孔は、前記ストッパ環に形成した袋孔と貫通孔とで構成されるとともに、前記スプリング部材のシリンダ孔開口側を前記スプリング支持溝に導入し、その一部を前記貫通孔内に突出させて、前記ストッパピンを抜け止めすることを特徴とする請求項1記載のセンタバルブ型液圧マスタシリンダ。
  3. 前記ストッパ環の外径を、前記シリンダ孔の内径よりも僅かに小径に形成し、前記ストッパ環の外周面がシリンダ孔の内周面を摺動可能に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のセンタバルブ型液圧マスタシリンダ。
  4. 前記ストッパ環のシリンダ孔開口側に、該ストッパ環に当接してその後退限を規制する環状の規制部材を配設し、該規制部材に、リザーバタンクに連通する液通孔と前記補給液室とを連通する貫通孔を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のセンタバルブ型液圧マスタシリンダ。
  5. 前記ストッパ環を合成樹脂で形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のセンタバルブ型液圧マスタシリンダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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